JP4493477B2 - 画像形成装置、その補充用紙表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム - Google Patents

画像形成装置、その補充用紙表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、補充した用紙の種類を判定して適不適を表示する画像形成装置、その補充用紙表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関し、特にプリンタ、複写機、ファックス等に有効である。
近年、プリンタ、複写機、ファックス等においては、操作性の向上を図る観点から表示部にタッチパネル方式の液晶パネルを用いている。そして、この表示部に様々な情報を表示させて、ユーザの操作性の向上を図っている。例えば、表示部に、エラー箇所の部分とエラー処理の内容を表示したり、処理内容と選択ボタンを表示させ、ユーザに処理を選択させたりしている。
さて、上記のような画像形成装置にあっては、給紙トレイの用紙切れが発生するが、このときユーザに対して表示部に情報を提供し、ユーザの用紙補充の処理を円滑に進める技術が開示されている。
特許文献1の発明では、用紙切れが発生した場合に、その用紙の種類、サイズなどの印刷用紙情報を表示する。
特許文献2の発明では、用紙切れが発生した場合には、その用紙の補給方法を操作表示手段に表示させる。
特許文献3の発明では、必要枚数算出手段で用紙が不足していると判定されたジョブに対して用紙なしエラーを通知し、ユーザに必要枚数を指示する。
特開2003−263297号公報 特開2002−274697号公報 特開2003−330644号公報
しかし、いずれの技術も、単に用紙切れの補給処理をユーザに指示する情報のみを提示しているに過ぎない。ユーザが用紙切れ直前まで使用していた用紙と同じ種類を補給するとは限らず、その場合の対処については何ら開示されていない。また、画像形成装置の処理内容によっては、補充した用紙の種類が異なっていても、そのまま印刷しても構わない場合もある。
本発明は、斯かる実情に鑑み、ユーザが用紙切れにより、印刷していた用紙と別の用紙を補給した場合、必要に応じてその旨をユーザに報知することができる画像形成装置、その補充用紙表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを提供しようとするものである。
本発明の画像形成装置は、ユーザにメッセージを通知するための表示手段と、用紙に画像を形成する画像形成手段と、用紙を供給する用紙供給手段と、前記用紙供給手段における用紙の有無及び用紙の種類を判別する用紙判別手段とを備え、前記用紙判別手段によって用紙無しと判別された後に用紙供給手段に補充された補充後用紙と、前記用紙判別手段によって用紙無しと判別される前に用紙供給手段に存在した補充前用紙の種類が異なる場合、その旨のメッセージを前記表示手段に表示し、グループ印刷中の場合であって、且つ前記補充前用紙と前記補充後用紙の種類が異なる場合にのみ、前記メッセージを表示することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、次のジョブによる追い越し印刷が設定されておらず、且つ前記補充前用紙と前記補充後用紙の種類が異なる場合にのみ、前記メッセージを表示することを特徴とする。
本発明の表示方法は、ユーザにメッセージを通知するための表示手段と、用紙に画像を形成する画像形成手段と、用紙を供給する用紙供給手段と、該用紙供給手段における用紙の有無及び用紙の種類を判別する用紙判別手段とを備えた画像形成装置の補充用紙の表示方法において、前記用紙判別手段によって用紙無しと判別された後に用紙供給手段に補充された補充後用紙と、前記用紙判別手段によって用紙無しと判別される前に用紙供給手段に存在した補充前用紙の種類が異なるか否か判定する用紙種類判定ステップと、前記用紙種類判定ステップの後に、グループ印刷中であるか否かを判定するグループ印刷判定ステップと、用紙の種類が異なる場合、その旨のメッセージを前記表示手段に表示する表示ステップと、を備え、前記表示ステップでは、グループ印刷判定ステップの判定結果により前記グループ印刷中の場合であって、且つ前記用紙種類判定ステップの判定結果により用紙種類が異なる場合にのみ、前記メッセージを表示することを備えたことを特徴とする。
また、前記表示方法は、さらに、用紙種類判定ステップの後に、追い越し印刷であるか否かを判定する追い越し印刷判定ステップを備え、前記表示ステップでは、追い越し印刷判定ステップの判定結果により次のジョブによる追い越し印刷ではない場合であって、且つ前記用紙種類判定ステップの判定結果により用紙種類が異なる場合にのみ、前記メッセージを表示することを特徴とする。
本発明のプログラムは、前記表示方法をコンピュータに実行させるためのものである。
本発明によれば、印刷中に紙切れが発生し、印刷中の用紙と異なる種類の用紙をユーザが補充した場合にユーザに通知することにより、印刷物の最初から最後まで同じ用紙の種類になるようにする。例えば、B5やA4、普通紙や再生紙等が混じることがなくなる。
また、印刷物が同一ドキュメントでない場合は、紙の種類が変わっても特に影響がない為、確認メッセージを表示せずに、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、グループ印刷の場合は、用紙種類が異なってはならないので、補給用紙の種類が異なっている旨のメッセージを表示することにより、同じ種類の紙で統一することができる。
また、別のジョブであって別種類の用紙を優先して印刷する追い越し印刷の場合は、補充した用紙が別の種類の紙でも問題がなく、メッセージ表示を行わないので、処理を中断することなく、追い越し印刷処理を先に実行することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るカラー画像形成装置100を含む複合機の構成を示す断面図である。本画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じ所定のシート(記録材)に対して多色および単色の画像を形成するものであり、図に示すように、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4、転写搬送ベルトユニット8、定着ユニット12と、用紙搬送路S等からなる画像形成ユニット108、給紙トレイ10、原稿排紙トレイ(シート積載部)15等より構成されている。
本画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、露光ユニット1(1a、1b、1c、1d)、現像器2(2a、2b、2c、2d)、感光体ドラム3(3a、3b、3c、3d)、クリーナユニット4(4a、4b、4c、4d)、帯電器5(5a、5b、5c、5d)は各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれaがブラック(K)に、bがシアン(C)に、cがマゼンタ(M)に、dがイエロー(Y)に設定され4つの画像ステーション(画像形成手段)が構成されている。
感光体ドラム3は、本画像形成装置のほぼ中心部に配置(装着)されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に帯電させるための帯電手段であり、図1にはチャージャー型の帯電器が示されているが、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器を用いることができる。露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力される画像データに応じて露光することにより、その表面に画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有するものである。露光ユニット1としては、例えば発光素子をアレイ状に並べたELやLED書込みヘッド、あるいはレーザ照射部および反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)を用いる。現像器2はそれぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を(K、C、M、Y)のトナーにより顕像化するものである。クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3の表面上に残留したトナーを除去・回収するものである。
感光体ドラム3の下方に配置されている転写搬送ベルトユニット8は、転写ベルト7、転写ベルト駆動ローラ71、転写ベルトテンションローラ72、転写ベルト従動ローラ73、転写ベルト支持ローラ74、転写ローラ6(6a、6b、6c、6d)、および転写ベルトクリーニングユニット9を備えている。
転写ベルト駆動ローラ71、転写ベルトテンションローラ72、転写ローラ6、転写ベルト従動ローラ73、転写ベルト支持ローラ74は、転写ベルト7を張架し、転写ベルト7を矢印B方向に回転駆動させるものである。
転写ローラ6は、転写ベルトユニットの内側のフレーム(図示せず)に回転可能に支持されており、感光体ドラム3のトナー像を転写ベルト7上に吸着されて搬送されるシートに転写するものである。
