JP2005116181A - 押しボタン - Google Patents

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Abstract

【課題】押しボタンのボタン本体を強く押しこんでも回路基板に損傷を生じさせることなく本体部の内部が見えない押しボタンを提供すること。
【解決手段】本発明の押しボタンは、ボタン本体1と、パネル本体2と、を有する押しボタンであって、ボタン本体1が、筒状部の外周形状よりも突出した周縁部12を有し、筒状保持部が、周方向の全周にわたって径方向内方に突出し、その先端部が周縁部の押圧面に背向した裏面と接触するフランジ部24を有することを特徴とする。本発明の押しボタンは、ボタン本体の変位がフランジ部により規制されることで基板の損傷が抑えられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、押しボタンに関し、詳しくは、押しボタンのボタン本体をパネル本体に押し込んでも、すき間からその内部が見えない押しボタンに関する。
さまざまな装置の動作の制御は、回路基板上に組み付けられたスイッチによりなされている。そして、このような装置は回路基板がケース内に収容されており、回路基板上にもうけられたスイッチも、ケースにもうけられた押しボタン等の操作手段により操作されている。
たとえば、特許文献1にこのような構造の押しボタンが開示されている。
特許文献1には、表示部のパネル構体の開口部にスイッチ用押し釦の操作部が挿入され弾性材部で支持される構成を有する表示装置において、上記押し釦が上記操作部の後方側にテーパ状構造体を有し、上記パネル構体が上記開口部の後方側の開口周辺部に傾斜部を有し、上記弾性部の復元力で該テーパ状構造部が該傾斜部に押し付けられる構成を特徴とする表示装置が開示されている。
特許文献1に開示された押しボタンは、パネル構体(外装パネル)の周辺部の傾斜面と押しボタンの操作部のテーパ状構造部の傾斜面とを密着させることで、高い精度で位置決めしている。
しかしながら、このような押しボタンにおいては、押しボタンの操作部の押し込みの規制が弾性部材のみでなされており、操作部を強く押し込むと押しボタンが損傷するおそれがある。さらに、操作部が強く押し込まれると、押しボタンにより操作されるスイッチおよびスイッチが組み付けられた回路基板に過大な力が加わることとなり、スイッチおよび回路基板に損傷が生じるという問題があった。
また、このような押しボタンにおいても、押しボタンの操作部の外周面とパネル構体との間に操作部の移動のためのすき間が存在し、操作部がパネル構体に押し込まれた状態では押しボタンの操作部とパネル構体の開口部とのすき間から回路基板などパネル本体により隠されている内部が見え、押しボタンの操作時の見栄えが低下するという問題があった。
特開2000−306460号公報
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、押しボタンのボタン本体を強く押しこんでも回路基板に損傷を生じさせない押しボタンを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明者は、押しボタンの押圧部と筒状保持部の内周面とのすき間を覆うようにフランジ部を形成した押しボタンとすることで上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、請求項1に記載の本発明の押しボタンは、略筒状の筒状部と、筒状部の一方の端部側にもうけられた押圧面を形成する押圧部と、を有するボタン本体と、ボタン本体を筒状部の軸方向に往復動可能な状態で収容する筒状保持部と、筒状保持部の開口部を形成する本体部と、を有するパネル本体と、を有する押しボタンであって、ボタン本体が、筒状部の外周形状よりも突出した周縁部を有し、筒状保持部が、径方向内方に突出し、その先端部が該周縁部の押圧面に背向した裏面と接触するフランジ部を有することを特徴とする。
本発明の押しボタンは、筒状保持部にフランジ部を有しており、このフランジ部がボタン本体の周縁部と当接することでボタン本体の変位がフランジ部により規制される。
請求項2に記載の押しボタンは、請求項1に記載の押しボタンにおいて、筒状部と筒状保持部の一方は筒状部と筒状保持部の対向した位置に軸方向に対して傾斜したテーパ面を有し、筒状部と筒状保持部の他方はテーパ面と当接する突部を有する押しボタンである。
請求項2に記載の押しボタンは、テーパ面と突部とを有しており、突部がテーパ面に当接することでボタン本体の移動が案内される。
請求項3に記載の押しボタンは、請求項1に記載の押しボタンにおいて、周縁部は、押圧部にもうけられた押しボタンである。
請求項3に記載の押しボタンは、周縁部が押圧部にもうけられることで、押圧部の押圧面と本体部の表面とが同一平面となる。
請求項4に記載の押しボタンは、フランジ部は、筒状保持部の周方向の全周にわたってもうけられている押しボタンである。
請求項4に記載の押しボタンは、フランジ部が周方向の全周にわたってもうけられており、押しボタンを押した力を全周にもうけられたフランジ部が受けることとなり、筒状保持部に部分的な応力がかからなくなる。
本発明の押しボタンは、押圧部が周縁部を有しかつ筒状保持部にフランジ部を有している。このため、本発明の押しボタンにおいては、押圧部を押圧してボタン本体を本体部の内部方向に押し込んでいくと、ボタン本体は本体部の内部方向に変移し、周縁部の裏面がフランジ部に当接する。周縁部がフランジ部に当接することで、ボタン本体の変移が規制される。そして、ボタン本体が必要以上に押し込まれなくなり、押しボタンにより操作される回路基板に過剰な力が加わらなくなる。この結果、本発明の押しボタンは、回路基板に損傷を生じさせない押しボタンとなっている。
本発明の押しボタンは、ボタン本体と、パネル本体と、を有する。
ボタン本体は、略筒状の筒状部と、筒状部の一方の端部側にもうけられた押圧面を形成する押圧部と、を有する。また、パネル本体は、ボタン本体を筒状部の軸方向に往復動可能な状態で収容する筒状保持部と、筒状保持部の開口部を形成する本体部と、を有する。
本発明の押しボタンは、ボタン本体が、筒状部の外周形状よりも突出した周縁部を有し、筒状保持部が、径方向内方に突出し、その先端部が該周縁部の押圧面に背向した裏面と接触するフランジ部を有する。
ボタン本体が周縁部を有することで、周縁部が筒状部より大きくなる。そして、周縁部が筒状保持部のフランジ部と当接できるようになる。
周縁部は、パネル本体のフランジ部と当接可能であれば押圧部あるいは筒状部のいずれにもうけてもよい。ボタン本体の製造やパネル本体との組み付け性から、周縁部は押圧部にもうけられたことが好ましい。すなわち、押圧部が筒状部の外周形状より大きな外周形状で形成されたことが好ましい。ここで、押圧部に周縁部がもうけられたときには、周縁部の表面が押圧部の表面と一致する状態であっても、周縁部の表面がわずかに押圧面から内部に位置する状態であってもどちらでもよい。
筒状保持部がフランジ部を有することで、ボタン本体がフランジ部が形成された位置以上に押し込まれることを規制することができる。すなわち、本発明の押しボタンにおいてボタン本体が押し込まれる量を決定できる。このことは、スイッチおよびスイッチがもうけられた回路基板に必要以上の力が付与されることを抑えることができ、回路基板の損傷を抑えることができる。
フランジ部は、先端部が周縁部の裏面と当接する。ここで、先端部とは、フランジ部の突出した先端面およびその近傍を示すものであり、フランジ部の上方側に位置する側面も裏面と当接する。そして、フランジ部が筒状保持部の周方向の全周にわたってもうけられることで、ボタン本体と筒状保持部とのすき間を遮蔽することができる。
本発明の押しボタンにおいて、フランジ部の断面形状は特に限定されるものではない。すなわち、筒状保持部の内周面において径方向内方に突出した形状を有していればよい。ここで、フランジ部は周縁部からボタン本体を仕込む力を受けることとなるため、フランジ部がこの力に対向できる形状で形成される。フランジ部の断面形状としては、たとえば、径方向内方に突出した凸字状や、U字状の断面を有するフランジ部をあげることができる。また、フランジ部の裏面側が縮径した筒状保持部の内周面となるように(テーパ面を)形成してもよい。
筒状部と筒状保持部の一方は筒状部と筒状保持部の対向した位置に軸方向に対して傾斜したテーパ面を有し、筒状部と筒状保持部の他方はテーパ面と当接する突部を有することが好ましい。テーパ面と突部を有することで、ボタン本体が押し込まれた状態から押されていない状態に戻るときに、テーパ面と突部によりボタン本体の移動がガイドされる。ガイドによりボタン本体の位置決めがなされ、ボタン本体の位置決め精度が向上する。なお、他方にもうけられるテーパ面と当接する突部とは、テーパ面にガイドされる形状を示すものである。たとえば、突起状であったり、テーパ面と略一致するテーパ形状であってもよい。
フランジ部は、筒状保持部の周方向の全周にわたってもうけられていることが好ましい。フランジ部が筒状保持部の全周にわたって設けられることで、ボタン本体が押し込まれて周縁部がフランジ部に圧接されたときに、フランジ部にかかる応力が集中しなくなる。
また、筒状保持部が周方向の全周にわたってフランジ部を有することで、ボタン本体が筒状保持部内を押し込まれたときに押圧部と筒状保持部とのすき間からはフランジ部が見えるようになる。このため、パネル本体の本体部の内部が見えなくなる。この結果、押しボタンの操作時の美観の低下が抑えられる。
本発明の押しボタンは、筒状保持部の内周面の一部と一部に対向した筒状部の外周面の部分よりなる一対の対向面部の少なくとも一方には、他方の対向面部方向に突出したリブを有し、他方の対向面部にはリブが挿入されるガイド溝を有することが好ましい。
一対の対向面部は、筒状保持部の内周面と筒状部の外周面とが対向した部分よりなる。そして、この対向面部の少なくとも一方にリブが、他方にガイド溝が形成されることで、リブがガイド溝に挿入される。リブがガイド溝に挿入されると、リブの移動はガイド溝ののびる方向のみに規制される。この結果、ボタン本体の移動方向がリブののびる方向に規制されることとなり、それ以外の方向への移動が生じなくなる。
ガイド溝は、その内部に挿入されたリブをガイド溝ののびる方向に案内するものであることから、ボタン本体の筒状部の軸方向にのびた状態で形成されていることが好ましい。ガイド溝が筒状部の軸方向に形成されることで、ボタン本体の押圧部が押されたときに、ボタン本体はパネル本体の筒状保持部との干渉が生じなくなる。
本発明の押しボタンにおいては、ボタン本体およびパネル本体のいずれにリブが形成されていてもよい。すなわち、ボタン本体の対向面部にリブが形成されパネル本体の対向面部にガイド溝が形成されていても、ボタン本体の対向面部にガイド溝が形成されパネル本体の対向面部にリブが形成されていてもよい。
本発明の押しボタンにおいて、リブの形状は特に限定されるものではない。すなわち、リブは、ガイド溝に挿入された状態で、ガイド溝に沿って移動可能な形状であればよい。たとえば、突出した略板状であっても、略棒状であってもよい。
本発明の押しボタンにおいて、ガイド溝の断面形状は特に限定されるものではない。すなわち、ガイド溝は、対向面部を断面凹字状に形成したものであっても、対向面部に形成された切れ込みであってもどちらでもよい。形成が容易なことから、ガイド溝は、対向面部に形成された切れ込みよりなることが好ましい。
パネル本体の裏面の小間隔を隔てた位置に、スイッチがもうけられた回路基板が配置され、スイッチが、ボタン本体を回路基板から離反する方向に付勢する付勢手段を有することが好ましい。回路基板は、本発明の押しボタンにより切り替えられる電気回路が形成された回路基板であり、スイッチは電気回路中にもうけられたスイッチである。また、スイッチが付勢手段を有することで、本発明の押しボタンのボタン本体は、押圧部が押されていない状態に保持される。
ボタン本体の押圧面と、パネル本体の本体部の表面とが略同一平面を形成したことが好ましい。押圧面と表面とが略同一平面を形成することで、パネル本体の表面からボタン本体が突出しなくなる。その結果、本発明の押しボタンの美観が向上する。
本発明の押しボタンにおいて、筒状部の外周形状および筒状保持部の内周形状は、特に限定されない。ここで、それぞれの形状は、軸方向に垂直な断面における形状を示す。たとえば、円形、楕円形、方形等の形状をあげることができる。好ましい形状は、その形状自身が周方向へのズレを生じさせない方形である。
本発明の押しボタンを構成するボタン本体およびパネル本体の材質についても特に限定されるものではない。
ボタン本体は、筒状保持部内で軸方向に変移する略筒状の筒状部材と、筒状部材の一方の端部に組み付けられ押圧面を形成する押圧部材と、からなることが好ましい。ボタン本体が筒状部材と押圧部材とからなることで、ボタン本体の押圧面の意匠を簡単に変更できる。また、さまざまな押圧面のボタン本体を簡単に得られるようになる。さらに、このような構成のボタン本体は、パネル本体の筒状保持部の両端から筒状部材と押圧部材とを挿入して組み付けることができる。
以下、実施例を用いて本発明を説明する。
本発明の実施例として、押しボタンを製造した。
(実施例1)
本実施例は、図1〜4にその構成を示した押しボタンである。図1は押しボタンの正面図であり、図2は図1中のI−I線における断面図である。また、図3および図4は、実施例の押しボタンの操作時の断面図である。
本実施例の押しボタンは、ボタン本体1と、パネル本体2と、を有する。
ボタン本体1は、断面略長方形状の筒状を有する筒状部10と、筒状部10の一方の端部11にもうけられた押圧面を形成する押圧部11と、押圧部11の裏面部近傍であり筒状部10から周方向の全周にわたって径方向外方に突出した周縁部12と、を有している。押圧部11は、押圧面を形成する略長方形状を有する。押圧部11は、筒状部材10の外周形状と略一致する外周形状を有している。そして、周縁部12の裏面側は、傾斜したテーパ面を形成している。
パネル本体2は、ボタン本体1の押圧部11の表面と略平行な表面を形成する本体部20と、ボタン本体1を筒状部10の軸方向に往復動可能な状態で、ボタン本体1を収容する本体部20の裏面方向に突出した筒状保持部22と、から構成される。
パネル本体2の筒状保持部22は、パネル本体20の表面に開口部21が形成されている。筒状保持部22は、その断面がボタン本体1の筒状部10の外周よりもわずかに大きな略長方形状となるように形成されている。筒状保持部22の開口部21は、ボタン本体1の押圧部15の外周形状よりもわずかに大きな略方形状となるように形成されている。そして、ボタン本体1がパネル本体2に組み付けられたときに、周縁部12と対向する筒状保持部20の対向面部23は、周縁部12の外周形状よりわずかに大きな略方形状となるように形成されている。
パネル本体2の筒状保持部22の開口部21より内部に入った位置であり対向面部23の下端部には、断面凸字状のフランジ部24がもうけられている。フランジ部24は、筒状保持部22の周方向の全周にわたってもうけられている。フランジ部24の先端部には、その上面側に情報に突出した当接凸部25がもうけられている。
本実施例の押しボタンは、図3および4に示されたように、回路基板3上に形成されたスイッチ4を切り替えることに用いられる。このスイッチ4には、ボタン本体1を、回路基板3から離反する方向に付勢する付勢手段(図示せず)がもうけられており、ボタン本体1の押圧部11の表面がパネル本体2の本体部20の表面と略一致する状態に保持されている。ここで、付勢手段には、たとえば、スプリングが用いられている。
本実施例の押しボタンは、操作されていないときには、ボタン本体1の押圧部11の表面がパネル本体2の本体部20の表面と略一致する状態に保持されている。
つづいて、スイッチ4を切り替えるためにボタン本体1の押圧部11を押す。ボタン本体1がパネル本体2の筒状保持部22の内部に押し込まれる。ボタン本体1は、筒状保持部22に沿って押し込まれる。そして、ボタン本体1の押圧部11の周縁部12のテーパ面がフランジ部24の当接凸部25に当接し、その押し込みがガイドされる。このテーパ面と当接凸部25のガイドにより、ボタン本体1を押し込むときにボタン本体1がパネル本体2とな間で干渉を生じなくなっている。
そして、ボタン本体1が押し込まれると、押圧部材15の周縁部16がフランジ部24の当接凸部25に圧接され、ボタン本体1のさらなる移動が制限される。すなわち、これ以上のボタン本体1の押し込みが規制される。このとき、回路基板3上に形成されたスイッチ4が切り替えられる。
ボタン本体1が押し込まれても、フランジ部24によりボタン本体1の押し込み量が決定されるため、スイッチ4を切り替えるために必要な量だけボタン本体1が押し込まれる。すなわち、回路基板3およびスイッチ4に過剰な力が加わることなく、スイッチ4の切り替えを行うことができた。
ボタン本体1が、フランジ部24により移動が規制された状態においては、押圧部11の外周とパネル本体2の開口部21とのすき間からはフランジ部24が見えることとなり、フランジ部24よりパネル本体2の内部の回路基板3は視認できなくなっている。
その後、押圧部11に加えられた力を取り除く(押圧部を押した指を取り外す)と、スイッチ4の付勢手段により、ボタン本体1が元の位置に移動する。
上記したように、本実施例の押しボタンは、フランジ部と周縁部とによりボタン本体が押し込まれる量が規制され、その結果、回路基板およびスイッチに過剰な負荷がかからなくなっている。このため、回路基板およびスイッチが損傷を生じなくなっている。また、フランジ部が目隠しとなっているため、押圧部材の外周と筒状保持部の内周とのすき間を通してパネル本体の内部をみることが不可能となっている。この結果、使用時の美観の低下が抑えられている。
(実施例2)
本実施例は、図5にその構成を示した押しボタンである。なお、本実施例の押しボタンは、実施例1と同様な形状を有するものである。図5は、本実施例の押しボタンの図2と同様な断面図である。
本実施例の押しボタンは、ボタン本体1と、パネル本体2と、を有する。
ボタン本体1は、一方の端部13a側が縮径した筒状部材13と、筒状部材13の縮径した一方の端部13aに係合された押圧面を形成する押圧部材14と、からなる。筒状部材13は、一方の端部13aが他方の端部側に比べて縮径した形状をしており、縮径している部分は軸方向に対して傾斜した外周面13bを形成している。押圧部材14は、押圧面を形成する略長方形状を有する板状の押圧面部140と、押圧面部140の裏面方向に突出し筒状部材13の一方の端部13aに嵌合されるとともにその先端部に径方向外方に突出した係止ツメ142を有する係止部141と、から構成される。押圧面部140は、筒状部材13の縮径されていない部分の外周形状と略一致する外周形状を有している。すなわち、押圧面部140は、ボタン本体1を形成したときに、筒状部材13の一方の端部の外周より突出した周縁部15を有する。
パネル本体2は、ボタン本体1の押圧部材14の表面と略平行な表面を形成する本体部20と、ボタン本体1を筒状部材13の軸方向に往復動可能な状態で、ボタン本体1を収容する本体部20の裏面方向に突出した筒状保持部22と、から構成される。
パネル本体2の筒状保持部22は、パネル本体20の表面に開口部21が形成されている。筒状保持部22は、その断面がボタン本体1の筒状部の縮径していない部分の外周よりもわずかに大きな略長方形状となるように形成されている。そして、筒状保持部22の開口部近傍は、ボタン本体1の押圧部材14の外周形状よりもわずかに大きな略方形状となるように形成されている。
パネル本体2の筒状保持部22の開口部21よりわずかに内部に入った位置には、断面凸字状のフランジ部24がもうけられている。フランジ部24は、ボタン本体1をパネル本体2に組み付けたときに、ボタン本体1の筒状部材13の縮径した部分に位置するようにもうけられている。
フランジ部24の先端部の裏面側には、裏面方向に突出した当接凸部25が周方向の全周にわたってもうけられている。
本実施例の押しボタンは、パネル本体2の裏側から筒状保持部22の内部にボタン本体1の筒状部材13を挿入し、筒状部材13の一方の端部13aに押圧部材14の係止部141を挿入し、係止ツメ142を筒状部材13の傾斜した外周面13bを形成する縮径した部分に係止させることで組み付けることができる。
本実施例の押しボタンにおいても、実施例1の押しボタンと同様な効果が得られる。なお、本実施例においては、当接凸部による筒状部材のガイドはボタン本体1が押し込まれた状態から戻るときになされる。
(実施例3)
本実施例の押しボタンは、実施例2の押しボタンの変形形態である。本実施例の押しボタンの構成を、図6に示した。なお、本実施例の押しボタンを示した図6は、図5と同様な断面図である。
本実施例は、フランジ部24の裏面が、当接凸部25のかわりに部分的にテーパ形状26に形成されている以外は、実施例2と同様な押しボタンである。
すなわち、フランジ部24の裏面は、筒状部材13の傾斜した外周面13bの外周形状と一致するテーパ形状26が、周方向に周期的に間隔をあけてもうけられている。テーパ形状26の間隔は、特に限定されるものではなく、上記実施例の当接凸部25のようにフランジ部24の全周にもうけてもよい。本実施例を示した図6においては、一点破線の右側はフランジ部24の裏面がテーパ形状26を有し、左側はフランジ部24の裏面がテーパ形状26を有していない。
本実施例は、フランジ部24の裏面側の一部にテーパ形状26が形成された以外は、実施例2と同様な構成を有するものであり、実施例2と同様な作用、効果を示す。
実施例1の押しボタンを示した図である。 実施例1の押しボタンの断面を示した図である。 実施例1の押しボタンの使用時の構成を示した図である。 実施例1の押しボタンにおいてボタン本体が押された状態の構成を示した図である。 実施例2の押しボタンの断面を示した図である。 実施例3の押しボタンの断面を示した図である。
符号の説明
1…ボタン本体 10…筒状部
11…押圧部 12…周縁部
13…筒状部材 13a…一方の端部
13b…傾斜した外周面
14…押圧部材 140…押圧面部
141…係止部 142…係止ツメ
2…パネル本体 20…本体部
21…開口部 22…筒状保持部
23…対向面部 24…フランジ部
25…当接凸部 26…テーパ形状
3…回路基板
4…スイッチ

Claims (4)

  1. 略筒状の筒状部と、該筒状部の一方の端部側にもうけられた押圧面を形成する押圧部と、を有するボタン本体と、
    該ボタン本体を該筒状部の軸方向に往復動可能な状態で収容する筒状保持部と、該筒状保持部の開口部を形成する本体部と、を有するパネル本体と、
    を有する押しボタンであって、
    該ボタン本体が、該筒状部の外周形状よりも突出した周縁部を有し、
    該筒状保持部が、径方向内方に突出し、その先端部が該周縁部の押圧面に背向した裏面と接触するフランジ部を有することを特徴とする押しボタン。
  2. 前記筒状部と前記筒状保持部の一方は該筒状部と該筒状保持部の対向した位置に軸方向に対して傾斜したテーパ面を有し、該筒状部と該筒状保持部の他方は該テーパ面と当接する突部を有する請求項1記載の押しボタン。
  3. 前記周縁部は、前記押圧部にもうけられた請求項1記載の押しボタン。
  4. 前記フランジ部は、前記筒状保持部の周方向の全周にわたってもうけられている請求項1記載の押しボタン。
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