JPH01111151A - 空気調和機の風向制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、風向制御翼を備えた空気調和機に関するもの
である。

従来の技術 近年、空気調和機はマイクロコンピュータの発達に伴い
、急速に高機能化されている。

以下図面を参照しながら、従来の空気調和機の一例につ
いて説明する。

３ベーノ 第５図において、１は制御信号受信部である。

５は空気調和機、２は送風方向を広範囲に変えることが
できる風向制御翼で、ステッピングモータ４により駆動
される。

以上のように構成された空気調和機５での風向制御翼２
の制御は、自動と手動の２種類で行なわれる。

自動の場合第４図に示すように冷房時水平から　−下向
き１５°までの範囲で往復しながら所定時間、風向制御
翼２をステッピングモータ４によりスイングさせている
。

また暖房時は下向き７０°の位置で固定される。

さらに手動の場合、冷房時・暖房時共にリモコンの風向
制御スイッチを操作することにより水平から最高羽根角
度（７５°）までの角度範囲で羽根角度が任意に選択で
きる。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような風向制御翼の制御では、冷房
時風向自動機能を使用すると、時間制限があるため、所
定時間経過は以後風向自動機能が動作しない。したがっ
て、所定時間経過すると、冷風の送風方向が一定し、温
度分布が低下する。

また冷房時手動機能を使用して風向制御翼２を水平を基
準に下方約４０°から６０’までの範囲に設定すると、
室内クロスフローファンに結露が発生し、水滴が吹き出
す可能性があるという問題を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、冷房時において風向制御翼
の角度を制御し、より快適な住環境を作ることができる
空気調和機を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の空気調和機は第
１図に示すように、風向制御翼による送風方向を制御す
る制御装置を、送信部からの光信号を受光する受光手段
と、冷房運転モード、暖房運転モード、風向自動モード
、風向変更手動モードを記憶したモ、−ド記憶手段と、
前記受光手段により受光した信号の種類を前記モード記
憶手段より判定する判定手段と、前記風向制御翼の回動
角度が冷房運転、暖房運転に応じて異なるように記５ペ
ージ 憶した角度記憶手段と、前記風向制御翼を回動する駆動
手段と、前記判定手段の判定信号に応じて前記角度記憶
手段に記憶された角度の範囲で前記駆動手段を往復駆動
する出力手段より構成し、さらに前記角度記憶手段に記
憶した暖房時の回動角度を冷房時の回動角度より大きく
設定したものである。

作　　用 本発明は、上記手段により、送信部から連続して風向制
御翼を駆動する信号が出力されても冷房時は小さな角度
範囲で風向制御翼が回動するため、角度範囲の拡大にと
もなう風向制御翼への結露が防止できる。

実施例 以下本発明の一実施例の空気調和機について、図面を参
照しながら説明する。

第２図は本発明の実施例における空気調和機の風向制御
のブロック図である。第２図において１は制御信号受信
部、１ａは受光素子で、１２は増幅回路である。３はマ
イクロコンピュータ、４は６ヘーン ステッピングモータである。また１３は送信用のリモコ
ンを示す。ここで第１図と第２図の対応を説明する。受
光素子１ａを含む制御信号受信部は、受光手段に相当し
、また、マイクロコンピュータ３は、モード記憶手段、
角度記憶手段、判定手段および出力手段に相当し、さら
にステッピングモータ４は風向制御の駆動手段に相当す
る。

なお、空気調和機の構成は第５図と同じであるため、説
明を省略する。

以上のように構成された空気調和機について、以下第３
図のフローチャートに沿ってその動作を説明する。

まずリモコンから空気調和機の制御信号が発信されると
制御信号受信部１がこれを受信し、マイクロコンピュー
タ３に入力される。この制御信号が設定温度や風量の切
替など、風向制御指令以外の信号であれば、空気調和機
５はマイクロコンピュータ３によって前記制御信号に基
づいた制御が行なわれ、再びリモコン発信待ちとなる。

前記制御信号が風向制御指令の場合は、リモコンから前
７ヘーノ 記信号に引き続いて、信号が発信される。その信号が風
向自動でかつ冷房運転指令ならば基準点ｏ０から下向き
２０°の間で時間制限なしに風向制御翼２がステッピン
グモータ４によりスイングする。

前記信号が風向自動でかつ暖房運転指令の場合、下向６
０°で風向制御翼２が固定される。また風向制御指令が
手動の場合、冷房運転時、暖房運転時共に風向制御翼２
は任意となり、リモコン１３からの角度設定信号待ちと
なる。この時、冷房運転時は、基準点Ｑ坊＞ら３０°ま
での間で、暖房運転時は、基準点０°から６０’までの
間で角度設定が可能である。

以上のように本実施例によれば、風向制御翼駆動信号を
出力するマイクロコンピュータと、前記風向制御翼駆動
信号により風向制御翼を駆動するステッピングモータ４
を設けることにより、常に広い範囲で風向制御翼２を制
御することができる。

なお、本実施例では冷房運転時、風向制御翼の振れ角度
を水平０°から３０°とすることにより、ファン結露を
防止することが可能である。

発明の効果 以上のように本発明は、暖房運転時の風向は、広範囲の
中から選択でき、冷房時の風向は狭範囲での選択となる
ため、暖房、冷房に応じてそれぞれ適した風向制御が行
える。特に冷房時は、風向制御角度を狭範囲としている
ため、風向角度を大きくしすぎてファンに結露を生じる
といったこともなく、使用者による誤使用、誤設定が未
然に防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の風向制御装置を機能実現手段で表現し
たブロック図、第２図は同風向制御装置の概略電気回路
図、第３図は同風向制御装置の動作内容の一例を示すフ
ローチャート、第４図は風向制御装置による風向制御動
作角度を説萌する説明図、第５図は空気調和機の概略構
成図である。 １・・・・・・制御信号受信部、２・・・・・・風向制
御翼、３・・・・・・マイクロコンピュータ、４・・・
・ステッピングモータ、５・・・・・・空気調和機。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名３Ｃ Ｏ サ　　　　　　　　　　　桓 叫 城　　　　　　　　　　　轢 躯

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）冷房運転、暖房運転、風向自動、風向変更手動の
   各信号を出力する送信部と、前記送信部からの光信号を
   受光し、風向制御翼による送風方向を制御する制御装置
   を具備し、前記制御装置を、前記送信部からの光信号を
   受光する受光手段と、冷房運転モード、暖房運転モード
   、風向自動モード、風向変更手動モードを記憶したモー
   ド記憶手段と、前記受光手段により受光した信号の種類
   を前記モード記憶手段より判定する判定手段と、前記風
   向制御翼の回動角度が前記冷房運転、暖房運転に応じて
   異なるように記憶した角度記憶手段と、前記風向制御翼
   を回動する駆動手段と、前記判定手段の判定信号に応じ
   て前記角度記憶手段に記憶された角度の範囲で前記駆動
   手段を往復駆動する出力手段より構成し、さらに前記角
   度記憶手段に記憶した回動角度は、暖房時の回動角度が
   冷房時の回動角度よりも大きく設定された空気調和機の
   風向制御装置。
2. （２）冷房運転時における風向自動モードを判定した判
   定手段からの信号により、出力手段は連続して駆動手段
   へ駆動信号を出力する特許請求の範囲第１項記載の空気
   調和機の風向制御装置。
3. （３）風向変更手動モードを判定した判定手段からの信
   号により、出力手段は判定手段からの信号が停止するま
   で駆動手段へ駆動信号を出力する特許請求の範囲第１項
   または第２項記載の空気調和機の風向制御装置。