JPH09269702A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH09269702A
JPH09269702A JP8079093A JP7909396A JPH09269702A JP H09269702 A JPH09269702 A JP H09269702A JP 8079093 A JP8079093 A JP 8079093A JP 7909396 A JP7909396 A JP 7909396A JP H09269702 A JPH09269702 A JP H09269702A
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JP
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screen
sided
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JP8079093A
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English (en)
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Motoya Sano
元哉 佐野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータによる原稿の種類に応じたモード
の選択忘れを防止し、且つどのオペレータでも所望のモ
ードを容易に選択可能にする。 【解決手段】 タッチパネル式操作部31が、通常のコ
ピーに必要なモードの選択を促すモード基準画面の他
に、原稿の種類(薄紙,切り貼り,混載,片面/両面)
及びその原稿の画像がコピーされる転写紙の仕上げの選
択を促す原稿基準画面を表示可能にする。例えば、タッ
チパネル式操作部31に通常はモード基準画面を表示さ
せ、ADF1の原稿台2に原稿がセットされた時にタッ
チパネル式操作部31の表示画面をモード基準画面から
原稿基準画面に切り換える。このとき、モード基準画面
によってモード選択用の入力操作が行なわれた場合に
は、原稿基準画面への切り換えを禁止するとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タッチパネル式
操作部を備えた複写機に関し、特にタッチパネル式操作
部の制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機においては、自動原稿給送
装置やソータ等の様々な周辺機器が装着され、画像形成
システムとしての多機能化が進んでいる。そのため、こ
のような複写機を十分使いこなすためには、機械に対す
る一定レベル以上の知識が必要となり、オペレータが所
望のコピーをとるためのモードの選択が複雑なものとな
っている。
【0003】そこで、上記問題を解消するため、例えば
特開平1−261667号公報に見られように、モード
選択時の複雑な操作をできる限り容易に実行できるよう
に、タッチパネル式操作部(タッチ対話式ユーザインタ
フェース)を用いて各種モードの選択画面を1次レベル
と2次レベルに階層分けして表示するようにした複写機
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな複写機においても、1次レベルのどの識別タブを選
択すれば、オペレータが希望する最終的なモードを2次
レベルとしてタッチパネル式操作部上に選択表示できる
のかが即座に判断できないため、様々な1次レベルの識
別タブを順次開いて所望の2次レベルを探す作業が必要
となり、オペレータの技能レベルによっては所望の2次
レベルに到達できない場合もある。
【0005】また、このような複写機に自動原稿給送装
置が搭載されている場合、その自動原稿給送装置では原
稿の種類に応じてモード(例えばコシの弱い薄紙原稿用
のモードや切り貼りされた原稿用のモード)の選択が必
要となるケースが多く、それらのモードの選択を忘れた
ために、原稿が傷ついたり、ミスコピーが発生すること
もある。
【0006】これら原稿に対する制約条件を極力少なく
するべく、技術的なレベルアップは図られているが、市
場における多種多様の原稿に対してモードの選択なしに
対応するレベルには到っていないのが現状である。
【0007】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、複写機の操作にあまり慣れていないオペ
レータに対してモードの選択の複雑さに対するハードル
を低くし、更にオペレータによる原稿の種類に応じたモ
ードの選択忘れを防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンタクト
ガラス上にセットされた原稿の画像を転写紙にコピーす
る複写機本体、その複写機本体によって原稿画像がコピ
ーされた転写紙の仕分け又はステープル処理等の後処理
を行なう後処理装置、原稿台上にセットされた原稿を1
枚ずつ複写機本体のコンタクトガラス上に自動給送する
自動原稿給送装置と、通常のコピーに必要なモードの選
択を促すモード基準画面を表示するタッチパネル式操作
部とを備えた複写機において、上記の目的を達成するた
め、以下のようにしたことを特徴とする。
【0009】すなわち、タッチパネル式操作部に、原稿
の種類及び該原稿の画像がコピーされる転写紙の仕上げ
の選択を促す原稿基準画面を表示する手段を備えたもの
である。さらに、タッチパネル式操作部に通常はモード
