JP2005119378A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車 Download PDF

Info

Publication number
JP2005119378A
JP2005119378A JP2003354313A JP2003354313A JP2005119378A JP 2005119378 A JP2005119378 A JP 2005119378A JP 2003354313 A JP2003354313 A JP 2003354313A JP 2003354313 A JP2003354313 A JP 2003354313A JP 2005119378 A JP2005119378 A JP 2005119378A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
seat
motorcycle
passenger
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003354313A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4188199B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Katagiri
潔 片桐
Yukinori Kurakawa
幸紀 倉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2003354313A priority Critical patent/JP4188199B2/ja
Priority to TW93127663A priority patent/TWI256361B/zh
Priority to ITTO20040675 priority patent/ITTO20040675A1/it
Priority to CNB2004100850591A priority patent/CN100554073C/zh
Publication of JP2005119378A publication Critical patent/JP2005119378A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4188199B2 publication Critical patent/JP4188199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Gloves (AREA)

Abstract

【課題】 重量バランスが良く、収納性を確保しつつ車体後部の設計自由が増し、更に、新規で且つスポーティな印象を与え、しかも、楽に鞍乗り型の乗車姿勢が取れる自動二輪車を提供することにある。
【解決手段】 レッグシールド27を側面視くの字状に形成し、足くぐり部29の下方に燃料タンク36を配置し、ステップパネル37をエンジン16の一部を左右に跨ぐように配置し、後部フレーム23が延びる方向にほぼ平行になるようにレッグシールド27を後方へ膨出させて、レッグシールド27上部の左右にヘルメット87を収納する収納部を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動二輪車に関するものである。
従来の自動二輪車として、スクータ型のものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−118672公報
特許文献1の図1を以下の図16で説明する。なお、符号は振り直した。
図16は従来の自動二輪車を示す側面図であり、自動二輪車300は、車体前部301と、車体前部301の後方に設けた低床部302と、この低床部302からほぼ後上がりに傾斜させた中央傾斜部303と、この中央傾斜部303の後方に配置した車体後部304とを備え、車体前部301にフロントフォーク306で支持する前輪307を設け、中央傾斜部303に運転席311及び同乗者席312を設け、この中央傾斜部303の下方にエンジン313を配置し、車体後部304に後部トランク314を設け、車体前部301の上部に設けたフロントウインドウ316の上端と、車体後部304に立てた支柱317とでルーフ318を支持した車両である。なお、321はリヤフォーク322で支持した後輪である。
上記の自動二輪車300は、低床式スクータ型であって、運転者がシットイン(シートに臀部を沈ませ、バックレストに腰を当て、足を前斜め下方へ伸ばした乗車姿勢である。)の姿勢で乗車を行うものであるが、運転者によっては鞍乗り姿勢の二輪車に慣れている場合もあり、そのような乗車姿勢を取れることが望まれていた。また、後部トランク314に重量物を収納した場合、車体前部301側に対して車体後部304側の重量が大きくなるが、運転者、同乗者が乗車し、収納部に物を収納した状態で、重量バランスをより良くすることも望まれるところである。
また、収納ボックス及び後部トランク314を設けるために、中央傾斜部303及び車体後部304の構造が限られる。これらの収納ボックス及び後部トランク314を例えば、車体前部301に設けることができれば、車体の後半部の設計自由度が増す。しかし、車体前部301に収納部を設けても、その容量は従来と同様に確保することが望ましい。
更に、車体前部301に設けたフロントカバー324は自動二輪車300のスポーティな外観を造る重要な要素であるが、例えば、これまでとは異なった外観でしかもスポーティさを得ることができれば、見る者にスポーティで且つ新規な印象が与えられ、商品性が高められる。
本発明の課題は、重量バランスが良く、収納性を確保しつつ車体後部の設計自由が増し、更に、新規で且つスポーティな印象を与え、しかも、楽に鞍乗り型の乗車姿勢が取れる自動二輪車を提供することにある。
請求項1に係る発明は、後輪の前上方に運転者用シートを備えるとともに、このシートの後部に同乗者用シートを備える自動二輪車において、運転車用のシートの下方に、後輪を揺動自在に支持するリヤクッションユニットを備え、このリヤクッションユニットの近傍に前上がりの傾斜面を持つ同乗者用足載せ部を設けるとともに、この足載せ部の前方に運転者用の足載せ部を前下がりの傾斜面にて形成したことを特徴とする。
シート下にリヤクッションユニットを配置してシート座面を高くし、乗車姿勢を鞍乗り型に近く設定する。その際、足載せが前下がりの傾斜面となり、鞍乗り姿勢を楽に保持しつつ同乗者の足載せ面も形成する。
請求項2に係る発明は、運転者用と同乗者用の足載せ部の下方には、水平対向エンジンの気筒部が配置されることを特徴とする。
左右にほぼ対称で全高を抑えた水平対向型エンジンによって、エンジン振動に関して有利にするとともに左右の重量バランスを良くし、更に、気筒部近傍の上方に設けた足載せ面を低い位置に配置する。
請求項3に係る発明は、運転者用シートの前方で運転者の脚部前方を覆う側面視くの字状のレッグシールドを備え、このレッグシールドを後上方へ膨出させて、この膨出部にヘルメット等を収納する収納室を設けたことを特徴とする。
レッグシールドの膨出部に収納室を設けることで、車体後部の収納部を廃止することが可能になり、車体後部の設計自由度を増す。
また、レッグシールドをくの字状として上部を後方へ膨出させ、側面視で新規で且つスポーティな印象の自動二輪車を提供する。
請求項4に係る発明は、運転者用シートとバーハンドルとの間に側面視がほぼU字形状の足くぐり部を設け、この足くぐり部の底をモノコックフレームで形成するとともにこのモノコックフレームの内方/下方に燃料タンクを配置したことを特徴とする。
モノコックフレームで車体剛性を保ち、このモノコックフレームの下部に燃料タンクを配置して自動二輪車の重心を低くし、足くぐり部を設けて乗降性を高める。また、モノコックフレームの内側に燃料タンクの上部を収納し、モノコックフレームの下方に燃料タンクの下部を露出させ、外観性として趣向を凝らす。
請求項5に係る発明は、運転者用シートの後方に立ち上がり部を形成することで運転者用バックレストを設け、このバックレストの上部中央部に設けた膨出部を逃げるようにバックレストの後方に開閉式のリヤカウルを設け、このリヤカウルの下方に前記同乗者用シートを設け、リヤカウルを上方へ開くことで同乗者用シートを使用可能にするとともに、開いたリヤカウルを同乗者のバックレストとしたことを特徴とする。
リヤカウルを起こすことで運転者用シートと同乗者用シートとで2名乗車を可能にし、リヤカウルを倒すことで空力性能を高めるとともに外観性を向上させる。
また、運転者用のバックレストの膨出部で運転者の腰部を有効にサポートし、リヤカウルを倒したときに、膨出部をリヤカウルから突出させて外観上のアクセントとする。
請求項1に係る発明では、運転車用のシートの下方に、後輪を揺動自在に支持するリヤクッションユニットを備え、このリヤクッションユニットの近傍に前上がりの傾斜面を持つ同乗者用足載せ部を設けるとともに、この足載せ部の前方に運転者用の足載せ部を前下がりの傾斜面にて形成したので、シート下にリヤクッションユニットを配置することでシート座面を高くすることができ、それにより、乗車姿勢が鞍乗り型に近く設定できる。その際、足載せが前下がりの傾斜面となり、鞍乗り姿勢を楽に保持することができる上、同乗者の足載せ面も簡単に形成できる。
請求項2に係る発明では、運転者用と同乗者用の足載せ部の下方には、水平対向エンジンの気筒部が配置されるので、水平対向型エンジンであるから、エンジン振動に関しては有利となり、左右にほぼ対称であるから重量バランスが良く、エンジンの全高も抑えることができ、足載せ面も低い位置に配置することができるから、同乗者が足を伸ばして無理のない乗車姿勢をとることができる。
請求項3に係る発明では、運転者用シートの前方で運転者の脚部前方を覆う側面視くの字状のレッグシールドを備え、このレッグシールドを後上方へ膨出させて、この膨出部にヘルメット等を収納する収納室を設けたので、車体後部の収納部を廃止することが可能になり、車体後部の設計自由度を増すことができる。
また、レッグシールドをくの字状として上部を後方へ膨出させることで、側面視で新規で且つスポーティな印象の自動二輪車を提供することができる。
請求項4に係る発明では、運転者用シートとバーハンドルとの間に側面視がほぼU字形状の足くぐり部を設け、この足くぐり部の底をモノコックフレームで形成するとともにこのモノコックフレームの内方/下方に燃料タンクを配置したので、モノコックフレームで車体剛性を保ち、このモノコックフレームの下部に燃料タンクを配置したことで、自動二輪車の重心を低くし、足くぐり部を設けることで乗降性を高めることができる。また、モノコックフレームの内側に燃料タンクの上部を収納し、モノコックフレームの下方に燃料タンクの下部を露出させれば、外観性として趣向を凝らすことができ、見る者に新規な印象を与えることができて、商品性を高めることができる。
請求項5に係る発明では、運転者用シートの後方に立ち上がり部を形成することで運転者用バックレストを設け、このバックレストの上部中央部に設けた膨出部を逃げるようにバックレストの後方に開閉式のリヤカウルを設け、このリヤカウルの下方に前記同乗者用シートを設け、リヤカウルを上方へ開くことで同乗者用シートを使用可能にするとともに、開いたリヤカウルを同乗者のバックレストとしたので、リヤカウルを起こすことで運転者用シートと同乗者用シートとで2名乗車を可能にするとともに、リヤカウルを倒し、このリヤカウルによって、空力性能を高めるとともに外観性を向上させることができる。
また、運転者用のバックレストの膨出部が運転者の腰部を有効にサポートするとともに、リヤカウルを倒したときには、膨出部がリヤカウルから突出して外観上のアクセントになり、外観に好印象を与えることができ、商品性を高めることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の側面図であり、自動二輪車10は、モノコックフレーム11(詳細は後述する。)の前部にヘッドパイプ12を取付け、このヘッドパイプ12にフロントサスペンション13を操舵自在に取付け、このフロントサスペンション13で前輪14を支持し、モノコックフレーム11の後部に水平対向型のエンジン16を取付け、このエンジン16の後部に変速機(不図示)を連結し、この変速機にドライブシャフト17を介して後輪18を連結するとともに、モノコックフレーム11の後部に後輪18を支持するスイングアーム21を上下スイング自在に取付け、モノコックフレーム11の後部上部に後部フレーム23を取付け、この後部フレーム23に運転者が跨る運転者用シート部24及び同乗者が跨るために運転者用シート部24より高く且つ後方に配置した同乗者用シート部25を設け、フロントサスペンション13を囲むように運転者用シート部24の前方に運転者の脚部の前方を覆う側面視くの字状のレッグシールド27を設けた車両であり、フロントサスペンション13の上部に取付けたバーハンドル28と運転者用シート部24との間に側面視がほぼU字状の足くぐり部29を設けた車両である。
モノコックフレーム11(「monocoque」の「mono」は単一、「coque」は殻の意。)は、荷重を受け持つために、パイプフレームとせずに板状の部材で形成したフレームであり、剛性を確保するとともに軽量化が図れる構造である。
ここで、16a,16a(手前側の符号16aのみ示す。)はエンジン16の左右に突出させた気筒部、31は前輪14の上方を覆うフロントフェンダ、32はウインドスクリーン、33はメータ、34,34(手前側の符号34のみ示す。)はレッグシールド27の両側部に取付けた方向指示灯としてのウインカ、35,35(手前側の符号35のみ示す。)はレッグシールド27内に取り込んだ空気を吐き出す空気吐き出し口、36はモノコックフレーム11の下方に配置した燃料タンク、37,37(手前側の符号37のみ示す。)はエンジン16の側部上方を覆うとともに運転者及び同乗者の足載せ部を形成するステップパネル、38,38(手前側の符号38のみ示す。)は運転者が足を載せるためにステップパネル37,37の前部に取付けた運転者用足載せ面としての運転者用ステップ、41は同乗者が足を載せるためにステップパネル37,37の後部(湾曲部37a,37aである。)に取付けた同乗者用足載せ面としての同乗者用ステップ、42,42(手前側の符号42のみ示す。)はエンジン16の側部下方を覆うためにステップパネル37,37の下方に配置したステップアンダパネル、43・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ。)はエンジン16の前部から後方へ延ばした排気管、44は排気管43・・・の後部に連結したマフラ、46,46(手前側の符号46のみ示す。)は同乗者用グリップ、47は後輪18からモノコックフレーム11に衝撃が伝わるのを防止するリヤクッションユニット、48はリヤクッションユニット47内のオイルが出入りするリザーバータンク、51は後輪18の上方斜め前方を覆うためにスイングアーム21の上部に取付けたリヤフェンダ、52は運転者用シート部24の後部から立ちあげた運転者用バックレスト、53は運転者用バックレスト52の上部中央部に設けた膨出部である。
図2は本発明に係る自動二輪車の斜視図であり、自動二輪車10のレッグシールド27を、左シールド部61と右シールド部62とから構成し、これらの左シールド部61及び右シールド部62内の上部にそれぞれ収納室86を設けてヘルメットを収納できるようにし、また、自動二輪車10の同乗者用シート部25の上方をリヤカウル63で覆うとともに、後部フレーム23にリヤカウル63を開閉自在に取付け、リヤカウル63を開く、即ち起こした状態では同乗者の腰、背中を当てるバックレストとして機能させることを示す。なお、65,65(手前側の符号65のみ示す。)は運転者が足を前方へ延ばしたときに載せる前部ステップ、66,67は左右のテールランプ、68,69は左右のテールランプ66、67の後部に後方を向けてそれぞれ取付けた後方撮影用カメラである。
図3は本発明に係る自動二輪車の正面図であり、自動二輪車10のレッグシールド27の前部に空気取り入れ口71を設け、この空気取り入れ口71内の左右にラジエータ72,72を配置し、空気取り入れ口71の上部縁部にM形状としたLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)製のヘッドランプ73を取付けた状態を示す。なお、75はフロントセンタカバー、76はクラッチレバー、77は前輪用ブレーキレバーである。
ヘッドランプ73は、車両の左右方向に延ばしたほぼV字状の左右延出部73aと、この左右延出部73aの左右端からそれぞれ上下方向、詳しくは下方に延ばした上下延出部73b,73bとからなり、左右延出部73aはすれ違いビーム(いわゆる、ロービームである。)を発し、上下延出部73b、73bは走行ビーム(いわゆる、ハイビームである。)を発する部分であり、図1において、側面視くの字状としたレッグシールド27の屈曲部27aよりも上方の前面を上部傾斜部27bとし、屈曲部27aよりも下方の前面を下部傾斜部27cとしたときに、図1及び図3において、上部傾斜部27bに左右延出部73aを設け、上部傾斜部27bと下部傾斜部27cとに亘って上下延出部73bを設けたものである。
左右延出部73a及び上下延出部73bは、その大部分を発光部としたものである。
図4は本発明に係る自動二輪車の後部平面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を表す。以下同じ。)であり、自動二輪車10の同乗者用シート部25の前部中央に上方へ膨出する膨出部53を設け、リヤカウル63の前部に膨出部53を逃げる逃げ部63aを設け、リヤカウル63の両側方に同乗者用グリップ46,46を配置したことを示す。
図5は本発明に係る自動二輪車のレッグシールドを示す要部側面図であり、レッグシールド27の左シールド部61は、シールド本体84と、このシールド本体84の側部に開閉自在に取付けたリッド85(リッド85の輪郭を太線で示す。)とからなり、リッド85は側部にウインカ34を取付けたものである。また、右シールド部62(図2参照)は、上記した左シールド部61に対して左右対称な形状に形成するとともに、基本構造を同一としたものである。
図6は本発明に係る自動二輪車のレッグシールド要部を示す斜視図であり、レッグシールド27の左シールド部61のリッド85を車体前方に開き、左シールド部61内に設けた収納室86にヘルメット87を収納したことを示す。なお、61aは左シールド部61の開口部である。
リッド85は、シールド本体84にヒンジ91を介して開閉自在に取付けたものであり、リッド85の内側に取付けたストライカ92をシールド本体84の内側に取付けたロック装置93に係合させることでリッド85を閉じた状態とし、図示せぬロック解除装置によりロック装置93とストライカ92との係合を解除すれば、リッド85を開けることができる。
図7は図1の7−7線断面図であり、断面コ字状として開口側を下方に向けたモノコックフレーム11の下方に燃料タンク36を配置した、詳しくは燃料タンク36の上部に設けた細身部101をモノコックフレーム11の内側に配置し、燃料タンク36の細身部101の下部に一体成形した膨出部102,102をモノコックフレーム11から外部に露出させたことを示す。なお、104は燃料タンク36の給油口105を塞ぐキャップである。
図8は図1の8−8線断面図であり、レッグシールド27の空気取り入れ口71の内側にラジエータ72,72を配置したことを示す。
ラジエータ72は、レッグシールド27の縁部に沿ってほぼ円弧形状とすることで、レッグシールド27内にコンパクトに配置することができる。
図9は本発明に係る自動二輪車の表示装置を示す要部説明図であり、表示装置110は、文字・図形を表示する表示部111と、この表示部111に一部が重なるように配置したメータ33とからなる。
表示部111は、左表示部113及び右表示部114からなり、例えば、走行中は、前述の後方撮影用カメラ68,69で撮影した車両後方視界をそれぞれ左表示部113及び右表示部114に表示し、車両が停止中は、エンジン16(図1参照)の冷却水温、潤滑油温、潤滑油圧等をデジタル表示又はバーグラフ表示する。115,116は、、左右のリッド85,85(図5参照。一方の符号85のみ示す。)が閉じてロックした状態からそれぞれのロックを解除するために、レッグシールド27の後部を構成するインナカバー117の中央部の左右に並べて配置するとともに側面視くの字形状としたレッグシールド27の収納室86の後端部近傍に設けた電磁ロック解除スイッチである。
図10は本発明に係る自動二輪車のメータの正面図であり、メータ33は、円形のアナログ式スピードメータ121と、このスピードメータ121内の上部に設けたデジタル式時計122及びデジタル式トリップメータ123と、スピードメータ121よりも外径を小さくするとともにスピードメータ121内の下部に配置した円形のアナログ式タコメータ124と、このタコメータ124の左方及び右方にそれぞれ配置したアナログ式冷却水温計126及びアナログ式燃料残量計127とを備える。
ここで、131はスピードメータ121の速度目盛、132はスピードメータ121の速度指示値、133はスピードメータ121の指針、134はタコメータ124の回転数目盛、136はタコメータ124の回転数指示値、137はタコメータ124の指針、138,141は冷却水温計126の温度目盛及び指針、142,143は燃料残量計127の燃料目盛及び指針、144,146はウインカ34(図1参照)の指示方向を表示する表示灯、147は走行ビームの点灯を表示する表示灯、148はエンジン潤滑油の圧力又は量の低下を表示する表示灯、151はフューエルインジェクションシステムの作動状態を表示する表示灯、152は変速機内のギヤ列のニュートラル位置を表示する表示灯である。
図11は本発明に係る自動二輪車の表示装置を示す第1斜視図であり、表示装置110の表示部111とメータ33とを重なるように配置するとともに表示部111に対してメータ33を突出させたことを示す。これにより、表示装置110をより立体的に形成することができ、表示装置110に力強い印象を与えることができる。
図12は本発明に係る自動二輪車の表示装置を示す第2斜視図であり、ウインドスクリーン32の内側に表示装置110を配置し、メータ33の周壁33aを車両前方に延長して車両前後方向に長いほぼ三角形状としたメータ延長壁33bを形成し、このメータ延長壁33bを表示部111(図11参照)の前カバー111aから上方に膨出させたことを示す。
前カバー111aから前後に長いメータ延長壁33bを膨出させることで、表示装置110を流線形に近い形状とすることができ、速度感のある印象を与えることができる。
図13は本発明に係る自動二輪車の前輪及びフロントサスペンションを示す側面図であり、前輪14は、鋳造製のホイール161と、このホイール161に装着したタイヤ162とからなる。
ホイール161は、車軸163に回転自在に取付けたハブ164と、このハブ164から径外方に延ばしたスポーク165・・・と、これらのスポーク165・・・の先端に連結した環状のリム166とを一体成形した部材であり、リム166の側部に環状のブレーキディスク167の外周部、詳しくは外周凸部168・・・をボルト171・・・で取付ける。なお、172はブレーキディスク167の内周部である。
フロントサスペンション13は、筒状の緩衝器173と、この緩衝器173の下部に取付けた車輪支持部174とからなり、車輪支持部174に取付けた車軸163に軸受を介して前輪14を回転自在に取付ける。
車輪支持部174は、車両側方に開口する開口部175を形成したものであり、この開口部175を横切るように車輪支持部174にブレーキキャリパ176を取付ける。なお、174aは車軸163を取付けるために車軸支持部174の下端部に設けた割り溝、178はブレーキキャリパ176に設けたシリンダ内に液圧を供給するためのブレーキホースである。
上記したブレーキディスク167及びブレーキキャリパ176は、前輪用ディスクブレーキ装置181を構成する部品であり、この前輪用ディスクブレーキ装置181は、ブレーキディスク167にその内周部172側からブレーキキャリパ176を挿入して挟み込む構造としたものである。
図14は本発明に係る自動二輪車の前輪及びフロントサスペンションを示す正面図であり、くの字状とした車輪支持部174の下端部に車軸163を取付け、片持ちばりとした車軸163で前輪14を支持したことを示す。
ホイール161のスポーク165は、中央部を捩った形状に形成した部分であり、このようにスポーク165を捩った形状とすることで、ホイール161に軽快感のある外観を与えることができ、見る者に好印象を与えることができて、商品性を高めることができる。
図15は本発明に係る自動二輪車の後輪及びスイングアーム部を示す側面図であり、後輪18を駆動するために変速機(不図示)と後輪18とを連結するドライブシャフト17をシャフトケース186内に収納し、スイングアーム21にシャフトケース186を取付け、スイングアーム21とシャフトケース186とで出来る車両側方に開口する開口部187を横切るようにスイングアーム21とシャフトケース186とにブレーキキャリパ188を取付けたことを示す。なお、21aはモノコックフレーム11(図1参照)に設けたピボット軸にスイングアーム21を取付けるための取付穴、189はブレーキキャリパ188に設けたシリンダ内に液圧を供給するためのブレーキホースである。
上記したスイングアーム21及びシャフトケース186は、アーム組立体190を構成する部材である。
後輪18は、鋳造製のホイール191と、このホイール191に装着したタイヤ192とからなる。
ホイール191は、車軸193に回転自在に取付けたハブ194と、このハブ194から径外方に延ばしたスポーク195・・・と、これらのスポーク195・・・の先端に連結した環状のリム196とを一体成形した部材であり、リム196に環状のブレーキディスク197の外周部197aをボルト198・・・で取付ける。なお、199はブレーキディスク197の内周部である。
上記したブレーキキャリパ188及びブレーキディスク197は、後輪用ディスクブレーキ装置201を構成する部品であり、この後輪用ディスクブレーキ装置201は、ブレーキディスク197にその内周部199側からブレーキキャリパ188を挿入して挟み込む構造としたものである。
本発明は、自動二輪車に好適である。
本発明に係る自動二輪車の側面図である。 本発明に係る自動二輪車の斜視図である。 本発明に係る自動二輪車の正面図である。 本発明に係る自動二輪車の後部平面図である。 本発明に係る自動二輪車のレッグシールドを示す要部側面図である。 本発明に係る自動二輪車のレッグシールド要部を示す斜視図である。 図1の7−7線断面図である。 図1の8−8線断面図である。 本発明に係る自動二輪車の表示装置を示す要部説明図である。 本発明に係る自動二輪車のメータの正面図である。 本発明に係る自動二輪車の表示装置を示す第1斜視図である。 本発明に係る自動二輪車の表示装置を示す第2斜視図である。 本発明に係る自動二輪車の前輪及びフロントサスペンションを示す側面図である。 本発明に係る自動二輪車の前輪及びフロントサスペンションを示す正面図である。 本発明に係る自動二輪車の後輪及びスイングアーム部を示す側面図である。 従来の自動二輪車を示す側面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、11…モノコックフレーム、16…エンジン、16a…気筒部、23…後部フレーム、24…運転車用シート部、25…同乗者用シート部、27…レッグシールド、28…バーハンドル、29…足くぐり部、36…燃料タンク、37…足載せ部(ステップパネル)、38…運転者用足載せ面(運転者用ステップ)、41…同乗者用足載せ面(同乗者用ステップ)、52…運転者用バックレスト、53…膨出部、63…リヤカウル、86…収納室、87…ヘルメット。

Claims (5)

  1. 後輪の前上方に運転者用シートを備えるとともに、このシートの後部に同乗者用シートを備える自動二輪車において、
    前記運転車用シートの下方に、後輪を揺動自在に支持するリヤクッションユニットを備え、
    このリヤクッションユニットの近傍に前上がりの傾斜面を持つ同乗者用足載せ部を設けるとともに、
    この足載せ部の前方に運転者用の足載せ部を前下がりの傾斜面にて形成したことを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記運転者用と同乗者用の足載せ部の下方には、水平対向エンジンの気筒部が配置されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記運転者用シートの前方で運転者の脚部前方を覆う側面視くの字状のレッグシールドを備え、このレッグシールドを後上方へ膨出させて、この膨出部にヘルメット等を収納する収納室を設けたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  4. 前記運転者用シートとバーハンドルとの間に側面視がほぼU字形状の足くぐり部を設け、この足くぐり部の底をモノコックフレームで形成するとともにこのモノコックフレームの内方/下方に燃料タンクを配置したことを特徴とする請求項1又は請求項3記載の自動二輪車。
  5. 前記運転者用シートの後方に立ち上がり部を形成することで運転者用バックレストを設け、このバックレストの上部中央部に設けた膨出部を逃げるようにバックレストの後方に開閉式のリヤカウルを設け、このリヤカウルの下方に前記同乗者用シートを設け、リヤカウルを上方へ開くことで同乗者用シートを使用可能にするとともに、開いたリヤカウルを同乗者のバックレストとしたことを特徴とする請求項3記載の自動二輪車。
JP2003354313A 2003-10-14 2003-10-14 自動二輪車 Expired - Fee Related JP4188199B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003354313A JP4188199B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 自動二輪車
TW93127663A TWI256361B (en) 2003-10-14 2004-09-13 Motorbike
ITTO20040675 ITTO20040675A1 (it) 2003-10-14 2004-10-06 Motociclo.
CNB2004100850591A CN100554073C (zh) 2003-10-14 2004-10-12 机动两轮车

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003354313A JP4188199B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 自動二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005119378A true JP2005119378A (ja) 2005-05-12
JP4188199B2 JP4188199B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=34612297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003354313A Expired - Fee Related JP4188199B2 (ja) 2003-10-14 2003-10-14 自動二輪車

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4188199B2 (ja)
CN (1) CN100554073C (ja)
IT (1) ITTO20040675A1 (ja)
TW (1) TWI256361B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090906A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両の車体前部構造
JP2014156161A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP2014156162A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
EP3093225A4 (en) * 2013-12-02 2017-10-04 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Saddled vehicle
JP2023049638A (ja) * 2021-09-29 2023-04-10 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101024409B (zh) * 2006-02-17 2010-06-02 雅马哈发动机株式会社 跨骑式车辆
JP5220701B2 (ja) * 2009-07-08 2013-06-26 本田技研工業株式会社 ハイブリッド式鞍乗り型車両
JP5738124B2 (ja) * 2011-08-29 2015-06-17 本田技研工業株式会社 電動二輪車
JP2014210485A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
CN105813935B (zh) * 2013-11-29 2019-07-05 庞巴迪动力产品公司 车辆的可调搁脚架
TWI750581B (zh) * 2020-02-07 2021-12-21 日商山葉發動機股份有限公司 跨坐型車輛
CN216783704U (zh) * 2022-02-25 2022-06-21 仝达产品开发(惠州)有限公司 一种可保持平衡驾驶的车辆

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4270351B2 (ja) * 1998-04-23 2009-05-27 ヤマハ発動機株式会社 スクータ型車両の収納箱
JP3816290B2 (ja) * 2000-02-29 2006-08-30 本田技研工業株式会社 スクータ型車両のシート取付け構造
JP3971549B2 (ja) * 2000-06-09 2007-09-05 本田技研工業株式会社 スクータ型自動二輪車
JP2003154982A (ja) * 2001-11-20 2003-05-27 Yamaha Motor Co Ltd スクータ型自動二輪車のピリオンステップ構造

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007090906A (ja) * 2005-09-26 2007-04-12 Honda Motor Co Ltd 鞍乗り型車両の車体前部構造
JP4684826B2 (ja) * 2005-09-26 2011-05-18 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両の車体前部構造
JP2014156161A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
JP2014156162A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型車両
EP3093225A4 (en) * 2013-12-02 2017-10-04 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Saddled vehicle
US9932080B2 (en) 2013-12-02 2018-04-03 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Straddle-type vehicle
JP2023049638A (ja) * 2021-09-29 2023-04-10 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両
JP7385637B2 (ja) 2021-09-29 2023-11-22 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Also Published As

Publication number Publication date
CN100554073C (zh) 2009-10-28
ITTO20040675A1 (it) 2005-01-06
JP4188199B2 (ja) 2008-11-26
CN1607156A (zh) 2005-04-20
TWI256361B (en) 2006-06-11
TW200513401A (en) 2005-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4188199B2 (ja) 自動二輪車
JP4327552B2 (ja) 二輪車のヘッドランプ
JP5048433B2 (ja) 鞍乗り型車両のウインカ一体型バックミラー
JP5067297B2 (ja) リヤブレーキ装置の配置構造及び自動二輪車
CN111232116B (zh) 鞍乘型车辆的扶手杆
JP2009056950A (ja) リフレクタ支持構造
JP4567083B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5806643B2 (ja) 鞍乗り型車両の車体カバー構造
JP4684793B2 (ja) 車両のフロントカバー構造
WO2017134831A1 (ja) 鞍乗型車両
JP4458803B2 (ja) 自動二輪車
JP4251548B2 (ja) レッグシールドを有する車両
JP5767823B2 (ja) 鞍乗り型車両の制動装置
EP3628577B1 (en) Saddled vehicle
JP4489404B2 (ja) 二輪車の表示装置
JP5088087B2 (ja) スクータ型車両の後部車体構造
WO2017018309A1 (ja) 鞍乗り型車両
JP6894416B2 (ja) 鞍乗型車両
JP2013244878A (ja) 鞍乗型車両
JP2011148453A (ja) 鞍乗り型車両の前部構造
JP4689399B2 (ja) レッグシールドの収納室構造
JP2006182130A (ja) 自動二輪車のヘルメットホルダ取付構造
JP2022104682A (ja) 鞍乗型車両
JP4653620B2 (ja) 低床式車両
JP4825908B2 (ja) 鞍乗型車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080702

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080909

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130919

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140919

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees