JP2005149847A - 燃料電池の製造方法 - Google Patents

燃料電池の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005149847A
JP2005149847A JP2003383997A JP2003383997A JP2005149847A JP 2005149847 A JP2005149847 A JP 2005149847A JP 2003383997 A JP2003383997 A JP 2003383997A JP 2003383997 A JP2003383997 A JP 2003383997A JP 2005149847 A JP2005149847 A JP 2005149847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
electrode catalyst
gas diffusion
electrolyte layer
electrolyte
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003383997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4701604B2 (ja
Inventor
Kazuya Yamashita
和也 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2003383997A priority Critical patent/JP4701604B2/ja
Publication of JP2005149847A publication Critical patent/JP2005149847A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4701604B2 publication Critical patent/JP4701604B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Inert Electrodes (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)
  • Screen Printers (AREA)

Abstract

【課題】 従来の製造方法よりも、電極触媒層もしくは電極層を高精度で形成することができる燃料電池の製造方法を提供する。
【解決手段】 電解質層1を用意した後、スクリーン印刷法により、電解質層1の表面に触媒と、電解質溶液と、溶剤とを含む混合溶液を直接塗布する。これにより、電解質層1の表面に電極触媒層2を形成する。その後、ガス拡散層を用意し、電気触媒層2とガス拡散層とを張り合わせることで、ガス拡散層を電極触媒層2の外側に配置する。さらに、セパレータをガス拡散層の外側に配置する。
【選択図】 図3



Description

本発明は、燃料電池の製造方法に関するものである。
現在、自動車用、携帯機器用、据置用燃料電池において、PEFC(固体高分子電解質型燃料電池)が開発の主流となっている。このPEFCは、電解質層、電極触媒層、ガス拡散層が、電解質層を中心にしてほぼ対称に積層され、この積層されたものがセパレータによって狭持された構造となっている。
そして、燃料電池を構成しているもののうち、電極触媒層は、従来では、主に転写法により形成されている。ここで、図4に転写法による電極触媒層の形成方法を示す。
図4(a)に示すように、触媒と電解質溶液と溶剤とを混合した混合溶液31を、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)膜32等の剥離性の高い膜上にキャストする。ここで、電解質溶液とは電解質を液体状にしたものである。これにより、任意のパターン形状の電極触媒層33が形成される。
そして、電極触媒層33をPTFE膜32上で乾燥した後、図4(b)に示すように、このPTFE膜32上に電解質層34をのせ、PTFE膜32と電解質層34とをホットプレスする。
その後、図4(c)に示すように、PTFE膜32と電解質層34とを上下反転させ、PTFE膜32を剥がす。これにより、電極触媒層2が電解質層34に転写される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−123792号公報
電極触媒層は、電解質層に対して対称な形状で接しており、水素と酸素から水が生成されるための3相界面と呼ばれる反応場における触媒の役目と、その反応場で発生する電気(電子)を集電するパスの役目を担っている。このため、電極触媒層の形成では、電極触媒層が所望の形状となるように、また、膜厚が面内で均一となるように、電極触媒層を形成することが求められる。
しかし、上記した方法では、キャストの際、電極触媒層33の膜厚が全面で均一となるようにキャストする必要があり、また、ホットプレスの際では、電極触媒層33の膜厚が全面で均一となるように、圧力を制御する必要がある。このように、上記した方法では、キャストの工程と、ホットプレスの工程のそれぞれで電極触媒層33の膜厚が均一となるように制御する必要があり、電極触媒層33の膜厚の面内ばらつきが発生する要因となる工程が2つあった。
また、転写の際、転写不良によって電極触媒層33の一部が欠けることがある。特に、電極触媒層33の形状を微細な形状とした場合に転写不良の発生が多く、形成された電極触媒層33の形状精度が低い。
また、このような問題は、上記した電極触媒層を形成する場合だけでなく、電極層と、触媒層とを別々に形成する場合においても、同様に発生する問題である。
本発明は、上記点に鑑み、従来の製造方法よりも、電極触媒層もしくは電極層を高精度で形成することができる燃料電池の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、電解質層を用意する工程と、ガス拡散層を用意する工程と、ガス拡散層を用意した後、スクリーン印刷法により、ガス拡散層を被塗布材料として、被塗布材料の表面に触媒と溶剤とを含む溶液を直接塗布することで、ガス拡散層の表面に電極触媒層を形成する工程と、電解質層と電極触媒層とを張り合わせることで、電解質層の両側に電極触媒層を配置し、電極触媒層の外側にガス拡散層を配置する工程とを有することを特徴としている。
一般に、スクリーン印刷法による印刷物の膜厚制御は、上記した転写法でのキャストの際での膜厚制御や、ホットプレスの際での膜厚制御と比較して、容易であり、スクリーン印刷法は上記したキャストやホットプレスと比較して、印刷物の膜厚の精度が高い。
また、スクリーン印刷法によれば、使用するスクリーンの厚さを任意に調整することで、所望の厚さの電極触媒層を1回の工程で形成することができる。これにより、転写法で電界触媒層の形成していた従来の燃料電池の製造方法と比較して、形成された電界触媒層の膜厚の面内ばらつきが発生する要因となる工程を少なくすることができるので、電極触媒層の膜厚の精度を従来の製造方法よりも高くすることができる。
また、転写法では、細かいパターン形状の電極触媒層を形成することが困難であったが、スクリーン印刷法によれば、転写法で電極触媒層を形成した場合と比較して、細かいパターン形状の電極触媒層を形成することができる。
以上のことから、本発明によれば、転写法で電界触媒層の形成していた従来の燃料電池の製造方法と比較して、電極触媒層を高精度に形成することができる。
なお、被塗布材料に塗布する溶液としては、電解質が含まれているものを用いることが好ましい。
また、溶液が塗布される被塗布材料を、請求項1に示すようにガス拡散層としたり、請求項3に示すように電解質層としたり、請求項5に示すように電解質層とガス拡散層の両方としたりすることができる。
請求項5に示すように、電解質層とガス拡散層の両方を被塗布材料とする場合では、電解質層とガス拡散層の両方の表面上に、電気抵抗が小さい電極触媒層を直接形成し、その後、それらの電極触媒層を張り合わせている。このため、電解質層とガス拡散層との間における接触抵抗(電気抵抗)を、電解質層の表面上のみに電極触媒層を形成した場合と比較して、小さくすることができる。
また、請求項2、4、6に示すように、被塗布材料(請求項2ではガス拡散層、請求項4では電解質層、請求項6では電解質層とガス拡散層の両方)に、あらかじめアライメントマークを形成しておくことで、微細な電極触媒層を容易に形成することができる。
請求項7に記載の発明では、電解質層を用意する工程と、電解質層を用意した後、スクリーン印刷法により、電解質層の表面に金属と溶剤を含む溶液を直接塗布することで、電解質層の表面に電極層を形成する工程と、電極層の外側に触媒層を配置する工程と、ガス拡散層を電極触媒層の外側に配置する工程とを有することを特徴としている。
このように、電極触媒層だけでなく電極層を形成することもできる。また、請求項8に示すように、電解質層にあらかじめアライメントマークを形成しておくことが好ましい。
また、請求項9に示すように、被塗布材料を電解質層とする場合では、多孔質材料で補強された電解質層を用いることが好ましい。電解質層に溶液を塗布したとき、電解質層が溶剤により膨潤収縮するのを防ぐためである。
また、電極触媒層もしくは電極層の形成では、請求項10に示すように、被塗布材料を固定する定盤部(11)に細孔(11a)が設けられており、細孔から吸引を行う吸引手段(12)を有するスクリーン印刷機を用い、細孔から被塗布材料を吸引するともに、溶液中から気化した溶剤を吸引しながら、電極触媒層もしくは電極層を形成することが好ましい。
また、請求項11に示すように、被塗布材料を固定する定盤部(11)の温度を調節する手段を備えるスクリーン印刷機を用い、定盤部の温度を溶剤の沸点以上の温度に保持しながら、電極触媒層もしくは電極層を形成することが好ましい。
また、請求項12に示すように、被塗布材料および被塗布材料を固定する定盤部(11)とを密閉する密閉容器(21)と、密閉容器外部の雰囲気に対して密閉容器内部を負圧雰囲気とする手段(12)とを有するスクリーン印刷機を用い、密閉容器内部を負圧雰囲気として、電極触媒層もしくは電極層を形成することが好ましい。
また、請求項13に示すように、密閉容器内部に不活性ガスを導入する手段(23)を有するスクリーン印刷機を用い、密閉容器内部に不活性ガスを導入しながら、電極触媒層もしくは電極層を形成することが好ましい。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
図1に本発明の第1実施形態における燃料電池の構成を示す。この燃料電池は、例えばPEFCであり、図1に示すように、電解質層1と、電解質層1の両側に配置された電極触媒層2と、電極触媒層2の外側に配置されたガス拡散層3とを備えている。そして、これらがガス流路4a付きのセパレータ4により狭持された構成となっている。
次に、この燃料電池の製造方法を説明する。本実施形態の製造方法は、電極触媒層2の形成方法として、スクリーン印刷法を用いている点が従来の製造方法と異なっており、その他は従来と同様である。したがって、以下では、主に電極触媒層2の形成方法を説明する。
まず、電解質層1を用意する工程を行う。この工程では、多孔質材料により補強された電解質層1を用意する。この電解質層1は多孔質材料の中に電解質を入れることで形成されたものであり、多孔質材料が骨組みとなっている。
続いて、スクリーン印刷法により、電解質層1の表面上に電極触媒層2を形成する工程を行う。ここで、図2に電極触媒層2を形成する際に用いるスクリーン印刷機の構成を示す。図2に示すように、本実施形態で使用するスクリーン印刷機は、定盤部11と、ポンプ12と、除外装置13と、枠14と、スクリーン15と、スキージ16とを備えている。
定盤部11はインクが塗布される被塗布材料(図2では、電解質層1である)を固定するものである。定盤部11は、図2に示すように、被塗布材料が固定される面に細孔11aが設けられている。この細孔11aは、定盤部11のうち、被塗布材料が固定される範囲だけでなく、被塗布材料が固定されない部位にも設けられており、広い範囲に渡って定盤部11に設けられている。
また、スクリーン印刷機は定盤部11の温度を調節することができる手段を有しており、定盤部11の温度を所定の温度に保持できるようになっている。これにより、本実施形態のスクリーン印刷機は、少なくとも被塗布材料が固定される部位を所定の温度に保持することができる。
ポンプ12は、定盤部11の細孔11aと接続されており、細孔11aから定盤部11の表面上に位置する被塗布材料および気体を吸引するものである。ポンプ12は、後に説明するように、アルコール系溶剤等の溶剤を吸引するため、ポンプ12としてオイルフリー(ドライ)ポンプが用いられている。このポンプ12が本発明の吸引手段に相当する。
除外装置13は、ポンプ12に接続されており、細孔11aからポンプ12で吸引した溶剤をポンプ12から除外するものである。
枠14はスクリーン15の周囲に取り付けられたものである。スクリーン15は任意パターン形状に食刻された部分15aを有している。この食刻された部分15aからスキージ16によって、被塗布材料に対してインクが押し出されることで、インクが被塗布材料に塗布される。
この電極触媒層2を形成する工程では、このように構成されたスクリーン印刷機を使用する。まず、図2に示すように、用意した電解質層1を定盤部11にのせる。続いて、電解質層1に対してスクリーン印刷を行う。この印刷方法は、一般的なスクリーン印刷法と同じである。具体的には、スクリーン15上でスキージ16に圧力をかけることで、スクリーン15の食刻された部分15aからインクを押し出す。これにより、電解質層1の表面上にインクが直接塗布され、電解質層1の表面上に所望の形状の電極触媒層2が形成される。
ここで、インクとしては、触媒と電解質溶液と溶剤を混合した混合溶液を用いる。この混合溶液が本発明の溶液に相当する。触媒、溶剤としては、従来と同様に、それぞれ、例えば、白金担持カーボン、アルコール系溶剤を用いることができる。電解質溶液は、アルコール系溶剤等の溶剤により電解質を液状にしたものであり、触媒に対するバインダーの役目を果たすものである。また、混合溶液に電解質を含めているのは、電解質領域を電解質層1から電極触媒層2中に向けて3次元的に広げて、3相界面領域を広げるためである。
このように、電解質溶液を含む混合溶液を用いた場合、この混合溶液中には電解質を溶かす成分(溶剤)が含まれている。このため、この混合溶液を直接、電解質層1の表面上に、塗布した場合、電解質層1によっては、溶剤により膨潤収縮するという問題が発生するおそれがある。電解質層1が膨潤すると、電解質層1の表面に凹凸が発生することがあるため、その後の塗布工程で、電極触媒層2の厚さにむらができたり、電解質層1の凹凸面で液だれが発生したりすることが考えられる。
そこで、本実施形態では、これを防止するため、上記した構成であるスクリーン印刷機を用いて、このスクリーン印刷機を以下のように制御して、電解質層1の表面上にインクを直接塗布するようにしている。
第1に、定盤部11の細孔11aから電解質層1を吸引するようにポンプ12を稼働させる。これにより、電解質層1の表面に混合溶液を塗布するとき、電解質層1を定盤部11に吸着させるとともに、電解質層1の表面上の電極触媒層2から気化する溶剤を吸引除去することができる。言い換えると、細孔11aからポンプ12により吸引しているので、電解質層1の表面上に塗布された混合溶液中の溶剤の気化を促進させることができる。また、細孔11aは、定盤部11の広い範囲に設けられているので、電解質層1の表面上に塗布された混合溶液中の溶剤の気化が促進されている。
第2に、定盤部11が、上記した混合溶液中の溶剤が気化しやすい温度、例えば、溶剤の沸点付近の温度に保温されるように、温度調整手段を制御する。これにより、電解質層1の表面に混合溶液を塗布したときにおける混合溶液中の溶剤の気化を促進させている。
第3に、電解質層1の表面に混合溶液を塗布したとき、混合溶液中の溶剤が気化しやすいように、押し出し時間や、電解質膜1とスクリーン15との距離を調節している。
このようにして、本実施形態では、電解質層1に混合溶液を塗った瞬間に、混合溶液が乾くようにしている。これにより、溶剤による電解質層1の膨潤の影響を抑制して、電解質層1の表面上に混合溶液を塗布することができる。
また、本実施形態では、電解質層1として多孔質材料で補強したものを用いていることで、電解質層1が混合溶液中の溶剤により膨潤収縮するのを抑制している。なお、多孔質材料の代わりに、有機材料や無機材料で構成された短繊維、長繊維で補強された電解質層1を用いることもできる。
なお、スクリーン印刷法により、電解質層1に混合溶液を塗布(印刷)する場合、電解質層1の印刷面への圧力を任意に調節して印刷することが可能であるため、混合溶液中の溶剤添加量は少なくて良い。このため、スクリーン印刷法に用いる混合溶液は、従来の転写法で用いていた混合溶液よりも、混合溶液中の溶剤添加量が少なくなっている。
また、電解質層1の表面上に微細な電極触媒層2を形成する場合では、電解質層1を用意する工程で、表面にあらかじめアライメントマークが形成された電解質層1を用意する。そして、電極触媒層2を形成する工程で、このアライメントマークを基準として、電極触媒層2の形成位置を確認し、電極触媒層2を形成することが望ましい。これにより、電解質層1と電極触媒層2との位置合わせが容易であり、微細な電極触媒層2を簡便に形成することができる。
電極触媒層2を形成する工程の後、ガス拡散層3を用意する工程を行う。そして、電極触媒層2の外側にガス拡散層3を配置する工程を行う。この工程ではガス拡散層3を電極触媒層2に張り合わせる。
その後、セパレータ4を用意する工程と、ガス拡散層3の外側にセパレータ4を配置する工程を行う。これにより、図1に示す燃料電池が完成する。
本実施形態では、以上説明したように、スクリーン印刷法により、電解質層1の表面上に混合溶液を直接塗布することで、電解質層1の表面上に電極触媒層2を形成している。
スクリーン印刷法では、電解質層1の表面上に形成された電極触媒層2の厚さは、スクリーン15の厚みやインク量によって決まる。このため、上記背景技術の欄で説明した転写法におけるキャストの工程や、ホットプレスの工程での膜厚制御と比較して、スクリーン印刷法の方が電極触媒層2の膜厚を制御しやすく、形成された電極触媒層2の膜厚の精度が高い。
また、スクリーン印刷法では、電極触媒層2に必要な触媒成分量(g/cm)、いわゆる目付量を確保するようにスクリーン15の厚みを任意に変更すれば、1回の混合溶液の塗布により、電解質層1の表面上に所望厚さの電極触媒層2を形成することができる。
これにより、スクリーン印刷法によれば、上記した転写法と比較して、形成された電界触媒層2の膜厚の面内ばらつきが発生する要因となる工程を減らすことができるので、電極触媒層2の膜厚の精度を従来の製造方法よりも高くすることができる。
また、転写法では、細かいパターン形状の電極触媒層を形成することができなかったが、スクリーン印刷法によれば、転写法で電極触媒層を形成した場合と比較して、細かいパターン形状の電極触媒層を形成することができる。
したがって、本実施形態の燃料電池の製造方法によれば、転写法で電界触媒層2を形成していた従来の燃料電池の製造方法と比較して、電極触媒層2を高精度に形成することができる。これにより、微細な形状の電極触媒層2を従来よりも歩留まり良く形成することができる。
また、本実施形態の燃料電池の製造方法によれば、1回の混合溶液の塗布により電極触媒層2を形成することができるので、電極触媒層2を形成する際の工程数や工程時間を、従来における燃料電池の製造方法と比較して、減少させることができる。これにより、従来における燃料電池の製造方法と比較して、燃料電池の製造コストを低減させることができる。
なお、本実施形態では、混合溶液が塗布される被塗布材料を電解質層1とする場合を例として説明したが、これに限らず、被塗布材料をガス拡散層3とすることもできる。
この場合、電解質層1を用意する工程と、ガス拡散層3を用意する工程の後、スクリーン印刷法により、ガス拡散層3の表面に混合溶液を直接塗布することで、ガス拡散層3の表面に電極触媒層2を形成する工程を行う。このときの電極触媒層2の形成方法は、上記した被塗布材料を電解質層1とした場合と同様である。
その後、電解質層1と電極触媒層2とを張り合わせることで、電解質層1の両側に電極触媒層2を配置し、電極触媒層2の外側にガス拡散層3を配置する工程を行う。そして、ガス拡散層3の外側にセパレータ4を配置する工程を行う。このようにして燃料電池を製造することもできる。
この場合においても、スクリーン印刷法により電極触媒層2をガス拡散層3の表面上に形成していることから、上記した被塗布材料を電解質層1とした場合と同様の効果を有している。また、この場合、ガス拡散層3の表面上に混合溶液を塗布することから、溶剤によって電解質層1が膨潤することがない。
また、被塗布材料を電解質層1とガス拡散層3の両方とすることもできる。この場合、電解質層1を用意する工程と、ガス拡散層3を用意する工程の後、スクリーン印刷法により、電解質層1およびガス拡散層3の表面に混合溶液を直接塗布することで、電解質層1およびガス拡散層3の表面に電極触媒層2を形成する工程を行う。このときの電極触媒層2の形成方法も、上記した被塗布材料を電解質層1とした場合と同様である。
その後、電解質層1表面に形成された電極触媒層2と、ガス拡散層3表面に形成された電極触媒層2とを張り合わせることで、電解質層1の両側に電極触媒層2を配置し、電極触媒層2の外側にガス拡散層3を配置する工程を行う。そして、ガス拡散層3の外側にセパレータ4を配置する工程を行う。このようにして燃料電池を製造することもできる。
ここで、電極触媒層2は電解質層1およびガス拡散層3と比較して電気抵抗が小さいものである。そこで、このように、電解質層1およびガス拡散層3の両方の表面上に電極触媒層2を形成し、これらを張り合わせることで、単に電解質層1、電極触媒層2、ガス拡散層3とを重ねた場合と比較して、電解質層1と電極触媒層2との間の接触抵抗と、電極触媒層2とガス拡散層3との間の接触抵抗を小さくすることができる。
ここで、従来においても、転写法により電解質層1の表面と、ガス拡散層3の表面の両方に電極触媒層2を形成し、これらの電極触媒層2同士を貼り付ける方法が考えられる。しかし、転写法よりもスクリーン印刷法の方が電極触媒層2を高精度に形成することができる。このことから、被塗布材料を電解質層1とガス拡散層3の両方とした場合においても、転写方と比較して、電極触媒層2を高精度に形成することができる。
なお、被塗布材料をガス拡散層3もしくは電解質層1とガス拡散層3の両方とする場合においても、被塗布材料に、微細な電極触媒層2を簡便に形成しやすいように、アライメントマークをあらかじめ形成しておくのが良い。
(第2実施形態)
本実施形態は、第1実施形態に対して、スクリーン印刷の方法が異なっている。
図3に第2実施形態におけるスクリーン印刷機の構成を示す。本実施形態では、図3に示すように、図2に示すスクリーン印刷機に対して、さらに、密閉容器21と、不活性ガス導入口22と、不活性ガス導入手段23とを有するスクリーン印刷機を用いる。なお、以下では、被塗布材料を電解質層1とする場合を例として説明するが、被塗布材料をガス拡散層3もしくは電解質層1とガス拡散層3との両方とした場合においても同様である。
スクリーン印刷機の密閉容器21は、定盤部11と定盤部11上に固定された電解質層1とを密閉するものである。ただし、密閉容器21には不活性ガス導入口22が設けられているため、密閉容器21は疑似密閉構造となっている。
不活性ガス導入手段23は不活性ガス導入口22と接続されている。不活性ガスとしては、窒素ガスを用いることができる。
そして、本実施形態では、第1実施形態で説明した電極触媒層2を形成する工程で、不活性ガス導入手段23により、不活性ガス導入口22から密閉容器21の内部に不活性ガスを導入させ、密閉容器21の内部雰囲気を対流させながら、スクリーン印刷を行う。
このように、本実施形態では、電解質層1および定盤部11が密閉容器21により、密閉されている。このため、電解質層1に混合溶液を塗布したとき、混合溶液中の溶剤が気化しても密閉容器21内に留めることができる。
また、ポンプ12より、密閉容器21内部の気体が吸引されるので、密閉容器21の内部は、密閉容器21の外部の雰囲気に対して、負圧雰囲気となる。これにより、電解質層1に混合溶液を塗布したとき、混合溶液中の溶剤の気化を促進させることができる。なお、本実施形態では、このポンプ12が本発明の負圧雰囲気とする手段に相当する。
また、本実施形態では、密閉容器21内に不活性ガスを導入することで、密閉容器21内の雰囲気を対流させていることからも、電解質層1に混合溶液を塗布したとき、混合溶液中の溶剤の気化を促進させることができる。
また、密閉容器21に不活性ガス導入口22を設けない場合、ポンプ12により、密閉容器21の内部の気体を吸引しすぎて、電解質層1が細孔11aに引き込まれ、電解質層1が変形してしまう恐れがある。これを防ぐ手段として、空気を密閉容器21内に導入する方法が考えられる。しかし、空気雰囲気中では、電極触媒層2が酸化したり、電極触媒層2中の触媒が自然発火する恐れがある。
そこで、本実施形態のように、密閉容器21に不活性ガス導入口22を設け、密閉容器21の内部に不活性ガスを導入して、密閉容器21の内部を一定の負圧に保つことで、電解質層1の変形を抑制することができる。
なお、上記したように、図3では、密閉容器21の内部を負圧雰囲気とする手段として、ポンプ12を用いる場合を例として説明したが、ポンプ12の代わりに、他の負圧雰囲気とするための手段を用いることもできる。
(第3実施形態)
第1、第2実施形態では、電極触媒層2を備える燃料電池を製造する場合を例として説明したが、電極触媒層2の代わりに電極層と触媒層とを別々に形成する場合にも本発明を適用することができる。
電解質層と、この電解質層の両側に配置された電極層と、この電極層の外側に順に配置された触媒層およびガス拡散層とを備える燃料電池を製造する場合を説明する。この場合、電解質層を用意する工程を行い、電解質層を用意した後、スクリーン印刷法により、電解質層の表面に金属と溶媒を含む溶液を直接塗布することで、電解質層の表面に電極層を形成する工程を行う。
この工程は、第1実施形態で用いていた混合溶液の代わりに、金属が溶剤によって液状となった金属ペーストを用いている。金属としては、耐酸性で、導電性が高い金属を用いることが好ましい。例えば、銀、金、白金等を用いることができる。なお、使用するスクリーン印刷機や印刷方法は第1実施形態と同様である。
また、本実施形態においても、この工程で、電解質層の表面上に微細な電極層を簡便に形成できるように、あらかじめ電解質層にアライメントマークを形成しておくのが好ましい。
その後、電極層の外側に触媒層を配置する工程を行い、ガス拡散層を電極触媒層の外側に配置する工程を行う。
本実施形態においても、スクリーン印刷法により、電極層を形成しているので、第1実施形態と同様の効果を有している。
(他の実施形態)
上記した各実施形態において、電解質層1の表面上に電極触媒層2もしくは電極層を形成する場合では、電解質層1の表面上に電極触媒層2等を形成する工程の前に、以下の工程を行うこともできる。
例えば、吸湿性が高く、空気中の水分を吸うことでも変形をおこしやすい電解質膜1を用いる場合、電解質層1の表面上に電極触媒層2等を形成する工程を行う前から、電解質層1の表面に凹凸が生じているときがある。
そこで、このような電解質層1を用いる場合では、電解質層1に混合溶液を塗布する直前に、電解質膜1を定盤部11に固定し、スクリーン印刷機に付属したスクラバーもしくはドクターブレードを用いて、適当な引圧をかけた状態で、電解質層1の表面をなぞる工程を行う。これにより、電解質膜1上に発生した凹凸を平坦に修正する。
その後、電極触媒層2等を形成する工程で、上記した各実施形態と同様に、スクリーン印刷法により電解質層1の表面上に電極触媒層2を形成する。
このように、混合溶液を塗布する直前に、電解質層1の表面をならしてから、混合溶液を塗布することで、電極触媒層2等の膜厚にむらができたり、電解質層1の表面上の凹凸面で液だれが発生したりするのを抑制することができる。
また、上記した各実施形態では、PEFCを製造する場合を例として説明したが、電解質層と、電極触媒層(もしくは電極と触媒層)と、ガス拡散層とが順に積層されている燃料電池であれば、他の燃料電池の製造方法にも本発明を適用することができる。例えば、 AFC(アルカリ型燃料電池)、PAFC(リン酸型燃料電池)、MCFC(溶融炭酸塩型燃料電池)、SOFC(固体電解質型燃料電池)の製造方法においても、本発明を適用することができる。
本発明の燃料電池の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるスクリーン印刷機の断面図である。 本発明の第2実施形態におけるスクリーン印刷機の断面図である。 従来における電極触媒層の形成方法を説明するための図である。
符号の説明
1…電解質層、2…電極触媒層、3…ガス拡散層、4…セパレータ、
11…定盤部、12…ポンプ、13…除外装置、14…枠、
15…スクリーン、16…スキージ、21…密閉容器、
22…不活性ガス導入口、23…不活性ガス導入手段。

Claims (13)

  1. 電解質層(1)と、前記電解質層の両側に配置された電極触媒層(2)と、前記電極触媒層の外側に配置されたガス拡散層(3)とを備える燃料電池の製造方法において、
    前記電解質層を用意する工程と、
    前記ガス拡散層を用意する工程と、
    前記ガス拡散層を用意した後、スクリーン印刷法により、前記ガス拡散層を被塗布材料として、前記被塗布材料の表面に触媒と溶剤とを含む溶液を直接塗布することで、前記ガス拡散層の表面に前記電極触媒層を形成する工程と、
    前記電解質層と前記電極触媒層とを張り合わせることで、前記電解質層の両側に前記電極触媒層を配置し、前記電極触媒層の外側に前記ガス拡散層を配置する工程とを有することを特徴とする燃料電池の製造方法。
  2. 前記ガス拡散層を用意する工程では、表面にアライメントマークがあらかじめ形成された前記ガス拡散層を用意し、
    前記ガス拡散層の表面に前記電極触媒層を形成する工程では、前記アライメントマークを基準にして、前記ガス拡散層の表面に前記電極触媒層を形成することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池の製造方法。
  3. 電解質層(1)と、前記電解質層の両側に配置された電極触媒層(2)と、前記電極触媒層の外側に配置されたガス拡散層(3)とを備える燃料電池の製造方法において、
    前記電解質層を用意する工程と、
    前記電解質層を用意した後、スクリーン印刷法により、前記電解質層を被塗布材料として、前記被塗布材料の表面に、触媒と溶剤とを含む溶液を直接塗布することで、前記電解質層の表面に前記電極触媒層を形成する工程と、
    前記ガス拡散層を用意する工程と、
    前記電気触媒層と前記ガス拡散層とを張り合わせることで、前記ガス拡散層を前記電極触媒層の外側に配置する工程とを有することを特徴とする燃料電池の製造方法。
  4. 前記電解質層を用意する工程では、表面にアライメントマークがあらかじめ形成された前記電解質層を用意し、
    前記電解質層の表面に前記電極触媒層を形成する工程では、前記アライメントマークを基準にして、前記電解質層の表面に前記電極触媒層を形成することを特徴とする請求項3に記載の燃料電池の製造方法。
  5. 電解質層(1)と、前記電解質層の両側に配置された電極触媒層(2)と、前記電極触媒層の外側に配置されたガス拡散層(3)とを備える燃料電池の製造方法において、
    前記電解質層を用意する工程と、
    前記ガス拡散層を用意する工程と、
    前記電解質層およびガス拡散層を用意した後、スクリーン印刷法により、前記電解質層および前記ガス拡散層を被塗布材料として、前記被塗布材料の表面に触媒と溶剤とを含む溶液を直接塗布することで、前記電解質層および前記ガス拡散層の両表面に前記電極触媒層を形成する工程と、
    前記電解質層表面に形成された前記電極触媒層と、前記ガス拡散層表面に形成された前記電極触媒層とを張り合わせることで、前記電解質層の両側に前記電極触媒層を配置し、前記電極触媒層の外側に前記ガス拡散層を配置する工程とを有することを特徴とする燃料電池の製造方法。
  6. 前記電解質層を用意する工程では、表面にアライメントマークがあらかじめ形成された前記電解質層を用意し、
    前記ガス拡散層を用意する工程では、表面にアライメントマークがあらかじめ形成された前記ガス拡散層を用意し、
    前記電解質層および前記ガス拡散層の表面に前記電極触媒層を形成する工程では、前記アライメントマークを基準にして、前記電解質層および前記ガス拡散層の表面に前記電極触媒層を形成することを特徴とする請求項5に記載の燃料電池の製造方法。
  7. 電解質層と、前記電解質層の両側に配置された電極層と、前記電極層の外側に順に配置された触媒層およびガス拡散層とを備える燃料電池の製造方法において、
    前記電解質層を用意する工程と、
    前記電解質層を用意した後、スクリーン印刷法により、前記電解質層の表面に金属と溶剤を含む溶液を直接塗布することで、前記電解質層の表面に前記電極層を形成する工程と、
    前記電極層の外側に前記触媒層を配置する工程と、
    前記ガス拡散層を前記触媒層の外側に配置する工程とを有することを特徴とする燃料電池の製造方法。
  8. 前記電解質層を用意する工程では、表面にアライメントマークがあらかじめ形成された前記電解質層を用意し、
    前記電解質層の表面に前記電極層を形成する工程では、前記アライメントマークを基準にして、前記電解質層の表面に前記電極層を形成することを特徴とする請求項7に記載の燃料電池の製造方法。
  9. 前記電解質層を用意する工程では、多孔質材料で補強された前記電解質層を用意することを特徴とする請求項3ないし8のいずれか1つに記載の燃料電池の製造方法。
  10. 前記電極触媒層もしくは前記電極層を形成する工程では、前記被塗布材料を固定する定盤部(11)に細孔(11a)が設けられており、前記細孔から吸引を行う吸引手段(12)を有するスクリーン印刷機を用い、前記細孔から前記被塗布材料を吸引するともに、前記溶液中から気化した前記溶剤を吸引しながら、前記電極触媒層もしくは前記電極層を形成することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の燃料電池の製造方法。
  11. 前記電極触媒層もしくは前記電極層を形成する工程では、前記被塗布材料を固定する定盤部(11)の温度を調節する手段を備えるスクリーン印刷機を用い、前記定盤部の温度を前記溶剤の沸点以上の温度に保持しながら、前記電極触媒層もしくは前記電極層を形成することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の燃料電池の製造方法。
  12. 前記電極触媒層もしくは前記電極層を形成する工程では、前記被塗布材料および前記被塗布材料を固定する定盤部(11)とを密閉する密閉容器(21)と、前記密閉容器外部の雰囲気に対して前記密閉容器内部を負圧雰囲気とする手段(12)とを有するスクリーン印刷機を用い、前記密閉容器内部を負圧雰囲気として、前記電極触媒層もしくは前記電極層を形成することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の燃料電池の製造方法。
  13. 前記スクリーン印刷機は、前記密閉容器内部に不活性ガスを導入する手段(23)を有しており、前記前記密閉容器内部に不活性ガスを導入しながら、前記電極触媒層もしくは前記電極層を形成することを特徴とする請求項12に記載の燃料電池の製造方法。
JP2003383997A 2003-11-13 2003-11-13 燃料電池の製造方法 Expired - Fee Related JP4701604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003383997A JP4701604B2 (ja) 2003-11-13 2003-11-13 燃料電池の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003383997A JP4701604B2 (ja) 2003-11-13 2003-11-13 燃料電池の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005149847A true JP2005149847A (ja) 2005-06-09
JP4701604B2 JP4701604B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=34692560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003383997A Expired - Fee Related JP4701604B2 (ja) 2003-11-13 2003-11-13 燃料電池の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4701604B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164790A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池用触媒層の形成装置及び燃料電池用触媒層の形成方法
WO2006137203A1 (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 膜-電極接合体製造方法
JP2009029083A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Dainippon Printing Co Ltd インキ供給装置
JP2009527086A (ja) * 2006-02-15 2009-07-23 ユン,ビュングク 燃料電池用電解質膜キュアリング装置
JP2010118237A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Toyota Motor Corp 燃料電池の製造方法
JP2012003893A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Ngk Spark Plug Co Ltd 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法
JP2012164422A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Honda Motor Co Ltd 燃料電池用膜電極接合体の製造方法及びその装置
US8394554B2 (en) 2006-10-26 2013-03-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Separator suction device for a fuel cell
WO2017069043A1 (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 東京応化工業株式会社 触媒層形成装置、触媒層の形成方法、触媒層、燃料電池、燃料電池製造システム、及び燃料電池の製造方法
KR20220102299A (ko) * 2021-01-13 2022-07-20 전북대학교산학협력단 스크린프린팅법과 전기영동법을 적용한 연료전지용 Pt/C 촉매전극 및 그 제조방법

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001345110A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Japan Gore Tex Inc 固体高分子電解質型燃料電池
JP2003100314A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体高分子形燃料電池用セルの作製方法及びその作製装置
JP2003109609A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Honda Motor Co Ltd 燃料電池用電極の製造方法およびその装置
JP2003109602A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高分子電解質形燃料電池およびその製造方法
JP2003237031A (ja) * 2002-02-13 2003-08-26 Dainippon Printing Co Ltd スクリーン印刷用アライメント装置
JP2003300302A (ja) * 2002-04-09 2003-10-21 Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd スクリーン印刷方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001345110A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Japan Gore Tex Inc 固体高分子電解質型燃料電池
JP2003100314A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 固体高分子形燃料電池用セルの作製方法及びその作製装置
JP2003109609A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Honda Motor Co Ltd 燃料電池用電極の製造方法およびその装置
JP2003109602A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 高分子電解質形燃料電池およびその製造方法
JP2003237031A (ja) * 2002-02-13 2003-08-26 Dainippon Printing Co Ltd スクリーン印刷用アライメント装置
JP2003300302A (ja) * 2002-04-09 2003-10-21 Newlong Seimitsu Kogyo Co Ltd スクリーン印刷方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164790A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池用触媒層の形成装置及び燃料電池用触媒層の形成方法
WO2006137203A1 (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 膜-電極接合体製造方法
US8097112B2 (en) 2005-06-20 2012-01-17 Panasonic Corporation Method for manufacturing membrane-electrode assembly
JP2009527086A (ja) * 2006-02-15 2009-07-23 ユン,ビュングク 燃料電池用電解質膜キュアリング装置
US8394554B2 (en) 2006-10-26 2013-03-12 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Separator suction device for a fuel cell
JP2009029083A (ja) * 2007-07-30 2009-02-12 Dainippon Printing Co Ltd インキ供給装置
JP2010118237A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Toyota Motor Corp 燃料電池の製造方法
JP2012003893A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Ngk Spark Plug Co Ltd 固体酸化物形燃料電池及びその製造方法
JP2012164422A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Honda Motor Co Ltd 燃料電池用膜電極接合体の製造方法及びその装置
WO2017069043A1 (ja) * 2015-10-19 2017-04-27 東京応化工業株式会社 触媒層形成装置、触媒層の形成方法、触媒層、燃料電池、燃料電池製造システム、及び燃料電池の製造方法
US20180309135A1 (en) * 2015-10-19 2018-10-25 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Catalyst-layer forming apparatus, catalyst-layer forming method, catalyst layer, fuel cell, fuel-cell manufacturing system, and fuel-cell manufacturing method
US11233245B2 (en) 2015-10-19 2022-01-25 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Catalyst-layer forming apparatus
KR20220102299A (ko) * 2021-01-13 2022-07-20 전북대학교산학협력단 스크린프린팅법과 전기영동법을 적용한 연료전지용 Pt/C 촉매전극 및 그 제조방법
KR102597187B1 (ko) 2021-01-13 2023-11-01 전북대학교산학협력단 스크린프린팅법과 전기영동법을 적용한 연료전지용 Pt/C 촉매전극 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4701604B2 (ja) 2011-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101473476B (zh) 燃料电池用电解质膜和膜电极接合体的制造方法
JP5326189B2 (ja) 電解質膜−電極接合体およびその製造方法
US20110287183A1 (en) Manufacturing method of gas diffusion layer
US8142957B2 (en) Method for preparing a membrane electrode of a fuel cell
JP4116328B2 (ja) 膜電極構造体及びその製造方法
JP4736787B2 (ja) 固体高分子形燃料電池における膜電極接合体および補強型電解質膜の製造方法
JP4701604B2 (ja) 燃料電池の製造方法
WO2002075834A1 (fr) Procede de realisation de corps de connexion d'electrode a film electrolytique pour pile a combustible
JP5135341B2 (ja) 燃料電池用セパレータプレートの製造方法及びそれを利用した燃料電池
JP2008135295A (ja) 固体高分子形燃料電池用ガス拡散層要素、固体高分子形燃料電池およびその製造方法
JP4810841B2 (ja) 固体高分子形燃料電池用電解質膜−触媒層接合体の製造方法および製造装置
JP7207353B2 (ja) 燃料電池の製造方法
JP2015220185A (ja) 膜電極接合体の製造装置及び製造方法
CN106256039B (zh) 制造增强的膜密封组件的方法
JPWO2007102469A1 (ja) 燃料電池
US20080102341A1 (en) High intensity complex membrane and membrane-electrode assembly including the same
KR20200004704A (ko) 계면저항을 최소화한 박막형 막-전극 접합체 제조방법
JP3965666B2 (ja) ガス拡散電極およびその製造方法
JP2006310237A (ja) 膜電極接合体の製造方法
CN110088962A (zh) 用于制造燃料电池的膜-电极组件的方法及生产线
JP2006339062A (ja) 燃料電池用電極構造体の製造方法
Mahmoodi et al. Fabrication and Characterization of a Thin, Double‐sided Air Breathing Micro Fuel Cell
JP5466131B2 (ja) 燃料電池用電解質膜・電極構造体の製造方法
JP5619841B2 (ja) 固体高分子形燃料電池の製造方法
JP3898569B2 (ja) 燃料電池の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100413

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110221

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees