JP2005061664A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の操作をすることなく、足元に積極的に温風を吹き出して温める運転モードを選択することで足元暖房運転ができる操作性の良好な空気調和機を提供する。
【解決手段】上記リモートコントローラ2の操作部に対する1つの操作により、室内の足元を暖める運転モードを指令する指令信号がリモートコントローラ2から出力されると、その指令信号を受けた制御装置1は、室内の足元を暖めるように、室内ファン用モータ3と水平フラップ用モータ5およびインバータ7を制御して、室内ファン4の風量を通常の暖房運転時よりも多くし、水平フラップ6を他の運転モードにおけるスイング範囲の下限よりもさらに下向きにし、さらに、圧縮機8の回転数を上げて暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくする。
【選択図】図1

Description

この発明は、空気調和機に関する。
従来、空気調和機としては、室内空間の上部だけが暖まって足元が寒いという不満を解決するために、風向板を垂直に向ける壁掛け型の空気調和機がある(例えば、特開2001−41529号公報(特許文献1)参照)。このような風向板を垂直に向けて足元を暖める空気調和機の一般的な風向制御処理を説明するためのフローチャートを図8に示している。なお、この風向制御処理前は水平フラップが停止している状態とする。
図8に示す風向制御処理では、まず、ステップS21で風向ボタンを押したか否かを判断して、風向ボタンを押したと判断すると、ステップS22に進む一方、風向ボタンを押していないと判断すると、このステップS21を繰り返す。そして、ステップS22では、風向制御をスイングさせる(ステップS22の右側のリモコン表示参照)。次に、ステップS23に進み、風向ボタンを押したか否かを判断して、風向ボタンを押したと判断すると、ステップS24に進む一方、風向ボタンを押していないと判断すると、このステップS21に戻る。そして、ステップS24では、風向制御を停止する(ステップS24の右側のリモコン表示参照)。
また、上記空気調和機の風量制御は、図9(a)のリモコン表示に示すように、「微」、「弱」、「強」とその中間の5段階のいずれか、または、図9(b)のリモコン表示に示す「風量自動」を風量ボタンを押すことで切り換える。
さらに、上記空気調和機の能力制御は、空調負荷(設定温度−室内温度)の大小に応じて圧縮機の回転数を高低に制御しており、温度設定ボタンを押して設定温度を変えることで能力を変更する。
このように、上記空気調和機では、風向、風量、能力の制御は、基本的にそれぞれ独立した制御としている。
したがって、上記空気調和機では、足元を暖めるために風向操作と風量操作および温度設定操作などの複数の操作をしなければならないため、通常の運転モードから足元を暖めたいときに同様の複数操作をその度にしなければならないため、操作性が悪いという欠点がある。
特開2001−41529号公報
そこで、この発明の目的は、複数の操作をすることなく、足元に積極的に温風を吹き出して温める運転モードを選択することで足元暖房運転ができる操作性の良好な空気調和機を提供することにある。
上記目的を達成するため、この発明の空気調和機は、吹き出し空気の風向を上下方向に制御する水平フラップを備え、少なくとも暖房運転を行う空気調和機であって、室内ファンを駆動する室内ファン用モータと、上記水平フラップを駆動する水平フラップ用モータと、圧縮機を駆動するインバータと、1つの操作により室内の足元を暖める運転モードを選択する選択手段と、上記選択手段に対する1つの操作により、上記室内の足元を暖める運転モードが選択されると、室内の足元を暖めるように、上記室内ファン用モータと上記水平フラップ用モータおよび上記インバータを制御する制御装置とを備えたことを特徴とする。
上記構成の空気調和機によれば、上記選択手段に対する1つの操作により上記室内の足元を暖める運転モードが選択されると、上記制御装置は、室内の足元を暖めるように、上記室内ファン用モータと水平フラップ用モータおよびインバータを制御する。例えば、室内ファン用モータの回転数を上げて風量を増やし、水平フラップを通常運転モードのスイング範囲の下限よりも下方に向け、さらに圧縮機の回転数を上げて暖房運転能力を上げることにより、足元に積極的に温風を吹き出して温めることが可能となる。したがって、複数の操作をすることなく、足元に積極的に温風を吹き出して温める運転モードを指定することで足元暖房運転ができ、操作性を向上できる。
一実施形態の空気調和機は、上記選択手段が、操作部に対する1つの操作により、室内の足元を暖める運転モードを指令する指令信号を出力するリモートコントローラであり、上記リモートコントローラからの上記指令信号を受けた上記制御装置は、室内の足元を暖めるように、上記室内ファン用モータと上記水平フラップ用モータおよび上記インバータを制御することを特徴とする。
上記実施形態の空気調和機によれば、手元のリモートコントローラの操作部に対する1つの操作により、室内の足元を暖める運転モードを選択できるので、必要なときにすぐに足元を暖めることができる。
一実施形態の空気調和機は、上記制御装置が、上記室内の足元を暖める運転モード時に上記室内ファン用モータを制御して吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くすることを特徴とする。
上記実施形態の空気調和機によれば、上記室内の足元を暖める運転モード時は、吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くなるように室内ファン用モータを制御することによって、足元まで吹き出し空気を届きやすくして、足元を効果的に暖めることができる。
一実施形態の空気調和機は、上記制御装置が、上記室内の足元を暖める運転モード時に上記インバータを制御して暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくすることを特徴とする。
上記実施形態の空気調和機によれば、上記室内の足元を暖める運転モード時は、暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくなるようにインバータを制御することによって、足元に達する吹き出し空気の温度を上げて、足元を効果的に暖めることができる。
一実施形態の空気調和機は、上記制御装置が、上記室内の足元を暖める運転モード時に、上記室内ファン用モータを制御して吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くすると共に、上記インバータを制御して暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくすることを特徴とする。
上記実施形態の空気調和機によれば、上記室内の足元を暖める運転モード時は、吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くなるように室内ファン用モータを制御することによって、足元まで吹き出し空気を届きやすくして、足元を効果的に暖めることができる。また、上記室内の足元を暖める運転モード時は、暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくなるようにインバータを制御することによって、足元に達する吹き出し空気の温度を上げて、足元を効果的に暖めることができる。
一実施形態の空気調和機は、上記室内の足元を暖める運転モード時に、上記水平フラップを上記室内の足元を暖める運転モード以外の運転モードにおけるスイング範囲の下限よりもさらに下向きにすることを特徴とする。
上記実施形態の空気調和機によれば、上記水平フラップを上記室内の足元を暖める運転モード以外の運転モードにおけるスイング範囲の下限よりもさらに下向きにすることによって、吹き出し空気が足元により届きやすくなり、足元をより効果的に暖めることができる。
以上より明らかなように、この発明の空気調和機によれば、複数の操作をすることなく、足元に積極的に温風を吹き出して温める運転モードを指定することで足元暖房運転ができる操作性の良好な空気調和機を実現することができる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、上記選択手段にリモートコントローラを用いることによって、手元のリモートコントローラの操作部に対する1つの操作により、室内の足元を暖める運転モードを選択できるので、必要なときにすぐに足元を暖めることができる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、上記室内の足元を暖める運転モード時は、吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くなるように室内ファン用モータを制御することによって、足元まで吹き出し空気を届きやすくして、足元を効果的に暖めることができる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、上記室内の足元を暖める運転モード時は、暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくなるようにインバータを制御することによって、足元に達する吹き出し空気の温度を上げて、足元を効果的に暖めることができる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、上記室内の足元を暖める運転モード時は、吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くなるように室内ファン用モータを制御して、足元まで吹き出し空気を届きやすくすると共に、暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくなるようにインバータを制御して、足元に達する吹き出し空気の温度を上げるので、足元を効果的に暖めることができる。
また、一実施形態の空気調和機によれば、上記水平フラップを上記室内の足元を暖める運転モード以外の運転モードにおけるスイング範囲の下限よりもさらに下向きにすることによって、吹き出し空気が足元により届きやすくなり、足元をより効果的に暖めることができる。
以下、この発明の空気調和機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態の空気調和機の要部のブロック図であり、1は制御装置、2は上記制御装置1に指令信号を送信する送信部2aを有する選択手段の一例としてのリモートコントローラ、3は室内ファン用モータ、4は上記室内ファン用モータ3により駆動される室内ファン、5は水平フラップ用モータ、6は上記水平フラップ用モータ5により駆動される水平フラップ、7はインバータ、8は上記インバータ7により駆動される圧縮機である。上記圧縮機8により図示しない冷媒回路に冷媒を循環させる。
上記制御装置1は、マイクロコンピュータと入出力回路等からなり、リモートコントローラ2の送信部2aからの赤外線の指令信号を受信する受信部1aを備えている。上記受信部1aにより受信された指令信号に基づいて、制御装置1は、室内ファン用モータ3と水平フラップ用モータ5およびインバータ7などを制御する。
なお、この実施の形態の空気調和機は、室外ユニット(図示せず)と室内ユニット(図2に示す)を備えており、上記制御部1,インバータ7などは室外ユニット内に配置され、室内用ファンモータ3と室内ファン4などは室内ユニット内に配置されている。ただし、制御装置1の受信部1aなどの一部は、室内ユニット内に配置されている。
図2は上記空気調和機の室内ユニット10の模式図を示しており、図2に示すように、室内ユニット10は、ケーシング13内に配置された室内ファン4と、上記室内ファン4の風下側に設けられた吹出口10aに配置された水平フラップ6とを備えている。図2に示すように、水平フラップ6を角度θのスイング範囲(P1〜P2)で回動させて、吹き出し空気の風向を上下方向に制御する。
また、図3は上記リモートコントローラ2の正面図を示しており、このリモートコントローラ2は、本体20の上側に設けられた表示部21と、本体20の上側に設けられた操作部からなる。図3において、22は上記本体20の下側に設けられた操作カバー、23は運転/停止用の押ボタン、24は冷房用の押ボタン、25は暖房用の押ボタン、26は「加湿」用の押ボタン、27は「除湿」用の押ボタン、28は温度設定用ボタン、29は湿度設定用ボタンである。図3の表示部21では、加湿暖房運転時の一例を示している。
また、図4は上記リモートコントローラ2の操作カバー22を開いた状態の正面図を示しており、図4において、31は「風量」用の押ボタン、32は「風向上下」用の押ボタン、33は「風向左右」用の押ボタン、34は「下吹き」用の押ボタン、35は「ゆらぎ」用の押ボタン、36は「ハイパワー」用の押ボタン、37は「設定切換」用の押ボタン、38はタイマーの「切設定」用の押ボタン、39はタイマーの「入設定」用の押ボタンである。また、41はタイマーの「すすむ」「もどる」用の押ボタン、42は「取消」用の押ボタン、43は「ハウスキープ」用の押ボタンである。
また、図5(a)〜(d)は上記リモートコントローラ2の表示部21の表示例を示す図である。図5(a)は水平フラップ6(図1に示す)が所定のスイング範囲でスイングさせて吹き出し空気の風向を上下方向に繰り返し変化させているときの表示であり、図5(b)は水平フラップ6を停止させているときの表示であり、図5(c)は風向が下向きのときの表示であり、図5(d)は吹き出し空気の風量を自動的に設定するときの表示である。
図6は上記空気調和機の暖房運転時の風向制御処理を説明するためのフローチャートを示しており、図6にしたがって風向制御処理について以下に説明する。なお、この風向制御処理前は水平フラップ6が停止している状態とする。
まず、風向制御処理がスタートすると、ステップS1で下吹きモード(室内の足元を暖める運転モード)のボタンを押したか否かを判断する。ここで、下吹きモードのボタンとは、図4に示すリモートコントローラ2の「下吹き」用の押ボタン34のことである。そして、ステップS1で下吹きモードのボタンを押したと判断すると、ステップS4に進む一方、下吹きモードのボタンを押していないと判断すると、ステップS2に進む。
ステップS4では、下吹きモードとし、ステップS5に進む。このステップS4では、制御装置1により室内ファン用モータ3と水平フラップ用モータ5およびインバータ7を制御することによって、足元に積極的に温風を吹き出して温める。
次に、ステップS5で、風向ボタンを押したか否かを判断する。ここで、風向ボタンとは、図4に示すリモートコントローラ2の「風向上下」用の押ボタン32のことである。そして、ステップS5風向押ボタンを押したと判断すると、ステップS3に進む一方、風向押ボタンを押していないと判断すると、このステップS5を繰り返す。
一方、ステップS2で風向ボタンを押したか否かを判断して、風向ボタンを押したと判断すると、ステップS3に進む一方、風向ボタンを押していないと判断すると、ステップS1に戻る。
そうして、ステップS3では、スイング範囲P1〜P2の間で風向制御をスイングにする。すなわち、現在停止している位置から水平フラップ6の回動を開始する。
次に、ステップS6に進み、下吹きモードのボタンを押したか否かを判断して、下吹きモードのボタンを押したと判断すると、ステップS9に進む一方、下吹きモードのボタンを押していないと判断すると、ステップS7に進む。
ステップS9では、下吹きモードとし、ステップS10に進む。このステップS9では、制御装置1により室内ファン用モータ3と水平フラップ用モータ5およびインバータ7を制御することによって、足元に積極的に温風を吹き出して温める。
次に、ステップS10で、風向ボタンを押したか否かを判断する。そして、ステップS10で風向押ボタンを押したと判断すると、ステップS8に進む一方、風向押ボタンを押していないと判断すると、このステップS10を繰り返す。
一方、ステップS7で風向ボタンを押したか否かを判断して、風向ボタンを押したと判断すると、ステップS8に進む一方、風向ボタンを押していないと判断すると、ステップS6に戻る。
そして、ステップS8でスイング範囲P1〜P2に修正して風向制御を停止して、ステップS1に戻り、この処理を続ける。
このように、風向制御処理では、風向ボタンの操作だけでは、風向制御が停止かスイングとなり、そのいずれの状態からも下吹きモードのボタンが押されると、下吹きモードに移行し、足元を暖房する運転モードとなる。そして、足元を暖房する運転モード時に、再び風向ボタンが押されると、通常の暖房運転モードに戻り、風向制御が停止かスイングのいずれか一方となる。
次に、図7は上記空気調和機の能力制御処理を説明するためのフローチャートを示している。図7に示すように、能力制御処理がスタートすると、ステップS11で下吹きモードか否かを判断して、下吹きモードであると判断すると、ステップS12に進み、下吹き対応範囲で能力制御して、この処理を終了する。このときの下吹き対応範囲で能力制御とは、暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくなるようにインバータ7を制御することである。
一方、ステップS11で下吹きモードでないと判断すると、ステップS13に進み、通常使用範囲で能力制御して、この処理を終了する。
この能力制御処理は、上記風向制御処理と並行して行われ、下吹きモードすなわち室内の足元を暖める運転モードが選択されると、水平フラップ6を室内の足元を暖める運転モード以外の運転モードにおけるスイング範囲(P1〜P2)の下限よりもさらに下向き(図2に示すP3の位置)にすると同時に、暖房運転能力を大きくして、足元を暖める。このとき、吹き出し空気の風量は、足元まで空気を到達させるために風量自動とし、室内熱交換器(図示せず)の温度に基づいて表1に示すように風量を自動的に設定する。
上記表1に示すように、下吹きモード(足元を暖める運転モード)のときは、室内熱交換器の温度が49℃未満から39℃において、通常の運転モードのときの「微」としている風量設定を「弱」とし、風量下限制限をして、足元まで風を届きやすくしている。
上記空気調和機によれば、リモートコントローラ2の操作部に対する1つの操作によって、室内ファン用モータ3と水平フラップ用モータ5およびインバータ7を制御装置1により制御することで、足元に積極的に温風を吹き出して温めることが可能となる。したがって、複数の操作をすることなく、足元に積極的に温風を吹き出して温める運転モードを選択することで足元暖房運転ができる操作性の良好な空気調和機を実現することができる。
また、選択手段としてリモートコントローラ2を用いることによって、手元のリモートコントローラ2の操作部に対する1つの操作により室内の足元を暖める運転モードを選択できるので、必要なときにすぐに足元を暖めることができる。
また、上記室内の足元を暖める運転モード時は、吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くなるように室内ファン用モータ3を制御することによって、足元まで吹き出し空気を届きやすくして、足元を効果的に暖めることができる。
また、上記室内の足元を暖める運転モード時は、暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくなるようにインバータ7を制御することによって、足元に達する吹き出し空気の温度を上げて、足元を効果的に暖めることができる。
また、上記水平フラップ6を室内の足元を暖める運転モード以外の運転モードにおけるスイング範囲(P1〜P2)の下限よりもさらに下向きにすることによって、吹き出し空気が足元により届きやすくなり、足元を効果的に暖めることができる。
上記実施の形態では、暖房運転を行う空気調和機について説明したが、暖房運転以外に冷房運転や除湿,加湿運転などを行う空気調和機にこの発明を適用してもよい。
また、上記実施の形態では、選択手段としてリモートコントローラを用いたが、選択手段はこれに限らず、本体側に設けられた操作部などであってもよく、空気調和機の構成に応じた操作部に適宜適用すればよい。
図1はこの発明の実施の一形態の空気調和機の要部のブロック図である。 図2は上記空気調和機の室内ユニットの模式図である。 図3は上記空気調和機のリモートコントローラの正面図である。 図4は上記リモートコントローラの操作カバーを開いた状態の正面図である。 図5(a)〜(d)は上記リモートコントローラの表示部の表示例を示す図である。 図6は上記空気調和機の風向制御処理を説明するためのフローチャートである。 図7は上記空気調和機の能力制御処理を説明するためのフローチャートである。 図8は従来の空気調和機の風向制御処理を説明するためのフローチャートである。 図9は上記空気調和機のリモートコントローラの表示部の表示例を示す図である。
符号の説明
1…制御装置、
2…リモートコントローラ、
3…室内ファン用モータ、
4…室内ファン、
5…水平フラップ用モータ、
6…水平フラップ、
7…インバータ、
8…圧縮機、
10…室内ユニット、
34…「下吹き」用の押ボタン。

Claims (6)

  1. 吹き出し空気の風向を上下方向に制御する水平フラップ(6)を備え、少なくとも暖房運転を行う空気調和機であって、
    室内ファン(4)を駆動する室内ファン用モータ(3)と、
    上記水平フラップ(6)を駆動する水平フラップ用モータ(5)と、
    圧縮機(8)を駆動するインバータ(7)と、
    1つの操作により、室内の足元を暖める運転モードを選択する選択手段と、
    上記選択手段に対する1つの操作により上記室内の足元を暖める運転モードが選択されると、室内の足元を暖めるように、上記室内ファン用モータ(3)と上記水平フラップ用モータ(5)および上記インバータ(7)を制御する制御装置(1)とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記選択手段は、操作部に対する1つの操作により、室内の足元を暖める運転モードを指令する指令信号を出力するリモートコントローラ(2)であり、
    上記リモートコントローラ(2)からの上記指令信号を受けた上記制御装置(1)は、室内の足元を暖めるように、上記室内ファン用モータ(3)と上記水平フラップ用モータ(5)および上記インバータ(7)を制御することを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記制御装置(1)は、上記室内の足元を暖める運転モード時に上記室内ファン用モータ(3)を制御して吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くすることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記制御装置(1)は、上記室内の足元を暖める運転モード時に上記インバータ(7)を制御して暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくすることを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記制御装置(1)は、上記室内の足元を暖める運転モード時に、上記室内ファン用モータ(3)を制御して吹出風量を通常の暖房運転モード時よりも多くすると共に、上記インバータ(7)を制御して暖房運転能力を通常の暖房運転モード時よりも大きくすることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の空気調和機において、
    上記室内の足元を暖める運転モード時に、上記水平フラップ(6)を上記室内の足元を暖める運転モード以外の運転モードにおけるスイング範囲の下限よりもさらに下向きにすることを特徴とする空気調和機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009030854A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Nippon Seiki Co Ltd 空気調和機の制御装置
JP2014031985A (ja) * 2012-08-06 2014-02-20 Panasonic Corp 空気調和機
CN114484785A (zh) * 2020-11-11 2022-05-13 广东美的制冷设备有限公司 空调器及其制热控制方法、计算机存储介质

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