JP2005128211A - 光学素子およびそれを用いた光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラッキング誤差信号のオフセットを減少させ、再生信号あるいはトラッキング誤差信号のS/N比を向上させた光学装置を提供することを目的とする。
【解決手段】半導体レーザ素子1からの出射光が回折格子20に入射し、1本のメインビームと、2本のサブビームとなる。これらのビームはコリメートレンズに取り込まれ、光情報記録媒体の情報面に入射する。
回折格子20は、ブレーズ状に形成された第一の格子領域8と、第二の格子領域9とを有し、第一の格子領域8と第二の格子領域9は、入射する光の光軸面を境に、前記回折格子の中心線に対して平行に回折格子が形成され、その形状がブレーズ状であり、それらの前記鋸歯形状の斜面が前記回折格子の中心面を向いて互いに対称に向かい合っている。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の回折光の回折効率を向上させ、信号検出に用いるための光学素子および光学装置に関するものである。
光ディスク等の情報記録媒体の情報を記録・再生する際に用いられる光ピックアップ装置では、光源からの出射光を主ビームと副ビームに分割したり、光ディスク上に記録された情報により変調を受けた反射光を反射光の光路から分離分割して受光素子上に導いたりする場合に、回折素子が広く用いられている。
回折素子を用いた光学装置の従来例は、例えば、特許文献1に詳しく示されており、以下、この従来技術について図7を参照して説明する。
図7において、光源である半導体レーザ素子1から出射される光の光軸上に、半導体レーザ素子1側から順に、3ビーム生成用の回折格子2、光偏向手段であり、かつ集光手段であるホログラム光学素子3、集光手段であるコリメートレンズ4および集光手段である対物レンズ5が配置されている。さらに対物レンズ5の集光面上には情報記録媒体6が配置されている。また、半導体レーザ素子1の両側には、ホログラム光学素子3によって偏向した光を受光するための複数の受光素子を有する受光素子群7が形成されている。
回折格子2には一定のピッチを有する格子が形成されている。また、ホログラム光学素子3には、レンズ効果を有する回折格子が形成されている。
図7において、半導体レーザ素子1から出射された光は、回折格子2を透過する際に前記回折格子2により+1次回折光、−1次回折光、および0次回折光の3光束に分けられる。0次回折光は、メインビームとよばれ、情報記録媒体6に記録された信号、および光学装置と情報記録媒体6との焦点誤差信号、またはトラッキング誤差信号を得るために使用されるものであり、±1次回折光は、サブビームとよばれ、トラッキング誤差信号を得るために使用されるものである。これら3光束は、ホログラム光学素子3を通過してコリメートレンズ4に入射する。コリメートレンズ4により平行光にコリメートされた光は対物レンズ5によって情報記録媒体6上に集光され、対物レンズ5側に反射される。
情報記録媒体6上で反射した光は、逆向きの経路で伝搬し、対物レンズ5、コリメートレンズ4、ホログラム光学素子3の順にそれぞれ再入射する。ホログラム光学素子3に再入射した光は、受光素子群7に入射するように前記ホログラム光学素子3によって偏向され、受光素子群7からの出力信号より、情報記録媒体6に記録された情報信号、焦点誤差信号、トラッキング誤差信号の各種信号を得る。
しかしながら、前述の光学的記録再生装置では、回折格子2を透過する際、0次光と±1次光の回折効率を同時に上げ、光量を増加させることは難しかった。
また、従来の光学装置においては、情報記録媒体6のトラック方向の傾きにより、情報記録媒体6上でのサブビームスポットに基づく信号を差動演算して得られるトラッキング誤差信号にオフセットが生じる欠点があった。このオフセットは半導体レーザ素子1の端面や回折格子2やホログラム光学素子3や情報記録媒体6等の間で生じる多重反射によって引き起こされる。
図8(a)に示すように、半導体レーザ素子1の出射点Cから出射された光は、情報記録媒体6の光点Bで反射され、回折格子2で回折され、半導体レーザ素子1の端面の光点Dに戻る。ここで反射され、もう一度回折格子2を透過した光は情報記録媒体6の光点Aに到達する(光路1:C→B→D→A)。このように多数回反射された光が図示しない受光素子群7に到達することがある。この結果、本来の光路を通って受光素子群7に到達した光との間で光路長差に基づく位相差を生じ、両者が干渉し合うことがある。
また、図8(b)に示すように、半導体レーザ素子1の出射点Cから出射された光は、情報記録媒体6の光点Aで反射され、回折格子2を透過し、半導体レーザ素子1の端面の光点Dに戻る。ここで反射され、もう一度回折格子2を透過した光は情報記録媒体6の光点Aに到達する(光路2:C→A→D→A)。この場合も同様に、このように多数回反射された光が図示しない受光素子群7に到達することがある。この結果、本来の光路を通って受光素子群7に到達した光との間で光路長差に基づく位相差を生じ、両者が干渉し合うことがある。
また、上記の干渉の程度(干渉強度)は、情報記録媒体6のトラック方向の傾きδに応じた位相差により変動する。従って、サブビームスポットに基づく信号強度が変動し、トラッキング誤差信号にオフセットが生じるという問題があった。
同様にメインビームとサブビームとの間でも多重反射による干渉が生じる場合があり、再生信号ならびにトラッキング誤差信号のS/N比が劣化してしまうという問題も有していた。
これらの問題を解決するために、例えば、特許文献1に示すように回折効率の異なる複数の領域に分割された3ビーム生成用の回折格子を用いることが提案されている。
特開2001−14717号公報
この構成によれば、上記の問題を解決するには有効であるが、一方、半導体レーザ素子1から出射される光の光軸上と回折格子2の中心を正確に合わせることが難しいという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、容易に回折格子の回折領域が製作でき、半導体レーザ素子1から出射される光の光軸と回折格子2の中心が正確に合っていなくても、光の利用効率を増加させることを目的としている。
また本発明は、特許文献1と同じく、情報記録媒体と光学装置に使用される光学部品との間に生じる多重反射を抑制することでトラッキング誤差信号のオフセットを減少させるとともに、メインビームとサブビームとの間の干渉を抑制することで再生信号あるいはトラッキング誤差信号のS/N比を向上させることができる光学装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光学素子は、入射した光を少なくとも2つ以上の複数の光に分岐するための回折格子領域を持った光学素子であって、前記回折格子領域が互いに回折効率の異なる第一の回折領域及び第二の回折領域を有しており、前記第一の回折領域及び前記第二の回折領域は、前記光学素子の中心線に対して略平行に形成された鋸歯形状の回折格子であり、前記第一の回折領域と前記第二の回折領域がそれぞれ前記光学素子の中心面に対して対称に配置されており、前記第一の回折領域と前記第二の回折領域における前記鋸歯形状の斜面が、前記中心面に向いていることを特徴とする。
第一の回折領域と第二の回折領域の間に無格子領域を有することが好ましい。
本発明の光学装置は、光源と、前記光源から出射した光を複数の光束に分岐するための光学素子と、前記光学素子を通過した光を情報記録媒体に集光するための集光手段とを有した光学装置であって、前記光学素子は上記した光学素子であることを特徴とする。
前記光学素子において、第一の回折領域と第二の回折領域の間に無格子領域を有することが好ましい。
また、前記光学素子のうち前記第一の格子領域と第二の格子領域において発生した0次回折光を、前記情報記録媒体上の情報を再生、または前記情報記録媒体上に情報を記録させるためのメインビームとして用い、前記第一の格子領域からの+1次回折光、前記第二の格子領域からの−1次光のそれぞれを、トラッキング誤差信号を検出するためのサブビームとして用いることが好ましい。
また、前記無格子領域を通過した光を前記情報記録媒体上の情報を再生、または前記情報記録媒体上に情報を記録させるためのメインビームとして用い、前記第一の格子領域の+1次光の回折効率がほぼ100%、前記第二の格子領域の−1次光の回折効率がほぼ100%になるように調整され、それぞれの回折光を、トラッキング誤差信号を検出するためのサブビームとして用いることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、光軸を通る面を境に形状は同じで互いに向かい合っているようなブレーズ状の格子領域を有する回折格子を用いることで、光利用効率が向上し、メインビーム、サブビームの光量が大きくなることで、それぞれのS/N比が向上する。
さらにこの発明によれば、メインビームを生成するための格子領域の±1次光の回折効率よりも第一の回折領域の+1次光の回折効率、第二の回折領域の−1次光の回折効率が大きくなるため、情報記録媒体と光学装置に使用される光学部品との間の多重反射を抑制できる。この結果トラッキング誤差信号のオフセットが減少する。
さらに、この発明によれば、入射する光の光軸面と、第一の格子領域と、第二の格子領域の境界がずれた場合でも、メインビームを生成するための格子領域の0次回折光の回折効率を±1次光の回折効率よりも高く、またメインビームを生成するための格子領域の±1次光の回折効率よりも第一の回折領域の+1次光の回折効率、第二の回折領域の−1次光の回折効率が高い状態を保てるために組み立て精度に対する許容度を大きくすることができ、組み立てを容易にすることができる。
以下に本発明の実施の形態について図を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態における光学素子の構成は、基本的には図7に示した従来の光学装置の構成の一部と同じであるが、回折格子2の構造が下記に詳述する点で従来と異なる。
図1は、本発明の第1の実施の形態の光学装置における回折格子の模式図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面の拡大図である。
回折格子20は、ブレーズ状に形成された第一の格子領域8と、第二の格子領域9とを有し、第一の格子領域8と第二の格子領域9は、入射する光の光軸面を境に、前記回折格子の中心線(図1中のy軸)に対して平行に回折格子が形成され、その形状がブレーズ状(鋸歯形状)であり、それらの前記鋸歯形状の斜面が前記回折格子の中心面を向いて互いに対称に向かい合っている。
第一の格子領域8における格子および第二の格子領域9は第一の格子領域においては−1次光を、第二の格子領域においては+1次光の回折効率を抑制させる形状を有する。
本発明の第1の実施の形態における回折格子によってレーザ(図示せず)からの出射光が回折された状態を示す模式図を図2に示し、さらにこの光学素子を用いた光学装置の模式図を図3に示す。以下、この光学装置における光の経路について説明する。
半導体レーザ素子1からの出射光が回折格子20に入射し、回折されて放射される際、回折格子を3つの領域10、11、12に分けると、領域11での0次回折光がメインビームとなり、領域10での+1次回折光および領域12での−1次回折光がそれぞれサブビームとなる。これらのビームはコリメートレンズに取り込まれ、光情報記録媒体(図示せず)の情報面に入射する。
第一の格子領域8において、0次光の回折効率をほぼ50%、+1次光の回折効率をほぼ50%、−1次回折光の回折効率をほぼ0%、第二の格子領域9において0次光の回折効率をほぼ50%、+1次光の回折効率をほぼ0%、−1次回折光の回折効率をほぼ50%となるように設定すると、光の利用効率が最大となり、半導体レーザ素子1の出射光強度を上げることなく、メインビーム、サブビームそれぞれの光量を増加することができる。
上記について詳しく説明すると、本実施形態における回折格子は、その形状がブレーズ状(鋸歯形状)であるため、回折光の光量バランスを変えることが可能である。例えば、1次の回折光のうち、ブレーズ状の斜面側に回折される回折光が+1次回折光であるとすると、その光量を増加させ、その分−1次回折光の光量を抑えることができる。
さらに、本実施の形態では、第一の回折領域8および第二の回折領域9においてブレーズ状の斜面がそれぞれ前記回折格子の中心面を向いて、かつ対称に配置されているため、サブビームとして利用する側の回折光の光量を増加させることができ、光利用効率が増すこととなる。本実施形態の場合では、第一の回折領域で回折される+1次回折光、第二の回折領域で回折される−1次回折光がそれぞれサブビームとなる。
また、回折格子20が上記のような形状を持つことで、入射する光の光軸面と、第一の格子領域と、第二の格子領域の境界がずれた場合でも、メインビームの回折効率は低下しない。
また、なお、図4に示すように入射する光の光軸面と、第一の格子領域と、第二の格子領域の境界がずれた場合でも、回折格子20上の領域11において0次回折光の回折効率はほぼ50%に保持され、回折光の光量自体が稼げているので、動作への影響を小さくできる。このことにより、組み立て誤差に対する許容度を大きくすることが出来る。
さらに、回折格子内のメインビームを発生させる領域で生じた±1次回折光は、第一の回折領域における+1次回折光および第二の回折領域における−1次回折光に比してコリメータレンズに入射する割合が低くなる。よって、図8に示したような光情報記録媒体と半導体レーザ、回折格子間での多重反射を抑制でき、トラッキング誤差信号のオフセットが減少する。さらに、メインビームとサブビームとの間の干渉も抑制することが出来る。
すなわち、本発明によれば、メインビームとサブビームの両方の光量を増加させることで、それぞれのS/N比が向上するため、メインビームとサブビームとの間の干渉が抑えられ、それと同時に光利用効率の増加で再生信号、トラッキング誤差信号のS/N比が向上するものである。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態における光学素子について説明する。
本実施の形態における光学素子の構成は、回折格子2の中央部分に無格子領域を有する点で、第1の実施の形態における光学素子と異なる。
図5は本実施の形態における光学素子の平面図であり、回折格子21は、中央部分に無格子領域13を有し、この無格子領域13をはさむように互いに向かい合った、ブレーズ状に形成された第一の格子領域8と第二の格子領域9を有する。
本実施形態によれば、無格子領域13を透過する光をメインビームとして用いており、この領域では0次回折光の回折効率は100%であるから、メインビームの強度を十分に上げられる。
このときサブビームを生成するための第一の回折領域の+1次光の回折効率、第二の回折領域の−1次光の回折効率をそれぞれほぼ100%になるように設定すると、メインビーム、サブビームのいずれにおいても光利用効率を最も高くすることができる。
また、無格子領域13では回折が起こらないため、±1次回折光が発生しない。すなわち、光情報記録媒体と半導体レーザ、回折格子間での多重反射によるメインビームとサブビームとの干渉現象は考慮する必要が無くなり、サブビームスポット信号強度変動に基づくトラッキング誤差信号のオフセットや、メインビームとサブビームとの間での多重反射による干渉による再生信号ならびにトラッキング誤差信号のS/N比の劣化などは起こらない。
このことにより、動作安定度が格段に向上した高い信頼性を有する光ピックアップ装置を得ることが可能となる。
さらに、第1の実施の形態でも述べたように、図6に示すように、入射する光の光軸面と無格子領域13の中心がずれた場合でも、組み立て誤差に対する許容度を確保することができ、この光学素子を用いた光ピックアップ装置の製造歩留まりの向上・安定化が図れる。
なお、第1の実施の形態および第2の実施の形態において、光学素子20または21はレーザ光に対して透明であればよく、特にその材質等は限定しない。
同様に、半導体レーザ、受光素子の種類や構造も特に本実施の形態に限定されるものではない。
また、受光素子の位置は半導体レーザと同一平面でなくてもよい。
本発明に係る光学素子を用いた光学装置は、再生信号、トラッキング誤差信号のS/N比が向上した高品質の光ピックアップ装置として特に有用である。
本発明の第1の実施の形態の光学装置における回折格子の模式図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面の拡大図 本発明の第1の実施の形態における回折格子によってレーザ光が回折された状態を示す模式図 本発明の第1の実施の形態の光学装置の模式図 本発明の第1の実施の形態における回折格子によってレーザ光が回折された状態を示す模式図の別の一例を示す図 本発明の第2の実施の形態の光学装置における回折格子の模式図であり、(a)はその平面図、(b)はその断面の拡大図 本発明の第2の実施の形態における回折格子によってレーザ光が回折された状態を示す模式図の別の一例を示す図 従来の技術における光学装置を示す模式図 (a)(b)は情報記録媒体と光学装置との間の多重反射を説明する図
符号の説明
1 半導体レーザ素子
2 回折格子
3 ホログラム光学素子
4 コリメートレンズ
5 対物レンズ
6 情報記録媒体
7 受光素子群
8 第一の格子領域
9 第二の格子領域
10、12 回折格子上でのサブビーム生成領域
11 回折格子上でのメインビームを生成する領域
13 無格子領域
20、21 回折格子

Claims (6)

  1. 入射した光を少なくとも2つ以上の複数の光に分岐するための回折格子領域を持った光学素子であって、
    前記回折格子領域が互いに回折効率の異なる第一の回折領域及び第二の回折領域を有しており、
    前記第一の回折領域及び前記第二の回折領域は、前記光学素子の中心線に対して略平行に形成された鋸歯形状の回折格子であり、
    前記第一の回折領域と前記第二の回折領域がそれぞれ前記光学素子の中心面に対して対称に配置されており、
    前記第一の回折領域と前記第二の回折領域における前記鋸歯形状の斜面が、前記中心面に向いていることを特徴とする光学素子。
  2. 前記第一の回折領域と前記第二の回折領域の間に無格子領域を有することを特徴とする請求項1記載の光学素子。
  3. 光源と、前記光源から出射した光を複数の光束に分岐するための光学素子と、前記光学素子を通過した光を情報記録媒体に集光するための集光手段と、前記情報記録媒体で反射された戻り光を受光する受光素子とを有した光学装置であって、
    前記光学素子は請求項1記載の光学素子であることを特徴とする光学装置。
  4. 光源と、前記光源から出射した光を複数の光束に分岐するための光学素子と、前記光学素子を通過した光を情報記録媒体に集光するための集光手段と、前記情報記録媒体で反射された戻り光を受光する受光素子とを有した光学装置であって、
    前記光学素子は請求項2記載の光学素子であることを特徴とする光学装置。
  5. 前記光学素子のうち前記第一の格子領域と第二の格子領域において発生した0次回折光を、前記情報記録媒体上の情報を再生、または前記情報記録媒体上に情報を記録させるためのメインビームとして用い、前記第一の格子領域からの+1次回折光、前記第二の格子領域からの−1次光のそれぞれを、トラッキング誤差信号を検出するためのサブビームとして用いることを特徴とする請求項4に記載の光学装置。
  6. 前記無格子領域を通過した光を前記情報記録媒体上の情報を再生、または前記情報記録媒体上に情報を記録させるためのメインビームとして用い、前記第一の格子領域の+1次光の回折効率がほぼ50%で、−1次回折光の回折効率がほぼ0%になるように調整され、前記第二の格子領域の+1次光の回折効率がほぼ0%、−1次回折光の回折効率がほぼ50%になるように調整されたことを特徴とする請求項5に記載の光学装置。
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