JPH0338864Y2 - - Google Patents

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JPH0338864Y2
JPH0338864Y2 JP4879485U JP4879485U JPH0338864Y2 JP H0338864 Y2 JPH0338864 Y2 JP H0338864Y2 JP 4879485 U JP4879485 U JP 4879485U JP 4879485 U JP4879485 U JP 4879485U JP H0338864 Y2 JPH0338864 Y2 JP H0338864Y2
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JP
Japan
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lid
main body
back wall
protrusion
side walls
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JP4879485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、蓋体で本体の開孔面を覆うことによ
り構成され、該蓋体が合成樹脂材料で構成される
筺体における蓋体の取り付け装置に関し、特にリ
モコン等の小型電気機器の筺体に用いて好適な取
り付け装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、例えば実開昭59−149672号公報に記載さ
れる如く、合成樹脂材料で構成された本体の開孔
面を合成樹脂材料で構成された蓋体で覆つて、電
気機器用の筺体として使用するものが知られてい
る。前記本体の開孔面を前記蓋体で覆う為に、前
記公報では超音波溶接法によつて溶着することに
より該蓋体を該本体の開孔面に取り付ける様にし
ている。この様にすることにより組み立てが簡単
で外観の美しい筺体を仕上げることが出来る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前記筺体は溶着により蓋体が本
体に取り付けられているので、該蓋体を取り外す
ことが出来ず、内部部品が故障した際に修理する
ことが出来ない。その為、前記筺体に取り外し可
能な部分を設ければ良いが、該取り外し可能な部
分はネジ等の取り付け部品により前記筺体に取り
付けられることになるので、結局のところ、組み
立てが煩わしく、外観も損ねてしまうことにな
る。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述の点に鑑み成されたもので、先端
に嵌合部を有し、本体の背壁に連設される突起
と、前記本体の両側壁の内側にそれぞれ該側壁の
高さが前記本体の背壁に向かつて徐々に高くなる
様に連設されると共に最も高い部分の高さが前記
突起の高さより大と成される斜面部と、前記突起
の嵌合部が嵌合されると共に合成樹脂材料で構成
される蓋体の背壁に形成される被嵌合部と、前記
本体または蓋体の一方の両側壁にそれぞれ連設さ
れる鉤状のガイド突片と、前記本体または蓋体の
他方の両側壁にそれぞれ形成されると共に前記ガ
イド突片が挿入されるガイド溝とを設けたことを
特徴とする。
(ホ) 作用 本考案は、蓋体を本体の開孔面に対向させ、か
つ該蓋体の背壁が該本体の両側壁に当接される様
に押圧することにより前記本体の側壁及び斜面部
の高さの変位に応じて弾性的に変形させ、その状
態で前記蓋体を前記本体の背壁に向けて、ガイド
突片がガイド溝に係合する様に摺動させ、前記蓋
体の背壁が前記斜面部を超えたときに発生する該
蓋体が元の形状に復帰する力で突起の嵌合部と前
記蓋体の被嵌合部とを嵌合させることにより前記
蓋体を前記本体の開孔面に取り付ける様にしたも
のである。
(ヘ) 実施例 第1図は電気機器用の筺体の一例を示すリモコ
ンであり、本体に蓋体を取り付けている状態を示
す断面図、及び第2図は第1図の背面図で、1は
合成樹脂材料で構成され、平面部の平壁1a、両
側面部の側壁1b及び1c、正面部の正壁1d、
及び背面部の背壁1eから成り、底面部が開孔面
と成されている本体、2は合成樹脂材料で構成さ
れ、底面部の底壁2a、両側面部の側壁2b及び
2c、正面部の正壁2b、及び背面部の背壁2e
から成り、平面部が開孔面と成されている蓋体で
ある。前記本体1には、押釦スイツチ3等が取り
付けられる基板4が取り付けられており、該本体
1は、先端に嵌合部となる凸部5aを有し、前記
背壁1eに連設されている突起5と、前記側壁1
b及び1cの内側にそれぞれ該側壁1b及び1c
の高さが前記背壁1eに向かつて徐々に高くなる
様に連設されていると共に最も高い部分の高さが
前記突起5の高さより大と成される斜面部6と、
前記側壁1b及び1cにそれぞれ連設される鉤状
のガイド突片7と、前記正壁1dの開孔面に面し
た縁に形成されている凸状部8とを有している。
また、前記蓋体2は、前記突起5の凸部5が嵌合
されると共に背壁2eに形成され、被嵌合部とな
る凹部9と、側壁2b及び2cにそれぞれ形成さ
れると共に前記ガイド突片7の先端がそれぞれ嵌
合される突部10aを有し、該ガイド突片がそれ
ぞれ挿入されるガイド溝10と、正壁2dの開孔
面に面した縁に形成されていると共に前記凸状部
8に係合される凹状部11とを有している。
上述の如く構成された本体及び蓋体により
筺体を組み立てる場合、該本体の開孔面と該蓋
の開孔面とを対向させ、ガイド突片7がガイ
ド溝10の突部10aの無い部分に挿入される様
に前記蓋体の背壁2e近辺を矢印A方向に押圧
する。すると、前記蓋体の背壁2eの開孔面に
面した縁が前記本体の側壁1b及び1cのそれ
ぞれに連設された斜面部6に当接される。更に前
記蓋体を矢印A方向に押圧すると、該蓋体
合成樹脂材料で構成されているので、合成樹脂材
料が有する弾力性により前記蓋体は背壁2eの
縁が前記斜面部6に当接された状態で湾曲して、
前記ガイド突片7が前記ガイド溝10に挿入され
る。この状態において、前記蓋体は第1図に示
す如く、前記本体の側壁1b及び1cと前記斜
面部6との高さの変位に対応して弾性的に変形さ
れて弓型となる。この様に成されたら、今度は前
記蓋体に矢印A方向の力が印加されながら、矢
印B方向の力が印加される様に矢印C方向の力を
印加する。すると、前記蓋体は背壁2eの縁が
前記斜面部6に、側壁2b及び2cが本体の側
壁1b及び1cに当接された状態で矢印B方向に
摺動される。前記蓋体が矢印B方向に摺動され
ると、まずガイド突片7がガイド溝10に有する
突部10aに嵌合され、その後、本体の正壁1
dに形成された凸状部8に前記蓋体の正壁2d
に形成された凹状部11が係合され、矢印B方向
の摺動が終了されると共に前記蓋体の背壁2e
が前記斜面部6を超える。その為、前記蓋体
元の形状に復帰し、その際に発生する復帰力によ
り前記本体の突起5の凸部5aと該蓋体の背
壁2eの凹部9とが嵌合され、第3図に示す如く
筺体が完成される。このとき、前記凸部5aと凹
部9との嵌合の他に、ガイド突片7とガイド溝1
0の突部10aとが、第4図の第3図におけるD
−D′線での断面図に示す如く嵌合されているの
で、前記蓋体は前記本体に堅固に取り付けら
れる。
次に筺体内部の部品が故障した際等の蓋体
取り外す必要がある場合は、まず該蓋体の背壁
2e近辺を第3図において、矢印E方向に引つ張
る。すると、突起5の凸部5aと凹部9との嵌合
は解除され、ガイド突片7とガイド溝10の突部
10aとの嵌合はそのままである。その為、前記
蓋体は背壁2e近辺が矢印E方向に変位するだ
けなので、湾曲する。前記蓋体を前記背壁2e
の縁が斜面部6の高さを超えるまで湾曲させ、そ
の後、その状態で前記蓋体が矢印F方向に摺動
する様に少許矢印G方向に力を印加し、前記背壁
2eの縁が前記斜面部6に当接された状態にす
る。この様に成された後、前記蓋体の背壁2e
近辺に矢印A方向の力が印加されながら、矢印F
方向の力が印加される様に矢印H方向に力を印加
して前記蓋体を矢印F方向に摺動させて、ガイ
ド突片7とガイド溝10の突部10aとの嵌合を
解除すれば、該蓋体の元の形状に復帰しようと
する復帰力により自然に前記ガイド突片7は前記
ガイド溝10から離脱され、前記蓋体の取り外
しが終了する。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、取り付け部
品を別個に必要とせず、取り付け装置が表面に表
われないので、外観が美しく、組み立てが簡単な
筺体が提案出来る。また、筺体の取り外しが出来
るので、内部部品の修理が可能であり、電気機器
用の筺体として適している。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本考案の一実施例であり、第1図
は本体に取り付けている状態を示す断面図、第2
図はその状態を示す背面図、第3図は本体に蓋体
を取り付けた状態を示す断面図、第4図は第3図
D−D′線での断面図である。 主な図番の説明、……本体、1b,1c……
本体の側壁、1e……本体の背壁、……蓋体、
2b,2c……蓋体の側壁、2e……蓋体の背
壁、5……突起、5a……凸部、6……斜面部、
7……ガイド突片、9……凹部、10……ガイド
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 蓋体で本体の開孔面を覆うことにより構成さ
    れ、少なくとも該蓋体が合成樹脂材料で構成され
    る筺体における蓋体の取り付け装置であつて、先
    端に嵌合部を有し、前記本体の背壁に連設される
    突起と、前記本体の両側壁の内側にそれぞれ該側
    壁の高さが前記本体の背壁に向かつて徐々に高く
    なる様に連設されると共に最も高い部分の高さが
    前記突起の高さより大と成される斜面部と、前記
    突起の嵌合部が嵌合されると共に前記蓋体の背壁
    に形成される被嵌合部と、前記本体または蓋体の
    一方の両側壁にそれぞれ連設される鉤状のガイド
    突片と、前記本体または蓋体の他方の両側壁にそ
    れぞれ形成されると共に前記ガイド突片が挿入さ
    れるガイド溝とを備え、前記蓋体を前記本体の開
    孔面に対向させ、かつ該蓋体の背壁が該本体の両
    側壁に当接される様に押圧することにより前記本
    体の側壁及び前記斜面部の高さの変位に対応して
    弾性的に変形させ、その状態で前記蓋体を前記本
    体の背壁に向けて、前記ガイド突片が前記ガイド
    溝に係合する様に摺動させ、前記蓋体の背壁が前
    記斜面部を超えたときに発生する該蓋体が元の形
    状に復帰する復帰力で前記突起の嵌合部と前記蓋
    体の被嵌合部とを嵌合させることにより前記蓋体
    を前記本体に取り付ける様にしたことを特徴とす
    る蓋体の取り付け装置。
JP4879485U 1985-04-02 1985-04-02 Expired JPH0338864Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4879485U JPH0338864Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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JP4879485U JPH0338864Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61166579U JPS61166579U (ja) 1986-10-16
JPH0338864Y2 true JPH0338864Y2 (ja) 1991-08-15

Family

ID=30565385

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4879485U Expired JPH0338864Y2 (ja) 1985-04-02 1985-04-02

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JP (1) JPH0338864Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000349458A (ja) * 1999-06-01 2000-12-15 Nec Software Kobe Ltd 電子機器筐体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000349458A (ja) * 1999-06-01 2000-12-15 Nec Software Kobe Ltd 電子機器筐体

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Publication number Publication date
JPS61166579U (ja) 1986-10-16

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