JP2004247753A - GaN系半導体 - Google Patents

GaN系半導体 Download PDF

Info

Publication number
JP2004247753A
JP2004247753A JP2004119778A JP2004119778A JP2004247753A JP 2004247753 A JP2004247753 A JP 2004247753A JP 2004119778 A JP2004119778 A JP 2004119778A JP 2004119778 A JP2004119778 A JP 2004119778A JP 2004247753 A JP2004247753 A JP 2004247753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
gan
substrate
based semiconductor
buffer layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004119778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4289203B2 (ja
Inventor
Naoki Shibata
直樹 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2004119778A priority Critical patent/JP4289203B2/ja
Publication of JP2004247753A publication Critical patent/JP2004247753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4289203B2 publication Critical patent/JP4289203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Led Devices (AREA)

Abstract

【課題】 GaN系半導体層を2段階に成長させることなく当該GaN系半導体層の格子欠陥を減少させる。即ち、出来るだけ少ない工程で出来るだけ高品質のGaN系半導体を提供する。
【解決手段】導電性半導体と金属からなるバッファ層との積層体の上にバッファ層が部分的に露出するようにSiO2からなるパターン層が形成される。GaN系半導体層は露出した面から選択的に成長され、パターン層の上では横方向に成長し、その表面は平坦となる。
【選択図】図1

Description

この発明はGaN系の半導体に関する。
GaN系の半導体は例えば青色発光素子として利用できることが知られている。かかる発光素子では、基板材料として一般的にサファイアが用いられ、例えばAlN製の層を介してGaN系の半導体層が積層されて発光素子構造が形成される。ここにAlN製の層はGaN系の半導体層を成長させるときの核発生を与える役目をしていると考えられる。
AlN製の層を介することにより良好な結晶を作製することができ、高輝度の発光ダイオード(LED)の作製が可能となったが、AlN製の層の上のGaN系半導体層には依然として108/cm2程度の格子欠陥が存在しており、この欠陥を低減することが素子の性能および信頼性向上に不可欠となっている。
従来より、GaN層の格子欠陥を低減させるために次のような方策が知られている。サファイア基板上に第1のGaN層を成長させ、その上にSiO2のマスクパターンを形成する。その後、更に第1のGaN層及びマスクパターンの上に第2のGaN層を成長させる。この第2のGaN層ではその格子欠陥(EPD:106/cm2)が第1のGaN層の格子欠陥(EPD:108/cm2)より少なくなる。
これは、SiO2からなるマスクパターンの上にはGaNが成長しないので、マスクパターンで被覆されていない第1のGaN層の表面から成長した第2のGaN層は当該マスクパターンの上において横方向へ成長し、その結果第2のGaN層では垂直方向の貫通転位が抑制されるためと考えられる。
なお、マスクパターンを用いたときのGaNの横方向成長については、第2回窒化物半導体国際会議(The Second InternationalConference on Nitride Semiconductors)の予稿集pp.52〜53 Jaime A. Freitas et al.”Optical and Structural Propertiesof Lateral Epitaxial Overgrown GaN Layers”を参照されたい。
又、このような素子において、サファイア基板を他の材料に置換することが望まれている。サファイア基板は高価であるからである。更には、サファイア基板は絶縁体であるため同一面側に電極を形成する必要があり半導体層の一部をエッチングしなければならず、それに応じてボンディングの工程も2倍となる。また、同一面側にn、p両電極を形成するため、素子サイズの小型化にも制限があった。加えて、チャージアップの問題もあった。
この発明は新規な構成のGaN系半導体層を有する素子を提供することを目的とする。この発明は上記のようなGaN系半導体層を2段階に成長させることなく当該GaN系半導体層の格子欠陥を減少させることを目的とする。即ち、出来るだけ少ない工程で出来るだけ高品質のGaN系半導体を提供することにある。この発明は、基板の材料としてサファイア以外の材料を用いることが出来るGaN系半導体を提供することを目的とする。この発明の他の目的は、新たな構成のバッファ層を提供することにある。ここに、バッファ層とは基板とGaN系半導体層との間に設けられる層をいう。
この発明の他の局面によれば、GaN系半導体層を含む素子を構成するときの中間体となる新規な構成の積層体を提供することを目的とする。
この発明は上記目的の少なくとも一つを達成する。そしてその構成は次のとおりである。
金属からなる基板と、
前記基板が部分的に露出するように形成されたパターン層と、
露出した前記基板状に、前記パターン層を覆うように形成されたGaN系半導体層と、からなることを特徴とするGaN系半導体。
または、導電性半導体基板と金属からなるバッファ層との積層体と、
前記バッファ層が部分的に露出するように形成されたパターン層と、
露出した前記バッファ層上に、前記パターン層を覆うように形成されたGaN系半導体層と、からなることを特徴とするGaN系半導体。
このような構成によれば、基板上又はバッファ層上に成長されるGaN系半導体層は、パターン層の上ににおいて横方向に成長するので、その格子欠陥が低減される。もって、高品質のGaN系半導体を提供できることとなる。
従って、このようなGaN系半導体で例えば発光素子の構造を形成すれば、その発光効率の向上及び素子の長寿命化を図ることができる。
上記において、GaN系半導体とは一般的にはAlXGaYIn1ーXーYN(0≦X≦1、0≦Y≦1、X+Y≦1)で表される。
発光素子では、周知のように、GaN系半導体からなる発光層が異なる導電型のGaN系半導体層(クラッド層)で挟まれる構成であり、超格子構造(量子井戸構造)やダブルヘテロ構造等が採用されている。
FET構造の電子デバイスをGaN系半導体で形成することもできる。
(パターン層の間から露出される基板について)
パターン層の間から露出される基板は下記の要件(1)〜(5)のうちの少なくとも2つを満足するものとする。
(1) GaN系半導体と基板との密着性が良好なこと
(2) GaN系半導体の熱膨張係数と基板の熱膨張係数とが近いこと
(3) 基板の弾性率が低いこと
(4) 基板の結晶構造がGaN系半導体と同じであること
(5) |基板の格子定数−GaN系半導体の格子定数|/GaN系半導体の格子定数 ≦ 0.05である(即ち、基板の格子定数とGaN系半導体層の格子定数との差が±5%以内である)こと、
勿論、好ましくは上記の要件のうちの少なくとも3つ、更に好ましくは上記要件のうち少なくとも4つ、そして、最も好ましくは、5つの要件の全てを満足する。
上記において、基板は少なくともその表面、即ちGaN系半導体層に接する面において上記の要件を満足しておればよい。
従って、基板の基体部分を任意の材料で形成して基板の表面部分を上記の要件を満足する材料で形成することもできる。
また、基板は導電材料(具体的には金属材料)で形成することが好ましい。その場合においても、基板の基体部分を低純度若しくは不純物を含んだ材料で形成しておき、基体の表面部分を上記の要件を満足する高純度な材料で形成すればよい。基体の表面部分を高純度の金属で形成する方法として、プラズマCVD、熱CVD、光CVD等のCVD(Chemical Vapour Deposition)、スパッタ、蒸着等の(Physical Vapour Deposition)等が挙げられる。
表面部分の厚さは基体部分の材料の影響がGaN系半導体層に及ばないように適宜設計される。
基板を導電性とすれば、基板に電極を接続し、基板側よりGaN系半導体層に通電することが可能になる。従って、GaN系半導体層で発光素子又は受光素子を構成するとき必要とされた当該半導体層に対する複雑なエッチングが不要になる。図1の例で言えば、nクラッド層が基板を介して外部に電気的に接続可能となる。一方、サファイア基板の場合は、これが絶縁性であったため発光層及びpクラッド層をエッチングしてnクラッド層を露出し、これを外部と電気的に接続させる必要があった。
基板から半導体層へ通電可能となったので、外部電源に対するボンディングも容易になる。
更には、アースをとればチャージアップの問題も容易に解決される。
なお、当然のことであるが、基板の材料はこれを形成した後のGaN系半導体層及び半導体素子の製造過程で加えられる温度より高い融点を持っていなければならない。
従って、基板の材料は1000℃を超える融点を持つ必要がある。
上記要件の(1)GaN系半導体と基板との密着性を良好にするには、窒化物生成自由エネルギーが負の値である材料から基板が形成されること、若しくはかかる材料を基板が含むことが好ましい。
上記要件の(2)GaN系半導体の熱膨張係数と基板の熱膨張係数とを近くすることにより、GaN系半導体素子が反ることを抑制できる。反りの発生は半導体膜中に内部応力というかたちで歪みを残留させることとなる。好ましくは、両者の熱膨張係数を実質的に等しくする。これにより、反りの問題が完全に解決される。GaNの線膨張係数は5.59 X 10-6/Kであるので、基板のそれを10X 10-6/K以下とすることが好ましい。なお、殆どの金属材料の線膨張係数は4 X 10-6/K以上である。
上記要件の(3)基板の弾性率を低くすることにより、即ち柔らかい材料で基板を形成することにより、基板とGaN系半導体の結晶構造や格子定数が異なっていても、その差が基板側で吸収緩和されることとなる。基板の弾性率は20 X 1010N/m2以下とすることが好ましい。更に好ましくは、基板の弾性率を15X 1010N/m2以下とする。
上記要件の(4)基板の結晶構造をGaN系半導体の結晶構造と同じとすることにより、GaN系半導体層は基板上で容易にエピタキシャル成長できる。GaN系の半導体層の結晶構造は六方晶(hexagonal)である。
上記要件(5)|基板の格子定数−GaN系の半導体の格子定数|/GaN系半導体の格子定数≦0.05とすることも基板とGaN系半導体との間の格子歪みの緩和を目的とする。例えば、GaNの格子定数が3.189オングストロームであるので、基板の格子定数は3.030〜3.348オングストロームとする。更に好ましくは、|基板の格子定数−GaN系の半導体の格子定数|/GaN系半導体の格子定数 ≦ 0.02とする。
繰り返しになるが、上記各要件(1)〜(5)は基板の表面、即ちGaN系半導体層に接する面が具備しておればよい。
基板が金属で形成され、GaN系半導体層が発光素子構造若しくは受光素子構造を採る場合、この基板自体が反射層の役目をする。
従って、従来例の透明なサファイア基板を用いた発光素子や受光素子で必要とされていた別個の反射層の形成が不要となる。また、GaAsのように光を吸収する材料で基板を形成した場合における当該基板の除去作業が不要になる。
本発明者の検討によれば、上記の条件の多く満足する基体の表面の材料として次のものがあった。なお、融点が1000℃以上であることは、素子を形成する上で当然に要求される条件であり、下記に列挙の各金属は全てこの条件を満足する。
Cr: (1)窒化物生成エネルギーが負であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下である。
Hf: (2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下である。
Nb: (2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下である。
Re: (2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(4)結晶構造が六方晶である。
Ta: (1)窒化物生成エネルギーが負であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下である。
Ti: (1)窒化物生成エネルギーが負であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下であり、(4)結晶構造が六方晶である。
V : (1)窒化物生成エネルギーが負であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下である。
Zr: (1)窒化物生成エネルギーが負であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下であり、(4)結晶構造が六方晶であり、(5)GaNとの格子定数の差が2%以内である。
Y : (3)弾性率が15 X 1010N/m2以下であり、(4)結晶構造が六方晶である。
以上の説明より、基板の表面を形成する金属はCr、Hf、Nb、Re、Ta、Ti、V、Zr及びYから選ばれる1種又は2種以上の金属とすることが好ましい。
なかでも、3つ以上の要件を満足するものはV、Ti及びZrであり、4つ以上の要件を満足するものはTi及びZrであり、5つの要件を満足するものはZrである。
よって、更に好ましくは、V、Ti及びZrから選ばれる1種又は2種以上の金属で基板表面を形成する。
更に更に好ましくは、Ti及びZrから選ばれる1種又は2種以上の金属で基板表面を形成する。
最も好ましくは、Zrで基板表面を形成する。
また、このような金属基板は、酸又はアルカリ溶液で処理をすることにより、容易に除去することができるので、ホモエピタキシャル成長用の基板作成用としても適したものとなる。
(パターン層の間から露出されるバッファ層について)
導電性半導体基板の上に金属からなるバッファ層を積層し、このバッファ層がパターン層の間から露出する場合について説明する。
基板とバッファ層との組合せの一の態様を以下に説明する。この態様の組合せによれば、図5に示すように、バッファ層22がGaN系半導体層24と基板21との熱膨張係数の差により生じた応力を緩和するので、GaN系半導体層24内の引っ張り応力が小さくなる。従って、そこにクラックが発生することはほとんどなくなり、格子歪みも緩和される。よって、GaN系半導体層24はその本来の機能を設計どおりに発揮できることとなる。
図中の符号23はパターン層である。
基板の材質は特に限定されない。
基板は導電性とすることが好ましい。導電性の材料としてSi、GaAs、GaP、ZnO及びZnSe等を挙げることができる。
バッファ層はGaN系半導体層と基板の応力を緩和する作用をするものであれば、その材質は特に限定されない。また、このバッファ層を2層以上とすることもできる。上記の作用を奏させる条件として、次のものがある。
(ア) 該バッファ層の材料の熱膨張係数が半導体層の材料と基板の材料の各熱膨張係数のううちの大きい方の3倍以下である。
(イ) 該バッファ層の材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である。
即ち、バッファ層の材料の熱膨張係数をある程度GaNやシリコンに近づけるものとし、かつ弾性率を比較的小さくすることにより柔らかいものとしてこのバッファ層で素子の内部応力を緩和する。
なお、バッファ層の材料の弾性率は15 X 1010N/m2以下とすることが更に好ましい。
視点を変えれば、上記において、(ウ) バッファ層の材料の熱膨張係数をGaN系半導体と基板の材料の各熱膨張係数の間とすることが好ましい。更に好ましくはバッファ層の材料の熱膨張係数をGaN系半導体と基板の材料の各熱膨張係数のほぼ中央とする。
また、具体的には、(エ) 該バッファ層の材料の熱膨張係数を10 X 10-6/K以下とする。
バッファ層とGaN系半導体層との密着力を高めるためには、窒化物生成自由エネルギーが負の値である材料からバッファ層が形成されること、若しくはかかる材料をバッファ層が含むことが好ましい。
更には、バッファ層とGaN系半導体層とのなじみをよくし、GaN系半導体層の格子歪みを小さくするために、バッファ層の結晶構造をGaNと同じ六方晶とすることが好ましい。
また、同様の見地から、バッファ層は下記要件
|バッファ層の格子定数−GaNの格子定数|/GaNの格子定数≦ 0.05
を満足することが好ましい。
バッファ層が下記要件
|バッファ層の格子定数−GaNの格子定数|/GaNの格子定数≦ 0.02
を満足することが更に好ましい。
バッファ層の材料を導電性とし、更に基板の材料を導電性とすることが好ましい。
これにより、基板に電極を接続し、基板側よりGaN系半導体層に通電することが可能になる。従って、GaN系半導体層で素子を構成するとき必要とされた当該半導体層に対する複雑なエッチングが不要になる。図6の例で言えば、nクラッド層がバッファ層及び基板を介して外部に電気的に接続可能となる。一方、サファイア基板の場合は、これが絶縁性であったため発光層及びpクラッド層をエッチングしてnクラッド層を露出し、これを外部と電気的に接続させる必要があった。
基板及びバッファ層を介して半導体層へ通電可能となったので、外部電源に対するボンディングも容易になる。また、半導体層の上下で電極形成が可能となるので素子を小型化することができる。
更には、アースをとればチャージアップの問題も容易に解決される。
基板の材料がシリコンであるとき、密着性の観点から、バッファ層は前記シリコンと反応してシリサイドを形成する金属材料からなること、若しくはかかる材料を含んでいることが好ましい。
なお、当然のことであるが、バッファ層の材料はこれを形成した後のGaN系半導体層及び半導体素子の製造過程で加えられる温度より高い融点を持っていなければならない。
従って、バッファ層の材料は1000℃を超える融点を持つ必要がある。
バッファ層が金属で形成され、GaN系半導体層が発光素子構造若しくは受光素子構造を採る場合、このバッファ層自体が反射層の役目をする。
従って、従来例の透明なサファイア基板を用いた発光素子や受光素子で必要とされていた別個の反射層の形成が不要となる。また、GaAsのように光を吸収する材料で基板を形成した場合における当該基板の除去作業が不要になる。
本発明者らの検討によれば、上記の条件の多く満足するバッファ層の材料として次のものがあった。
Cr:(1)融点が1000℃以上であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)窒化物生成エネルギーが負であり、(4)GaNとの格子定数の差が2%以下であり、(5)シリサイドを形成できる。
Hf:(1)融点が1000℃以上であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下であり、(4)GaNとの格子定数の差が2%以下であり、(5)シリサイドを形成できる。
Nb:(1)融点が1000℃以上であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下であり、(4)GaNとの格子定数の差が2%以下であり、(5)シリサイドを形成できる。
Ta:(1)融点が1000℃以上であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)窒化物生成エネルギーが負であり、(4)GaNとの格子定数の差が2%以下であり、(5)シリサイドを形成できる。
V :(1)融点が1000℃以上であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下であり、(4)窒化物生成エネルギーが負であり、(5)GaNとの格子定数の差が2%以下であり、(6)シリサイドを形成できる。
Ti:(1)融点が1000℃以上であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下であり、(4)窒化物生成エネルギーが負であり、(5)GaNとの格子定数の差が2%以下であり、(6)シリサイドを形成できる。(7)結晶構造がhcpである。
Zr:(1)融点が1000℃以上であり、(2)線膨張係数が10 X 10-6/K以下であり、(3)弾性率が15 X 1010N/m2以下であり、(4)窒化物生成エネルギーが負であり、(5)GaNとの格子定数の差が2%以下であり、(6)シリサイドを形成できる。(7)結晶構造がhcpである。
以上より、バッファ層を形成する金属はCr、Hf、Nb、Ta、V、Ti、Zrから選ばれる1種又は2種以上の金属とすることが好ましい。
更に好ましくは、Ti、V、Zrから選ばれる1種又は2種以上の金属でバッファ層を形成する。
最も好ましくは、Zrでバッファ層を形成する。
バッファ層の形成の方法は特に限定されず、基板の材料やバッファ層自身の材料の特性に応じて適宜選択される。例えば、既述の金属でバッファ層を形成する場合はプラズマCVD、熱CVD、光CVD等のCVD(Chemical Vapour Deposition)、スパッタ、蒸着等の(PhysicalVapour Deposition)等の方法を採用できる。
(パターン層)
次ぎに、パターン層について説明する。
パターン層の材質はGaN系半導体層がその上で横方向に成長(ラテラル成長)するものであれば特に限定されない。これにより、垂直方向の貫通転位が抑制されるからである。従って、パターン層はその上にGaN系半導体層を成長させないものとする。実施例ではパターン層をSiO2で形成した。SiO2の上にはGaNが成長しないことが知られている。なお、AlGaNはSiO2の上に成長する。つまり、パターン層の形成材料は選択するGaN系半導体層に応じて適宜選択される。
したがって、その形成方法も適宜選択される。例えば、プラズマCVD、熱CVD、光CVD等のCVD(Chemical Vapour Deposition)、スパッタ、蒸着等の(Physical Vapour Deposition)等の方法で膜を形成した後、フォトリソ技術により所望の形状に形成する。
パターン層のパターン形状及び膜厚は、GaN系半導体層の上面が平坦となるものであれば、特に限定されない。
パターン形状として、ストライプ状、格子状、島状等の任意の形状が利用できる。
パターン層を形成した後に当該パターン層で被覆されていない第1の層の表面からGaN系半導体層を選択的に成長させることとなる。
以下、この発明の一の実施例を説明する。
(第1実施例)
この実施例は発光ダイオード10であり、その構成を図1に示す。各半導体層のスペックは次の通りである。
層 : 組成:ドーパント (膜厚)
pクラッド層6 : p−GaN:Mg (0.3μm)
発光層 5 : 超格子構造
量子井戸層 : Ga0.85In0.15N (3.5nm)
バリア層 : GaN (3.5nm)
量子井戸層とバリア層の繰り返し数:1〜10
nクラッド層4 : n−GaN:Si (4μm)
パターン層3 : SiO2 (0.1〜0.5μm)
基板2 : Zr (300μm)
上記において、基板2は基体部分2aと表面部分2bからなる。基体部分2aは市販のZrのバルクからなり、表面部分2bは基体部分2aの上へCVD中で変化されるなどの反応生成物となる可能性がある。
パターン層3は紙面垂直方向へ連続する複数のストライプ形状である。各ストライプの幅は約10μm、ストライプ間の幅は約10μmである。
このパターン層3は、熱CVD法により基板2上にSiO2の膜を一律に形成した後、図2(b)に示すように、フォトリソグラフを用いてストライプ形状にエッチングする。その後、図2(c)に示すようにGaN層4aをエピタキシャル成長させる。GaNはSiO2の上に成長しないので、このGaN層4aはパターン層3で被覆されていない基板2の表面から選択的に成長する。そして、パターン層3を超えたところで横方向に成長し、図2(d)に示すように、最終的にはその上面は平坦になり、nクラッド層4となる。
このようにして形成されたnクラッド層4のEPD(Etch Pit Density)は106/cm2となり、パターン層がない場合に比べて2桁のオーダでその格子欠陥が減少する。
nクラッド層4は発光層5側の低電子濃度n層と基板2側の高電子濃度n+層とからなる2層構造とすることができる。
素子構造は超格子構造のものに限定されず、シングルへテロ型、ダブルへテロ型及びホモ接合型のものなどを用いることができる。
発光層5とpクラッド層6との間にマグネシウム等のアクセプタをドープしたバンドギャップの広いAlXGaYIn1ーXーYN(0≦X≦1、0≦Y≦1、X+Y≦1)層を介在させることができる。これは発光層5中に注入された電子がpクラッド層6に拡散するのを防止するためである。
pクラッド層6を発光層5側の低ホール濃度p層と電極7側の高ホール濃度p+層とからなる2層構造とすることができる。
各GaN系半導体層は周知の有機金属化合物気相成長法(以下、「MOVPE法」という。)により形成される。この成長法においては、アンモニアガスとIII族元素のアルキル化合物ガス、例えばトリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)やトリメチルインジウム(TMI)とを適当な温度に加熱された基板上に供給して熱分解反応させ、もって所望の結晶を基板の上に成長させる。
ZrはGaNと同じ結晶構造(六方晶)を持ちかつ格子定数もGaNに近い。従って、MOVPE法を実行する際の熱により、図3に示すように、基板表面2bとnクラッド層4とが相互に融合して両者の接合部分にZrN層が形成されると予想される。
透光性電極7は金を含む薄膜であり、pクラッド層6の上面の実質的な全面を覆って積層される。p電極8も金を含む材料で構成されており、蒸着により透光性電極7の上に形成される。
基板はそのままのn電極として利用できる。
また、図4に示すように、基板2の上にpクラッド層14、発光層15及びnクラッド層16を順に成長させて発光素子10を構成することもできる。この素子10の場合、抵抗値の低いn層が最上面となるのでここの透光性電極(図1の符号7参照)を省略することが可能となる。
(第2実施例)
以下、第2の実施例を図6を参照して説明をする。実施例の素子は発光ダイオード20であり、各層のスペックは次の通りである。
層 : 組成:ドーパント (膜厚)
pクラッド層26 : p−GaN:Mg (0.3μm)
発光層 25 : 超格子構造
量子井戸層 : Ga0.85In0.15N (3.5nm)
バリア層 : GaN (3.5nm)
量子井戸層とバリア層の繰り返し数:1〜10
nクラッド層24 : n−GaN:Si (4μm)
パターン層23 : SiO2 (0.1〜0.5μm)
バッファ層22 : Zr (50nm)
基板21 : Si (300μm)
上記において、バッファ層22はCVDにより基板21へ積層する。
透光性電極27は金を含む薄膜であり、pクラッド層26の上面の実質的な全面を覆って積層される。p電極29も金を含む材料で構成されており、蒸着により透光性電極27の上に形成される。
n電極28は、蒸着により基板21へ取り付けられる。
パターン層22の形状及びその形成方法は第1の実施例と同様である。GaN系半導体層の形成方法も第1の実施例と同様である。
GaN系半導体層を成長させる際の熱により、バッファ層22の材料(Zr)が基板21の材料(Si)と反応してシリサイド(ZrSi2)が形成される。また、ZrはGaNと同じ結晶構造(六方晶)を持ちかつ格子定数もGaNに近い。よって、nクラッド層24とバッファ層22との間には2つの層が融合してZrN層が形成されていることが予想される。
この発明は上記発明の実施の形態及び実施例の記載に何ら限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で当業者が想到し得る種々の変形態様を包含する。
以下、次の事項を開示する。
(1) GaN系半導体層を含む素子であって、前記GaN系半導体層が成長可能な基板又は基板及びバッファ層(GaN系半導体からなるものを除く)との積層体からなる第1の層と、
該第1の層の表面に形成されるパターン層であって、該パターン層はその上で前記GaN系半導体層の横方向成長を許容するパターン層と、
を備えてなる、ことを特徴とするGaN系半導体層を含む素子。
(2) 前記パターン層はその上に前記GaN系半導体層が成長することを阻害する材料を含んでなる、ことを特徴とする(1)に記載の素子。
(3) 前記パターン層はSiO2からなり、前記GaN系半導体層はGaNからなることを特徴とする(1)に記載の素子。
(4) 前記パターン層はストライプ状に形成されていることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の素子。
(10) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面が下記要件(1)〜(5)のうちの少なくとも2つを満足する、
(1) 窒化物生成自由エネルギーが負である材料を含む、
(2) 線膨張係数が10 X 10-6/K以下である材料を含む、
(3) 弾性率が15 X 1010N/m2以下である材料を含む、
(4) 結晶構造が六方晶である材料を含む、
(5) その格子定数と前記GaN系の半導体層の格子定数との差が±5%以下である材料を含む、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(11) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の成膜時に生成される層に接する面が下記要件(1)〜(5)のうちの少なくとも2つを満足する、
(1) 窒化物生成自由エネルギーが負である材料を含む、
(2) 線膨張係数が10 X 10-6/K以下である材料を含む、
(3) 弾性率が15 X 1010N/m2以下である材料を含む、
(4) 結晶構造が六方晶である材料を含む、
(5) その格子定数と前記GaN系の半導体層の格子定数との差が±5%以下である材料を含む、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(12) 前記基板の融点は1000℃以上であることを特徴とする(10)又は(11)に記載の素子。
(13) 前記基板の融点は前記GaN系半導体層を形成するときの温度よりも高いことを特徴とする(10)又は(11)に記載の素子。
(14) 前記基板の材料の熱膨張係数と前記GaN系半導体層の材料の熱膨張係数とが実質的に等しい、ことを特徴とする(10)〜(13)のいずれかに記載の素子。
(15) 前記基板は(10)〜(14)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(10)〜(14)のいずれかに記載の素子。
(16) 前記基板は全体的に導電性であることを特徴とする(10)〜(15)のいずれかに記載の半導体素子。
(20) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がZr、Ti、V、Cr、Nb、Re、Ta、Yから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(21) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がV、Ti及びZrから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(22) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がTi及び/又はZrからなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(23) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がZrからなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(24) 前記基板は(20)〜(23)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(20)〜(23)のいずれかに記載の素子。
(25) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がZr、Ti、V、Cr、Nb、Re、Ta、Yから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(26) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がV、Ti及びZrから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(27) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がTi及び/又はZrからなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(28) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がZrからなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(29) 前記基板は(25)〜(28)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(25)〜(28)のいずれかに記載の素子。
(30) 前記半導体素子は発光素子、受光素子若しくは電子デバイスであることを特徴とする(10)〜(29)のいずれかに記載の素子。
(40) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、(ア) 該バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体材料と前記基板材料の各熱膨張係数のうちの大きい方の3倍以下である、(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(41) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(40)に記載の素子。
(42) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、(ウ) 該バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体層と前記基板の各熱膨張係数の間にある、(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(43) 前記バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体材料と前記基板材料の各熱膨張係数のほぼ中央にあることを特徴とする(42)に記載の素子。
(44) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(42)又は(43)に記載の素子。
(45) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、(エ) 該バッファ層材料の熱膨張係数が10 X 10-6/K以下である、(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(46) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(45)に記載の素子。
(47) 前記バッファ層は窒化物生成自由エネルギーが負の値である材料を含んでいることを特徴とする(40)〜(46)のいずれかに記載の素子。
(48) 前記バッファ層が下記要件
|バッファ層の格子定数−GaNの格子定数|/GaNの格子定数
≦ 0.05
を満足することを特徴とする(40)〜(47)のいずれかに記載の素子。
(49) 前記バッファ層が下記要件
|バッファ層の格子定数−GaNの格子定数|/GaNの格子定数
≦ 0.02
を満足することを特徴とする(48)に記載の素子。
(50) 前記バッファ層の結晶構造が六方晶であることを特徴とする(40)〜(49)のいずれかに記載の素子。
(51) 前記基板材料及び前記バッファ層材料が導電性であることを特徴とする(40)〜(50)のいずれかに記載の素子。
(52) 前記基板の材料がシリコンであることを特徴とする(51)に記載の素子。
(53) 前記バッファ層は前記シリコンと反応する材料を含んでいることを特徴とする(52)に記載の素子。
(54) 前記バッファ層は、Cr、Hf、Nb、Ta、Ti、V、Zrから選ばれる1種又は2種以上の金属を含んでなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(55) 前記バッファ層はTi、V、Zrから選ばれる1種又は2種以上の金属を含んでなる、ことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(56) 前記バッファ層は、Zrを含んでなることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の素子。
(57) 前記基板の材料がシリコンであることを特徴とする(54)〜(56)のいずれかに記載の素子。
(60) 前記バッファ層の材料は素子の製造過程で加えられる温度より高い融点をもつことを特徴とする(1)〜(4)及び(40)〜(57)のいずれかに記載の素子。
(61) 前記素子は発光素子、受光素子若しくは電子デバイスであること、を特徴する(1)〜(4)及び(40)〜(57)いずれかに記載の素子。
(70) GaN系半導体層が成長可能な基板又は基板及びバッファ層(GaN系半導体からなるものを除く)との積層体からなる第1の層の上に該GaN系半導体層の横方向成長を許容するパターン層を形成し、前記第1の層においてパターン層で被覆されていない面から前記GaN系半導体層を選択的に成長させる、ことを特徴とする素子におけるGaN系半導体層の形成方法。
(101) 基板又は基板及びバッファ層(GaN系半導体からなるものを除く)との積層体からなる第1の層と、
該第1の層の表面に形成されるパターン層であって、該パターン層はその上で前記GaN系半導体層の横方向成長を許容するパターン層と
前記第1の層の上に形成されたGaN系半導体層であって、前記パターン層を被覆してその上面は実質的に平坦であるGaN系半導体層と、
を備えてなる、ことを特徴とする積層体。
(102) 前記パターン層はその上に前記GaN系半導体層が成長することを阻害する材料を含んでなる、ことを特徴とする(101)に記載の積層体。
(103) 前記パターン層はSiO2からなり、前記GaN系半導体層はGaNからなることを特徴とする(101)に記載の積層体。
(104) 前記パターン層はストライプ状に形成されていることを特徴とする(101)〜(103)のいずれかに記載の積層体。
(111) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の成膜時に生成される層に接する面が下記要件(1)〜(5)のうちの少なくとも2つを満足する、
(1) 窒化物生成自由エネルギーが負である材料を含む、
(2) 線膨張係数が10 X 10-6/K以下である材料を含む、
(3) 弾性率が15 X 1010N/m2以下である材料を含む、
(4) 結晶構造が六方晶である材料を含む、
(5) その格子定数と前記GaN系の半導体層の格子定数との差が±5%以下である材料を含む、
ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(112) 前記基板の融点は1000℃以上であることを特徴とする(110)又は(111)に記載の積層体。
(113) 前記基板の融点は前記GaN系半導体層を形成するときの温度よりも高いことを特徴とする(110)又は(111)に記載の積層体。
(114) 前記基板の材料の熱膨張係数と前記GaN系半導体層の材料の熱膨張係数とが実質的に等しい、ことを特徴とする(110)〜(113)のいずれかに記載の積層体。
(115) 前記基板は(110)〜(114)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(110)〜(114)のいずれかに記載の積層体。
(116) 前記基板は全体的に導電性であることを特徴とする(110)〜(115)のいずれかに記載の積層体。
(120) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がZr、Ti、V、Cr、Nb、Re、Ta、Yから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(121) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がV、Ti及びZrから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(122) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がTi及び/又はZrからなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(123) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がZrからなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(124) 前記基板は(120)〜(123)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(120)〜(123)のいずれかに記載の積層体。
(125) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がZr、Ti、V、Cr、Nb、Re、Ta、Yから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(126) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がV、Ti及びZrから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(127) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がTi及び/又はZrからなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(128) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がZrからなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(129) 前記基板は(125)〜(128)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(125)〜(128)のいずれかに記載の積層体。
(130) 前記積層体は発光素子、受光素子若しくは電子デバイス用のものであることを特徴とする(110)〜(129)のいずれかに記載の積層体。
(140) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、
(ア) 該バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体材料と前記基板材料の各熱膨張係数のうちの大きい方の3倍以下である、
(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、
ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(141) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(140)に記載の積層体。
(142) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、
(ウ) 該バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体層と前記基板の各熱膨張係数の間にある、
(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(143) 前記バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体材料と前記基板材料の各熱膨張係数のほぼ中央にあることを特徴とする(142)に記載の積層体。
(144) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(142)又は(143)に記載の積層体。
(145) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、(エ) 該バッファ層材料の熱膨張係数が10 X 10-6/K以下である、(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(146) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(145)に記載の積層体。
(147) 前記バッファ層は窒化物生成自由エネルギーが負の値である材料を含んでいる、ことを特徴とする(140)〜(146)のいずれかに記載の積層体。
(148) 前記バッファ層が下記要件
|バッファ層の格子定数−GaNの格子定数|/GaNの格子定数
≦ 0.05
を満足することを特徴とする(140)〜(147)のいずれかに記載の積層体。
(149) 前記バッファ層が下記要件
|バッファ層の格子定数−GaNの格子定数|/GaNの格子定数
≦ 0.02
を満足することを特徴とする(148)に記載の積層体。
(150) 前記バッファ層の結晶構造が六方晶であることを特徴とする(140)〜(149)のいずれかに記載の積層体。
(151) 前記基板材料及び前記バッファ層材料が導電性であることを特徴とする(140)〜(150)のいずれかに記載の積層体。
(152) 前記基板の材料がシリコンであることを特徴とする(151)に記載の積層体。
(153) 前記バッファ層は前記シリコンと反応する材料を含んでいることを特徴とする(152)に記載の積層体。
(154) 前記バッファ層は、Cr、Hf、Nb、Ta、Ti、V、Zrから選ばれる1種又は2種以上の金属を含んでなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(155) 前記バッファ層はTi、V、Zrから選ばれる1種又は2種以上の金属を含んでなる、ことを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(156) 前記バッファ層は、Zrを含んでなることを特徴とする(101)〜(104)のいずれかに記載の積層体。
(157) 前記基板の材料がシリコンであることを特徴とする(154)〜(156)のいずれかに記載の積層体。
(160) 前記バッファ層の材料は素子の製造過程で加えられる温度より高い融点をもつことを特徴とする(101)〜(104)及び(140)〜(157)のいずれかに記載の積層体。
(161) 前記積層体は発光素子、受光素子若しくは電子デバイスに用いられるものであること、を特徴する(101)〜(104)及び(140)〜(157)いずれかに記載の積層体。
(201) GaN系半導体層が成長可能な基板又は基板及びバッファ層(GaN系半導体層からなるものを除く)との積層体からなる第1の層と、
該第1の層の表面に形成されるパターン層であって、該パターン層はその上で前記GaN系半導体層の横方向成長を許容するパターン層と
を備えてなる、ことを特徴とするGaN系半導体層に用いられる積層体。
(202) 前記パターン層はその上に前記GaN系半導体層が成長することを阻害する材料を含んでなる、ことを特徴とする(201)に記載の積層体。
(203) 前記パターン層はSiO2からなり、前記GaN系半導体層はGaNからなることを特徴とする(201)に記載の積層体。
(204) 前記パターン層はストライプ状に形成されていることを特徴とする(201)〜(203)のいずれかに記載の積層体。
(211) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の成膜時に生成される層に接する面が下記要件(1)〜(5)のうちの少なくとも2つを満足する、
(1) 窒化物生成自由エネルギーが負である材料を含む、
(2) 線膨張係数が10 X 10-6/K以下である材料を含む、
(3) 弾性率が15 X 1010N/m2以下である材料を含む、
(4) 結晶構造が六方晶である材料を含む、
(5) その格子定数と前記GaN系の半導体層の格子定数との差が±5%以下である材料を含む、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(212) 前記基板の融点は1000℃以上であることを特徴とする(210)又は(211)に記載の積層体。
(213) 前記基板の融点は前記GaN系半導体層を形成するときの温度よりも高いことを特徴とする(210)又は(211)に記載の積層体。
(214) 前記基板の材料の熱膨張係数と前記GaN系半導体層の材料の熱膨張係数とが実質的に等しい、ことを特徴とする(210)〜(213)のいずれかに記載の積層体。
(215) 前記基板は(210)〜(214)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(210)〜(214)のいずれかに記載の積層体。
(216) 前記基板は全体的に導電性であることを特徴とする(210)〜(215)のいずれかに記載の積層体。
(220) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がZr、Ti、V、Cr、Nb、Re、Ta、Yから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(221) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がV、Ti及びZrから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。(222) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がTi及び/又はZrからなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(223) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層に接する面がZrからなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(224) 前記基板は(220)〜(223)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(220)〜(223)のいずれかに記載の積層体。
(225) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がZr、Ti、V、Cr、Nb、Re、Ta、Yから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(226) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がV、Ti及びZrから選ばれる1種又は2種以上の材料からなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(227) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がTi及び/又はZrからなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(228) 前記第1の層が前記基板からなるとき、該基板において前記GaN系半導体層の製膜時に生成される層に接する面がZrからなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(229) 前記基板は(225)〜(228)で規定される条件を満足する材料からなる前記面と、該面の材料よりも純度の低い同一又は同種の材料からなる基体とを備えてなることを特徴とする(225)〜(228)のいずれかに記載の積層体。
(230) 前記積層体は発光素子、受光素子若しくは電子デバイス用のものであることを特徴とする(110)〜(229)のいずれかに記載の積層体。
(240) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、
(ア) 該バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体材料と前記基板材料の各熱膨張係数のうちの大きい方の3倍以下である、
(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(241) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(240)に記載の積層体。
(242) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、
(ウ) 該バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体層と前記基板の各熱膨張係数の間にある、
(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(243) 前記バッファ層材料の熱膨張係数が前記半導体材料と前記基板材料の各熱膨張係数のほぼ中央にあることを特徴とする(242)に記載の積層体。
(244) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(242)又は(243)に記載の積層体。
(245) 前記バッファ層は下記の要件を満足する、
(エ) 該バッファ層材料の熱膨張係数が10 X 10-6/K以下である、
(イ) 該バッファ層材料の弾性率が20 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(246) 前記バッファ層材料の弾性率が15 X 1010N/m2以下である、ことを特徴とする(245)に記載の積層体。
(247) 前記バッファ層は窒化物生成自由エネルギーが負の値である材料を含んでいる、ことを特徴とする(240)〜(246)のいずれかに記載の積層体。
(248) 前記バッファ層が下記要件
|バッファ層の格子定数−GaNの格子定数|/GaNの格子定数
≦ 0.05
を満足することを特徴とする(240)〜(247)のいずれかに記載の積層体。
(249) 前記バッファ層が下記要件
|バッファ層の格子定数−GaNの格子定数|/GaNの格子定数
≦ 0.02
を満足することを特徴とする(248)に記載の積層体。
(250) 前記バッファ層の結晶構造が六方晶であることを特徴とする(240)〜(249)のいずれかに記載の積層体。
(251) 前記基板材料及び前記バッファ層材料が導電性であることを特徴とする(240)〜(250)のいずれかに記載の積層体。
(252) 前記基板の材料がシリコンであることを特徴とする(251)に記載の積層体。
(253) 前記バッファ層は前記シリコンと反応する材料を含んでいることを特徴とする(252)に記載の積層体。
(254) 前記バッファ層は、Cr、Hf、Nb、Ta、Ti、V、Zrから選ばれる1種又は2種以上の金属を含んでなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(255) 前記バッファ層はTi、V、Zrから選ばれる1種又は2種以上の金属を含んでなる、ことを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(256) 前記バッファ層は、Zrを含んでなることを特徴とする(201)〜(204)のいずれかに記載の積層体。
(257) 前記基板の材料がシリコンであることを特徴とする(254)〜(256)のいずれかに記載の積層体。
(260) 前記バッファ層の材料は素子の製造過程で加えられる温度より高い融点をもつことを特徴とする(201)〜(204)及び(240)〜(257)のいずれかに記載の積層体。
(261) 前記積層体は発光素子、受光素子若しくは電子デバイスに用いられるものであること、を特徴する(201)〜(204)及び(240)〜(257)いずれかに記載の積層体。
図1はこの発明の第1の実施例の発光ダイオードを示す図である。 図2は同じくパターン層及びGaN系半導体層からなるn−クラッド層の形成方法を示す図である。 図3は図1の発光ダイオードの部分拡大図である。 図4は第1実施例における他の態様の発光ダイオードを示す図である。 図5はバッファ層22による応力緩和を示す図である。 図6はこの発明の第2の実施例の発光ダイオードを示す図である。
符号の説明
1、10、20 発光ダイオード
2、21 基板
3、23 パターン層
22 バッファ層
4、14、24 GaN系半導体層
4、6、14、16、24、26 GaN系半導体層(クラッド層)
5、15、25 GaN系半導体層(発光層)

Claims (4)

  1. 導電性半導体基板と金属からなるバッファ層との積層体と、
    前記バッファ層が部分的に露出するように形成されたパターン層と、
    露出した前記バッファ層上に、前記パターン層を覆うように形成されたGaN層と、からなることを特徴とするGaN系半導体。
  2. 前記バッファ層は、クロム(Cr)、ハフニウム(Hf)、ニオブ(Ni)、タンタル(Ta)、バナジウム(V)、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)から選択される少なくとも一種の金属からなることを特徴とする請求項1に記載のGaN系半導体。
  3. 前記パターン層はその上に直接GaN系半導体層が成長することを阻害する材料からなることを特徴とする請求項2に記載のGaN系半導体。
  4. 前記パターン層はSiOからなり、前記GaN層系半導体はGaNからなること、を特徴とする請求項1又は請求項3に記載のGaN系半導体。
JP2004119778A 2004-04-15 2004-04-15 GaN系半導体 Expired - Fee Related JP4289203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004119778A JP4289203B2 (ja) 2004-04-15 2004-04-15 GaN系半導体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004119778A JP4289203B2 (ja) 2004-04-15 2004-04-15 GaN系半導体

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34069197A Division JPH11163404A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 GaN系半導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004247753A true JP2004247753A (ja) 2004-09-02
JP4289203B2 JP4289203B2 (ja) 2009-07-01

Family

ID=33028598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004119778A Expired - Fee Related JP4289203B2 (ja) 2004-04-15 2004-04-15 GaN系半導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4289203B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006126330A1 (ja) * 2005-04-04 2006-11-30 Tohoku Techno Arch Co., Ltd. GaN単結晶成長方法,GaN基板作製方法,GaN系素子製造方法およびGaN系素子
KR100932500B1 (ko) * 2004-09-10 2009-12-17 갤럭시아포토닉스 주식회사 광 추출 효율이 향상된 질화갈륨 소자 및 그 제작방법
WO2014104419A1 (ko) * 2012-12-26 2014-07-03 (주)버티클 반도체 소자 및 그 제조 방법
CN105826438A (zh) * 2016-06-01 2016-08-03 安徽三安光电有限公司 一种具有金属缓冲层的发光二极管及其制备方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60173829A (ja) * 1984-02-14 1985-09-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 化合物半導体薄膜の成長方法
JPS6417484A (en) * 1987-07-13 1989-01-20 Nippon Telegraph & Telephone Semiconductor light emitting element
JPH03133182A (ja) * 1989-10-19 1991-06-06 Showa Denko Kk 半導体基板及びその製造方法
JPH03183173A (ja) * 1989-12-13 1991-08-09 Canon Inc 光学素子
JPH04303920A (ja) * 1991-03-29 1992-10-27 Nec Corp Iv族基板上の絶縁膜/iii −v族化合物半導体積層構造
JPH08264829A (ja) * 1995-03-20 1996-10-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 化合物半導体構造およびその製造方法
JPH0936428A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Showa Denko Kk 半導体装置
JPH09223819A (ja) * 1995-12-15 1997-08-26 Toshiba Corp 半導体発光素子及びその製造方法
JPH10312971A (ja) * 1997-03-13 1998-11-24 Nec Corp III−V族化合物半導体膜とその成長方法、GaN系半導体膜とその形成方法、GaN系半導体積層構造とその形成方法、GaN系半導体素子とその製造方法
JPH10321956A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
JPH11260835A (ja) * 1997-07-11 1999-09-24 Tdk Corp 電子デバイス用基板
JPH11317543A (ja) * 1999-01-08 1999-11-16 Toyoda Gosei Co Ltd 半導体素子

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60173829A (ja) * 1984-02-14 1985-09-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 化合物半導体薄膜の成長方法
JPS6417484A (en) * 1987-07-13 1989-01-20 Nippon Telegraph & Telephone Semiconductor light emitting element
JPH03133182A (ja) * 1989-10-19 1991-06-06 Showa Denko Kk 半導体基板及びその製造方法
JPH03183173A (ja) * 1989-12-13 1991-08-09 Canon Inc 光学素子
JPH04303920A (ja) * 1991-03-29 1992-10-27 Nec Corp Iv族基板上の絶縁膜/iii −v族化合物半導体積層構造
JPH08264829A (ja) * 1995-03-20 1996-10-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 化合物半導体構造およびその製造方法
JPH0936428A (ja) * 1995-07-19 1997-02-07 Showa Denko Kk 半導体装置
JPH09223819A (ja) * 1995-12-15 1997-08-26 Toshiba Corp 半導体発光素子及びその製造方法
JPH10312971A (ja) * 1997-03-13 1998-11-24 Nec Corp III−V族化合物半導体膜とその成長方法、GaN系半導体膜とその形成方法、GaN系半導体積層構造とその形成方法、GaN系半導体素子とその製造方法
JPH10321956A (ja) * 1997-05-15 1998-12-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置及びその製造方法
JPH11260835A (ja) * 1997-07-11 1999-09-24 Tdk Corp 電子デバイス用基板
JPH11317543A (ja) * 1999-01-08 1999-11-16 Toyoda Gosei Co Ltd 半導体素子

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100932500B1 (ko) * 2004-09-10 2009-12-17 갤럭시아포토닉스 주식회사 광 추출 효율이 향상된 질화갈륨 소자 및 그 제작방법
WO2006126330A1 (ja) * 2005-04-04 2006-11-30 Tohoku Techno Arch Co., Ltd. GaN単結晶成長方法,GaN基板作製方法,GaN系素子製造方法およびGaN系素子
US7829435B2 (en) 2005-04-04 2010-11-09 Tohoku Techno Arch Co., Ltd. Method for growth of GaN single crystal, method for preparation of GaN substrate, process for producing GaN-based element, and GaN-based element
US8124504B2 (en) 2005-04-04 2012-02-28 Tohoku Techno Arch Co., Ltd. Method for growth of GaN single crystal, method for preparation of GaN substrate, process for producing GaN-based element, and GaN-based element
WO2014104419A1 (ko) * 2012-12-26 2014-07-03 (주)버티클 반도체 소자 및 그 제조 방법
CN105826438A (zh) * 2016-06-01 2016-08-03 安徽三安光电有限公司 一种具有金属缓冲层的发光二极管及其制备方法
CN105826438B (zh) * 2016-06-01 2018-05-08 安徽三安光电有限公司 一种具有金属缓冲层的发光二极管及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4289203B2 (ja) 2009-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5881222B2 (ja) 窒化物半導体紫外線発光素子及び窒化物半導体紫外線発光素子の製造方法
WO2000048254A1 (fr) Semi-conducteur au nitrure et procede de fabrication
JPWO2008153130A1 (ja) 窒化物半導体発光素子及び窒化物半導体の製造方法
JP3500281B2 (ja) 窒化ガリウム系半導体素子およびその製造方法
JP2006332205A (ja) 窒化物半導体発光素子
US20050040414A1 (en) Light-emitting device and manufacturing method thereof
CN107408602B (zh) Uv发光二极管
JP2005056922A (ja) 半導体発光素子
JP5098135B2 (ja) 半導体レーザ素子
JP3545197B2 (ja) 半導体素子およびその製造方法
JPH05206513A (ja) 半導体発光素子
JP2000349398A (ja) 窒化物半導体発光素子及びその製造方法
JP2010272593A (ja) 窒化物半導体発光素子及びその製造方法
JP2000252219A (ja) GaN基板の製造方法
JP2004048076A (ja) 半導体素子およびその製造方法
JP4289203B2 (ja) GaN系半導体
JP2008034862A (ja) 窒化物半導体の成長方法
JP3765457B2 (ja) 半導体素子
JP2008177438A (ja) 窒化物半導体発光素子
JP2006080378A (ja) 半導体基板、半導体素子、半導体素子の製造方法及び半導体基板の製造方法
JPH11163404A (ja) GaN系半導体
JP2000174395A (ja) 窒化物半導体基板およびそれを用いた窒化物半導体素子
JP4637503B2 (ja) 窒化物半導体レーザ素子の製造方法
JP2000174343A (ja) 窒化物半導体の製造方法及び発光素子
JP2003283057A (ja) 窒化物半導体発光素子及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090310

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees