JP2004248787A - 遊技装置および遊技場管理システム - Google Patents

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JP2004248787A JP2003040821A JP2003040821A JP2004248787A JP 2004248787 A JP2004248787 A JP 2004248787A JP 2003040821 A JP2003040821 A JP 2003040821A JP 2003040821 A JP2003040821 A JP 2003040821A JP 2004248787 A JP2004248787 A JP 2004248787A
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Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Yasumori Yoneyama
泰守 米山
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Abstract

【課題】遊技装置を移って遊技を可能にするとともに、移動先が決まらない場合に元の遊技装置に戻り得ることを保証する。
【解決手段】移動元の遊技装置は、移動要求と暗証番号入力されると、遊技媒体の獲得数と暗証番号を含む移動情報を管理装置へ出力し、自装置を遊技禁止状態にする。移動先の遊技装置は、再開要求と暗証番号が入力されると、これを管理装置へ送信する。管理装置は暗証番号が一致すれば、移動元での獲得数に相当する数の遊技媒体を移動先の遊技装置で利用可能にし、かつ移動元の遊技装置の遊技禁止を解除する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機と、この遊技機で利用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸機と、この遊技機で遊技者が獲得した遊技媒体の獲得数を遊技終了時に計数する遊技媒体計数器とを有する遊技装置またはこのような遊技装置を複数台とこれらを管理制御する管理装置とを備えた遊技場管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ・スロットマシンなどの遊技装置で遊技する遊技者は、遊技の状況が思わしくないなどの理由から、遊技の途中で、別の遊技装置での遊技を希望する場合がある。このとき、それまでの遊技結果を引きついで他の遊技装置への移動を可能にした遊技場管理システムがある。
【0003】
たとえば、台移動スイッチを操作すると、貯溜部に貯溜されている遊技媒体を計数手段が計数してその結果を表示部に表示するとともに、任意の遊技装置での遊技を可能にするための台移動情報を記録した記録媒体が発行される。移動先の遊技装置では、先の記録媒体が挿入されると、これに記録されている台移動情報を読み取る。そして、遊技を許可する場合には、記録媒体に記録されている遊技媒体の個数を表示器に表示し、この遊技媒体を用いて遊技可能な状態を形成するようになっている(特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−267331号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の遊技場管理システムでは、遊技者が台移動を希望して台移動情報の記録された記録媒体が発行されると、移動元は次の遊技者が自由に使用できる状態になる。このため、遊技者が適当な移動先を決められずに元の遊技装置へ戻ってきたときには既に他の遊技者が元の遊技装置で遊技を行っているケースが生じ、台移動を希望した遊技者に不便をかけて不愉快な思いをさせてしまう場合があった。
【0006】
また、遊技店においては、記録媒体を使用しなければ遊技者に台移動サービスを提供できないため、費用が嵩むという問題点があった。
【0007】
本発明は、以上のような従来技術が有する問題点に着目してなされたもので、移動先が決まらない場合に元の遊技装置に戻って遊技を再開することが保証され、また台移動サービスの運用費用を少なく抑えることのできる遊技装置および遊技場管理システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]遊技媒体を用いて遊技する遊技機(101)と、この遊技機(101)で利用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸機(102)と、この遊技機(101)で遊技者が獲得した遊技媒体の獲得数を遊技終了時に計数する遊技媒体計数器(103)とを有する遊技装置(100)において、
前記遊技媒体計数器(103)が計数した獲得数の遊技媒体を他の遊技装置(100)で利用するための移動要求の入力と他の遊技装置(100)で遊技者の同一性を確認するための確認情報の設定を遊技者から受け付ける移動要求受付手段と、
前記移動要求と前記確認情報の受付が完了したとき、遊技媒体を他の遊技装置(100)で利用可能とするための情報であって少なくとも前記獲得数と前記確認情報を含む移動情報を外部へ出力する移動情報出力手段と、
前記移動要求と前記確認情報の受付が完了した後、所定の解除条件が満足されるまで、当該遊技装置(100)での遊技を禁止する遊技禁止手段と、
を有することを特徴とする遊技装置(100)。
【0009】
[2]前記遊技禁止手段は、前記移動情報に基づく遊技媒体を同一の遊技者が移動先の遊技装置で利用可能になったとき、遊技の禁止を解除する
ことを特徴とする[1]に記載の遊技装置(100)。
【0010】
[3]他の遊技装置(100)で入力された移動要求にかかわる遊技媒体を利用して遊技する旨を表した遊技再開要求の入力と遊技者の同一性を確認するための確認情報の入力を受け付ける再開要求受付手段と、
前記再開要求受付手段が受け付けた確認情報と他の遊技装置(100)が出力した前記移動情報に含まれる確認情報とが合致するとき、前記移動情報に含まれている獲得数の遊技媒体を遊技に利用可能にする遊技再開手段と
をさらに有する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の遊技装置(100)。
【0011】
[4]遊技媒体を用いて遊技する遊技機(101)と、この遊技機(101)で利用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸機(102)と、この遊技機(101)で遊技者が獲得した遊技媒体の獲得数を遊技終了時に計数する遊技媒体計数器(103)とを有する複数の遊技装置(100)と、これらの遊技装置(100)を管理制御する管理装置(300)とを備え、移動元の遊技装置(100)の前記遊技媒体計数器(103)が計数した獲得数の遊技媒体を移動先の遊技装置で利用可能な遊技場管理システムにおいて、
前記遊技装置(100)は、移動要求受付手段と、移動情報出力手段と、遊技禁止手段と、再開要求受付手段と、遊技再開手段とを有し、
前記管理装置(300)は、記憶手段と、照合手段と、送信手段とを有し、
移動元となる遊技装置(100s)では、前記移動要求受付手段が、遊技媒体計数器(103)の計数した獲得数の遊技媒体を他の遊技装置(100d)で利用するための移動要求の入力と他の遊技装置(100d)で遊技者の同一性を確認するための確認情報の設定を遊技者から受け付け、前記移動情報出力手段が、遊技媒体を他の遊技装置(100d)で利用可能にするための情報であって少なくとも前記獲得数と前記確認情報を含む移動情報を前記管理装置(300)へ出力し、かつ前記遊技禁止手段が、当該遊技装置(100s)での遊技を所定の解除条件が満足されるまで禁止し、
前記管理装置(300)では、前記移動情報を受信して、これを前記記憶手段が記憶し、
移動先となる遊技装置(100d)では、前記再開要求受付手段が、移動要求にかかわる遊技媒体を利用して遊技する旨を表した遊技再開要求の入力と遊技者の同一性を確認するための確認情報の入力を受け付け、前記再開要求出力手段が、前記再開要求受付手段の受け付けた前記確認情報を含む再開情報を前記管理装置(300)へ出力し、
前記管理装置(300)では、前記再開情報を受信し、前記照合手段が、前記再開情報の確認情報と前記記憶手段に記憶されている移動情報の確認情報とを照合して遊技再開の可否を判定し、かつ前記送信手段が、前記判定結果を含む判定情報であって、前記判定結果が遊技再開の許可を示すときは、照合された移動情報が示す獲得数をさらに含むものを前記移動先の遊技装置に送信し、
前記移動先の遊技装置(100d)では、受信した判定情報が遊技再開を許可するものの場合に、遊技再開手段が、前記判定情報に含まれる獲得数の遊技媒体を遊技に利用可能にする
ことを特徴とする遊技場管理システム。
【0012】
[5]前記移動元の遊技装置(100s)は、設定された確認情報が前記管理装置(300)にすでに記憶されている他の移動情報の確認情報と重複するか否かを前記管理装置(300)に問い合わせる
ことを特徴とする[4]に記載の遊技場管理システム。
【0013】
[6]前記管理装置(300)は、前記照合手段の判定結果が遊技再開を許可するものであるとき、照合のとれた移動情報の送信元の遊技装置(100s)へ、遊技禁止の解除を示す解除指令を送信し、
前記遊技装置(100s)の遊技禁止手段は、前記解除指令の受信に基づいて遊技の禁止を解除する
ことを特徴とする[4]に記載の遊技場管理システム。
【0014】
[7]前記移動情報は、移動元の遊技装置(100)を一意に特定するための遊技装置特定情報をさらに含むことを特徴とする[6]に記載の遊技場管理システム。
【0015】
前記本発明は次のように作用する。
遊技装置(100)は、遊技機(101)と、遊技媒体貸機(102)と、遊技媒体計数器(103)とを備えたものである。遊技装置(100)の有する移動要求受付手段は、遊技媒体計数器(103)が計数した獲得数の遊技媒体を他の遊技装置(100)で利用するための移動要求の入力と他の遊技装置(100)で遊技者の同一性を確認するための確認情報の設定を遊技者から受け付ける。たとえば、確認情報として複数桁の暗証番号の設定を受け付ける。
【0016】
移動要求と確認情報の受付が完了すると、移動情報出力手段は、遊技媒体を他の遊技装置(100d)で利用可能とするための情報であって少なくとも獲得数と確認情報を含む移動情報を外部へ出力する。この出力は、記録媒体として出力しても、通信ネットワークを通じて遊技場の管理装置、あるいは当該遊技場に設置された他のすべての遊技装置(100)に対して送信してもよい。遊技装置(100s)の禁止手段は、移動要求と確認情報の受付が完了した後、所定の解除条件が満足されるまで、当該遊技装置(100s)での遊技を禁止する。たとえば、30分を限度に禁止するなど、時間を限定してもよいし、移動要求を行った遊技者が解除の許可を出したとき、遊技の禁止を解除するように構成してもよい。
【0017】
このように、移動要求の受付完了後に、当該遊技装置(100s)での遊技を禁止するので、移動先の遊技装置(100d)が見つからなかった場合にも、所定の解除条件が満足するまでの間であれば、元の遊技装置(100s)に戻り得ることが保証され、遊技者は安心して移動を試みることができる。
【0018】
遊技禁止手段が、移動情報に基づく遊技媒体を同一の遊技者が移動先の遊技装置で利用可能になったとき、遊技の禁止を解除するものでは、適当な移動先が見つからない間はいつでも元の遊技装置(100s)へ戻ることが保証される。また利用可能となった時点で禁止が解除されるので、無駄に禁止状態が継続することを防止することができる。
【0019】
一方、移動先となる遊技装置(100d)では、他の遊技装置(100s)で入力された移動要求にかかわる遊技媒体を利用して遊技する旨を表した遊技再開要求の入力と、遊技者の同一性を確認するための確認情報の入力とを再開要求受付手段が受け付ける。そして、再開要求受付手段が受け付けた確認情報と他の遊技装置(100s)が出力した移動情報に含まれる確認情報とが合致するとき、遊技再開手段は、この移動情報に含まれている獲得数の遊技媒体を遊技に利用可能にする。
【0020】
上記遊技装置(100)を複数と、これらの遊技装置(100)を管理制御する管理装置(300)とを備え、移動元の遊技装置(100s)の前記遊技媒体計数器(103)が計数した獲得数の遊技媒体を移動先の遊技装置で利用可能な遊技場管理システムでは、以下のように移動にかかわる動作が行われる。
【0021】
すなわち、移動元となる遊技装置(100s)では、移動要求受付手段が、移動要求の入力と確認情報の設定を受け付けると、移動情報出力手段が、遊技終了時における遊技媒体の獲得数と確認情報を含む移動情報を管理装置(300)へ出力する。さらに遊技禁止手段が、当該遊技装置(100s)での遊技を所定の解除条件が満足されるまで禁止する。管理装置(300)は、移動情報を受信し、これを記憶手段に記憶する。
【0022】
移動先となる遊技装置(100d)では、再開要求受付手段が、遊技再開要求と確認情報の入力を受け付けると、再開要求出力手段が、この確認情報を含む再開情報を管理装置(300)へ出力する。管理装置(300)は、再開情報を受信し、この再開情報の確認情報と記憶手段に記憶されている移動情報の確認情報とを照合して遊技再開の可否を判定する。そして、この判定結果と、これが遊技再開の許可を示す場合には、照合された移動情報が示す獲得数をさらに含む判定情報を、移動先の遊技装置(100d)に送信する。
【0023】
移動先の遊技装置(100d)では、受信した判定情報が遊技再開を許可する場合には、遊技再開手段が、この判定情報に含まれる獲得数の遊技媒体を遊技に利用可能にする。
【0024】
このように、移動元からの移動情報や移動先からの再開情報を管理装置(300)に集約し、確認情報の照合や遊技再開許可の送出を管理装置(300)が一括して行うので、多数の遊技装置(100)を効率よく管理することができる。また管理装置(300)を通じて移動にかかわる情報を管理するので、移動にかかわる情報を記録媒体に記録して遊技者に渡す必要がなく、運用費用を少なく抑えることが可能になる。
【0025】
移動元の遊技装置(100)が、確認情報の重複有無を管理装置(300)に問い合わせるものでは、遊技媒体が誤って他の遊技者に付与されることを防止することができ、移動にかかわる安全性を高めることができる。
【0026】
移動先の遊技装置(100d)へ遊技再開を許可した際に、照合のとれた移動情報の送信元の遊技装置(100s)へ、遊技禁止の解除指令を送信するものでは、移動の完了に伴って移動元の遊技装置(100s)の遊技禁止が解除される。これにより適当な移動先が見つからない間はいつでも移動元の遊技装置(100s)へ戻ることが保証される。また利用可能となった時点で禁止が解除されるので、無駄に禁止状態が継続することを防止することができる。
【0027】
移動情報が、移動元の遊技装置(100s)を一意に特定するための遊技装置特定情報をさらに含むものでは、管理装置(300)が各移動情報の送信元の遊技装置(100s)を容易に認識でき、遊技禁止の解除指令を移動元の遊技装置(100s)へ的確に送信することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明にかかる遊技場管理システム10の構成を示している。遊技場管理システム10は、遊技場内に設置された多数の遊技装置100(図1では2台のみ図示)と、これらの遊技装置100を統括して管理制御する管理装置300とを有している。遊技装置100と管理装置300は、台コントローラ400および島コントローラ500を介したネットワークを通じて接続されている。管理装置300には、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を介して複数の島コントローラ500が接続され、各島コントローラ500の配下に複数の台コントローラ400が接続されている。台コントローラ400は、遊技装置100とネットワークを接続するための中継装置であり、台コントローラ400毎に1台の遊技装置100が接続される。
【0029】
遊技装置100は、パチンコ機など、遊技媒体を利用した遊技が行われる遊技機101と、この遊技機101で利用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸機102と、この遊技機101で遊技者が獲得した遊技媒体の獲得数を遊技終了時に計数する遊技媒体計数器103を有している。本実施の形態では、遊技機101はパチンコ機である。遊技機101の下部手前には遊技媒体貸機102で計数される遊技媒体の投入口104があり、遊技媒体貸機102の下部には計数後の遊技媒体を貯留するための貯留タンク105が設けてある。貯留タンク105には遊技機101の下部から排出された使用済みの遊技媒体も貯留される。
【0030】
遊技装置100は、貯留タンク105に貯留されている遊技媒体を研磨して揚上し、上方から遊技機101もしくは遊技媒体貸機102へ再び遊技媒体を供給する遊技媒体研磨揚上装置106を有している。遊技装置100は、遊技媒体を、1台の遊技装置100の中で繰り返し使用する、いわゆる単体島を形成している。
【0031】
図2は、遊技装置100の概略回路構成を示している。遊技装置100は、種々のデータ処理を行う手段としてのCPU(Central Processing Unit)110を有し、CPU110には、主メモリーであるROM(Read Only Memory)111とRAM(Random Access Memory)120のほか各種制御部や記憶部等が接続されている。より詳細には、玉放出制御部130と、紙幣識別制御部140と、硬貨識別制御部150と、玉計数制御部160と、レシート発券制御部170と、獲得玉情報記憶部180と、移動台情報記憶部190と、表示手段201と、操作部202と、補給制御部203と、通信I/F204とが接続されている。
【0032】
玉放出制御部130は、遊技媒体であるパチンコ玉の放出制御を行うものである。玉放出制御部130は、遊技媒体を遊技機101の上皿へ排出するための玉排出口131と、図示省略の貯留部に貯留されている遊技媒体の排出動作を実行する玉放出手段132と、排出される遊技媒体の数を計数する玉計数手段133を有している。
【0033】
紙幣識別制御部140は、遊技媒体貸機102に投入される紙幣の真偽や種類を判別するものである。紙幣識別制御部140は、紙幣の投入および返却を行うための紙幣投排口141と、投入された紙幣の真偽や種類を判定する紙幣識別手段142を有している。
【0034】
硬貨識別制御部150は、遊技媒体貸機102に投入される硬貨の真偽や種類を判別するものである。硬貨識別制御部150は、硬貨投入口151と、投入された硬貨の真偽や種類を判定する硬貨識別手段152と、硬貨返却口153を有している。
【0035】
玉計数制御部160は、遊技媒体計数器103の一部を成し、投入口104に連通した玉投入口161と、ここへ投入された遊技媒体の数を計数する玉計数手段162を有している。
【0036】
レシート発券制御部170は、遊技媒体計数器103で計数した獲得玉数や移動の際の暗証番号などを印刷したレシートを発券するものである。レシート発券制御部170は、レシート排出口171と、レシートに文字等を書き込むレシート書込手段172を有している。
【0037】
獲得玉情報記憶部180は、遊技者が獲得したパチンコ玉にかかわる情報を記憶するものである。獲得玉情報記憶部180は、獲得玉数を記憶する獲得玉数情報記憶部181と、レシートにかかわる情報を記憶するレシート情報記憶部182を有している。
【0038】
表示手段201は、液晶ディスプレイや小型のCRTディスプレイで構成されている。表示手段201は、遊技媒体貸機102の正面に設けられ、投入金額など各種の情報を遊技者に提示する機能を果す。操作部202は、遊技媒体貸機102の正面に設けられた各種スイッチであり、遊技終了指示や移動要求の入力、暗証番号の入力等に利用される。補給制御部203は、遊技媒体研磨揚上装置106の動作を制御する機能を果す。通信I/F204は、台コントローラ400とのインターフェイスを果すものである。
【0039】
遊技装置100のCPU110は、ROM112に記憶されているシステムプログラム及びデータと、RAM120にロードされたプログラム及びデータに従って動作する。RAM120にロードされるプログラムおよびデータとしては、表示手段201への表示を制御する表示制御プログラム120A、遊技者に遊技媒体(玉貸)を放出し、放出した遊技媒体(玉貸)の計数を管理する玉放出制御プログラム120B、遊技者が紙幣を投入し、紙幣の真偽を判定し真であれば紙幣を受け付け、偽であれば紙幣を返却する紙幣識別制御プログラム120C、遊技客が硬貨を投入し、硬貨の真偽を判定し、真であれば硬貨を受け付け、偽であれば硬貨を返却する硬貨識別制御プログラム120D、売上情報、断線情報を出力制御するための売上断線出力プログラム120Eがある。
【0040】
さらにRAM120にロードされるプログラムおよびデータとしては、遊技媒体貸機102で計数した遊技媒体の数を表した獲得数情報を獲得玉数情報記憶部181に記憶する玉計数器制御プログラム120F、レシート情報の書き込み、レシートの排出、レシート情報および書き込んだ情報をレシート情報記憶部182に記憶させるレシート制御プログラム120G、遊技機101に遊技媒体を補給するための補給制御プログラム120H、遊技機101の動作を制御する遊技機制御プログラム120I、遊技者が他の遊技装置100へ移動して遊技を楽しむことを可能にする台移動サービスに関連する各種の制御を行う移動台制御プログラム120Jがある。このほか、図示省略の通信制御プログラム等も備えている。
【0041】
遊技装置100は、移動台制御プログラム120Jを実行することにより、移動要求受付手段と、移動情報出力手段と、遊技禁止手段と、再開要求受付手段と、遊技再開手段としての機能を果す。このうち移動要求受付手段と移動情報出力手段と遊技禁止手段は、移動元の遊技装置100sとしての機能であり、再開要求受付手段と遊技再開手段は、移動先の遊技装置100dとしての機能である。
【0042】
移動要求受付手段は、遊技媒体計数器103の計数した獲得数の遊技媒体を他の遊技装置で利用するための移動要求の入力と他の遊技装置で遊技者の同一性を確認するための確認情報の設定を遊技者から受け付けるものである。移動情報出力手段は、遊技媒体を他の遊技装置で利用可能にするための情報であって少なくとも獲得数と確認情報を含む移動情報を管理装置300へ出力する機能を果す。遊技禁止手段は、移動元の遊技装置100sでの遊技を所定の解除条件が満足されるまで禁止する機能を果す。
【0043】
再開要求受付手段は、移動要求にかかわる遊技媒体を利用して遊技する旨を表した遊技再開要求の入力と遊技者の同一性を確認するための確認情報の入力を受け付けるものであり、再開要求出力手段は、再開要求受付手段の受け付けた確認情報を含む再開情報を管理装置300へ出力するものである。
【0044】
図3は、台コントローラ400のブロック図である。台コントローラ400には、種々のデータ処理を行う手段としてCPU410が設けられており、CPU410には主メモリーであるROM420、RAM430ほか各種の記憶部440〜470およびI/F481〜484が接続されている。このうち玉貸出情報記憶部440は、遊技媒体の貸し出しにかかわる売上情報441や断線情報442を記憶する。獲得玉情報記憶部450は、獲得玉にかかわる獲得玉情報451やエラー情報452を記憶する。
【0045】
遊技情報記憶部460は、遊技にかかわる各種情報を記憶するものである。記憶する情報には、遊技機101で行われる表示遊技での大当たり発生にかかわる特賞情報461、表示遊技のスタート回数を示すスタート情報462、出玉情報463、入玉情報464がある。移動台情報記憶部470は、台移動サービス機能にかかわる各種情報を記憶するものである。記憶する情報としては、移動台情報471や禁止台情報472がある。移動台情報471は、移動情報や再開情報等であり、禁止台情報472は、遊技の禁止および解除にかかわる情報である。
【0046】
I/F481を介して接続された表示手段491は、エラー情報等を表示するものである。I/F482を介して接続された操作手段492は、エラー解除などの操作や各種設定を行うためのスイッチである。I/F483には遊技機101が接続され、通信I/F484にはホール管理端末機や単体島制御装置が接続されている。
【0047】
RAM430にロードされるプログラム及びデータとしては、表示制御プログラム430A、操作制御プログラム430B、遊技機情報プログラム430C、売上断線情報プログラム430D、玉計数器情報プログラム430E等がある。表示制御プログラム430Aは、表示手段491への表示を制御する機能を実現し、操作制御プログラム430Bは、操作手段492により操作された内容を実行する機能を実現し、遊技機情報プログラム430Cは、遊技機101に遊技媒体を補給する機能を実現するプログラムである。
【0048】
また遊技機情報プログラム430Cは、遊技機101の各種情報を収集し、収集した遊技機情報を遊技情報記憶部460に記憶させる機能を実現するプログラムである。売上断線情報プログラム430Dは、遊技媒体貸機102の売上情報及び断線情報を収集し、収集した遊技媒体貸出装置情報を玉貸出情報記憶部440に記憶させる機能を実現するプログラムである。玉計数器情報プログラム430Eは、遊技媒体計数情報、エラー情報を収集し、獲得玉情報記憶部450に記憶させる機能を実現するプログラムである。
【0049】
図4は、管理装置300の概略回路構成を示すブロック図である。管理装置300には、種々のデータ処理を行う情報処理手段としてCPU310が設けられており、CPU310には主メモリであるROM320、RAM330、固定ディスク装置340および各種I/F351〜354が接続されている。I/F351を介して接続された表示手段361は、液晶ディスプレイやCRTディスプレイで構成され、遊技場の管理者に向けて各種の情報を表示するものである。I/F352にはプリンタ362が接続されている。I/F353を介して接続された操作手段363は、キーボードや、マウスなどのポインティングデバイスからなる。通信I/F354には島コントローラ500を介して台コントローラ400が接続される。
【0050】
CPU310は、ROM320に記憶されているシステムプログラム及びデータと、RAM330にロードされたプログラム及びデータに従って動作する。RAM330にロードされるプログラム及びデータとしては、表示制御処理プログラム330A、遊技機制御処理プログラム330B、遊技機情報処理プログラム330C、売上断線処理プログラム330D、玉計数器処理プログラム330E、移動台処理プログラム330F等がある。
【0051】
表示制御処理プログラム330Aは、表示手段361への表示を制御する機能を実現し、遊技機制御処理プログラム330Bは、遊技機101へ遊技媒体を補給及び打止制御を行う機能を実現するプログラムである。遊技機情報処理プログラム330Cは、台コントローラ400の遊技情報記憶部460に記憶されている遊技機情報を収集し、固定ディスク装置340内の遊技機情報データベース343に蓄積記録したり、蓄積記録した遊技機情報データベース343を一部消去したりする機能を実現するプログラムである。
【0052】
売上断線処理プログラム330Dは、台コントローラ400の玉貸出情報記憶部440に記憶されている売上情報、断線情報を収集し、固定ディスク装置340内の売上情報データベース341及び断線情報データベース342に蓄積記憶したり、蓄積記録した売上情報データベース341及び断線情報データベース342を一部消去したりする機能を実現する。
【0053】
玉計数器処理プログラム330Eは、台コントローラ400の獲得玉情報記憶部450に記憶されている情報を収集し固定ディスク装置340内の計数器情報データベース344に蓄積記憶したり、蓄積した計数器情報データベース344を一部消去したりする機能を実現するプログラムである。移動台処理プログラム330Fは、台コントローラ400の移動台情報記憶部470に記憶されている移動台情報、禁止台情報を収集し、固定ディスク装置340内の移動台情報データベース345に蓄積記憶したり、蓄積記録した移動台情報データベース345を一部消去したりする機能を実現する。
【0054】
管理装置300は、移動台処理プログラム330Fを実行することにより、台移動サービスにかかわる記憶手段、照合手段、送信手段としての機能を果たす。記憶手段は、移動台情報データベース345等であり、移動元の遊技装置100sから受信した移動情報を記憶する機能を果す。照合手段は、移動先の遊技装置100dから受信した再開情報に含まれる確認情報と移動台情報データベース345に記憶されている移動情報に含まれる確認情報とを照合して遊技再開の可否を判定する。送信手段は、通信I/F354を介して、判定情報を移動先の遊技装置100dに送信する機能を果す。判定情報は、先の判定結果を示すものであり、これが遊技再開の許可を示す場合には、照合された移動情報が示す獲得数をさらに含むものである。
【0055】
次に作用を説明する。
図5は、移動元の遊技装置100sにおいて、遊技者が移動要求を行う場合の処理の流れを示している。遊技者は、移動元の遊技装置100sでの遊技を終了し、獲得玉を遊技媒体計数器103で計数する(ステップS601、S602)。ここで、当該遊技装置100sで獲得した遊技媒体を用いて、他の遊技装置100dで遊技を行うことを希望する場合には、移動先の遊技装置100dで遊技者の同一性を確認するための確認情報の設定を受け付けた後(ステップS603)、図示省略の遊技中断ボタンの操作により(ステップS604)、移動要求を受け付ける。ここでは、確認情報として暗証番号の入力が求められる。
【0056】
移動要求の受付を完了すると、移動元の遊技装置100sは、管理装置300に向けて、確認情報と先に遊技媒体計数器103で計数した遊技媒体の獲得数と、確認情報(暗証番号)と、送信元の遊技装置100sを一意に識別するための情報としての遊技台番号とを含む移動情報を、管理装置300に送信する(ステップS605)。
【0057】
移動情報を受信した管理装置300は、暗証番号チェック処理を行う(ステップS606)。暗証番号チェック処理は図6に示すように、移動元の遊技装置100sから受信(ステップS701)した移動情報に含まれる暗証番号が既に記憶されているものと重複するか否かを調べる(ステップS702)。未使用であれば(ステップS702;Y)、遊技禁止指示と暗証番号のチェックOKである旨を表した暗証番号確認信号を移動元の遊技装置100sに向けて送信する(ステップS703)。
【0058】
また今回受信した移動情報(遊技台番号、獲得数、暗証番号)を移動台情報データベース345に記憶する(ステップS704)。暗証番号が既に移動台情報データベース345に記憶されているものと重複し、未使用のものでない場合には(ステップS702;N)、エラー情報を移動元の遊技装置100sに送信する。これを受けた移動元の遊技装置100sは、暗証番号の再入力を遊技者に求める(ステップS603)。
【0059】
移動元の遊技装置100sは、管理装置300から暗証番号確認信号を受信すると(ステップS607)、自装置を、遊技者が遊技することのできない遊技禁止状態に設定する(ステップS608)。遊技禁止状態では、遊技媒体貸機102による遊技媒体の貸出禁止、遊技媒体計数器103による計数禁止、遊技機101における遊技媒体の打出禁止(ハンドルストップ状態)になる。その後、移動元の遊技装置100sは、暗証番号の記録されたレシートを発券する(ステップS609)。遊技者は、このレシートを持って、移動先の遊技装置100dを探す。
【0060】
図7から図9は、移動先の遊技装置100dで遊技を再開する場合の処理の流れを示している。遊技者は、希望の遊技装置を見つけると、先のレシートに記録されている暗証番号を移動先の遊技装置100dに入力し(ステップS801)、遊技台移動ボタンを操作する(ステップS802)。これにより、遊技再開要求の入力と遊技者の同一性を確認するための確認情報(暗証番号)の入力の受付が完了する。移動先の遊技装置100dは、受け付けた確認情報(暗証番号)を含む再開情報を管理装置300に送信する(ステップS803)。ここでは、再開情報は、暗証番号と移動先の遊技装置100dの遊技台番号を含んでいる。
【0061】
再開情報を送信すると、管理装置300では、遊技台移動処理(ステップS804)が行われる。すなわち図9に示すように、管理装置300では、移動先の遊技装置100dから再開情報を受信し(ステップS901)、受信した再開情報に含まれている暗証番号で移動台情報データベース345を検索し、同一の暗証番号が記憶されているか否かをチェックする(ステップS902)。一致する暗証番号が記憶されている場合には(ステップS902;Y)、当該暗証番号の属する移動情報に含まれている獲得数を、先の再開情報の送信元の遊技装置100dに返送する(ステップS903)。一致する暗証番号が記憶されていない場合は(ステップS902;N)、エラー情報を移動先の遊技装置100dに返送する。移動先の遊技装置100dでは、エラーを受信すると、その旨を遊技者に通知した後、初期状態に戻る(ステップS801へ戻る)。
【0062】
移動先の遊技装置100dは、管理装置300から獲得数を含む信号を受信すると(ステップS805)、当該獲得数の示す数の遊技媒体を利用可能にして遊技を開始することのできる遊技可能状態になる(ステップS806)。遊技可能状態では、遊技媒体貸機102による遊技媒体の貸出が可能になり、遊技媒体計数器103での計数が可能となり、遊技機101での遊技が可能(ハンドルストップ状態の解除)になる。
【0063】
移動先の遊技装置100dは、遊技可能となったことを示す信号を管理装置300に送信する(ステップS807)。管理装置300はこの信号を受信すると(ステップS808)、獲得数の遊技媒体が適切に移動されたことを示す移動確認履歴を記憶するとともに(ステップS809)、移動確認のとれた移動情報を移動台情報データベース345から消去する(ステップS810)。
【0064】
さらに管理装置300は、この消去した移動情報の送信元である移動元の遊技装置100sに遊技禁止解除信号を送信し(ステップS811)、これを受信した移動元の遊技装置100sは(ステップS812)、自装置でも記憶していた当該移動情報を消去する(ステップS813)。そして移動元の遊技装置100sは、遊技禁止の状態を解除する(ステップS814)。なお、移動元の遊技装置100sにおいて、自身の送出した移動情報を記憶していることにより、遊技者が適当な移動先が見当たらずに戻ってきた場合に、管理装置300を介することなく自装置自身で、移動要求を行った遊技者と同一人であることを暗証番号によって確認して、その者の遊技再開を可能にしている。
【0065】
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれら実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、実施の形態では、遊技装置と管理装置とを含む遊技場管理システムとして構成したが、管理装置を介さずに遊技装置間で台移動サービスにかかわる情報をやりとりするように構成してもよい。
【0066】
より詳細には、移動元の遊技装置においては、記録媒体に、移動情報を記録媒体に記録して出力して遊技禁止の状態を形成する。移動先の遊技装置に記録媒体を挿入すると、記録媒体に記録されている獲得数に相当する遊技媒体を移動先の遊技装置で利用可能にする。また移動先の遊技装置は、記録媒体に記録されている遊技台番号が示す移動元の遊技装置に遊技禁止解除の信号を送出する。
【0067】
また実施の形態では、遊技者の同一性を確認するための確認情報として暗証番号を用いたが、本人確認できるものであれば、これに限定されない。また会員カードの挿入により本人確認を行うように構成してもよい。すなわち、移動元の遊技装置は、会員カードから読み取った会員番号を確認情報として移動情報に含めて管理装置へ送信し、移動先の遊技装置では、挿入された会員カードから読み取った会員番号を確認情報として再開情報に含めて管理装置に送信する。管理装置はこれらの会員番号を照合して遊技者の同一性をチェックする等である。
【0068】
実施の形態では、管理装置からの遊技禁止解除信号により、移動先の遊技装置で遊技媒体が利用可能となった時点で移動元の遊技装置における遊技禁止状態を解除するように構成したが、解除条件はこれに限定されるものではない。たとえば、禁止状態に入ってから一定時間の経過をもって禁止を解除してもよい。また移動元の遊技装置では、遊技禁止状態にあることを、液晶ディスプレイ等に案内表示するとよい。移動元の遊技装置に戻って遊技する場合には、移動元の遊技装置が移動先の遊技装置としても動作するようになっている。
【0069】
このほか、実施の形態では、本発明をパチンコ機について説明したが、遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機であれば、スロットマシン、スマートボールゲーム機、アレンジボールゲーム機といった遊技機にも同様に本発明を適用することができる。このような各場合においても、前記実施の形態と同様な効果を奏することができる。
【0070】
【発明の効果】
本発明に係る遊技装置およびこれを含む遊技場管理システムによれば、移動元の遊技装置で獲得した遊技媒体を他の遊技装置で利用する旨の移動要求を遊技者から受け付けたとき、移動元の遊技装置を所定の解除条件が成立するまで遊技禁止状態にするので、適当な移動先の遊技装置が見つからなかった場合にも、先の解除条件が成立する前であれば元の遊技装置に戻り得ることが保証され、遊技者は安心して移動を試みることができる。
【0071】
同一の遊技者が遊技媒体を移動先の遊技装置で利用可能になったとき、移動元の遊技装置の遊技禁止状態を解除するものでは、適当な移動先が見つからない間はいつでも元の遊技装置へ戻ることが保証される。また利用可能となった時点で禁止が解除されるので、無駄に禁止状態が継続することを防止することができる。
【0072】
移動元からの移動情報や移動先からの再開情報を管理装置に集約し、確認情報の照合や遊技再開許可の送出を管理装置が一括して行う遊技場管理システムでは、多数の遊技装置を効率よく管理して台移動にかかわるサービスを提供することができる。また管理装置を通じて移動にかかわる情報を管理するので、移動にかかわる情報を記録媒体に記録して遊技者に渡す必要がなく、運用費用を少なく抑えることが可能になる。
【0073】
移動元の遊技装置が、確認情報の重複有無を管理装置に問い合わせるものでは、遊技媒体が誤って他の遊技者に付与されることを防止することができ、移動にかかわる安全性を高めることができる。
【0074】
移動情報が、移動元の遊技装置を一意に特定するための遊技装置特定情報をさらに含むものでは、管理装置が各移動情報の送信元の遊技装置を容易に認識でき、遊技禁止の解除指令を移動元の遊技装置へ的確に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る遊技場管理システムの概略構成を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る遊技場管理システムに含まれる遊技装置の概略回路構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る遊技場管理システムに含まれる台コントローラの概略回路構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る遊技場管理システムに含まれる管理装置の概略回路構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る遊技場管理システムにおいて移動要求を行う際の処理を示す流れ図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る遊技場管理システムに含まれる管理装置が行う暗証番号チェック処理を示す流れ図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る遊技場管理システムにおいて再開要求を行う際の処理を示す流れ図である。
【図8】図7の続きを示す流れ図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る遊技場管理システムに含まれる管理装置が行う遊技台移動処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
10…遊技場管理システム
100…遊技装置
100d…移動先の遊技装置
100s…移動元の遊技装置
101…遊技機
102…遊技媒体貸機
103…遊技媒体計数器
104…投入口
105…貯留タンク
106…遊技媒体研磨揚上装置
110…CPU
112…ROM
120…RAM
120A…表示制御プログラム
120B…玉放出制御プログラム
120C…紙幣識別制御プログラム
120D…硬貨識別制御プログラム
120E…売上断線出力プログラム
120F…玉計数器制御プログラム
120G…レシート制御プログラム
120H…補給制御プログラム
120I…遊技制御プログラム
120J…移動台制御プログラム
130…玉放出制御部
131…玉排出口
132…玉放出手段
133…玉計数手段
140…紙幣識別制御部
141…紙幣投排口
142…紙幣識別手段
150…硬貨識別制御部
151…硬貨投入口
152…硬貨識別手段
153…硬貨返却口
160…玉計数制御部
161…玉投入口
162…玉計数手段
170…レシート発券制御部
171…レシート排出口
172…レシート書込手段
180…獲得玉情報記憶部
181…獲得玉数情報記憶部
182…レシート情報記憶部
190…移動台情報記憶部
201…表示手段
202…操作部
203…補給制御部
204…通信I/F
300…管理装置
310…CPU
320…ROM
330…RAM
330A…表示制御処理プログラム
330B…遊技機制御処理プログラム
330C…遊技機情報処理プログラム
330D…売上断線処理プログラム
330E…玉計数器処理プログラム
330F…移動台処理プログラム
340…固定ディスク装置
341…売上情報データベース
342…断線情報データベース
343…遊技機情報データベース
344…計数器情報データベース
345…移動台情報データベース
351〜353…I/F
354…通信I/F
361…表示手段
362…プリンタ
363…操作手段
400…台コントローラ
410…CPU
420…ROM
430…RAM
430A…表示制御プログラム
430B…操作制御プログラム
430C…遊技機情報プログラム
430D…売上断線情報プログラム
430E…玉計数器情報プログラム
440…玉貸出情報記憶部
441…売上情報
442…断線情報
450…獲得玉情報記憶部
451…獲得玉情報
452…エラー情報
460…遊技情報記憶部
461…特賞情報
462…スタート情報
463…出玉情報
464…入玉情報
470…移動台情報記憶部
471…移動台情報
472…禁止台情報
481〜483…I/F
484…通信I/F
491…表示手段
492…操作手段
500…島コントローラ

Claims (7)

  1. 遊技媒体を用いて遊技する遊技機と、この遊技機で利用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸機と、この遊技機で遊技者が獲得した遊技媒体の獲得数を遊技終了時に計数する遊技媒体計数器とを有する遊技装置において、
    前記遊技媒体計数器が計数した獲得数の遊技媒体を他の遊技装置で利用するための移動要求の入力と他の遊技装置で遊技者の同一性を確認するための確認情報の設定を遊技者から受け付ける移動要求受付手段と、
    前記移動要求と前記確認情報の受付が完了したとき、遊技媒体を他の遊技装置で利用可能とするための情報であって少なくとも前記獲得数と前記確認情報を含む移動情報を外部へ出力する移動情報出力手段と、
    前記移動要求と前記確認情報の受付が完了した後、所定の解除条件が満足されるまで、当該遊技装置での遊技を禁止する遊技禁止手段と、
    を有することを特徴とする遊技装置。
  2. 前記遊技禁止手段は、前記移動情報に基づく遊技媒体を同一の遊技者が移動先の遊技装置で利用可能になったとき、遊技の禁止を解除する
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技装置。
  3. 他の遊技装置で入力された移動要求にかかわる遊技媒体を利用して遊技する旨を表した遊技再開要求の入力と遊技者の同一性を確認するための確認情報の入力を受け付ける再開要求受付手段と、
    前記再開要求受付手段が受け付けた確認情報と他の遊技装置が出力した前記移動情報に含まれる確認情報とが合致するとき、前記移動情報に含まれている獲得数の遊技媒体を遊技に利用可能にする遊技再開手段と
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技装置。
  4. 遊技媒体を用いて遊技する遊技機と、この遊技機で利用される遊技媒体を貸し出す遊技媒体貸機と、この遊技機で遊技者が獲得した遊技媒体の獲得数を遊技終了時に計数する遊技媒体計数器とを有する複数の遊技装置と、これらの遊技装置を管理制御する管理装置とを備え、移動元の遊技装置の前記遊技媒体計数器が計数した獲得数の遊技媒体を移動先の遊技装置で利用可能な遊技場管理システムにおいて、
    前記遊技装置は、移動要求受付手段と、移動情報出力手段と、遊技禁止手段と、再開要求受付手段と、遊技再開手段とを有し、
    前記管理装置は、記憶手段と、照合手段と、送信手段とを有し、
    移動元となる遊技装置では、前記移動要求受付手段が、遊技媒体計数器の計数した獲得数の遊技媒体を他の遊技装置で利用するための移動要求の入力と他の遊技装置で遊技者の同一性を確認するための確認情報の設定を遊技者から受け付け、前記移動情報出力手段が、遊技媒体を他の遊技装置で利用可能にするための情報であって少なくとも前記獲得数と前記確認情報を含む移動情報を前記管理装置へ出力し、かつ前記遊技禁止手段が、当該遊技装置での遊技を所定の解除条件が満足されるまで禁止し、
    前記管理装置では、前記移動情報を受信して、これを前記記憶手段が記憶し、
    移動先となる遊技装置では、前記再開要求受付手段が、移動要求にかかわる遊技媒体を利用して遊技する旨を表した遊技再開要求の入力と遊技者の同一性を確認するための確認情報の入力を受け付け、前記再開要求出力手段が、前記再開要求受付手段の受け付けた前記確認情報を含む再開情報を前記管理装置へ出力し、
    前記管理装置では、前記再開情報を受信し、前記照合手段が、前記再開情報の確認情報と前記記憶手段に記憶されている移動情報の確認情報とを照合して遊技再開の可否を判定し、かつ前記送信手段が、前記判定結果を含む判定情報であって、前記判定結果が遊技再開の許可を示すときは、照合された移動情報が示す獲得数をさらに含むものを前記移動先の遊技装置に送信し、
    前記移動先の遊技装置では、受信した判定情報が遊技再開を許可するものの場合に、遊技再開手段が、前記判定情報に含まれる獲得数の遊技媒体を遊技に利用可能にする
    ことを特徴とする遊技場管理システム。
  5. 前記移動元の遊技装置は、設定された確認情報が前記管理装置にすでに記憶されている他の移動情報の確認情報と重複するか否かを前記管理装置に問い合わせる
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技場管理システム。
  6. 前記管理装置は、前記照合手段の判定結果が遊技再開を許可するものであるとき、照合のとれた移動情報の送信元の遊技装置へ、遊技禁止の解除を示す解除指令を送信し、
    前記遊技装置の遊技禁止手段は、前記解除指令の受信に基づいて遊技の禁止を解除する
    ことを特徴とする請求項4に記載の遊技場管理システム。
  7. 前記移動情報は、移動元の遊技装置を一意に特定するための遊技装置特定情報をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の遊技場管理システム。
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