JP2005132028A - 記録装置と搬送制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンコーダを用いた搬送制御を行う場合、その搬送の解像度を上げるためにはコストアップとなり、エンコーダ信号の情報処理に対応するために、エンコーダの大型化等の課題がある。
【解決手段】 搬送手段の動作に応じてエッジ信号を出力するエンコーダ手段と、搬送手段の速度を算出する算出手段と、その速度情報を用いて、停止位置に直前のエンコーダ信号のエッジを検知してから、停止位置までの時間を算出し、その時間をカウントして、搬送手段を停止させる信号を出力する。また、カウントしている途中に、エンコーダ信号のエッジを検知した場合には、搬送手段を停止させる信号を出力する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、記録ヘッドを用いた記録装置に関するもので、DCモータを用いて被記録媒体を搬送する搬送手段を制御する制御装置に関するものである。
近年、インクジェット記録装置の高画質化が進み、その要素の一つである高解像度化もさらに求められている。シリアル式インクジェット記録装置では記録ヘッドを搭載したキャリッジが被記録媒体(以下印字用紙または用紙とも呼ぶ)上で走査し、所定タイミングでインクを吐出して画像を形成する。そして、所定量の被記録媒体の搬送を行なう。
このキャリッジの走査方向(主走査方向)の解像度と、印字用紙を搬送する方向(副走査方向)の解像度がある。
キャリッジの走査制御において、静粛性と吐出タイミング生成精度とからエンコーダを用いたDCモータによるフィードバック制御が一般的となっている。ただ、コストの優位性からパルスモータを用いたフィードフォワード制御も存在している。フィードバック制御ではエンコーダパルス、フィードフォワード制御では印加パルスないしはクロック周波数を元に、キャリッジが一定速度で動作していることを前提に、パルス信号(エンコーダパルスや印加パルス)を時間分割して吐出タイミングを生成して高解像度化を果たしている。
一方、搬送制御(用紙送り)においても、静粛性、高速搬送性からエンコーダを用いたDCモータによるフィードバック制御が採用されてきている。
用紙送りに関しては、用紙を停止させ、印字する必要があるため、高解像度ピッチで用紙搬送を可能とするために、停止位置での解像度高めるために、エンコーダの解像度を向上させたり、別の手段として記録ヘッドのノズルピッチを小さくしていた。この双方が不可能な場合には、用紙送りの最小分解能と記録ヘッドの最小分解能の公倍数の位置を利用して高解像度化を実現してきた。
エンコーダの解像度の向上に際しては、プリンタの低コスト化により、産業用に用いられるようなエンコーダシステムは採用できない状態にあり、150〜360Lpi程度の解像度を有するエンコーダセンサを搬送ローラ径とエンコーダホイール径のスケール比を稼ぐことにより高解像度化を実現している。
また、停止精度向上の目的で、目標とする停止位置より所定距離手前で時間を算出し、この時間経過後に電源を切断する技術がある。
特開2001−251878号公報
従来のプリンタで用紙送り方向の解像度を上げるには多くの課題がある。記録ヘッドのノズルピッチを小さくするにはヘッド設計、製造、コスト上限界があり容易に高解像度化を実現することはできない(特にコストが膨大となる)。
また、用紙送りの最小分解能と記録ヘッドの最小分解能の公倍数の位置を利用して高解像度化を実現するには、送り量が不規則となることで、画像データ処理の複雑になったり(2のn乗から逸脱する)、ノズルの使用状態(使用するノズルと使用しないノズルが偏る)がアンバランスとなり、記録ヘッドの最大パフォーマンスを得られない状態にもなる。さらに、搬送ローラ径やエンコーダホイール径の設計的制約が多くなってしまう。
また、停止精度の向上のためには搬送ローラの停止寸前(停止直前)の情報量を増やす必要があるが、でエンコーダのスリット信号(両相両エッジ(A,B相、立ち上げ、立ち下げエッジ)信号)に停止位置を合致させると、要求される解像度が例えば1200dpi、2400dpi、4800dpi等、2のn乗となるため、設計的制限が発生する。
一方、搬送ローラの停止直前の情報を増やすことを優先すると搬送ローラに取付けられたエンコーダホイールが巨大化してダウンサイジング化(筐体のコンパックト化)の妨げとなったり、情報量が多すぎてエンコーダの応答周波数の制限から情報処理ができず、スループットが向上しない。
逆に、ダウンサイジング化や高速化を優先すると、上記の情報量を優先した系に比べて情報量が少なくなり(例えば1/2、2のn乗の制約から)、搬送ローラの停止直前の低速領域での必要な情報量を得られず、このために十分な制御が行えず、停止直前速度が安定せず停止精度が低下する場合がある。
具体例として、記録ヘッドが1200dpiのノズルピッチを有していて、用紙送り方向に、1200dpi、2400dpi、4800dpi全ての解像度を実現するには、搬送ローラが片相片エッジで1200dpiを有していれば、片相両エッジで2400dpiが実現でき、両相両エッジで4800dpiが容易に実現できる。
しかし、停止寸前には4800dpi単位でしか情報が来ない。停止寸前での超低速度領域ではフィードバック制御のサーボ周期が例えば1msであった場合には1回のサーボの割り込み時にも両相両エッジの情報でさえ1回あるかどうかの状態変化情報しか得られない。この状態では速度推定情報の精度も低下し、超低速度での安定した駆動は困難であり、停止精度向上の妨げとなる。
また、搬送ローラが片相片エッジで2400dpiを有していれば、片相両エッジで4800dpiが容易に実現でき、上記例の2倍の情報量を得ることができるが、エンコーダホイール径も2倍となりダウンサイジング化の弊害となる。さらに、センサの応答周波数を超える領域での高速回転が実現できない。
また、停止位置決め精度向上を目的に、目標停止位置より所定距離手前地点で所定時間を導きこの時間経過後に電源を切断する制御が行われているが、停止位置決め精度の要求が厳しくなり、さらに高精度な位置決めに対してはこの手法ではどの範囲までの位置ずれで停止できるかの精度保証がないため対応が困難である。
また、通常、低速制御時の速度は少ないエンコーダパルスから推定されるため、速度情報そのものが精度が低下したり、メカの摩擦抵抗や用紙のバックテンションや駆動伝達負荷変動、モータのコギング等の外乱により速度を変動する場合がある。
つまり、現実には目標停止位置より所定距離手前での速度条件等で算出した時間を利用して電源を切断するタイミング自体の精度が低下する場合がある。また、電源を切断した後に、搬送ローラが停止するまでには用紙のバックテンションや駆動伝達負荷変動、モータのコギング等の外乱を受けるため停止位置がばらついてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、搬送手段の搬送動作を高い解像度で行う搬送制御装置や記録装置を提供することである。
上述の課題を解決し、目的を達成するために、本発明の搬送制御装置は、搬送手段と、前記搬送手段を駆動するモータと、前記搬送手段の移動に応じて互いに位相が異なる第1検知信号と第2検知信号を出力するエンコーダ手段とを備えた搬送制御装置であって、前記搬送手段の停止位置を設定する設定手段と、前記搬送手段に停止させる停止信号を出力する出力手段と、前記停止位置に対応したタイミングより前に、前記搬送手段の速度情報を算出する速度算出手段と、前記算出手段が算出した前記速度情報に基づいて、前記停止位置に対応するタイミングの前に出力される第1検知信号の所定のエッジから、前記タイミングまでに要する時間を算出する時間算出手段と、前記時間算出手段により算出された時間をカウントするカウント手段と、前記カウント手段にてカウント完了後に、前記出力手段に停止信号を出力させる制御手段とを備え、前記制御手段は、第1検知信号の所定のエッジが検出された後に、第2検知信号のエッジを検知した場合には、前記カウント手段のカウント途中であっても、前記出力手段に停止信号を出力させる。
また、本発明の記録装置は、搬送手段と、前記搬送手段を駆動するモータと、前記搬送手段の移動に応じて互いに位相が異なる第1検知信号と第2検知信号を出力するエンコーダ手段とを備え、記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置であって、前記搬送手段の停止位置を設定する設定手段と、前記搬送手段に停止させる停止信号を出力する出力手段と、前記停止位置に対応したタイミングより前に、前記搬送手段の速度情報を算出する速度算出手段と、前記算出手段が算出した前記速度情報に基づいて、前記停止位置に対応するタイミングの前に出力される第1検知信号の所定のエッジから、前記タイミングまでに要する時間を算出する時間算出手段と、前記時間算出手段により算出された時間をカウントするカウント手段と、前記カウント手段にてカウント完了後に、前記出力手段に停止信号を出力させる制御手段とを備え、前記制御手段は、第1検知信号の所定のエッジが検出された後に、第2検知信号のエッジを検知した場合には、前記カウント手段のカウント途中であっても、前記出力手段に停止信号を出力させる。
以上説明したように、本発明によれば、エンコーダのエッジ信号に対応しない位置でも、停止させることができる。従って、エンコーダのエッジ信号に対応する位置での停止制御のほか、エッジ信号とエッジ信号の間のタイミングにおいても停止処理を行うことができ、停止精度の向上が実現できる。
以下、図面を参照しながら実施例によって本発明を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は記録装置の全体構成を示す斜視図,図2は用紙搬送駆動系の側面図である。
記録装置は、(A)自動給紙部、(B)送紙部、(C)排紙部、(D)キャリッジ部、(E)クリーニング部からなっている。そこで、これらを項目に分けて概略を順次述べる。
(A)自動給紙部
自動給紙部は記録紙Pを積載する圧板1と記録紙Pを給紙する給送ローラ(不図示)がベース2に取り付けられた構成を有する。前記の圧板1には、可動サイドガイド3が移動可能に設けられて、記録紙Pの積載位置を規制している。圧板1はベース2に結合された軸を中心に回転可能で、圧板バネ(不図示)により給送ローラに付勢される。
記録紙Pは給紙モータ32の駆動力により、給紙ローラーと分離ローラー(不図示)から構成されるニップ部に搬送される。送られた記録紙Pはこのニップ部で分離され、最上位の記録紙Pのみが搬送される。
(B)送紙部
送紙部は記録紙Pを搬送する搬送ローラー4と用紙端部位置検知センサー(不図示)を有している。搬送ローラー4には従動するピンチローラー5が当接して設けられている。ピンチローラー5はピンチローラーガイド6に保持され、ピンチローラーバネ(不図示)で付勢されることで搬送ローラー4に圧接され、それによって記録紙Pの搬送力を生み出している。さらに、搬送ローラー4の記録紙搬送方向における下流側には、画像情報に基づいて画像を形成するヘッドカートリッジ7が設けられている。
LFエンコーダセンサ28がLFエンコーダセンサホルダ29に固定され、これがシャーシ12に取り付けられている。また、LFモータ25の駆動力はLFタイミングベルト30を介して搬送ローラ4に圧入固定された搬送ローラギア27に伝達される。このLFエンコーダセンサ28により搬送ローラ4に挿入され搬送ローラギア27に固定されたLFエンコーダスケール26のライン数を読み取ることで得られる搬送ローラ4の回転量(速度)情報からフィードバック制御を行い、DCモータであるLFモーター25を回転制御して記録紙Pが搬送される。
ここでは、LFエンコーダセンサ28はデジタル出力式エンコーダとする。送紙部に送られた記録紙Pは、ピンチローラーガイド6およびペーパーガイド(不図示)に案内されて、搬送ローラー4とピンチローラー5とのローラー対に送られる。この時、用紙端部位置検知センサーが搬送されてきた記録紙Pの先端を検知して、これにより記録紙Pの印字位置を求めている。また、印字時には、記録紙Pはローラー対4、5が回転することで、プラテン8上を搬送される。
(C)キャリッジ部
キャリッジ部は、ヘッドカートリッジ7を取り付けるキャリッジ9を有している。そしてキャリッジ9は、記録紙Pの搬送方向に対して直角方向に往復走査させるためのガイド軸10およびキャリッジ9の上部後端を保持して記録ヘッド7と記録紙Pとの隙間を維持するガイドレール11によって支持されている。なお、これらガイド軸10およびガイドレール11は、シャーシ12に取り付けられている。
キャリッジ9はシャーシ12に取り付けられたDCモータであるキャリッジモータ13によってタイミングベルト14を介して駆動される。このタイミングベルト14は、アイドルプーリ15によって張設、支持されている。さらに、キャリッジ9には、電気基板16からヘッドカートリッジ7へヘッド信号を伝えるためのフレキシブルケーブル17が備えられている。また、キャリッジ9にはキャリッジの位置を検出するリニアエンコーダ(不図示)が搭載されており、シャーシ12に取り付けられたリニアスケール18のライン数を読みとることにより、キャリッジ9の位置を検出することができる。このリニアエンコーダ18の信号は、フレキシブルケーブル17を介して、電気基板16に伝えられ処理される。
上記構成において、記録紙Pに画像形成する時は、画像形成する行位置(記録紙Pの搬送方向の位置)にローラー対4、5が記録紙Pを搬送するとともに、キャリッジモータ13と、リニアエンコーダを使用したフィードバック制御により、キャリッジ9を画像形成する列位置(記録紙Pの搬送方向と垂直な位置)に移動させて、ヘッドカートリッジ7を画像形成位置に対向させる。その後、電気基板16からの信号により、ヘッドカートリッジ7が記録紙Pに向けてインクを吐出して画像が形成される。
(D)排紙部
排紙部は、排紙ローラ19に従動して回転可能なように拍車(不図示)が排紙ローラ19に当接されている。排紙ローラ19には、搬送ローラギア27からの駆動が排紙伝達ギア31、排紙ローラギア20を介して伝達される。以上の構成によって、駆動されキャリッジ部で画像形成された記録紙Pは、排紙ローラー19と拍車とのニップに挟まれて搬送され、不図示の排紙トレー等に排出される。
(E)クリーニング部
クリーニング部は、ヘッドカートリッジ7のクリーニングを行なうポンプ24とヘッドカートリッジ7の乾燥を抑えるためのキャップ21、ヘッドカートリッジ7のフェイス面を清掃するワイパー22、および駆動源であるPGモータ23から構成されている。
図3は、電気基板16上に構成されたプリンタの制御構成を説明するブロック図である。同図において、401はプリンタ装置のプリンタ制御用のCPUで、ROM402に記憶されたプリンタ制御プログラムやプリンタエミュレーション、印字フォントを利用して印刷処理を制御する。
403はRAMで、印字のための展開データ、ホストからの受信データを蓄える。404は記録ヘッド(前述のヘッドカートリッジ7のブロック図表現)、405はモータを駆動するモータドライバ、406はプリンタコントローラで、RAM403のアクセス制御やホスト装置とのデータのやりとりやモータドライバへの制御信号送出を行う。407はサーミスタ等で構成される温度センサで、プリンタ装置の温度を検知する。
CPU401はROM402内の制御プログラムにより本体のメカ的/電気的制御を行いつつ、ホスト装置からプリンタ装置へ送られてくるエミュレーションコマンド等の情報をプリンタコントローラ406内のI/Oデータレジスタから読み出し、コマンドに対応した制御をプリンタコントローラ406内のI/Oレジスタ、I/Oポートに書き込み、読み出しを行う。
図4は、図3に示したプリンタコントローラ406の詳細構成を説明するブロック図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
図において、501はI/Oレジスタで、ホストとのコマンドレベルでのデータのやり取りを行う。502は受信バッファコントローラで、レジスタから受信データをRAM403に直接書き込む。
503は印刷バッファコントローラで、印字時にはRAMの記録データバッファから記録データを読み出し、記録ヘッド404に対してデータの送出を行う。504はメモリコントローラで、RAM403に対して3方向のメモリアクセスを制御する。505はプリントシーケンスコントローラで、プリントシーケンスをコントロールする。231はホストインターフェースで、ホストとの通信を司る。
図5は、一般的なDCモータの位置制御系を説明する模式図であり、位置サーボをかける場合の手法について示している。本実施例装置において位置サーボは、加速制御領域、定速制御領域、減速制御領域において使用される。DCモータは、PIDコントロールあるいは古典制御と呼ばれる手法で制御されており、以下その手順を説明する。
まず、制御対象に与えたい目標位置は、6001の理想位置プロファイルという形で与える。本実施例装置においては、これは該当する時刻においてラインフィードモータによって搬送された紙が到達しているべき絶対位置に該当する。時刻の進行とともに、この位置情報は変化していく。この理想位置プロファイルに対して追値制御を行うことで、本実施例装置の駆動は遂行される。
装置には6005のエンコーダセンサが具備されており、モータの物理的な回転を検知する。6009のエンコーダ位置情報変換手段は、エンコーダセンサが検知したスリット数を加算していき絶対位置情報を得る手段であり、6006のエンコーダ速度情報変換手段はエンコーダセンサの信号と、プリンタに内蔵された時計から、現在のラインフィードモータの駆動速度を算出する手段である。
6001の理想位置プロファイルから、6009の位置情報変換手段により得られた実際の物理的位置を減算した数値を、目標位置に対して足りない位置誤差として、6002以降の位置サーボのフィードバック処理に受け渡す。6002は位置サーボのメジャーループであり、一般的には比例項Pに関する計算を行う手段が知られている。
6002における演算の結果としては、速度指令値が出力される。この速度指令値が、6003以降の速度サーボのフィードバック処理に受け渡される。速度サーボのマイナーループは、比例項P、積分項I、微分項Dに対する演算を行うPID演算により行う手段が一般的である。本実施例装置においては、速度指令値の非線形な変化が発生した場合の追従性を改善し、なおかつ追値制御時の微分演算の弊害を防ぐために、一般に微分先行形と呼ばれる手法を示しており、6006で得られたエンコーダ速度情報は、6002で得られた速度指令値との差を取る前に、6007の微分演算を通される。この手法自体は本発案の主題となるものではなく、制御対象の系の特性によっては、6003において該微分演算を行えば充分なものもある。
速度サーボのマイナーループにおいては、速度指令値からエンコーダ速度情報を減算した数値を、目標速度に対して足りない速度誤差として、6003のPI演算回路に受け渡し、その時点でDCモータに与えるべきエネルギーを、PI演算と呼ばれる手法で算出する。それを受けたモータドライバ回路は、例えばモータ印加電圧は一定として、印加電圧のパルス幅を変化させる手段(以下「PWM(Pules Width Modulation)制御」と呼ぶ)を用い、印加電圧のDutyを変化させて、電流値を調節し、6004のDCモータに与えるエネルギーを調節し、速度制御を行う。
電流値を印可されて回転するDCモータは、6008の外乱による影響を受けながら物理的な回転を行い、その出力が6005のエンコーダセンサにより検知される。
図6は一般的なDCモータの速度制御系を説明する模式図であり、速度サーボをかける場合の手法について示している。本実施例装置において速度サーボは、位置決め制御領域において使用される。DCモータは、PIDコントロールあるいは古典制御と呼ばれる手法で制御されており、以下その手順を説明する。
まず、制御対象に与えたい目標速度は、7001の理想速度プロファイルという形で与える。本実施例装置においては、これは該当する時刻においてラインフィードモータにより紙を搬送すべき理想速度であり、該当する時刻における速度指令値ということになる。時刻の進行とともに、この速度情報は変化していく。この理想速度プロファイルに対して追値制御を行うことで、本実施例装置の駆動は遂行される。
速度サーボにおいては、比例項P、積分項I、微分項Dに対する演算を行うPID演算により行う手段が一般的である。本実施例装置においては、速度指令値の非線形な変化が発生した場合の追従性を改善し、なおかつ追値制御時の微分演算の弊害を防ぐために、一般に微分先行形と呼ばれる手法を示しており、6006で得られたエンコーダ速度情報は、7001で得られた速度指令値との差を取る前に、7003の微分演算を通される。この手法自体は本発案の主題となるものではなく、制御対象の系の特性によっては、7002において該微分演算を行えば充分なものもある。
速度サーボにおいては、速度指令値からエンコーダ速度情報を減算した数値を、目標速度に対して足りない速度誤差として、7002のPI演算回路に受け渡し、その時点でDCモータに与えるべきエネルギーを、PI演算と呼ばれる手法で算出する。それを受けたモータドライバ回路は、例えばPWM制御を用い、印加電圧のDutyを変化させて、電流値を調節し、6004のDCモータに与えるエネルギーを調節し、速度制御を行う。
電流値を印可されて回転するDCモータは、6008の外乱による影響を受けながら物理的な回転を行い、その出力が6005のエンコーダセンサにより検知される。
図7、8、9は、本実施例装置におけるLF制御において外乱の及ぼす影響と制御の実際について、詳細に説明したものである。横軸は時間を示している。2001の縦軸は速度を、2002の縦軸は位置を示している。
図7は停止直前速度v_stopが、平均的かつ理想的な値V_APPROACHで終了する場合(t_approach=T_APPROACH)を示し、図8はt_approach<T_APPROACHすなわち見込み時間よりも早く終了する場合を示し、図9はt_approach>T_APPROACHすなわち見込み時間よりも遅く終了する場合を示している。
8001は理想位置プロファイルを示しており、2004は理想速度プロファイルを示している。該理想位置プロファイル8001は4つの制御領域からなり、加速制御領域2011、定速制御領域2012、減速制御領域2013、位置決め制御領域2014により構成されている。
2004の理想速度プロファイルにおいて、V_STARTは初速度であり、V_FLATは定速制御領域2012の速度を示している。V_APPROACHは位置決め制御領域の速度を示しており、V_PROMISEは位置決め精度性能を達成するために絶対に守られなければならない停止直前速度の最速値を示している。v_stopは、現実の駆動を想定した場合に外乱によってあらゆる値に変化する現実の値としての停止直前速度である。実際の駆動における速度変動を考慮して、V_APPROACHはいかなる速度変動が発生してもv_stopがV_PROMISEを超えることがないよう充分に低く設定された速度であることが要求される。