転写ベルト7は、それぞれの感光体ドラム3に接触するように設けられている。そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像をシートに順次的に重ねて転写することによって、カラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。この転写ベルトは、厚さ100μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3からシートへのトナー像の転写は、転写ベルト7の裏側に接触している転写ローラ6によって行われる。転写ローラ6には、トナー像を転写するために高電圧(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。転写ローラは直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面は導電性の弾性材で覆われている。これによりシートに対して均一に高電圧を印加することができる。なお、本実施形態では転写電極として転写ローラ6を使用しているが、それ以外にブラシなどを用いることができる。
また、感光体ドラム3との接触により転写ベルト7に付着したトナーはシートの裏面を汚す原因となるため、転写ベルトクリーニングユニット9によって除去・回収されるように設定されている。転写ベルトクリーニングユニット9には転写ベルト7に接触するクリーニングブレードが備えられており、転写ベルト7はクリーニングブレードが接触する位置で裏側から転写ベルト支持ローラ74により支持されている。なお、転写ベルトクリーニングユニット9において転写ベルト7に付着したトナーを除去するための手段はクリーニングブレードに限定されるものではなく、同様の機能を有するものであればよい。
給紙トレイ10は、画像形成に使用するシートを蓄積しておくためのトレイであり、本画像形成装置100の画像形成部の下側に設けられている。また、本画像形成装置100の上部に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みのシートをフェイスダウン(片面印刷の場合、画像が記録された面を下に向けて積層)で載置するためのトレイである。本画像形成装置100の側部に取り付けられているソーター部(用紙排出手段)101は、画像形成済みのシートをフェイスアップ(片面印刷の場合、画像が記録された面を上に向けて積層)で載置するための複数の排紙ビン(排紙部)を持った排紙部である。
図1では、排紙トレイ15はフェイスダウンで、ソーター部101はフェイスアップで排紙される構成になっているが、これに限定しない。排紙部にシートが排紙されるまでの搬送路にシートを反転させる機構を持たせることで、排紙トレイ15およびソーター部101どちらにおいても、フェイスダウンあるいはフェイスアップで排紙できるようにすることが可能である。
また、本画像形成装置100には、給紙トレイ10のシートを転写搬送ユニット8や定着ユニット12を経由させて原稿排紙トレイ15に送るためのS字形状の用紙搬送路Sが設けられている。さらに、給紙トレイ10から原稿排紙トレイ15およびソーター部101までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ16、レジストローラ14、定着部12、搬送方向切替えゲート34、シートを搬送する搬送ローラ25等が配されている。
搬送ローラ25は、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。ピックアップローラ16は、給紙トレイ10の端部に備えられ、給紙トレイ10から、シートを1枚毎に用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。搬送方向切替えゲート34は、側面カバー35に回転可能に設けられており、実線で示す状態から破線で示す状態にすることにより用紙搬送路Sの途中からシートを分離し、ソーター部101にシートを排出できるようになっている。実線で示す状態の場合には、シートは定着ユニット12と側面カバー35、搬送切替えゲート34の間に形成される搬送部S’(用紙搬送路Sの一部)を通り上部の原稿排紙トレイ15に排出される。
また、レジストローラ14は、用紙搬送路Sを搬送されているシートをいったん保持するものであり、感光体ドラム3上のトナー像をシートに良好に多重転写できるように、感光体ドラム3の回転にあわせてシートをタイミングよく搬送する機能を有している。
すなわち、レジストローラ14は、図示しないレジスト前検知スイッチの出力した検知信号に基づいて、各感光体ドラム3上のトナー像の先端をシートにおける画像形成範囲の先端に合わせるようにシートを搬送するように設定されている。
定着ユニット12は、ヒートローラ31、加圧ローラ32等を備えており、ヒートローラ31および加圧ローラ32は、シートを挟んで回転するようになっている。
また、ヒートローラ31は、図示しない温度検出器からの温度検出値に基づいて図示しない温度制御部によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ32とともにシートを熱圧着することによりシートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
なお、多色トナー像の定着後のシートは、複数の搬送ローラ25によって用紙搬送路Sの反転排紙経路に搬送され、反転された状態で(多色トナー像を下側に向けて)排紙トレイ15上に排出されるようになっている。
画像読取部105の上面の透明ガラスからなる原稿台上には、図示しない自動原稿搬送部が備えられている。自動原稿搬送部は、原稿セットトレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿台上へ給送する装置である。
画像読取部105は、原稿台上に載置された原稿の画像を走査して読取るもので、第1の走査ユニット、第2の走査ユニット、光学レンズと光電変換素子であるCCDラインセンサとを有している。第1の走査ユニットは、原稿面上を露光する露光ランプユニットと、原稿からの反射光像を所定の方向に反射させる第1ミラー等から構成されている。第2の走査ユニットは、第1ミラーから反射されてくる原稿からの反射光を光電変換素子であるCCDラインセンサに導く第2ミラーおよび第3ミラーより構成されている。光学レンズは、原稿からの反射光をCCDラインセンサ上に結像させるものである。
表示部110及び操作部111の外観図を図2に示す。
表示部110はタッチパネル方式の液晶パネルからなり、表示部に形成表示されたキーをユーザが押圧することにより入力が可能となっている。この表示部110の周囲には、ユーザがキー入力を行う操作部111が配置されている。操作部111は、ファックス、プリンタ、コピーの機能を選択する機能選択キー114、10キー115、割り込みキー116、クリアキー117、全解除キー118、スタートキー119からなっている。そして、図中の表示部110内の両側にある操作キーは、液晶パネルに表示された、コピーに関するキーであり、この部分をユーザがタッチすると入力が可能となっている。したがって、表示部内の操作キーは、処理内容によって様々に変化するものであり、図はその一例にすぎない。
プリントコントローラ106は、印刷に関連する各部の制御を行っている。図3はプリンコントローラの一実施例を示すブロック図である。
プリントコントローラ106は、CPU120、ROM123、RAM124、LAN IF125、画像処理部126からなっている。CPU120は画像形成装置100を制御しているが、その処理機能として、印刷する画像データの内容や用紙判別センサ112の検知結果から表示内容を判断する判断手段121を有している。また、ROM123には、CPU120の処理プログラムが格納されている。
プリントコントローラ106のLAN IF125は、ホストコンピュータ130から印刷JOBデータ(画像データ)をネットワークなどの有線あるいは無線にて受け取る。この印刷JOBデータを一旦RAM124にJOBデータとして格納する。このJOBデータのヘッダ部分には用紙種類情報(例えば、用紙のサイズや紙種類)が書き込まれている。CPU120は、この用紙種類情報を解析して、画像処理部126に画像形成装置100が画像形成できるような形式の画像データに変換させ、変換後の画像データを画像データ入力部へ送る。画像データに対して所定の画像処理が画像処理部103内の並べ替え制御手段および排紙ビン制御手段(排紙部制御手段)にて施された後、画像処理部103内の記憶装置に一旦記憶され、出力指示に応じて記憶装置内の画像を読出して画像形成装置内に設けられた光書込み装置(画像形成部108の露光ユニット1)に転送する。
制御部107は、画像形成装置100の各部の制御を行い、プリントコントーラ106の処理以外の制御をおこなっている。
次に、この画像処理装置100に用紙切れが発生した場合のプリントコントローラ106の処理について述べる。
図4は、用紙切れが発生した場合の処理手順を示すフローチャートである。
まず、CPU120は、処理を行うべき印刷JOBデータをRAM124から取り出し、ヘッダ部に書き込まれている用紙種類情報を解析し、印刷処理に入る(ステップS1)。この時の用紙種類情報を図4に示す。印刷順は、IDのNo.1から順に処理を進めていくことになる。用紙判別センサ112が紙切れ発生を検出する(ステップS2)。図6に示すように、CPU120は、表示部110に用紙切れの旨を表示させ、同時に補充前の用紙種類情報(サイズ、紙の種類)を表示する(ステップS3)。
ここで、ユーザは給紙トレイ10に用紙を補充し、用紙判別センサ112がこれを判別する。CPU120の判断手段121は、用紙切れ直前に印刷していた用紙種類と補充された用紙種類を比較し、同じものが補充されたかを判断する(ステップS4)。CPU120は、同じ種類の用紙でなければ、図6に示すように、表示部110に補充した用紙種類が補充直前の用紙と異なる旨を表示し(ステップS5)、さらにこのまま印刷を続行してよいか否かを表示部110に表示して、ユーザに確認する(ステップS6)。ユーザがYesであれば印刷を続行し(ステップS7)、Noであれば印刷を中断する(ステップS8)。
ステップS4で、用紙切れを起こす直前の用紙と同じ種類の用紙であれば、何も表示することなく、そのまま印刷を続行する(ステップS7)。
こうして、印刷中に紙切れが発生し、印刷中の用紙と異なる種類の用紙をユーザが補充した場合に、そのことをユーザに通知することにより、印刷を同一の用紙種類で行うか否かの確認ができる。ほとんど場合、ユーザは用紙切れ直前の用紙と同種類の用紙をもちいるので、間違うことなく最初から最後まで同じ用紙の種類にできる。場合によっては、ユーザが異なる用紙に印刷したい場合もあるので、これにも対応することができる。
次に同一ジョブ、グループ印刷を処理する場合について説明する。
同一ジョブとは、一つのジョブデータを処理中であることを意味する。グループ印刷とは、ジョブデータとしては別であるが(例えば、ワープロデータと表計算データ)、印刷としては一つのグループとして同一の用紙種類で連続印刷する場合をいう。
図8は同一ジョブ、グループ印刷を処理する場合の処理手順を示すフローチャートである。この印刷における用紙種類情報は、図9に示すように、グループ印刷は、ID No.1及び2であり、共にA4サイズの普通紙に印刷する。
ステップS11〜S14及びステップS17〜S20は、前記ステップS1〜S4及びステップS5〜S8と同じなので詳しい説明を省略する。
ステップ14において、給紙トレイ10に補充した用紙が、用紙切れを起こす直前の用紙と同じ種類の用紙でなければ、ステップS15において、CPU120は同一ジョブの処理中であるかを確認する。同一ジョブ印刷とは、図9であれば、例えば、ID No.1の印刷途中の場合である。同一ジョブであれば、当然同一用紙サイズが必要であり、図6及び7に示す確認表示を行って、印刷続行か中断かをユーザに判断させる。
ステップS15において、同一ジョブでなければ、グループ印刷か否かを確認する。例えば、ID No.1が終了した時点で用紙切れを起こした場合、ID No.2がグループ印刷であると、補充前の用紙と同一種類の用紙が必要となるので、ステップ17に進み、確認メッセージを表示する。グループ印刷でなければ、印刷を続行する。
こうして、印刷物が同一ジョブでない場合は、用紙種類が変わっても特に影響がない為、確認メッセージを表示せずに、印刷処理を行うので、ユーザの手を煩わすことなく、利便性を向上させることができる。
また、グループ印刷の場合は、用紙種類が異なってはならないので、補給用紙の種類が異なっている旨のメッセージを表示することにより、ユーザに用紙種類が異なっていることを報知して、同じ種類の用紙に交換させて、同じ種類の紙で統一することができる。
次に追い越し印刷を処理する場合について説明する。
追い越し印刷とは、一つのジョブデータの処理が中断した場合、そのジョブを追い越して優先的に別のジョブデータを処理するように設定しておき、それに従って印刷処理を行うことをいう。例えば、A4用紙サイズのジョブデータの処理中に用紙切れで中断した場合、画像形成装置にセットされているB5用紙サイズのジョブデータを優先的に処理することをいう。
図10は、追い越し印刷を処理する場合の処理手順を示すフローチャートである。
ステップS21〜S24は及びステップS26〜S29は、前記ステップS1〜S4及びステップS5〜S8と同じなので詳しい説明を省略する。
ステップ24において、給紙トレイ10に補充した用紙が、用紙切れを起こす直前の用紙と同じ種類の用紙でなければ、ステップS25において、CPU120は追い越し印刷であるかを確認する(ステップ25)。追い越し印刷であれば、印刷を続行する(ステップS28)。追い越し印刷でなければ、同一ジョブの印刷であり、当然同一用紙サイズが必要であり、図6及び7に示す確認表示を行って、印刷続行か中断かをユーザに判断させる(ステップS26〜S29)。
こうして、別のジョブであって別種類の用紙を優先して印刷する追い越し印刷の場合は、補充した用紙が別の種類の紙でも問題がなく、メッセージ表示を行わないので、処理を中断することなく、追い越し印刷処理を先に実行することができ、処理を迅速化できる。
本実施形態に係るカラー画像形成装置を含む複合機の構成を示す断面図である。 表示部及び操作部の外観図である。 プリンコントローラの一実施例を示すブロック図である。 用紙切れが発生した場合の処理手順を示すフローチャートである。 用紙種類情報を示す説明図である。 用紙切れメッセージを表示した表示部の外観図である。 用紙種類が異なる旨のメッセージを表示した表示部の外観図である。 同一ジョブ、グループ印刷を処理する場合の処理手順を示すフローチャートである。 グループ印刷を含む用紙種類情報を示す説明図である。 追い越し印刷を処理する場合の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 露光ユニット
2 現像器
3 感光体ドラム
4 クリーナユニット
5 帯電器
6 転写ローラ
7 転写ベルト
8 転写搬送ベルトユニット
9 転写ベルトクリーニングユニット
10 給紙トレイ
12 定着部
14 レジストローラ
15 原稿排紙トレイ
16 ピックアップローラ
25 搬送ローラ
31 ヒートローラ
32 加圧ローラ
34 ゲート
35 側面カバー
71 転写ベルト駆動ローラ
72 転写ベルトテンションローラ
73 転写ベルト従動ローラ
74 転写ベルト支持ローラ
100 カラー画像形成装置
101 ソーター部
103 画像処理部
105 画像読取部
106 プリントコントローラ
107 制御部
108 画像形成部
110 表示部
111 操作部
112 用紙判別センサ
114 機能選択キー
115 10キー
116 割り込みキー
117 クリアキー
118 全解除キー
119 スタートキー
121 判断手段
126 画像処理部
130 ホストコンピュータ

Claims (5)

  1. ユーザにメッセージを通知するための表示手段と、
    用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    用紙を供給する用紙供給手段と、
    前記用紙供給手段における用紙の有無及び用紙の種類を判別する用紙判別手段とを備え、
    前記用紙判別手段によって用紙無しと判別された後に用紙供給手段に補充された補充後用紙と、前記用紙判別手段によって用紙無しと判別される前に用紙供給手段に存在した補充前用紙の種類が異なる場合、その旨のメッセージを前記表示手段に表示し、グループ印刷中の場合であって、且つ前記補充前用紙と前記補充後用紙の種類が異なる場合にのみ、前記メッセージを表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 次のジョブによる追い越し印刷が設定されておらず、且つ前記補充前用紙と前記補充後用紙の種類が異なる場合にのみ、前記メッセージを表示することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. ユーザにメッセージを通知するための表示手段と、用紙に画像を形成する画像形成手段と、用紙を供給する用紙供給手段と、該用紙供給手段における用紙の有無及び用紙の種類を判別する用紙判別手段とを備えた画像形成装置の補充用紙の表示方法において、
    前記用紙判別手段によって用紙無しと判別された後に用紙供給手段に補充された補充後用紙と、前記用紙判別手段によって用紙無しと判別される前に用紙供給手段に存在した補充前用紙の種類が異なるか否か判定する用紙種類判定ステップと、
    前記用紙種類判定ステップの後に、グループ印刷中であるか否かを判定するグループ印刷判定ステップと、
    用紙の種類が異なる場合、その旨のメッセージを前記表示手段に表示する表示ステップと、を備え、
    前記表示ステップでは、グループ印刷判定ステップの判定結果により前記グループ印刷中の場合であって、且つ前記用紙種類判定ステップの判定結果により用紙種類が異なる場合にのみ、前記メッセージを表示することを備えたことを特徴とする表示方法。
  4. さらに、用紙種類判定ステップの後に、追い越し印刷であるか否かを判定する追い越し印刷判定ステップを備え、
    前記表示ステップでは、追い越し印刷判定ステップの判定結果により次のジョブによる追い越し印刷ではない場合であって、且つ前記用紙種類判定ステップの判定結果により用紙種類が異なる場合にのみ、前記メッセージを表示することを特徴とする請求項3に記載の表示方法。
  5. 請求項3又は4に記載の表示方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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