JP2004317419A - 車両用地図表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一方面へ向かう道路が複数存在することをユーザに知らせる。
【解決手段】車両の現在位置20から進路前方の交差点50bに接続する第1接続道路の方面名称を各第1接続道路に付加して表示するとともに、この第1接続道路から退出可能で、この第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路が存在する場合には、その第2接続道路に対しても方面名称を付加して表示する。これにより、ユーザは、同一方面に向かうことのできる道路が複数存在することを把握できる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用地図表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、交差点への進入道路に接続する退出可能な接続道路に対して方面名称を表示する車両用ナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に開示されている車両用ナビゲーション装置によれば、例えば、出発地から目的地への経路上にある案内交差点に対して所定距離手前まで接近すると、交差点案内図を表示する。この交差点案内図には、進入道路に接続する退出可能な接続道路が表示され、さらに、各接続道路には、進入道路から各接続道路へ退出して向かった先の方面名称が付加表示される。車両のユーザは、ある目的地へ向かう場合、この付加表示される交差点への進入道路に接続する接続道路の向かう方面名称を確認することで、目的地の方面へ正しく向かっているかを判断する。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−73447号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車両用ナビゲーション装置における交差点案内図は、車両の現在位置から最も近い進行方向の交差点の接続道路にのみ方面名称が表示されるものである。従って、例えば、現在位置から目的地の方面へ向かうことのできる道路が、車両の現在位置から最も近い交差点の接続道路以外に存在する場合であっても、その道路の方面名称を表示することができない。
【0005】
本発明は、かかる問題を鑑みてなされたもので、同一方面へ向かう道路が複数存在することをユーザに知らせることができる車両用地図表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の車両用地図表示装置は、車両の進行方向の交差・分岐点への進入道路に接続され、進入道路から退出可能な第1接続道路の至る方面を判定して、第1接続道路の至る方面の名称を第1接続道路の延在する方向に関連付けて画面に表示する車両用地図表示装置であって、第1接続道路に接続され、第1接続道路から退出可能な第2接続道路を抽出する抽出手段と、第2接続道路のうち第1接続道路と同じ方面へ至る道路が存在するか否かを判定する同一方面道路判定手段と、同一方面道路判定手段によって同じ方面へ至る第2接続道路が存在すると判定された場合、第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路が存在する表示を第2接続道路の延在する方向に関連付けて画面に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】
このように、本発明の車両用地図表示装置は、これから車両が進入しようとする分岐点や交差点等において、その分岐点や交差点に接続する接続道路の至る方面の名称を表示するとともに、この接続道路の至る方面と同じ方面に至る道路が他にある場合には、同一方面に至る道路が複数存在する旨を画面に表示する。例えば、請求項2に記載のように、画面に道路地図を表示し、この画面に表示される道路のうち、第1接続道路及び第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路に対して、各道路の至る方面の名称を付加して表示する。
【0008】
これにより、ユーザは、同一方面に至る道路が複数存在することを把握できる。さらに、これから進入しようとする分岐点や交差点において、接続道路の状況やその分岐点や交差点の信号の状態等によって、どの道路を進むことによって目的とする地点に向かう上で条件が良いかを判断することが可能となる。
【0009】
なお、同一方面に至る道路が複数存在する場合の表示方法としては、各道路に方面の名称を付加して表示することに限定されるものではない。例えば、地図を拡大して表示する場合、同一方面に至る複数の道路が画面上に同時に表示されない場面がある。また、単に車両の進行方向と右左折する方向を指示するTBT(Turn By Turn)ナビゲーション装置においては、地図は画面に表示されない。
【0010】
このような場面や装置に本発明を適用する場合には、方面名称とその方面へ進むべき方向の表示をその道路の延在する方向に関連付けて表示し、さらに、現在位置から各方面へ進むべき方向までの距離を付加して表示する。これにより、ユーザは、同一方面に至る道路が複数存在することを把握できる。
【0011】
請求項3に記載の車両用地図表示装置では、交通状況の情報を取得する交通情報取得手段を備え、表示制御手段は、交通情報取得手段の取得する交通状況の内容に該当する道路が、第1接続道路、又は/及び第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路の場合に、交通状況の内容を各道路の延在する方向に関連付けて表示することを特徴とする。
【0012】
例えば、通行規制や交通事故等の交通状況の情報を各道路の至る方面の名称に関連付けて表示することで、ユーザは、目的地へ向かう上でどの道路を選択すれば良いかを交通状況に基づいて判断することができる。
【0013】
請求項4に記載の車両用地図表示装置によれば、表示制御手段は、交通状況の内容に該当する場所が車両の進行方向の交差・分岐点から第1接続道路、又は/及び第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路の至る方面より手前である場合に、交通状況の内容を各道路の延在する方向に関連付けて表示することを特徴とする。
【0014】
これにより、ユーザは、各道路の至る方面より手前の交通状況を把握できる。なお、例えば、交通状況の内容に該当する場所が車両の進路前方の交差・分岐点から所定距離以内の第1接続道路、又は/及び第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路上に位置するか否かを判定して、各道路の交通状況の内容を表示してもよい。
【0015】
請求項5に記載の車両用地図表示装置によれば、交通状況の情報を取得する交通情報取得手段を備え、表示制御手段は、交通情報取得手段の取得する交通状況の内容に該当する道路が進入道路から車両の進行方向に退出可能な第1接続道路であり、さらに、車両の現在位置から第1接続道路上の交通状況の内容に該当する場所までの距離が所定距離以内である場合に、第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路が存在する表示を第2接続道路の延在する方向に関連付けて画面に表示することを特徴とする。これにより、ユーザは、進行方向の道路の交通状況を把握しつつ、進行方向の道路と同じ方面へ至る第2接続道路を選択すべきかを判断することができる。
【0016】
請求項6に記載の車両用地図表示装置では、交通状況の情報を取得する交通情報取得手段を備え、表示制御手段は、交通情報取得手段の取得する交通状況の内容に該当する道路が進入道路から車両の進行方向に退出可能な第1接続道路であり、さらに、第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路が交通状況の内容に該当しない場合に、第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路が存在する表示を第2接続道路の延在する方向に関連付けて画面に表示することを特徴とする。
【0017】
これにより、ユーザは、進行方向の道路の交通状況を把握することができるとともに、進行方向の道路よりも良い条件の同じ方面へ至る道路を選択することができる。
【0018】
なお、進行方向の第1接続道路と、この第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路とがともに渋滞しているような場合、ユーザは、どちらの道路を選択すべきか迷うことになる。そのような場合には、各道路の至る方面までの到着予想時間を方面の名称に付加して表示したり、渋滞の原因(交通事故、故障車両等)、渋滞区間の長さ、渋滞区間の所要時間等を付加して表示したりすることで、ユーザは、これらの判断材料に基づいて、どの道路を進むことによって目的とする地点に向かう上で条件が良いかを判断することが可能となる。
【0019】
請求項7に記載の車両用地図表示装置では、出発地から目的地への経路を計算する経路計算手段と、経路を案内する経路案内手段と、交通状況の情報を取得する交通情報取得手段と、車両の現在位置を検出する位置検出手段と、経路の案内中に交通情報取得手段の取得した交通状況の内容が現在位置から目的地までの経路上に該当する場合、経路の至る方面を判定する方面判定手段と、現在位置から交通状況の内容の地点/区間を回避して経路と同じ方面へ至る迂回路を計算する迂回路計算手段と、経路の至る方面の名称を経路に付加して表示し、迂回路の至る方面の名称を迂回路に付加して表示するとともに、経路上に該当する交通状況の内容を経路の至る方面の名称に関連付けて表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0020】
このように、例えば、経路上の渋滞状況等の交通状況をその経路の至る方面の名称とともに経路に付加して表示し、さらに、経路と同じ方面に至る迂回路とその方面の名称を表示することにより、ユーザは、迂回路を進むべきか、経路に沿って進むべきかの判断を行うことができる。
【0021】
請求項8に記載の車両用地図表示装置では、交通情報取得手段は、交通状況として、道路の渋滞状況の情報を取得し、表示制御手段は、渋滞状況の内容を表示することを特徴とする。これにより、渋滞の発生をユーザに提供することができる。
【0022】
請求項9に記載の車両用地図表示装置では、表示制御手段は、行政区域の名称を方面の名称として表示することを特徴とする。例えば、都道府県、市区町村、大字等の行政区域の名称を方面の名称をとして表示することで、ユーザは、どの方面に向かっているのかを把握することができる。なお、方面名称は、行政区域の名称に限定されるものではなく、例えば、有料道路・国道・都道府県道等の道路名称、駅・公園等の施設名称等、ユーザにとって方面の把握できる名称であればよい。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態における車両用地図表示装置に関して、図面に基づいて説明する。なお、本発明の車両用地図表示装置をナビゲーション装置の一機能として実現した例について説明する。
【0024】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係わるナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施形態のナビゲーション装置100は、位置検出器1、地図データ入力器6、操作スイッチ群7、外部メモリ9、表示装置10、音声入出力装置11、リモコンセンサ12、VICS受信機14、及びこれらと接続する制御回路8によって構成される。
【0025】
制御回路8は、通常のコンピュータとして構成されており、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。ROMには、ナビゲーション装置100が実行するためのプログラムが書き込まれており、このプログラムに従ってCPU等が所定の演算処理を実行する。また、制御回路8は、外部メモリ9に記憶されるデータを読み込んだり、外部メモリ9にデータを書き込んだりする。
【0026】
位置検出器1は、いずれも周知の地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離センサ4、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。これらは、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。なお、各センサの精度によっては位置検出器1を上述した内の一部で構成してもよく、更に、図示しないステアリングの回転センサ、各転動輪の車速センサ等を用いてもよい。
【0027】
地図データ入力器6は、地図データ、背景データ、目印データ等の各種データを入力するための装置であり、制御回路8からの要請により各種データを送信する。これら各種データを記憶する記憶媒体としては、そのデータ量からCD−ROMやDVD−ROM等が用いられるが、メモリカードやハードディスク等の書き込み可能な記憶媒体を用いてもよい。ここで、地図データを構成するリンクデータ・ノードデータ、背景データ、及び目印データについて説明する。
【0028】
先ず、リンクデータのリンクとは、地図上の各道路を交差・分岐・合流する点等の複数のノードにて分割し、それぞれのノード間をリンクとして規定するものであり、各リンクを接続することにより道路が構成される。リンクデータは、リンクを特定する固有番号(リンクID)、リンクの長さを示すリンク長、リンクの始端及び終端ノード座標(緯度・経度)、道路名称、道路種別(有料道路、国道、都道府県道、市区町村道等)、道路幅員、車線数、右折・左折専用車線の有無とその専用車線の数、及び制限速度等の各データから構成される。
【0029】
さらに、ノードデータは、地図上の各道路が交差、合流、分岐するノード毎に固有の番号を付したノードID、ノード座標、ノード名称、ノードに接続する全てのリンクのリンクIDが記述される接続リンクID、接続リンク間の接続角度、交差点種類等の各データから構成される。
【0030】
背景データは、地図を構成する各種の施設、山、川、湖等の背景を表示したり、行政区域(都道府県、市区町村等)の境界線を地図に重ねて表示したりするために用いられる描画データを有している。この描画データは、施設等のイメージデータとそのイメージデータを描画する座標(緯度・経度)データによって構成される。
【0031】
目印データは、地図上に表示されるランドマークや道路の方面を示した方面案内等の目印表示データ、及びその目印の座標(緯度・経度)データによって構成される。この目印表示データは、例えば、ビットマップ等のイメージデータである。
【0032】
操作スイッチ群7は、例えば、表示装置10と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、表示装置10の画面に表示される地図のスクロール操作、文字入力、キー選択等の各種入力に使用される。
【0033】
表示装置10は、例えば液晶ディスプレイによって構成され、表示装置10の画面には位置検出器1から入力された車両の現在位置に対応する自車位置マークと、地図データ入力器6より入力された地図データ、背景データ、目印データによって生成される車両の現在位置の周辺地図を表示することができる。
【0034】
音声入出力装置11は、図示しない入力装置及び出力装置から構成される。入力装置は、ユーザの発話内容を認識して、ナビゲーション装置100の各種入力に用いるものである。一方、出力装置は、スピーカやオーディオアンプ等から構成されるもので、音声案内等に用いられる。
【0035】
VICS受信装置14は、道路に敷設されたビーコンや各地のFM放送局を介して、VICS(Vehicle Information and Communication System)センタから配信される道路交通情報等の情報を受信する装置である。
【0036】
この道路交通情報としては、例えば、渋滞区間、上述したリンク毎の渋滞の渋滞度、渋滞区間の旅行時間(所要時間)、渋滞の種類(車線規制、交通事故等)等によって構成される渋滞情報、事故や工事による通行止めや高速道路等の出入り口閉鎖等の規制情報である。なお、渋滞度は、複数の評価段階(例えば、渋滞、混雑、空き等)で表されるものである。受信した道路交通情報は、制御回路8で処理され、例えば、渋滞情報や規制情報等は、表示装置10の画面に表示される地図に重ねて表示することができる。
【0037】
本実施形態のナビゲーション装置100は、操作スイッチ群7やリモコン13等から目的地の位置を指定すると、現在位置を出発地とする目的地までの最適な経路を自動的に選択して案内経路を形成し表示する、いわゆる経路案内機能も備えている。このような自動的に最適な経路を設定する手法は、例えば、周知のダイクストラ法によるコスト計算、すなわちリンク長、道路種別、道路幅員等を考慮してリンク毎に付されるコスト値を用いて、最小のコストで目的地に到達する経路を計算する方法が採用される。
【0038】
これらの機能は、主に制御回路8によって各種の演算処理がなされることで実行される。すなわち、制御回路8は、目的地が指定されると地図データ入力器6の地図データを用いて経路を計算し、その経路を表示装置10へ表示させるとともに、分岐地点や右左折すべき交差点において地図の拡大や音声案内を行う。
【0039】
また、本実施形態のナビゲーション装置100は、車両の現在位置に対応する自車位置マークと車両の現在位置の周辺地図を表示するとともに、車両の進路前方の交差点に接続する接続道路(以下、第1接続道路と呼ぶ)を向かった先の方面の名称を各道路に付加して表示する。
【0040】
例えば、図2に示すように、現在位置20の前方に位置する交差点に接続する第1接続道路30a、30b、30cに対して、各々の第1接続道路の至る方面の名称40a、40b、40cを表示する。この方面名称40a、40b、40cを表示することにより、ユーザは、進路前方の交差点に接続する各第1接続道路が、どの方面に向かう道路であるのかを把握することができる。
【0041】
さらに、本実施形態のナビゲーション装置100は、この第1接続道路の至る方面と同じ方面へ至る道路が各第1接続道路に接続されている場合には、その道路に対しても方面の名称を付加して表示する。次に、この本実施形態の特徴部分である道路の方面案内処理について、図7及び図8に示すフローチャートを用いて説明する。
【0042】
図7に示すステップS10では、車両の現在位置を検出する。ステップS20では、方面名称の検索処理を行う。ステップS30では、車両の現在位置周辺の地図を画面に表示するとともに、ステップS20にて検索した方面名称を第1接続道路とこの第1接続道路と同じ方面に至る道路に付加して表示する。
【0043】
ステップS40では、方面名称が付加表示されている第1接続道路の交差点に車両が到達したか否かを判定する。ここで、例えば、図3(a)に示すように、車両の現在位置20が進路前方の交差点50aに到達していない場合には、ステップS50にて車両の現在位置を検出し、ステップS30以降の処理を繰り返す。一方、図3(b)に示すように、車両の現在位置20が交差点50aに到達した場合には、ステップS10へ処理を移行し、上述した処理を繰り返す。
【0044】
続いて、ステップS20における方面名称の検索処理について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。同図に示すステップS100では、車両の現在位置前方の交差点の位置を取得し、その交差点に接続される第1接続道路を把握する。これは、交差点のノードに対応するノードデータの接続リンクIDを参照することで把握できる。なお、この第1接続道路は、車両の進路から交差点に進入し、交差点から退出することのできる道路に限定される。
【0045】
さらに、ステップS100では、この把握した第1接続道路から退出することのできる道路(以下、第2接続道路と呼ぶ)を把握する。これにより、第1接続道路からさらに分岐や右左折等して、車両の現在位置から進むことのできる第2接続道路が全て把握される。なお、この把握すべき第1及び第2接続道路は膨大な道路数となることがあるため、表示装置10の画面に表示される地図上の道路に限定したり、車両の現在位置から所定範囲内の道路に限定したりしてもよい。
【0046】
ステップS110では、ステップS100にて把握した各道路の至る方面の名称を取得する。例えば、各道路を道なりに進んだ方向に位置する、車両の現在位置20の行政区域(都道府県、市区町村、大字等)と異なる行政区域の名称を取得する。なお、行政区域の名称を取得する場合、表示装置10の画面に表示される地図の縮尺率に応じて変更してもよい。例えば、広域表示の場合には都道府県道の名称としたり、詳細表示の場合には市区町村や大字の名称としたりしてもよい。
【0047】
また、方面名称は、行政区域の名称に限定されるものではなく、例えば、有料道路・国道・都道府県道等の道路名称、駅・公園等の施設名称等、ユーザにとって方面の把握できる名称であれば、特に限定されるものではない。さらに、ユーザによって予め登録された名称であってもよい。
【0048】
ステップS120では、第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路が存在するか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合には、ステップS130へ処理を進め、否定判定される場合には、ステップS140へ処理を移行する。
【0049】
ステップS130では、第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路が存在するため、その第1及び第2接続道路の方面名称のビットマップデータを取得する。ステップS140では、第1接続道路の方面名称のビットマップデータのみ取得する。
【0050】
そして、上述したステップS30において、第1接続道路の至る方面の名称を第1接続道路に付加して表示し、さらに、第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路に対しても、その方面の名称を第2接続道路に付加して表示する。例えば、図3(b)に示すように、第1接続道路の方面名称として、「新宿」、「麹町」、「原宿」を表示し、さらに、「原宿」と付加表示される第1接続道路と同じ方面名称の第2接続道路に対しても、同じ方面名称が付加して表示される。
【0051】
このように、本実施形態におけるナビゲーション装置は、これから車両が進入しようとする分岐点や交差点等において、その分岐点や交差点に接続する第1接続道路の方面名称を表示するとともに、この第1接続道路の至る方面と同じ方面に至る第2接続道路に対しても方面名称を付加して表示する。
【0052】
これにより、ユーザは、車両の前方に同一方面に向かうことのできる道路が複数存在することを把握できる。さらに、これから進入しようとする分岐点や交差点において、第1接続道路の状況やその分岐点や交差点の信号の状態等によって、どの道路を進むことによって目的とする地点に向かう上で条件が良いかを判断することが可能となる。
【0053】
(変形例1)
例えば、地図を拡大して表示する場合、第1接続道路と同一方面に至る第2接続道路が画面上に同時に表示されない場面がある。また、単に車両の進行方向と右左折する方向を指示するTBT(Turn By Turn)ナビゲーション装置においては、地図は画面に表示されない。
【0054】
そこで、図13(a)に示すのような、第1接続道路と第2接続道路が画面上に同時に表示されない場合には、例えば、第2接続道路の方面名称40eを同じ方面に至る第1接続道路の方面名称40dとともに表示する。また、方面名称40eには、その方面へ進むべき方向と、その方向までの現在位置からの距離を付加して表示する。
【0055】
また、図13(b)、(c)に示すような、第1及び第2接続道路が共に画面に表示されない場合には、第1及び第2接続道路の方面名称とその方面へ進むべき方向を進行方向に対応付けて表示し、さらに、現在位置からその方面へ進むべき方向までの距離を付加して表示する。これにより、ユーザは、同一方面に至る道路が複数存在することを把握できる。
【0056】
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
【0057】
本実施形態では、VICS受信機14の受信した道路交通情報に含まれる渋滞情報の渋滞区間が第1接続道路、もしくは、この第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路に該当する場合、各道路に付加表示される方面名称の表示を変更する点で異なる。
【0058】
以下、本実施形態の方面案内処理について、図9及び図10に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図9に示すステップS22〜S26、及びステップS30を除く処理は、第1の実施形態において説明した処理と同様であるので、説明を省略する。
【0059】
図9に示すステップS22では、VICS受信機14の受信する道路交通情報に含まれる渋滞情報を取得する。なお、渋滞情報は、VICS受信機14の受信する情報に限定されるものではない。例えば、携帯電話機等の移動通信機を介して取得してもよいし、また、慢性的に渋滞する区間等の渋滞情報を記憶した外部メモリ9から取得してもよい。
【0060】
ステップS24では、ステップS20において検索された方面名称の付加表示対象となった第1接続道路、又は/及び、この第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路に渋滞区間が含まれるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合にはステップS26に処理を進め、否定判定される場合には、上述したステップS30以降に処理を進める。
【0061】
なお、ステップS24においては、例えば、車両の進路前方の交差点から所定距離以内の第1接続道路、又は/及び、この第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路に渋滞区間が含まれるか否かを判定したり、車両の進路前方の交差点から第1接続道路、又は/及び、この第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路に付加表示される方面名称の行政区域までの各接続道路上に渋滞区間が存在するか否かを判定したりしてもよい。
【0062】
続いて、ステップS26における渋滞表示検索処理について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。図10に示すステップS200では、渋滞中である第1接続道路、又は/及び、この第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路に付加して表示する方面名称の渋滞表示用のビットマップデータを取得する。
【0063】
そして、上述したステップS30において、第1接続道路に方面名称を付加して表示し、さらに、第1接続道路の方面名称と同じ方面名称の第2接続道路には、その方面名称を第2接続道路に付加して表示する。図4は、車両の現在位置20が交差点50aに到達した場合に、交差点50bに接続される第1接続道路の「原宿」方面が渋滞中であることを示すイメージ図である。なお、同図では、渋滞中の第1接続道路の方面名称に関して、方面名称の枠線と方面名称を太字で表示しているが、例えば、方面名称を赤字で表示したり、渋滞度合いを示すアイコンを付加して表示したりする等して、その方面に向かう道路が渋滞中であることが把握できるように表示する。
【0064】
このように、本実施形態におけるナビゲーション装置は、渋滞情報等の道路交通情報を取得して、第1接続道路、又は/及び、この第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路に該当する交通状況を各道路の方面名称に関連付けて表示する。これにより、ユーザは、目的地へ向かう上でどの道路を選択すれば良いか判断することができる。
【0065】
(変形例2)
本変形例では、VICS受信機14の受信した道路交通情報に含まれる渋滞情報が、車両の進行方向に退出可能な第1接続道路に該当する場合、車両の現在位置から渋滞開始地点までの距離が所定距離以内であるか、もしくは、車両の進行方向に退出可能な第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路が渋滞情報の渋滞区間に該当しない場合に、第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路の方面名称の表示を行う。
【0066】
以下、本変形例における、渋滞情報が車両の進行方向に退出可能な第1接続道路に該当する場合の渋滞表示検索処理について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図11に示すフローチャートは、図10に示したステップS200の処理の後に行われる。
【0067】
先ず、ステップS210では、車両の進行方向の第1接続道路が渋滞中であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合には、ステップS220へ処理を進め、否定判定される場合には、本渋滞表示検索処理を終了する。
【0068】
ステップS220では、上述した図8のステップS120の処理結果に基づいて、車両の進行方向の第1接続道路と同じ方面名称の第2接続道路が存在するか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合には、ステップS230へ処理を進め、否定判定される場合には、本渋滞表示検索処理を終了する。
【0069】
ステップS230では、車両の現在位置から進行方向の渋滞発生開始地点までの距離が所定距離以内であるか否かを判定する。この所定距離は、ユーザによって任意に設定できるものであってもよい。ここで、肯定判定される場合には、ステップS250に処理を進め、否定判定される場合には、ステップS240へ処理を進める。
【0070】
ステップS240では、車両の進行方向の第1接続道路と同じ方面名称の第2接続道路が渋滞中であるか否かを判定する。ここで、肯定判定される場合には、本渋滞表示検索処理を終了し、否定判定される場合には、ステップS250へ処理を進める。
【0071】
ステップS250では、車両の進行方向に退出可能な第1接続道路に付加表示される方面名称の渋滞表示用のビットマップデータを取得する。そして、このステップS250において、渋滞表示用のビットマップデータが取得された場合には、上述したステップS30において、車両の進行方向に退出可能な第1接続道路に付加する方面名称を渋滞中である方面名称で表示し、さらに、この第1接続道路と同じ方面に至る、渋滞中でない第2接続道路に方面名称を付加して表示する。
【0072】
例えば、図5に示すように、車両の進行方向に退出可能な第1接続道路が渋滞中である場合には、この第1接続道路の方面名称の表示を変更し、さらに、この第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路の方面名称を第2接続道路に付加して表示する。
【0073】
これにより、ユーザは、進行方向の第1接続道路の交通状況を把握することができるとともに、進行方向の第1接続道路の方面と同じ方面に向かうことのできる第2接続道路を選択して、目的地へ向かうことが可能となる。
【0074】
なお、進行方向の第1接続道路だけでなく、例えば、その第1接続道路と同じ方面に至る第2接続道路とがともに渋滞しているような場合も想定される。このような場合、ユーザは、どちらの道路を選択すべきか迷うことになる。そこで、方面名称の地点までの到着予想時間を方面名称に付加して表示したり、渋滞の種類(交通事故、故障車両等)、渋滞区間の長さ、渋滞を抜けるまでの所要時間等を付加して表示したり、また、その方面へ向かう途中に有料道路がある場合には、その通行料金等を付加して表示したりすることで、ユーザによる道路選択を容易にすることができる。
【0075】
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。
【0076】
第1及び第2の本実施形態では、経路案内機能を実行しない場合に行われる方面案内処理を説明しているが、本実施形態では、経路案内機能を実行しているときに、経路上に渋滞等が発生した場合の方面案内を行う点で異なる。以下、本実施形態の方面案内処理について、図12に示すフローチャートを用いて説明する。
【0077】
先ず、図12に示すステップS300では、出発地から目的地までの経路を設定する。この経路が設定されると経路案内を開始する。この経路案内では、例えば、図6(a)に示すように、表示装置10の画面上に車両の現在位置20を表示し、また、経路60を他の道路に比べて強調表示する。
【0078】
ステップS310では、車両の現在位置を検出する。ステップS320では、経路上の渋滞情報をVICS受信機14の受信する道路交通情報から取得する。ステップS330では、この取得した渋滞情報に基づいて、現在位置から目的地までの経路上に渋滞区間が存在するか否かを判定する。ここで、否定判定される場合には、ステップS370へ処理を移行し、上述した処理を繰り返し行う。
【0079】
ステップS340では、経路の至る方面の名称を取得する。例えば、渋滞区間の位置する行政区域の名称等を取得する。ステップS350では、現在位置から経路上の渋滞区間を迂回して、経路の至る方面と同じ方面に至る迂回路を計算する。
【0080】
ステップS360では、経路に付加表示される方面名称の渋滞表示用のビットマップデータと、迂回路に付加表示する方面名称のビットマップデータを取得する。そして、ステップS370において、例えば、図6(b)に示すように、渋滞表示の方面名称「新宿」を経路60に付加して表示するとともに、迂回路70については、方面名称「新宿」を付加して表示する。
【0081】
このように、経路上の交通状況をその経路の方面名称とともに表示し、さらに、迂回路とその方面名称を表示することにより、ユーザは、迂回路を進むべきか、経路に沿って進むべきかの判断を行うことができる。
【0082】
(変形例3)
なお、ステップS370において、経路に従って現在位置から目的地へ向かった場合の渋滞を加味した所要時間よりも短い所要時間の迂回路が計算された場合に限り実行するようにしてもよい。これにより、ユーザにとって実際に有益となる迂回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わるナビゲーション装置100の概略構成を示すブロック図である。
【図2】現在位置20の前方に位置する交差点に接続する接続道路30a、30b、30cに対して、各々の方面名称40a、40b、40cを付加表示したイメージ図である。
【図3】(a)は、車両の現在位置20が進路前方の交差点50aに到達していない場合のイメージ図であり、(b)は、車両の現在位置20が交差点50aに到達した場合のイメージ図である。
【図4】第2の実施形態に係わる、車両の現在位置20が交差点50aに到達した場合に第1接続道路が渋滞中であることを示すイメージ図である。
【図5】第2の実施形態の変形例2に係わる、車両の進行方向の第1接続道路が渋滞中であることを示すイメージ図である。
【図6】(a)は、経路案内中に表示装置10の画面に表示される案内経路を示す図であり、(b)は、案内経路上に渋滞が発生した場合の方面名称を表示した図である。
【図7】第1の実施形態に係わる、方面案内処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】第1の実施形態に係わる、方面名称検索処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態に係わる、方面案内処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態に係わる、渋滞表示検索処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】第2の実施形態の変形例2に係わる、渋滞表示検索処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】第3の実施形態に係わる、方面案内処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】(a)は、第2接続道路が表示されない場合のイメージ図であり、(b)は、第1及び第2接続道路が共に表示されない場合のイメージ図であり、(c)は、TBTナビゲーション装置における表示例を示したイメージ図である。
【符号の説明】
1 位置検出器
6 地図データ入力器
7 操作スイッチ群
8 制御回路
9 外部メモリ
10 表示装置
11 音声入出力装置
12 リモコンセンサ
13 リモコン
14 VICS受信機
100 ナビゲーション装置

Claims (9)

  1. 車両の進行方向の交差・分岐点への進入道路に接続され、前記進入道路から退出可能な第1接続道路の至る方面を判定して、前記第1接続道路の至る方面の名称を前記第1接続道路の延在する方向に関連付けて画面に表示する車両用地図表示装置であって、
    前記第1接続道路に接続され、前記第1接続道路から退出可能な第2接続道路を抽出する抽出手段と、
    前記第2接続道路のうち前記第1接続道路と同じ方面へ至る道路が存在するか否かを判定する同一方面道路判定手段と、
    前記同一方面道路判定手段によって同じ方面へ至る第2接続道路が存在すると判定された場合、前記第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路が存在する表示を前記第2接続道路の延在する方向に関連付けて前記画面に表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする車両用地図表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記画面に道路地図を表示し、この画面に表示される道路のうち、前記第1接続道路及び前記第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路に対して、前記各道路の至る方面の名称を付加して表示することを特徴とする請求項1記載の車両用地図表示装置。
  3. 交通状況の情報を取得する交通情報取得手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記交通情報取得手段の取得する交通状況の内容に該当する道路が、前記第1接続道路、又は/及び前記第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路の場合に、前記交通状況の内容を前記各道路の延在する方向に関連付けて表示することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用地図表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記交通状況の内容に該当する場所が前記車両の進行方向の交差・分岐点から前記第1接続道路、又は/及び前記第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路の至る方面より手前である場合に、前記交通状況の内容を前記各道路の延在する方向に関連付けて表示することを特徴とする請求項3記載の車両用地図表示装置。
  5. 交通状況の情報を取得する交通情報取得手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記交通情報取得手段の取得する交通状況の内容に該当する道路が前記進入道路から車両の進行方向に退出可能な第1接続道路であり、さらに、前記車両の現在位置から前記第1接続道路上の前記交通状況の内容に該当する場所までの距離が所定距離以内である場合に、前記第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路が存在する表示を前記第2接続道路の延在する方向に関連付けて前記画面に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用地図表示装置。
  6. 交通状況の情報を取得する交通情報取得手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記交通情報取得手段の取得する交通状況の内容に該当する道路が前記進入道路から車両の進行方向に退出可能な第1接続道路であり、さらに、前記第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路が前記交通状況の内容に該当しない場合に、前記第1接続道路と同じ方面へ至る第2接続道路が存在する表示を前記第2接続道路の延在する方向に関連付けて前記画面に表示することを特徴とする請求項1又は2記載の車両用地図表示装置。
  7. 出発地から目的地への経路を計算する経路計算手段と、
    前記経路を案内する経路案内手段と、
    交通状況の情報を取得する交通情報取得手段と、
    車両の現在位置を検出する位置検出手段と、
    前記経路の案内中に前記交通情報取得手段の取得した交通状況の内容が前記現在位置から前記目的地までの経路上に該当する場合、前記経路の至る方面を判定する方面判定手段と、
    前記現在位置から前記交通状況の内容の地点/区間を回避して前記経路と同じ方面へ至る迂回路を計算する迂回路計算手段と、
    前記経路の至る方面の名称を前記経路に付加して表示し、前記迂回路の至る方面の名称を前記迂回路に付加して表示するとともに、前記経路上に該当する交通状況の内容を前記経路の至る方面の名称に関連付けて表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする車両用地図表示装置。
  8. 前記交通情報取得手段は、前記交通状況として、道路の渋滞状況の情報を取得し、
    前記表示制御手段は、前記渋滞状況の内容を表示することを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の車両用地図表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、行政区域の名称を前記方面の名称として表示することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の車両用地図表示装置。
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