JP2003214644A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2003214644A
JP2003214644A JP2002010929A JP2002010929A JP2003214644A JP 2003214644 A JP2003214644 A JP 2003214644A JP 2002010929 A JP2002010929 A JP 2002010929A JP 2002010929 A JP2002010929 A JP 2002010929A JP 2003214644 A JP2003214644 A JP 2003214644A
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Japan
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tatami
angle
air conditioner
blower fan
rotation speed
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Application number
JP2002010929A
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English (en)
Inventor
Yuji Hayatsu
裕治 早津
Tatsuto Yamada
達人 山田
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Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
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Publication date
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】部屋の大きさに合わせた適切な空調運転を行
う。 【解決手段】暖房運転時操作部23からの運転指令によ
って、室温と設定温度の温度差に応じて送風ファンを運
転制御する制御装置を備え、前記操作部または制御装置
からの信号によって回動するルーバーモータ17を備え
た空気調和機に於いて、前記操作部には被空調空間の大
きさを選択する畳数切換スイッチ29を設け、この畳数
切換スイッチ29にて基準畳数より小さい畳数が選択さ
れた場合には送風ファン4の回転数を所定回転数小さく
すると共に前記水平羽根14の角度を所定角度下向きに
し、大きい畳数が選択された場合には送風ファン4の回
転数を所定回転数大きくすると共に水平羽根14の角度
を所定角度上向きにする畳数切換制御手段41を設けた

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は部屋の大きさに応
じて送風ファンの風量等の条件を切替え、居住空間に適
した空調を可能とする空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種の空気調和機では、居住
空間(畳数)の広さに応じて冷暖房能力が異なった機種
が設定されており、例えば2.8kWタイプの空気調和機
は8〜12畳の大きさの部屋に適するように空調能力が
設定されている。また、集合住宅等設置ヶ所が限られ、
2間続きの部屋を1台の空気調和機で空調する場合があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、8畳の部屋
と12畳の部屋を比較すれば、12畳は8畳に比べ部屋
の大きさは約1.5倍にもなり、運転開始から設定温度
になるまでのスピードや空気調和機から居住者までの距
離に差が生じることで、使用可能畳数の上限の大きな部
屋で使用した場合、空気調和機から離れた場所では暖房
時足下が寒い事や、冷房時に冷えが悪い事があった。ま
た使用可能畳数の下限の小さな部屋で使用した場合、送
風ファンの音がうるさく感じる等、送風ファンの風量が
大きすぎて居住者へ直接とどく気流が不快感を与える問
題が有った。また2間続きの部屋を1台の空気調和機で
空調する場合、外側の部屋と内側の部屋の間仕切りを閉
じて外側の部屋のみを空調しようとした時、外側の部屋
の大きさに応じた小型の空気調和機を使用した場合に比
較して、小さな部屋で使用した場合と同じく、送風ファ
ンの騒音や快適性に問題が有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はこの点に着目
し上記欠点を解決する為、特にその構成を、暖房運転時
操作部からの運転指令によって、室温と設定温度の温度
差に応じて送風ファンを運転制御する制御装置を備え、
前記操作部または制御装置からの信号によって回動する
ルーバーモータを備えた空気調和機に於いて、前記操作
部には被空調空間の大きさを選択する畳数切換スイッチ
を設け、この畳数切換スイッチにて小さい畳数が選択さ
れた場合には送風ファンの回転数を所定回転数小さくす
ると共に前記水平羽根の角度を所定角度下向きにし、大
きい畳数が選択された場合には送風ファンの回転数を所
定回転数大きくすると共に水平羽根の角度を所定角度上
向きにする畳数切換制御手段を設けたものである。ま
た、前記畳数切換制御手段は畳数切換スイッチにて小さ
い畳数が選択された場合には、設定温度を所定値下げ、
前記畳数切換スイッチにて大きい畳数が選択された場合
には、設定温度を所定値上げるようにしたものである。
【0005】また、冷房運転時操作部からの運転指令に
よって、室温と設定温度の温度差に応じて送風ファンを
運転制御する制御装置を備え、前記操作装置または制御
装置からの信号によって回動するルーバーモータを備え
た空気調和機に於いて、前記操作部には被空調空間の大
きさを選択する畳数切換スイッチを設け、この畳数切換
スイッチにて小さい畳数が選択された場合には送風ファ
ンの回転数を所定回転数小さくすると共に前記水平羽根
の角度を所定角度上向きにし、大きい畳数が選択された
場合には送風ファンの回転数を所定回転数大きくすると
共に水平羽根の角度を所定角度下向きにする畳数切換制
御手段を設けたものである。また、前記畳数切換制御手
段は畳数切換スイッチにて小さい畳数が選択された場合
には、設定温度を所定値上げ、前記畳数切換スイッチに
て大きい畳数が選択された場合には、設定温度を所定値
下げるようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図4のフローチャートによって畳
数切換制御手段41の制御を詳しく説明する。運転スイ
ッチ24を押圧すれば、圧縮機(図示せず)が回転し冷
凍サイクルを冷媒が循環を始め空気調和機の運転が始ま
る、S1にて自動運転中かを判断し、自動運転でない場
合はS2に進み、前回のマニュアル運転(暖房運転・冷
房運転・送風運転・ドライ運転等)で運転を始める。S
1にて自動運転の場合にはS3に進み、操作部23の液
晶表示部30に前回自動運転時の畳数を表示し、送風フ
ァン4は室温と設定温度の差に応じて強風・弱風・微風
で回転し・水平羽根14の角度・温度設定も前回自動運
転時の条件で運転を継続する。
【0007】次にS4・S5にて現在自動運転での暖房
運転か、冷房運転かを判断する。暖房運転中の場合S6
にて畳数切換スイッチ29の上側が押圧されたかを判断
し、押圧の場合にはS7にて液晶表示部30の畳数表示
に1をプラスして表示し、送風ファン4の回転数を10
0rpm上昇させ、水平羽根14の角度を約10度上向
きに変更し、設定温度を1℃上昇させることで1畳分部
屋が大きくなった事に対応して室内の送風や体感温度を
調整し、より快適な空調を行うものである。
【0008】またS8にて畳数切換スイッチ29の下側
が押圧されたかを判断し、押圧の場合にはS9にて液晶
表示部30に1をマイナスして表示し、送風ファン4の
回転数を100rpm下降させ、水平羽根14の角度を
約10度下向きに変更し、設定温度を1℃下降させるこ
とで1畳分部屋が小さくなった事に対応して室内の送風
や体感温度を調整し、より快適な空調を行うものであ
る。
【0009】冷房運転中の場合にはS10にて畳数切換
スイッチ29の上側が押圧されたかを判断し、押圧の場
合にはS11にて液晶表示部30の畳数表示に1をプラ
スして表示し、送風ファン4の回転数を100rpm上
昇させ、水平羽根14の角度を約10度下向きに変更
し、設定温度を1℃下降させることで1畳分部屋が大き
くなった事に対応して室内の送風や体感温度を調整し、
より快適な空調を行うものである。
【0010】またS12にて畳数切換スイッチ29の下
側が押圧されたかを判断し、押圧の場合にはS13にて
液晶表示部30に1をマイナスして表示し、送風ファン
4の回転数を100rpm下降させ、水平羽根14の角
度を約10度上向きに変更し、設定温度を1℃上昇させ
ることで1畳分部屋が小さくなった事に対応して室内の
送風や体感温度を調整し、より快適な空調を行うもので
ある。
【0011】またS4・S5で暖房運転でも冷房運転で
もなくドライ運転等の場合には、S14に進み畳数切換
スイッチ29による畳数制御は行わないものである。次
にS15にて停止の操作が行われたかを判断し、停止な
らばS16にて空気調和機の運転を停止し、運転継続な
らS1に戻って畳数制御の運転を繰り返すものである。
このような畳数切換制御手段41を設けることで、部屋
の大きさに合わせた適切な空調運転ができるようにな
り、また2間続きの部屋を仕切って使用する場合でも、
簡単に部屋の大きさに合わせた適切な運転ができるよう
になるものである。
【0012】
【実施例】以下この発明の一実施例を図面をもとに説明
すれば、1はヒートポンプ式空気調和機の室内ユニット
で、室外側と冷媒配管(図示せず)及び連絡電線(図示
せず)で接続され天井に近い壁面に据え付けて使用され
る。2は本体ベースで、熱交換器3や送風ファン4、前
部ドレンパン5等の機能部品が取り付けられるものであ
る。
【0013】前記本体ベース2の上面には前面カバー6
の嵌合部7とこの前面カバー6から続く上吸込口8を備
え、この上吸込口8の後端部には本体ベース2より前方
に向かって突出したリブ9を設けている。前記リブ9は
本体ベース2の上部に適宜間隔をおいて複数、左右の側
部と中央の3カ所設けられ、エアーフィルタ10の先端
を案内する。
【0014】またリブ9は樹脂製の本体ベース2と一体
に形成され、前記フィルタ10着脱時にこの先端部が熱
交換器3や上吸込口8に引っかかり破損しないためのも
のである。前記フィルタ10は樹脂製の枠に同じく樹脂
製の網を溶着して形成され、吸込空気中のゴミを捕獲す
るものである。前記本体ベース2の中央やや上部には後
部ドレンパン11を、中央から下方にファンケース12
を一体に形成している。
【0015】前記熱交換器3は横長のフィンチューブ式
の熱交換器で、前面中央より上面にかけて効率を上げる
ために前記送風ファン4を囲むように4段階に屈曲し、
後ろ側は後部ドレンパン11から前方へ向かって斜め上
方向に逆V字形に位置し、これに続いて前方の中央やや
下部の前部ドレンパン5まで順次連なるものである。ま
た前記前部ドレンパン5は冷房運転時、前面側の前記熱
交換器3で発生した結露水を受けるもので左右に設けた
脚(図示せず)によって本体ベース2に取り付けられ
る。
【0016】また前部ドレンパン5の下方には吹出口1
3が設けられ、この吹出口13には上下方向の風向をコ
ントロールする水平羽根14と左右方向の風向をコント
ロールする左右風向板15を設けている。前記水平羽根
14は横長扁平の樹脂板の左右と中央に回動軸16を設
け、ルーバーモータ17により水平羽根14の角度を変
えることで吹出風の上下方向を好みの方向に向けるもの
で、一般に冷房運転時には水平方向に暖房運転時には下
方に向けて運転するものであるが、使用者の好みに応じ
て図3に示す10通り、暖房時にはa〜eの角度で、冷
房時にはf〜jの角度で使用する事ができるものであ
る。前記左右風向板15はファンケース12の下端に取
り付けられ吹出風の左右方向を手動により好みの方向に
向けることができるものである。
【0017】前記送風ファン4は本体ベース2のファン
ケース12の前方と前部ドレンパン5の背面との間に適
宜間隔を保って位置するもので、吸込口パネル1の側部
に備えた送風モータ18によって駆動される。前記前面
カバー6は上面に本体ベース2の上吸込口8から続く格
子状の上吸込口19を備え、前面には吸込口パネル20
に設けた前吸込口21に対向して前記フィルタ10とこ
のフィルタ10がスライドするガイド22を設けてい
る。前記ガイド22は前吸込口21の内面の左右に沿っ
て設けられ前吸込口21の下端より上吸込口19底面の
熱交換器3上端近傍まで形成されている。
【0018】前記送風ファン4の運転により上吸込口8
・19、前吸込口21からフィルタ10、熱交換器3、
吹出口13の順に室内空気が通過し熱交換する事で室内
の空気の温度調節をするものである。
【0019】図2のブロック図にて制御回路の説明をす
れば、23はワイヤレスリモコン等の操作部で、空気調
和機の運転停止をする運転スイッチ24と暖房・冷房・
送風・自動運転等の運転モードの切換をするモードスイ
ッチ25と前記送風ファン4の風量を設定する送風切換
スイッチ26と前記水平羽根14の角度を手動で変える
ルーバスイッチ27と室温の設定を行う室温設定スイッ
チ28と被空調室の大きさに合わせて切換を行う畳数切
換スイッチ29等のスイッチ類と液晶表示部30と送信
装置31を備えている。前記スイッチ類、液晶表示部3
0、送信装置31はリモコン制御部32に接続され、使
用者のスイッチ類操作に応じて液晶表示部30に表示を
行うと共に送信装置31より空気調和機本体に備えた受
信装置33を介して制御装置34へ信号を送るものであ
る。
【0020】前記畳数切換スイッチ29はシーソー式の
上下に押圧のできるスイッチより成り、初期状態は基準
畳数の10畳に設定されており、上方向1回の押圧で前
記液晶表示部30の畳数表示が初期値の10畳から11
畳に変わり、再度の押圧で表示が11畳から12畳変更
され、下方向1回の押圧で前記液晶表示部30の畳数表
示が初期値の10畳から9畳に変わり、再度の押圧で表
示が9畳から8畳に変更されるものである。
【0021】前記モードスイッチ25は押圧式のボタン
スイッチで、押圧によって暖房運転、冷房運転、送風運
転、自動運転、ドライ運転と順次運転モードが切り換わ
るスイッチである。前記送風切換スイッチ26は押圧式
のボタンスイッチで、初期状態は送風ファン4の風量が
強風に設定されており、押圧によって中、弱、微風に順
次風量を切り換えるものである。前記ルーバスイッチ2
7は1回の押圧でルーバモータ17が動き始め水平羽根
14が上下に回動を始め、使用者の好みの位置で2回目
の押圧を行えば、ルーバモータ17が停止し、押圧毎に
回動と停止を繰り返すもので、勿論回動状態を継続すれ
ば水平羽根14は上下にスイングを継続するものであ
る。
【0022】前記室温設定スイッチ28はシーソー式の
上下に押圧のできるスイッチより成り、初期値は23℃
の設定値であり、上方向の1回の押圧で設定室温が23
℃から24℃に変わり押圧回数に応じて1℃間隔で設定
温度が上昇し、下方向の1回の押圧では設定室温が1℃
の間隔で下がっていくものである。
【0023】35は前記熱交換器3の風上側に設けた室
温センサで、サーミスタセンサ等から成り、現在室温を
前記制御装置34に送信するものである。36は前記熱
交換器3の風上側に設けた湿度センサで、吸込空気の現
在湿度を制御装置34に送信するものである。37は前
記熱交換器3の温度を測定する事で冷凍サイクルの状態
を監視する熱交センサで制御装置34に接続されるもの
である。
【0024】38は圧縮機(図示せず)や室外送風機等
(図示せず)を備えた室外ユニットで、制御装置34に
連絡電線等を介して接続されるものである。39は前記
制御装置34内のルーバ制御部で、前記ルーバスイッチ
27や畳数切換スイッチの操作を受けてルーバモータ1
7を回転し水平羽根14の角度を変更するものである。
【0025】40は同じく制御装置34内の送風モータ
制御部で、前記風量切換スイッチ26の設定や自動運転
時の温度設定と室温との温度差や畳数切換スイッチ29
での畳数設定に応じて送風モータ18の回転数を決定す
るものである。
【0026】41は前記畳数切換スイッチ29からの畳
数設定に応じて自動運転時の水平羽根14角度と送風フ
ァン4の回転数を補正する畳数切換制御手段で、暖房運
転時には畳数切換スイッチ29にて小さい畳数が選択さ
れた場合には送風ファン4の回転数を所定回転数小さく
すると共に水平羽根14の角度を所定角度下向きにする
ことで、送風ファン4の騒音や気流による不快感を軽減
するものである。
【0027】また暖房運転時に畳数切換スイッチ29に
て大きい畳数が選択された場合には送風ファン4の回転
数を所定回転数大きくすると共に水平羽根14の角度を
所定角度上向きにすることで、室内の温度ムラを少なく
して空調機から離れた所でも充分な空調が行われるよう
にするものである。
【0028】そして設定温度では暖房運転時、小さい畳
数が設定された場合には、設定温度を自動的に所定値下
げ、大きい畳数が設定された場合には設定温度を所定値
上げることで、大きな気流による体感温度の低下を防止
して、より適切な空調が行われるものである。冷房運転
時では畳数切換スイッチ29にて小さい畳数が選択され
た場合には送風ファン4の回転数を所定回転数小さくす
ると共に水平羽根14の角度を所定角度上向きにするこ
とで、送風ファン4の騒音や気流による不快感を軽減す
るものである。
【0029】また冷房運転時に畳数切換スイッチ29に
て大きい畳数が選択された場合には送風ファン4の回転
数を所定回転数大きくすると共に水平羽根14の角度を
所定角度下向きにすることで、室内の温度ムラを少なく
して空調機から離れた所でも充分な空調が行われるよう
にするものである。そして設定温度では冷房運転時、小
さい畳数が設定された場合には、設定温度を自動的に所
定値上げ、大きい畳数が設定された場合には設定温度を
所定値下げることで、空調機の能力不足による体感温度
の上昇を防止して、より適切な空調が行われるものであ
る。
【0030】図4のフローチャートによって畳数切換制
御手段41の制御を詳しく説明すれば、まず運転スイッ
チ24を押圧すれば、圧縮機(図示せず)が回転し冷凍
サイクルを冷媒が循環を始め空気調和機の運転が始ま
る、S1にて自動運転中かを判断し、自動運転でない場
合はS2に進み、前回のマニュアル運転(暖房運転・冷
房運転・送風運転・ドライ運転等)で運転を始める。S
1にて自動運転の場合にはS3に進み、操作部23の液
晶表示部30に前回自動運転時の畳数を表示し、送風フ
ァン4は室温と設定温度の差に応じて強風・弱風・微風
で回転し・水平羽根14の角度・温度設定も前回自動運
転時の条件で運転を継続する。
【0031】次にS4・S5にて現在自動運転での暖房
運転か、冷房運転かを判断する。暖房運転中の場合S6
にて畳数切換スイッチ29の上側が押圧されたかを判断
し、押圧の場合にはS7にて液晶表示部30の畳数表示
に1をプラスして表示し、送風ファン4の回転数を10
0rpm上昇させ、水平羽根14の角度を約10度上向
きに変更し、設定温度を1℃上昇させることで1畳分部
屋が大きくなった事に対応して室内の送風や体感温度を
調整し、より快適な空調を行うものである。
【0032】またS8にて畳数切換スイッチ29の下側
が押圧されたかを判断し、押圧の場合にはS9にて液晶
表示部30に1をマイナスして表示し、送風ファン4の
回転数を100rpm下降させ、水平羽根14の角度を
約10度下向きに変更し、設定温度を1℃下降させるこ
とで1畳分部屋が小さくなった事に対応して室内の送風
や体感温度を調整し、より快適な空調を行うものであ
る。
【0033】冷房運転中の場合にはS10にて畳数切換
スイッチ29の上側が押圧されたかを判断し、押圧の場
合にはS11にて液晶表示部30の畳数表示に1をプラ
スして表示し、送風ファン4の回転数を100rpm上
昇させ、水平羽根14の角度を約10度下向きに変更
し、設定温度を1℃下降させることで1畳分部屋が大き
くなった事に対応して室内の送風や体感温度を調整し、
より快適な空調を行うものである。
【0034】またS12にて畳数切換スイッチ29の下
側が押圧されたかを判断し、押圧の場合にはS13にて
液晶表示部30に1をマイナスして表示し、送風ファン
4の回転数を100rpm下降させ、水平羽根14の角
度を約10度上向きに変更し、設定温度を1℃上昇させ
ることで1畳分部屋が小さくなった事に対応して室内の
送風や体感温度を調整し、より快適な空調を行うもので
ある。
【0035】またS4・S5で暖房運転でも冷房運転で
もなくドライ運転等の場合には、S14に進み畳数切換
スイッチ29による畳数制御は行わないものである。次
にS15にて停止の操作が行われたかを判断し、停止な
らばS16にて空気調和機の運転を停止し、運転継続な
らS1に戻って畳数制御の運転を繰り返すものである。
【0036】このフローチャートには示さなかったが、
2.8kWタイプの空気調和機の場合畳数表示の初期値は
10畳で8から12畳までを順次表示し切り換えるもの
で、8あるいは12畳まで切り換えた場合には畳数切換
スイッチ29を操作しても8〜12畳の範囲を維持し、
送風ファン4の回転数や水平羽根14角度、設定温度も
それ以上変化しないものである。
【0037】また2.8kWタイプの空気調和機の送風フ
ァン4回転数の初期値は図5に示す回転数で畳数が順次
切り換わることで100rpmずつ回転数が補正される
ものである。また水平羽根14の初期角度は暖房運転時
図3のcの位置、冷房運転時hの位置であり、畳数が切り
換わることで、暖房運転時にはa〜eの範囲で羽根角度
が切り換わり、冷房運転時にはf〜jの角度で切り換わ
るものである。
【0038】このような畳数切換制御手段41を設ける
ことで、部屋の大きさに合わせて、送風ファン4の回転
数や水平羽根14の角度を調節することで、室内の空気
調和機から離れた位置の温度ムラを防止する事や、送風
ファン4の騒音を少なくする事ができ、また空調負荷の
大きさに合わせて設定温度を補正することにより、使用
者の感じる体感温度を比較的均一にして、適切な空調運
転ができるようになるものである。また2間続きの部屋
を仕切って使用する場合でも、簡単に部屋の大きさに合
わせた適切な運転ができるようになるものである。
【0039】またこの実施例では2.8kwタイプの空
気調和機について説明したが、2.5kwタイプの空気
調和機に対して7〜10畳の畳数切換を行っても良く、
4kwタイプの空気調和機に対して11〜17畳の畳数
切換を行っても良いもので、空気調和機の能力に応じて
畳数を設定し畳数切換を行っても同じ効果が得られるも
のである。
【0040】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、室内の
空気調和機から離れた位置の温度ムラを防止する事や、
送風ファンの騒音を少なくする事ができ、また空調負荷
の大きさに合わせて設定温度を補正することにより、使
用者の感じる体感温度を比較的均一にして、適切な空調
運転ができるようになるものである。また2間続きの部
屋を仕切って使用する場合でも、簡単に部屋の大きさに
合わせた適切な運転ができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例側面の断面図。
【図2】同要部のブロック図。
【図3】同水平羽根角度の説明図。
【図4】同フローチャート図。
【図5】同送風ファン回転数の説明図。
【符号の説明】
4 送風ファン 14 水平羽根 17 ルーバーモータ 23 操作部 29 畳数切換スイッチ 41 畳数切換制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房運転時操作部からの運転指令によっ
    て、室温と設定温度の温度差に応じて送風ファンを運転
    制御する制御装置を備え、前記操作部または制御装置か
    らの信号によって回動するルーバーモータを備えた空気
    調和機に於いて、前記操作部には被空調空間の大きさを
    選択する畳数切換スイッチを設け、この畳数切換スイッ
    チにて基準畳数より小さい畳数が選択された場合には送
    風ファンの回転数を所定回転数小さくすると共に前記水
    平羽根の角度を所定角度下向きにし、大きい畳数が選択
    された場合には送風ファンの回転数を所定回転数大きく
    すると共に水平羽根の角度を所定角度上向きにする畳数
    切換制御手段を設けた事を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記畳数切換制御手段は畳数切換スイッ
    チにて基準畳数より小さい畳数が選択された場合には、
    設定温度を所定値下げ、前記畳数切換スイッチにて基準
    畳数より大きい畳数が選択された場合には、設定温度を
    所定値上げる事を特徴とする請求項1記載の空気調和
    機。
  3. 【請求項3】 冷房運転時操作部からの運転指令によっ
    て、室温と設定温度の温度差に応じて送風ファンを運転
    制御する制御装置を備え、前記操作部または制御装置か
    らの信号によって回動するルーバーモータを備えた空気
    調和機に於いて、前記操作部には被空調空間の大きさを
    選択する畳数切換スイッチを設け、この畳数切換スイッ
    チにて基準畳数より小さい畳数が選択された場合には送
    風ファンの回転数を所定回転数小さくすると共に前記水
    平羽根の角度を所定角度上向きにし、大きい畳数が選択
    された場合には送風ファンの回転数を所定回転数大きく
    すると共に水平羽根の角度を所定角度下向きにする畳数
    切換制御手段を設けた事を特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記畳数切換制御手段は畳数切換スイッ
    チにて基準畳数より小さい畳数が選択された場合には、
    設定温度を所定値上げ、前記畳数切換スイッチにて基準
    畳数より大きい畳数が選択された場合には、設定温度を
    所定値下げる事を特徴とする請求項3記載の空気調和
    機。
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