JP2005144757A - 広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。 - Google Patents

広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。 Download PDF

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岡 雅 樹 稲
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Abstract

【課題】 ヒートシール幅5〜20mmの広幅でヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋を提供する。
【解決手段】 密度0.929g/cm以上の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルムからなる外層(A)と、密度0.907g/cm以下の超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルムからなる内層(B)とを積層した積層フィルムから構成され、外層(A)樹脂の融点と内層(B)樹脂の融点の温度差が30〜50℃の範囲内の積層フィルムをヒートシール幅3.5mm以上にてヒートシールして袋状に形成した広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋。
【選択図】 図1

Description

本発明はヒートシール幅3.5mm以上の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋に関するものである。更に詳細には、広幅でヒートシールする場合においてもヒートシール温度の調整が容易で、且つ、シールエッジ部のフィルム表面に熱による溶融痕(樹脂やせ)を残さず、綺麗なシール仕上がりとすることができるヒートシール幅3.5mm以上の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋に関するものである。
従来、低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LDPE)製の袋は、透明性に優れ、ソフトな感触で、ヒートシールが容易であることから、パン、菓子等の各種軽量食品の包装において広く用いられてきた。
しかし、このような低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LDPE)製の袋は、引張強度等が弱いにもかかわらず重量のある米袋やセメント袋等の重量物の包装においては使用されてきた。
また、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)をヒートシールする場合、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)に比較して曖昧なヒートシール温度調整では、適度なヒートシール強力を備えた袋が得られ難かった。
また、多層化することで得られる共押出フィルムに関してもシール面の融着温度とフィルム表面の溶融する温度との差が10℃未満であると、シール部が十分な接着温度になる前にシール部が融けてしまう為に、ヒートシール幅を広げるほどヒートシール温度管理の調整が困難となり、ヒートシール時にエッジ切れを生じてヒートシールすることができなくなることが多い。
従って、通常のヒートシールにおいてはヒートシール幅が1.5〜2.5mmであり、最大限にヒートシール幅を広げたとしも3mm程度が限界で、それ以上にヒートシール幅を広げてシールエッジ部の破壊強度を高めようとしても極めて困難なことであった。
それ故、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)自体の引張強度等は高いけれども、ヒートシールして袋を形成する場合においては、そのヒートシールした接合部分の幅が狭いためにヒートシールにおける信頼性に欠けているので、十分な接着強度を備えた袋が得られ難かった。
また、底部を折り曲げて両側端部及び底部の三方を広幅にてヒートシールした袋においては袋の形状安定性を保つことができるが、狭い幅でヒートシールした袋においては袋の形状安定性を保つことができないとの問題点があった。
一方、ナイロンフィルムと直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)とを積層したナイロン/LLDPE積層フィルムを用いた袋は、引張強度も強く、シール強力も十分で、広幅ヒートシールの温度調節も容易であることから、この種の袋として主流となっており、広く使用されている(例えば、非特許文献1参照)。
しかしながら、このナイロン/LLDPE積層フィルムを用いた袋は、ナイロンフィルムが高価であることから、その積層フィルムも高価なものとなり、経済的には問題があった。
また、このナイロンフィルムと直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)とを積層したナイロン/LLDPE積層フィルムを用いた袋は、ナイロンフィルムがガスバリヤー性であることから、冷凍保存された鮪を解凍した際にも、鮪の赤身の発色が出にくいので、ネギトロ用の鮪の冷凍保存用袋としては不十分なものであった。
また、耐カール性、剛性、低温ヒートシール性、水蒸気バリア性、保香性、衛生性、耐熱性、ヒートシール強力、突刺強度を改良するために、密度0.94g/cm以下の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)層(I)と、曲げ弾性率が2,500kgf/cm以上のポリオレフィン系樹脂材料層(II)と、密度が0.94g/cm以下の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)層(III)との少なくとも3層構造からなる積層体が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、このような3層構造からなる積層体は、実施例においては外層(I)と内層(III)とが同じ密度の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)が用いられているためにヒートシール強力を高めることは困難であるし、更に、シールバーの幅が1mmのヒートシール試験機を用いてヒートシールしていることから、広幅でヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋は製作されることはなかった。
特開2002−52669号公報 「最新 機能包装実用事典」第571〜577頁、発行者:小野介嗣、発行所:株式会社フジ・テクノシステム、発行日:1994年8月1日
以上述べたことから、本発明は広幅にてヒートシールした接合部分はヒートシールの信頼性が高く、十分な接着強度を備えたものとなり、ヒートシールする際にもヒートシール温度の調整が容易で、且つ、ヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋のシールエッジ部のフィルム表面には熱による溶融痕(樹脂やせ)を残さず、綺麗なシール仕上がりとすることができる、安価な、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋を得ようとするものである。
本発明者は、上記問題点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)をヒートシール幅3.5mm以上の広幅でヒートシールして製作した直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋においては、ヒートシールした接合部分の幅が広いので、ヒートシールの信頼性が高く、且つ、十分な接着強度を備えた袋を得る為には、密度0.929g/cm以上の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)の外層(A)と、密度0.907g/cm以下の超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)の内層(B)とを積層してなる少なくとも2層構造の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム(LLDPE)を用い、上記外層(A)に用いられる樹脂の融点と内層(B)に用いられる樹脂の融点の温度差が30〜50℃の範囲内とすることにより達成することができるとの知見に基づいて本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋は、密度0.929g/cm以上の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルムからなる外層(A)と、密度0.907g/cm以下の超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルムからなる内層(B)とを積層してなる少なくとも2層構造の積層フィルムから構成されると共に、これら外層(A)に用いられる樹脂の融点と内層(B)に用いられる樹脂の融点の温度差が30〜50℃の範囲内である直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルムをヒートシール幅3.5mm以上の広幅にてヒートシールして袋状に形成されていること、を特徴とするものである。
このような広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋は、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製であることから、安価で、ヒートシール幅3.5mm以上の広幅でのヒートシールの際にもヒートシール温度の調整が容易で、且つ、ヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋のシールエッジ部のフィルム表面には熱による溶融痕(樹脂やせ)を残さず、綺麗なシール仕上がりとすることができるものである。
また、底部を折り曲げて両側端部及び底部の三方を広幅にてヒートシールした直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋は、袋の三方側にリブが形成されたようになり、形状安定性が高くなるので、液体等の内容物を入れた場合にも自立性が高くなるので、詰め替え用の液体容器として最適であるし、袋の両側面部が広幅でヒートシールされていることから袋の側面部を掴み易く自動充填適正が向上するので、自動充填用の袋として最適であるし、酸素透過性があるのでネギトロ用の鮪の冷凍保存用袋としても使用することができる。
[I] 広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋
(1) 構 造
本発明の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋は、異なる密度の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム(LLDPE)からなる外層(A)と内層(B)とを積層してなる少なくとも2層構造のフィルムからなり、該外層(A)樹脂の融点と内層(B)樹脂の融点との温度差が30〜50℃の範囲内のものである。
(A) 外層(A)
外層(A)に用いられる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)としては、密度が0.929g/cm以上、好ましくは0.930〜0.945g/cm、特に好ましくは0.935〜0.945g/cmの比較的高密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)を用いる必要がある。
直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)の密度が上記範囲未満のものを用いると耐熱性が劣るためヒートシール温度の調整が困難となり、シールバーから受ける熱で溶融、融着の問題が生じる。また、上記範囲を超過するものを用いると成形加工上の問題が生じ易い傾向がある。
しかし、上記外層(A)に用いられる密度が0.929g/cm以上の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)としては、密度が0.929g/cm以上の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)単独のフィルムであっても良いが、その成形加工性、光学特性等の物性等を改良することを目的として、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)を20重量%以下、好ましくは5〜15重量%、特に好ましくは8〜12重量%の範囲内で添加したものを用いることが好ましい。
(B) 内層(B)
内層(B)に用いられる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)としては、密度が0.907g/cm以下、好ましくは0.907〜0.898g/cm、特に好ましくは0.903〜0.901g/cmの超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)を用いる必要がある。
ここで用いられる超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)の密度が上記範囲を超過するものを用いる場合には低温シール開始性能に問題が生じる。また、上記範囲未満のものを用いると成形安定性に問題が生じ易い傾向がある。
しかし、上記外層(B)に用いられる密度が0.903g/cm以下の超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)は、密度が0.903g/cm以下の超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)単独のフィルムであっても良いが、その成形加工性、耐ブロッキング性等の物性等を改良することを目的として、低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)を20重量%以下、好ましくは5〜15重量%、特に好ましくは8〜12重量%の範囲内で添加したものを用いることが好ましい。
(C) 中間層(C)
上記外層(A)と 内層(B)との間に、耐衝撃強度を増加させたり、剛軟性、透明性、経済性等を向上させることを目的として各種素材からなる中間層(C)を必要に応じて用いることができる。
中間層(C)に用いられるフィルムとしては、例えば、密度が0.907g/cm超過〜0.929g/cm未満、好ましくは0.910〜0.927g/cm、特に好ましくは0.912〜0.925g/cmの直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)フィルム、或いは、低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LDPE)、或いは、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA)フィルム等を挙げることができる。これらフィルムの中でも特に上記密度が0.907g/cm超過〜0.929g/cm未満の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)を用いることが望ましい。
これら中間層(C)は、単独層である必要はなく、各種素材の積層物であっても良い。しかし、好適には密度が0.907g/cm超過〜0.929g/cm未満の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)の単独層を中間層(C)として用いた外層(A)/中間層(C)/ 内層(B)の3層構造からなるものであることが望ましい。
(2) 融点の温度差
上記外層(A)に用いられる密度が0.929g/cm以上の比較的高密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の融点と、内層(B)に用いられる密度が0.903g/cm以下の超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の融点の温度差が30〜50℃、好ましくは35〜49℃、特に好ましくは40〜48℃の範囲内のものを用いる必要がある。
外層(A)と内層(B)とに用いられる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂の融点の温度差が上記範囲未満の温度であると低温シール開始温度と耐熱性の熱関係の条件が満たされず、表面層がシールバーにより溶融し、融着するといった問題が生じる。また、上記範囲を超過する温度であると成形加工上の問題が生じる。
(3) 層構成
上記外層(A)及び内層(B)の少なくとも2層構造の積層フィルムからなる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋は、該袋の層構成として、外層(A)が15〜100μm、好ましくは20〜50μm、特に好ましくは25〜40μmであり、内層(B)が5〜50μm、好ましくは8〜40μm、特に好ましくは10〜30μmのものが用いられる。
上記層構成が上記範囲未満のものや上記範囲を超過するものを用いる場合には広幅のヒートシールを良好に行うことができ難くなる傾向がある。
また、必要に応じて用いられる中間層(C)としては、一般に1〜150μm、好ましくは10〜100μm、特に好ましくは20〜50μmのものが用いられる。
従って、このような直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルムは、一般に厚みが20〜300μm、好ましくは30〜200μm、特に好ましくは40〜120μmの積層フィルムである。
(4) 形 状
本発明の広幅でヒートシールしてなる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋は、インフレーション成形により得られる筒状フィルムの一端側をヒートシールした四角形の袋、或いは、Tダイ成形等により成形したフイルムを重ね合わせて三方をヒートシールした四角形の袋、或いは、Tダイ成形等により成形したフイルムを折り曲げて二方をヒートシールした四角形の袋、底部を折り曲げて両側端部及び底部の三方を広幅にてヒートシールした所謂スタンドパウチ型の袋等を挙げることができる。
これらの中でも底部を折り曲げて両側端部及び底部の三方を広幅にてヒートシールした袋は、広幅のヒートシール部分がフィルム状の容器の三方側にリブが形成されたようになるので形状安定性も良好となり、液体等の内容物を入れた場合にも自立性が高くなるので、詰め替え用の液体容器として最適となる。
(5) 広幅ヒートシール
(A) ヒートシール幅
上記広幅でヒートシールしてなる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋のヒートシールされた接合部分は、ヒートシール幅が3.5mm以上、好ましくは4〜50mm、特に好ましくは5〜30mmのヒートシールである。
(B) 形 状
上記広幅でヒートシールされたヒートシール部分の形状は、シールエッジ部のフィルム表面には熱による溶融痕(樹脂やせ)を残さず、綺麗なシール仕上がりとなっている。
(6) 物 性
本発明の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋は、基本的に直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルムから構成されているので、一般的にガス透過性であり、酸素を透過することができる。
従って、ナイロンフィルムと直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)とを積層したナイロン/LLDPE積層フィルムを用いた袋に比較して酸素透過性であることから、冷凍保存された鮪を解凍した際にも、鮪の赤身の発色が出やすくなるので、ネギトロ用の鮪の冷凍保存用袋として優れている。
このようなネギトロ用の鮪の冷凍保存用袋として用いるためには、酸素ガス透過性が一般に500〜40,000cc/m・day、好ましく1,000〜20,000cc/m・day、特に好ましくは1,500〜10,000cc/m・dayを有するものが好ましい。
(7) 用 途
本発明の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋は、各種形状の袋として形成して、各種容器として使用可能であるが、上記の如く、少なくとも三方が広幅にてヒートシールした直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋は、広幅のヒートシール部分がフィルム状の容器の三方側にリブが形成されたようになり、袋の形状安定性が向上するし、底部を折り曲げて両側端部及び底部の三方広幅にヒートシールした所謂スタンドパウチ型の袋は液体等の内容物を入れた場合にも自立性が高くなるので、詰め替え用の容器として最適なものとして使用することができる。
鮪の冷凍保存用袋として用いることにより、冷凍保存された鮪を解凍した際に、鮪の赤身の発色が出易いので、ネギトロ用の鮪の冷凍保存用袋として最適である。
[II] 直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋の製造
(1) 少なくとも2層構造のフィルムの製造
本発明の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋を製造するには、密度0.929g/cm以上の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)と、密度0.907g/cm以下の超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)とが、必要により中間層(C)として用いられる密度が0.907g/cm超過〜0.929g/cm未満の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム(LLDPE)が積層された少なくとも2層構造の積層フィルムが用いられる。
これら少なくとも2層構造のフィルムは両者の樹脂の融点の温度差が30〜50℃であることが重要である。
(2) フィルムの積層
広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋を製造するには、インフレーション成形により得られる筒状フィルムをロールにより鋏んで重ね合わせた積層体を切断することにより得られる積層体、或いは、Tダイ成形等により成形したフイルムを重ね合わせて三方を切断することにより得られる積層体、或いは、Tダイ成形等により成形したフイルムを折り曲げて両端をヒートシールした積層体等を挙げることができる。
このようにして積層された直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルムは、一般に厚みが20〜300μm、好ましくは30〜200μm、特に好ましくは40〜120μmの積層フィルムである。
(3) 広幅でヒートシール
本発明においては、広幅でヒートシールすることが重要である。
(A) ヒートシール条件
本発明における広幅でのヒートシールとしては、ヒートシール幅が3.5mm以上、好ましくは4〜50mm、特に好ましくは5〜30mmのヒートシールである。
このような広幅でヒートシールすることによりヒートシールした接合部分の幅が広くなり、十分な強度の袋が得られるようになる。
ヒートシール幅が上記範囲未満のものでは袋の形状安定性の問題が生じる。また、上記範囲を超過すると均一なヒートシールが困難となるとの問題が生じる。
(B) 広幅ヒートシール用機器
上記広幅でのヒートシールを行う広幅ヒートシール用機器としては、ヒートシールバーの幅が5〜50mmの、例えば、トタニ技研工業(株)製の商品名「BH−60HVL製袋機」の広幅ヒートシール用機器が用いられる。
以下に示す実施例及び比較例によって、本発明を更に具体的に説明する。
[I] 評価方法
(1) 樹脂密度
本発明における樹脂の密度の測定は、JIS K6760の方法によって測定される値である。
(2) 樹脂の融点
本発明における樹脂の融点の測定は、JIS K7121の方法によって測定される値である。
(3) MFR
本発明における樹脂のメルトフローレート(MFR)の測定は、JIS K6760の方法によって測定される値である。
(4) ヒートシール強力
本発明におけるヒートシール強力の測定は、テスター産業(株)製HEAT−SEAL TESTER(TP−701−13)を使用してサンプル作成して得られた試験片をJIS Z1711の方法によって測定される値である。
(5) ヒートシール温度の調整の容易性の評価
ヒートシール温度の調整の容易性については、トタニ技研工業(株)製の商品名「FP35V2製袋機」で製袋した時のシール測定結果を下に調整した設定温度の容易さを評価した。
(6) 形状安定性
本発明における形状安定性の測定は、三方シール袋の耳部を掴み袋内に内容物を充填する際に開口部の捩れの有無によって評価した。
開口部に捩れが無いことを良好として評価した。
(7) ヒートシール後のヒートシール状態についての評価
ヒートシール後のヒートシール状態については、目視にて熱による溶融痕(樹脂やせ)の有無を評価した。
(8) 自動充填適性の評価
自動充填適性については、(株)古川製作所製真空自動充填機(FVF−8−260N)での自動充填の作業性によって評価した。
作業の不具合が無く充填できたことを良好とした。
[II] 実施例及び比較例
実施例1
(1) 三層構造からなる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)フィルムの製造
密度が0.935g/cm、メルトフローレート(MFR)が3.5、融点が126℃の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)90重量部と、密度が0.927g/cm、メルトフローレート(MFR)が1.0、融点が117℃の低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)10重量部とを二軸押出機により溶融混練した溶融樹脂組成物(A)と、密度0.925g/cm、メルトフローレート(MFR)が1.7、融点が123℃の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)100重量部を押出機により溶融混練した溶融樹脂組成物(C)と、密度0.903g/cm、メルトフローレート(MFR)が2.0、融点が85℃の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)100重量部に、AB剤10,000ppm及びSL剤2,000ppmとを二軸押出機により溶融混練した溶融樹脂組成物(B)とをダイに供給して、外層(A):30μm/中間層(C):40μm/内層(B):20μmの三層構造からなる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)積層フィルムを成形した。
(2) 広幅でのヒートシールによる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋の製造
次に、この三層構造からなる直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)積層フィルムの内層(B)同士を重ね合わせて、下記の条件下で広幅でのヒートシールを行って、広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋を製造した。
ヒートシール圧力:0.2MPa、
ヒートシール時間:2.0秒、
ヒートシールバーの幅:15mm
上シールバーの設定温度:表2に示す温度(℃)
下シールバーの設定温度:80℃
Figure 2005144757
(3) 設定温度とシール強力との測定結果
上記広幅でのヒートシールによる上シールバーの設定温度とシール強力との関係を測定した結果を表2に示す。
Figure 2005144757
表2の結果から図1を作成し、図1に示す安定したシール強力を発現開始する温度3とシールバーの熱によって溶融開始する温度4との間隔が広いことから、ヒートシール温度の調整が容易であることが確認できた。
また、袋は両側面部及び底部が広幅にてヒートシールされていることから形状安定性に優れたものであった。更に、ヒートシール後の袋のヒートシール部分の状態について目視にて評価した結果を表2に示す。
上記広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋を自動充填機にて評価したところ、側面部が広幅にてヒートシールされていることから、袋の側面部を掴みやすいので自動充填適性に優れた袋であった。
実施例2
表1に示す樹脂に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
その結果を表2に示す。
比較例1
表1に示す樹脂に変更した以外は実施例1と同様に実施した。
その結果を表2に示す。
本発明の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋は、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製であることから、安価で、ヒートシール幅3.5mm以上の広幅でのヒートシールの際にもヒートシール温度の調整が容易で、且つ、ヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋のシールエッジ部のフィルム表面には熱による溶融痕(樹脂やせ)を残さず、綺麗なシール仕上がりとすることができるものである。
また、底部を折り曲げて両側端部及び底部の三方を広幅にてヒートシールした直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルム製袋は、フィルム状の容器の三方側にリブが形成されたようになり、形状安定性が高くなるので、液体等の内容物を入れた場合にも自立性が高くなるので、詰め替え用の液体容器として最適であるし、ネギトロ用の鮪の冷凍保存用袋として有用であることから、産業上極めて有用なものである。
図1は、実施例1の表2の上シールバーの設定温度とシール強力との関係を図面化したものである。 図2は、実施例2の表2の上シールバーの設定温度とシール強力との関係を図面化したものである。 図3は、実施例3の表2の上シールバーの設定温度とシール強力との関係を図面化したものである。 図4は、実施例4の表2の上シールバーの設定温度とシール強力との関係を図面化したものである。 図5は、比較例1の表2の上シールバーの設定温度とシール強力との関係を図面化したものである。
符号の説明
1 外面層
2 内面層
3 安定したシール強力を発現開始する温度
4 シールバーの熱によって溶融開始する温度
5 汎用的な密度の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂が安定してシール強力を発現開始する温度

Claims (7)

  1. 密度0.929g/cm以上の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルムからなる外層(A)と、密度0.907g/cm以下の超低密度な直鎖状低密度ポリエチレン樹脂フィルムからなる内層(B)とを積層してなる少なくとも2層構造の積層フィルムから構成されると共に、これら外層(A)に用いられる樹脂の融点と内層(B)に用いられる樹脂の融点の温度差が30〜50℃の範囲内である直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルムをヒートシール幅3.5mm以上の広幅にてヒートシールして袋状に形成されていることを特徴とする、広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。
  2. 外層(A)と内層(B)との間に密度0.907g/cm超過〜0.929g/cm未満の直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)フィルムを中間層(C)として形成した、請求項1に記載の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。
  3. ヒートシール幅が4〜50mmの範囲内である、請求項1又は2に記載の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。
  4. 底部及び両側端部を広幅にヒートシールして形状安定性を高めた、請求項1〜3のいずれかに記載の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。
  5. 樹脂積層フィルムの肉厚が20〜300μmである、請求項1〜4のいずれかに記載の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。
  6. 外層(A)が低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)を5〜15重量%の割合で含有する直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)である、請求項1〜5のいずれかに記載の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。
  7. 鮪冷凍保存用袋である、請求項1〜6のいずれかに記載の広幅にてヒートシールされた直鎖状低密度ポリエチレン樹脂積層フィルム製袋。
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