JP2004285962A - 電磁駆動バルブの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁駆動バルブ200を駆動する際に、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱を抑制することが求められている。
【解決手段】ECUは、電磁駆動バルブが、吸引期間にあるか否かを判定する(S10)。電磁駆動バルブが吸引期間にあると判定された場合(S10のY)、ECUは、弁体の位置を基に、吸引期間が第1吸引期間であるか否かを判定する(S12)。弁体が中立位置付近にある第1吸引期間であると判定された場合(S12のY)、ECUは、アッパ制御周波数f42またはロア制御周波数f46を低い周波数に設定し(S16)。弁体が全開状位置または全閉位置に近い第2吸引期間にあると判定された場合(S12のN)、ECUは、アッパ制御周波数f42またはロア制御周波数f46を高い周波数に設定する(S14)。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関に設けられる電磁駆動バルブの制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】
内燃機関の電磁駆動バルブに係わり、電磁コイルに流れる電流の大きさを制御するに際してのスイッチング素子の制御周波数に関する技術が提案されている(特許文献1参照)。上記提案では、電磁駆動バルブの可動部材が変位端に到達したときに生じる作動音を低減するために、可動部材を変位させるときにはスイッチング素子の制御周波数を高い周波数としている。また、可動部材を変位端に保持しているときには、スイッチング素子の制御周波数を低い周波数に変更して、以て、スイッチングロスによるエネルギ消費量および発熱を少量に抑制している。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−62529号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、電磁駆動バルブの可動部材を変位させるからといって必ずしもスイッチング素子の制御周波数に高い駆動周波数が要求されているわけではなく、特許文献1に記載の電磁駆動バルブは、可動部材を変位させるときには常にスイッチング素子の制御周波数を高い周波数としているため、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱に対する改善の余地が残るものであった。
【0005】
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、内燃機関の電磁駆動バルブのスイッチングロスによるエネルギ消費および発熱を効果的に抑制する技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のある態様は、内燃機関の電磁駆動バルブの制御装置に関する。この電磁駆動バルブの制御装置は、内燃機関に設けられ、電磁力を発生するための電磁コイルと、電磁力によって可動される可動部材とを備えた電磁駆動バルブに用いられ、電磁コイルに流れる電流の大きさをスイッチング素子のオン・オフ制御を通じて制御する。
【0007】
この電磁駆動バルブの制御装置は、以上の構成を前提として、前記の可動部材を変位端に向けて吸引する吸引期間でのスイッチング素子の制御周波数を所定条件に基づいて変更する変更手段を備える。ここで、所定条件とは、例えば、電磁コイルに流れる電流の大きさを制御するに際してその電流制御に精度が要求されるか否かを判断するための条件である。このように可動部材を変位端に向けて吸引する吸引期間であってもスイッチング素子の制御周波数を所定条件に基づいて変更できるので電流制御の精度を確保しつつもスイッチングロスによるエネルギ消費量および発熱を好適に制御することができる。
【0008】
また、前記の変更手段は、吸引期間でのスイッチング素子の制御周波数を可動部材の位置に応じて変更してもよい。電磁駆動バルブの作動音の低減や安定した動作の確保の上では、一般には、可動部材が変位端近傍にあるときに電流制御の精度が要求される。従って、電流制御に精度が要求されるか否かを判断するための条件として、例えば、可動部材の位置が変位端近傍にあるか否かを条件とし、スイッチング素子の制御周波数を可動部材の位置に応じて変更することにより、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱を好適に制御することができる。
【0009】
また、前記の変更手段は、吸引期間でのスイッチング素子の制御周波数を内燃機関の負荷に応じて変更してもよい。ここで、内燃機関の負荷とは、アクセル開度や吸入空気量等がある。作動音の低減を観点とすれば、内燃機関の高負荷運転時にはもともと騒音が大きく、電磁駆動バルブの作動音を低減する要求は少ない。従って、電流制御に精度が要求されるか否かの判断条件として、例えば、内燃機関の負荷が低負荷領域にあるか否かを条件として、スイッチング素子の制御周波数を内燃機関の負荷に応じて変更することにより、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱を好適に制御することができる。また、スイッチング素子の制御周波数を可動部材の位置と内燃機関の負荷との双方に基づき変更すれば、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱を一層好適に制御することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、実施の形態に係る、ひとつの電磁駆動バルブ200、およびその制御装置であるECU50およびバルブドライバ70の構成図である。吸気バルブおよび排気バルブはともにこの構成を採り、電磁石の電磁力によって開閉駆動される。これら吸気バルブおよび排気バルブは、制御原理が同じであり、以下排気バルブについて説明する。
【0011】
電磁駆動バルブ200は、シリンダヘッド18において往復動可能に支持された弁軸20、弁軸20の本図では下方の端部に設けられた弁体16、および弁軸20と連動する電磁駆動部21を備える。シリンダヘッド18には、燃焼室に通じる排気ポート14が形成されており、この排気ポート14の開口近傍には弁座15が形成されている。弁軸20の往復動に伴って弁体16が弁座15に離着座することにより排気ポート14が開閉される。
【0012】
弁軸20において、弁体16とは反対側の端部に、ロアリテーナ22が設けられている。ロアリテーナ22とシリンダヘッド18との間には、ロアスプリング24が圧縮状態で配設されている。弁体16および弁軸20は、このロアスプリング24の弾性力によって閉弁方向、つまり本図の上方向に付勢されている。
【0013】
電磁駆動部21は、弁軸20と同軸上に配設されたアーマチャシャフト26、およびアーマチャ28を備える。アーマチャシャフト26の略中央部分には高透磁率材料からなる円板状のアーマチャ28が固定され、その一端にはアッパリテーナ30が固定されている。アーマチャシャフト26においてこのアッパリテーナ30が固定された端部と反対側の端部は、弁軸20のロアリテーナ22側の端部に当接する。
【0014】
シリンダヘッド18上に設けられたケーシング36内には、アッパコア32がアッパリテーナ30とアーマチャ28との間に固定されている。同じくこのケーシング36内には、ロアコア34がアーマチャ28とロアリテーナ22との間に固定されている。これらアッパコア32およびロアコア34はいずれも高透磁率材料によって環状に形成されており、それらの各中央部にはアーマチャシャフト26が往復動可能に貫通されている。
【0015】
ケーシング36の上面内側とアッパリテーナ30との間には、アッパスプリング38が圧縮状態で配設されている。アーマチャシャフト26は、このアッパスプリング38の弾性力により弁軸20側、つまり本図の下方に付勢されている。更に、弁軸20および弁体16は、このアーマチャシャフト26により開弁方向、つまり本図の下方に付勢されている。なお、アーマチャ28、アーマチャシャフト26、弁軸20、および弁体16は、一体として可動部材を構成する。
【0016】
ケーシング36の頂部には変位センサ52が取り付けられている。この変位センサ52は、自身とアッパリテーナ30との間の距離に応じて変化する電圧信号を出力する。この電圧信号に基づいて、可動部材の位置が特定される。
【0017】
アッパコア32においてアーマチャ28と対向する面には、アーマチャシャフト26の軸心を中心とする環状の第1溝40が形成され、第1溝40内にはアッパコイル42が配置されている。アッパコイル42とアッパコア32とによって弁体16を閉弁方向、つまり本図上方に駆動するための上部電磁石61が構成される。
【0018】
一方、ロアコア34においてアーマチャ28と対向する面には、アーマチャシャフト26の軸心を中心とする環状の第2溝44が形成され、第2溝44内にはロアコイル46が配置されている。ロアコイル46とロアコア34とによって吸気バルブを開弁方向、つまり本図下方に駆動するための下部電磁石62が構成される。上部電磁石61のアッパコイル42および下部電磁石62のロアコイル46は、内燃機関の各種制御を統括して行うECU50によって通電制御される。
【0019】
ECU50は、CPUやメモリ(図示せず)を備え、変位センサ52、クランク角センサ72、アクセルポジションセンサ74等の各種センサの検出信号を取り込む。バルブドライバ70は、ECU50の指示に基づいてアッパコイル42に流れる励磁電流を制御するアッパコイル用ドライバ76と、同じくECU50の指示に基づいてロアコイル46に流れる励磁電流を制御するロアコイル用ドライバ78を備える。
【0020】
図2は、ECU50と、アッパコイル用ドライバ76の構成を示す。なお、ロアコイル用ドライバ78の構成および動作は、アッパコイル用ドライバ76の構成および動作と同一なので、以下、アッパコイル用ドライバ76の構成および動作について説明する。
【0021】
アッパコイル用ドライバ76は、スイッチング素子として機能する第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4を含み一般的なHブリッジ回路を構成している駆動回路80と、第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4に対してそれらトランジスタを駆動するための制御信号を供給する制御回路82と、駆動回路80に電力を供給する電源端子84と接地端子86と、を備える。
【0022】
駆動回路80において、第1トランジスタTr1および第2トランジスタTr2のコレクタ端子は、ともに電源端子84に接続される。第1トランジスタTr1のエミッタ端子と、第3トランジスタTr3のコレクタ端子は、アッパコイル42の本図左側の端子に接続される。同様に、第2トランジスタTr2のエミッタ端子と、第4トランジスタTr4のコレクタ端子は、アッパコイル42の本図右側の端子に接続される。また、第3トランジスタTr3および第4トランジスタTr4のエミッタ端子は、ともに接地端子86に接続される。第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4のベース端子はそれぞれ制御回路82に接続され、制御回路82は、ECU50の指示を受けて、それらベース端子に適宜所望の電圧を印加することで、第1〜第4トランジスタTr1〜Tr4を駆動させ、オン・オフ制御する。
【0023】
制御回路82は、アッパコイル42に対して正方向、本図では右方向へ向かう励磁電流を流すときは、第4トランジスタTr4のベース端子に対して所定レベルの電圧を印加して第4トランジスタTr4をオンさせるとともに、第1トランジスタTr1のベース端子に対しては、要求されている励磁電流の値に対応したデューティ比で所定のレベルの電圧を印加し、第1トランジスタTr1をオンさせる。このとき、制御回路82は、第2トランジスタTr2および第3トランジスタTr3のベース端子には電圧を印加せず、第2トランジスタTr2および第3トランジスタTr3をオフとする。従って、制御回路82によって、第1トランジスタTr1および第4トランジスタTr4がオンとなると、励磁電流は、電源端子84、第1トランジスタTr1、アッパコイル42、第4トランジスタTr4、および接地端子86の順に直列に形成される電流経路を流れる。
【0024】
更に、制御回路82は、アッパコイル42に対して逆方向、本図では左方向へ向かう励磁電流を流すときには、第3トランジスタTr3のベース端子に対しては所定レベルの電圧を印加して第3トランジスタTr3をオン状態とするとともに、第2トランジスタTr2のベース端子に対しては、要求されている励磁電流の値に対応したデューティ比で所定のレベルの電圧を印加し、第2トランジスタTr2をオンさせる。このとき、制御回路82は、第1トランジスタTr1および第4トランジスタTr4のベース端子には電圧を印加せず、第1トランジスタTr1および第4トランジスタTr4をオフとする。従って、制御回路82によって、第2トランジスタTr2および第3トランジスタTr3がオンとなると、励磁電流は、電源端子84、第2トランジスタTr2、アッパコイル42、第3トランジスタTr3、および接地端子86の順に直列に形成される電流経路を流れる。
【0025】
なお、第1トランジスタTr1および第2トランジスタTr2のオン・オフ制御は、所定の制御周波数で行われる。従って、アッパコイル42およびロアコイル46に流れる励磁電流の制御周波数は、それぞれ第1トランジスタTr1および第2トランジスタTr2を駆動する際の制御周波数と同一となる。なお、第1トランジスタTr1および第2トランジスタTr2を駆動する信号のデューティ比は、ECU50により、上記の制御周波数とは異なる、更に高い周波数の基準信号を用いて設定される。また、制御回路82の機能は、ECU50に含まれてもよい。
【0026】
次に、図1に戻り、電磁駆動バルブ200の動作を説明する。アッパコイル42に励磁電流が流れると、アッパコア32およびアーマチャ28を含む経路を環流する磁束が発生する。この際、アッパコア32とアーマチャ28の間には、互いを吸引する性質の電磁力が発生する。
【0027】
アッパコア32とアーマチャ28の間に発生する電磁力によって、可動部材は、本図では上方向である、アッパコア32の方向へ変位される。アーマチャシャフト26は、アーマチャ28がアッパコア32に当接するまで変位可能に構成されている。アーマチャ28がアッパコア32に当接するとき、それと略同じタイミングで、弁体16は弁座15に着座することにより、排気ポート14を全閉状態とする。このとき、弁体16が弁座15に着座するに伴い、およびアーマチャ28がアッパコア32に当接するに伴い、作動音が発生する。
【0028】
弁体16が全閉位置に維持されている場合、アッパスプリング38は、アーマチャシャフト26を中立位置方向、すなわち吸気ポート14が開く方向へ付勢する。この状態において、アッパコイル42に対する通電が停止されると、アーマチャシャフト26は、アッパスプリング38およびロアスプリング24の弾性力によって全開位置に向けて移動を開始する。
【0029】
一方、ロアコイル46に励磁電流が流れると、ロアコア34およびアーマチャ28を含む経路を環流する磁束が発生する。この際、ロアコア34とアーマチャ28の間には、互いを吸引する性質の電磁力が発生する。ロアコア34とアーマチャ28の間に発生する電磁力によって、可動部材は、本図では下方向である、ロアコア34の方向へ変位される。アーマチャシャフト26は、アーマチャ28がロアコア34に当接するまで変位可能に構成されている。アーマチャ28がロアコア34に当接するとき、弁体16は、排気ポート14を全開状態とする。従って、アッパコイル42に対する通電を停止した後、所定のタイミングで、ロアコイル46への通電を開始することで、弁体16を全閉位置から全開位置へ円滑に移行させることができる。なお、アーマチャ28がロアコア34に当接するに伴い作動音が発生する。
【0030】
弁体16が全開位置に維持された後、ロアコイル46に対する通電が停止されると、弁体16は、全閉位置に向けて移動を開始する。以後、適当なタイミングで、アッパコイル42およびロアコイル46に対して繰り返し通電を行うことで、弁体16を円滑に開閉動作することができる。
【0031】
一般に、アッパコイル42又はロアコイル46に流れる励磁電流が、指令電流となるよう制御される。励磁電流を制御する際の精度が低いと、例えば、弁体16が全閉位置または全開位置に到達する直前に励磁電流が大きすぎる状態になると、弁体16が弁座15に着座する際に発生する作動音や、アーマチャ28がアッパコア32またはロアコア34に当接する際に発生する作動音が大きくなることがあり、あるいは、バウンスが生じることがある。従って、弁体16が全閉位置または全開位置に到達する際の作動音を低減するには、あるいは、安定した動作を確保するには、励磁電流に対して精度のよい制御を行うことが必要となる。
【0032】
すなわち、作動音の低減や安定した動作の確保という観点では、励磁電流に対して精度よい制御が求められるのは、弁体16が全開位置または全閉位置に到達する直前であり、弁体16が中立付近に位置するときは、励磁電流に対して精度のよい制御は不要である。また、例えば高回転運転時や高負荷運転時は、もともとある程度騒音を伴う運転状態であることから、作動音の低減という観点では、励磁電流に対して精度よい制御は要求されないことがある。
【0033】
以下、実施の形態1および実施の形態2をもとに、アッパコイル42又はロアコイル46に対する電流制御について説明する。
【0034】
(実施の形態1)
実施の形態1では、作動音の低減や安定した動作の確保という観点から可動部材の位置に応じてスイッチング素子を駆動する際の制御周波数を変更する。
【0035】
以下の説明において、電磁駆動バルブ200の可動部材が変位端に向けて移動するために、アッパコイル42又はロアコイル46に吸引電流を流す期間を吸引期間と呼ぶ。この吸引期間において、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱の低減と、作動音の低減および安定した動作の確保との両立を実現するために、可動部材の位置に応じてアッパコイル用ドライバ76およびロアコイル用ドライバ78のスイッチング素子の制御周波数を変更することで励磁電流の制御周波数を変更する。以下、可動部材の位置として、弁体16の位置に着目する。
【0036】
図3(a)は、弁体16の変位パターンを、図3(b)は、アッパコイル42に対する電流制御を実現すべくECU50が制御回路82に対して指示する指令電流I(以下、単に「アッパ指令電流IC42」ともいう)の推移を、図3(c)は、ロアコイル46に対する電流制御を実現すべくECU50が制御回路82に対して指示する指令電流I(以下、単に「ロア指令電流IC46」ともいう)の推移を、それぞれ模式的に示す。また、図3(d)は、アッパコイル用ドライバ76のスイッチング素子制御周波数f42(以下、単に、「アッパ制御周波数f42」とよぶ)の推移を、図3(e)は、ロアコイル用ドライバ78のスイッチング素子制御周波数f46(以下、単に、「ロア制御周波数f46」とよぶ)の推移をそれぞれ示す。
【0037】
なお、図3(a)において、弁体16が全閉位置から全開位置に変位する期間において、点線で示すパターンが、弁体16の目標変位を、実線が低負荷時の実変位を、一点鎖線が高負荷時の実変位を示す。同様に、図3(c)において、実線が低負荷時のロア指令電流IC46を、一点鎖線が高負荷時のロア指令電流IC46を示し、図3(e)において、実線が低負荷時のロア制御周波数f46を、一点鎖線が高負荷時のロア制御周波数f46を示す。
【0038】
ここで、吸引期間のアッパ指令電流IC42およびロア指令電流IC46は、可動部材の変位パターンが目標変位パターンとなるよう、ECU50によるフィードバック制御によって設定され、予め設定された目標状態量、例えば、可動部材の位置や変位速度、可動部材に作用する外力等と、実際もしくは推定された状態量との偏差に応じて設定される。なお、目標状態量は、図3(a)に示すように、無負荷時の変位パターンを目標変位パターンとして設定してもよいし、外力が実測もしくは推定可能であれば、外力の大きさに応じて設定してもよい。従って、高負荷時には燃焼により筒内圧力が高くなり、弁体16が全閉位置から全開位置に変位する際に、弁体16に作用する外力が大きくなるため、図3(a)に示すよう、目標変位に対して実変位が大きく乖離し、図3(c)に示すよう、ロア指令電流IC46は、低負荷時に比べて相対的に大きな値に設定される。以下、弁体16の一開閉周期での電流制御を、第1期間T〜第10期間T10に分けて説明する。なお、高負荷時の第4期間T、第5期間T、第6期間Tは、図中ではそれぞれ「(T)」、「(T)」、「(T)」と示す。
【0039】
弁体16が全閉状態に保持される第1期間Tにおいては、アッパ指令電流IC42が、所定の値の保持電流I(>0)に制御される。保持電流Iは、一定値の場合もあれば、一定値に対してフィードバック電流が付加された場合もある。このとき、ロア指令電流IC46は、ゼロである。第1期間Tでは、アッパ制御周波数f42は、後述する第4期間Tや第9期間Tに設定される制御周波数より更に低い周波数Fに設定される。なお、この第1期間Tは、弁体16の一開閉周期において、後述の第11期間T11と同じ期間に相当する。従って、例えば、第1期間Tから第10期間T10で弁体16の一開閉周期となる。
【0040】
弁体16を全閉状態とする第1期間Tが終了し、弁体16を全閉状態から開弁させる必要が生じると、第2期間Tとして、アッパコア32に残留する磁気を速やかに消磁し、弁体16を円滑に移動開始させるために、アッパ指令電流IC42は、保持電流Iとは逆向きの所定値の消磁電流I(<0)に制御される。
【0041】
アッパ指令電流IC42が、消磁電流Iに制御される第2期間Tが終了し、第3期間Tになると、アッパ指令電流IC42とロア指令電流IC46はゼロに設定され、弁体16はアッパスプリング38の弾性力によって、全開位置へ向けて変位していく。
【0042】
弁体16の位置が全閉位置から全開位置へ向かう途上で、第4期間Tとなり、上述のように、ECU50によるフィードバック制御によって、予め設定された目標状態量と実際もしくは推定された状態量との偏差が計算され、その偏差の大きさに応じてロア指令電流IC46が所望とする吸引電流Iaに制御される。なお、このとき、励磁電流は、精度のよい制御は要求されない。従って、ロア制御周波数f46は、低い周波数Fに設定される。なお、第4期間Tの開始は、弁体16の位置や、変位速度、機関負荷等によって決定される。
【0043】
弁体16の位置が、全閉位置から全開位置へ移動する途上にある周波数切替点Pに到達し、第5期間Tになる。この第5期間Tでは弁体16が全開位置に近づいているため、作動音の低減や安定した動作の確保を考慮して、ロア制御周波数f46は高い周波数Fに設定される。
【0044】
アーマチャ28がロアコア34に当接し、弁体16が全開状態になったことが確認されると、第5期間Tが終了し、フィードバック制御が停止され、ロア指令電流IC46は所定値の保持電流Iとなるように制御される。なお、アーマチャ28がロアコア34に当接し、弁体16が全開状態になった後、弁体16の挙動が安定するまでのしばらくの間、第5期間Tとして、フィードバック制御を継続するとともにロア制御周波数f46は高い周波数Fに設定されてもよい。ロア指令電流IC46が保持電流Iに制御される期間を第6期間Tと呼ぶ。
【0045】
第6期間Tでは、ロア指令電流IC46は、保持電流Iに制御される。また、ロア制御周波数f46は、第1期間Tのアッパ制御周波数f42と同じ、周波数Fに設定される。
【0046】
以降、第7期間T〜第11期間T11において設定される指令電流および制御周波数は、第2期間T〜第6期間Tにおいて設定された、指令電流および制御周波数と同様のパターンとなる。ただし、弁体16の移動方向が、第7期間T〜第10期間T10では、全閉位置へ移動する方向であり、第2期間T〜第5期間Tの全開位置へ向かう方向とは逆である。同様に、第6期間Tは、弁体16が全開状態に保持され、第11期間T11は、弁体16が全閉状態が保持される期間である。従って、励磁電流が流れるコイルが、アッパコイル42とロアコイル46とで逆となるため、アッパ指令電流IC42とロア指令電流IC46の推移、および、それに伴い、アッパ制御周波数f42とロア制御周波数f46の推移が入れ替わる。また、周波数切替点Pは、弁体16が中立位置から全閉位置へ移動する途上の第9期間Tと第10期間T10の境界位置となる。
【0047】
図4は、弁体16の位置に応じて吸引期間における制御周波数を変更する制御ルーチンを示すフローチャートである。この制御ルーチンでは、励磁電流の制御周波数を変更するために、図3で説明した通り、ロア制御周波数f46が低い周波数Fに設定される第4期間Tおよびアッパ制御周波数f42が低い周波数Fに設定される第9期間Tの第1吸引期間と、ロア制御周波数f46が高い周波数Fに設定される第5期間Tおよびアッパ制御周波数f42が高い周波数Fに設定される第10期間T10の第2吸引期間とで、上述したスイッチング素子を駆動する際の制御周波数が変更される。
【0048】
図4の制御ルーチンは、クランク角センサ72の出力に基づいて内燃機関のクランク角が所定角だけ変化するたびに起動する。この制御ルーチンが起動すると、まず、ECU50は、変位センサ52の出力から得られる弁体16の位置、変位速度、機関負荷等をもとに、電磁駆動バルブ200が吸引期間にあるか否かを判定する(S10)。
【0049】
ECU50によって、電磁駆動バルブ200が吸引期間にあると判定された場合(S10のY)、ECU50は、取得した弁体16の位置をもとに吸引期間が、第1吸引期間(第4期間T又は第9期間T)であるか、それとも第2吸引期間(第5期間T又は第10期間T10)であるかを判定する(S12)。ECU50によって、第1吸引期間であると判定された場合(S12のY)、ECU50は、制御周波数を低い周波数Fに設定する(S16)。ECU50によって、第2吸引期間であると判定された場合(S12のN)、ECU50は、制御周波数を高い周波数Fに設定する(S14)。S14又はS16のステップで、制御周波数の設定が終了、又は、S10のステップでECU50によって、電磁駆動バルブ200が吸引期間にないと判定された場合(S10のN)、この制御ルーチンは終了する。
【0050】
上記の制御ルーチンが終了すると、ECU50は、要求される励磁電流に対応したデューティ比を決定し、そのデューティ比および上記の制御ルーチンにおいて設定された制御周波数で、励磁電流の向きに応じて第1トランジスタTr1又は第2トランジスタTr2をデューティ駆動するとともに、それらにそれぞれ対応して第4トランジスタTr4又は第3トランジスタTr3をオン駆動する。
【0051】
なお、弁体16が全閉状態または全開状態に保持される期間中に、弁体16が本来の位置である変位端から離れる、いわゆる脱調が生じることがある。このとき弁体16は、変位端に向けて速やかに再吸引される必要がある。この弁体16の再吸引時においても、上記の形態に準じた形態で弁体16の位置に応じてスイッチング素子の制御周波数を変更するようにしてもよい。一般には、脱調が生じたときには、弁体16の位置が変位端の近傍にあることから、この場合、スイッチング素子の制御周波数、つまり指令電流の制御周波数は高い周波数Fに設定される。
【0052】
(実施の形態2)
実施の形態2は、作動音の低減という観点から内燃機関の負荷に応じてスイッチング素子を駆動する際の制御周波数を変更する。なお、実施の形態2では、実施の形態1における電流制御に対してアッパ制御周波数f42およびロア制御周波数f46の設定のみが異なる。図5は、内燃機関の運転状態に応じて吸引期間の制御周波数を変更する制御ルーチンを示すフローチャートであり、図4に示した制御ルーチンに替わるものである。図5の制御ルーチンも、クランク角センサ72の出力に基づいて内燃機関のクランク角が所定角だけ変化するたびに起動する。この制御ルーチンが起動すると、まず、ECU50は、変位センサ52の出力から得られる弁体16の位置、変位速度、機関負荷等をもとに、電磁駆動バルブ200が、吸引期間にあるか否かを判定する(S30)。
【0053】
電磁駆動バルブ200が吸引期間にあると判定された場合(S30のY)、ECU50は、機関運転状態として、図示しない別の処理プロセスで算出された、エンジン回転速度および負荷率を取得する(S32)。つづいて、ECU50は、取得した機関運転状態が、低作動音が要求される低負荷運転状態であるか否かを判定する(S34)。ECU50は、この判定の際に、予め保持する図示しない所定の制御マップを参照する。この制御マップには、例えば、エンジン回転速度が1500rpm以下かつ負荷率が40%以下となる範囲の機関運転状態のとき、制御周波数を高い周波数Fに設定する旨が記述されており、上記の範囲以外の機関運転状態では、制御周波数を低い周波数Fに設定する旨が記述されている。
【0054】
機関運転状態が、ECU50によって、制御周波数として高い周波数Fが要求されない高負荷運転状態であると判定された場合(S34のN)、ECU50は、制御周波数を低い周波数Fに設定する(S38)。機関運転状態が、ECU50によって、制御周波数として高い周波数Fが要求される低負荷運転状態であると判定された場合(S34のY)、ECU50は、制御周波数を高い周波数Fに設定する(S36)。S36又はS38のステップで、制御周波数の設定が終了、又は、S30のステップでECU50によって、電磁駆動バルブ200が吸引期間にないと判定された場合(S30のN)、この制御ルーチンは終了する。
【0055】
なお、作動音の低減を観点として、上記の制御ルーチンは次のように変更することもできる。図6は、内燃機関の運転状態および弁体16の位置に応じて吸引期間の制御周波数を変更する制御ルーチンを示すフローチャートであり、図5に示した制御ルーチンに替わるものである。図6の制御ルーチンが起動すると、まず、ECU50は、変位センサ52の出力から得られる弁体16の位置、変位速度、機関負荷等をもとに、電磁駆動バルブ200が、吸引期間にあるか否かを判定する(S50)。電磁駆動バルブ200が、ECU50によって、吸引期間にあると判定された場合(S50のY)、ECU50は、図示しない別の処理プロセスで算出された機関運転状態を取得する(S52)。
【0056】
つづいて、ECU50は、取得した機関運転状態が低負荷運転状態であるか否かを判定する(S54)。機関運転状態が、ECU50によって、低負荷運転状態であると判定された場合(S54のY)、ECU50は、S50のステップにおいて吸引期間の判定のために取得した弁体16の位置をもとに、実施の形態1で述べたごとく、吸引期間が第1吸引期間であるか否かを判定する(S56)。ECU50によって、第1吸引期間でない、つまり第2吸引期間であると判定された場合(S56のN)、ECU50は、制御周波数を高い周波数Fに設定する(S58)。S54のステップで、ECU50によって、高負荷運転状態であると判断された場合(S54のN)、およびS56のステップで、ECU50によって、第1吸引期間であると判定された場合(S56のY)、ECU50は、制御周波数を低い周波数Fに設定する(S60)。S58又はS60のステップで、制御周波数の設定が終了、又は、S50のステップで、ECU50によって、吸引期間でないと判定された場合(S50のN)、この制御ルーチンは終了する。
【0057】
以上、本実施の形態によれば、アッパコイル42又はロアコイル46に流す励磁電流の制御に精度が要求されるか否かを判断するための条件として弁体16の位置を条件とし、スイッチング素子である第1トランジスタTr1および第2トランジスタTr2を駆動する際の制御周波数を変更するので、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱を好適に制御することができる。また、アッパコイル42又はロアコイル46に流す励磁電流の制御に精度が要求されるか否かを判断するための条件として機関運転状態、つまり内燃機関の負荷が、低負荷領域にあるか否かを条件として、第1トランジスタTr1および第2トランジスタTr2を駆動する際の制御周波数を変更するので、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱を好適に制御することができる。また、第1トランジスタTr1および第2トランジスタTr2を駆動する際の制御周波数を弁体16の位置と機関運転状態との双方に基づき変更すれば、スイッチングロスによるエネルギ消費および発熱を一層好適に制御することができる。
【0058】
【発明の効果】
本発明によれば、内燃機関の電磁駆動バルブのスイッチングロスによるエネルギ消費および発熱が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る、電磁駆動バルブ、電磁駆動バルブの制御装置であるECUおよびバルブドライバの構成図である。
【図2】実施の形態に係るアッパコイル用ドライバの構成図である。
【図3】実施の形態において、図3(a)は、弁体の変位パターンを、図3(b)は、アッパコイルに対する電流制御を実現すべくECUが制御回路に対して指示するアッパ指令電流IC42の推移を、図3(c)は、ロアコイルに対する電流制御を実現すべくECUが制御回路に対して指示するロア指令電流IC46の推移を、図3(d)は、アッパコイル用ドライバのスイッチング素子制御周波数f42の推移を、図3(e)は、ロアコイル用ドライバのスイッチング素子制御周波数f46の推移を、模式的に示す図である。
【図4】実施の形態1において、弁体の位置に応じて吸引期間における制御周波数を変更する制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】実施の形態2において、内燃機関の運転状態に応じて吸引期間における制御周波数を変更する制御ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】実施の形態2において、内燃機関の運転状態および弁体の位置に応じて吸引期間における制御周波数を変更する制御ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
16 弁体、 20 弁軸、 21 電磁駆動部、 26 アーマチャシャフト、 28 アーマチャ、 32 アッパコア、 34 ロアコア、 42 アッパコイル、 46 ロアコイル、 50 ECU、 52 変位センサ、 61 上部電磁石、 62 下部電磁石、 70 バルブドライバ、 72 クランク角センサ、 74 アクセルポジションセンサ、 76 アッパコイル用ドライバ、 78 ロアコイル用ドライバ、 80 駆動回路、 82 制御回路、 200 電磁駆動バルブ、 Tr1 第1トランジスタ、 Tr2 第2トランジスタ、 Tr3 第3トランジスタ、 Tr4 第4トランジスタ。

Claims (3)

  1. 内燃機関に設けられ、電磁力を発生するための電磁コイルと、電磁力によって可動される可動部材とを備えた電磁駆動バルブに用いられ、前記電磁コイルに流れる電流の大きさをスイッチング素子のオン・オフ制御を通じて制御する電磁駆動バルブの制御装置において、
    前記可動部材を変位端に向けて吸引する吸引期間での前記スイッチング素子の制御周波数を所定条件に基づいて変更する変更手段を備えたことを特徴とする電磁駆動バルブの制御装置。
  2. 前記変更手段は、前記吸引期間での前記スイッチング素子の制御周波数を前記可動部材の位置に応じて変更することを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動バルブの制御装置。
  3. 前記変更手段は、前記吸引期間での前記スイッチング素子の制御周波数を前記内燃機関の負荷に応じて変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁駆動バルブの制御装置。
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