JP2004530715A - コポリマー含有農薬調製物 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本発明は、a)グリセリン、b)少なくとも1種類のジカルボン酸およびc)式(I) R1−COOH [式中、R1は(C5〜C29)−アルキル、(C7〜C29)−アルケニル、フェニルまたはナフチルである]で表される少なくとも1種類のモノカルボン酸を共重合することによって得られる少なくとも1種類のコポリマーを含有する農薬調製物に関する。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明の対象は、グリセリン、ジカルボン酸およびモノカルボン酸を共重合することによって得られるコポリマーを含有する農薬調製物である。このコポリマーは農薬(除草剤、殺虫剤、防カビ剤、殺菌剤、ナメクジ駆除剤、殺線虫剤または殺そ剤)の生物活性を向上させる。
【背景技術】
【0002】
植物保護剤は植物の植物細胞または−組織または植物に寄生する寄生生物に侵入しそしてこれに損傷をあたえるかおよび/またはこれを崩壊する化学物質または天然物質である。農薬の大部分は除草剤であり、殺虫剤および防カビ剤が次に続く。
【0003】
最も重要な除草剤は、植物の伝達システムに、例えば光合成、脂肪酸生物合成またはアミノ酸生物合成による阻害によって作用しそして植物の発芽および成長を阻害しあるいは植物を死滅させる。
【0004】
農薬の生物活性は葉上の作用物質の作用によって作用時間および作用濃度次第で植物の成長あるい植物の損傷に関連して決まり得る。
【0005】
最適な農薬の作用を発揮させるためには、農薬は葉緑素を湿潤させ、次いで長期間そこに止まるかまたは葉の表面に有効物質を浸透させなければならない。その際の一般的な問題は有効物質の破片が所望の活性を発揮し、即ち有害植物および雑草に散布されそして十分長い期間付着し植物細胞中に浸透することにある。更にその他の殆どの部分はその効果を発揮することなく失われる。
【0006】
この環境保護上のおよび経済的な欠点を克服するために、多くの特許明細書に記載されている通り、殆どの農薬水性調製物には、湿潤性、溶解性、乳化性または有効物質の吸着性を向上させる助剤が添加される。更にはこれらの添加物は有効物質が葉の表面を通って植物中に浸透するのを効果的に容易にしそして促進させことができる。
【0007】
国際特許出願第98/06259号明細書には植物保護剤の生物活性を助ける方法が開示されている。この方法によれば界面活性剤水溶液が植物への有効物質の適用と一緒にまたは後で共配合剤として噴霧される。湿潤剤としては水性の有機珪素−および/または有機弗素化合物が使用される。ヨーロッパ特許第379,852号明細書および米国特許第4,853,026号明細書では、親水性有効物質と植物の親油性表皮との接触を改善するために、除草剤に水/油−型エマルジョンとしてN−ホスホノメチルグリシン(グリホサート)油が添加されている。このエマルジョンは安定性が不十分であるという欠点を有している。
【0008】
国際特許出願公開第99/05914号明細書によると無機系農薬の効力の向上は、無機系有効物質を水性コロイド状分散物としてのプロトン化ポリアミンと配合することによって達成できる。
【0009】
米国特許第5,858,921号明細書は、製剤に水溶性の長鎖アルキルジメチルアミノキシドおよび水溶性第四アンモニウムハロゲン化物を添加した場合に、グルホサートの濃度を、生物活性を低下させることなしに低減できることを教示している。
【0010】
米国特許第5,750,468号明細書には、補助剤として第三または第四エーテルアミンを含有するグリホサート製剤が開示されている。
【0011】
農薬の生物活性を向上させる従来の全ての上述の方法は限定的にしか成功していない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
