JP2004098298A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004098298A
JP2004098298A JP2002259302A JP2002259302A JP2004098298A JP 2004098298 A JP2004098298 A JP 2004098298A JP 2002259302 A JP2002259302 A JP 2002259302A JP 2002259302 A JP2002259302 A JP 2002259302A JP 2004098298 A JP2004098298 A JP 2004098298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
preliminary ejection
recording
ejection pattern
data
nozzles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002259302A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4185738B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Niimura
新村 裕之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002259302A priority Critical patent/JP4185738B2/ja
Publication of JP2004098298A publication Critical patent/JP2004098298A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4185738B2 publication Critical patent/JP4185738B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】予備吐出処理において、無駄な記録ヘッドの移動処理や、無駄なインクの処理を減らしたインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供する。
【解決手段】予め設定された予備吐出パターンを記録ヘッドの温度および記録速度に応じて決定された予備吐周期で分割し、さらに、記録データに使用するノズルを算出する。該ノズルによるドットをマスキングするための予備吐パターンマスク情報を作成する。この予備吐パターンマスク情報で前記予備吐出パターンをマスキングし、その結果と記録データとを合成して、実印字データを作成する。記録はこの実印字データに基づいて行われる。したがって、記録走査で記録と同時に予備吐出を行うことができ、記録ヘッドを予備吐出口まで移動させる必要がなくなる。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関し、詳しくは予備吐出制御を行うインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット記録装置は、記録ヘッドに配列された複数のノズルからインクを滴として吐出し、記録媒体に形成されるドットによって画像を記録するものである。カラー記録を容易に行うことができるなどの利点により、近年、急速に普及している。
【0003】
インクジェット記録装置の記録ヘッドに配列されたノズルでは、長時間インクを吐出しない状態で放置されると、吐出口付近に溜まっているインクが固まってしまう場合がある。インクが固まると、次の吐出動作の際、インクが吐出されない不吐状態となり、画像に抜けを生じさせてしまうことになる。また、インクが固着する状態までいかなくても、吐出口付近に塵がついたり、またノズル内のインクが増粘することによって、正しい方向へ適量のインクが吐出されない状態となり、形成される画像に乱れが生じる場合がある。このような吐出動作に適さない状態の記録ヘッドを適する状態にするために、従来から様々な回復処理が行われている。例えば、記録前や記録中に所定の位置で予備吐出を行ってノズル内の増粘インクを排出したり、ノズル面をキャップで覆い吸引するといった処理が挙げられる。この中でも予備吐出処理は記録動作中にも一定間隔で行われるものである。
【0004】
記録媒体上を記録ヘッドが走査して記録を行うシリアルタイプの記録装置では、記録領域以外の場所に予め予備吐出口が設けられており、ここに記録ヘッドが移動して数回吐出動作を行う。
【0005】
図15は従来のシリアルタイプの記録装置におけるスキャンパターンを示す模式図である。
【0006】
記録ヘッドHは記録開始位置S1から往方向へ移動するとともに吐出動作を始め、1スキャンで記録部D1を記録する。そして、記録領域の端S2まで移動すると、そのまま予備吐出口PJ2まで移動し、予備吐出を行う。このとき、記録ヘッドHの幅だけ紙送りが行われる。予備吐出が終了すると、記録ヘッドHは復方向へ移動し、記録部D2を記録する。そして、さらに予備吐出口PJ1まで移動して予備吐出を行う。所定量の紙送りがなされると、再び往方向へ移動し記録部D3を記録する。
【0007】
このように、従来の記録方法では、例えば1スキャン記録するごとに所定の予備吐出口まで記録ヘッドが移動し、予備吐出をおこなっていた。仮に1スキャンでの記録量の多少、また記録に使用したノズルの検出などを行い、予備吐出の回数を制御することも可能であるが、この制御を行うためには記録状況を記憶するといった負荷の大きな処理を行う必要があり、この処理に適した装置を実装することは困難である。したがって、一般的には上述のようにノズルの使用/不使用、記録量の多少に関係なく、一定時間や一定スキャンを記録したら、記録ヘッドが予備吐出口へ移動して予備吐出を行うという制御になっている。
【0008】
ところで、近年、記録媒体に形成されるドットを極小とすることで画質向上を図った記録装置が提供されている。このような記録装置が形成するドットはもはや肉眼では見分けることが不可能なレベルにまで小さくなっており、今後さらに小径化が予想される。このような小径のドットを形成するためには、吐出口自体が小径化するとともに、1回の吐出量も微小なものとなるため、吐出口付近の汚れや、インクの増粘が、今まで以上にインク吐出に影響を及ぼすこととなる。したがって、さらに頻繁な予備吐出処理が必要となってくる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の予備吐出は、記録領域以外の所定の予備吐出口へ一定間隔で記録ヘッドを移動させて行う。したがって、記録領域から予備吐出口までの移動及び、予備吐出後、記録領域までの移動は、実際の記録には関係ない動きとなっている。さらに、このような移動が発生するために、トータルの記録時間が予備吐出を行わない場合に比べて長くなってしまう。
【0010】
また、従来の予備吐出制御は、記録量やノズルの使用/不使用に関係なく、一定間隔で予備吐出を行う制御となっているので、無駄にインクを消費することとなっている。
【0011】
一方、ドットの小径化が進んでおり、何も記録されていない紙面上に、1ドットのみを打ち込んでも、その打ち込まれた1ドットは極小で肉眼では判断できず、この1ドットの打ち込みによって画質が変化するようなことはまったくない。したがって、紙面の記録可能領域で画像を形成するためのドット以外に数ドット吐出したとしても、形成される画像の画質が悪化することはない。
【0012】
また、ドットの小径化に伴い、頻繁に行う必要のある予備吐出を毎回予備吐出口に移動して行うのでは、トータルの記録時間はさらに長くなってしまうことになる。
【0013】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、予備吐出処理において、無駄な記録ヘッドの移動処理や、無駄なインクの処理を減らしたインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明のインクジェット記録装置は、記録ヘッドに配列された複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することにより記録を行うインクジェット記録装置において、記録媒体上に予備吐出を行うための予備吐出パターンと、ユーザが作成した画像データに基づき、前記各ノズルを駆動させる記録データを作成する記録データ作成手段と、前記記録データと前記予備吐出パターンを合成し、前記各ノズルの駆動指令を形成するノズル駆動データ作成手段とを具え、前記ノズル駆動データに基づく記録動作によって、記録媒体上に前記記録データに基づく画像と、前記予備吐出パターンに基づく予備吐出結果とが混在する記録結果が形成されることを特徴とする。
【0015】
本発明のインクジェット記録方法は、記録ヘッドに配列された複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することにより記録を行うインクジェット記録装置を用いたインクジェット記録方法において、記録媒体上に予備吐出を行うための予備吐出パターンと、ユーザが作成した画像データに基づき、前記各ノズルを駆動させる記録データを作成する記録データ作成工程と、前記記録データと前記予備吐出パターンを合成し、前記各ノズルの駆動指令を形成するノズル駆動データ作成工程とを具え、前記ノズル駆動データに基づく記録動作によって、記録媒体上に前記記録データに基づく画像と、前記予備吐出パターンに基づく予備吐出結果とが混在する記録結果が形成されることを特徴とする。
【0016】
以上の構成によれば、予備吐出パターンによる予備吐出と記録データによる記録とを同時に記録媒体上で行うことができるので、記録中、1走査するたびに予備吐出口まで移動して予備吐出を行う必要がなくなり、記録のスループットを向上させることができる。さらに、ノズル駆動データ作成手段が記録データと予備吐出パターンとを合成して、各ノズルを駆動させるノズル駆動データを作成するので、記録を行っているノズルに対しては予備吐出を行わず、必要なノズルに対してのみ予備吐出を行うことができる。よって、今までの使用/不使用に関係なく行っていた予備吐出に比べて、インクの無駄使いがなくなり、インク消費量を抑えることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態について、以下に図面を参照して説明する。
【0018】
図1は、本発明の実施形態であるインクジェット記録装置を示す斜視図である。
【0019】
101はインクタンクであり、記録ヘッド102と接続されており、記録ヘッド102にインクを供給する。インクはイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色が搭載されている。
【0020】
記録ヘッド102は、記録媒体Pと対峙する面に複数の吐出口を配列している。吐出口は矢印Y方向に配列されており、この吐出口列が矢印X方向にインク色ごとに並列に並べられている。
【0021】
105は給紙ローラであり、記録媒体Pを記録開始位置まで給紙する。
【0022】
106はキャリッジであり、インクタンク101と記録ヘッド102を搭載し、ガイドレール107に沿って矢印X方向に往復走査を行う。このキャリッジ106の走査時に記録ヘッド102よりインクが記録媒体Pに対して吐出される。キャリッジ106が記録媒体Pの他方端まで移動すると、搬送ローラ103、104が回転し、記録媒体Pを矢印Y方向に所定量だけ搬送する。このように記録ヘッド102による記録と搬送ローラ103,104による紙送りとを交互に繰り返すことにより、記録媒体P全体に記録を行う。
【0023】
hはホームポジションであり、記録動作終了後にキャリッジ106が待機する場所である。
【0024】
図2は、本発明の実施形態に関わるインクジェット記録装置を含む記録システムを示すブロック図である。
【0025】
インクジェット記録装置1は、パーソナルコンピュータ等のホストコンピュータ2と有線または無線で接続されており、互いにデータの送受信を行うことができる。ユーザがホストコンピュータ2上で作成した画像データがインクジェット記録装置1に送られると、インクジェット記録装置1はこの画像データに基づいた記録データを作成し、記録を行う仕組みとなっている。
【0026】
記録ヘッドは、上述したように複数の吐出口を配列している。各吐出口からインクタンクまでインク路によって連通しており、吐出口まで常にインクが充填されている。そして、各吐出口に対応して電気熱変換体である発熱ヒータが設けられており、インク吐出時はこの発熱ヒータを発熱させ、インク中に膜沸騰を生じさせる。この膜沸騰によって生成される気泡の生成圧力によって所定量のインクが吐出される。なお、本実施形態のインク吐出方式はいわゆるバブルスルー方式としたが、本発明はこれに限らず、ピエゾ方式など他のインク吐出方法を用いてもよい。
【0027】
上記記録ヘッドの各吐出口からの1回のインク吐出量は1〜2plを想定しているが、本発明は吐出量をこれに限定するのではなく、いかなる値をとってもよい。
【0028】
図3はインクジェット記録装置の電気的構成を示すブロック図である。
300は、インクジェット記録装置全体を制御するCPUである。CPU300は、ROM301とランダムメモリ(RAM)302とを具えている。そして、メインバスライン305を介して各駆動部へ駆動指令を送る。さらにメインバスライン305には、ホストコンピュータからの画像データを入力する画像入力部303、画像信号処理部304といったソフト系処理手段と、操作部306、回復系制御回路307、ヘッド駆動制御回路315、主走査方向へのキャリッジ駆動制御回路316、副走査方向への紙送り制御回路317といったハード系処理手段のそれぞれがアクセス可能となっている。また、RAM302内には、予めヘッド回復処理の駆動制御プログラムが格納されており、必要に応じて予備吐出条件等の回復条件を回復系制御回路307、記録ヘッド、保温ヒータ等に与える。回復系モータ308は、前述したような記録ヘッド313とこれに対向離間するクリーニングブレード309やキャップ310、吸引ポンプ311を駆動する。ヘッド駆動制御回路315は、記録ヘッド313のインク吐出用電気熱変換体の駆動条件を実行するもので、通常予備吐出や記録用インク吐出を記録ヘッド313に行わせる。
【0029】
図4は、本実施形態におけるスキャンごとの記録動作を示す模式図である。
【0030】
記録ヘッド102は記録開始位置から往方向へ移動し、領域D1を記録する。領域D1における端まで移動すると、その位置で停止し、記録媒体が紙送りされるのを待つ。紙送りされると、次の記録部分である領域D2の開始位置まで復方向に移動し領域D2の記録を行う。そして、領域D2の端まで記録を行うとその位置で停止し、記録媒体が紙送りされるのを待つ。そして、領域D3を記録する。従来では、1スキャン記録するごとに記録領域外に設けられていた予備吐出口まで移動して予備吐出を行っていたが、本実施形態では、記録領域外に予備吐出口を設けるのではなく、記録領域内で予備吐出も行うことにより、記録のスループットを向上させる。
【0031】
以下に本実施形態における予備吐出制御方法について説明する。
【0032】
図5はホストコンピュータから送られてきた画像データから記録を行うまでの処理の流れを示すフローチャートである。
【0033】
ホストコンピュータから画像データがインクジェット記録装置へ送られると、一旦受信バッファにラスター形式の記録データに変換されて記憶される(ステップ501)。次にラスター単位でワークバッファにデータ展開される(ステップ502)。ワークバッファ側に全てデータ展開されると、受信バッファは開放され、新たに送信されてきた画像データを記憶することになる。一方、ワークバッファにデータ展開されたラスター形式の記録データは、次にカラム形式の記録データに変換され、印字バッファに展開される(ステップ503)。その際、次のスキャンで使用される吐出ノズルの検出を展開時に平行して行い、予備吐パターンマスク情報として保存する(ステップ504)。同時にこれから印字するスキャン幅の予備吐パターン情報を作成する(ステップ506)この予備吐パターン情報と前記予備吐パターンマスク情報と予備吐パターンオフセット情報(詳細は後述する)から予備吐パターンを予備吐パターンバッファに作成する(ステップ505)。印字バッファと予備吐パターンバッファとを重ね実印字データを作成し、実印字データバッファに展開する(ステップ507)。そして、この実印字データに従い、実際の印字処理を行う。またこの際、予備吐パターンのスタート位置を更新し予備吐パターンオフセット情報として保存する(ステップ508)。
【0034】
次に上記処理ルーチンにおいて、ステップ503で記録データが印字バッファに展開された際、同時に展開される予備吐パターン情報の展開方法について詳しく説明する。
【0035】
図6は1スキャン分のラスター形式で印字バッファに保存されているイメージ図を示す。
【0036】
記録ヘッドには全部でn個のノズルがあるとし、同図では、イメージデータは、そのうち、4番目からx番目までのノズルで記録を行うものを示している。
【0037】
図7は予備吐パターンマスク情報を示す図である。
【0038】
ワークバッファから印字バッファへラスター展開された記録データとは別に、カラム形式で記録データをデータ展開し、記録に使用するノズルから予備吐パターンマスク情報を作成する。本例では4番目からx番目までであるため、予備吐パターンマスク情報は、4番目からx番目まで連続するドット列となる。
【0039】
図8は予備吐パターン情報を示す図である。
【0040】
現在の予備吐オフセット値(1周期分の予備吐パターンのどこから開始するかを示した情報であり、詳細は後述する)から予備吐パターン情報を作成する。
【0041】
予備吐パターン情報と先に求めた予備吐パターンマスク情報(図7参照)をマスクして、予備吐パターンを決定する。本例の場合、予備吐パターン情報は、ノズル2からノズルn−1まで均等にドットが散らばっているが、画像を記録する上で、ノズル4〜ノズルxは使用するので、その部分に該当する予備吐出は行う必要がない。したがって、この部分のデータは削除される。
【0042】
図9は、予備吐パターンマスク情報でマスキングを行った後の予備吐パターン情報である。このようにノズル4からノズルxまでの吐出パターンは削除される。次に、既に印字バッファに格納されているラスター形式の記録データとマスキングされた予備吐パターンデータとを重ねて、実際に記録する実印字データとする。
【0043】
図10は図6の記録データと図9の予備吐パターンデータとを合成した実印字データを示す図である。これを実印字バッファに格納し印字処理を実行することで、紙面上に予備吐出を実現することができる。つまり、記録を行うノズルを予備吐出の必要が無いので省かれ、記録に使用されないノズルのみが予備吐出の対象となる。そして、1スキャンの記録の際に、当該スキャンの記録に使用しないノズルのみが一緒に予備吐出を行う。したがって、形成される記録結果は本来の画像以外にも、数カ所に予備吐出のドットが打ち込まれることになる。しかしながら、ドット径が非常に小さいために、1ドットが単独で点在していても、画像品位にはほとんど影響しない。
【0044】
次に予備吐パターン情報を決定する方法について説明する。これは、記録ヘッドの温度に応じて、基本のパターンから予備吐間隔を変更させ、現状の記録ヘッドの状態に適した予備吐パターン情報とする。
【0045】
図11(a)は不揮発性メモリに予め記憶されている予備吐基準パターン情報である。
【0046】
この予め記憶された予備吐基準パターン情報テーブルは、予備吐出パターン周期がf(n)の場合の全ノズルに対するカラム単位での記録開始位置からの絶対位置を示している。このテーブルに従った予備吐パターン情報は図12(a)に示すように、記録開始位置Kからn1カラムでノズル番号1のノズルが予備吐出を行い、記録開始位置Kからn2カラム目でノズル番号2のノズルが予備吐出を行うパターンとなる。
【0047】
しかしながら、記録ヘッドの温度が高い場合は、ノズル内のインクが増粘していないので、温度が低い場合に比べて予備吐出を行う頻度は少なくてもよい。したがって、記録ヘッドの温度に応じて予備吐出パターン周期を調節することにより、無駄な予備吐出を減らすことができる。
【0048】
図13はヘッド温度ごとの予備吐間隔時間を定めたテーブルである。このテーブルに従い、ヘッド温度に応じて予備吐間隔時間Tが決定される。ここにさらに現在の記録速度V(dot/sec)とから、予備吐パターンの周期fが次の式により決定される。
f(m)=V×T(m)
そして、求められた予備吐パターンテーブルの周期と基準となる予備吐パターン周期f(n)の比から各ノズルの絶対位置情報を算出し予備吐パターン周期f(m)の予備吐パターンテーブルを生成する(図11(b)参照)。
【0049】
次に印字を実施していく過程で、決められた時間間隔で予備吐出を実施するために、予備吐パターンデータの開始位置をスキャン毎にずらす必要がある。これは次のようにして行う。
【0050】
まず、印字データを受信してからの1スキャン目の記録開始位置を0とする。予備吐パターンバッファにはその時の解像度に合わせて1スキャンで印字できる最大幅分の予備吐パターンを作成する。予備吐パターン情報からカラム単位で絶対位置が示されている為、記録開始位置から最大印字幅の中で絶対位置が含まれる場合は、該当するアドレスにデータをセット、すなわち1ドット吐出するというデータにする。
【0051】
次に予備吐パターンデータと印字データと重ねて実印字バッファに印字データを展開したら、その時の印字幅、すなわち、印字右端位置から印字左端位置を引いたカラム単位の値を求めて予備吐オフセット情報に加算する。なお、予備吐オフセット情報の初期値は0とする。
【0052】
次の印字スキャン時にはこの予備吐オフセット情報から、基準となる絶対位置を求めその位置から予備吐パターンデータを生成する。印字左右端位置から予備吐オフセット情報を更新する際に予備吐パターン周期を超えたら基準値を0に戻してテーブルを回転させる。これにより周期的に各ノズルの紙面上への予備吐出が可能となる。
【0053】
図14は、1スキャンから4スキャンまで予備吐パターンオフセットの移り変わり方を表す図である。
【0054】
このようにして、予備吐出パターンデータを作成することにより、毎スキャンで、適切なノズルを予備吐出させることができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、本発明を用いることにより、予備吐出を記録動作と同時に記録媒体上で行うことができるので、記録中、毎スキャン予備吐出口まで移動して予備吐出を行う必要がなくなり、記録のスループットを向上させることができる。さらに、記録を行っているノズルに対しては予備吐出を行わず、必要なノズルに対してのみ予備吐出を行うので、今までの使用/不使用に関係なく行っていた予備吐出に比べて、インクの無駄使いがなくなり、インク消費量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるインクジェット記録装置を示す斜視図である
【図2】本発明の実施形態に関わるインクジェット記録装置を含む記録システムを示すブロック図である。
【図3】インクジェット記録装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態におけるスキャンごとの記録動作を示す模式図である。
【図5】ホストコンピュータから送られてきた画像データから記録を行うまでの処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】1スキャン分のラスター形式で印字バッファに保存されているイメージ図である。
【図7】予備吐パターンマスク情報を示す図である。
【図8】予備吐パターン情報を示す図である。
【図9】予備吐パターンマスク情報でマスキングを行った後の予備吐パターンデータを示す図である。
【図10】図6の印字データと図9の予備吐パターンデータとを合成した実印字データを示す図である。
【図11】(a)は不揮発性メモリに予め記憶されている予備吐基準パターン情報であり、(b)は基準パターンから予備吐パターン周期を変更した予備吐パターン情報である。
【図12】予備吐パターン情報による実際のドット配置を示す図である。
【図13】記録ヘッド温度と予備吐間隔時間との関係を示す図である。
【図14】スキャンごとの予備吐パターンオフセット位置を示す模式図である。
【図15】従来の予備吐出方法を説明する模式図である。
【符号の説明】
101 インクタンク
102 記録ヘッド
103 搬送ローラ
104 搬送ローラ
105 給紙ローラ
106 キャリッジ
107 ガイドレール
300 CPU
301 ROM
302 RAM
303 画像入力部
304 画像信号処理部
306 操作部
307 回復系制御回路
308 回復系モータ
309 ブレード
310 キャップ
311 ポンプ
313 記録ヘッド
315 ヘッド駆動制御回路
316 キャリッジ駆動制御回路
317 紙送り制御回路

Claims (13)

  1. 記録ヘッドに配列された複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することにより記録を行うインクジェット記録装置において、
    記録媒体上に予備吐出を行うための予備吐出パターンと、
    ユーザが作成した画像データに基づき、前記各ノズルを駆動させる記録データを作成する記録データ作成手段と、
    前記記録データと前記予備吐出パターンを合成し、前記各ノズルの駆動指令を形成するノズル駆動データ作成手段とを具え、
    前記ノズル駆動データに基づく記録動作によって、記録媒体上に前記記録データに基づく画像と、前記予備吐出パターンに基づく予備吐出結果とが混在する記録結果が形成されることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記予備吐出パターンは、前記各ノズルから吐出されるドットが一定間隔で均等に散らばるようになっており、
    前記ノズル駆動データ作成手段は、前記予備吐出パターンから、前記記録データにおいて使用されるノズル分を削除して、前記記録データと合成し前記ノズル駆動データを作成することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記インクジェット記録装置は、前記記録ヘッドを前記ノズルの配列方向と異なる方向に走査させ、該走査の際に記録媒体に対しインクを吐出させる記録動作と、前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させることにより前記記録媒体を前記記録ヘッドの走査方向と異なる方向へ所定量だけ移動させる紙送り動作とを交互に繰り返すことにより、記録画像を完成させ、
    前記記録ヘッドの1回の走査で、前記予備吐出パターンのうちどこまで実行したかを記憶し、次回走査時に、前回実行した部分を除く予備吐出パターンオフセット情報を作成する予備吐出パターンオフセット情報作成手段をさらに具え、
    前記ノズル駆動データ作成手段は、1回の走査単位でノズル駆動データを作成し、前記予備吐出パターンオフセット情報が示す前記予備吐出パターンの開始位置からのデータに基づき、前記ノズル駆動データを作成することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記記録データ作成手段は1回の走査単位で記録データを作成し、前記ノズル駆動データ作成手段は、前記1回の走査分の記録データ中で使用されるノズルのみを抽出した予備吐出パターンマスクデータを作成し、該予備吐出パターンマスクデータで予備吐出パターンをマスキングした結果と記録データとを合成することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記予備吐出パターンは、一定間隔おきに所定順に各ノズルからインクを吐出させるものであり、
    前記記録ヘッドの温度と記録速度に応じて、前記予備吐出パターンにおけるノズルの吐出間隔を決定する予備吐出間隔決定手段をさらに具えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記予備吐出間隔決定手段は、前記記録ヘッドの温度が高くなるほど予備吐出間隔を長くすることを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記ノズルから吐出されたインクにより記録媒体上に形成されるドットは、該ドット単独では肉眼では判別できない程度の大きさであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記ノズルは、電気熱変換体を具え、該電気熱変換体が発する熱エネルギーによりインク中に気泡を生成し、該気泡の生成圧力によって所定量のインクを吐出することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  9. 記録ヘッドに配列された複数のノズルからインクを記録媒体に対し吐出することにより記録を行うインクジェット記録装置を用いたインクジェット記録方法において、
    記録媒体上に予備吐出を行うための予備吐出パターンと、
    ユーザが作成した画像データに基づき、前記各ノズルを駆動させる記録データを作成する記録データ作成工程と、
    前記記録データと前記予備吐出パターンを合成し、前記各ノズルの駆動指令を形成するノズル駆動データ作成工程とを具え、
    前記ノズル駆動データに基づく記録動作によって、記録媒体上に前記記録データに基づく画像と、前記予備吐出パターンに基づく予備吐出結果とが混在する記録結果が形成されることを特徴とするインクジェット記録方法。
  10. 前記予備吐出パターンは、前記各ノズルから吐出されるドットが一定間隔で均等に散らばるようになっており、
    前記ノズル駆動データ作成工程では、前記予備吐出パターンから、前記記録データにおいて使用されるノズル分が削除され、前記記録データと合成されて前記ノズル駆動データが作成されることを特徴とする請求項9に記載のインクジェット記録方法。
  11. 前記インクジェット記録方法は、前記記録ヘッドを前記ノズルの配列方向と異なる方向に走査させ、該走査の際に記録媒体に対しインクを吐出させる記録動作と、前記記録ヘッドと前記記録媒体とを相対的に移動させることにより前記記録媒体を前記記録ヘッドの走査方向と異なる方向へ所定量だけ移動させる紙送り動作とを交互に繰り返すことにより、記録画像を完成させ、
    前記記録ヘッドの1回の走査で、前記予備吐出パターンのうちどこまで実行したかを記憶し、次回走査時に、前回実行した部分を除く予備吐出パターンオフセット情報を作成する予備吐出パターンオフセット情報作成工程をさらに具え、
    前記ノズル駆動データ作成工程は、1回の走査単位でノズル駆動データを作成し、前記予備吐出パターンオフセット情報が示す前記予備吐出パターンの開始位置からのデータに基づき、前記ノズル駆動データを作成することを特徴とする請求項9または10に記載のインクジェット記録方法。
  12. 前記記録データ作成工程では1回の走査単位で記録データを作成し、前記ノズル駆動データ作成工程では、前記1回の走査分の記録データ中で使用されるノズルのみを抽出した予備吐出パターンマスクデータを作成し、該予備吐出パターンマスクデータで予備吐出パターンをマスキングした結果と記録データとを合成することを特徴とする請求項11に記載のインクジェット記録方法。
  13. 前記予備吐出パターンは、一定間隔おきに所定順に各ノズルからインクを吐出させるものであり、
    前記記録ヘッドの温度と記録速度に応じて、前記予備吐出パターンにおけるノズルの吐出間隔を決定する予備吐出間隔決定工程をさらに具えることを特徴とする請求項9ないし12のいずれかに記載のインクジェット記録方法。
JP2002259302A 2002-09-04 2002-09-04 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 Expired - Fee Related JP4185738B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002259302A JP4185738B2 (ja) 2002-09-04 2002-09-04 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002259302A JP4185738B2 (ja) 2002-09-04 2002-09-04 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004098298A true JP2004098298A (ja) 2004-04-02
JP4185738B2 JP4185738B2 (ja) 2008-11-26

Family

ID=32260366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002259302A Expired - Fee Related JP4185738B2 (ja) 2002-09-04 2002-09-04 インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4185738B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272571A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷システム、コントローラ、印刷ジョブ作成装置、印刷処理の実行方法、およびプログラム
JP2006289748A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Canon Finetech Inc インクジェットプリンタ及び画像記録方法
JP2006297666A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Canon Finetech Inc インクジェット記録装置、インクジェット記録システム、および記録データ処理装置
JP2006341519A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Canon Inc 画像処理方法およびインクジェット記録装置
JP2007136722A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置
JP2008023442A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Seiko Epson Corp 描画装置、液状体の描画方法、配線基板の製造方法
JP2010221570A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Brother Ind Ltd 記録装置
JP2010234612A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd 記録装置
US20100328385A1 (en) * 2009-06-24 2010-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing apparatus and ink jet printing method
JP2013252626A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法、及び、印刷用データ生成装置
JP2014526989A (ja) * 2011-08-26 2014-10-09 オセ−テクノロジーズ ビーブイ インクジェット印刷の方法及びプリンタ
JP2015116716A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 セイコーエプソン株式会社 印刷方法および印刷装置
JP2015116717A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 セイコーエプソン株式会社 印刷方法および印刷装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272571A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 印刷システム、コントローラ、印刷ジョブ作成装置、印刷処理の実行方法、およびプログラム
JP2006289748A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Canon Finetech Inc インクジェットプリンタ及び画像記録方法
JP4690097B2 (ja) * 2005-04-08 2011-06-01 キヤノンファインテック株式会社 インクジェットプリンタ
JP2006297666A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Canon Finetech Inc インクジェット記録装置、インクジェット記録システム、および記録データ処理装置
JP4713924B2 (ja) * 2005-04-18 2011-06-29 キヤノンファインテック株式会社 インクジェット記録装置、インクジェット記録システム、および記録データ処理装置
JP4708871B2 (ja) * 2005-06-09 2011-06-22 キヤノン株式会社 画像記録データ生成方法およびインクジェット記録装置
JP2006341519A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Canon Inc 画像処理方法およびインクジェット記録装置
JP2007136722A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置
JP4730066B2 (ja) * 2005-11-15 2011-07-20 富士ゼロックス株式会社 液滴吐出装置
JP2008023442A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Seiko Epson Corp 描画装置、液状体の描画方法、配線基板の製造方法
JP4720924B2 (ja) * 2009-03-24 2011-07-13 ブラザー工業株式会社 記録装置
JP2010221570A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Brother Ind Ltd 記録装置
JP2010234612A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Brother Ind Ltd 記録装置
US8540342B2 (en) 2009-03-31 2013-09-24 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Recording apparatus, method of controlling recording apparatus and computer readable recording medium
US20100328385A1 (en) * 2009-06-24 2010-12-30 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet printing apparatus and ink jet printing method
JP2014526989A (ja) * 2011-08-26 2014-10-09 オセ−テクノロジーズ ビーブイ インクジェット印刷の方法及びプリンタ
JP2013252626A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷方法、及び、印刷用データ生成装置
JP2015116716A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 セイコーエプソン株式会社 印刷方法および印刷装置
JP2015116717A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 セイコーエプソン株式会社 印刷方法および印刷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4185738B2 (ja) 2008-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4227627B2 (ja) インクジェット記録装置および画像処理方法
JP2005169754A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2007331122A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置
JP2004074510A (ja) 記録装置及びテストパターン記録方法
JP2007007960A (ja) 液体吐出装置、コンピュータプログラム、及び、ノズルのクリーニング方法
JP2008230082A (ja) 印字装置及び印字方法
JP4185738B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP5381530B2 (ja) 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
JP2002166536A (ja) インクジェット記録装置
JP4979485B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2011093145A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2002036515A (ja) 記録装置および記録方法
JP2004082624A (ja) インクジェット記録装置および該装値の制御方法
JP2005144893A (ja) インクジェット記録装置および画像形成装置
JP2008149566A (ja) 記録装置、記録方法および画像処理装置
JP5972037B2 (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2011062828A (ja) 印刷装置、及び、印刷装置の制御方法
JP4514190B2 (ja) データ生成装置、インクジェット記録装置、およびデータ生成方法
JP2010000705A (ja) インクジェット記録装置および記録ヘッドの温度制御方法
JP4986513B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2007245584A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
JP2006224381A (ja) インクジェット記録装置
JP2002144539A (ja) インクジェット記録方法及びその装置
JP2008030207A (ja) 印字装置及び印字方法
JP2006289624A (ja) 記録装置及び記録装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080829

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080908

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110912

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120912

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130912

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees