JP2004189727A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】 毛髪を本質的に改質し、毛髪のツヤ、まとまり性を向上させ、かつ、感触に優れる、洗い流さないタイプの毛髪化粧料の提供。
【解決手段】 (a)リンゴ酸又はその塩、(b)乳酸又はその塩、(c)芳香族アルコール、N-アルキルピロリドン、アルキレンカーボネート、ポリプロピレングリコール、ラクトン及び環状ケトンからなる群より選ばれる有機溶剤を含む、洗い流さないタイプの毛髪化粧料。
【選択図】 なし

Description

本発明は、毛髪のツヤ、まとまり性、感触を向上させる、洗い流さないタイプの毛髪化粧料に関する。
近年、ヘアカラー等による化学処理や、ブロー等による物理処理の影響で、毛髪表面のキューティクルの剥離や、毛髪内部脂質の流出による毛髪内部の空洞化などが起こり、結果として、毛髪がパサつく、指通りが悪い、髪がまとまらない、ツヤがなくなるといったことが生じると言われている。
現在主に使用されている、洗い流さないタイプの毛髪化粧料としては、毛髪にまとまり性を付与し、パサつきを防止するため、ワックス、高級アルコール、界面活性剤等を含有させたヘアクリームタイプなど乳化系の商品、あるいは皮膜形成ポリマー(セットポリマー)を含有させたジェルなどがある。このような毛髪化粧料は、毛髪表面に油脂やポリマー類を付着させ、まとまり性の悪さや、パサつきといった問題を一時的に解決することはできるが、毛髪のツヤやまとまり性を本質的に改善できるものではなかった。
毛髪の改質を目的とした毛髪化粧料はいくつか知られているが、毛髪の内部に働きかけることによる改質を試みたものとして、特定の有機酸と有機溶剤を用いたものが知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。これらは、硬く扱い難い毛髪を柔軟化して、髪のまとまりを促すものである。
特開平7-112921号公報 特開平6-172131号公報 特開平9-301831号公報 特開平6-298625号公報
本発明は、毛髪を本質的に改質し、毛髪のツヤ、まとまり性を向上させ、かつ、感触に優れた、洗い流さないタイプの毛髪化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、(a)リンゴ酸又はその塩、(b)乳酸又はその塩、並びに(c)芳香族アルコール、N-アルキルピロリドン、アルキレンカーボネート、ポリプロピレングリコール、ラクトン及び環状ケトンから選ばれる有機溶剤を含有する、洗い流さないタイプの毛髪化粧料を毛髪に塗布することで、徐々に毛髪に毛髪のツヤが向上し、特に高湿度でのセット保持性やまとまり性や感触が向上することを見出した。
すなわち本発明は、次の成分(a)〜(c)
(a)リンゴ酸又はその塩
(b)乳酸又はその塩
(c)芳香族アルコール、N-アルキルピロリドン、アルキレンカーボネート、ポリプロピレングリコール、ラクトン及び環状ケトンからなる群より選ばれる有機溶剤
を含有する、洗い流さないタイプの毛髪化粧料を提供するものである。
本発明の毛髪化粧料は、毛髪を本質的に改質し、毛髪のツヤ、まとまり性、感触を向上させる効果に優れる。
成分(a)のリンゴ酸又はその塩の含有量(リンゴ酸としての量)は、毛髪のツヤ向上、まとまり性、セット性の向上の点から、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜30重量%、更には0.5〜20重量%、特に0.5〜10重量%が好ましい。
成分(b)の乳酸又はその塩の含有量(乳酸としての量)は、毛髪のツヤ向上、毛髪の柔軟性、まとまり性の向上、パサつき防止の点から、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜30重量%、更には0.1〜20重量%、特に0.5〜10重量%が好ましい。
成分(c)としては、次の(c1)〜(c5)から選ばれる有機溶剤が挙げられる。
(c1) 一般式(1)で表される化合物
Figure 2004189727
〔式中、R1は、基R2-Ph-R3-(R2;水素原子、メチル基又はメトキシ基,R3;結合手又は炭素数1〜3の飽和若しくは不飽和の二価の炭化水素基,Ph;パラフェニレン基)を示し、Y1及びY2は、水素原子又は水酸基を示し、p、q及びrは、0〜5の整数を示す。ただし、p=q=0であるときは、Y1は水酸基であり、またR1は基R2-Ph-ではない。〕
(c2) 窒素原子に炭素数1〜18のアルキル基又はアルケニル基が結合したN-アルキル又はN-アルケニルピロリドン
(c3) エチレンカーボネート、又は、プロピレンカーボネート
(c4) 数平均分子量200〜5000、好ましくは200〜1000のポリプロピレングリコール
(c5) 一般式(2)、(3)又は(4)で表されるラクトン又は環状ケトン
Figure 2004189727
〔式中、Xは、メチレン基又は酸素原子を示し、R4及びR5は、相異なる置換基を示し、a及びbは、0又は1を示す。〕
成分(c)である有機溶剤のうち、(c1)としては、ベンジルアルコール、シンナミルアルコール、フェネチルアルコール、p-アニシルアルコール、p-メチルベンジルアルコール、フェノキシエタノール、2-ベンジルオキシエタノール等が挙げられる。(c2)としては、N-メチルピロリドン、N-オクチルピロリドン、N-ラウリルピロリドン等が挙げられる。(c5)において、一般式(2)〜(4)中のR4及びR5としては、直鎖、分岐鎖又は環状のアルキル基、水酸基、スルホン酸基、リン酸基、カルボキシ基、フェニル基、スルホアルキル基、リン酸アルキル基、カルボキシアルキル基等が好ましく、なかでもγ-ラクトンの場合にはγ位、δ-ラクトンの場合にはδ位(すなわちヘテロ酸素原子の隣接メチレン)に置換した、炭素数1〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等が好ましい。また、化合物(2)〜(4)の水溶性を増大させたい場合には、R4又はR5としてスルホン酸基、リン酸基、カルボキシ基等の酸性基やこれらが置換したアルキル基を有するのが好ましい。(c5)のうち、ラクトンとしては、γ-ブチロラクトン、γ-カプロラクトン、γ-バレロラクトン、δ-バレロラクトン、δ-カプロラクトン、δ-ヘプタノラクトン等が挙げられるが、ラクトンの安定性の点から、γ-ラクトン、特にγ-ブチロラクトン、γ-カプロラクトンが好ましい。環状ケトンとしては、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、シクロヘプタノン、4-メチルシクロヘプタノン等が挙げられる。特に好ましい成分(c)として、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、プロピレンカーボネート及びポリプロピレングリコール(数平均分子量300〜500、特に400)が挙げられる。
また、本発明で用いる成分(c)は、25℃におけるオクタノール-水-分配係数(logP)が、−2〜3、特に−1〜2であることが浸透促進のため好ましい。ここで、logPとは、オクタノール相と水相の間での物質の分配を表す尺度であって下式で定義されるものをいい、ケミカルレビューズ,71巻,6号(1971)にその計算値の例が記載されている。なお、本発明では、25℃において、化審法化学物質改訂第4版 「化学物質の分配係数(1-オクタノール/水)測定法について<その1>」(化学工業日報社刊)記載の方法で測定した値をいう。
logP=log([物質]Octanol/[物質]Water
〔式中、[物質]Octanolは1-オクタノール相中の物質のモル濃度を、[物質]Waterは水相中の物質のモル濃度を示す。〕
主な成分(c)のlogPを具体的に示すと、ベンジルアルコール(1.1)、2-ベンジルオキシエタノール(1.2)、2-フェニルエタノール(1.2)、1-フェノキシ-2-プロパノール(1.1)、ポリプロピレングリコール400(0.9)、炭酸プロピレン(-0.41)、γ-ブチロラクトン(-0.64)である。
成分(c)は、25℃で液体であることが好ましく、2種以上を併用してもよく、またその含有量は、使用感、毛髪のツヤと改質効果の促進(弾性の向上、耐湿性の向上等)の点から、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜40重量%が好ましく、更には0.5〜10重量%、特に1〜5重量%が好ましい。
成分(a)であるリンゴ酸又はその塩は、毛髪の内部改質(空洞補修など)効果が高く、且つ、セット持ち向上、まとまり改善効果は高いが、毛髪が硬くなる、あるいはごわつくといった感触上の問題を有する。一方、成分(b)である乳酸又はその塩は、毛髪内部改質効果があるが、セットもち、まとまり向上効果は成分(a)にやや劣る。しかし、感触向上効果(滑らか、しっとり)が優れており、これら両者をあわせて用いると、高い毛髪改質効果(セット性やツヤ)と良好な感触向上効果が同時に達成される。成分(a)と成分(b)は、酸としての重量比率が10/1〜1/10、さらに好ましくは4/1〜1/4の範囲が好ましい。また塩としてはナトリウム塩等、水溶性のものを適宜用いることができる。
更に、本発明の毛髪化粧料は、エタノールを含有することができる。エタノールは、成分(c)の可溶化あるいは安定分散に寄与する。更に、成分(a)と(b)の可溶化にも寄与し、これにより、毛髪への浸透が促進される。エタノールの含有量は、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜50重量%、特に1〜20重量%が好ましい。また、エタノールの含有量は、成分(c)の含有量との関係において、エタノール/成分(c)=40/1〜2/1の重量比率であることが、安定性の面から好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、更に、整髪性、毛髪への付着性及び感触の向上、毛髪改質効果の早期発現、並びに組成物の粘度調整及び安定性の観点から、セットポリマーを含有させてもよい。このようなポリマーとしては、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体、ビニルピロリドン/酢酸ビニル/プロピオン酸ビニル三元共重合体、ビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート(四級塩化)共重合体、ビニルピロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体、ビニルピロリドン/アルキルアミノアクリレート/ビニルカプロラクタム共重合体等のポリビニルピロリドン系高分子化合物;メチルビニルエーテル/無水マレイン酸アルキルハーフエステル共重合体等の酸性ビニルエーテル系高分子化合物;酢酸ビニル/クロトン酸共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル共重合体、酢酸ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体等の酸性ポリ酢酸ビニル系高分子化合物;(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸/アクリル酸アルキルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体等の酸性アクリル系高分子化合物;N-メタクリロイルエチル-N,N-ジメチルアンモニウム・α-N-メチルカルボキシベタイン/メタクリル酸ブチル共重合体、アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体等の両性アクリル系高分子化合物;アクリルアミド・アクリルエステル系四元共重合体等の塩基性アクリル系高分子化合物;カチオン性セルロース誘導体等のセルロース誘導体;ヒドロキシプロピルキトサン、カルボキシメチルキチン、カルボキシメチルキトサン等のキチン・キトサン誘導体などが挙げられる。これらのセットポリマーのうち、感触の向上、毛髪改質効果の早期発現の観点から、カチオン性ポリマー、両性ポリマーが好ましく、更には、カチオンポリマーが好ましい。
これらのセットポリマーは、単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができ、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、コンディショニング効果の更なる向上のため、シリコーン類や油剤を含有させることができる。シリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げられる。なかでも、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーンが好ましい。ジメチルポリシロキサンは、毛髪に良好な潤滑性を付与することができ、ポリエーテル変性シリコーンは、毛髪に滑らかさを付与することができ、アミノ変性シリコーンは、毛髪にしっとり感を付与することができる。本発明においては、求める性能に応じて、各種のシリコーン類を単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。ジメチルポリシロキサンとしては、求める感触に応じて5mm2/s程度の粘度のものから、エマルションとして供給される場合が多い1000万mm2/s程度の粘度のものまで使用できるが、5000〜1000万mm2/s、特に5万〜1000万mm2/sのものが好ましい。ポリエーテル変性シリコーンは、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)メチルポリシロキサン共重合体の総称であり、種々のHLBを有するものが知られているが、市販品としては、信越化学工業社のシリコーンKF351A、同KF353A、同KF6008、同KF6016、同KF6011、同KF6012、東レ・ダウコーニング・シリコーン社のSH3771C、同3773C、同3775C等が挙げられる。アミノ変性シリコーンとしては、アモジメチコーンオイル又はそのエマルションが好ましく、市販品としては、東レ・ダウコーニング・シリコーン社のアモジメチコーンエマルションSM8704Cや、東芝シリコーン社のKT-1989、XF42-B1989等が挙げられる。
シリコーン類の含有量は、指通り性や、べたつき感のなさの点から、本発明の毛髪化粧料中の0.05〜20重量%が好ましく、更には0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%が好ましい。
油剤は、乾燥後の毛髪まとまり感向上のために使用される。油剤としては、スクワレン、スクワラン、流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、α-オレフィンオリゴマー、流動バラフィン、シクロパラフィン等の炭化水素類;ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、アボガド油、オリーブ油等のグリセリド類;ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、マイクロクリスタリンワックス、セレシンワックス、カルナウバロウ等のロウ類;セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール等の高級アルコール類;ミリスチン酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、乳化セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オレイン酸オレイル、2-エチルヘキサン酸ヘキサデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル等のエステル類;カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、べヘニン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、イソステアリル酸、イソパルミチン酸等の高級脂肪酸類;その他イソステアリルグリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテルなどが挙げられる。これらの中で、スクワレン、スクワラン、流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、α-オレフィンオリゴマー等の分岐炭化水素類が特に好ましい。
油剤の含有量は、まとまりの良さや、べたつき感のなさの点から、本発明の毛髪化粧料中の0.05〜20重量%が好ましく、更には0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%が好ましい。
本発明の毛髪化粧料には、溶剤の可溶化、分散性等を含めた系の安定性、及び感触向上の点から、界面活性剤を含有させることができる。界面活性剤としては、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤のいずれをも使用できる。
カチオン界面活性剤としては、次の一般式(5)で表される第4級アンモニウム塩が挙げられる。
Figure 2004189727
〔式中、R6及びR7は各々独立して水素原子、炭素数1〜28のアルキル基又はベンジル基を示し、同時に水素原子又はベンジル基となる場合、及び、炭素数1〜3の低級アルキル基となる場合を除く。Z-はアニオンを示す。〕
で表されるものが好ましい。ここでR6及びR7は、その一方が炭素数16〜24、更には22のアルキル基、特に直鎖アルキル基であるのが好ましく、また他方は炭素数1〜3の低級アルキル基、特にメチル基であるのが好ましい。アニオンZ-としては、塩化物イオン、臭化物イオン等のハロゲン化物イオン;エチル硫酸イオン、炭酸メチルイオン等の有機アニオン等が挙げられ、ハロゲン化物イオン、特に塩化物イオンが好ましい。
カチオン界面活性剤としては、モノ長鎖アルキル四級アンモニウム塩が好ましく、具体的には、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化アラキルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム等が挙げられ、特に塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、高級脂肪酸ショ糖エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、高級脂肪酸モノ又はジエタノールアミド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、アルキルサッカライド系界面活性剤、アルキルアミンオキサイド、アルキルアミドアミンオキサイド等が挙げられる。これらのうち、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましく、ポリオキシエチレンアルキルエーテルが特に好ましい。
両性界面活性剤としてはイミダゾリン系、カルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系等が挙げられる。
アニオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、アルキル又はアルケニルエーテルカルボン酸塩、α-スルホン脂肪酸塩、N-アシルアミノ酸型界面活性剤、リン酸モノ又はジエステル型界面活性剤、スルホコハク酸エステル等が挙げられる。上記界面活性剤のアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン;カルシウムイオン、マグネシウムイオン等のアルカリ土類金属イオン;アンモニウムイオン;炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有するアルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン等)を挙げることができる。またカチオン性残基の対イオンとしては、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン等のハロゲン化物イオン、メトサルフェートイオン、サッカリネートイオンを挙げることができる。
界面活性剤は、単独で又は2種以上を組み合わせて使用でき、溶剤の可溶化、油剤の乳化等を含めた系の安定性の点から、その含有量は、本発明の毛髪化粧料中の0.01〜10重量%、特に0.05〜3重量%が好ましい。
更に、本発明の毛髪化粧料には、多価アルコールを含有させることができる。多価アルコールは、成分(c)の可溶化、安定分散に寄与し、また、成分(c)と相乗的に働き、ツヤや毛髪の改質効果の向上を促進する。多価アルコールとしては、エチレングリコール、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコールなどが挙げられ、特にグリセリンが好ましい。多価アルコールは、単独で又は2種以上を組み合わせて使用でき、またその含有量は、本発明の毛髪化粧料中の0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%が好ましい。
この他、本発明の毛髪化粧料は、(a)リンゴ酸、(b)乳酸以外の有機カルボン酸、無機酸を含むことができる。有機カルボン酸としては、ジカルボン酸として、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸、フタル酸等が挙げられ、ヒドロキシカルボン酸として、グリコール酸、ヒドロキシアクリル酸、オキシ酪酸、グリセリン酸、クエン酸等が挙げられる。無機酸としては、リン酸、硫酸、硝酸などが挙げられる。これらは、本発明の毛髪化粧料中の0.001〜10重量%含有することができる。
本発明の毛髪化粧料は、pH1〜7の範囲であれば問題なく使用できるが、特に毛髪のツヤ向上、毛髪のまとまり性向上の面から、低pH領域において使用することが好ましく、水で20倍希釈した液のpH(25℃)が、2.5〜4.5、特に3〜4.2の範囲が好ましい。pHの調整には、成分(a)、(b)以外の有機カルボン酸のほか、無機酸、及び水酸化ナトリウム、有機アミン等の塩基性物質が使用される。
本発明の毛髪化粧料には、上記成分のほか、通常の毛髪化粧料に用いられる成分を目的に応じて配合できる。このような成分としては、例えば、増粘剤、抗フケ剤、ビタミン剤、殺菌剤、抗炎症剤、キレート剤、保湿剤(パンテノール等)、pH調整剤、染料、顔料等の着色剤、植物エキス、パール化剤、香料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、及び香料などが挙げられ、残部は水とする。
更に本発明の毛髪化粧料を毛髪に塗布後、加温することにより、成分(a)〜(c)の毛髪内部への浸透を促進することができる。加温には、ドライヤー、ヒーター、コテ等を使用することができる。温度としては、60℃以上、特に70℃以上が好ましい。
本発明の毛髪化粧料の形態は、液状、ゲル状、ペースト状等、適宜選択できるが、溶剤として、水又は低級のアルコール、特に水を用いた液状のものが好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、ヘアスタイリング剤、ヘアコンディショニング剤等として用いるのが好ましい。剤型としては、ポンプスプレー、エアゾールスプレー、ポンプフォーム、エアゾールフォーム、ジェル、ローション等が挙げられる。
実施例1 毛束での評価:
表2及び3に示す毛髪化粧料を調製し、「セット性」、「ハリ・コシ向上効果」、「まとまり性」、「感触」、及び「ツヤ」の評価を行った。これらの結果を表2及び3に示す。
(評価方法)
「セット性」の評価
1)評価毛束
パーマ、ヘアカラー等の化学処理を行っていない日本人女性の毛髪を用いて、長さ10cm、幅1.5cm、重さ1gの毛束を作り、ブリーチ処理(花王社製,ラビナス カラーアピール イナズマブリーチ使用)を2回行い、セット性評価毛束とする。
2)毛束の処理
・洗髪前評価(7回処理)
評価毛束をシャンプー(花王社製,ラビナス デザイニングシャンプー)し、タオルドライした後、本発明品又は比較品(以下「処理剤」という)0.1gを均一に塗布し、70℃の温風で10分間乾燥させた。この処理を計6回繰り返した。次に上記と同様にシャンプー、タオルドライ、処理剤の塗布後、毛束を直径4cmの円柱に巻きつけ、70℃の温風で10分間乾燥させた。
・洗髪後評価
毛髪表面の処理剤を洗浄した後のセット保持性を評価することにより、髪の内部の改質効果を調べた。上記洗髪前評価の終了後、各毛束をシャンプー、タオルドライし、処理剤をつけずに、直径4cmの円柱に巻きつけ、70℃の温風で10分間乾燥させた。
3)評価の手順及び基準
セットされた毛束を円柱から外し、毛束にくし(リングコーム)を20回通じて毛束をばらばらにした。これを恒温恒湿箱(25℃,98%RH)に吊し、セット保持力を判定した。判定は、吊された毛束の長さ(束ねた部分から毛先までの距離)を測定し、吊した直後の毛束の長さをセット保持率100%、カールのない元の毛束の長さ(10cm)をセット保持率0%とし、30分後における毛束の長さの相対値(%)、すなわちセット保持率を下記の式
Figure 2004189727
により求め、以下の基準で評価を行った。
◎:90%以上
○:60%以上90%未満
△:50%以上60%未満
×:50%未満
「ハリ・コシ向上効果」、「まとまり性」、「感触(滑らかさ、しっとり感、柔らかさ、ごわつき、べとつき)」、及び「ツヤ」の評価
1)評価毛束
パーマ、ヘアカラー等の化学処理を行っていない日本人女性の毛髪を用いて、長さ25cm、重さ6gの毛束を作り、ブリーチ処理(花王社製,ラビナス カラーアピール イナズマブリーチ使用)を2回行い、評価毛束とする。
2)毛束の処理
・洗髪前評価
評価毛束をシャンプー(花王社製,ラビナス デザイニングシャンプー)し、タオルドライした後、処理剤0.6gを均一に塗布し、70℃の温風でリングコームを用いてくし通ししながら10分間乾燥させた。この処理を計7回繰り返した。
・洗髪後評価
髪の内部の改質効果を調べるために、上記洗髪前評価を終了した各毛束をシャンプー、タオルドライし、70℃の温風でリングコームを用いてくし通ししながら10分間乾燥させた。
3)評価基準
専門パネラー5名により、表1に示す基準に従って官能評価を行い、評価点の平均に基づいてランク分けを行った。
Figure 2004189727
Figure 2004189727
Figure 2004189727
以上の結果より、本発明により、既存技術のようにごわついたり、べとついたりすることなく、良好なセット性、ハリ・コシ向上効果、まとまり性、感触向上効果が達成できることが確認できた。また、洗髪により表面付着成分を除去した後も効果が持続するほか、毛髪内部の空洞がなくなっているなど、毛髪が改質されている効果も確認できた。
実施例2 セットポリマーとの併用効果(1):
表4に示す毛髪化粧料について、実施例1でセット性評価に用いたものと同様の評価毛束を用い、以下の処理を施した後、実施例1と同様の評価手順・評価基準に従ってセット性を評価した。評価結果を表4に示す。
・毛束の処理
実施例1におけるセット性の洗髪前評価(7回処理)と同じ処理を行った毛束(温風乾燥)と、当該処理において最終段階の乾燥のみ、室温(25℃)の風を30分当てて風乾させる以外は同様に行った毛束(室温乾燥)の2種類を用意した。
Figure 2004189727
上記結果から、セットポリマーの添加により、室温乾燥させた場合のセット性が向上することが確認できた。また、比較品4では、くしで毛束をばらばらにすると表面皮膜が壊れることから、セット性は大きく低下したが、本発明品は、毛髪自体の改質効果があるため、セット性能は良好であった。
実施例3 セットポリマーとの併用効果(2):
表5に示す毛髪化粧料について、実施例1でセット性評価に用いたものと同様の評価毛束を用い、以下の処理を施した後、実施例1と同様の評価手順・評価基準に従ってセット性を評価した。評価結果を表5に示す。
・洗髪前評価(1回処理)
評価毛束をシャンプー(花王社製,ラビナス デザイニングシャンプー)し、タオルドライした後、処理剤0.1gを均一に塗布し、直径4cmの円柱に巻きつけ、70℃の温風で10分間乾燥させた。
・洗髪前評価(3回処理)
評価毛束をシャンプーし、タオルドライした後、処理剤0.1gを均一に塗布し、70℃の温風で10分間乾燥させた。この処理を計2回繰り返した。次にシャンプーし、上記と同様に処理剤を塗布した後、直径4cmの円柱に巻きつけ、70℃の温風で10分間乾燥させた。
・洗髪前評価(7回処理)
実施例1の「洗髪前評価(7回処理)」と同じ処理を行った。
・洗髪後評価
上記3種の洗髪前評価の終了後、各毛束をシャンプー、タオルドライし、処理剤をつけずに、直径4cmの円柱に巻きつけ、70℃の温風で10分間乾燥させた。
Figure 2004189727
上記結果から、セットポリマーの添加により、少ない処理回数における洗髪前及び洗髪後のセット性が向上することが認められた。このことは、ポリマー添加により毛髪自体の改質効果が促進されることも示唆している。
実施例4 実際の使用評価:
本発明品15
(重量%)
リンゴ酸 2.5
乳酸 2.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.2
トリメチルグリシン 0.2
2-ベンジルオキシエタノール 2.5
エタノール 10.0
香料 0.05
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
本発明品15の毛髪化粧料をポンプミスト容器に入れ、以下のパネラーに使用させた。
(1) ヘアカラーの傷みとクセでまとまらないことに悩む女性:
風呂上がりの洗髪後のタオルドライした髪にスプレーし、ブラシでなじませた後、ドライヤーを用いて、ブラシブローで仕上げる。このような方法で、5日間使用したところ、髪がきれいにまとまる、毛先のはね、浮毛がなくなる、ツヤが出る、ごわつかず滑らかな感触、といった効果が見られた。
(2) ウエーブパーマを約1ヶ月前にかけた女性:
風呂上がりの洗髪後のタオルドライした髪にスプレーし、ブラシでなじませた後、ドライヤー乾燥する。このような方法で、5日間使用したところ、きれいなパーマウエーブが出る、ツヤが出る、感触がごわつかず滑らかである、といった効果が見られた。
(3) 加齢とヘアカラーで髪にハリ・コシがなく、ボリュームがないことに悩む女性:
風呂上がりの洗髪後のタオルドライした髪にスプレーし、ブラシでなじませた後、ドライヤー乾燥する。このような方法で、5日間使用したところ、ハリ・コシが出て髪が元気になる、ボリュームが出てふんわりする、ツヤが出る、といった効果が見られた。
実施例5(ポンプスプレー)
(重量%)
リンゴ酸 2.50
乳酸 2.50
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25
グリセリン 1.00
2-ベンジルオキシエタノール 2.50
エタノール 4.50
香料 0.02
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
実施例6(ポンプミスト)
(重量%)
リンゴ酸 4.00
乳酸 1.00
2-ベンジルオキシエタノール 2.50
ポリビニルピロリドン 3.00
エタノール 10.00
香料 0.05
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
実施例7(ヘアージェル)
(重量%)
リンゴ酸 2.50
乳酸 2.50
グリセリン 2.00
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25
2-ベンジルオキシエタノール 2.50
ヒドロキシエチルセルロース 2.00
エタノール 10.00
香料 0.05
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
実施例8(ヘアーローション)
(重量%)
リンゴ酸 1.00
乳酸 4.00
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25
グリセリン 1.00
2-ベンジルオキシエタノール 2.50
エタノール 10.00
香料 0.02
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
実施例9(エアゾールスプレー)
(重量%)
<原液>
リンゴ酸 2.50
乳酸 2.50
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25
グリセリン 1.00
2-ベンジルオキシエタノール 2.50
エタノール 4.50
香料 0.02
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
<噴射剤>
窒素ガス
<原液/噴射剤比> 99.50/0.50
実施例10(ポンプフォーム)
(重量%)
リンゴ酸 2.50
乳酸 2.50
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(16E.O.) 1.00
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25
グリセリン 1.00
2-ベンジルオキシエタノール 2.50
エタノール 4.50
香料 0.02
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
実施例11(エアゾールフォーム)
(重量%)
<原液>
リンゴ酸 4.00
乳酸 1.00
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(16E.O.) 1.00
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25
グリセリン 1.00
2-ベンジルオキシエタノール 2.50
エタノール 4.50
香料 0.02
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
<噴射剤>
LPG(0.44Mpa)
<原液/噴射剤比> 93.00/7.00
実施例12(ヘアローション)
(重量%)
リンゴ酸 2.5
乳酸 2.5
2-ベンジルオキシエタノール 2.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.25
ポリエチレングリコール400 0.45
エタノール 4.5
水 残量
水酸化ナトリウム(pH調整剤) pH3.7に調整
本発明の毛髪化粧料は、毛髪を本質的に改質し、毛髪のツヤ、まとまり性、感触を向上させる効果に優れる。

Claims (5)

  1. 次の成分(a)〜(c)
    (a)リンゴ酸又はその塩
    (b)乳酸又はその塩
    (c)芳香族アルコール、N-アルキルピロリドン、アルキレンカーボネート、ポリプロピレングリコール、ラクトン及び環状ケトンからなる群より選ばれる有機溶剤
    を含有する、洗い流さないタイプの毛髪化粧料。
  2. (a)リンゴ酸又はその塩と(b)乳酸又はその塩との重量比率(酸としての)が、10/1〜1/10である請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 更に、セットポリマーを含有する請求項1又は2記載の毛髪化粧料。
  4. 更に、油剤を含有する請求項1〜3のいずれかに記載の毛髪化粧料。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の毛髪化粧料を毛髪に適用後、加温する毛髪の改質方法。
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