JP2010117511A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定により必要に応じて給紙トレイを切り換える際に、用紙間隔が拡大するのを極力防止して生産性の低下を回避する。
【解決手段】画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、転写紙を収納して前記画像形成部に給紙を行う複数の転写紙収納部と、前記転写紙収納部の給紙を制御する制御部とを備え、該制御部は、前記画像形成を行うジョブの実行に際し、前記転写紙収納部を必要に応じて切り換えて給紙を行う切り換え設定が可能であり、該切り換え設定において切り換え前後の転写紙収納部の搬送パス関係が互いに最も近くなるように前記転写紙収納部を選択する。複数トレイを利用したJOBを実行する際のAPS/ATSなどでトレイを自動選択する際に、トレイ間の搬送パス違い要因による給紙トレイ切替え時の用紙間隔拡大を最低限にし生産性の劣化を防止する。
【選択図】図3

Description

この発明は、画像データに基づいて給紙部から給紙される用紙への画像形成を行う画像形成装置に関するものである。
画像データに基づいて画像形成を行う複写機、ファクシミリ、プリンタ、複合機などの画像形成装置では、原稿読み取りなどによって取得した画像データに基づいて画像形成部で感光体上に画像を形成し、これを給紙トレイから給紙される用紙に転写し、さらに定着器で定着することで用紙への画像形成を行っている。前記給紙トレイに対しては、給紙される転写紙の紙種や紙サイズなどの用紙条件の設定が可能であり、画像形成に際しては、所望の紙種、紙サイズなどの用紙条件が一致する転写紙が格納された給紙トレイを選択して給紙を行う。この給紙トレイの選択において、操作者が手動で給紙トレイを選択することも可能であるが、画像形成を行う所望の紙種、紙サイズなどと一致する転写紙が格納されている給紙トレイを自動的に選択するAPS(AutoPaperSelect:自動用紙選択)機能や、給紙中の給紙トレイで用紙切れが生じた際に、同一の紙種や紙サイズなどの転写紙が格納されている給紙トレイに自動的に切り換えて給紙を継続するATS(AutoTraySwitching:自動トレイ切換)機能を有する画像形成装置も実用化されている。
さらに、利用者設定によって、一つのジョブや複数のジョブに亘って、総画像形成枚数の範囲内で画像形成枚数と給紙トレイとを関連付けて複数指定することが可能な画像形成装置も提案されている。例えば、ジョブの途中でモノクロ、カラーの別によって紙種の異なる用紙に画像形成を行いたい場合や、サイズの異なる用紙が混載された原稿に基づいて、サイズ通りに画像形成を行いたい場合、表紙と本体のように目的別によって紙種の異なる用紙に画像形成を行いたい場合などに、上記設定が有用になる。
ところで、給紙トレイの切り換えを行って複数の給紙トレイを使用する場合、切り換え前の給紙トレイで前転写紙が紙ありであることを確認してから、切り換え後の給紙トレイで次給紙を開始するため、画像形成部に一番近いトレイから、最も遠いトレイに切り換えると、転写紙搬送経路の長さが原因で前紙の紙有確認後に給紙をスタートすると、用紙間隔が広がることがあり、トレイ切り換えに伴って生産性が低下するという問題が発生している。
なお、用紙残量低下により給紙トレイを切り換える際に、対象トレイからの先行給紙を行なうことで用紙間隔が拡がることを防止した画像形成装置が提案されている(特許文献1)。
また、同一サイズの用紙を収納したトレイが複数存在した場合、搬送経路の最も短いトレイを優先的に選択してファーストコピータイムの向上を図った画像形成装置が提案されている(特許文献2)。
特開平11−188947号公報 特開平11−249498号公報
しかし、上記特許文献1では、用紙残量低下によって切り換え先からの先行給紙を行っており、搬送経路で用紙を待機させるなどの処置が必要になり、給紙トラブルを招きやすい。また、用紙残量によらず切り換えが行われる場合には、用紙間隔の拡大を防止することができない。