それ故に本発明の課題は、向上した効能を有し、同時に経済的で簡単に取り扱えそして人および環境に良好に許容される農薬、特にN−ホスホノメチルグリシン(グリホサート)の種類の除草剤の新規の組成物あるいは製剤を開発することにある。グリホスファートは環境にとって非常に優しくそして同時に高性能で且つ広範囲で使用可能な除草剤として農業において多量に使用されている。これらは水溶性塩、例えばアルカリ金属−、アンモニウム−、アルカリアミン−、アルキルスルホニウム−、アルキルホスホニウム−、スルホニルアミン−またはアミノグアニジン塩としてまたは遊離酸として水性製剤において使用するのが有利であるが、固体状態でも、葉および草へ湿潤剤と一緒に適用され、そこにおいて植物の伝達システムに作用しそして該植物を死滅させる。
【課題を解決するための手段】
【0013】
驚くべきことに本発明者は、グリセリン、カルボン酸およびモノカルボン酸を共重合することによって得られるコポリマーを添加することによって植物保護剤の農薬効果が明らかに改善されることを見出した。
【0014】
ジカルボン酸によるポリグリセリンの架橋は網状様の縮合生成物をもたらす。この架橋したポリグリセリンは未架橋のポリグリセリンよりも明らかに高い効力をもたらす。この効力に、架橋度によって意図的に影響を及ぼすことがができる。好ましくも架橋は剤の高い電解質安定性も実現する。更に剤の粘度は架橋度によって意図的に調整される。
【0015】
本発明の対象は、
a)グリセリン
b)少なくとも1種類のジカルボン酸および
c)式(I)
1−COOH
[式中、R1は(C5〜C29)−アルキル、(C7〜C29)−アルケニル、フェニルまたはナフチルである]
で表される少なくとも1種類のモノカルボン酸
を共重合することによって得られる少なくとも1種類のコポリマーを含有する農薬調製物に関する。
【0016】
アルキル−またはアルケニル基R1は直鎖状でもまたは分岐していてもよい。フェニル−またはナフチル基は置換されていてもよく、その際に有利な置換基は(C1〜C6)−アルキル、(C1〜C6)−アルケニル、(C1〜C6)−アルコキシ、−CHO、−CO((C1〜C6)−アルキル)またはハロゲン原子である。
【0017】
カルボン酸b)としては蓚酸;式(II)
HOOC−R2−COOH (II)
[式中、R2は(C1〜C40)−アルキレン−ブリッジ、好ましくは(C1〜C10)−アルキレン、特に好ましくは(C1〜C4)−アルキレン、または(C2〜C20)−アルケニレン−ブリッジ、好ましくは(C2〜C6)−アルケニレン、特に好ましくはC2−アルケニレンである。]
で表されるジカルボン酸および/または式(III)
【0018】
【化2】
Figure 2004530715
[式中、RはH、(C1〜C20)−アルキル、好ましくは(C1〜C6)−アルキル;または(C2〜C20)−アルケニル、好ましくは(C2〜C6)−アルケニル;フェニル;ベンジル;ハロゲン;−NO2;(C1〜C6)−アルコキシ;−CHOまたは−CO(C1〜C6)−アルキルである。]
で表されるジカルボン酸が有利である。式(II)中のR2は直鎖状でも分岐していてもよい。式(II)には二量体化した脂肪酸、例えばプリポール酸(Pripol acid)も包含される。
【0019】
ジカルボン酸b)としては蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、フマール酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸および/またはテレフタル酸が特に有利である。
【0020】
ジカルボン酸b)としてはフタル酸、イソフタル酸および/またはテレフタル酸が特に有利である。
【0021】
ジカルボン酸b)としてはフタル酸がなかでも特に有利である。
【0022】
モノカルボン酸c)としてはR1が(C7〜C22)−アルキルまたは(C7〜C22)−アルケニルであるものが特に有利である。モノカルボン酸c)は、コポリマーの親水性を実現するので、本発明にとって重要である。
【0023】
モノカルボン酸c)としては飽和または不飽和脂肪酸またはそれの混合物、例えばヤシ油脂肪酸、オレイン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン酸、パルミチン酸、マーガリン酸、ステアリン酸、ノナデカン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リノール酸、リノレン酸、パルミチン酸および獣脂酸がある。
【0024】
モノカルボン酸c)としてはヤシ油脂肪酸および獣脂酸、特にヤシ油脂肪酸が中でも特に有利である。
【0025】
グリセリン、フタル酸およびヤシ油脂肪酸を共重合することによって得られるコポリマーが特に有利である。
【0026】
コポリマーは好ましくは19.9〜99重量%の、成分a)から生じる構造単位、0.1〜30重量%の、成分b)から生じる構造単位および0.9〜80重量%の、成分c)から生じる構造単位を含有している。
【0027】
特に有利にはコポリマーは50〜90重量%の、成分a)から生じる構造単位、1〜25重量%の、成分b)から生じる構造単位および2〜49重量%の、成分c)から生じる構造単位を含有している。
【0028】
コポリマーの性質にとって特に有利なのは、1〜10重量%の、成分b)から生じる構造単位を含有している。
【0029】
コポリマーは400〜1000mg(KOH)/gのOH価を有しているのが有利である(DIN53240に従って測定)。
【0030】
100%濃度コポリマーの粘度は回転式粘度系で60℃で測定して1000mPa.s〜35000mPa.s、好ましくは1500mPa.s〜35000mPa.s、特に好ましくは1500mPa.s〜10000mPa.s、中でも1500〜7500mPa.sである。更に高い粘度も可能であるが、物質の取扱を困難にする。75〜90重量%の水溶液としてコポリマーを取り扱うのが特に有利である。
【0031】
このコポリマーは
a)グリセリン、
b)少なくとも1種類のジカルボン酸および
c)式(I)に従う少なくとも1種類のモノカルボン酸
を共重合することによって得られる。
【0032】
共重合反応は、最初にグリセリン成分a)を重合してポリグリセリンとし、次いでこのポリグリセリンをジカルボン酸成分b)とモノカルボン酸成分c)との混合物と共重合するようにして実施するのが有利である。
【0033】
他の有利な一つの変法においては、最初にグリセリン成分a)を重合してポリグリセリンとし、次いでジカルボン酸成分b)を共重合しそして続いてモノカルボン酸成分c)を共重合する。
【0034】
同様に特に有利な一つの変法においては、最初にグリセリン成分a)を重合してポリグリセリンとし、次いでモノカルボン酸成分c)を共重合しそして次にジカルボン酸成分b)を共重合する。
【0035】
しかしながら共重合は上記の変法に制限されない。例えばグリセリンa)の一部を重合してオリゴマーとし、次いでジカルボン酸成分b)、モノカルボン酸成分c)および残りのグリセリンa)を共重合する変法も有利であり得る。
【0036】
以下に共重合の有利な変法を例示する。
A) グリセリンを重合してオリゴグリセリンあるいはポリグリセリンとする:
グリセリンからオリゴグリセリンあるいはポリグリセリンへの重合は水分離器を備えた攪拌式装置中で240〜270℃で窒素圧入下に行うことができる。触媒としては50%濃度苛性ソーダを0.1〜0.4重量%の濃度範囲で使用する。5〜20時間後には所望の重合度次第で重合を終了する。サンプルを採り、OH−価を測定する。OH−価からオリゴ−あるいはポリグリセリンの平均分子量を算出する。
B) 予備重合したポリグリセリンを用いるワンポット法:
ポリグリセリンは溶融した状態で水分離器を備えた攪拌式容器中でジカルボン酸およびモノカルボン酸と所望のモル比で混合しそして攪拌下に7時間にわたって200〜240℃に加熱する。完成生成物の酸価は1mg(KOH)/g以下である。
C) 最初にポリグリセリンをジカルボン酸と共重合し(架橋し)そして次にモノカルボン酸と共重合する:
ポリグリセリンを溶融状態で、水分離器を備えた攪拌式容器中でジカルボン酸と所望のモル比で混合しそして攪拌下に200〜240℃に2時間にわたって加熱する。生じる生成物は透明で均一である。次いでモノカルボン酸を添加しそして200〜240℃で5時間エステル化する。最終生成物の酸価は1mg(KOH)/g以下である。
D) ポリグリセリンを最初にモノカルボン酸と共重合しそして次にジカルボン酸と共重合する(架橋する):
ポリグリセリンを溶融状態で、水分離器を備えた攪拌式容器中でモノカルボン酸と所望のモル比で混合しそして攪拌下に200〜240℃に5時間にわたって加熱する。生じる生成物は<1mg(KOH)/gの酸価を有する。次いでジカルボン酸を所望のモル比で添加しそして200〜240℃で2時間エステル化する。最終生成物の酸価は1mg(KOH)/g以下である。
【0037】
共重合体は農薬製剤中の補助剤として除草剤、殺虫剤、防カビ剤、殺藻剤、殺菌剤、ナメクジ駆除剤、殺線虫剤または殺そ剤の生物活性を改善するのに適している。
【0038】
コポリマーは除草剤製剤中で使用するのが特に有利である。除草剤としては水溶性除草剤を使用するのが有利である。
【0039】
除草剤としてはグリホサート(N−ホスホノメチルグリシン)およびそれの塩および/または誘導体、グルホシナート、アシフルオルフェン、アスラム、ベナゾリン、ベンタゾン、ビラナホス、ブロムアシル、ブロモキシニル、クロルアムベン、クロピラリド、2,4−D、2,4−DB、ダラポン、ジカムバ、ジクロルプロップ、ジクロホプ、エンドタール、フェナック、フェノキサプロップ、フラムプロップ、フラジホップ、フルミクロラック、フルオログリコフェン、ホメサフェン、ホスアミン、グルホシナート、ハロキシホップ、イマザピック、イマザメタベンズ、イマザモックス、イマザピル、イマザクイン、イマゼタピア、イオキシニル、MCPA、MCPB、メコプロップ、メチルアルソン酸/MSMA、ナプタラム、ピクロラム、クインクロラック、クイザロホップ、2,3,6−TBAおよび/またはTCAがある。
【0040】
除草剤として特に有利なのはグリホサート(N−ホスホノメチルグリシン)、グルホサート塩、グルホサート誘導体、グリホシナートおよび/またはメチルアルソン酸/MSMAである。
【0041】
除草剤として中でも特に有利なのはグリホサート(N−ホスホノメチルグリシン)、グルホサート塩および/またはグルホサート誘導体である。
【0042】
水溶性塩としては例えばアルカリ金属−、アンモニウム−、アルキルアミン−、アルキルスルホニウム−、アルキルホスホニウム−、スルホニルアミン−またはアミノグアニジン塩が適する。
【0043】
本発明の農薬調製物はコポリマーを実質的にあらゆる濃度で含有することができる。
【0044】
調製物として特に有利なのは、0.001〜10重量%、特に0.05〜2重量%の農薬および0.01〜10重量%、特に0.1〜2重量%、中でも0.2〜1重量%のコポリマーを含有するタンクミックスおよび即使用可能組成物であるのが有利である。
【0045】
コポリマーと農薬との重量比は1:10〜500:1、特に1:4〜4:1の間にあるのが有利である。
【0046】
使用前に希釈される濃厚液製剤は農薬を5〜60重量%、特に20〜40重量%の量で含有しそしてコポリマーを3〜50重量%の量で含有することができる。コポリマーと農薬との重量比は1:20〜1:1、特に1:10〜1:2の間にあるのが有利である。
【0047】
本発明の製剤は微粉、ペレット、タブレットまたは粒剤としての、使用前に水に溶解する固体の形態で製造することができる。固体調製物は農薬を20〜80重量%、好ましくは50〜75重量%、特に好ましくは60〜70重量%の量でそしてコポリマーを5〜50重量%、特に好ましくは10〜30重量%の量で含有することができる。
【0048】
更に農薬調製物は通例の増粘剤、ゲル化防止剤、凍結防止剤、溶剤、分散剤、乳化剤、保存剤、他の補助剤、結合剤、消泡剤、希釈剤、崩壊剤および湿潤剤を含有していてもよい。
【0049】
増粘剤としてはキサンタンガムおよび/またはセルロース、例えばカルボキシ−、メチル−、エチル−またはプロピルセルロースを使用することができる。完成組成物は好ましくは0.01〜5重量%の希釈剤を含有していてもよい。
【0050】
溶剤としてはモノプロピレングリコール、動物性油および鉱油が適する。分散剤および乳化剤としては非イオン性、両性、カチオン性およびアニオン性界面活性剤が適している。
【0051】
保存剤としては有機酸およびそのエステル、例えばアスコルビン酸、アスコルビルパルミテート、ソルベート、安息香酸、メチル−およびプロピル−4−ヒドロキシベンゾエート、プロピオナート、フェノール、例えば2−フェニルフェナート、1,2−ベンズイソチアゾリン−3−オン、ホルムアルデヒド、亜硫酸およびその塩を使用することができる。
【0052】
消泡剤としてはポリシリコーンが適する。
【0053】
他の補助剤にはアルコールエトキシレート、アルキルポリサッカリド、脂肪アミンエトキシレート、ソルビタン−およびソルビトールエトキシレート誘導体およびアルキル(またはアルケニル)無水コハク酸もある。
【0054】
これらの補助剤とコポリマーとの混合比は1:10〜10:1であるのが特に有利である。
【0055】
固体製剤のためには結合剤としてはポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、糖類、例えば蔗糖、ソルビトールまたは澱粉が適する。
【0056】
希釈剤、吸収剤または担体としてはカーボンブラック、タルク、カオリン、ステアリン酸アルミニウム、−カルシウムまたは−マグネシウム、ポリリン酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、珪酸塩および安息香酸ナトリウムが適する。
【0057】
崩壊剤としてはセルロース類、例えばカルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、酢酸ナトリウムまたは−カリウム、炭酸塩、炭酸水素塩、セスキ炭酸塩、硫酸アンモニウムまたはリン酸水素カリウムが適する。
【0058】
湿潤剤としてはアルコールエトキシレート/−プロポキシレートを使用することができる。
【0059】
農薬調製物は4〜8、特に6〜7のpH値を有しているのが有利である。
【0060】
本発明の調製物は通例の方法に従って使用することができる。
【0061】
水性濃厚物および固体調製物は散布する前に適当な量の水で希釈する。1ヘクタールあたり0.1〜5kg、特に0.3〜2.5kgの農薬を散布するのが有利である。コポリマーの割合は0.1〜3.0kg/haが有利である。農薬調製物の散布量は50〜1000L/haである。
【0062】
有利な農薬調製物はエマルジョンではなく、SL(=可溶性液体)調製物またはSC(=懸濁濃厚物)調製物である。
【0063】
コポリマーあるいは農薬調製物の性質、例えば水溶性、電解質安定性、粘度および植物保護剤有効物質との相容性が架橋度によって非常に良好に調整される。架橋度に関してはジカルボン酸成分b)の種類および含有量が重要であり、含有量が特に重要である。
【0064】
驚くべきことに本発明者は、アニオン性農薬、特に塩の状態のグリホサートおよびコポリマーよりなる高濃度の水性調製物が相安定性があることを見出した。比較的長い貯蔵時間の場合でもイオン性成分の結晶化は認められない。
【0065】
高い電解質安定性の他に、コポリマーを本発明に従って使用することが親水性物質と植物の疎油性表皮との相容性および接触性を向上させる。本発明の農薬調製物の良好な湿潤性および吸収性は植物中で作用物質の生物活性を補助する。
【0066】
本発明の対象は、農薬を
a)グリセリン
b)少なくとも1種類のジカルボン酸および
c)式(I)で表される少なくとも1種類のモノカルボン酸
を共重合することによって得られるコポリマーを含有する農薬調製物の状態で使用することを特徴とする、農薬の生物活性を向上させる方法にも関する。
【0067】
この方法は除草剤、特にグリホサート、それの塩および/または誘導体に特に適する。
【0068】
実施例:
以下の実施例は除草剤のグルホサートの生物活性にコポリマーが影響を及ぼすことを実証している。
【実施例1】
【0069】
コポリマーI〜Vの製造:
n=9.7のポリグリセリンの製造:
2000gのグリセリンおよび6.0gのNaOH(50%濃度)を窒素導入手段および水分離器を備えた攪拌式装置中で270℃に加熱する。9時間の反応時間および444gの水の放出の後にサンプルを採り、OH価を測定する。測定されたOH−価は891mg(KOH)/gである。これはグリセリン単位で9.7個という平均縮合度nに相当する。この縮合度は反応混合物の粘度または屈折率によってほぼ測定できる。この目的のために予め補正曲線を作成しなければならない。
【0070】
コポリマーIの製造:
180.00g(0.243モル)のポリグリセリン(n=9.7)をN2−導管および水分離器を備えた攪拌式容器中に導入し、24.70g(0.121モル)のヤシ油脂肪酸(C8/C18)および10.13g(0.061モル)のフタル酸と混合する。次いで反応混合物を攪拌下に220℃に7時間加熱する。コポリマーは0.40mg(KOH)/gの酸価を有している。
【0071】
コポリマーIIの製造:
190.00g(0.256モル)のポリグリセリン(n=9.7)をN2−導管および水分離器を備えた攪拌式容器中に導入し、26.11g(0.128モル)のヤシ油脂肪酸(C8/C18)および4.32g(0.026モル)のフタル酸と混合する。次いで反応混合物を攪拌下に220℃に7時間加熱する。コポリマーは0.46mg(KOH)/gの酸価を有している。
【0072】
コポリマーIII の製造:
185.00g(0.256モル)のポリグリセリン(n=9.7)をN2−導管および水分離器を備えた攪拌式容器中に導入し、4.25g(0.0256モル)のフタル酸を用いて215℃で2時間にわたて架橋させる。この反応混合物は透明で均一である。その後に25.50g(0.125モル)のヤシ油脂肪酸(C8/C18)を攪拌式容器中に添加しそして215℃で2時間反応させる。コポリマーは0.38mg(KOH)/gの酸価を有している。
【0073】
コポリマーIVの製造:
185.00g(0.256モル)のポリグリセリン(n=9.7)をN2−導管および水分離器を備えた攪拌式容器中に導入し、10.38g(0.0625モル)のフタル酸を用いて215℃で2時間にわたて架橋させる。反応混合物は透明で均一である。その後に25.50g(0.125モル)のヤシ油脂肪酸(C8/C18)を攪拌式反応容器中に添加しそして215℃で5時間反応させる。コポリマーは0.53mg(KOH)/gの酸価を有している。
【0074】
コポリマーVの製造:
180.00g(0.243モル)のポリグリセリン(n=9.7)をN2−導管および水分離器を備えた攪拌式容器中に導入し、24.75g(0.121モル)のヤシ油脂肪酸(C8/C18)でエステル化する。その際に215℃のエステル化温度のもとで5時間後に0.14mg(KOH)/gの酸価が達成される。次いで4.03gのフタル酸を添加し、215℃で2時間架橋させる。この反応生成物は透明で均一である。
【0075】
コポリマーI〜Vを含有する試験用調製物の製造:
それぞれ200g、300gおよび500gのグリホサートおよびそれぞれ600gのコポリマーI〜Vを用いて300Lの水中で試験用調製物を製造する。重量表示は100%濃度の有効物質および100%濃度の補助剤に関する。300L/haの割合に相当する調製物量を植物種の Abutilon theophrasti(ABUTH)、Sesbania extaltata(SEBEX) 、Pharbitis purpurea(PHBPU) 、Galium aparine(GALAP) 、Amaranthus retroflexus (AMARE)およびEchinochloa crus-galli(ECHCG) に散布しそして20℃で21日後に植物の成長を%スケールで評価した。
【0076】
0%は効果が無いことを示しそして100%は植物種が完全に撲滅されたことを意味する。グリホサートの除草効果へのコポリマーI〜Vの影響を表1に示す。
【0077】
表1:グリホサートの除草効果へのコポリマーI〜Vの影響
【0078】
【表1】
Figure 2004530715
コポリマーがグリホサートの除草効果を明らかに向上させていることがわかる。

Claims (20)

  1. a)グリセリン
    b)少なくとも1種類のジカルボン酸および
    c)式(I)
    1−COOH
    [式中、R1は(C5〜C29)−アルキル、(C7〜C29)−アルケニル、フェニルまたはナフチルである]
    で表される少なくとも1種類のモノカルボン酸
    を共重合することによって得られる少なくとも1種類のコポリマーを含有する農薬調製物。
  2. ジカルボン酸b)が蓚酸、式(II)
    HOOC−R2−COOH (II)
    [式中、R2は(C1〜C40)−アルキレン−ブリッジまたは(C2〜C20)−アルケニレン−ブリッジである。]
    で表されるジカルボン酸および/または式(III)
    Figure 2004530715
    [式中、RはH、(C1〜C20)−アルキル、(C2〜C20)−アルケニル、フェニル、 ベンジル、ハロゲン、−NO2(C1〜C6)−アルコキシ、−CHOまたは−CO( C1〜C6)−アルキルである。]
    で表されるジカルボン酸である請求項1に記載の農薬調製物。
  3. ジカルボン酸b)が蓚酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸および/またはテレフタル酸である、請求項2に記載の農薬調製物。
  4. ジカルボン酸b)がフタル酸、イソフタル酸および/またはテレフタル酸、好ましくはフタル酸である請求項3に記載の農薬調製物。
  5. モノカルボン酸c)が脂肪酸またはそれの混合物である、請求項1〜4のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  6. モノカルボン酸c)がヤシ油脂肪酸および/または獣脂酸、特にヤシ油脂肪酸である、請求項5に記載の農薬調製物。
  7. ジカルボン酸b)がフタル酸であり、モノカルボン酸c)がヤシ油脂肪酸である請求項4または6に記載の農薬調製物。
  8. コポリマーが19.9〜99重量%の成分a)、0.1〜30重量%の成分b)および0.9〜80重量%の成分c)を含有する、請求項1〜7のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  9. コポリマーが1〜10重量%の成分b)を含有する、請求項1〜8のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  10. コポリマーが400〜1000mg(KOH)/gのOH−価を有すする請求項1〜9のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  11. コポリマーの粘度が60℃で1000〜35000mPa.s、好ましくは1500〜35000mPa.s、特に好ましくは1500mPa.s〜10000mPa.sの範囲内にある、請求項1〜10のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  12. 共重合の際に最初にグリセリン成分a)を重合してポリグリセリンとし、次いでこのポリグリセリンおよびジカルボン酸成分b)とモノカルボン酸成分c)との混合物を共重合する、請求項1〜11のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  13. 最初にグリセリン成分a)を重合してポリグリセリンとし、次いでジカルボン酸成分b)を共重合しそして続いてモノカルボン酸成分c)を共重合する、請求項1〜11のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  14. 最初にグリセリン成分a)を重合してポリグリセリンとし、次いでモノカルボン酸成分c)を共重合しそして続いてジカルボン酸成分b)を共重合する、請求項1〜11のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  15. 農薬が除草剤、殺虫剤、防カビ剤、殺菌剤、ナメクジ駆除剤、殺線虫剤または殺そ剤である、請求項1〜11のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  16. 農薬が除草剤である、請求項15に記載の農薬調製物。
  17. 除草剤がグリホスホサート、その塩および/または誘導体である、請求項16に記載の農薬調製物。
  18. SL−調製物またはSC−調製物である、請求項1〜17のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  19. タンクミックス、即使用可能組成物、濃厚液、粉剤、ペレット、タブレットまたは粒剤の形態にある請求項1〜18のいずれか一つに記載の農薬調製物。
  20. 農薬の生物活性を向上させる方法において、農薬を請求項1〜19のいずれか一つに記載の相応する農薬調製物の状態で使用することを特徴とする、上記方法。
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