JP2005116230A - 基板用コネクタ - Google Patents

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哲也 篠崎
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Abstract


【課題】 基板用コネクタの小型化を図る。
【解決手段】 ターミナル40は、長短2種類のもので構成され、このうち長いターミナル40Aは、短いターミナル40Bよりも高い位置でハウジング40を貫通しており、長いターミナル40Aの屈曲部42は、短いターミナル40Bの屈曲部42よりも後方に位置し、且つ、長いターミナル40Aの曲げの内側に短いターミナル40Bが位置することで曲げの内側と外側とに互いが並ぶようになっている。短いターミナル40Bの接点44Bは、脚部43の延出端をハウジング11側へ向けて内向きに屈曲して形成され、凹部17に入り込んでいる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリント基板に接続される基板用コネクタに関する。
従来、この種の基板用コネクタは、ハウジング内に多数のターミナルを装着しており、各ターミナルは、相手側端子に接続されるとともにハウジングの後端面から突出する水平部と、水平部の後端からプリント基板側へ直角曲げされた垂下部と、垂下部の下端から後方へ屈曲されてプリント基板の回路パターンに半田付け接続される接点部とを備えている。各ターミナルは、長短2種類のものが配備されており、このうち長いターミナルは、ハウジングの上段に配される一方、短いターミナルは、ハウジングの下段に配されている。そして、長いターミナルの屈曲部は、短いターミナルの屈曲部より後方に位置し、長いターミナルの曲げの内側に短いターミナルが位置するようになっている。
特開平7−153508号公報
上記の場合には、各ターミナルの接点部が後方へ向けて延出されていたことから、長短2種類のターミナルのうち長いほうのターミナルは、短いほうのターミナルの接点部との干渉を回避するべく屈曲部を相当に後方位置に設ける必要があり、コネクタ全体として奥行き寸法が増大する傾向にあった。そのため、昨今のコネクタ小型化の要請に対応することが困難となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、基板用コネクタを小型化することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ハウジングと、このハウジングの装着部に貫通して装着される複数のターミナルとを備え、各ターミナルは、相手側端子に接続されるとともに前記ハウジングの後端面より外部へ導出される接続部と、この接続部の導出端に屈曲部を介して連なってプリント基板側へ延出されて同プリント基板の導体部に接続される脚部とからなり、且つ、前記各ターミナルは、長さを異にした複数種により構成され、長短2種類のものを相対比較したときに、長いほうのターミナルは、短いほうのターミナルよりも高い位置で前記ハウジングを貫通しており、前記長いほうのターミナルの屈曲部は、前記短いほうのターミナルの屈曲部よりも後方に位置し、且つ、前記長いほうのターミナルの曲げの内側に前記短いほうのターミナルが位置することで曲げの内側と外側とに互いが並ぶようにした基板用コネクタであって、前記複数種のターミナルのうち少なくとも長さの最も短いターミナルは、前記脚部の延出端を前記ハウジング側へ向けて屈曲することで前記導体部に対する接点を形成している構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ハウジングの後端面には、凹部が設けられ、この凹部に、前記ハウジング側へ向けて屈曲した前記接点が入り込むようになっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、ハウジングと、このハウジングの装着部に貫通して装着される複数のターミナルとを備え、各ターミナルは、相手側端子に接続されるとともに前記ハウジングの後端面より外部へ導出される接続部と、この接続部の導出端に屈曲部を介して連なってプリント基板側へ延出されて同プリント基板の導体部に接続される脚部とからなる基板用コネクタであって、前記各ターミナルの屈曲部は、前記ハウジングの後端面における前記装着部の口縁に当接した状態となっている構成としたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記ハウジングの後端面には、内方へ向けて抉られた抉れ部が設けられ、この抉れ部内に前記各ターミナルの屈曲部が配されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3または請求項4に記載のものにおいて、前記各ターミナルの脚部は、前記装着部に装着されたあと前記プリント基板側へ屈曲して形成されるものであり、前記ハウジングの後端面における前記装着部の口縁は、前記脚部を成形する際の曲げ支点となっているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記ハウジングの後端面における前記装着部の口縁のうち前記各ターミナルの曲げ方向の下面側は、下向きに傾斜して形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
複数種のターミナルのうち長さの最も短いターミナルが脚部の延出端をハウジング側へ向けて屈曲することで導体部に対する接点部を形成しているから、接点部との干渉を回避するために曲げの外側に位置する長いターミナルの屈曲部をハウジングから離れた後方位置に設ける必要がない。その結果、基板用コネクタの奥行き寸法を小さくできる。
<請求項2の発明>
ハウジング側へ向けて屈曲した接点が凹部内に入り込むようになっているから、かかる接点が存する分のスペースを、基板用コネクタの奥行き寸法を増大させることなく確保できる。
<請求項3の発明>
各ターミナルの屈曲部がハウジングの後端面における装着部の口縁に当接した状態となっていることでハウジングから離れた後方位置に設けられていないから、基板用コネクタの奥行き寸法を小さくできる。
<請求項4の発明>
屈曲部が抉れ部内に配されているから、かかる屈曲部が存する分のスペースを、基板用コネクタの奥行き寸法を増大させることなく確保できる。
<請求項5の発明>
ハウジングの後端面における装着部の口縁が脚部を成形する際の曲げ支点となっているから、曲げ加工する際の作業性に優れる。
<請求項6の発明>
ハウジングの後端面における装着部の口縁のうち各ターミナルの曲げ方向の下面側が下向きに傾斜して形成されているから、曲げ加工時に各ターミナルが正規の配設位置よりも過度曲げされることが許容される。その結果、各ターミナルの脚部が、その後のスプリングバックによって正規の配設位置へ至ることが可能となる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5によって説明する。本実施形態に係る基板用コネクタ10は、プリント基板30に表面実装されるターミナル40を備えた例を示している。以下、前後方向については、図3の右側を前方として説明する。
基板用コネクタ10は、ハウジング11と、ハウジング11内に収容保持された複数のターミナル40と、ハウジング11の底面の両端部に突成され、ハウジング11をプリント基板30に固定するための固定部13とを備える。
ハウジング11は、合成樹脂材料により横長ボックス状に成形され、その前面には、相手側の雌コネクタ20の雌ハウジング21を内嵌可能な嵌合凹部11Aが形成されている。
ハウジング11の上面の中央部には、図2に示すように、前端縁から一対の切り込み12が入ることにより、両切り込み12間にて弾性的に撓み可能となったロック片14が設けられている。ロック片14のほぼ中央部には、平面視して矩形状をなすロック孔14Aが貫設されている。ロック片14は、図4に示すように、雌雄の両コネクタ10,20が嵌合される過程で、上方へ撓み変形しつつ相手側の雌ハウジング21に設けられたロック突部22に乗り上げられ、雌雄の両コネクタ10,20が正規の嵌合状態に至ったときに、図5に示すように、ロック孔14Aにロック突部22を嵌入させ、もって両コネクタ10,20が互いに離脱しないような構成となっている。また、図1に示すように、ロック片14の下端部は、その上部よりも幅広に張り出し形成されており、ロック片14が過度撓みしたときには、各切り込み12の内面から内向きに突成された過度撓み防止片15に当接してロック片14のそれ以上の撓み動作が抑えられるようにしてある。
ここで、仮にロック片14を相手側の雌ハウジング21の上面に突出して設けるとすると、該雌ハウジング21の上面にロック片14の撓み動作を許容するための撓み空間を形成しておく必要がある。そうすると、ハウジング11の嵌合凹部11Aは、かかる撓み空間やロック片14の形成によって高背化した雌ハウジング21を受け入れ可能な大きさに成形されることとなるから、高さ寸法が増大してコネクタ低背化の要請に応えられなくなってしまう。このため、本実施形態では、ロック片14をハウジング21側に設けることでコネクタ低背化の要請に適うようにするとともに、ロック片14を外部に露出させることで手作業による両コネクタ10,20の離脱操作を可能としたものである。
また、ハウジング11には、図3に示すように、各ターミナル40の接続部41(後述する)を水平姿勢で保持可能な装着部16が上下2段に分かれて形成されている。装着部16は、各ターミナル40に対する圧入代を確保するべく上壁や下壁よりも厚肉に形成されたハウジング11の後壁に形成されている。ハウジング11の後端面における装着部16の口縁は、ラッパ状に開口する誘導面11Tとなっており、各ターミナル40の装着時に各ターミナル40の先端部をガイドするようになっている。
ハウジング11の装着部16に圧入されるターミナル40は、導電性線材を折り曲げてなるものであり、全体の長さ及びハウジング11からの突出長さがそれぞれ異なる長短2種類のものが、複数本ずつ左右方向に一定ピッチで設けられている。各ターミナル40は、相手側端子(図示せず)に接続されるとともにハウジング11の後端面より外部へ略水平に導出される接続部41と、この接続部41の後端に屈曲部42を介して連なって下方に延びる脚部43とを備えている。また、長短2種類のターミナル40A,40Bのうち長いほうのターミナル40Aは、短いほうのターミナル40よりも高い位置でハウジング11を貫通しており、且つ、長いターミナル40Aの屈曲部42の位置は、短いターミナル40Bの屈曲部42よりも後方(ハウジング11から遠い側)に位置している。そして、L字形に曲げられた長短2種類のターミナル40A,40Bは、長いターミナル40Aの曲げの内側に短いターミナル40Bが位置するようになっており、したがって、後方から視たときに、曲げの内側に位置する短いターミナル40Bは、曲げの外側に位置する長いターミナル40Aの陰に隠れるようになっている。つまり、後方から視たときに、長短2種類のターミナル40A,40Bは、同一直線上に重なって並ぶようになっている。
さて、長短2種類のターミナル40A,40Bのうち内側に位置する短いターミナル40Bは、脚部43の先端部をハウジング11側へ向けて屈曲することにより、プリント基板30の導体部(回路パターン)に対する接点44Bを形成している。そして、ハウジング11の後端面には、上記態様で内曲げされた接点44Bを逃すための凹部17が設けられている。凹部17は、ハウジング11において短いターミナル40Bを貫通保持する装着部16の下方に位置するとともにプリント基板30側へ開放して設けられており、その内側に接点44Bが入り込んでいる。したがって、上から視たときに(基板用コネクタ10のプリント基板30に対する組付け方向に視たときに)、接点44Bは、凹部17内に入り込むことにより、ハウジング11の装着部16の陰に隠れるようになっている。また、長短2種類のターミナル40A,40Bのうち外側に位置する長いターミナル40Aは、上記とは逆に、脚部43の先端部をハウジング11側から離れる側へ屈曲することでプリント基板30に対する接点44Aを形成している。
次に、本実施形態の作用を説明する。まず、ハウジング11の装着部16に各ターミナル40を後方から圧入する。このとき、各ターミナル40は、予めL字形に曲げられているとよいが、圧入後にL字形に曲げられても構わない。続いて、ハウジング11をプリント基板30の所定位置に載置させ、プリント基板30の位置決め孔31に固定部13を差し込む。すると、長短2種類のターミナル40A,40Bの各接点44A,44Bは、プリント基板30の上面に沿うようにして対応する導体部に電気的に接触される。その後、プリント基板30と各接点44A,44Bとの間に半田付けを施して双方の接続を確実なものとする。
本実施形態の基板用コネクタ10によれば、短いターミナル40Bのプリント基板30に対する接点44Bがハウジング11側へ内向きに屈曲して形成されているから、かかる接点44Bとの干渉を回避するために長いターミナル40Aの屈曲部42を後方位置に設けなくて済み、その結果、基板用コネクタ10の奥行き寸法を小さくできる。
また、短いターミナル40Bの接点44Bは、凹部17内に入り込むようになっているから、かかる接点44Bが存する分のスペースを、基板用コネクタ10の奥行き寸法を増大させることなく確保することができ、もって基板用コネクタ10の奥行き寸法を一層小さくできる。さらに、凹部17は、ハウジング11の後端面に設けられているから、短いターミナル40Bの接点44Bとプリント基板30との間の半田付け状態を後方から容易に視認できる。
<実施形態2>
図6及び図7は、本発明の実施形態2を示している。実施形態2では、ハウジング11に各ターミナル40を圧入したあとプリント基板30側へ屈曲させることで各脚部43を形成しており、その際、ハウジング11の後端面における装着部16の口縁を曲げ支点として利用している点で実施形態1と異なっている。
すなわち、実施形態2において、ハウジング11の後端面における装着部16の口縁には、図6に示すように、使用時の完成形態で屈曲部42が当接した状態となっている。そして、ハウジング11の後端面における装着部16の口縁の下面側(各ターミナル40の曲げ方向の下面側)には、下向きに傾斜する斜面部18が切り欠きにより形成され、この斜面部18に当接するまで各ターミナル40の曲げが許容されている。また、長いほうのターミナル40Aを装着する上段側の装着部16には、該ターミナル40Aの接続部41を屈曲部42に至るまで下方から支持可能なようにハウジング11の後方へ突き出た形態の受け部19が形成されている。さらに、受け部19には、斜面部18に連なるとともに斜面部18よりも大きい勾配をもって下向きに傾く第2斜面部18Aを備え、この第2斜面部18Aに沿って曲げ加工時に冶具がガイドされるようになっている(後述する)。
ハウジング11の装着部16に各ターミナル40を装着するには、まず、図7の(A)に示すように、下段側の装着部16に対応する短いターミナル40Bを圧入し、その状態で後方から冶具Gを第2斜面部18Aに沿って滑り込ませる。続いて、図7の(B)に示すように、ハウジング11の後端面における装着部16の口縁を曲げ支点として冶具Gをプリント基板30側へ回動させ、脚部43が斜面部18に当接するまで短いターミナル40Bを屈曲変形させる。その後、冶具Gの係合を解除すると、図7の(C)に示すように、ターミナル40の脚部43が、スプリングバックによって正規の配設位置に至り、略垂直姿勢に維持される。この場合に斜面部18の勾配は、ターミナル40のスプリングバック量に対応して設定されることとなる。
実施形態2によれば、各ターミナル40の屈曲部42がハウジング11の後端面における装着部16の口縁に当接した状態となっていることでハウジング11から離れた後方位置に設けられていないから、基板用コネクタ10の奥行き寸法を小さくできる。また、ハウジング11の後端面における装着部16の口縁が脚部43を成形する際の曲げ支点となっているから、曲げ加工する際の作業性に優れる。さらに、ハウジング11の後端面における装着部16の口縁の下面側に下向きに傾斜する斜面部18が形成されているから、曲げ加工時に各ターミナル40が正規の配設位置よりも過度曲げされることが許容され、その結果、各ターミナル40の脚部43がその後のスプリングバックによって正規の配設位置へ至ることが可能となる。また、各ターミナル40の接点44A,44Bがハウジング11側と反対側へ向けて延出されているから、両接点44A,44Bとプリント基板30との間の半田付け状態を後方から容易に視認できる。
<実施形態3>
図8及び図9は、本発明の実施形態3を示している。実施形態3では、図8に示すように、予めターミナル40をL字形に曲げておき、その曲げられたターミナル40をハウジング11の装着部16に後方から圧入している点で実施形態2と異なっている。もっとも、実施形態3も、図9に示すように、ハウジング11の後端面における装着部16の口縁に屈曲部42が当接した状態となっており、この点で実施形態2と同一である。
すなわち、実施形態3において、ハウジング11の後端面における装着部16の口縁の下面側は、各ターミナル40の脚部43に沿って形成されており、概ね垂直方向に切り立っている。また、ハウジング11の後端面のうち装着部16の口縁を含んだ下部領域は、内側に大きく抉れた抉れ部60とされ、その内側に各ターミナル40の屈曲部42が配されるようになっている。したがって、上から視たときに(基板用コネクタ10のプリント基板30に対する組付け方向に視たときに)、各ターミナル40の屈曲部42は、抉れ部60内に配されることにより、ハウジング11の装着部16の陰に隠れるようになっている。
第3実施形態によれば、ハウジング11の後端面に沿って各ターミナル40の脚部43が配されているから、基板用コネクタ10の奥行き寸法を小さくできるのに加え、各ターミナル40の屈曲部42が抉れ部60内に配されているから、かかる屈曲部42が存する分のスペースを、基板用コネクタ10の奥行き寸法を増大させることなく確保できる。また、各ターミナル40の接点44A,44Bがハウジング11側と反対側へ向けて延出されているから、両接点44A,44Bとプリント基板30との間の半田付け状態を後方から容易に視認できる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態2及び実施形態3では、表面実装タイプのターミナルを備えた例を示したが、本発明においては、プリント基板の下面側へ貫通するターミナルを備えるものであっても構わない。
(2)実施形態1では、長短2種類のターミナルがハウジングの上下2段に分かれて配されていてが、本発明においては、長さを異にする3種以上のターミナルがハウジングを多数段に分かれて配されていても構わない。ただし、長短2種類のターミナルを相対比較したときに、長いほうのターミナルは、短いほうのターミナルよりも高い位置でハウジングを貫通しており、長いほうのターミナルの屈曲部は、短いほうのターミナルの屈曲部よりも後方に位置し、且つ、長いほうのターミナルの曲げの内側に短いほうのターミナルが位置することで曲げの内側と外側とに互いが並ぶようになっていることが必要とされる。
(3)実施形態1では、長いターミナルの接点がハウジングから離れる方向へ延出されていたが、本発明においては、長いターミナルの接点も、短いターミナルの接点と同様に、ハウジング側へ向けて延出されているとよい。
(4)実施形態1では、凹部が設けられ、実施形態3では、抉れ部が設けられていたが、本発明においては、凹部や抉れ部は無くても構わない。
本発明の実施形態1に係る基板用コネクタの正面図 平面図 相手コネクタと嵌合する前の断面図 相手コネクタと嵌合している途中の断面図 相手コネクタと正規嵌合した状態の断面図 実施形態2に係る基板用コネクタの断面図 (A)ターミナルを曲げる前の断面図 (B)ターミナルを曲げている途中の断面図 (C)ターミナルを曲げた後の断面図 実施形態3に係る基板用コネクタのターミナル装着前の断面図 ターミナル装着後の断面図
符号の説明
10…基板用コネクタ
11…ハウジング
16…装着部
17…凹部
40…ターミナル
40A…長いターミナル
40B…短いターミナル
41…接続部
42…屈曲部
43…脚部
44B…接点

Claims (6)

  1. ハウジングと、このハウジングの装着部に貫通して装着される複数のターミナルとを備え、各ターミナルは、相手側端子に接続されるとともに前記ハウジングの後端面より外部へ導出される接続部と、この接続部の導出端に屈曲部を介して連なってプリント基板側へ延出されて同プリント基板の導体部に接続される脚部とからなり、且つ、前記各ターミナルは、長さを異にした複数種により構成され、長短2種類のものを相対比較したときに、長いほうのターミナルは、短いほうのターミナルよりも高い位置で前記ハウジングを貫通しており、前記長いほうのターミナルの屈曲部は、前記短いほうのターミナルの屈曲部よりも後方に位置し、且つ、前記長いほうのターミナルの曲げの内側に前記短いほうのターミナルが位置することで曲げの内側と外側とに互いが並ぶようにした基板用コネクタであって、
    前記複数種のターミナルのうち少なくとも長さの最も短いターミナルは、前記脚部の延出端を前記ハウジング側へ向けて屈曲することで前記導体部に対する接点を形成していることを特徴とする基板用コネクタ。
  2. 前記ハウジングの後端面には、凹部が設けられ、この凹部に、前記ハウジング側へ向けて屈曲した前記接点が入り込むようになっていることを特徴とする請求項1に記載の基板用コネクタ。
  3. ハウジングと、このハウジングの装着部に貫通して装着される複数のターミナルとを備え、各ターミナルは、相手側端子に接続されるとともに前記ハウジングの後端面より外部へ導出される接続部と、この接続部の導出端に屈曲部を介して連なってプリント基板側へ延出されて同プリント基板の導体部に接続される脚部とからなる基板用コネクタであって、
    前記各ターミナルの屈曲部は、前記ハウジングの後端面における前記装着部の口縁に当接した状態となっていることを特徴とする基板用コネクタ。
  4. 前記ハウジングの後端面には、内方へ向けて抉られた抉れ部が設けられ、この抉れ部内に前記各ターミナルの屈曲部が配されていることを特徴とする請求項3に記載の基板用コネクタ。
  5. 前記各ターミナルの脚部は、前記装着部に装着されたあと前記プリント基板側へ屈曲して形成されるものであり、
    前記ハウジングの後端面における前記装着部の口縁は、前記脚部を成形する際の曲げ支点となっていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の基板用コネクタ。
  6. 前記ハウジングの後端面における前記装着部の口縁のうち前記各ターミナルの曲げ方向の下面側は、下向きに傾斜して形成されていることを特徴とする請求項5に記載の基板用コネクタ。
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