また、特許文献2では、上記のようにファーストコピータイムの向上を図ったものであり、用紙間隔の拡大を防止するものではない。この画像形成装置では、例えば、給紙トレイの切り換え後、再度、切り換え前の給紙トレイに切り換えるような場合には、用紙間隔が拡大してしまうおそれがある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、給紙トレイの切り換え制御の際に、用紙間隔が拡大するのを極力防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の本発明は、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、転写紙を収納して前記画像形成部に給紙を行う複数の転写紙収納部と、前記転写紙収納部の給紙を制御する制御部とを備え、該制御部は、前記画像形成を行うジョブの実行に際し、前記転写紙収納部を必要に応じて切り換えて給紙を行う切り換え設定が可能であり、該切り換え設定において切り換え前後の転写紙収納部の搬送パス関係が互いに最も近くなるように前記転写紙収納部を選択することを特徴とする。
すなわち本発明によれば、転写紙収納部の切り換えにおいて、搬送パス関係が互いに最も近い転写紙収納部が選択されるので、切り換えの前後における用紙間隔の拡大が極力防止され、搬送経路要因によって用紙間隔が拡がるシチュエーションの発生を最低限に抑える。また、搬送パス関係が互いに最も近い転写紙収納部間で切り換えが行われるので、切り換え先の転写紙収納部から切り換え元の転写紙収納部に再度切り換える際にも用紙間隔の拡大が極力防止される。
第2の本発明の画像形成装置は、前記第1の本発明において、前記制御部は、前記切り換え設定において、複数の前記転写紙収納部を指定して、指定された各転写紙収納部を切り換えてそれぞれ指定の枚数の給紙を行うことを特徴とする。
第2の本発明では、一つまたは複数のジョブで枚数と前記転写紙収納部とを関連付けて複数指定する利用者設定での切り換えに際し、用紙間隔の拡大を極力防止できる。
第3の本発明の画像形成装置は、前記第1または第2の本発明において、前記制御部は、前記切り換え設定において、給紙中の前記転写紙収納部で転写紙が無くなった場合に、用紙条件が一致する転写紙が収納されている他の転写紙収納部に自動的に切り換えて給紙を行うことを特徴とする。
第3の本発明によれば、前記ATS(自動トレイ切換)に際しても、用紙間隔が拡大するのを極力防止することができる。
第4の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、画像形成において設定された用紙条件と一致する用紙が収納されている転写紙収納部を自動的に選択することを特徴とする。
第4の本発明によれば、前記APS(自動用紙選択)に際しても、用紙間隔が拡大するのを極力防止することができる。なお、用紙条件としては、用紙サイズ、紙種、坪量などが上げられる。ただし、用紙条件が特定の内容に限定されるものではなく、また、用紙条件が一致するか否かの判定基準も適宜選定することができる。
第5の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第4の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記転写紙収納部の選択に際し、他の転写紙収納部に対し、用紙条件が一致する転写紙が収納されている複数の転写紙収納部の中で搬送パス関係が最も近いものを選択することを特徴とする。
第5の本発明によれば、APSやATSにおいて、用紙条件が一致する転写紙収納部の中から搬送パス関係が最も近いものを選択することができ、画像形成において設定されている用紙への出力が確実になされる。
第6の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第5の本発明のいずれかにおいて、前記搬送パス関係が、搬送経路長または搬送時間であることを特徴とする。
第6の本発明によれば、搬送経路長または搬送時間を基にして搬送間隔の拡大を防止することができる。
第7の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第6の本発明のいずれかにおいて、前記制御部が、各転写紙収納部に共通する搬送経路の始点以降を基準にして前記搬送パス関係が最も近いか否かを判定することを特徴とする。
第7の本発明によれば、共通する搬送経路の始点またはそれよりも下流側の位置を基準にして搬送パス関係の遠近を判定できるので、該判定を容易かつ確実に行うことができる。
第8の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第7の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記切り換え設定で事前に設定されている転写紙収納部の切り換え優先順位に優先して、前記転写紙収納手段の選択を行うことを特徴とする。
第8の本発明によれば、予め設定されている転写紙収納部の切り換え優先順位に優先して転写紙収納部を選択するので、必要時に搬送パス関係を考慮した選択がなされ、それ以外では予め設定されている優先順位によって転写紙収納部を選択することができる。
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、転写紙を収納して前記画像形成部に給紙を行う複数の転写紙収納部と、前記転写紙収納部の給紙を制御する制御部とを備え、該制御部は、前記画像形成を行うジョブの実行に際し、前記転写紙収納部を必要に応じて切り換えて給紙を行う切り換え設定が可能であり、該切り換え設定において切り換え前後の転写紙収納部の搬送パス関係が互いに最も近くなるように前記転写紙収納部を選択するので、転写紙収納部の切り換えに際し、搬送間隔が拡大しないように極力防止することができる。
そして、複数トレイを利用したJOB(インターシートJOB等)を実行する際のAPS/ATSでトレイを自動選択する際に、双方トレイの搬送パスが最も近くなる組み合わせを優先して選択することで、トレイ間の搬送パス違い要因による給紙トレイ切替え時の用紙間隔拡大を最低限にし生産性の劣化を防止する。
本発明は、転写紙収納部の数が多く、転写紙収納部間の搬送パス関係の差が大きい程より有効である。特に画像形成装置本体と別に大容量トレイユニットを有する画像形成装置に好適である。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、該実施形態の画像形成装置の機械的構成を示す図であり、以下に説明する。
画像形成装置1は、プリンタ、スキャナ、コピア機能を有するデジタル複合機であり、その上部側に、スキャナ部130、原稿を載置するプラテンガラス133、流し込みタイプの自動原稿給送装置(ADF135)、ADF135から送られる原稿の読み取りを行うADF原稿読み取りスリットガラス136が設けられている。その近傍には、画像形成装置1の情報の表示が可能となった操作表示部140が設けられている。該操作表示部140は、表示と各種入力が可能になったタッチパネル式のLCDなどにより構成することができる。
画像形成装置1内に備えるプリンタ部150は、本発明の画像形成部に相当し、帯電部151、LD部152、感光体153、現像部154、転写部155、定着器156、クリーニング部157などを備えている。
プリンタ部150は、帯電部151によって感光体153の表面に一様帯電を行った後に、LD部152のレーザビームによって潜像を書き込む。画像は、スキャナ部130でADF135で流し込まれる原稿や、プラテンガラスに置かれる原稿を読み取るなどして取得される。上記潜像は、画像データに基づく露光走査により形成される。該潜像は現像部154により反転現像され、感光体153の表面にトナー像が形成される。
後述する給紙トレイから給紙される用紙は、搬送部160によってレジストローラ162を介して転写位置へと送られる。レジストローラ162では、用紙の位置調整や転写タイミングの調整が採られる。上記転写位置において転写部155により感光体153のトナー像が転写される。なお、感光体153から二次転写部を介して用紙に画像が転写されるものであってもよい。その後、画像形成がされた用紙は、搬送部160によって下流側に搬送され、定着器156により加熱定着され、後処理装置(ステイプル処理機)180へと搬送される。
感光体153は、転写後、クリーニング部157により表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
画像形成装置1の筺体下部側には、転写紙を収納して給紙する複数段の給紙トレイT1、T2を備えており、さらに画像形成装置1の筺体側方に大容量給紙トレイユニットが備えられている。該大容量給紙トレイユニットには、給紙トレイT3、給紙トレイT4、給紙トレイT5が備えられている。各給紙トレイの用紙は、搬送経路、搬送ローラ、レジストローラなどを備える前記搬送部160によって転写位置に搬送される。搬送部160における搬送経路は、各給紙トレイから伸長して合流地点161で合流して上記転写位置側へと伸長している。上記給紙トレイT1〜T5は、本発明の転写紙収納部に相当する。
画像形成がなされた転写紙が搬送される後処理装置180は、ステイプル処理機として機能するものであり、画像形成装置1から送り込まれた用紙を複数枚束ねて用紙の束とし、ステイプルで綴じる。後処理装置180には、後処理を行った用紙を排紙するメイントレイ182と、後処理を行わない用紙を排紙するサブトレイ183とを備えている。
次に、図2は、画像形成装置1の制御ブロック図を示すものである。
制御部100は、画像形成装置1全体を制御するものであり、CPUとこれを動作させるプログラムとを主として構成されている。制御部100には、画像メモリや不揮発メモリを有する記憶部110に接続されている。記憶部110の不揮発メモリには、画像形成装置1の設定データ、プロセス制御パラメータ、各給紙トレイの用紙条件設定、各給紙トレイの搬送経路長データなどが格納されており、必要に応じて制御部100によって読み書きされる。これらのデータは、初期値として設定されているものでもよく、また、操作者が必要に応じて、前記操作表示部140を通して設定入力するものであってもよい。なお、各給紙トレイの搬送経路長データは、各給紙トレイから延伸する搬送経路が合流する地点を基準にして各給紙トレイに至る長さを示している。
また、記憶部100では、APS、ATSに際し選択する給紙トレイの優先順位が所望により格納されている。該優先順位は、初期設定として与えられているものであってもよく、操作者が操作表示部140を通して設定入力するものであってもよい。優先順位としては、例えば、プリンタ部150に近いものを優先するように設定するものが例示される。
制御部100には、前記したプリンタ部150が接続されており、画像データに基づいて用紙に画像を形成する制御が行われる。
さらに、制御部100には上記のように操作表示部140が制御可能に接続されている。操作表示部140は制御部100によって制御され、操作者が画像形成装置1に対し所定の操作を行うことができる。操作表示部140では、表示と操作とは独立してなされるものであってもよく、また、LCDタッチパネルのように表示画面上で操作を行えるようにしたものであっても良い。
操作表示部140では、前記したAPSやATSの機能オンオフの設定を行うことができる。なお、これらの設定は初期設定として予めその機能が有効になっているものであってもよく、操作表示部140ではこれらの機能のオンオフ変更を行うことができる。
また、制御部100には、上記のように、各給紙トレイT1〜T5が制御可能に接続されている。また、制御部100では、各給紙トレイ部T1〜T5から給紙される転写紙をプリンタ部150の転写位置にまで搬送し、その後、定着位置から後処理装置180へと搬送する搬送部160が制御可能に接続されている。
上記各給紙トレイT1〜T5では、転写紙が給紙される出口直後付近に用紙後端センサ(図示しない)が配置されており、該用紙後端センサで先に給紙された転写紙の後端が検知され、検知結果が制御部100に送信される。制御部100では、通常の制御では、上記転写紙の後端の検知がされることで次の用紙の給紙が開始される。
また、後端センサの上流に0枚検知センサがあり、最終紙後端がそのセンサを通過すると紙なしが確定する。次紙があると次紙の先端が0枚センサにかかっているので、センサ出力はオンを維持するが、次紙がないとオフとなり、これにより紙なし確定が判断される。
したがって、例えば、給紙トレイT1がインターシート、給紙トレイT5が本体給紙の設定にあり、表カバー、本体、本体のような順番で給紙する場合、従来の画像形成装置では、給紙トレイT5からの給紙は給紙トレイT1での紙あり(後端検知)が確定してからでないと開始できないので、表カバー後の本体給紙は本体〜表カバー間の紙間PSを維持できず、生産性の低下を招いている。
以下、本発明の一実施形態における給紙トレイの選択手順について説明する。
先ず、ATS機能が設定されている場合の手順について図3のフローチャートを用いて説明する。
制御部100では、画像形成を行う転写紙の給紙毎に、給紙開始タイミングを待つ(ステップs1)。給紙開始タイミングになると(ステップs1、YES)、選択された給紙トレイから給紙を開始する(ステップs2)。この際に、APSの設定がなされていると、画像形成に際し設定された用紙条件と同一の用紙条件の転写紙が収納された給紙トレイが自動的に選択され、該給紙トレイが複数ある場合には、優先順位に従って給紙トレイが選択される。なお、操作者によって操作表示部140を介して手動により給紙トレイが選択されたものであってもよい。
給紙の開始に伴って、制御部100では、給紙した転写紙がJOBの最終紙であったか否かの判定がなされる(ステップs3)。最終紙の場合、処理を終了する(ステップs3、YES)。最終紙でない場合(ステップs3、NO)、選択した給紙トレイで転写紙が紙無しか否かの判定を行う(ステップs4)。転写紙の有無は、フォトセンサを利用した用紙有無センサなどによって検知され、制御部100で判定を行うことができる。選択された給紙トレイに転写紙がある場合(ステップs4、NO)、ステップs1に戻って給紙開始タイミングを待つ。選択された給紙トレイに転写紙が無い場合(ステップs4、YES)、選択された給紙トレイに収納されていた転写紙と同一の用紙条件の転写紙が収納されている他の給紙トレイがあるか否かの判定がなされる(ステップs5)。制御部100は、各給紙トレイに収納されている用紙情報を記憶部110から読み出し、予め定めた条件(この例では、適正サイズのものがあるか否かを条件としている。)で用紙条件が一致する給紙トレイがあるか否かの判定を行う。
用紙条件が一致する給紙トレイがない場合(ステップs5、NO)、処理を終了する。用紙条件が一致する給紙トレイがある場合(ステップs5、YES)、各給紙トレイの搬送経路長を前記記憶部110から読み出し、用紙条件が一致する給紙トレイのうちで、前記で選択された給紙トレイと搬送経路長が最も近い給紙トレイを検索する(ステップs6)。搬送経路長が最も近い給紙トレイが見つかると、該給紙トレイに切り換えて選択する(ステップs7)。この場合、ATS機能における標準的な優先順位が設定されている場合にも、この優先順位に優先をして前記搬送経路長の比較による選択がなされる。用紙条件が一致する給紙トレイが一つの場合はその給紙トレイを選択する。
その後、給紙を継続するようにステップs1に戻って給仕開始タイミングを待つ。
上記手順により、ATSの際に、用紙搬送間隔が極力拡大しないようにすることができる。
なお、上記説明では、ATS機能が設定されていることのみについて説明をしたが、JOB中で、画像形成枚数と給紙トレイとを関連付けて複数指定するように設定されている場合にも当然に、同様に用紙搬送間隔が極力拡大しないようにすることができる。
次に、APS機能が設定されている場合の手順について図4のフローチャートを用いて説明する。なお、この例では、JOB中で、画像形成枚数と給紙トレイとを関連付けて複数指定する設定がなされているものとする。すなわち、この例では、インターシートが収納された給紙トレイから該インターシートを所定枚数給紙して画像形成し、本体に相当する本体転写紙を収納されている給紙トレイから該本体転写紙を所定枚数給紙して画像形成を行う設定がなされている。
先ず、インターシートを収納した給紙トレイが選択されるのを待つ(ステップs10)。
この際に、画像形成に際し設定された用紙条件と同一の用紙条件の転写紙(インターシート)が収納された給紙トレイがAPS機能により自動的に選択され、該給紙トレイが複数ある場合には、記憶部110に記憶された優先順位に従って給紙トレイが選択される。なお、操作者によって操作表示部140を介して手動により給紙トレイが選択されたものであってもよい。
インターシートを収納した給紙トレイが選択されると(ステップs10、YES)、本体に関する原稿サイズと倍率から、転写紙の適正サイズが算出される(ステップs11)。この適正サイズの転写紙が収納されている給紙トレイを、記憶部110における各給紙トレイの用紙条件から検索し、該当する給紙トレイが複数あるか否かの判定がなされる(ステップs12)。ここで、該当給紙トレイが複数なければ(ステップs12、NO)、用紙条件が一致する給紙トレイに確定する(ステップs14)。
ステップs12で、該当する給紙トレイが複数有る場合(ステップs12、YES)、各給紙トレイの搬送経路長を前記記憶部110から読み出し、用紙条件が一致する給紙トレイのうちで、前記で選択されたインターシートが収納された給紙トレイと搬送経路長が最も近い給紙トレイを検索する(ステップs13)。最も近い給紙トレイが見つかると(ステップs13、YES)、該給紙トレイに確定する(ステップs14)。
確定した給紙トレイは、前記設定によって給紙トレイを切り換える際に選択されて給紙が行われる。
上記手順により、APSの際にも、用紙搬送間隔が極力拡大しないようにすることができる。
上記給紙トレイの選択の具体例を図5に基づいて説明する。
給紙トレイT1にインターシートの設定がされ、A4のインターシートが収納されている。給紙トレイT2にはA3の転写紙が収納され、給紙トレイT3〜T5にはそれぞれA4の転写紙が収納されているものとする。
この例のJOBでは、給紙トレイT1からインターシートを所定枚数給紙し、その後、他の給紙トレイから本体転写紙としてA4の用紙を所定枚数給紙して画像形成を行う。
この例では、本体転写紙の給紙が可能な給紙トレイは、収納されている転写紙の用紙サイズから、給紙トレイT3、T4、T5である。
本発明にしたがって、APSにより本体転写紙の給紙トレイを選択する場合、図4のフローチャートで説明したように、合流地点を基準にして、インターシートの搬送経路長PL1と同じ搬送経路長PL4を持つ給紙トレイT4が選択されることになる。
また、上記トレイの選択状態でJOB実行中に、給紙トレイT4の転写紙が紙無しになった場合、本発明にしたがって、ATSにより本体転写紙の給紙トレイを選択する場合、図3のフローチャートで説明したように、インターシートの搬送経路の経路長PL1に最も近い搬送経路長PL3を有する給紙トレイT3が選択される。給紙トレイT5の搬送経路長PL5は、搬送経路長PL1との差が大きいため選択されない。
上記によりAPS、ATSのいずれの際にも搬送間隔の拡大が極力防止される。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記実施形態の説明に限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲で当然に変更が可能である。
本発明の一実施形態の画像形成装置における機械的な全体構成図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 同じく、ATSの際の給紙トレイ選択手順を示すフローチャートである。 同じく、APSの際の給紙トレイ選択手順を示すフローチャートである。 同じく、給紙トレイ選択の際の給紙トレイ間の搬送経路長の関係を示す概略図である。
符号の説明
1 画像形成装置
100 制御部
110 記憶部
130 操作表示部
T1…T6 給紙トレイ

Claims (8)

  1. 画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、転写紙を収納して前記画像形成部に給紙を行う複数の転写紙収納部と、前記転写紙収納部の給紙を制御する制御部とを備え、該制御部は、前記画像形成を行うジョブの実行に際し、前記転写紙収納部を必要に応じて切り換えて給紙を行う切り換え設定が可能であり、該切り換え設定において切り換え前後の転写紙収納部の搬送パス関係が互いに最も近くなるように前記転写紙収納部を選択することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記切り換え設定において、複数の前記転写紙収納部を指定して、指定された各転写紙収納部を切り換えてそれぞれ指定の枚数の給紙を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記切り換え設定において、給紙中の前記転写紙収納部で転写紙が無くなった場合に、用紙条件が一致する転写紙が収納されている他の転写紙収納部に自動的に切り換えて給紙を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、画像形成において設定された用紙条件と一致する用紙が収納されている転写紙収納部を自動的に選択することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記転写紙収納部の選択に際し、他の転写紙収納部に対し、用紙条件が一致する転写紙が収納されている複数の転写紙収納部の中で搬送パス関係が最も近いものを選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送パス関係が、搬送経路長または搬送時間であることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、各転写紙収納部に共通する搬送経路の始点以降を基準にして前記搬送パス関係が最も近いか否かを判定することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記切り換え設定で事前に設定されている転写紙収納部の切り換え優先順位に優先して、前記転写紙収納手段の選択を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
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