JP2004227588A - Sdioカード開発システム - Google Patents

Sdioカード開発システム Download PDF

Info

Publication number
JP2004227588A
JP2004227588A JP2004012953A JP2004012953A JP2004227588A JP 2004227588 A JP2004227588 A JP 2004227588A JP 2004012953 A JP2004012953 A JP 2004012953A JP 2004012953 A JP2004012953 A JP 2004012953A JP 2004227588 A JP2004227588 A JP 2004227588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sdio
host
card
controller
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004012953A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Hirayama
勝啓 平山
Hyuei Tai Pin
ヒュエイ タイ ピン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
C-GUYS Inc
GUYS Inc C
Original Assignee
C-GUYS Inc
GUYS Inc C
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by C-GUYS Inc, GUYS Inc C filed Critical C-GUYS Inc
Publication of JP2004227588A publication Critical patent/JP2004227588A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/22Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing
    • G06F11/2205Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested
    • G06F11/2221Detection or location of defective computer hardware by testing during standby operation or during idle time, e.g. start-up testing using arrangements specific to the hardware being tested to test input/output devices or peripheral units

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

【課題】 SDIOカードシステム開発のスピードアップを図る開発支援ツールを提供する。
【解決手段】 プラットホームとなるオペーレーティングシステムを備えたコンピュータ(11)とSDIOホストを有するホストボード(13)とが、バスを経由して接続されたハードウエア構成と、前記オペレーティングシステム上で動作するソフトウエアであって、前記前記SDホストに対するコマンド生成・コマンド分析・コマンドトレース・デバッグ及びこれらを記述するスクリプト言語機能を備えたSDIOテストプログラム(SD−IDE)とを含むように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明はSDIO(Secure Digital Input Output)規格に準拠するSDIOカードの総合的な開発支援ツールに関する。
ノートブック型パーソナルコンピュータ(PC)、携帯通信機器(PDA)、ディジタルビデオ、ディジタルカメラ、小型オーディオ機器など、モバイル機器(これらをまとめて「ホスト機器」ということもある。)に装着できるICカードには種々の規格が存在する。中でも、SDメモリカードは、小型でデータ転送速度が大きくかつ高度なセキュリティ機能を備えているため注目されている。
現在、SD関連機器には、メモリデバイスとしてのSDメモリと、入出力装置(I/O)としてのSDIOという、2つの国際規格が存在する。SDメモリカード規格を拡張し、メモリ機能だけでなく入出力機能を備えたSDIOという国際規格が存在し、SDIO規格に準拠したカード型周辺装置をSDIOカードと呼ぶ。
SDIOカードの開発には、膨大なSD及びSDIO標準規格の内容を理解し、更に設計環境の整備、テスト環境及びテスト工程の検討、アプリケーションとのインターフェース等、多種多様な検討項目を解決しておかなければならない。
なお、本明細書において、SDIOコントローラとは、周辺機器がSDIO規格に準拠してホスト機器と接続するための機能を実現するためのコントローラ(1チップの半導体集積回路)をいう。
本発明の背景となる技術としては、SDIOカードに関するものは特に見当たらないが、メモリカードをエニュレートし、デバッグを容易にできるメモリカード用エミュレータというものが存在している(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−131210号公報
SDIOという規格は比較的新しい規格であり、しかも、研究開発はSDIOという国際規格のスペックを満たしながら行なわれる必要がある。
しかし、SDIO開発に関わる設計開発環境、SDIOのプロトコルエンジン(HIM:ホストインターフェースモジュール)用のデバイス、それらに付随するソフトウエアという一連の設計開発環境は、十分に整っていない。
例えば、ホスト機器開発者は、ホスト機器(例えば、ディジタルビデオカメラ等)にSDIOホストコントローラチップ(以下、「SDIOホストデバイス」という。)を搭載し、周辺機器として提供されている種々のSDIOアプリケーションデバイス(SDメモリカード、SD無線カード、GPS等)が開発中のホスト機器でも正常に動作するか、確認しなければならない。
この場合、より具体的には、ホスト機器側のデバイスドライバソフトウエアの開発、ホスト機器におけるSDIO規格の適合性の検証等を行なわなければならない。
一方、SDIOアプリケーションデバイス(SDメモリカード、SD無線カード、GPS等)の開発者にとってみれば、様々なホスト機器で開発中のSDIOカードが正常に動作するか、確認しなければならない。
この場合、より具体的には、アプリケーションデバイスそのものと、そのデバイスドライバソフトウエアの開発とが必要不可欠である。
本発明は、上記に鑑みSDIO関連機器の設計開発環境を改善すべくなされたものであり、各立場における開発エンジニアにかかる負担を軽減し、SDIOカードシステム開発のスピードアップを図る開発支援ツールを提供することを目的とする。
本発明に係るSDIOカード開発支援システムは、プラットホームとなるオペーレーティングシステムを備えたコンピュータ(11)とSDIOホストを有するホストボード(13)とが、バスを経由して接続されたハードウエア構成と、前記オペレーティングシステム上で動作するソフトウエアであって、前記前記SDホストに対するコマンド生成・コマンド分析・コマンドトレース・デバッグ及びこれらを記述するスクリプト言語機能を備えたSDIOテストプログラム(SD−IDE)とを含んでいる。
このシステムによれば、SDIOホストの状態をコンピュータ上で把握することができるので、SDIOホストにSDIOカードが装着された際のカード認識のテストや、カードに対するデータの書き込み、カードからのデータ読み出しのテストなどを前記コンピュータ上で容易に行なうことができる。
本発明に係るSDIOコントローラリファレンスボード(20)は、前記SDIOホストにSDバスを介して接続することのできるSDIOポートを持ったボードであって、複数のアプリケーションインターフェースを備えたSDIOコントローラ(21)と、前記コントローラ(21)を動作させるための水晶発振器(22)と、前記コントローラ(21)に接続される複数のアプリケーションインターフェースポート(24、25)とを備えていることを特徴とする。
前記アプリケーションインターフェースの一つはメモリインターフェースであり、このメモリインターフェースにEEPROM、NAND型フラッシュメモリ、NOR型フラッシュメモリの少なくとも一つが接続され、前記リファレンスボード(20)上に設けられていることが好ましい。
このリファレンスボードは、実際のSDIOカードと同様にSDIOホストからのコマンドやデータを受け取り、レスポンスを返すことができるので、SDIOホストに接続するとあたかもSDIOカードを装着しているように扱うことができ、実際のカードイメージでプロトタイプ開発や評価を行なうことができる。
以上のように、本発明によれば、SDIOドライバやターゲットドライバと密接に通信しながら、実際のSDIOホスト、SDIOコントローラ、デバイスからなるSDカードシステム全体がどのように動作しているかを把握し、システム動作検証・解析をすることができる。
SDIOカードおよびSDメモリカード開発を容易に設計開発することができる。特に、変更される可能性がある規格に対し常に注目し、追加・変更点を反映していく工数は予想以上に大きく、設計開発工数自体にも強い影響を与えるものであるところ、本発明によれば、最新の規格を反映させることができ、設計開発環境を提供することができる。
以上のように、本発明に係る上記リファレンスボードとSDIO設計開発ツールとを用いると、SDIOホストの開発からターゲットアプリケーションの開発までを一貫して行なうことができる。効率の良いアプリケーション開発環境を提供することができ、SDIOカードおよびSDメモリカード開発を短時間に行なうことができる。さらに、規格の変更などに対しても柔軟に対応することができる。
(実施形態)
はじめに本システムの全体構成について図1(a)及び(b)を用いて説明する。拡張バススロット(例えばPCIバス)を備えたコンピュータ11と、SDホスト12を搭載したSDホストボード13とがこの拡張バスを経由して接続される。このSDホストボード13はSDIOソケット(SDIOコネクター)14を備えており、SDバスを経由してリファレンスボード15aに接続される。なお、拡張バスはPCIバスに限られない。なお、SDホストボード13には、リファレンスボードに代えて、実際のSDIOカードデバイス15bを接続することもできる。
リファレンスボード15aには、SDIOコントローラ16と、メモリインターフェース17、外部モジュールとのインターフェース18が設けられ、外部モジュール(ターゲットデバイス)19を接続することができる。
コンピュータ11のプラットホーム上でSDIOテストプログラム(SD−IDE)が動作させることにより開発者はこのリファレンスボードを実際のSDIOカードと想定して、SDIOホスト及びSDIOコントローラに関する種々の試験・評価を行なうことができる。
なお、リファレンスボードではなく、ターゲットとなるSDIOカードやSDメモリカードをSDホストボードに直接装着してもよい。このようにしても、実際にSDIOホストとSDIOカード間での接続試験を行なうことができる。
また、リファレンスボードやターゲットデバイスにGPIOコネクター27,28を備えるようにしてもよい。GPIOコネクターを設けるとSD−IDEはリファレンスボードやターゲットデバイスにテストシグナルやタイミング信号を発生させることができる。
−各構成について−
(プラットホーム)
アプリケーションを動作させるために必要なCPU、オペレーティングシステムソフトウエアなどで構成されるコンピュータシステム上に、SDホストコントローラを搭載しこれを動作させることができる拡張バススロットあるいは接続手段を備えるものがプラットホームとして必要である。
(SDホストボード)
SDIOホストデバイス(SDIOホストコントローラチップ)を搭載したボードが拡張バスを介して上記コンピュータに接続される。プラットホーム上で動作するSDIOテストプログラム(SD−IDE)を起動すると、ホストデバイスやSDバスを介してホストデバイスに接続されるSDIOファンクションを操作することができる。
(リファレンスボード)
図2はリファレンスボード(基板)20(図1における15a)を示したものである。一枚のボード上にホストインターフェースモジュール(HIM)等を備えたSDIOコントローラ21と、これを駆動するための水晶発振器(クロック)22、メモリ23、アプリケーションインターフェース(UARTコネクタ24、PCMCIAソケット(PCMCIAコネクター)25等)を含んでいる。メモリ23は、ICシリアルEEPROM23aと、NAND型フラッシュメモリ23bと、NOR型フラッシュメモリ23cとが実装されている。
SDIOインターフェイスクロック(SCLK)は水晶発振器に設けられたディップスイッチを変化させることにより0〜25MHzまで可変できる。また、アプリケーションインターフェース部はPCMCIAインターフェースとUARTインターフェースを備えている。
(ソフトウエア本体:SD−IDE)
上記プラットホーム上で動作するソフトウエア本体(SD−IDE:Integrated Development Environment)
−主な機能−
・SDIOホストコンフィグレーション
1ビット、4ビットモード、タイムアウト、データ長
・SDIOホストとターゲットとの接続の初期化
カード種別認識(SDIOカードかSDメモリカードか)、コマンドCMD0,CMD5,ACMD41,CMD2,CMD3等
・SDIOホストコマンドの設定とターゲットへの送信
CMD52,CMD53等
・SDIOターゲットのホストコマンドに対するレスポンス情報のモニタリング
・SDIOホスト−ターゲット間の通信履歴(トレースレポート)の出力
・SDIOホストとターゲットとの間におけるストレステスト
複数コマンドの重複転送試験など
−ソフトウエアの基本構成−
本発明に係る開発システムのソフトウエアは、以下の構成を備えている。
(A)ターゲットのドライバ
ターゲットドライバはアプリケーション(IEEE802.11bの無線LANモジュール、ブルートゥース、GPS、PHS、フラッシュメモリ等)を駆動するためのドライバである。
(B)リファレンスボードのドライバ(クライアントドライバ)
クライアントドライバはリファレンスボード(SDIOコントローラ)を駆動するためのドライバである。
(C)ホストボードのドライバ(SDIOホストドライバ)
SDIOホストドライバはホストボードを駆動するためのドライバである。
以上のドライバにより、ハードウエアの障壁すなわちハードウエア構成に起因する動作環境の違いが吸収され、データを透過的に取り扱うことが可能となる。
(D)API(Application Program Interface)
(E)アプリケーションソフトウエア
APIとは、DLLで提供された関数を呼び出すプログラムである。このAPIの上にアプリケーションソフトウエア(SD−IDE基本アプリケーション、SDIOコントローラのクライアントドライバテンプレイト、テストプログラム等)が動作する。
(SD−IDE基本アプリケーションについて)
SD−IDEは、
・コマンドジェネレィター
・コマンドアナライザー,トレイサー
・スクリプトランゲージ
などを備えていることを特徴とする。以下、プログラムのシステムフローを説明する。
−システムフローについて−
図4(a)は、本発明に係るSDIOテストプログラムの基本的なフローチャートを示したものである。各プログラムはモジュール化され有機的に結合している。必要に応じて必要な処理プログラム(これを「エンジン」という)が動作するようになっている。
大まかなステップは以下のとおりである。
SA0:システム起動
SA1:動作環境の確認
SA2:動作させるために必要な全てのエンジン(処理プロセス)起動しスタンバイさせる
SA3:エンジンの起動・切り替えを行なうインターフェースを起動する
以後、各エンジンは必要な処理を行なうことができる。また、いずれかのステップでエラーが発生したときはエラー処理プロセスによりエラー処理される。
−各モジュールの説明−
SD−IDEは各モジュール(エンジン)が集まって構成されている。図3はSD−IDEのブロックダイヤグラムの一例を示したものである。以下、それぞれのモジュールが行なう処理プロセスについて説明する。
(A)GUIエンジン
グラフィックユーザインターフェース(GUI):ユーザが簡単に操作するためのアイコンやメニュー等を表示・制御する処理プロセスである。
(B)SDIO初期化エンジン
SDIOカードをSDIOスロット(コネクター)に挿入すると、SDIOホストはカードを認識するため、SDIOコントローラに対して種々のコマンドを発行する。カード挿入のDetect(検知)、カードの個別情報の読みとり(製造番号、種類、機能、等)を行ない、あらかじめ規格にしたがってカードの中に実装されている情報を読みとりながら最終的にカードを認識する。これらのプロセスを初期化処理(Initialization)という。
図4(b)は初期化処理の手順を説明するための図である。あらかじめ用意されたステップに従う一般的な初期化ステップ(デフォルト)と、カード毎に特殊な初期化が必要な場合の初期化ステップ(カスタマイズ)とがある。なお後者を選択する場合にはSDIOのスペックを満足することが必須である。
初期化ステップの内容が確定した後、初期化ステップルーチンを実行し、結果を返す。この際、ステップ毎に各種SDIOコマンドを発行する必要があるので、SDIOコマンド処理エンジンでコマンドを発行する。また、状態マシンエンジンは常に初期化プロセス実行中、常にコマンドの発行及びレスポンス情報等の受理を管理し、理論上のGoodマシンと実際のデバイスの振る舞いとを比較し、相違点がある場合にはエラー信号を発生する。
(C)SDIO状態マシン処理
図5(b)はSDIO状態マシンエンジン(State Machine Engine)の処理ステップについて説明するための図である。
SD−IDEはSDIO(spec.ver1.0)にある状態マシン(状態遷移)を持ち、常にコマンドの発行、レスポンス情報等の受理を管理し、理論上のGoodマシンを持つ。これと実際のデバイスの振る舞いとを比較し、相違点がある場合にはエラー信号を発生する。
(D)SDIOコマンド処理ステップ
SDIOのコマンド生成と解読処理を行なう。図5(a)はコマンド処理の手順を示す図である。コマンドに応じてマシンの状態が変化する。SDIOホストとSDIOコントローラはそれぞれ独立した状態(ステートマシン)を持っている。
また、SDIOコントローラの設計例として、2つの独立した状態マシンが使われている。一つはバス状態マシン(バスステートマシン)、他の一つはファンクション状態マシン(ファンクションステイトマシン)である。SDIOホストはバス状態マシン(Bus State Machine)を、SDIOコントローラはファンクション状態マシン(Function State Machine)を持っている。
バスステートマシンはホストと通信してバス状態を記憶保持する。バス状態は、初期化状態、待機状態、コマンド状態、転送状態の4つがあり、SDIOホストが受けたコマンドによってバス状態が遷移する。
ファンクション状態マシン「実行(Exec.)」、「レディ(Ready)]、「割り込み(Interrupts)」といったファンクションの状態を記憶保持し、マシンカードのファンクションと通信し、これを制御する。
ある状態の時、システムは常にある情報を期待しながら遷移する。各種コマンドの発行やレスポンスのやり取りするタイミング等は、この状態を確認しながら判断・実行していく。もし、期待に反する状態に遷移した場合はイリーガルな処理としてエラーを返したりカードを拒絶したりする。
(E)SDIO転送履歴レコード処理
SDIOバスの転送履歴の記録を行なう。図6(a)は、SDIO転送履歴レコード処理(Transaaction Record Engine)の処理ステップについて説明するための図である。
クロックタイマーを設けてSDIOホストが受け取る全てのパケットに時刻(タイムスタンプ)を持たせることにより、時間管理を含めた高度な解析が可能となる。例えば、ロジックアナライザのようにタイミングチャートを表示させて効率的なデバッグに役立つようにすることができる。
SDバスのパケットは、SDIOホストからSDIOコントローラへのコマンド、SDIOコントローラからSDIOホストへのレスポンス、転送データの3種類がある。これらすべてのパケットをデータとして記録することにより、後で解析・分析し、どのようなシーケンス(順序)で何が行なわれたかをトレースすることができる。これにより、デバッグ処理などを行なうことができる。
(F)SDIOスクリプト処理
SDIOスクリプト言語により種々のデータ転送処理プロセスを記述して一括実行処理させる。これによって、編集画面やスクリプト言語の翻訳機能を実現する。そのSDIOスクリプト処理(Scripting Engine)はインタープリター方式の言語でも、コンパイル方式の言語でも、実行することができる。
図6(b)はSDIOスクリプト処理の処理ステップについて説明するための図である。定義にスクリプト言語(マクロコマンド或はサブルーチン化された処理)を用いてSDIO全体の評価とテストの処理プロセスを編集・作成する。
スクリプト言語インタープリターは、スクリプト言語で記述されたコマンドをSDIOコマンドに翻訳する。あるいは、SDIOスクリプトエンジンFはスクリプトをコンパイルされた形のスクリプトコンパイルするが、それにより実行や後で使いやすいようにストアリングし易くなる。
(G)SDIOパケット解析/分析処理
図7はSDIOパケット解析/分析処理(Transaction Record Engine)の処理ステップについて説明するための図である。SDバス上に転送されるデータは「0」と「1」の数字の羅列にすぎない。ここでは、これをパケットとしてとらえて解析・分析し、誰がどのようなパケットを送ったのか、或いは、そのパケットがどんなフォーマットでされているのか等の分析と解析とを行なう。SDバス上のパケットの種類(コマンドなのか、レスポンスなのか、データなのか)及び、どこからどこに送られたパケットなのか等の分類をして、より理解しやすく表示させることを目的とする。
(H)SDIOバス/ホストコントローラ処理
SDIOホストコントローラを制御し、SDバスに発行するコマンド等を制御する。
(I)SDIOデバイスドライバテンプレート処理
SDIOコントローラにつながるデバイスの制御プログラム。開発者のための手順ひな形である。
(J)SDIOデバッグ処理
図7(b)はSDIOデバッグ処理プロセス(Debuggger Engine)の処理ステップについて説明するための図である。デバッガーを起動し、デバッグ(解析)したい部位及び内容の指定を入力する。この入力内容に従って内部情報(ステイタス、エラー、データ等)を分類表示すると共に、必要に応じて分析処理プログラム(Parsing Engine)やコマンド処理プログラム(Command engine)を起動する。最終的にはGUIに表示し、必要な場合はソースコードレベルで修正する。
(K)エラー処理
エラー処理プロセス(Error Handler Engin)は全てのエラーを処理する。
(L)SDIO信号/タイミング処理
図3、図7におけるブロックLは、SDIO信号/タイミング処理プロセス(SDIO Signaling/Timing Engine)である。このソフトウエアモジュールはSDIOシグナルのテストや認証のために要求された信号を発生させるためにSDリファレンスボード及びリファレンスボードに接続されているターゲットデバイスを指揮する役割を果たす。このソフトウエアモジュールは同時に全てのこれらの要求された信号のタイミングを集める。たとえば、「SDIO信号/タイミングエンジン」というコマンドは接続されたデバイスに対して割り込み信号を発生させたり、SDリファレンスボードにデータを送ったりすることを命令する。
(M)SDIOレポート発生エンジン
SDIOレポート発生エンジンはいくつかの最も普及した出力形式でレコードデータを生成するために用いられる。
本発明によると、SDIO関連機器の設計開発の各立場における開発エンジニアにかかる負担を軽減し、SDIOカードシステム開発のスピードアップを図る開発支援ツールを提供することができ、その産業上の利用可能性は極めて大きい。
図1(a)及び(b)は本発明に係るシステムの全体構成を示す図である。 図2は図2はリファレンスボード20を示した図である。 図3はSD−IDEのブロックダイヤグラムの一例を示したものである。 図4(a)は、本発明に係るSDIOテストプログラムの基本的なフローチャートを示したものである。図4(b)は初期化処理の手順を説明するための図である。 図5(a)はコマンド処理の手順を示す図である。図5(b)はSDIO状態マシンエンジン(State Machine Engine)の処理ステップについて説明するための図である。 図6(a)は、SDIO転送履歴レコード処理(Transaaction Record Engine)の処理ステップについて説明するための図である。図6(b)はSDIOスクリプト処理(Scripting Engine)の処理ステップについて説明するための図である。 図7(a)はSDIOパケット解析/分析処理(Transaction Record Engine)の処理ステップについて説明するための図である。図7(b)はSDIOデバッグ処理プロセス(Debuggger Engine)の処理ステップについて説明するための図である。
符号の説明
11 コンピュータ
12 SDIOホスト(SDIOホストコントローラチップ)
13 SDホストボード
14 SDIOソケット(SDIOコネクター)
15a リファレンスボード
15b SDIOカード
16 SDIOコントローラ(SDIOコントローラチップ)
17 メモリインターフェース
18 外部モジュールとのインターフェース
19 外部モジュール(ターゲットデバイス)
20 リファレンスボード
21 SDIOコントローラ
22 水晶発振器(クロック)
23 メモリ23
24 UARTコネクタ
25 PCMCIAソケット(PCMCIAコネクター)
26 リファレンスボード側GPIOコネクター
27 SDIOホストPCIアダプター側GPIOコネクター
28 ターゲットデバイス側GPIOコネクター

Claims (2)

  1. プラットホームとなるオペーレーティングシステムを備えたコンピュータ(11)とSDIOホストを有するホストボード(13)とが、バスを経由して接続されたハードウエア構成と、前記オペレーティングシステム上で動作するソフトウエアであって、前記前記SDホストに対するコマンド生成・コマンド分析・コマンドトレース・デバッグ及びこれらを記述するスクリプト言語機能を備えたSDIOテストプログラム(SD−IDE)とを含んでいることを特徴とするSDIOカード開発支援システム。
  2. 前記SDIOホストにSDバスを介して接続することのできるSDIOポートを持ったボードであって、複数のアプリケーションインターフェースを備えたSDIOコントローラ(21)と、前記コントローラ(21)を動作させるための水晶発振器(22)と、前記コントローラ(21)に接続される複数のアプリケーションインターフェースポート(24、25)とを備えていることを特徴とするSDIOコントローラリファレンスボード(20)。
JP2004012953A 2003-01-21 2004-01-21 Sdioカード開発システム Pending JP2004227588A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US44113403P 2003-01-21 2003-01-21

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004227588A true JP2004227588A (ja) 2004-08-12

Family

ID=32927445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004012953A Pending JP2004227588A (ja) 2003-01-21 2004-01-21 Sdioカード開発システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7225357B2 (ja)
JP (1) JP2004227588A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100969480B1 (ko) * 2008-10-02 2010-07-14 삼성전기주식회사 보안 디지털 무선 카드 테스트 장치 및 그 방법
CN108983075A (zh) * 2018-08-17 2018-12-11 惠州高盛达科技有限公司 多路并行sdio测试***

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4799417B2 (ja) * 2004-09-28 2011-10-26 dブロード株式会社 ホストコントローラ
JP2006209643A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Ricoh Co Ltd インタフェース回路及びそのインタフェース回路を使用したシステム装置
KR100589227B1 (ko) * 2005-05-23 2006-06-19 엠텍비젼 주식회사 메모리 인터페이스 공유 기능을 구비한 장치 및 그 공유방법
US7631245B2 (en) * 2005-09-26 2009-12-08 Sandisk Il Ltd. NAND flash memory controller exporting a NAND interface
US8291295B2 (en) * 2005-09-26 2012-10-16 Sandisk Il Ltd. NAND flash memory controller exporting a NAND interface
US20070217141A1 (en) * 2006-03-16 2007-09-20 Mohamad El-Batal Modular, scalable storage controller midplane connector
US7480582B2 (en) * 2006-12-19 2009-01-20 Phison Electronics Corp. Flash memory card test device with multiple interfaces
US8352802B2 (en) * 2007-08-16 2013-01-08 Google Inc. Method and system for remote diagnostics
US7676714B2 (en) * 2007-03-29 2010-03-09 Sandisk Corporation Extender strip and test assembly for testing memory card operation
US7685478B2 (en) * 2007-03-29 2010-03-23 Sandisk Corporation Method of testing memory card operation
US20090083060A1 (en) * 2007-09-26 2009-03-26 Modu Ltd. Automated computer electronics device reporting
US8122180B2 (en) * 2008-02-13 2012-02-21 Sandisk Technologies Inc. Methods and systems for reconfiguring data memory of embedded controller managed flash memory devices
US7743292B2 (en) * 2008-06-13 2010-06-22 Silicon Motion Inc. Apparatus and method for memory card testing
US7970976B2 (en) * 2009-03-01 2011-06-28 Qualcomm Incorporated Remote memory access using reversible host/client interface
US20110041005A1 (en) * 2009-08-11 2011-02-17 Selinger Robert D Controller and Method for Providing Read Status and Spare Block Management Information in a Flash Memory System
US20110040924A1 (en) * 2009-08-11 2011-02-17 Selinger Robert D Controller and Method for Detecting a Transmission Error Over a NAND Interface Using Error Detection Code
US20110041039A1 (en) * 2009-08-11 2011-02-17 Eliyahou Harari Controller and Method for Interfacing Between a Host Controller in a Host and a Flash Memory Device
KR20110080448A (ko) * 2010-01-06 2011-07-13 삼성전자주식회사 애플리케이션 구축 시스템 및 그 방법
CN102479123A (zh) * 2010-11-29 2012-05-30 上海华虹集成电路有限责任公司 卡片操作***的测试***及测试方法
US20120226827A1 (en) * 2011-03-02 2012-09-06 Qualcomm Incorporated Mechanism for Performing SDIO Aggregation and Conveying SDIO Device Status to the Host Software
US9594544B2 (en) * 2012-06-07 2017-03-14 Microsoft Technology Licensing, Llc Visualized code review
US9811485B2 (en) * 2015-06-22 2017-11-07 Qualcomm Incorporated Single relay SDIO interface with multiple SDIO units
US10127172B2 (en) 2015-06-22 2018-11-13 Qualcomm Technologies International, Ltd. Single SDIO interface with multiple SDIO units
CN106598830B (zh) * 2015-10-16 2019-06-07 阿里巴巴集团控股有限公司 移动终端的网页脚本调试方法及***
CN111428842B (zh) * 2018-12-24 2022-10-18 华为技术有限公司 一种存储卡的识别方法以及移动设备
CN110780189B (zh) * 2019-09-23 2021-12-21 福州瑞芯微电子股份有限公司 一种基于fpga的sdio接口测试设备与方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06131210A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Sofuia Syst:Kk メモリカード用エミュレータ
JP2001195553A (ja) * 2000-01-05 2001-07-19 Toshiba Corp 無線インタフェース機能内蔵icカード、アンテナモジュール、情報処理装置
JP2002171303A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Toshiba Corp 無線通信カード

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754760A (en) * 1996-05-30 1998-05-19 Integrity Qa Software, Inc. Automatic software testing tool
US5996092A (en) * 1996-12-05 1999-11-30 International Business Machines Corporation System and method for tracing program execution within a processor before and after a triggering event
US6615390B1 (en) * 1998-08-19 2003-09-02 Hitachi, Ltd. Method of manufacturing IC cards
US6938244B1 (en) * 1999-05-11 2005-08-30 Microsoft Corp. Interlaced protocol for smart card application development
JP4180757B2 (ja) * 1999-11-05 2008-11-12 株式会社東芝 シミュレーション装置
JP4387546B2 (ja) * 2000-03-22 2009-12-16 株式会社リコー カメラ、画像入力装置、携帯端末装置およびカメラの形態変更方法
US6466007B1 (en) * 2000-08-14 2002-10-15 Teradyne, Inc. Test system for smart card and indentification devices and the like
JP3923715B2 (ja) * 2000-09-29 2007-06-06 株式会社東芝 メモリカード
US7352199B2 (en) * 2001-02-20 2008-04-01 Sandisk Corporation Memory card with enhanced testability and methods of making and using the same
US6993748B2 (en) * 2001-10-26 2006-01-31 Capital One Financial Corporation Systems and methods for table driven automation testing of software programs

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06131210A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Sofuia Syst:Kk メモリカード用エミュレータ
JP2001195553A (ja) * 2000-01-05 2001-07-19 Toshiba Corp 無線インタフェース機能内蔵icカード、アンテナモジュール、情報処理装置
JP2002171303A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Toshiba Corp 無線通信カード

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100969480B1 (ko) * 2008-10-02 2010-07-14 삼성전기주식회사 보안 디지털 무선 카드 테스트 장치 및 그 방법
CN108983075A (zh) * 2018-08-17 2018-12-11 惠州高盛达科技有限公司 多路并行sdio测试***
CN108983075B (zh) * 2018-08-17 2023-08-08 惠州高盛达科技有限公司 多路并行sdio测试***

Also Published As

Publication number Publication date
US7225357B2 (en) 2007-05-29
US20040202015A1 (en) 2004-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004227588A (ja) Sdioカード開発システム
US7058855B2 (en) Emulation interface system
US10503848B2 (en) Target capture and replay in emulation
EP0814404B1 (en) Debugging apparatus for debugging a program
US6678625B1 (en) Method and apparatus for a multipurpose configurable bus independent simulation bus functional model
CN100565472C (zh) 一种适用于多处理器核***芯片的调试方法
EP2158495B1 (en) Integrated circuit with self-test feature for validating functionality of external interfaces
US20130211812A1 (en) Conveying data from a hardware device to a circuit simulation
CN107077409B (zh) 用于在电子***中进行多接口调试的方法和装置
CN107907814B (zh) 一种提高芯片量产测试效率的方法
CN100422953C (zh) 利用HDL扩展串口的SoC***在线调试方法
CN101093446B (zh) 操作***引导装置、方法及其应用的电脑***
CN115543797A (zh) 基于uvm的总线转换桥验证方法、装置、设备及存储介质
CN117667655A (zh) 验证***、验证方法、电子设备以及存储介质
US20080021695A1 (en) ROM emulator and ROM testing method using the same
CN113282439B (zh) eMMC测试方法、装置、可读存储介质及电子设备
CN112685212B (zh) 一种处理器异常的调试追踪方法、装置和***
CN100416512C (zh) 嵌入式设备调试方法及其调试工具
Seo et al. Automating embedded software testing on an emulated target board
TWI234705B (en) Detecting method for PCI system
CN101764716A (zh) 一种业务芯片的测试配置方法、设备及***
US6560698B1 (en) Register change summary resource
CN100517251C (zh) 测试***及方法
CN112052132B (zh) 通过sdio接口调试外挂芯片的方法、装置、设备和介质
KR100665291B1 (ko) 컴팩트 플래쉬 방식 무선 랜 모듈의 구동 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060706

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060710

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100618

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100621

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100907