JP2004511687A - 自動車ドアロック - Google Patents
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Abstract
本発明は自動車ドアロックに関する。この自動車ドアロックはその基本構造体として、回転ラッチ(1)とロック爪(2)からなるロック機構(1,2)を備え、更に操作レバー(3)と電気駆動装置(10,11,12,13)を備えている。この電気駆動装置(10,11,12,13)はロック機構(1,2)の電気的開放を行う。ロック機構(1,2)の緊急開放のために、操作レバー(3)とロック機構(1,2)の間の機械的な連結を行うことができる。そのために、電気駆動装置(10,11,12,13)は本発明に従い、電気的開放のためにロック機構(1,2)を動かすだけでなく、緊急開放の場合に操作レバー(3)をロック爪(2)および/または回転ラッチ(1)に連結する。
Description
【0001】
本発明は、回転ラッチとロック爪からなるロック機構と、自動車ドアロックの鎖錠状態でロック機構の空動きを行う少なくとも1本の操作レバー、例えば外側操作レバーと、ロック機構のための電気駆動装置とを備え、電気駆動装置がロック機構の電気的開放を行い、ロック機構の緊急開放のために、操作レバーとロック機構の間の機械的な連結を行うことができる、自動車ドアロックに関する。
【0002】
本発明が出発する、公知の自動車ドアロックの場合、一方ではドア錠のための電動機が設けられ、他方では例えば電磁操作可能なロック部材または電磁石が設けられている。このロック部材または電磁石は、言わば緊急開放を行うことができるように、ロックボルトを駆動する(独国特許出願公開第19642698号明細書参照)。
【0003】
これと同様なことが独国特許第4023386号明細書で行われる。この独国特許の場合、公知の鎖錠装置の不可欠な給電部がもはや充分なエネルギーを供給しないときに、緊急開放を行う。そのために、前述のような電磁石またはソレノイドの代わりに、制御機器によって通電可能なモータがクラチとしてのディスクと関連して設けられている。このディスクは一方の位置で鎖錠シリンダに作用連結され、他方の位置で作用連結されない。
【0004】
他の公知の手段では、ドア外側取っ手、鎖錠シリンダ、ドア錠および鎖錠シリンダとドア錠の間の機械的な機能連鎖部材が設けられている。この場合、鎖錠シリンダと機械的な機能連鎖部材は電磁クラッチを介して互いに連結されている。ドア外側取っ手の動作によって作動可能なダイナモがエネルギーアキュムレータと関連して、バッテリを省略して充分な盗難防止を行うために電気監視システムを積極的に検査した後でのみ、電磁クラッチを接続する(独国特許第19724085号明細書参照)。
【0005】
これらの公知の手段は有効性が実証されたがしかし、構造的なコストの点で改良する必要がある。そこで本発明が適用される。
【0006】
本発明の根底をなす技術的な課題は、構造が簡単で低コストであると共に、信頼性のある運転が簡単に保証されるように、冒頭に述べた種類の自動車ドアロックを形成することである。
【0007】
この課題を解決するために、本発明による自動車ドアロックの場合には、電気駆動装置が電気的開放のためにロック機構を動かすだけでなく、緊急開放の場合に操作レバーをロック爪および/または回転ラッチに連結することが提案される。好ましくは、電気駆動装置が中間レバーを、ロック機構の鎖錠位置で操作レバーの操作ストロークを生じるための、操作レバーをロック爪に連結する位置に駆動する。勿論、中間レバーは基本的には、ロック機構用電気駆動装置によって駆動されて、緊急開放の途中で鎖錠位置にある回転ラッチを操作レバーに連結することができる。しかし通常は、操作レバーは中間レバーを介してロック爪に連結される。
【0008】
中間レバーのほかに、リリースレバーを用いることができる。この場合、中間レバーは操作レバーと協働するリリースレバーとロック爪の間に配置されている。
【0009】
電気駆動装置は通常は、被駆動ディスクに係合するウォームホイールを有する被駆動軸を備えている。この被駆動ディスクは少なくとも1本の制御ピンを備え、この制御ピンは電気駆動装置または付属の電動機によって開始される被駆動ディスクの回転運動に追従する。これにより、制御ピンは、被駆動ディスクの一方の回転方向で回転ラッチを解放するためにロック爪を動かし、被駆動ディスクの他方の回転方向でリリースレバーとロック爪を連結するために中間レバーを制御する。そのために、中間レバーは電気駆動装置の被駆動ディスクに設けたこの制御ピンによって動かされる横方向ブラケットを備えている。
【0010】
更に、中間レバーがリリースレバーをロック爪に連結する貫通ピンを備えていると有利である。この貫通ピンは一方ではロック爪の延長部の特にL字状の長穴ガイドに係合し、他方ではリリースレバーの特にL字状の長穴ガイドに係合する。
【0011】
ロック機構の緊急開放は通常は、センサの信号に依存して行われる。このセンサは例えばエアバッグセンサである。この場合、本発明は、事故の場合でも、電気駆動装置の被駆動ディスクを回転させ、中間レバーによってリリースレバーとそれに続いてロック爪を連結するために、エアバッグセンサの信号で充分であるという認識から出発している。
【0012】
なぜなら、この過程がきわめて短い時間で行われ、通常はたったの数10ミリ秒であるからである。その後、電流供給は停止される(例えば事故のために)。それにもかかわらず、中間レバーは、操作レバーをロック機構および特にロック爪に機械的に連結する位置にある。これにより、例えば操作レバーに接続されたドア外側取っ手は、ロック機構の鎖錠位置でも、もはや空動きをしない。すなわち、ドア外側取っ手は操作運動の途中で、ロック機構を開放することができる。これによって特に、自動車内部に居る恐らく負傷している人を救助することができる。なぜなら、走行中前もってドアがロックされていても、外部からの補助力によってドアを問題なく開放することができるからである。
【0013】
本発明において、センサとして、主として自動車バッテリを監視する電圧センサまたはエネルギーセンサを使用することができる。充電状態または供される電圧が所定の値を下回ると、適当なセンサ信号が制御装置によって評価および解釈され、それによって自動車ドアを外部から開放することができる。換言すると、エネルギーセンサまたは電圧センサの適当なセンサ信号により、電気駆動装置は、操作レバー(およびそれに接続されたドア外側取っ手)をロック機構に連結することによって、緊急開放を可能にする。
【0014】
中間レバーが鎖錠シリンダまたは類似の機械的調整装置によって付加的にまたは代替的に、リリースレバーをロック爪に連結する位置に移行可能であることが勿論きわめて重要である。すなわち、このような場合、電気駆動装置は中間レバーを上記の連結位置に移動させない。これは鎖錠シリンダまたは類似の機械的調整装置によって行われる。この場合、固有のキーによって一種のマスター機能を発揮する、外部から容易にアクセス可能な固有の鎖錠シリンダを配置していもよい。
【0015】
次に、実施の形態を示す図に基づいて本発明を詳しく説明する。
【0016】
図には、自動車ドアロックが示してある。この自動車ドアロックは回転ラッチ1とロック爪2からなるロック機構1,2を備えている。そのほかに特に、図1a,1bおよび5には、操作レバー3、本実施の形態では外側操作レバー3が示してある。この操作レバーはドア外側取っ手に機械的に作用連結されている。この操作レバー3は軸4回りに回転運動するときに、リリースレバー6のブラケット5に当接する(図5参照)。ロック機構が鎖錠位置にあるときに(図2参照)、操作レバー3が揺動運動すると、リリースレバー6ひいては操作レバー3と、この操作レバーに接続されたドア外側取っ手が空動きを行う。
【0017】
これは当然のことであり、ロック機構1,2が鎖錠位置にあるときの普通の作用である。勿論、この状態でロック機構1,2を機械的に開放させることができる。これは勿論、ドア内側取っ手に連結された図示していない内側操作レバーにを用いてのみ可能である。内側操作レバーは回転ラッチ1を開放するためにロック爪2のブラケット7を直接動かす。換言すると、図示していないこの内側操作レバーは、ロック爪2を図においてその軸線8を中心に時計回りに回転させることができる。それによって、回転ラッチ1はばねで補助されてその軸線9を中心に同様に時計回りに回転し、図5において矢印で示したその開放位置に移動する。
【0018】
ロック爪2は内側操作レバーによってだけでなく、電気的にも開放可能である。これは電気駆動装置10,11,12,13によって行われる。この電気駆動装置10,11,12,13は実施の形態では、電動機10と、この電動機によって回転駆動される被駆動軸11と、被駆動軸11上に設けられたウォーム12と、このウォーム12にかみ合う被駆動ディスク13とからなっている。この被駆動ディスク13は、時計回りと反時計回りの回転運動を行うことができる。
【0019】
被駆動ディスク13が反時計回りに動かされると、上から見て被駆動ディスク13の下方にある被駆動カム14が、ロック爪2に設けたカム相手方部材15に関連して、ロック爪2をその軸線8を中心に時計回りに回転させる。従って、ブラケット7に作用する内側操作レバーによる上記の機械的な開放の場合と同様に、回転ラッチ1はばねで補助されて解放される。この過程は図2,3の比較考察すると具体的に理解可能である。これらの図に記入した矢印により、自動車ドアロックの個々の部品の動きが明らかになる。
【0020】
電気駆動装置10,11,12,13は、それによって開始される被駆動ディスク13の反時計回りの運動による、ロック機構1,2の上記の電気的な開放のほかに、更にロック機構1,2の緊急開放を行うことができる。この緊急開放では、ロック機構1,2が操作レバー3ひいてはドア外側取っ手に機械的に連結されているので、このドア外側取っ手はもはや空動きを行わない。ロック機構1,2のこの緊急開放は本発明に従い、被駆動ディスク13が今度は、(被駆動ディスク13が反時計回りに動く電気的な開放と異なり)時計回りの運動を行う。
【0021】
この時計回りの運動は、図2と図4をこの順序で互いに比較することによって具体的に明瞭に理解することが可能である。その際、被駆動ディスク13から突出する制御ピン16が中間レバー19の横方向ブラケット18の三日月形の凹部17内に回転して収容される。制御ピン16が三日月状凹部17のストッパー20の方に移動するや否や、中間レバー19の横方向ブラケット18は、中間レバー19がその軸線18を中心に時計回りの回転を行うように操作される。図4に示したこの時計回りの回転により、中間レバー19に設けられた貫通ピン22は図2の位置と比較して、リリースレバー6のL字状長穴23の一方のL字脚部の一端から、このL字脚部の他端まで移動する。
【0022】
同じ過程が、このL字状長穴の下にある、ほとんど合同の、ロック爪2のL字状長穴24内で行われる。貫通ピン22が図4に示すごとくリリースレバー6とロック爪2のそれぞれL字状長穴23,24の一方のL字脚部の端側に達するや否や、操作レバー3の回転運動がリリースレバー6のブラケット5から、回転ラッチ1を開放するためのロック爪2の時計回りの回転運動に変換される。これは図4から図5への移行から明らかである。
【0023】
図1aに示すように、中間レバー19はリリースレバー6とロック爪2の間に配置されている。しかし、中間レバー19は図1bに示すように、リリースレバー6の手前に配置してもよい。
【0024】
普通の場合、すなわちロック機構1,2が鎖錠されている場合、貫通ピン22は図2,3に示すように、L字状長穴23,24のL字脚部の一端に配置されている。操作レバー3がリリースレバー6のブラケット5を動かすと、リリースレバー6がその軸線8を中心に時計回りに揺動する。これにより、貫通ピン22はリリースレバー6のL字状長穴23の他方のL字脚部内に逃げる。この場合、ロック爪2は一緒に運動しない。操作レバー3とそれに連結されたドア外側取っ手は空動きを行う。
【0025】
図示に基づいて、リリースレバー6とロック爪2が同じ軸、すなわち軸8に支承されていることが明らかである。更に、ケーシングに設けられたストッパー25は、緊急開放の途中で行われる中間レバー19の時計回りの回転を制限する。図2に示すように、中間レバー19は鎖錠シリンダ26または類似の機械的操作装置によって、リリースレバー6をロック爪2に連結する位置に移行可能である。これは本実施の形態では、電気駆動装置10,11,12,13によって開始される上記の緊急開放に関係なく行われる。
【0026】
特に図4,5に示した、操作レバー3からリリースレバー6を経てロック爪2までの緊急時の機械的な連結は、図示していないセンサの信号が存在するときに行うことができる。このセンサは本実施の形態では、エアバッグセンサである。このエアバッグセンサの信号は同様に図示していない制御装置によって評価され、電気駆動装置10,11,12,13を制御するために処理される。本発明では勿論、すべてのセンサ信号を、駆動ディスク13の上記の時計回りの操作、ひいては緊急開放のために利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1aと1bは本発明にとって重要な自動車ドアロックの構成部品の異なる実施の形態の分解図である。
【図2】
組立てられた状態にある、図1bの自動車ドアロックのロック機構の鎖錠位置を示す図である。
【図3】
図2の対象の電気開放過程の後の状態を示す図である。
【図4】
緊急開放のための、操作レバーとロック機構との機械的な連結を示す図である。
【図5】
緊急開放後の開放したロック機構を示す図である。
本発明は、回転ラッチとロック爪からなるロック機構と、自動車ドアロックの鎖錠状態でロック機構の空動きを行う少なくとも1本の操作レバー、例えば外側操作レバーと、ロック機構のための電気駆動装置とを備え、電気駆動装置がロック機構の電気的開放を行い、ロック機構の緊急開放のために、操作レバーとロック機構の間の機械的な連結を行うことができる、自動車ドアロックに関する。
【0002】
本発明が出発する、公知の自動車ドアロックの場合、一方ではドア錠のための電動機が設けられ、他方では例えば電磁操作可能なロック部材または電磁石が設けられている。このロック部材または電磁石は、言わば緊急開放を行うことができるように、ロックボルトを駆動する(独国特許出願公開第19642698号明細書参照)。
【0003】
これと同様なことが独国特許第4023386号明細書で行われる。この独国特許の場合、公知の鎖錠装置の不可欠な給電部がもはや充分なエネルギーを供給しないときに、緊急開放を行う。そのために、前述のような電磁石またはソレノイドの代わりに、制御機器によって通電可能なモータがクラチとしてのディスクと関連して設けられている。このディスクは一方の位置で鎖錠シリンダに作用連結され、他方の位置で作用連結されない。
【0004】
他の公知の手段では、ドア外側取っ手、鎖錠シリンダ、ドア錠および鎖錠シリンダとドア錠の間の機械的な機能連鎖部材が設けられている。この場合、鎖錠シリンダと機械的な機能連鎖部材は電磁クラッチを介して互いに連結されている。ドア外側取っ手の動作によって作動可能なダイナモがエネルギーアキュムレータと関連して、バッテリを省略して充分な盗難防止を行うために電気監視システムを積極的に検査した後でのみ、電磁クラッチを接続する(独国特許第19724085号明細書参照)。
【0005】
これらの公知の手段は有効性が実証されたがしかし、構造的なコストの点で改良する必要がある。そこで本発明が適用される。
【0006】
本発明の根底をなす技術的な課題は、構造が簡単で低コストであると共に、信頼性のある運転が簡単に保証されるように、冒頭に述べた種類の自動車ドアロックを形成することである。
【0007】
この課題を解決するために、本発明による自動車ドアロックの場合には、電気駆動装置が電気的開放のためにロック機構を動かすだけでなく、緊急開放の場合に操作レバーをロック爪および/または回転ラッチに連結することが提案される。好ましくは、電気駆動装置が中間レバーを、ロック機構の鎖錠位置で操作レバーの操作ストロークを生じるための、操作レバーをロック爪に連結する位置に駆動する。勿論、中間レバーは基本的には、ロック機構用電気駆動装置によって駆動されて、緊急開放の途中で鎖錠位置にある回転ラッチを操作レバーに連結することができる。しかし通常は、操作レバーは中間レバーを介してロック爪に連結される。
【0008】
中間レバーのほかに、リリースレバーを用いることができる。この場合、中間レバーは操作レバーと協働するリリースレバーとロック爪の間に配置されている。
【0009】
電気駆動装置は通常は、被駆動ディスクに係合するウォームホイールを有する被駆動軸を備えている。この被駆動ディスクは少なくとも1本の制御ピンを備え、この制御ピンは電気駆動装置または付属の電動機によって開始される被駆動ディスクの回転運動に追従する。これにより、制御ピンは、被駆動ディスクの一方の回転方向で回転ラッチを解放するためにロック爪を動かし、被駆動ディスクの他方の回転方向でリリースレバーとロック爪を連結するために中間レバーを制御する。そのために、中間レバーは電気駆動装置の被駆動ディスクに設けたこの制御ピンによって動かされる横方向ブラケットを備えている。
【0010】
更に、中間レバーがリリースレバーをロック爪に連結する貫通ピンを備えていると有利である。この貫通ピンは一方ではロック爪の延長部の特にL字状の長穴ガイドに係合し、他方ではリリースレバーの特にL字状の長穴ガイドに係合する。
【0011】
ロック機構の緊急開放は通常は、センサの信号に依存して行われる。このセンサは例えばエアバッグセンサである。この場合、本発明は、事故の場合でも、電気駆動装置の被駆動ディスクを回転させ、中間レバーによってリリースレバーとそれに続いてロック爪を連結するために、エアバッグセンサの信号で充分であるという認識から出発している。
【0012】
なぜなら、この過程がきわめて短い時間で行われ、通常はたったの数10ミリ秒であるからである。その後、電流供給は停止される(例えば事故のために)。それにもかかわらず、中間レバーは、操作レバーをロック機構および特にロック爪に機械的に連結する位置にある。これにより、例えば操作レバーに接続されたドア外側取っ手は、ロック機構の鎖錠位置でも、もはや空動きをしない。すなわち、ドア外側取っ手は操作運動の途中で、ロック機構を開放することができる。これによって特に、自動車内部に居る恐らく負傷している人を救助することができる。なぜなら、走行中前もってドアがロックされていても、外部からの補助力によってドアを問題なく開放することができるからである。
【0013】
本発明において、センサとして、主として自動車バッテリを監視する電圧センサまたはエネルギーセンサを使用することができる。充電状態または供される電圧が所定の値を下回ると、適当なセンサ信号が制御装置によって評価および解釈され、それによって自動車ドアを外部から開放することができる。換言すると、エネルギーセンサまたは電圧センサの適当なセンサ信号により、電気駆動装置は、操作レバー(およびそれに接続されたドア外側取っ手)をロック機構に連結することによって、緊急開放を可能にする。
【0014】
中間レバーが鎖錠シリンダまたは類似の機械的調整装置によって付加的にまたは代替的に、リリースレバーをロック爪に連結する位置に移行可能であることが勿論きわめて重要である。すなわち、このような場合、電気駆動装置は中間レバーを上記の連結位置に移動させない。これは鎖錠シリンダまたは類似の機械的調整装置によって行われる。この場合、固有のキーによって一種のマスター機能を発揮する、外部から容易にアクセス可能な固有の鎖錠シリンダを配置していもよい。
【0015】
次に、実施の形態を示す図に基づいて本発明を詳しく説明する。
【0016】
図には、自動車ドアロックが示してある。この自動車ドアロックは回転ラッチ1とロック爪2からなるロック機構1,2を備えている。そのほかに特に、図1a,1bおよび5には、操作レバー3、本実施の形態では外側操作レバー3が示してある。この操作レバーはドア外側取っ手に機械的に作用連結されている。この操作レバー3は軸4回りに回転運動するときに、リリースレバー6のブラケット5に当接する(図5参照)。ロック機構が鎖錠位置にあるときに(図2参照)、操作レバー3が揺動運動すると、リリースレバー6ひいては操作レバー3と、この操作レバーに接続されたドア外側取っ手が空動きを行う。
【0017】
これは当然のことであり、ロック機構1,2が鎖錠位置にあるときの普通の作用である。勿論、この状態でロック機構1,2を機械的に開放させることができる。これは勿論、ドア内側取っ手に連結された図示していない内側操作レバーにを用いてのみ可能である。内側操作レバーは回転ラッチ1を開放するためにロック爪2のブラケット7を直接動かす。換言すると、図示していないこの内側操作レバーは、ロック爪2を図においてその軸線8を中心に時計回りに回転させることができる。それによって、回転ラッチ1はばねで補助されてその軸線9を中心に同様に時計回りに回転し、図5において矢印で示したその開放位置に移動する。
【0018】
ロック爪2は内側操作レバーによってだけでなく、電気的にも開放可能である。これは電気駆動装置10,11,12,13によって行われる。この電気駆動装置10,11,12,13は実施の形態では、電動機10と、この電動機によって回転駆動される被駆動軸11と、被駆動軸11上に設けられたウォーム12と、このウォーム12にかみ合う被駆動ディスク13とからなっている。この被駆動ディスク13は、時計回りと反時計回りの回転運動を行うことができる。
【0019】
被駆動ディスク13が反時計回りに動かされると、上から見て被駆動ディスク13の下方にある被駆動カム14が、ロック爪2に設けたカム相手方部材15に関連して、ロック爪2をその軸線8を中心に時計回りに回転させる。従って、ブラケット7に作用する内側操作レバーによる上記の機械的な開放の場合と同様に、回転ラッチ1はばねで補助されて解放される。この過程は図2,3の比較考察すると具体的に理解可能である。これらの図に記入した矢印により、自動車ドアロックの個々の部品の動きが明らかになる。
【0020】
電気駆動装置10,11,12,13は、それによって開始される被駆動ディスク13の反時計回りの運動による、ロック機構1,2の上記の電気的な開放のほかに、更にロック機構1,2の緊急開放を行うことができる。この緊急開放では、ロック機構1,2が操作レバー3ひいてはドア外側取っ手に機械的に連結されているので、このドア外側取っ手はもはや空動きを行わない。ロック機構1,2のこの緊急開放は本発明に従い、被駆動ディスク13が今度は、(被駆動ディスク13が反時計回りに動く電気的な開放と異なり)時計回りの運動を行う。
【0021】
この時計回りの運動は、図2と図4をこの順序で互いに比較することによって具体的に明瞭に理解することが可能である。その際、被駆動ディスク13から突出する制御ピン16が中間レバー19の横方向ブラケット18の三日月形の凹部17内に回転して収容される。制御ピン16が三日月状凹部17のストッパー20の方に移動するや否や、中間レバー19の横方向ブラケット18は、中間レバー19がその軸線18を中心に時計回りの回転を行うように操作される。図4に示したこの時計回りの回転により、中間レバー19に設けられた貫通ピン22は図2の位置と比較して、リリースレバー6のL字状長穴23の一方のL字脚部の一端から、このL字脚部の他端まで移動する。
【0022】
同じ過程が、このL字状長穴の下にある、ほとんど合同の、ロック爪2のL字状長穴24内で行われる。貫通ピン22が図4に示すごとくリリースレバー6とロック爪2のそれぞれL字状長穴23,24の一方のL字脚部の端側に達するや否や、操作レバー3の回転運動がリリースレバー6のブラケット5から、回転ラッチ1を開放するためのロック爪2の時計回りの回転運動に変換される。これは図4から図5への移行から明らかである。
【0023】
図1aに示すように、中間レバー19はリリースレバー6とロック爪2の間に配置されている。しかし、中間レバー19は図1bに示すように、リリースレバー6の手前に配置してもよい。
【0024】
普通の場合、すなわちロック機構1,2が鎖錠されている場合、貫通ピン22は図2,3に示すように、L字状長穴23,24のL字脚部の一端に配置されている。操作レバー3がリリースレバー6のブラケット5を動かすと、リリースレバー6がその軸線8を中心に時計回りに揺動する。これにより、貫通ピン22はリリースレバー6のL字状長穴23の他方のL字脚部内に逃げる。この場合、ロック爪2は一緒に運動しない。操作レバー3とそれに連結されたドア外側取っ手は空動きを行う。
【0025】
図示に基づいて、リリースレバー6とロック爪2が同じ軸、すなわち軸8に支承されていることが明らかである。更に、ケーシングに設けられたストッパー25は、緊急開放の途中で行われる中間レバー19の時計回りの回転を制限する。図2に示すように、中間レバー19は鎖錠シリンダ26または類似の機械的操作装置によって、リリースレバー6をロック爪2に連結する位置に移行可能である。これは本実施の形態では、電気駆動装置10,11,12,13によって開始される上記の緊急開放に関係なく行われる。
【0026】
特に図4,5に示した、操作レバー3からリリースレバー6を経てロック爪2までの緊急時の機械的な連結は、図示していないセンサの信号が存在するときに行うことができる。このセンサは本実施の形態では、エアバッグセンサである。このエアバッグセンサの信号は同様に図示していない制御装置によって評価され、電気駆動装置10,11,12,13を制御するために処理される。本発明では勿論、すべてのセンサ信号を、駆動ディスク13の上記の時計回りの操作、ひいては緊急開放のために利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1aと1bは本発明にとって重要な自動車ドアロックの構成部品の異なる実施の形態の分解図である。
【図2】
組立てられた状態にある、図1bの自動車ドアロックのロック機構の鎖錠位置を示す図である。
【図3】
図2の対象の電気開放過程の後の状態を示す図である。
【図4】
緊急開放のための、操作レバーとロック機構との機械的な連結を示す図である。
【図5】
緊急開放後の開放したロック機構を示す図である。
Claims (10)
- 回転ラッチ(1)とロック爪(2)からなるロック機構(1,2)と、
自動車ドアロックの鎖錠状態でロック機構(1,2)の空動きを行う少なくとも1本の操作レバー(3)、例えば外側操作レバー(3)と、
ロック機構(1,2)のための電気駆動装置(10,11,12,13)とを備え、
電気駆動装置(10,11,12,13)がロック機構(1,2)の電気的開放を行い、
ロック機構(1,2)の緊急開放のために、操作レバー(3)とロック機構(1,2)の間の機械的な連結を行うことができる、
自動車ドアロックにおいて、
電気駆動装置(10,11,12,13)が電気的開放のためにロック機構(1,2)を動かすだけでなく、緊急開放の場合に操作レバー(3)をロック爪(2)および/または回転ラッチ(1)に連結することを特徴とする自動車ドアロック。 - 電気駆動装置(10,11,12,13)が中間レバー(19)を、ロック機構(1,2)の鎖錠位置で操作レバー(3)の操作ストロークを生じるための、操作レバー(3)をロック爪(2)に連結する位置に駆動することを特徴とする請求項1記載の自動車ドアロック。
- 中間レバー(19)が操作レバー(3)と協働するリリースレバー(6)とロック爪(2)の間に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の自動車ドアロック。
- 中間レバー(19)が電気駆動装置(10,11,12,13)の被駆動ディスク(13)に設けた制御ピン(16)によって動かされる横方向ブラケット(18)を備えていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。
- 中間レバー(19)が貫通ピン(22)によってリリースレバー(6)をロック爪(2)に連結することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。
- ロック爪(2)が中間レバー(19)の貫通ピン(22)のための特にL字状の長穴ガイド(24)を有する延長部を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。
- リリースレバー(6)が中間レバー(19)の貫通ピン(22)のための特にL字状の長穴ガイド(23)を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。
- 電気駆動装置(10,11,12,13)の被駆動ディスク(13)が一方の回転方向において回転ラッチ(1)を解放するためのロック爪(2)を動かし、他方の回転方向においてリリースレバー(6)とロック爪(2)を連結するための中間レバー(19)を駆動することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。
- ロック機構(1,2)の緊急開放が、センサ、特にエアバッグセンサの信号に依存して行われることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。
- 中間レバー(19)が鎖錠シリンダ(26)または類似の機械的調整装置によって付加的にまたは代替的に、リリースレバー(6)をロック爪(2)に連結する位置に移行可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の自動車ドアロック。
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