JP2002333967A - 画像処理装置、その制御方法およびそれを制御するためのプログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法およびそれを制御するためのプログラム

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JP2002333967A JP2002029621A JP2002029621A JP2002333967A JP 2002333967 A JP2002333967 A JP 2002333967A JP 2002029621 A JP2002029621 A JP 2002029621A JP 2002029621 A JP2002029621 A JP 2002029621A JP 2002333967 A JP2002333967 A JP 2002333967A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して、クライアントが画像
処理装置にアクセスする際、各ユーザが使用する可能性
が高い画面を優先的に表示することができ、ユーザの操
作性が高い画像処理装置、画像処理方法およびプログラ
ムを提供することを目的とするものである。 【解決手段】 同一クライアントから以前にアクセスが
あれば、そのアクセス内容に応じて、今回の処理内容を
決定し、また、上記クライアントに表示する操作画面
を、上記クライアントからの前回のアクセス内容に応じ
て変化させる画像処理装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
クライアントが操作することができる画像処理装置、そ
の制御方法およびそれを制御するためのプログラムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、画像処理装置に付属している操作
パネルを用いて操作する以外に、ネットワークを介して
接続されているコンピュータからも操作可能である画像
処理装置が知られている。
【0003】コンピュータから画像処理装置を制御する
場合、通常、その画像処理装置専用のドライバを経由
し、所望の動作をさせる。したがって、そのドライバが
組み込まれたコンピュータでなければ、上記画像処理装
置を制御することができない。
【0004】これに対して、最近は、Webサーバの機
能を有する画像処理装置が出現している。このような画
像処理装置では、専用の特別なドライバを必要とせず
に、一般のWebブラウザを用いて制御することができ
る。
【0005】また、最近の画像処理装置では、その画像
処理装置内に存在しているハードディスク等の記憶装置
に、専用の領域(ボックス)を持ち、その領域に画像を
記憶することができる装置が知られている。このような
装置では、複数のボックスを用意し、利便性を高めてい
る。ボックスに対する操作を、Webクライアントから
行う場合、ブラウザの画面に、まず、ボックスの一覧が
表示され、ユーザがその中の1つを選択するか、ボック
スの番号を入力装置から入力することによって、所望の
ボックスの内容を表示するものがほとんどである。
【0006】また、送信機能をもつ画像処理装置では、
送信先がまとめられているアドレス帳をもつ機種が多く
存在している。アドレス帳に対する操作を、Webクラ
イアントから行う場合も、ボックスの上記場合と同様
に、ブラウザの画面に、まず、アドレス帳の一覧を表示
し、ユーザがその中から1つを選択するか、アドレス帳
の番号を入力装置から入力することによって、所望のア
ドレス帳の内容を表示するものがほとんどである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般的に、各
ユーザが送信する度に、ボックスやアドレス帳の一覧か
ら所望の送信先を選択する操作や、上記一覧に番号を入
力する操作は、煩雑であるという問題がある。
【0008】また、各ユーザが送信する場合の送信先
は、ボックスやアドレス帳の内容のうちの一部であり、
また、ほとんど特定され(多くの場合1人であり)、し
かも、そのクライアントが実行する操作は、特定の処理
であることが多い。したがって、クライアントごとに操
作画面等が変化すればより便利である。
【0009】本発明は、ネットワークを介して、クライ
アントが画像処理装置にアクセスした場合、各ユーザが
使用する可能性が高い処理を判断することにより、所定
の処理をスキップさせたり、ユーザごとに使用機能の管
理を行うことが可能となり操作性の高い画像処理装置、
その制御方法およびそれを制御するためのプログラムを
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、同一クライア
ントから以前にアクセスがあれば、そのアクセス内容に
応じて、今回の処理内容を決定し、また、上記クライア
ントに表示する操作画面を、上記クライアントからの前
回のアクセス内容に応じて変化させる画像処理装置であ
る。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】以下、図面を参照し
て本発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】<第1の実施例>図1は、本発明の第1の
実施例である画像処理装置101を含むシステムの構成
を示す図である。
【0013】画像処理装置101は、ネットワーク10
0を介して、ウェブクライアント109、110と通信
可能である。
【0014】画像処理装置101は、ネットワーク接続
部102と、ウェブサーバ部103と、制御部104
と、記憶部105と、プリント出力部106と、送信部
107と、前回アクセス判断部108とを有する。な
お、プリント出力部106と送信部107とは、どちら
か一方を有するものでもよい。
【0015】ネットワーク接続部102は、ネットワー
ク100を介してデータの送受信を行う。ネットワーク
100はインターネット接続可能であれば、公衆網、専
用線などその形態を問わないものである。
【0016】ウェブサーバ部103は、HTTPによる
通信が可能なサーバであり、ウェブクライアント10
9、110からの要求に応じて動作する。ウェブサーバ
部103は画像処理装置101で管理する種々の情報を
ウェブページ(いわゆるホームページ)、つまりHTM
L形式のデータに変換して保持することができ、ウェブ
クライアント109、110からのウェブブラウザを使
用しての指示を受け付けて該当するHTML形式のデー
タを送信する。ウェブクライアント109、110が使
用するウェブブラウザは一般的なウェブブラウザで十分
であり、コンピュータ端末にインストールされたウェブ
ブラウザにより画像処理装置101に種々の指示を行う
ものである。また、ウェブクライアントの数は2つに限
ることなく多数をネットワーク100に接続可能であ
る。
【0017】制御部104は、画像処理装置101全体
の動作を制御するものである。制御部104は、ウェブ
サーバ部103からの要求に基づいて、記憶部105に
記憶されているデータを、プリント出力部106により
プリント出力させたり、送信部107により送信させた
りする制御を行う。
【0018】前回アクセス判断部108は、ウェブサー
バ部103が受け取った要求が、以前に画像処理装置1
01にアクセスしたことのあるウェブクライアントのブ
ラウザからの要求であるか否かを判断し、以前にアクセ
スしたウェブクライアントのブラウザからの要求であれ
ば、以前のアクセス内容をウェブサーバ部103に伝
え、それに応じてウェブサーバ部103の動作を変化さ
せる。
【0019】図2は、画像処理装置101におけるコン
トローラユニット2000の構成を示すブロック図であ
る。このコントローラユニット2000は図1で示し
た、ネットワーク接続部102、ウェブサーバ部10
3、制御部104、記憶部105、プリント出力部10
6、送信部107、前回アクセス判断部108に相当す
るものを含むものである。
【0020】コントローラユニット2000は、画像入
力デバイスであるスキャナ2070と、画像出力デバイ
スであるプリンタ2095とが接続され、LAN201
1と、公衆回線(WAN)2051とが接続され、コピ
ー機能と、LAN2011とを介して、外部から供給さ
れるデータをプリント出力するプリンタ機能と、公衆回
線(WAN)2051を介したファクシミリ機能を含む
通信機能等を有する複合装置である。なお、プリンタ2
095は図1に示したプリント出力部106に相当し、
LAN2011及び公衆回線(WAN)2051が図1
に示したネットワーク100に相当する。
【0021】コントローラユニット2000は、ROM
2003に格納されているブートプログラムに基づいて
システムを起動し、このシステム上で、HDD(ハード
ディスク装置)2004(図1に示した記憶部105に
相当)に格納されている各種制御プログラムを読み出
し、RAM2002をワークエリアとして所定の処理を
実行するCPU2001を有する。HDD2004に
は、上記各種プログラムと画像データとが格納されてい
る。以下で示すフローチャートはHDD2004に記憶
されたプログラムに基づきCPU2001が制御する動
作の流れを示すものである。
【0022】CPU2001には、システムバス200
7を介して、RAM2002と、ROM2003と、H
DD2004と、操作部I/F(操作部インタフェー
ス)2006と、LANI/F(LANインタフェー
ス)2010と、モデム2050と、イメージバスI/
F(イメージバスインタフェース)2005とが接続さ
れている。LANI/F(LANインタフェース)20
10とモデム2050とが図1に示したネットワーク接
続部102に相当する。
【0023】操作部I/F2006は、操作部2012
との間におけるインタフェースであり、操作部2012
に表示する画像データを、操作部2012へ転送し、ま
た、操作部2012で行なわれた操作入力によって発生
した信号を、CPU2001へ転送する。
【0024】操作部2012は、画像処理に関する各機
能における現在の設定状態、各機能に関する設定情報を
入力する情報入力画面等を表示する表示部と、各機能に
対する設定情報を入力するキー等を含む入力部とを有す
る。なお、この操作部2012の詳細な構成について
は、後述する。
【0025】LANI/F2010は、LAN2011
に接続され、LAN2011を介した情報の入出力を行
う。モデム2050は、公衆回線(WAN)2051に
接続され、公衆回線2051を介して、情報の入出力を
行う。イメージバスI/F2005は、画像バス200
8と、システムバス2007とを接続し、データ構造を
変換するするバスブリッジによって構成されている。画
像バス2008は、画像データを高速で転送可能なPC
IバスまたはIEEE1394規格に従うバスによって
構成されている。
【0026】画像バス2008には、RIP(ラスタイ
メージプロセッサ)2060と、デバイスI/F(デバ
イスインタフェース)2020と、スキャナ画像処理部
2080と、プリンタ画像処理部2090と、画像回転
部2030と、画像圧縮部2040とが接続されてい
る。
【0027】RIP2060は、PDLコードをビット
マップイメージに展開する。デバイスI/F2020
は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリ
ンタ2095とコントローラユニット2000とを接続
し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。ここ
では、デバイスI/F2020とスキャナ2070と
が、ケーブル2071を介して接続され、デバイスI/
F2020とプリンタ2095とが、ケーブル2096
を介して接続されている。
【0028】スキャナ画像処理部2080は、入力画像
データについて、補正、加工、編集を行う。プリンタ画
像処理部2090は、プリント出力画像データについ
て、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部
2030は、画像データの回転処理を行う。画像圧縮部
2040は、多値画像データについて、JPEGの圧縮
伸張処理を行い、二値画像データについて、JBIG、
MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
【0029】上記のように、コントローラユニット20
00のCPU2001は、各制御プログラムに基づい
て、システムバス2007に接続される各種デバイスと
のアクセスを総括的に制御し、また、デバイスI/F2
020を介して、スキャナ2070から画像情報を読み
込み、この読み込んだ画像情報について、所定の処理を
施した後に、デバイスI/F2020を介して、該画像
情報をプリンタ2095に出力する等の制御を行う。
【0030】図3は画像処理装置101の外観図であ
る。
【0031】画像入力デバイスであるスキャナ2070
と、画像出力デバイスであるプリンタ2095とは、図
3に示すように、画像入出力デバイスとして一体的に構
成され、スキャナ2070には、操作部2012が設け
られている。
【0032】スキャナ2070は、原稿上の画像を照明
し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することに
よって、原稿上の画像を読み取り、この読み取った画像
を、光電変換によってラスタイメージデータに変換す
る。原稿は、原稿フィーダ2072のトレイ2073に
セットされ、操作部2012から読み取り起動指示を、
ユーザが出すことによって、コントローラユニット20
00のCPU2001がスキャナ2070に、原稿の読
み取り動作を行うように指示する。このCPU2001
の指示によって、原稿フィーダ2072から原稿が1枚
ずつフィードされ、フィードされた原稿毎に、原稿画像
の読み取り動作が行われる。
【0033】プリンタ2095は、ケーブル2096を
介して、デバイスI/F2020から転送されたラスタ
イメージデータを、用紙上の画像に変換する画像処理を
行う装置であり、この画像処理方式としては、感光体ド
ラムや感光体ベルト等の静電潜像担持体を用い、この静
電潜像担持体上に、ラスタイメージデータに基づいて、
レーザ光を走査することによって、静電潜像を形成する
電子写真方式が用いられている。
【0034】なお、上記実施例では、電子写真方式を用
いているが、この代わりに、微少ノズルアレイからイン
クを吐出し、用紙上に直接画像を印字するインクジェッ
ト方式等の他の画像記録方式を用いるようにしてもよ
い。
【0035】プリント動作は、コントローラユニット2
000のCPU2001からの指示によって起動され
る。プリンタ2095は、異なる用紙サイズまたは異な
る用紙向きを選択できるように、複数の給紙カセットを
有し、各給紙カセット毎に、種々のサイズ及び方向の用
紙を搭載可能な用紙カセット2101、2102、21
03、2104が、それぞれ装着されている。また、画
像が印刷された用紙は、排紙トレイ2111上に排紙さ
れる。
【0036】次に、操作部2012の構成について説明
する。
【0037】図4は、操作部2012の上観構成を示す
図である。
【0038】操作部2012は、画面上にタッチパネル
シートが貼り付けられている液晶表示部(以下、LCD
という)2013と、複数のハードキーとを有する。L
CD2013は、システムの操作画面とソフトキーとを
表示し、表示されているソフトキーが押されると、操作
部I/F2006を介して、その位置情報が、コントロ
ーラユニット2000のCPU2001に出力される。
ハードキーとして、スタートキー2014、ストップキ
ー2015、IDキー2016、リセットキー2017
が設けられている。
【0039】スタートキー2014は、原稿画像の読み
取り動作の開始を指示するキーであり、このキー201
4の中央部には、緑と赤との2色LED2018が装着
されている。2色LED2018の赤色点灯は、スター
トキー2014の押下を受け付けないことを示し、緑色
点灯は、スタートキー2014の押下を受け付けること
を示す。ストップキー2015は、稼動中の動作を止め
るキーである。IDキー2016は、使用者のユーザI
Dを入力するときに用いられるキーであり、リセットキ
ー2017は、操作部2012からの設定を初期化する
ときに用いるキーである。
【0040】次に、ボックス機能について説明する。
【0041】HDD2004内には、画像データを一時
的に格納する複数の領域(ボックス)が用意されてい
る。上記ボックスには、ユーザがスキャナ2070を用
いて原稿画像を読み取らせて得た文書や、ネットワーク
100を介してコンピュータ端末から送ったデータ等の
ようにユーザによって区別されたデータを保存するユー
ザボックスと、ユーザを区別する条件が設定されること
なしに受信したFAX文書等のようにユーザの区別のな
いデータを保存するシステムボックスとがある。各ユー
ザボックスには、番号が付与され、それぞれを互いに識
別することができる。
【0042】また、図示しない画面において、ボックス
名称、暗証番号、保存したデータを、ボックスから自動
的に消去するまでの時間を、ユーザボックスに設定する
ことができる。ユーザは、スキャンした画像や、コンピ
ュータから送った画像を、ボックスに保存することを指
定して実行させることができる。また、保存された文書
は、ユーザの指示によって、FAXや電子メールで送信
したり、他のボックスに移動したり、プリント出力する
ことができる。
【0043】次に、リモートUI機能について説明す
る。
【0044】「リモートUI機能」とは、画像処理装置
101内の種々の情報をHTML形式のデータに変換
し、ネットワーク100に接続されたウェブクライアン
トからウェブブラウザを使って表示させたり、ウェブブ
ラウザを使った指示を受け付け、その指示に対応した処
理を行わせたりするためのものである。リモートUI機
能では、画像処理装置101上の操作部2012で行え
る操作と同等の操作をウェブクライアントから行うこと
ができる。
【0045】リモートUI機能で表示される画面はその
表示の基礎となるデータを画像処理装置101のウェブ
サーバ部103(HDD2004に記憶されているプロ
グラムに基づくCPU2001の動作)で作成し、ウェ
ブクライアントにインストールされているウェブブラウ
ザによって表示させるものである。
【0046】リモートUI機能を使用する場合はまず、
画像処理装置101に、ネットワーク上のクライアント
からアクセスするために、ユーザは、画像処理装置10
1にアクセスするためのURL(Uniform Re
source Locator)を直接ウェブブラウザ
のアドレス欄に入力するか、URLが埋め込まれたリン
クを、マウス等を用いて選択する。このURLは、たと
えば、“http://aaa.bbb.ccc.dd
d/”のように、http://に続けて画像処理装置
101のIPアドレスを指定するようにする。そうする
と、ウェブブラウザは、ネットワーク100を介してU
RLを指定するHTTPコマンドを送信する。画像処理
装置101のWebサーバ部103は、このHTTPコ
マンドを受け取り、これを解析し、それに応じた動作を
行う。
【0047】Webブラウザからの要求が、画像処理装
置101に対する動作要求である場合、対応するCGI
(Common Gateway Interfac
e)プログラムの処理が行われ、これにより、装置の情
報の取得・設定や、プリント出力等の動作が実行され
る。ユーザがフォームに入力する等して、Webブラウ
ザから指定した値は、WebサーバからCGIプログラ
ムに渡され、制御パラメータ等として利用される。
【0048】図5は、ウェブブラウザに表示されるリモ
ートUIのトップページを示す図である。
【0049】リモートUIのトップページは、画像処理
装置101のURLをウェブブラウザに入力したとき
に、最初に表示されるページである。図5に示すよう
に、画面は、インデックス領域301とメイン領域30
2との2つのフレームによって構成されている。インデ
ックス領域には、主なサイトマップが表示され、マップ
上のボタンを押すと、対応する画面がメイン領域に表示
される。
【0050】本実施例においては、以前に同じクライア
ントから要求があったか否かを判断するために、クッキ
ー(Cookie)機能を用いる。
【0051】この「クッキー機能」は、HTTPでクラ
イアントと通信するWebサーバが、クライアントに対
して情報を保持するように指示する機能である。保持さ
れる情報を「クッキー」と呼ぶ。
【0052】クッキーを設定するためには、サーバは、
クライアントに対する応答に「Set−Cookie:
name=value」という書式で書かれたSet−
Cookieヘッダを付加する。クライアントが、この
情報を受け取ると、「name=value」という内
容を、それが有効となるURLの範囲とともに記憶す
る。
【0053】以後、同じ場所を参照する場合、そのクラ
イアントは、「Cookie:name=value」
というヘッダを付加し、HTTP要求を送信する。この
ヘッダが付加された要求を受け取ると、前回アクセス判
断部108は、このヘッダに書かれている内容を参照
し、ウェブサーバ部103に対してそのクライアントに
応じた適切な処理を行うように指示する。
【0054】本実施例では、クライアントがBOX機能
にアクセスした場合に、そのBOX番号がクッキーとし
て設定される。
【0055】次に、ユーザがウェブブラウザを使ってボ
ックスボタン303を押したときの動作について説明す
る。
【0056】図8は、本実施例において、ユーザがウェ
ブブラウザによって表示されたリモートUIの画面にお
いてボックスボタン303を押した(ポインティングデ
バイスでクリックした)ときの画像処理装置101の動
作を示すフローチャートである。
【0057】図6は、リモートUI(ネットワーク上の
クライアントが、画像処理装置101に行うアクセス)
におけるボックス一覧表示画面を示す図である。
【0058】ステップS1では、ウェブクライアントが
ウェブブラウザを用いて行った要求を受信し、その解釈
を行う。ステップS2では、BOX番号を指定するクッ
キーが含まれているか否かを判定し、BOX番号を指定
するクッキーが含まれていなければ、このクライアント
がBOXの操作をするのは初めてであるので、ボックス
の一覧を示す画面(図6に示す画面)を表示するファイ
ルを送信する(ステップS3)。
【0059】図7は、本実施例において、リモートUI
におけるボックス内容表示画面を示す図である。
【0060】ユーザがこの画面から1つのボックスを選
択したことを認識する(ステップS4)と、そのBOX
の内容を示す図7の画面へ移行させるための情報を送信
する(ステップS5)。
【0061】ステップS2では、BOX番号を指定する
クッキーが含まれていた場合、図6を経由せずに、図7
の画面へ移行する。
【0062】ステップS5では、図7に示す画面のファ
イルを送信する際には、今回アクセスしたBOX番号
を、クライアントを識別するための情報とともに記憶
し、Set−Cookieヘッダを付けてウェブクライ
アントへ送信する。
【0063】これによって、このクライアントから次回
BOX情報要求があった場合には、BOX番号指定クッ
キーが一緒に送られてくる。したがって、次回のアクセ
スでは、ステップS2において、クッキー有りと判断さ
れるので、BOX一覧を表示せずに、今回参照したBO
Xの内容がすぐに表示される。
【0064】また、上記第1の実施例ではBOX番号を
前回のアクセスのものとしたが、これに限ることなく、
画像処理装置101の送信機能を使用する際のアドレス
帳に関して、前回参照したアドレスを最初に表示させる
ようにするなど、他の情報であってもよいことは言うま
でもない。
【0065】したがって、上記第1の実施例では、ネッ
トワークを介して、クライアントが画像処理装置にアク
セスする際、そのクライアントが前回アクセスした内容
に応じて、クライアントのウェブブラウザで表示される
内容が変化するので、各ユーザが使用する可能性が高い
画面を優先的に表示することができ、ユーザの操作性が
高くなる。
【0066】<第2の実施例>次に、本発明の第2の実
施例について説明する。
【0067】なお、本発明の第2の実施例による画像処
理装置101及びシステムの構成は図1〜図4に示した
ものと同様である。またリモートUIで表示される画面
も図5〜図7に示したものと同様である。
【0068】本発明の第2の実施例である画像処理装置
は、クライアントを識別するIDをクッキーとする実施
例である。
【0069】図9は、第2の実施例において使用するク
ライアントID管理テーブル700を示す図である。
【0070】第2の実施例である画像処理装置は、HD
D2004等の不揮発性の記憶装置に、クライアントI
D管理テーブル700を持つ装置である。
【0071】クライアントID管理テーブル700は、
欄701、702、703を有し、欄701には、クラ
イアントを一意に示すID番号が記憶されている。欄7
02には、たとえばそのクライアントから最近アクセス
されたBOX番号が記憶され、欄703には、最近アク
セスされたアドレス帳番号が記憶されている。クライア
ントがアクセスするごとに、クライアントID管理テー
ブル700が参照・変更される。
【0072】なお、本実施例のアドレス帳は、特定の人
に対して複数のアドレス(例えば、ファクシミリ、電子
メール、FTP等)が設定可能であり、アドレス帳番号
により、この特定の人が選択されるものとする。もちろ
ん、特定の人ではなく、個々のアドレスとしてもよいこ
とは言うまでもない。
【0073】次に、第2の実施例において、クライアン
トが画像処理装置101にアクセスした場合における動
作について説明する。
【0074】図10は、第2の実施例において、クライ
アントがウェブブラウザを使用して画像処理装置101
にアクセスした場合における画像処理装置101の動作
の流れを示すフローチャートである。
【0075】ステップS11では、ウェブクライアント
がウェブブラウザを用いて行った要求を受信し、その解
釈を行う。ステップS12では、クライアントIDを示
すクッキーが含まれているか否かを判定し、クライアン
トIDを示すクッキーが含まれていなければ、サーバ
は、一意的なクライアント識別IDを生成し、クッキー
として設定する(ステップS13)。一意的なIDを生
成するには、たとえば、ID生成処理をしたときの時刻
を用いればよい。そして、生成したクライアントIDを
指定するSet−Cookieヘッダとともに、応答を
送信する(ステップS14)。次回、このクライアント
から要求があった場合には、このクライアントID指定
クッキーが一緒に送られてくる。
【0076】ステップS12では、クライアント識別I
Dが含まれていれば、クライアントID管理テーブル7
00から対応するクライアントIDを検索する(ステッ
プS15)。クライアントID管理テーブル700に
は、そのクライアントが以前のアクセスで操作したBO
X番号、アドレス帳番号が記憶されているので、その情
報に基づいて処理を行い、応答を送信する(ステップS
16)。
【0077】欄702、703が空欄になっている場合
には、以前そのクライアントからBOXやアドレス帳に
関する操作が行われなかったことを示している。この場
合、そのクライアントは、初めてアクセスするという情
報に基づいて、処理が行われる。
【0078】ステップS17において、今回のアクセス
の内容に応じて、クライアントID管理テーブル700
を更新する。
【0079】これにより、画像処理装置101にアクセ
スをしてきたクライアントの過去のアクセス内容に応じ
て再び使用する可能性が高いと予想されるBOXの画面
やアドレスを即座に表示させることができる。
【0080】なお、クライアントごとに記憶するBOX
番号やアドレス帳番号は1つではなく、複数記憶してお
き、新しいものから古いものへと、「次へ」等のボタン
の選択等によって表示させてもよい。この場合、記憶さ
せる数を予め設定しておき、順次古いものから更新して
いくようにする。もちろん、クライアントが使用するB
OXは1つのみであり、アドレス帳も自分宛てに送るこ
とが多いことを考えればそれぞれ1つのみの記憶で十分
であるが、これらを複数使用することも考えられるの
で、このように複数記憶しておくことによりさらなる効
果が期待できるものである。
【0081】また、上記各実施例は、前回のアクセスし
たBOX、アドレス帳を記憶するが、その他の各種情報
を記憶し、その内容に応じて応答を変化させるようにし
てもよい。
【0082】<第3の実施例>次に、本発明の第3の実
施例について説明する。
【0083】なお、本発明の第3の実施例による画像処
理装置101及びシステムの構成は図1〜図4に示した
ものと同様である。またリモートUIで表示される画面
も図5〜図7に示したものと同様である。
【0084】第3の実施例では画像処理装置101にア
クセスしてきたクライアントごとに使用を許可する機能
を制限するものである。
【0085】第3の実施例における画像処理装置は、H
DD2004等の不揮発性の記憶装置に、図11に示す
ようなクライアントID管理テーブルを持つ。このクラ
イアント管理テーブルは、欄1101、1102、11
03、1104、1105、1106を有する。欄11
01にはクライアントを一意に示すIDが記憶されてい
る。欄1102にはユーザ名が設定されている。欄11
03にはクライアントの権限が示されている。この権限
とは、例えば、「登録待ち」、「プリント許可」、「プ
リント禁止」、「管理者」等である。欄1104にはそ
のクライアントの出力制限面数が設定される。欄110
5にはそのクライアントからの指示により出力されたプ
リント面数が記憶されている。欄1106にはそのクラ
イアントからのカラー出力指示を許可するかどうかのフ
ラグが設定されている。
【0086】ここで、「面数」とは1枚の記録紙への片
面分のプリントを行う数を示すものである。つまり1枚
の記録紙の両面にプリントした場合は面数は2となる。
【0087】次に、第3の実施例において、クライアン
トが画像処理装置101にアクセスした場合における動
作について説明する。
【0088】図12は、第3の実施例において、クライ
アントがウェブブラウザを使用して画像処理装置101
にアクセスした場合における画像処理装置101の動作
の流れを示すフローチャートである。
【0089】ステップS121では、ウェブクライアン
トがウェブブラウザを用いて行った要求を受信し、その
解釈を行う。ステップS122では、クライアントID
を示すクッキーが含まれているか判定する。クライアン
トIDを示すクッキーが含まれていない場合、そのクラ
イアントからの初めてのアクセスであると判断し、図1
3に示すユーザ登録画面を表示する(ステップS12
3)。
【0090】ユーザが必要事項を入力して「登録」を押
すと、入力された情報が画像処理装置101に送信され
る。画像処理装置101はこの情報を受け取り、一意的
なクライアント識別IDを生成し、このクライアントを
クライアント管理テーブルに登録する。登録する際、権
限欄1103は「登録待ち」とする。生成したIDをク
ッキーとするSet−Cookieヘッダとともに、図
14に示す画面のデータをクライアントに対して送信す
る。以後このクライアントから画像処理装置101にア
クセスがあるとこの識別IDが一緒に送られてくること
となる。ここでは、ユーザの名前のみ登録することとし
たが、その他のユーザ情報を入力させるようにしてもよ
い。
【0091】ステップS122でIDがクッキーに含ま
れていた場合、クライアントID管理テーブルの検索を
行い、そのクライアントの登録情報を読み出す(ステッ
プS124)。
【0092】そして、ID管理テーブルの権限の欄を参
照し、クライアントの権限が「登録待ち」であれば(S
125)、クライアントに対して図14に示す画面を表
示する(ステップS126)。したがって、登録されて
いないクライアントからは、この画像処理装置の操作を
行うことはできない。「登録待ち」のクライアントでな
ければ(S125)、図5に示すのと同じトップページ
が表示される(ステップS127)。
【0093】ただし、この実施例においてはクライアン
トID管理テーブルの権限が「管理者」のクライアント
の場合のみ、ユーザ管理を行うためのボタン304が表
示され、それ以外のクライアントからのアクセスの場合
ボタン304は表示されない。
【0094】管理者のみに表示されるボタン304が押
されると、クライアントには図15に示す画面が表示さ
れる。この画面においてクライアントID管理テーブル
の内容を参照、変更することが可能である。新規に登録
され「登録待ち」の状態のクライアントに対して、管理
者が制限面数、カラー出力可否を設定し、権限を設定す
ると、権限を設定されたクライアントからの操作が可能
となる。また、例えば使用マナーが悪いユーザは「プリ
ント禁止」に設定して出力を許可しない、メンテナンス
のため一時的にすべてのユーザを「プリント禁止」にす
る、といった管理を行うことが可能である。
【0095】次にクライアントからボックス内文書のプ
リントを指示するアクセスがあった場合の動作を図16
に基づいて説明する。ステップS161においてクライ
アントID管理テーブルからクライアントの情報を読み
出す。ステップS162において、クライアントの権限
が「プリント禁止」か否かを判断する。「プリント禁
止」クライアントからの要求であった場合、図17に示
す画面をクライアントに表示する(ステップS16
3)。従って「プリント禁止」クライアントからはプリ
ントの指示を出すことが不可能となる。
【0096】「プリント禁止」クライアントでなかった
場合、クライアント管理テーブルから、そのクライアン
トからの出力枚数、制限面数、カラー出力可否を読み出
す(ステップS164)。ステップS165において出
力枚数がすでに制限面数に達しているかどうかを判断
し、すでに制限面数に達していれば、図18に示す画面
を表示する(ステップS166)。従って、すでに出力
枚数が制限面数に達しているクライアントからはプリン
トの指示が不可能となる。
【0097】制限面数に達していなければ、図19に示
すプリント設定画面を表示させる(ステップS16
7)。ただし、カラー出力が許可されていないクライア
ントからのアクセスであれば、図19のカラー出力指示
欄191が無い画面を表示する。従ってカラー出力が許
可されていないクライアントからカラー出力の指示をす
ることは出来ない。また、図19のプリント部数の設定
可能範囲192の上限値は、そのクライアントから出力
できる残り枚数、すなわち制限面数から出力面数を引い
たものにする。例えばクライアントID管理テーブルの
情報が、制限面数500、出力面数300のクライアン
トであれば、部数の設定可能範囲は1〜200となる。
【0098】以上のようにクライアントに表示される設
定画面が変化するので、カラー出力が許可されていない
クライアントからはカラー出力の指示をすることはでき
ず、またそのクライアントの制限面数を超えた枚数の出
力を行うことは不可能となる。
【0099】なお、本実施例において、制限項目は、上
記のものに限らず、使用可能な記録紙サイズ、ステイプ
ル等の後処理の使用など種々のものとしてもよい。また
制限面数もサイズごとやカラー/モノクロごとなどにし
てもよい。
【0100】このように第3の実施例によりクライアン
トごとに、ユーザ管理機能、プリント機能を制限するこ
とが可能である。
【0101】また、制限内容はプリントに関するものだ
けではなく、送信機能(ファクシミリ、電子メール、F
TPなど)についての宛先を制限するようにしてもよ
い。
【0102】以上説明したような実施例によれば、画像
処理装置101の各機能をネットワーク上のウェブクラ
イアントから利用する場合に、クライアントごとに表示
画面を異ならせたり、機能を制限することにより、操作
性の向上を図ったり、ユーザ管理を容易にすることがで
きる。
【0103】なお、本実施例の動作をウェブブラウザ以
外(例えば、画像処理装置101専用のアプリケーショ
ンや、その他のアプリケーション)で実現することも可
能であるが、本実施例のように通常のホームページを表
示可能なウェブブラウザを用いるようにすることによ
り、クライアント側のアプリケーションの設計を省略す
ることができ、その効果は大きい。
【0104】また、以上では、3つの実施例に分けて説
明したが、3つの実施例の全ての処理を同時に行っても
よいことは言うまでもない。
【0105】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークを介し
て、クライアントが画像処理装置にアクセスした場合、
各ユーザが使用する可能性が高い処理を判断することに
より、所定の処理をスキップさせたり、ユーザごとに使
用機能の管理を行うことが可能となり操作性の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である画像処理装置10
1を含むシステムの構成を示す図である。
【図2】画像処理装置101におけるコントローラユニ
ット2000の構成を示すブロック図である。
【図3】スキャナ2070とプリンタ2095とが一体
的に構成されている画像入出力デバイスの外観図であ
る。
【図4】上記実施例における操作部2012の外観構成
を示す図である。
【図5】ウェブブラウザに表示されるリモートUIのト
ップページを示す図である。
【図6】リモートUI(ネットワーク上のクライアント
が、画像処理装置101に行うアクセス)におけるボッ
クス一覧表示画面を示す図である。
【図7】上記実施例において、リモートUIにおけるボ
ックス内容表示画面を示す図である。
【図8】上記実施例において、ユーザがボックスボタン
303を押したときの動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】第2の実施例において使用するクライアントI
D管理テーブル700を示す図である。
【図10】第2の実施例において、クライアントがアク
セスした場合における動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】第3の実施例である画像処理装置において使
用するクライアントID管理テーブルを示す図である。
【図12】第3の実施例において、クライアントがアク
セスした場合における動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】第3の実施例において、クライアントID管
理テーブルに登録されていないクライアントがアクセス
した場合に表示されるクライアント登録画面を示す図で
ある。
【図14】第3の実施例において、クライアントID管
理テーブルの権限が「登録待ち」であるクライアントが
アクセスした場合に表示される画面を示す図である。
【図15】第3の実施例において、クライアントID管
理テーブルの権限が「管理者」であるクライアントがユ
ーザ管理ボタンを押した場合に表示される画面を示す図
である。
【図16】第3の実施例において、ボックス内文書のプ
リントを指示するアクセスを、クライアントから受けた
場合の動作を示すフローチャートである。
【図17】第3の実施例において、クライアントID管
理テーブルの権限が「プリント禁止」であるクライアン
トから、ボックス内文書のプリントを指示するアクセス
があった場合に表示される画面を示す図である。
【図18】第3の実施例において、出力面数が制限面数
に達したクライアントから、ボックス内文書のプリント
を指示するアクセスがあった場合に表示される画面を示
す図である。
【図19】第3の実施例において、クライアントに表示
されるプリント設定画面を示す図である。
【符号の説明】
100…ネットワーク、 101…画像処理装置、 102…ネットワーク接続部、 103…ウェブサーバ部、 104…制御部、 105…記憶部、 108…前回アクセス判断部、 109、110…ウェブクライアント。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークと接続するネットワーク接
    続手段と、上記ネットワーク上のクライアントからの要
    求を処理するサーバ手段と、上記サーバ手段が処理する
    上記クライアントからの要求に応じて、画像の出力、送
    信、各種設定値の参照/変更等の操作のうちで、少なく
    とも1つを制御する制御手段を具備し、ネットワーク上
    のクライアントから操作することができる画像処理装置
    において、 同一クライアントから以前にアクセスがあったか否かを
    判断する前回アクセス判断手段と;上記前回アクセス判
    断手段が、同一クライアントから以前にアクセスがあっ
    たと判断すると、以前に受けたアクセス内容に応じて、
    今回の処理内容を決定する処理内容決定手段と;上記ク
    ライアントに表示する操作画面を、上記クライアントか
    らの前回のアクセス内容に応じて変化させる操作画面変
    化手段と;を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記クライアントからアクセスがあったときに、次回以
    降の操作要求に備えて、今回の操作内容を記憶する記憶
    手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークと接続するネットワーク接
    続段階と、上記ネットワーク上のクライアントからの要
    求を処理するサーバ段階と、上記サーバ段階で処理する
    上記クライアントからの要求に応じて、画像の出力、送
    信、各種設定値の参照/変更等の操作のうちで、少なく
    とも1つを制御する制御段階を具備し、ネットワーク上
    のクライアントから操作することができる画像処理方法
    において、 同一クライアントから以前にアクセスがあったか否かを
    判断する前回アクセス判断段階と;上記前回アクセス判
    断段階で、同一クライアントから以前にアクセスがあっ
    たと判断すると、以前に受けたアクセス内容に応じて、
    今回の処理内容を決定する処理内容決定段階と;上記ク
    ライアントに表示する操作画面を、上記クライアントか
    らの前回のアクセス内容に応じて変化させる操作画面変
    化段階と;を有することを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記クライアントからアクセスがあったときに、次回以
    降の操作要求に備えて、今回の操作内容を記憶する記憶
    段階を有することを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークと接続するネットワーク接
    続手順と;上記ネットワーク上のクライアントからの要
    求を処理するサーバ手順と;上記サーバ手順で処理する
    上記クライアントからの要求に応じて、画像の出力、送
    信、各種設定値の参照/変更等の操作のうちで、少なく
    とも1つを制御する制御手順と;同一クライアントから
    以前にアクセスがあったか否かを判断する前回アクセス
    判断手順と;上記前回アクセス判断手順で、同一クライ
    アントから以前にアクセスがあったと判断すると、以前
    に受けたアクセス内容に応じて、今回の処理内容を決定
    する処理内容決定手順と;上記クライアントに表示する
    操作画面を、上記クライアントからの前回のアクセス内
    容に応じて変化させる操作画面変化手順と;を画像処理
    装置に実行させるプログラム。
  6. 【請求項6】 複数のクライアント端末を接続可能なネ
    ットワークに接続する接続手段と;上記接続手段を介し
    て接続された複数のクライアント端末の1つからのリク
    エストを受け付ける受付手段と;上記受付手段で受け付
    けたリクエストに応じて、画像データに関する処理を実
    行する処理手段と;上記処理手段で実行した処理の内容
    を登録する登録手段と;上記受付手段でリクエストを受
    け付けた場合に、該リクエストに応じた処理の内容が、
    上記登録手段で登録されているかどうかを識別する識別
    手段と;上記識別手段による識別結果に応じて、上記受
    付手段でリクエストを受け付けたときに、上記処理手段
    による処理の内容を判定する判定手段と;を有すること
    を特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 上記判定手段は、上記受付手段で受け付けるリクエスト
    に応じて、クライアント端末で表示されるべき画面を形
    成するためのデータの形式を判定することを特徴とする
    画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記画面は、上記受付手段で受け付けたリクエストを発
    行したクライアント端末用の画像データに関する情報を
    表示させるための画面であることを特徴とする画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8において、 上記画面は、画像データを送信するための宛先を選択す
    るための画面であることを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項6〜請求項9のいずれか1項に
    おいて、 上記登録手段で処理の内容を登録した場合、登録した内
    容を、リクエストを発行したクライアント端末に通知す
    る通知手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項6〜請求項10のいずれか1項
    において、 上記処理手段は、上記受付手段で受け付けたリクエスト
    に応じたWebページを生成することを特徴とする画像
    処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項6〜請求項11のいずれか1項
    において、 画像データに基づく画像を出力する出力手段を有し、上
    記判定手段は、上記受付手段で受け付けたリクエストを
    発行したクライアント端末に応じて、上記出力手段に関
    する機能を制限することを特徴とする画像処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 上記出力手段は、画像データに基づき記録シート上に画
    像をプリントし、上記判定手段は、クライアント端末ご
    とに区別して、上記出力手段でプリントを許可する面数
    を制限することを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 画像データを処理する画像処理装置の
    制御方法において、 ネットワークを介して上記画像処理装置に接続された複
    数のクライアント端末の1つからのリクエストを受け付
    ける受付段階と;上記受付段階で受け付けたリクエスト
    に応じて、画像データに関する処理を実行する処理段階
    と;上記処理段階で実行した処理の内容を登録する登録
    段階と;上記受付段階でリクエストを受け付けた場合
    に、該リクエストに応じた処理の内容が、上記登録段階
    で登録されているかどうかを識別する識別段階と;上記
    識別段階による識別結果に応じて、上記受付段階でリク
    エストを受け付けたときに、上記処理段階による処理の
    内容を判定する判定段階と;を有することを特徴とする
    画像処理装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 画像データを処理する画像処理装置を
    制御するためのプログラムにおいて、 ネットワークを介して上記画像処理装置に接続された複
    数のクライアント端末の1つからのリクエストを受け付
    ける受付段階と;上記受付段階で受け付けたリクエスト
    に応じて、画像データに関する処理を実行する処理段階
    と;上記処理段階で実行した処理の内容を登録する登録
    段階と;上記受付段階でリクエストを受け付けた場合
    に、該リクエストに応じた処理の内容が、上記登録段階
    で登録されているかどうかを識別する識別段階と;上記
    識別段階による識別結果に応じて、上記受付段階でリク
    エストを受け付けたときに、上記処理段階による処理の
    内容を判定する判定段階と;を有することを特徴とする
    画像処理装置を制御するためのプログラム。
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