基準画面を表示させ、自動原稿給送装置の原稿台に原稿
がセットされた時にタッチパネル式操作部の表示画面を
モード基準画面から原稿基準画面に切り換える画面切換
手段を設けるとよい。
【0010】また、モード基準画面によってモード選択
用の入力操作が行なわれた場合には、画面切換手段によ
る原稿基準画面への切り換えを禁止する切換禁止手段を
設けることが望ましい。さらにまた、画面切換手段に、
原稿基準画面によるモードの選択が終了した後、モード
基準画面への切り換え指示があった場合には、タッチパ
ネル式操作部の表示画面を原稿基準画面からモード基準
画面に切り換える手段を備えるとよい。
【0011】この発明による複写機では、タッチパネル
式操作部が、通常のコピーに必要なモードの選択を促す
モード基準画面の他に、原稿の種類(例えば薄紙,切り
貼り,混載,片面/両面)及び該原稿の画像がコピーさ
れる転写紙の仕上げの選択を促す原稿基準画面を表示す
ることができるため、オペレータは原稿の種類によって
必要となるモードの選択を忘れてしまうことがなくなる
と共に、所望のモードを容易に選択することができる。
【0012】さらに、タッチパネル式操作部に通常はモ
ード基準画面を表示させ、自動原稿給送装置の原稿台に
原稿がセットされた時にタッチパネル式操作部の表示画
面をモード基準画面から原稿基準画面に切り換えるよう
にすれば、オペレータは常にコピー作業(自動原稿給送
装置の使用の有無)に適した画面で所望のモードを選択
することができる。
【0013】また、モード基準画面によってモード選択
用の入力操作が行なわれた場合には、原稿基準画面への
切り換えを禁止するようにすれば、モード基準画面によ
るモード選択後に自動原稿給送装置の原稿台に原稿がセ
ットされた際に、原稿基準画面によるモード選択を行な
う必要がなくなるため、モード選択時の操作手順を簡略
化することができる。
【0014】さらにまた、原稿基準画面によるモードの
選択が終了した後、モード基準画面への切り換え指示が
あった場合には、タッチパネル式操作部の表示画面を原
稿基準画面からモード基準画面に切り換えるようにすれ
ば、所望のモードの選択を忘れた場合の修正や、オペレ
ータのレベルに応じて選択するのに複雑な操作を必要と
するモードあるいは使用頻度の少ないモードの選択も行
なうことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明を実施
したデジタル複写機の機構部の一例を示す概略構成図で
ある。
【0016】このデジタル複写機において、複写機本体
120には自動原稿給送装置(以下「ADF」という)
1が搭載されており、その原稿台2に画像面を上にして
置かれた原稿束は、図3の操作ユニット30上のスター
トキー32が押下されると、一番下の原稿から給送ロー
ラ3,給送ベルト4によって順次コンタクトガラス6上
の所定の位置に給送されて停止する。
【0017】続いて、スキャナ(読み取りユニット)5
0によってコンタクトガラス6上の原稿の一方の面(下
面)の画像が読み取られ、その読み取りが終了した原稿
は給送ベルト4及び排送ローラ5によってそのまま排出
されるか、あるいは給送ベルト4及び図示しない反転機
構により表裏面が反転されて再度コンタクトガラス6上
に給送されて停止し、他方の面の画像読み取りが終了し
た後、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出され
る。
【0018】その後、原稿セット検知センサ7によって
原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、その原
稿は前の原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送さ
れ、以後上述と同様な動作が行なわれる。なお、給送ロ
ーラ3,給送ベルト4,排送ローラ5は図1の搬送モー
タ26によって駆動される。
【0019】第1給紙トレイ8,第2給紙トレイ9,第
3給紙トレイ10に積載された転写紙は、それぞれ第1
給紙装置11,第2給紙装置12,第3給紙装置13に
よって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体ド
ラム15に当接する位置まで搬送される。なお、実際に
は各給紙トレイ8〜10のうちのいずれか1つが選択さ
れ、そこから転写紙が給紙される。
【0020】一方、スキャナ50によって読み込まれた
画像データはそのまま、あるいは図4の画像メモリ66
に一旦記憶させた後、プリンタ80の書き込みユニット
57に送られ、その書き込みユニット57によりレーザ
ビームとして感光体ドラム15の予め帯電された面(図
示しない帯電器によって帯電される)上に書き込まれ、
その部分が現像ユニット27を通過することにより、そ
こにトナー像が形成される。
【0021】そして、選択された給紙トレイから給紙さ
れた転写紙は感光体ドラム15の回転と等速で搬送ベル
ト(転写ベルト)16によって搬送されながら、一方の
面に感光体ドラム15上のトナー像(画像)が転写さ
れ、そのトナー像が定着ユニット17によって熱定着さ
れる。その後、その転写紙は片面コピーモード時には排
紙ユニット18によって後処理装置であるフィニシャ1
00に搬送され、分岐偏向板101によりスタッカ搬送
ローラ102側又はステープラ搬送ローラ105側へ選
択的に導かれる。
【0022】すなわち、分岐偏向板101が上向きに切
り換えられている場合には、複写機本体120からの転
写紙をスタッカ搬送ローラ102及びスタッカ排紙ロー
ラ103を経由してスタッカトレイ104に排出するこ
とができる。スタッカトレイ104は前後に移動可能な
排紙トレイであり、原稿毎あるいは図4の画像メモリ6
6によってソーティングされたコピー部毎に前後に移動
し、排出される転写紙(コピー紙)を簡易的に仕分けす
るものである。
【0023】また、分岐偏向板101が下向きに切り換
えられている場合には、複写機本体120からの転写紙
をステープラ搬送ローラ105及びステープラ排紙ロー
ラ107を経由してステープルトレイ108に排出する
ことができる。ステープルトレイ108上では、転写紙
が1枚排出される毎に、その端部が揃え用のジョガー
(落下ストッパ)109によって揃えられ、1部のコピ
ー完了によりステープラ106によって綴じられる。ス
テープラ106で綴じられた転写紙群は、自重によって
ステープル完了排紙トレイ(落下トレイ)110に収納
される。
【0024】一方、両面コピーモード時には、各給紙ト
レイ8〜10のうちのいずれか選択されたものから給紙
され、上述と同様に画像形成処理が施された転写紙は、
経路切り換えのための分岐爪112を上向き(仮想線で
示す位置)にセットすることにより、フィニシャ100
へは搬送されず、両面給紙ユニット111に搬送され、
そこに一旦ストックされる。
【0025】その後、両面給紙ユニット111にストッ
クされた転写紙は再び感光体ドラム15に形成されたト
ナー像を転写するために、両面給紙ユニット111から
再給紙され、さらに経路切り換えのための分岐爪112
が下向き(実線で示す位置)にセットされることによ
り、フィニシャ100に導かれる。このように、転写紙
の両面に画像形成処理を施す場合に両面給紙ユニット1
11が使用される。
【0026】なお、感光体ドラム15,搬送ベルト1
6,定着ユニット17,排紙ユニット18,現像ユニッ
ト27は図1のメインモータ25によって駆動され、各
給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動が各々図
1の給紙クラッチ22〜24により伝達されて駆動され
る。縦搬送ユニット14は、メインモータ25の駆動が
図1の中間クラッチ21によって伝達されて駆動され
る。
【0027】図3は、このデジタル複写機の操作ユニッ
トの構成例を示すレイアウト図である。この操作ユニッ
ト30は、タッチパネル式操作部31と、スタートキー
32,テンキー33,クリア/ストップキー34,割込
キー35,及びモードクリア/予熱キー36等のハード
キー部37とを備えている。
【0028】スタートキー32は、コピー動作をスター
トさせるためのキーである。テンキー33は、リピート
コピー枚数(置数)やコピー倍率等の数値をセットする
ためのキーである。クリア/ストップキー34は、リピ
ートコピー枚数をクリアしたり、コピー動作をストップ
させたりするためのキーである。
【0029】割込キー35は、コピー動作中に割り込ん
で別の原稿をコピーする時に使用するキーである。モー
ドクリア/予熱キー36は、予熱を設定して操作ユニッ
ト30上の予熱表示以外の全ての表示を消去する節電モ
ードを設定/解除したりするためのキーである。
【0030】タッチパネル式操作部31は、液晶ディス
プレイの表面にタッチパネルを備えており、モード(機
能)選択用のアイコン(キー)や部数,機械の状態を示
すメッセージなどを表示することができる。なお、モー
ド選択用のアイコンは白地に黒文字で表示され、タッチ
されたアイコンが白黒反転により黒地に白文字表示にな
る(この例では斜線を施して示す)。
【0031】図1は、このデジタル複写機の制御系の構
成例を示すブロック図である。メイン制御部20は、こ
のデジタル複写機全体を統括的に制御する。このメイン
制御部20には、前述した各種クラッチ21〜24及び
メインモータ25の他に、ADF制御部28,操作ユニ
ット制御部38,画像処理ユニット(IPU)49が接
続されている。
【0032】ADF制御部28は、ADF1に備えられ
た原稿セット検知センサ7を含む各種センサからの入力
信号あるいはメイン制御部20からの送信信号に基づい
て、ADF1内の搬送モータ26,図示しないクラッ
チ,ソレノイド等の各種負荷を駆動し、原稿台2にセッ
トされた原稿を1枚ずつコンタクトガラス6上に自動給
送させる制御等を行なう。
【0033】操作ユニット制御部38は、タッチパネル
式操作部31やハードキー部37からの入力信号あるい
はメイン制御部20からの送信信号に基づいて、タッチ
パネル式操作部31の表示を制御したり、メイン制御部
20へ対応する信号を送信したりする。
【0034】次に、図2を用い、スキャナ50によって
原稿の画像を読み取り、その画像データに対応する静電
潜像を感光体ドラム15の表面に形成するまでの動作を
詳細に説明する。なお、静電潜像とは感光体ドラム15
の表面(帯電器によって帯電された面)に画像データを
レーザビームによって書き込むことにより生じる電位分
布のことである。
【0035】スキャナ50は、原稿を載置するコンタク
トガラス6と光学走査系で構成されており、光学走査系
は露光ランプ51,第1ミラー52,レンズ53,CC
Dイメージセンサ54等で構成されている。露光ランプ
51及び第1ミラー52は図示しない第1キャリッジ上
に固定され、第2ミラー55及び第3ミラー56は図示
しない第2キャリッジ上に固定されている。原稿の画像
を読み取るときには、光路長が変わらないように、第1
キャリッジと第2キャリッジとが2対1の相対速度で機
械的に走査される。光学走査系は、図示しないスキャナ
駆動モータ等の駆動部によって駆動される。
【0036】スキャナ50は、原稿の画像を光学的に読
み取って画像データ(電気信号)に変換する。すなわ
ち、光学走査系の露光ランプ51によって原稿の画像面
を照明し、その画像面からの反射光像を第1ミラー5
2,第2ミラー55,第3ミラー56,レンズ53を介
してCCDイメージセンサ54の受光面に結像させ、そ
のCCDイメージセンサ54によって画像データに変換
する。このとき、レンズ53及びCCDイメージセンサ
54を図2の左右方向に移動させることにより、画像倍
率が変わる。すなわち、指定されたコピー倍率に対応し
てレンズ53及びCCDイメージセンサ54の左右方向
の位置が設定される。
【0037】書き込みユニット57は、レーザ出力ユニ
ット58,結像レンズ59,ミラー60等で構成され、
レーザ出力ユニット58の内部にはレーザ光源であるレ
ーザダイオード及びモータによって高速で定速回転する
ポリゴンミラー(回転多面鏡)が備わっている。レーザ
出力ユニット58より照射されるレーザビームは、定速
回転するポリゴンミラーで偏光され、結像レンズ59を
通り、ミラー60で折り返され、感光体ドラム15の帯
電面に集光されて結像される。
【0038】すなわち、偏光されたレーザビームは感光
体ドラム15が回転する方向と直交する方向(主走査方
向)に露光走査され、図1の画像処理ユニット49より
出力される画像データのライン単位の書き込みを行な
う。感光体ドラム15の回転速度と走査密度(記録密
度)に対応する所定の周期で主走査を繰り返すことによ
り、感光体ドラム15の帯電面に静電潜像が形成され
る。
【0039】なお、感光体ドラム15上を走査する直前
のレーザビームは図示しない同期検知センサ(ビームセ
ンサ)によって検知される。そして、図示しないレーザ
書込制御部が同期検知センサから出力される主走査同期
信号を用い、1走査毎にレーザダイオードの点灯開始タ
イミング及び画像データの入出力を行なうための制御信
号の生成を行なう。
【0040】図4は、画像処理ユニット(IPU)49
の構成例を示すブロック図である。原稿面からの反射光
像(画像)はCCDイメージセンサ54によって画像デ
ータに変換され、さらにA/Dコンバータ61によって
アナログ値からデジタル値に変換される。デジタル値に
変換された画像データは、シェーディング補正部62に
よってシェーディング補正がなされた後、画像処理部6
3によってMTF補正及びγ補正等の画像処理がなされ
る。
【0041】セレクタ64は、画像データの送り先を切
り換える。つまり、変倍部71又はメモリコントローラ
65を画像データの送り先とする。変倍部71を経由し
た画像データは指定されたコピー変倍率に合わせて拡大
又は縮小され、プリンタ80の書き込みユニット57に
送られる。メモリコントローラ65とセレクタ64との
間は、双方向に画像データを入出力可能な構成となって
いる。
【0042】CPU68は中央処理装置であり、メモリ
コントローラ65を介して画像メモリ66に対する画像
データの書き込み及び読み出しを行なったり、スキャナ
50及び書き込みユニット57の制御を行なう。ROM
69は読み出し専用のメモリであり、CPU68を動作
させるための制御プログラムを含む各種固定データを記
憶している。RAM70は読み書き可能なメモリであ
り、各種データを一時的に記憶する。
【0043】印字ユニット74は、CPUバスに接続さ
れ、ページ印字用のキャラクタ(文字)イメージデー
タ,任意のスタンプ用イメージデータ等の印字イメージ
データを発生する。この印字ユニット74で発生された
印字イメージデータは、印字合成部72,73に入力さ
れ、画像処理部63からの画像データ又はメモリコント
ローラ65からの画像データに任意の印字イメージデー
タを合成することができる。
【0044】なお、図4には図示していないが、画像処
理ユニット49には、スキャナ50から入力される画像
データ以外に、外部から供給される画像データ(例えば
パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置から出力さ
れる画像データ)も処理できるように、複数の画像デー
タの入出力を選択するための回路も備えている。しか
し、以後はスキャナ50から入力される画像データに対
する動作(コピー動作)に関してのみ説明する。
【0045】次に、この発明に直接係る部分について、
図5以降をも参照して具体的に説明する。図1の操作ユ
ニット制御部38は、電源投入時にタッチパネル式操作
部31にモード基準画面(図5参照)を表示させ、この
画面表示中は従来と同様に複写機にて設定可能な各種モ
ードをタッチパネル式操作部31上のアイコン又はハー
ドキーを複数回押すことによって設定できるように、タ
ッチパネル式操作部31又はハードキーの入力操作に応
じてタッチパネル式操作部31の表示画面を切り換えて
いく。
【0046】例えば、両面原稿の両面画像を転写紙の両
面にコピーする両面→両面コピーモードを選択する場
合、図5に示すようにモード基準画面上の「両面/集約
/分割」のアイコンがオペレータにより指でタッチされ
ると、タッチパネル式操作部31上の表示画面を図6に
示す画面に切り換え、次にその図6及び図7にそれぞれ
示すように指で「両面」及び「両面→両面」の各アイコ
ンがタッチされると、メイン制御部20に両面→両面コ
ピーモード選択指令を送信して両面→両面コピーモード
を選択させる。
【0047】その後、ADF1の原稿台2に原稿がセッ
トされると、ADF制御部28が原稿セット検知センサ
7によって原稿台2に原稿がセットされたことを検知し
てその旨を示す信号をメイン制御部20に送信する。ま
た、テンキー33によってリピートコピー枚数等が入力
されると、操作ユニット制御部38がその枚数値を示す
情報をメイン制御部20に送信する。最後に、スタート
キー32が押下されると、操作ユニット制御部38がコ
ピースタート指令をメイン制御部20に送信して両面→
両面コピー動作をスタートさせる。
【0048】一方、メイン制御部20は、ADF制御部
28から原稿台2に原稿がセットされた旨を示す信号を
受信した時に、タッチパネル式操作部31の表示画面が
モード基準画面から原稿基準画面に切り替えられるよう
に、操作ユニット制御部38に原稿基準画面表示指令を
送信する。操作ユニット制御部38は、操作ユニット制
御部38から原稿基準画面表示指令を受信すると、以下
に示す処理を行なう。
【0049】すなわち、原稿基準画面表示指令を受信す
る前に、既にモード基準画面にて何らかの入力操作が行
なわれていた場合、すなわちモード基準画面のモード選
択用のアイコンがオペレータにより指でタッチ指定又は
ハードキー部37により指定された場合には、原稿基準
画面への切り換えを行なわず(禁止し)、表示切換不可
信号をメイン制御部20へ送信し、入力操作が行なわれ
ていない場合には、タッチパネル式操作部31の表示画
面を図8に示す原稿基準画面に切り換えて表示切換完了
信号をメイン制御部20へ送信する。
【0050】この原稿基準画面によれば、2回のタッチ
指定で両面→両面コピーモードを選択することができ
る。すなわち、図9に示すようにオペレータにより指で
左側の「両面(原稿の種類)」のアイコンがタッチされ
ると、操作ユニット制御部38が片面原稿フラグをOF
F(“0”),両面原稿フラグをON(“1”)にして
原稿台2に片面原稿がセットされた旨をメイン制御部2
0に知らせる。ここでは、上記「両面」のアイコンがタ
ッチされることにより、原稿の種類の選択を確定するも
のとする。
【0051】さらに、図10に示すようにオペレータに
より指で右側の「両面(両面原稿の画像がコピーされる
転写紙の仕上げ)」のアイコンがタッチされると、メイ
ン制御部20に両面→両面コピーモード選択指令を送信
して両面→両面コピーモードを選択させると共に、タッ
チパネル式操作部31の表示画面を図11の画面に切り
換える。ここでは、上記「両面」のアイコンがタッチさ
れることにより、仕上げの選択を確定するものとする。
【0052】この画面には「モード基準画面への切り換
え」のアイコンがあり、それが指でタッチされると、タ
ッチパネル式操作部31の表示画面を図5に示したモー
ド基準画面に戻し、モードの追加や変更を行なえるよう
にしている。その後、スタートキー32が押下される
と、リピートコピー枚数(初期設定値である「1」又は
図3のテンキー33によって入力された数値)の情報及
びコピースタート指令を順次メイン制御部20に送信し
て両面→両面コピー動作をスタートさせる。
【0053】図12〜図16は、操作ユニット制御部3
8によるこの発明に係る制御の一例を示すフローチャー
トである。このサブルーチンは図示しないメインルーチ
ンによってコールされるとスタートし、まずステップ1
でメイン制御部20から上述した原稿基準画面表示指令
を受信したか否かを判断して、受信していなければその
ままメインルーチンへリターンする。それにより、モー
ド基準画面表示処理(モード基準画面上での入力操作に
よるモード選択を行なうための処理)のサブルーチンへ
戻る。
【0054】また、メイン制御部20から原稿基準画面
表示指令を受信した場合には、ステップ2でモード基準
画面によってモード選択用の入力操作が行なわれたか否
かを判断して、行なわれていればステップ9で表示切換
不可信号をメイン制御部20へ送信(原稿基準画面への
切り換えを禁止)してメインルーチンへリターンする
が、モード基準画面によってモード選択用の入力操作が
行なわれていなければ、ステップ3でタッチパネル式操
作部31の表示画面を図8に示した原稿基準画面に切り
換える。
【0055】次いで、ステップ4で表示切換完了信号を
メイン制御部20へ送信し、ステップ5で原稿の種類と
して片面が選択(図8の左側の「片面」のアイコンがタ
ッチ)されたか否かを判断し、選択されていなければス
テップ6で原稿の種類として両面が選択(図8の左側の
「両面」のアイコンがタッチ)されたか否かを判断し
て、両面も選択されていなければステップ11で片面原
稿フラグ及び両面原稿フラグをそれぞれOFFにする。
なお、片面原稿フラグ及び両面原稿フラグは図示しない
メモリに記憶されている。
【0056】次に、ステップ12で原稿基準画面上の
“原稿種類を選択して下さい”のメッセージを点滅させ
ることにより(白黒表示を反転させてもよい)、オペレ
ータに対して原稿の種類の選択を促し、以後原稿の種類
として片面又は両面が選択されるまでステップ5,6,
11,12のルーチンを繰り返すことにより、原稿の種
類の選択待ち状態を保持する。その後、原稿の種類とし
て両面が選択された場合は、ステップ7で片面原稿フラ
グをOFF,両面原稿フラグをONにし、ステップ8で
上記点滅を終了させ、図14のステップ25へ移る。
【0057】また、原稿の種類として片面が選択された
場合には、図13のステップ13で片面原稿フラグをO
N,両面原稿フラグをOFFにし、ステップ14で原稿
の種類として薄紙が選択(図8の「薄紙」のアイコンが
タッチ)されたか否かを判断して、薄紙が選択された場
合にはステップ15でその旨を示す信号をメイン制御部
20へ送信し、薄紙が選択されていない場合にはステッ
プ22でその旨を示す信号をメイン制御部20へ送信す
る。
【0058】続いて、ステップ16で原稿の種類として
サイズ混載(ADF1の原稿台2にサイズの異なる複数
の原稿がセットされている)が選択(図8の「サイズ混
載」のアイコンがタッチ)されたか否かを判断して、サ
イズ混載が選択された場合にはステップ17でその旨を
示す信号をメイン制御部20へ送信し、サイズ混載が選
択されていない場合にはステップ23でその旨を示す信
号をメイン制御部20へ送信する。
【0059】次に、ステップ18で原稿の種類として切
り貼りが選択(図8の「切り貼り」のアイコンがタッ
チ)されたか否かを判断して、切り貼りが選択された場
合にはステップ19で原稿基準画面上の所定エリアに
“原稿を1枚ずつADFにセットしてください”のメッ
セージを表示させると共に、ステップ20で切り貼りが
選択された旨を示す信号をメイン制御部20へ送信し、
切り貼りが選択されていない場合にはステップ24でそ
の旨を示す信号をメイン制御部20へ送信する。
【0060】そして、原稿の種類の選択が終了すると、
ステップ21で上記点滅(ステップ12参照)を終了さ
せ、図14のステップ25で仕上げ(原稿の画像がコピ
ーされる転写紙の仕上げ)が選択(図8の右側の「片
面」又は「両面」のアイコンがタッチ)されたか否かを
判断し、選択されなければステップ33で原稿基準画面
上の“仕上げを選択して下さい”のメッセージを点滅さ
せることにより(白黒表示を反転させてもよい)オペレ
ータに対して仕上げの選択を促し、以後仕上げが選択さ
れるまでステップ25,33のルーチンを繰り返すこと
により、仕上げの選択待ち状態を保持する。
【0061】その後、仕上げが選択されると、ステップ
26で上記点滅を終了させ、ステップ27〜32,34
でステープルの箇所のチェックとその結果に対応する処
理を行なう。すなわち、ステップ27でステープルの箇
所が奥(図8の「ステープル奥」がタッチされた)か否
かを判断し、奥でなければそのまま、奥であればステッ
プ28でその旨を示す信号をメイン制御部20へ送信し
た後、ステップ29でステープルの箇所が手前(図8の
「ステープル手前」がタッチされた)か否かを判断す
る。
【0062】そして、ステープルが手前でなければその
まま、手前であればステップ30でその旨を示す信号を
メイン制御部20へ送信した後、ステップ31でステー
プルの箇所が2ヵ所(図8の「ステープル2ヵ所」がタ
ッチされた)か否かを判断し、ステープルの箇所が2ヵ
所であればステップ32でその旨を示す信号をメイン制
御部20へ送信し、ステープルの箇所が2ヵ所でなけれ
ばステップ34でステープル無しを示す信号をメイン制
御部20へ送信する。
【0063】その後、図15のステップ35で片面原稿
フラグがONか否かを判断し、ONでなければ(OFF
であれば)図16のステップ50で仕上げとして片面が
選択されたか否かを判断して、片面が選択された場合は
先に原稿の種類として選択された両面との組み合わせに
より、ステップ51で両面→片面コピーモード選択指令
をメイン制御部20に送信して両面→片面コピーモード
を選択させると共に、ステップ52でタッチパネル式操
作部31の表示画面を両面→片面コピーモードの選択が
確定された旨を示すメッセージ及び「モード基準画面へ
の切り換え」のアイコン等からなる両面→片面コピーモ
ード確定画面に切り換える。
【0064】また、仕上げとして片面が選択されていな
い場合は、ステップ53で仕上げとして両面が選択され
たか否かを判断し、両面も選択されていなければステッ
プ50に戻るが、両面が選択された場合は先に原稿の種
類として選択された両面との組み合わせにより、ステッ
プ54で両面→両面コピーモード選択指令をメイン制御
部20に送信して両面→両面コピーモードを選択させる
と共に、ステップ55でタッチパネル式操作部31の表
示画面を両面→両面コピーモードの選択が確定された旨
を示すメッセージ及び「モード基準画面への切り換え」
のアイコン等からなる両面→両面コピーモード確定画面
(図11参照)に切り換える。
【0065】一方、片面原稿フラグがONの場合は、図
15のステップ36で仕上げとして片面が選択されたか
否かを判断して、片面が選択された場合は先に原稿の種
類として選択された片面との組み合わせにより、ステッ
プ37で片面→片面コピーモード選択指令をメイン制御
部20に送信して片面→片面コピーモードを選択させる
と共に、ステップ38でタッチパネル式操作部31の表
示画面を片面→片面コピーモードの選択が確定された旨
を示すメッセージ及び「モード基準画面への切り換え」
のアイコン等からなる片面→片面コピーモード確定画面
に切り換える。
【0066】また、仕上げとして片面が選択されていな
い場合は、ステップ44で仕上げとして両面が選択され
たか否かを判断し、両面も選択されていなければステッ
プ36に戻るが、両面が選択された場合は先に原稿の種
類として選択された片面との組み合わせにより、ステッ
プ45で片面→両面コピーモード選択指令をメイン制御
部20に送信して片面→両面コピーモードを選択させる
と共に、ステップ46でタッチパネル式操作部31の表
示画面を片面→両面コピーモードの選択が確定された旨
を示すメッセージ及び「モード基準画面への切り換え」
のアイコン等からなる片面→両面コピーモード確定画面
に切り換える。
【0067】その後、ステップ39でモード基準画面へ
の切り換えが指示(「モード基準画面への切り換え」の
アイコンがタッチ)されたか否かを判断し、切り換えが
指示されない場合はステップ40でリピートコピー枚数
を図示しないメモリに記憶した後、ステップ41でスタ
ートキー32が押下されたか否かを判断し、押下された
時にステップ42で上記リピートコピー枚数の情報をメ
イン制御部20へ送信した後、ステップ43でコピース
タート指令をメイン制御部20へ送信し、メインルーチ
ンへリターンする。それにより、他のサブルーチンによ
り、選択されたモードでリピートコピー枚数(設定部
数)分のコピー動作がスタートする。
【0068】また、モード基準画面への切り換えが指示
された場合は、ステップ47でタッチパネル式操作部3
1の表示画面をモード基準画面に切り換え、メインルー
チンへリターンする。それにより、モード基準画面表示
処理のサブルーチンへ移行し、そこでモード基準画面で
の入力操作によるモード選択を行ない、スタートキー3
2が押下された時にリピートコピー枚数の情報及びコピ
ースタート指令をメイン制御部20へ送信し、選択され
たモードでリピートコピー枚数分のコピー動作をスター
トさせる。なお、オペレータが原稿基準画面によるモー
ド選択が終了した後、縮小/拡大等の変倍モード等の他
のモードとの組み合わせを希望する場合に、モード基準
画面への切り換えを指示する。
【0069】このように、この実施形態のデジタル複写
機では、タッチパネル式操作部31が、通常のコピーに
必要なモードの選択を促すモード基準画面の他に、原稿
の種類(薄紙,切り貼り,混載,片面/両面)及びその
原稿の画像がコピーされる転写紙の仕上げの選択を促す
原稿基準画面を表示することができるため、オペレータ
は原稿の種類によって必要となるモードの選択を忘れて
しまうことがなくなるうえに、従来の操作に慣れていて
も慣れていなくても所望のモードを容易に選択すること
ができる。
【0070】また、オペレータはどんな原稿からどんな
コピーを得たいかという観念で操作できるようになり、
従来のように1つのアイコンをタッチすると、そのアイ
コンに関するモード表示面積が大きくなるため、他のア
イコンが見えなくなってしまい、自分が選択したモード
がわからなくなるようなタッチパネル式操作部の欠点を
補うことが可能になる。
【0071】さらに、タッチパネル式操作部31に通常
はモード基準画面を表示させ、ADF1の原稿台2に原
稿がセットされた時にタッチパネル式操作部31の表示
画面をモード基準画面から原稿基準画面に切り換えるた
め、オペレータは常にコピー作業(ADF1の使用の有
無)に適した画面で所望のモードを選択することができ
る。
【0072】さらにまた、モード基準画面によってモー
ド選択用の入力操作が行なわれた場合には、原稿基準画
面への切り換えを禁止するので、モード基準画面による
モード選択後にADF1の原稿台2に原稿がセットされ
た際に、原稿基準画面によるモード選択を行なう必要が
なくなるため、モード選択時の操作手順を簡略化するこ
とができる。
【0073】また、原稿基準画面によるモードの選択が
終了した後、モード基準画面への切り換え指示があった
場合には、タッチパネル式操作部31の表示画面を原稿
基準画面からモード基準画面に切り換えるため、所望の
モードの選択を忘れた場合の修正や、オペレータのレベ
ルに応じて選択するのに複雑な操作を必要とするモード
あるいは使用頻度の少ないモードの選択も行なうことが
できる。
【0074】なお、この実施形態では、タッチパネル式
操作部31に原稿基準画面として図8に示した画面を表
示させるようにしたが、タッチパネル式操作部31の面
積とアイコンの大きさによっては、使用頻度が比較的高
い変倍モード等を選択するためのアイコンや2IN1コ
ピーモード(2枚のA4原稿をADF1を用いてコンタ
クトガラス6上に並列に給送し、その各原稿の画像をま
とめて1枚の転写紙にコピーするモード)に代表される
集約コピーモードを選択するためのアイコンをも含むよ
うにした原稿基準画面をタッチパネル式操作部31に表
示させることも可能である。
【0075】また、操作ユニット制御部38が、メイン
制御部20を介して複写機本体120に後処理装置が接
続されているか否かをチェックし、後処理装置が接続さ
れている(この実施形態ではフィニシャ100が接続さ
れている)時には図8に示したようなステープルの箇所
等の後処理装置に関するモードを選択するためのアイコ
ンを含む原稿基準画面をタッチパネル式操作部31に表
示させるが、後処理装置が接続されていない時には後処
理装置に関するモードを選択するためのアイコンを除い
た原稿基準画面をタッチパネル式操作部31に表示させ
ることにより、アイコンの表示個数が少なくなるため、
モードを選択する際の入力操作を簡略化することができ
る。
【0076】以上、この発明をデジタル複写機に適用し
た実施形態について説明したが、この発明はアナログ複
写機には勿論、複写機能を有する複合機にも適用し得る
ものである。
【0077】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の複
写機によれば、オペレータによる原稿の種類に応じたモ
ードの選択忘れを防止することができると共に、複写機
の操作にあまり慣れていないオペレータでも所望のモー
ドを容易に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したデジタル複写機の制御系の構成例
を示すブロック図である。
【図2】この発明を実施したデジタル複写機の機構部の
一例を示す概略構成図である。
【図3】図2に示したデジタル複写機の操作ユニットの
構成例を示すレイアウト図である。
【図4】図1の画像処理ユニット(IPU)49の構成
例を示すブロック図である。
【図5】図3のタッチパネル式操作部31上のモード基
準画面を用いて両面→両面コピーモードを選択する際の
最初の入力操作を説明するための図である。
【図6】同じく次の入力操作を説明するための図であ
る。
【図7】同じくさらに次の入力操作を説明するための図
である。
【図8】図3のタッチパネル式操作部31に表示される
原稿基準画面の一例を示す図である。
【図9】図8の原稿基準画面を用いて両面→両面コピー
モードを選択する際の最初の入力操作を説明するための
図である。
【図10】同じく次の入力操作を説明するための図であ
る。
【図11】図8の原稿基準画面を用いて両面→両面コピ
ーモードが選択された後に図3のタッチパネル式操作部
31に表示される両面→両面コピーモード確定画面の一
例を示す図である。
【図12】図1の操作ユニット制御部38によるこの発
明に係る制御の一例を示すフロー図である。
【図13】図12の処理の続きを示すフロー図である。
【図14】図13の処理の続きを示すフロー図である。
【図15】図14の処理の続きを示すフロー図である。
【図16】図15の処理の続きを示すフロー図である。
【符号の説明】
1:自動原稿給送装置(ADF) 2:原稿台 7:原稿セット検知センサ 20:メイン制御部 28:ADF制御部 30:操作ユニット 31:タッチパネル式操作部 32:スタートキー 33:テンキー 37:ハードキー部 38:操作ユニット制御部 49:画像処理ユニット 50:スキャナ 66:画像メモリ 80:プリンタ 100:フィニシャ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラス上にセットされた原稿
    の画像を転写紙にコピーする複写機本体と、該複写機本
    体によって原稿画像がコピーされた転写紙の仕分け又は
    ステープル処理等の後処理を行なう後処理装置と、原稿
    台上にセットされた原稿を1枚ずつ前記複写機本体のコ
    ンタクトガラス上に自動給送する自動原稿給送装置と、
    通常のコピーに必要なモードの選択を促すモード基準画
    面を表示するタッチパネル式操作部とを備えた複写機に
    おいて、 前記タッチパネル式操作部が、原稿の種類及び該原稿の
    画像がコピーされる転写紙の仕上げの選択を促す原稿基
    準画面を表示する手段を有することを特徴とする複写
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成システムにおい
    て、前記タッチパネル式操作部に通常は前記モード基準
    画面を表示させ、前記自動原稿給送装置の原稿台に原稿
    がセットされた時に前記タッチパネル式操作部の表示画
    面を前記モード基準画面から前記原稿基準画面に切り換
    える画面切換手段を設けたことを特徴とする画像形成装
    置システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成システムにおい
    て、前記モード基準画面によってモード選択用の入力操
    作が行なわれた場合には、前記画面切換手段による前記
    原稿基準画面への切り換えを禁止する切換禁止手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画面切換手段が、前記原稿基準画面
    によるモードの選択が終了した後、前記モード基準画面
    への切り換え指示があった場合には、前記タッチパネル
    式操作部の表示画面を前記原稿基準画面から前記モード
    基準画面に切り換える手段を有することを特徴とする請
    求項2又は3記載の画像形成装置。
JP8079093A 1996-04-01 1996-04-01 複写機 Pending JPH09269702A (ja)

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JP8079093A JPH09269702A (ja) 1996-04-01 1996-04-01 複写機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009269690A (ja) * 2008-05-01 2009-11-19 Horizon International Inc 丁合機または用紙供給装置
US7890011B2 (en) 2006-09-29 2011-02-15 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including information display for consumables
US8207986B2 (en) 2006-04-21 2012-06-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Display control device, image processing apparatus and display control method
JP2020108036A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 キヤノン株式会社 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、及びプログラム

Cited By (5)

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JP2009269690A (ja) * 2008-05-01 2009-11-19 Horizon International Inc 丁合機または用紙供給装置
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