JP2004148853A - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エアバッグ袋体の後端部に設定された膨張部の膨張展開時に、当該膨張部の車内側に向けたくの字状の折れ曲がりを抑制すること。
【解決手段】Cピラー部23とCピラーガーニッシュ33間に設けたガイドバー25にテザーストラップ16を介して連結されているエアバッグ袋体11の後部が、エアバッグ袋体11の膨張展開時に、ガイドバー25に沿って下降するように構成し、エアバッグ袋体11が上下方向にて折り畳まれる前に、エアバッグ袋体11の後部より後方の後端部に設定された膨張部11d4の一部を車外方向へ折り曲げて重ね合わせるとともに、各膨張部11d1〜11d4の膨張展開時にエアバッグ袋体11の後端部を引っ張ってピラーガーニッシュ33の表面に近接させるテンションストラップ17をエアバッグ袋体11に設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に装備される乗員保護装置、特に、上下方向にて折り畳まれた状態で車体のルーフサイドレール部に沿って収納されるエアバッグ袋体が車両の衝突時にインフレータから供給されるガスにより下方に向けてカーテン状に膨張展開することによって、乗員の頭部を保護するようにした頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の頭部保護エアバッグ装置は、例えば、下記特許文献1に示されていて、この特許文献1では、エアバッグ袋体が上下方向にて折り畳まれる前に、エアバッグ袋体の後端部に設定された膨張部の一部を車内方向へ折り曲げて重ね合わせるようにしていて、エアバッグ袋体の後端部に設定された膨張部が膨張展開することにより、後方のピラー部と重なる保護エリアが確保されるように構成されている。
【0003】
【特許文献1】
米国特許第6,234,516号明細書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の頭部保護エアバッグ装置においては、エアバッグ袋体の後端部に設定された膨張部が膨張展開することにより、後方のピラー部と重なる保護エリアが確保されるものであるため、当該膨張部が後方に向けて的確に膨張展開しないときには所期の保護エリアを確保することができなくなる。ところで、上記した後方のピラー部の車内側にはピラーガーニッシュが装着されているため、このピラーガーニッシュと当該膨張部が係合することにより、当該膨張部が車内側に向けくの字状に折れ曲がるおそれがあり、当該膨張部の後方に向けた的確な膨張展開が阻害されるおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した課題に対処すべく、上下方向にて折り畳まれた状態で車体のルーフサイドレール部に沿って収納されるエアバッグ袋体が車両の衝突時にインフレータから供給されるガスにより下方に向けてカーテン状に膨張展開することによって、乗員の頭部を保護するようにした頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグ袋体の膨張展開時に前記エアバッグ袋体の後部がピラー部とピラーガーニッシュ間に設けたガイドに沿って下降するように構成し、前記エアバッグ袋体が上下方向にて折り畳まれる前に、前記エアバッグ袋体の後部より後方の後端部に設定された膨張部の一部を車外方向へ折り曲げて重ね合わせるとともに、前記膨張部の膨張展開時に前記エアバッグ袋体の後端部を引っ張って前記ピラーガーニッシュの表面に近接させるテンション部材を前記エアバッグ袋体に設けたこと(請求項1に係る発明)に特徴がある。
【0006】
この場合において、前記テンション部材の中間部位を移動可能に保持する保持部材を前記エアバッグ袋体に設けること(請求項2に係る発明)、または、前記エアバッグ袋体の後端部に設定される膨張部の一部の重ね合わせ量に応じて前記テンション部材の延び率を選定すること(請求項3に係る発明)も可能である。
【0007】
【発明の作用・効果】
本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項1に係る発明)においては、エアバッグ袋体の膨張展開時にエアバッグ袋体の後部がピラー部とピラーガーニッシュ間に設けたガイドに沿って下降するように構成したため、エアバッグ袋体の後部は所期の膨張展開位置に向けて的確に下降する。しかも、エアバッグ袋体の後端部に設定された膨張部の膨張展開時には、エアバッグ袋体に設けたテンション部材が機能しエアバッグ袋体の後端部を引っ張ってピラーガーニッシュの表面に近接させるため、当該膨張部の車内側に向けたくの字状の折れ曲がりが抑制される。したがって、上記したガイドとテンション部材の協働作用により、当該膨張部を後方に向けて的確に膨張展開させることが可能であり、後方のピラー部と重なる保護エリアを的確に確保することが可能である。
【0008】
また、本発明の実施に際して、テンション部材の中間部位を移動可能に保持する保持部材をエアバッグ袋体に設けた場合(請求項2に係る発明の場合)には、エアバッグ袋体の膨張展開時におけるテンション部材の中間部位とエアバッグ袋体との離間距離を一定に保つことが可能であり、テンション部材の張力によってエアバッグ袋体の後端部に設定された膨張部が車外側に向けくの字状に折れ曲がることを抑制することが可能である。したがって、この場合には、エアバッグ袋体の後部に設定される膨張部全体を的確に膨張展開させることが可能である。
【0009】
また、本発明の実施に際して、エアバッグ袋体の後端部に設定される膨張部の一部の重ね合わせ量に応じてテンション部材の延び率を選定した場合(請求項3に係る発明の場合)には、エアバッグ袋体の後端部に設定される膨張部の膨張展開時に生じるテンション部材の張力を最適に設定することが可能であり、エアバッグ袋体の後端部に設定された膨張部の折れ曲がりを的確に抑制することが可能である。また、テンション部材として延び率の高いものを選定することで、エアバッグ袋体とテンション部材との連結位置を変更することなくエアバッグ袋体の後端部に設定される膨張部の重ね合わせ量を増大することが可能であり、エアバッグ袋体の折り畳まれた状態の寸法を前後方向にてコンパクトとすることが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明による頭部保護エアバッグ装置の第1実施形態を概略的に示していて、この第1実施形態の頭部保護エアバッグ装置は、車体20のAピラー部21、Bピラー部22、Cピラー部23等によって構成される車室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開するエアバッグ袋体11と、このエアバッグ袋体11のガス導入部11aにディフューザ12を介して気密的に組付けられるインフレータ13等を備えている。なお、各ピラー部21,22,23の車室側(車内側)には各ピラーガーニッシュ31,32,33が装着されている。また、各ピラーガーニッシュ31,32,33の上端には、ルーフヘッドライニング34の周縁部の一部が車外側から車内側に向けて変形離脱可能に係合している。
【0011】
エアバッグ袋体11は、袋織によって形成されていて、表面に気密保持用のコーティングが施されており、前後方向の中間部位上端に設けたガス導入部11aと、このガス導入部11aの下端から前後方向に延びるガス通路11bと、このガス通路11bに上端にて連通する前席用保護部11cおよび後席用保護部11dを有するとともに、複数個の取付片部11eを有している。なお、各取付片部11eには、車体20のルーフサイドレール部24への取付孔11e1が設けられている。
【0012】
前席用保護部11cは、前席(Bピラー部22に対応して配設されている座席)に着座する乗員の頭部(図示省略)を保護するもので、上下方向に延びる複数個(例えば4個)の膨張部11c1〜11c4を有している。一方、後席用保護部11dは、後席(Cピラー部23に対応して配設されている座席)に着座する乗員の頭部(図示省略)を保護するもので、上下方向に延びる複数個(例えば4個)の膨張部11d1〜11d4を有している。
【0013】
ディフューザ12は、先端部に下方に向けて開口するガス噴射孔(図示省略)を有する金属パイプであり、基端部にてインフレータ13のガス噴射口に設けた雄ねじ部13aにフレアナット14を用いて気密的かつ一体的に連結固定されている。また、ディフューザ12は、基端部を除いてエアバッグ袋体11内に収容されていて、中間部にはエアバッグ袋体11のガス導入部11aが締付バンド15を用いて気密的に組付けられている。ディフューザ12の先端部は、エアバッグ袋体11のガス通路11bに臨んでいて、ガス通路11bを通して各保護部11c,11dの各膨張部11c1〜11c4と11d1〜11d4にガスを分散供給可能である。
【0014】
インフレータ13は、車両の側突時またはロールオーバー時等において、ディフューザ12を通してエアバッグ袋体11に向けてガスを噴出供給するものであり、その外周に予め組付けたブラケット(図示省略)にて、ルーフサイドレール部24にボルト等(図示省略)を用いて組付けられるようになっている。また、インフレータ13は、車両の前後方向略中央部においてエアバッグ袋体11の上方にてルーフサイドレール部24に沿って前後方向に配置されていて、折り畳まれた状態のエアバッグ袋体11とともに、ルーフヘッドライニング34によって覆われるようになっている。
【0015】
ところで、この実施形態においては、図1および図3に示したように、エアバッグ袋体11の後部下端にテザーストラップ16がその前端部16aにて縫合により一体的に連結されている。テザーストラップ16は、延び難い布素材(他の素材による他の形状でも実施可能)によって帯状に形成されていて、前後方向に延びており、その後端部16bにてガイドバー25に上下動可能に連結されている。ガイドバー25は、Cピラー部23とCピラーガーニッシュ33間にて上下方向に延び、その上下両端部をCピラー部23に固着されて設けられている。このため、エアバッグ袋体11の膨張展開時には、エアバッグ袋体11の後部がテザーストラップ16によって後方に引っ張られた状態でガイドバー25に沿って下降する。
【0016】
また、この実施形態においては、図2に示したようにエアバッグ袋体11が上下方向にて折り畳まれる前に、図4の(a)および図5に示したように、エアバッグ袋体11の最後端に設定された膨張部11d4の一部が車外方向へ折り曲げられて重ね合わされている。また、エアバッグ袋体11の車外側には、各膨張部11c1〜11c4と11d1〜11d4の膨張展開時に、図3に示したように、エアバッグ袋体11の後端部を引っ張ってCピラーガーニッシュ33の表面に近接させるためのテンションストラップ17が設けられている。
【0017】
テンションストラップ17は、各膨張部11d2〜11d4の膨張量を考慮した上で膨張部11d4の重ね合わせ量に応じて選定した延び率の布素材(他の素材による他の形状でも実施可能)によって帯状に形成されていて、図1、図3、図4、図5に示したように、各膨張部11d2〜11d4の上下方向中間部位に対応して設けられており、エアバッグ袋体11の後部車外側にて前後方向に延びている。また、テンションストラップ17は、後端部17aにてエアバッグ袋体11の後端非膨張部に縫合によって連結されるとともに、前端部17bにてエアバッグ袋体11における膨張部11d1と11d2間の非膨張部に縫合により連結されている。このため、各膨張部11d2〜11d4の膨張展開時には、テンションストラップ17に張力が発生し、その張力によりエアバッグ袋体11の後端部が引っ張られてCピラーガーニッシュ33の表面に近接する。
【0018】
上記のように構成したこの第1実施形態の頭部保護エアバッグ装置においては、通常時、エアバッグ袋体11が上下方向にて例えば蛇腹折りで多重に折り畳まれて破断可能な結束テープ(図示省略)にて保持された状態で、図2に示したように、ルーフサイドレール部24に沿って収納されていて、ルーフヘッドライニング34により被覆されている。また、この状態では、テザーストラップ16がCピラーガーニッシュ33とルーフヘッドライニング34により被覆されている。
【0019】
また、車両の側突時またはロールオーバー時等において、インフレータ13からガスが噴出し、このガスがディフューザ12を通してエアバッグ袋体11のガス通路11bに供給されると、エアバッグ袋体11がルーフヘッドライニング34の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に展開するとともに、テザーストラップ16がCピラーガーニッシュ33の該当部位(前端部)を図3に示したように車室内に向けて変形させながら下方に移動し、エアバッグ袋体11が図1にて示したようにカーテン状に膨張展開する。この際には、エアバッグ袋体11の各保護部11c,11dが各乗員の頭部側方に位置する頭部保護エリアに向けて膨張展開する。
【0020】
ところで、この第1実施形態においては、エアバッグ袋体11の膨張展開時にエアバッグ袋体11の後部がCピラー部23とCピラーガーニッシュ33間に設けたガイドバー25に沿って下降するように構成したため、エアバッグ袋体11の後部は所期の膨張展開位置に向けて的確に下降する。しかも、エアバッグ袋体11の後端部に設定された各膨張部11d1〜11d4の膨張展開時には、図3に示したように、エアバッグ袋体11に設けたテンションストラップ17が機能しエアバッグ袋体11の後端部を引っ張ってCピラーガーニッシュ33の表面に近接させるため、当該膨張部11d1〜11d4の車内側に向けたくの字状の折れ曲がりが抑制される。したがって、上記したガイドバー25とテンションストラップ17の協働作用により、当該膨張部11d1〜11d4を後方に向けて的確に膨張展開させることが可能であり、Cピラー部23と重なる保護エリアを的確に確保することが可能である。
【0021】
また、この第1実施形態においては、エアバッグ袋体11の後端部に設定される膨張部11d4の重ね合わせ量に応じてテンションストラップ17の延び率を選定したものであるため、エアバッグ袋体11の後端部に設定される各膨張部11d2〜11d4の膨張展開時に生じるテンションストラップ17の張力を最適に設定することが可能であり、エアバッグ袋体11の後端部に設定された各膨張部11d1〜11d4の折れ曲がりを的確に抑制することが可能である。
【0022】
また、この第1実施形態においては、テンションストラップ17として延び率の高いものを選定することで、エアバッグ袋体11とテンションストラップ17との連結位置を変更することなくエアバッグ袋体11の後端部に設定される膨張部11d4の重ね合わせ量を増大することが可能であり、エアバッグ袋体11の折り畳まれた状態の寸法を前後方向にてコンパクトとすることが可能である。なお、この場合において、エアバッグ袋体11の後端部を図4の(b)に示したように重ね合わせることで、エアバッグ袋体11の折り畳まれた状態の寸法を前後方向にて更にコンパクトとすることが可能である。
【0023】
上記第1実施形態においては、テンションストラップ17がエアバッグ袋体11の後端部に設定される各膨張部11d2〜11d4に単に沿うように設けて実施したが、図6に示した第2実施形態のように、エアバッグ袋体11の膨張部11d2と11d3間および11d3と11d4間の非膨張部に設けた保持ストラップ18によってテンションストラップ17の中間部位を移動可能に保持するようにして実施することも可能である。保持ストラップ18は、延び難い布素材によって帯状に形成されていて、エアバッグ袋体11に縫合されている。
【0024】
この第2実施形態においては、エアバッグ袋体11の膨張展開時におけるテンションストラップ17の中間部位とエアバッグ袋体11との離間距離を保持ストラップ18によって一定に保つことが可能であり、テンションストラップ17の張力によってエアバッグ袋体11の後端部に設定された各膨張部11d2〜11d4が車外側に向けくの字状に折れ曲がることを抑制することが可能である。したがって、この場合には、エアバッグ袋体11の後部に設定される膨張部全体を的確に膨張展開させることが可能である。
【0025】
また、上記第1実施形態においては、図4に示したように、エアバッグ袋体11の膨張部11d4の一部を車外方向に折り曲げて二重に重ね合わせるようにして実施したが、図7に示した第3実施形態のように、エアバッグ袋体11の膨張部11d4の一部を車外方向に折り曲げて三重に重ね合わせるようにして実施することも可能である。
【0026】
また、上記第1実施形態においては、エアバッグ袋体11の最後端の膨張部11d4を重ね合わせるようにして実施したが、図8に示した第4実施形態のように、エアバッグ袋体11の膨張部11d2の一部を車外方向に折り曲げた上で膨張部11d3を重ね合わせるようにして実施することも可能である。この場合において、図9に示した第5実施形態のように、テンションストラップ17の後端部を膨張部11d3と11d4間の非膨張部に縫合して実施することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による頭部保護エアバッグ装置の第1実施形態を概略的に示す側面図である。
【図2】図1に示したエアバッグ袋体が上下方向にて折り畳まれた状態の側面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った拡大断面図である。
【図4】図1に示したエアバッグ袋体が上下方向にて折り畳まれる前の状態での要部横断平面図である。
【図5】図1に示したエアバッグ袋体とテンションストラップの関係を示す車外側からみた斜視図である。
【図6】本発明による頭部保護エアバッグ装置の第2実施形態を概略的に示す要部断面図である。
【図7】本発明による頭部保護エアバッグ装置の第3実施形態を概略的に示す要部断面図である。
【図8】本発明による頭部保護エアバッグ装置の第4実施形態を概略的に示す要部断面図である。
【図9】本発明による頭部保護エアバッグ装置の第5実施形態を概略的に示す要部断面図である。
【符号の説明】
11…エアバッグ袋体、11a…ガス導入部、11b…ガス通路、11c,11d…保護部、11c1〜11c4,11d1〜11d4…膨張部、11e…取付片部、12…ディフューザ、13…インフレータ、16…テザーストラップ、17…テンションストラップ(テンション部材)、18…保持ストラップ(保持部材)、20…車体、21…Aピラー部、22…Bピラー部、23…Cピラー部、24…ルーフサイドレール部、25…ガイドバー(ガイド)、31…Aピラーガーニッシュ、32…Bピラーガーニッシュ、33…Cピラーガーニッシュ、34…ルーフヘッドライニング。

Claims (3)

  1. 上下方向にて折り畳まれた状態で車体のルーフサイドレール部に沿って収納されるエアバッグ袋体が車両の衝突時にインフレータから供給されるガスにより下方に向けてカーテン状に膨張展開することによって、乗員の頭部を保護するようにした頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグ袋体の膨張展開時に前記エアバッグ袋体の後部がピラー部とピラーガーニッシュ間に設けたガイドに沿って下降するように構成し、前記エアバッグ袋体が上下方向にて折り畳まれる前に、前記エアバッグ袋体の後部より後方の後端部に設定された膨張部の一部を車外方向へ折り曲げて重ね合わせるとともに、前記膨張部の膨張展開時に前記エアバッグ袋体の後端部を引っ張って前記ピラーガーニッシュの表面に近接させるテンション部材を前記エアバッグ袋体に設けたことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  2. 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記テンション部材の中間部位を移動可能に保持する保持部材を前記エアバッグ袋体に設けたことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
  3. 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記エアバッグ袋体の後端部に設定される膨張部の一部の重ね合わせ量に応じて前記テンション部材の延び率を選定したことを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
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