本実施例装置においては、2011、2012、2013では位置サーボを、2014では速度サーボを採用している。図示した8001の曲線は、位置サーボ時の理想位置プロファイルを示している。図示した2004の曲線は、速度サーボ時には理想速度プロファイルを示し、位置サーボ時には該理想位置プロファイルに追従して動作するために求められる要求速度プロファイルを示している。
8001は理想位置プロファイルであり、位置サーボを行う2011、2012、2013の各領域に対して設定されるが、S_APPROACHまでしか計算されない。これは、S_APPROACHを通り過ぎると速度サーボに切り替わるため、S_APPROACH以降では理想位置プロファイルが不必要であるからである。8001における減速所要時間T_DECは現実の駆動と関わりなく一定であり、これに該当する制御領域を理想減速制御領域9001として示すものとする。
8003、9003、10003は、各図における外乱影響の状況における現実位置プロファイルである。位置サーボにおいては、遅れが必ず発生するため、8001に対して8003、9003、10003はいずれも遅れを持っている。従って、理想位置プロファイル8001が終了しても、現実位置はS_APPROACHには到達しないことが一般的であり、本実施例装置においては、8001が終了してから現実の駆動がS_APPROACHに到達するまでの間には、仮想の理想位置プロファイル8006によって位置サーボへの指令位置値として代用するものとする。仮想の理想位置プロファイル8006は、理想位置プロファイル8001の最終的な傾きを用いて、理想位置プロファイルの終点から伸ばした直線とする。
8005、9005、10005は、物理的なモータの現実駆動速度プロファイルを意味している。理想位置プロファイル8001を入力としてフィードバック制御をかけていき、理想速度プロファイルに対して若干の遅れを出しつつも、位置決め制御領域2014が進むに従って理想速度に近づいて、最終的な停止直前速度としては位置決め精度性能を達成できる速度V_APPROACHに収束せんとするものである。なお、減速制御領域2013から位置決め制御領域2014への移行は、物理的な駆動速度状態に関わらず、S_APPROACHに達した瞬間に行われるものとする。
S_DECは定速制御領域2012が終了して減速制御領域2013が開始される位置を示しており、あくまでも理想位置プロファイル8001によって決定づけられる値であるため、現実の駆動における外乱の影響とは無関連である。
図中のS_APPROACHは減速制御領域2013が終了して位置決め制御領域2014が開始される位置を示しており、S_STOPは停止位置を示している。T_ADDは加速制御領域2011に費やされる所要時間であり、T_DECは減速制御領域2013に費やされる所要時間である。T_FLATは定速制御領域2012に費やされる時間であり、駆動開始位置を0としたときの停止位置S_STOP、すなわち総駆動距離を満足する理想位置プロファイル8001を設定した時点で決定する固定値である。T_APPROACHは位置決め制御領域2014に費やされる時間を示している。T_APPROACHは、駆動制御対象が実際に動いたときに、位置決め制御領域2014に突入する位置S_APPROACHから停止位置S_STOPまでの距離S_APR_STOPを移動するのに要する時間である。図7では、位置決め領域を駆動制御対象がほぼ理想速度通りに動いた場合を示しているが、現実の制御において理想通りの物理的動作は一般的に大変困難である。
高速かつ高精度の位置決めを行うために、理想位置プロファイル8001のカーブは系に適したチューニングが必要である。具体的には、定速制御領域2012の速度は位置決め所要時間性能の向上を実現するために系の性能の許す限り速く、位置決め制御領域2014の速度は位置決め精度性能の向上を実現するために系の性能の許す限り遅く、さらに加速制御領域2011、減速制御領域2013、位置決め制御領域2014の距離は位置決め所要時間性能の向上を実現するために系の性能の許す限り短くなるように理想位置プロファイル8001を設定することが望ましい。しかしながら、より詳細な該チューニングの手法については本発案の主題となるものではないため、ここではすでに該理想位置プロファイル8001が最適調整されているものとして説明を進める。
t_approachは、現実の駆動を想定した場合に外乱によってあらゆる値に変化する現実の値として、位置決め制御領域2014に費やされる時間の現実変数値である(本実施例装置における説明では、定数値を英大文字、変数値を英小文字で示している。同一スペリングの値について英大文字、英小文字の表記がある場合、英大文字で示された値は理想定数値であり、英小文字で示された値は同じ内容の値について変化しうる変数値を示している)。
図10は、停止位置制御について、エンコーダ信号と停止位置の関係の説明図である。この停止位置制御は、図7〜9の位置決め制御領域2014で行われる。この図において、目標としている停止位置に相当するタイミングは、エンコーダ信号のエッジとエッジの間のタイミングである。
P(−1)は、前回の搬送時の停止位置に対応するタイミングであり、位置P(−1)から記録紙Pは、搬送量Lの搬送が行なわれる。P0はその搬送動作の停止位置(目標停止位置)に対応するタイミングである。なお、POで後述する停止処理がなされると、厳密には、所定時間が経過した後に、記録紙Pは、停止位置に停止するが、この説明を簡単にするために、POで処理がなされれば、POで停止するものとする。
この図では、左から右に搬送がなされ、その移動する位置に対応して、エンコーダ信号のエッジが発生する。
しかし、このPOの目標停止位置は、エンコーダ信号エッジが発生しない位置である(言い換えると停止位置とエンコーダ信号のエッジが対応していない)。この目標位置POから搬送量ΔPOの手前(図10において左側)に直前のエンコーダ信号エッジEOが発生する。また、目標位置よりも搬送量ΔP1奥側(図10において右側)に直後のエンコーダ信号エッジE1が発生する。
エッジEVは、速度算出タイミングである。このエッジEVは、EOの2エッジ手前(図10において左側)である。この速度算出タイミングは、2エッジ手前に限定するものではなく、後述する速度を算出するのに適したタイミングであればよい。
次に、図11の制御フローを用いて、停止制御を説明する。目標停止位置までエンコーダ信号のエッジ信号に基づき、フィードバック制御により搬送ローラの回転の制御がなされている。
速度を算出するタイミングは、所定の速度(目標速度)となるべく制御されている領域(位置決め制御領域204に相当)にある。この目標速度は、搬送ローラの回転が保証され、かつ十分低い速度である。
このエッジEVに相当する位置まで搬送ローラが回転すると(ステップ1101)、EV(あるいはEV近傍)での速度Vを算出する。
この速度Vを距離ΔP1を通過する時の速度とみなす。この速度をV0とする。この速度Vは、エンコーダから得られる速度情報の誤差を緩和するため、例えば4周期分の信号から算出する。これら速度V(−1)〜V(−4)の平均することで求めている。そして、距離ΔP0と速度V0より、所要時間T0を算出する(ステップ1102)。
次に、エッジE0に達した時点で(ステップ1103)、この時点からの時間Tのカウントを開始する(ステップ1104)。
次に、エッジE1まで到着していないかハードウェア割り込みで監視しつつ(ステップ1105)、カウント時間Tが所定時間T0に達した時点で(ステップ1106)停止動作(停止処理)を行う(ステップ1107)。
このステップ1105の処理は、図7〜9を用いて説明したように、低速度制御領域では、速度情報の取得周期が長いために速度が安定せず、速度情報の精度が低いためである。仮に、速度V0と比べ実際の速度が大きい場合、求めた時間に達する前に目標停止位置を通り越し、エッジE1まで回転してしまう。
このような場合(ステップ1105のYES)、エッジE1まで到着した時点で停止動作(停止処理)を行う。つまり、エッジE1を検出した場合には、カウント時間をカウントしている途中でも、停止動作を行う(ステップ1107)。このように、算出した速度と実際の速度の差が大きい(算出した速度と実際の速度とが一致しない)場合には、エンコーダの信号(エッジE1)の入力による処理を優先させる。従って、停止位置のずれ量は、最悪でもエンコーダの両相両エッジ間隔距離ΔP未満に抑えることができる。
この停止動作(停止処理)(ステップ1107)は、モータへの印加電力の変更を行う。具体的には、低速制御領域で駆動する電力より小さな電力(電力0も含む)に切り替えを行う。
本実施形態では、切り替え後は、供給する電力量をモータが回転しない程度まで減らしている。この場合の印加電圧は、切替え前と同じ正電圧である。
このような処理を行うことで、駆動系の弾性変形チャージ力やメカ的なガタ、モータのコギングなどにより発生する位置ずれを抑制することができる。この位置ずれは、目標停止位置での電力を切り替えたタイミング後(停止動作後)に発生するもので、このずれ量を最小限にすることができる。言い換えると、目標とする停止位置と実際の停止位置のずれを小さくすることができる。
なお、EV近傍の速度Vを平均速度V0とするのには2つ理由がある。
第1の理由は、停止直前の低速制御領域では速度情報の更新頻度が少なく、算出する速度の精度が低くなるためである。このために、速度を複数の速度情報を用いて算出する。ただし、この平均速度は単純な速度平均に限定するものではなく、速度変化(加速度)まで含めた速度算出も含んでいる。
第2の理由は、サーボ周期の時間的間隔が長く(例えば約1ミリ秒)、エンコーダ信号エッジE0を利用して所要時間T0を算出し、停止処理を行うよりも先に、目標停止位置に到達してしまう可能性があるからである。
従って、サーボ周期の時間的間隔が小さく、停止処理までに時間的な余裕があれば、エッジE0時点の速度情報を使ってもかまわない。
また、この上述した停止精度を向上させる手法として、図13(A)は、既に上述したエンコーダーの信号のエッジに対応しない位置(タイミング)で停止処理を行う場合の説明図である。(以後、説明を簡単にするために、無エッジ停止処理と表す)。
停止位置のタイミングの基点となるエッジE0をA相の立上りエッジとする(POは停止処理が行われるタイミング)。そして、B相の立上りエッジをE1とする。このE1は、上述した保証エッジである。
一方、図13(B)は、エンコーダーの解像度での停止を行う場合の説明図である。つまり、エンコーダーの信号のエッジに対応した位置(タイミング)で停止処理を行う場合の説明図である(以後、説明を簡単にするために、エッジ停止処理と表す)。停止処理を行うためのエッジを、A相の立上りエッジとする。
なお、搬送動作の停止が、エッジ停止処理で行われるか、無エッジ停止処理で行われるかは、搬送動作の停止位置で決まる。つまり、停止位置が、エンコーダーの信号のエッジに対応する位置であれば、エッジ停止処理が選択される。また、停止位置が、エンコーダーの信号のエッジに対応しない位置であれば、無エッジ停止処理が選択される。
つまり、停止処理がなされるタイミングは、A相の立上りエッジのタイミングであり、エッジE0=POである。
このように、無エッジ停止処理とエッジ停止処理のための基準タイミングとなる信号とそのエッジを同じ(共通)とすることで、エンコーダーが持つ固有の周期誤差の影響を排除することができ、精度が最も高い同一エッジ(A相立ち上げエッジ)基準で全てが構成される。
なお、無エッジ停止処理時の目標停止位置を、エッジE0になるべく近くなる程、速度推定して得られた不確かな代表推定速度V1で移動する所要時間T1が短くなり、目標停止位置と実際に停止動作を行った位置の誤差を低減することができる。
以上述べたように、エンコーダセンサやエンコーダホイールの選択肢が広がり、高解像度でありながら、低コストでコンパクトな搬送制御装置(記録装置)を提供することができる。
(第2の実施の形態)
また、第2の実施形態を図13(C)を用いて説明する。
この第2の実施形態は、上述した第1の実施形態と異なる点について説明を行う。他の説明については省略する。
図13(C)は、エンコーダーの信号のエッジに対応しない位置(タイミング)で停止処理を行う場合の説明図である。ここで、停止処理のタイミングの基点となるエッジをB相の立下りエッジとする。そして、E1(保証エッジ)をA相の立上りエッジとする点が第1の実施の形態と異なっている。
これは、速度推定の誤差が大きく、保証エッジE1で停止する頻度が高い場合に有用である。つまり、図13の(B)で示したエンコーダーの信号のエッジに対応した位置(タイミング)で停止処理と同じ信号、同じエッジになるので、停止処理のための信号、エッジを同じ(共通)とする。この構成により、エッジ停止処理と無エッジ停止処理の停止精度を出来るだけ等しくすることができる。
特にコストダウンによりエンコーダのエッジ解像度が低い場合には、停止する直前の速度が比較的高めに制御する場合(速度を低くすると駆動途中で停止してしまう可能性があるため速度を低く保てない)があり、このため保証エッジに達する可能性が高くなる。この場合にも、本実施の構成で、停止精度を確保できる。
以上の説明から、上述した実施形態では、目標とする停止位置がエンコーダのエッジ信号が存在しない位置(エンコーダの信号のエッジが対応しない)であっても、目標の停止位置の対応する直前のエッジ信号を基点とし、移動速度を算出し、その速度に基づいて、停止処理タイミングを決定している。このようにして、エンコーダの信号のエッジが対応しないタイミングで停止処理を行うことができる。
また、速度算出の誤差や速度変動があった場合でも、保証エッジのタイミングで停止処理を行うので、停止精度を保証している。
以上のように、エンコーダセンサやエンコーダホイールの選択肢が広がり、高解像度でありながら、低コストでコンパクトな搬送制御装置(記録装置)を提供することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、記録装置の構成について第1の実施形態と同じであるので説明を省略し、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図12において、1200は、速度V0と実際の速度が等しい場合を示している。1201は、速度V0に対して実際の速度が速かった場合を示している。この1201の場合には、速度V0に基づいて算出した所定時間が経過する前に、目標停止位置の直後のエッジE1まで到着してしまう(ステップ1105のYES、)。
目標とする停止位置を過ぎて、エッジE1に対応する位置で停止したその時点で、停止動作を行う(ステップ1107)が、この停止動作での電力変更手段として、搬送方向とは逆方へモータが回転しない程度の微弱な電力をかけ続けることとする。
これにより、駆動系の弾性変形チャージ力やメカ構成のガタ、モータのコギングなどの影響により、搬送方向へモータが回転しない程度の微弱な電力をかけ続ける場合に比べ、微少量(ΔPE1)手前(数μm程度)に停止することができる(図12で左向きに移動する)。
このような制御を行うことで、目標停止位置を行きすぎた場合であったとしても、停止位置を微少量戻すことができ、相対的な停止位置ずれ(ピッチすれ)を小さく抑えることができる。
この実施形態は、第1の実施の形態や第2の実施の形態と組み合わせても構わない。
(その他の実施の形態)
上記実施形態において、速度情報の算出を、4周期分の信号から算出しているが、4周期分に限定するものではない。また、エンコーダや記録ヘッドの解像度も上述した値に限定するものではない。
なお、記録ヘッドを用いた記録装置において、記録用紙などの被記録媒体を搬送する搬送手段の制御について説明したが、例えば、原稿の画像を読み取るための画像入力装置に適用しても良い。
また、被記録媒体の搬送について説明したが、記録装置に限定するものではなく、例えば、検査装置などの電子機器や電子装置において、ステージなどの移動体を移動させる制御に適用しても構わない。
第1の実施形態における記録装置の機構部の斜視図 第1の実施形態における搬送駆動部を示す側面図 第1の実施形態におけるプリンタコントローラを説明するブロック図 第1の実施形態におけるプリンタコントローラを説明するブロック図 第1の実施形態におけるDCモータの位置制御系を説明する模式図 第1の実施形態におけるDCモータの速度制御系を説明する模式図 第1の実施形態における制御に対する外乱影響を示す概念図 第1の実施形態における制御に対する外乱影響を示す概念図 第1の実施形態における制御に対する外乱影響を示す概念図 第1の実施形態におけるエンコーダ信号と停止位置との関係を示す概念図 第1の実施形態におけるエンコーダ信号のエッジに対応しない位置への停止する処理を示すフローチャート 第3の実施形態におけるエンコーダ信号のエッジと停止位置との関係を示す概念図 第1、2の実施形態におけるエンコーダ信号と停止位置との関係を示す概念図
符号の説明
1 圧板
2 給紙ベース
3 サイドガイド
4 搬送ローラ
5 ピンチローラ
6 ピンチローラガイド
7 記録ヘッドカートリッジ
8 プラテン
9 キャリッジ
10 ガイド軸
11 ガイドレール
12 シャーシ
13 キャリッジモータ
14 タイミングベルト
15 アイドルプーリ
16 電気基板
17 フレキシブルケーブル
18 リニアスケール
19 排紙ローラ
20 排紙ローラギア
21 キャップ
22 ワイパー
23 PGモータ
24 ポンプ
25 LFモータ
26 LFエンコーダスケール
27 搬送ローラギア
28 LFエンコーダセンサ
29 LFエンコーダセンホルダ
30 LFタイミングベルト
31 排紙伝達ギア
32 給紙モータ
231 ホストインターフェース
401 プリンタ装置のプリンタ制御用のCPU
402 ROM
403 RAM
404 記録ヘッド
405 モータを駆動するモータドライバ
406 プリンタコントローラ
407 サーミスタ等で構成される温度センサ
501 I/Oレジスタ
502 受信バッファコントローラ
503 印刷バッファコントローラ
504 メモリコントローラ
505 プリントシーケンスコントローラ
2001 速度スケール軸
2002 位置スケール軸
2004 理想速度プロファイル
2011 加速制御領域
2012 定速制御領域
2013 減速制御領域
2014 位置決め制御領域
6001 理想位置プロファイル
6002 位置サーボのメジャーループ
6003 PI演算
6004 DCモータに与えるエネルギー
6005 エンコーダセンサ
6006 エンコーダ速度情報変換手段
6007 微分演算
6008 外乱
6009 エンコーダ位置情報変換手段
7001 理想速度プロファイル
7002 PI演算
7003 微分演算
8001 理想位置プロファイル
8003 現実位置プロファイル
8005 物理的なモータの現実駆動速度プロファイル
8006 仮想の理想位置プロファイル
9001 理想減速制御領域
9003 現実位置プロファイル
9005 物理的なモータの現実駆動速度プロファイル
10003 現実位置プロファイル
10005 物理的なモータの現実駆動速度プロファイル
V_START 初速度
V_FLAT 定速制御領域2012の速度
V_APPROACH 位置決め制御領域の速度
V_PROMISE 位置決め精度性能を達成するために絶対に守られなければならない停止直前速度の最速値
S_APPROACH 減速制御領域2013から位置決め制御領域2014への移行が発生する位置
T_ADD 加速制御領域2011に費やされる所要時間

Claims (6)

  1. 搬送手段と、前記搬送手段を駆動するモータと、前記搬送手段の移動に応じて互いに位相が異なる第1検知信号と第2検知信号を出力するエンコーダ手段とを備えた搬送制御装置であって、
    前記搬送手段の停止位置を設定する設定手段と、
    前記搬送手段に停止させる停止信号を出力する出力手段と、
    前記停止位置に対応したタイミングより前に、前記搬送手段の速度情報を算出する速度算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記速度情報に基づいて、前記停止位置に対応するタイミングの前に出力される第1検知信号の所定のエッジから、前記タイミングまでに要する時間を算出する時間算出手段と、
    前記時間算出手段により算出された時間をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段にてカウント完了後に、前記出力手段に停止信号を出力させる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、第1検知信号の所定のエッジが検出された後に、第2検知信号のエッジを検知した場合には、前記カウント手段のカウント途中であっても、前記出力手段に停止信号を出力させることを特徴とする搬送制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記設定手段が設定する停止位置に対応するタイミングが、第1検知信号の所定のエッジの出力されるタイミングと等しい場合には、第1検知信号の所定のエッジを検出して、前記出力手段に停止信号を出力させることを特徴とする請求項1に記載の搬送制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記設定手段が設定する停止位置に対応するタイミングが、第2検知信号のエッジの出力されるタイミングと等しい場合には、第2検知信号のエッジを検出して、前記出力手段に停止信号を出力させることを特徴とする請求項1に記載の搬送制御装置。
  4. さらに、前記搬送制御装置は駆動電圧変更手段を備え、前記駆動電圧変更手段は、前記停止信号を入力して前記モータを駆動する電圧を第1の電圧から第2の電圧に低下させることを特徴とする請求項1に記載の搬送制御装置。
  5. 前記搬送制御手段は、所定の速度での速度サーボ制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の搬送制御装置。
  6. 搬送手段と、前記搬送手段を駆動するモータと、前記搬送手段の移動に応じて互いに位相が異なる第1検知信号と第2検知信号を出力するエンコーダ手段とを備え、記録ヘッドを用いて記録を行う記録装置であって、
    前記搬送手段の停止位置を設定する設定手段と、
    前記搬送手段に停止させる停止信号を出力する出力手段と、
    前記停止位置に対応したタイミングより前に、前記搬送手段の速度情報を算出する速度算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記速度情報に基づいて、前記停止位置に対応するタイミングの前に出力される第1検知信号の所定のエッジから、前記タイミングまでに要する時間を算出する時間算出手段と、
    前記時間算出手段により算出された時間をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段にてカウント完了後に、前記出力手段に停止信号を出力させる制御手段とを備え、
    前記制御手段は、第1検知信号の所定のエッジが検出された後に、第2検知信号のエッジを検知した場合には、前記カウント手段のカウント途中であっても、前記出力手段に停止信号を出力させることを特徴とする記録装置。
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