JP2004097523A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】不必要な部品交換を回避することができ、部品が無駄になることなく、また、上部ユニット及び下部ユニットの交換のパターンを自由に選択することができ、結線作業も容易な遊技機を提供する。
【解決手段】上部ユニット(40)は、上部構造用部材(45)と、本体キャビネット(20)の上部に配置される複数の部品とを備え、下部ユニット(50)は、下部構造用部材(55)と、本体キャビネット(20)の下部に配置される複数の部品とを備え、上下配線部(60)は、上部コネクタ接続部(61)と、下部コネクタ接続部(62)と、上部コネクタ接続部(61)と下部コネクタ接続部(62)との間を配線した配線コード部(63)とを備え、上部コネクタ接続部(61)は、上部差込接続口(64)を備え、下部コネクタ接続部(62)は、下部差込接続口(65)を備えていることを特徴とする。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、本体キャビネットの上部に配置した部品と、本体キャビネットの下部に配置した部品とのそれぞれが、容易に交換可能な遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遊技機、具体的には、スロットマシンは、正面側に開口する正面開口部を有する箱状の本体キャビネットと、この本体キャビネットの正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉と、複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニットと、遊技メダルを払い出すためのホッパーユニットと、前記回転リール及びホッパーユニットの作動を制御するための主基板(主制御装置)と、スロットマシンの各部品に電力を供給する電源ユニットとを少なくとも備えている。
【0003】
そして、従来のスロットマシンは、遊技ホールにおける台交換、いわゆる新台入れ替えの際、本体キャビネットも含めて、スロットマシンの全部をまるごと交換し、遊技内容に直接影響しないホッパーユニット等も同時に交換され、交換に要する費用がかかるだけでなく、資源の無駄になっていた。
そこで、近年、遊技内容に直接、影響するリールユニット及びこのリールユニットの回転リールの回転駆動等を制御する主基板(主制御装置)を、前扉に固定して、前扉ごと一体に本体キャビネットから着脱自在に形成して、交換可能とする発明がなされている(例えば、特許文献1、図1及び図3参照。)。
【0004】
さらに、リールユニット及び主基板(主制御装置)を固定した前扉に、ホッパーユニット(メダル排出装置)や電源ユニット(電源装置)を固定して、前扉ごと一体に本体キャビネットから着脱自在に形成して交換可能にする発明がなされている(例えば、特許文献1、図4参照。)。
また、前扉や、本体キャビネットに、主基板(主制御装置)、リールユニット、ホッパーユニット(メダル排出装置)及び電源ユニット(電源装置)を固定する固定手段としては、通常、ねじや、ボルトやナット等を使用して固定されているものである。例えば、主基板(主制御装置)や、かかる主基板(主制御装置)を封印した制御ユニットを、木質からな本体キャビネットに固定する固定手段としては、通常、ねじが使用されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−52525号公報(第1図、第3図、第4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の遊技機では、前扉がまだ十分使用可能で交換する必要がないときであっても、通常の新台入れ替えの際は、リールユニットや主基板(主制御装置)とともに前扉も交換されてしまう。このため、前扉がまだ十分使用可能で交換する必要がないときには、まだ使用可能な前扉が無駄になってしまう。このように、不必要な部品交換が行われて無駄が発生するという第一の問題点があった。
【0007】
また、従来の遊技機では、本体キャビネットの内部の部品であって、本体キャビネットの上部の部品と、下部の部品との間で、配線されているような場合、それに使用する配線コードは、本体キャビネットの上下間に渡って長いものとなる。したがって、本体キャビネット内部の部品を交換しようとすると、それらの部品から本体キャビネットの上下間に延びる長い配線コードが、複雑に絡み合いやすく、結線作業が、大変、手間であるという第二の問題点があった。
【0008】
また、従来の遊技機では、本体キャビネットの上部に配置される部品だけを一体的に交換して下部に配置される部品を交換しない場合と、本体キャビネットの下部に配置される部品だけを一体的に交換して上部に配置される部品を交換しない場合と、上部に配置される部品及び下部に配置される部品の両方とも一体的に交換する場合とのかかる三つの場合を、自由に選択することができないという第三の問題点があった。
【0009】
また、従来の遊技機では、遊技内容を変更するためには、最低限、リールユニットの回転リールと、主制御装置とを変更することにより、遊技内容の変更に対応することができる。したがって、通常の頻繁に行う新台入れ替えの際には、本体キャビネットの上部側に配置したリールユニット及び主制御装置の交換だけで行うことが可能で、ホッパーユニットや、電源ユニット等の本体キャビネットの下部側に配置した部品等は、新台入れ替えの都度、毎回、交換する必要がない。しかし、4回や5回程度の新台入れ替えのサイクルに1回程度、かかるホッパーユニットや、電源ユニット等も、損耗したり、寿命がくることにより、交換する必要性が生じてくる。しかし、従来の遊技機では、本体キャビネットの下部に配置したホッパーユニット及び電源ユニットとの交換作業を、本体キャビネットの上部に配置したリールユニット及び主制御装置の交換作業とは、別個独立に、まとめて一括して行うことができず、リールユニット及び主制御装置と、ホッパーユニット及び電源ユニットとの交換タイミングの違いに対応することができないといった第四の問題点があった。
【0010】
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有する第一乃至第三の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、不必要な部品交換を回避することができ、部品が無駄になることなく、また、上部ユニット及び下部ユニットの交換のパターンを自由に選択することができ、結線作業も容易な遊技機を提供しようとするものである。
【0011】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、上記した従来の技術の有する第四の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、本体キャビネットの下部に配置したホッパーユニット及び電源ユニットとの交換作業を、本体キャビネットの上部に配置したリールユニット及び主制御装置の交換作業とは、別個独立に、まとめて一括して行うことができて、リールユニット及び主制御装置と、ホッパーユニット及び電源ユニットとの交換タイミングの違いにも適切に対応することができなるようにした遊技機を提供しようとするものである。
【0012】
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3記載の発明は、下部ユニットの相対する面である左右側面を、本体キャビネットに固定しているため、下部ユニットの所定の一面だけで固定するようなものと比較して、しっかりと本体キャビネットに固定することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
【0013】
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、上扉は、本体キャビネットに固定した状態のままで、上部ユニットを交換することができ、また、下扉は、本体キャビネットに固定した状態のままで、下部ユニットを交換することができるようにした遊技機を提供しようとするものである。
【0014】
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5記載の発明は、上扉と上部ユニットとの交換作業を一度に行うことができ、また、下扉と下部ユニットとの交換作業を一度に行うことができて、交換作業を容易なものにした遊技機を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
(特徴点)
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
【0016】
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものでない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
【0017】
すなわち、本発明に係る遊技機(10)は、正面側に開口する正面開口部(21)を有する箱状の本体キャビネット(20)と、前記本体キャビネット(20)の正面開口部(21)を開閉自在に塞ぐ前扉(30)と、前記本体キャビネット(20)内部の上部に着脱自在且つ固定可能な上部ユニット(40)と、前記本体キャビネット(20)内部の下部に着脱自在且つ固定可能な下部ユニット(50)と、前記上部ユニット(40)及び前記下部ユニット(50)の上下間を配線する上下配線部(60)とを少なくとも備えている。
【0018】
そして、前記上部ユニット(40)は、前記本体キャビネット(20)内部の上部に固定した上部構造用部材(45)と、前記上部構造用部材(45)の内部に固定して、遊技を行うために、前記本体キャビネット(20)の上部に配置される複数の部品とを備えている。
そして、前記下部ユニット(50)は、前記本体キャビネット(20)内部の下部に固定した下部構造用部材(55)と、前記下部構造用部材(55)の内部に固定して、遊技を行うために、前記本体キャビネット(20)の下部に配置される複数の部品とを備えている。
【0019】
そして、前記上下配線部(60)は、前記本体キャビネット(20)の上部内側に固定された上部コネクタ接続部(61)と、前記本体キャビネット(20)の下部内側に固定された下部コネクタ接続部(62)と、前記本体キャビネット(20)の内面に沿って、前記上部コネクタ接続部(61)と前記下部コネクタ接続部(62)との間を配線した配線コード部(63)とを備えている。
【0020】
そして、前記上部コネクタ接続部(61)は、前記上部ユニット(40)内に固定された部品に接続された接続コード(96)からのコネクタを差し込むための上部差込接続口(64)を備えている。
そして、前記下部コネクタ接続部(62)は、前記下部ユニット(50)内に固定された部品に接続された接続コード(96)からのコネクタを差し込むための下部差込接続口(65)を備えていることを特徴とする。
【0021】
(作用)
本発明は、本体キャビネット(20)内部の上部に着脱自在且つ固定可能な上部ユニット(40)を備え、本体キャビネット(20)内部の下部に着脱自在且つ固定可能な下部ユニット(50)を備えている。このため、前扉(30)を交換することなく、上部ユニット(40)や、下部ユニット(50)を交換することができる。これにより、新台入れ替えの際、前扉(30)や本体キャビネット(20)の交換が必要ないときには、それらを交換することなく、上部ユニット(40)や下部ユニット(50)だけの交換ですみ、不必要な部品交換を回避することができ、それらの部品が無駄になることなく、有効に繰り返し利用することができる。
【0022】
また、上部ユニット(40)及び下部ユニット(50)の上下間を配線する上部コネクタ接続部(61)、配線コード部(63)及び下部コネクタ接続部(62)からなる上下配線部(60)を備えている。このため、上部ユニット(40)の交換の際、上部ユニット(40)の部品は、本体キャビネット(20)の上部に固定した上部コネクタ接続部(61)の上部差込接続口(64)にまで配線すれば良い。そして、下部ユニット(50)の交換の際、下部ユニット(50)の部品は、本体キャビネット(20)の下部に固定した下部コネクタ接続部(62)の下部差込接続口(65)にまで配線すれば良い。このように、交換の都度、上部ユニット(40)及び下部ユニット(50)の各部品間同士を、本体キャビネット(20)の上下に渡って、直接結ぶような全長の長い配線コードを、使用しなくてすむ。そして、交換作業における結線作業の際には、本体キャビネット(20)の上下間を結ぶような長さの配線コードよりも短い、上部だけの範囲内、或いは、下部だけの範囲内に届けば充分な長さの配線コードの抜き差しだけで結線作業を終了させることができる。これにより、長い配線コードが絡んだり、配線コードの接続作業が複雑で煩雑なものとなることを回避することができて、結線作業を容易なものにすることができる。
【0023】
本発明は、上部ユニット(40)が本体キャビネット(20)の上部に着脱自在に固定され、下部ユニット(50)が本体キャビネット(20)の下部に着脱自在に固定されている。このため、上部ユニット(40)の部品だけの交換が必要な場合は、上部ユニット(40)の交換だけを行うことができ、下部ユニット(50)の部品だけの交換が必要な場合は、下部ユニット(50)の交換だけを行うことができ、上部ユニット(40)及び下部ユニット(50)の両方の交換が必要なときは、上部ユニット(40)及び下部ユニット(50)の両方を交換することができる。このように、上部ユニット(40)及び下部ユニット(50)の交換のパターンを自由に選択することができる。
【0024】
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記下部ユニット(50)は、遊技メダルを払い出すためのホッパーユニット(90)と、遊技機(10)内部の部品に電力を供給する電源装置とを、前記下部ユニット(50)内部に部品として少なくとも備えている。
【0025】
そして、前記上部ユニット(40)は、複数の図柄が表示された回転リール(71)及びこの回転リール(71)を回転させるための駆動モータを有するリールユニット(70)と、前記回転リール(71)及び前記ホッパーユニット(90)の作動を制御するための主制御装置(80)とを、前記上部ユニット(40)内部に部品として少なくとも備えていることを特徴とする。
【0026】
(作用)
遊技内容を変更するためには、最低限、リールユニット(70)の回転リール(71)と、主制御装置(80)とを変更することにより、遊技内容の変更に対応することができる。したがって、頻繁に行われる通常の新台入れ替えの際には、本体キャビネット(20)の上部側に配置した上部ユニット(40)を交換することにより、リールユニット(70)及び主制御装置(80)を一体的に交換することができる。すなわち、リールユニット(70)や、主制御装置(80)を、それぞれ取り外して、新たなリールユニット(70)及び主制御装置(80)を、それぞれ取り付けるような煩雑な交換作業をする必要がなく、それらを一体的にまとめた上部ユニット(40)を取り外して、新たな上部ユニット(40)を取り付けることにより、リールユニット(70)及び主制御装置(80)の交換作業を一括してまとめて行うことができ、これらの交換作業を容易なものにすることができる。
【0027】
そして、かかる場合、本体キャビネット(20)の下部側に配置した、ホッパーユニット(90)及び電源ユニット(95)を有する下部ユニット(50)は、交換する必要がなく、そのまま、繰り返し使用することができる。
そして、複数回の新台入れ替えの後、すなわち、複数回の上部ユニット(40)の交換の後、所定のサイクルで、下部ユニット(50)のホッパーユニット(90)や、電源ユニット(95)も、損耗したり、寿命がくることにより、交換する必要性が生じてくる。かかる場合、下部ユニット(50)を交換することにより、ホッパーユニット(90)及び電源ユニット(95)を一体的に、まとめて取り外すことができ、新たな下部ユニット(50)を、まとめて一体的に取り付けることができる。これにより、ホッパーユニット(90)や、電源ユニット(95)のそれぞれを、取り外して、それぞれ新たなホッパーユニット(90)や電源ユニット(95)を取り付けるような煩雑な交換作業をする必要がなく、ホッパーユニット(90)及び電源ユニット(95)の交換作業を一括してまとめて行うことができ、かかる交換作業を容易なものにすることができる。
【0028】
本発明は、上述したように、本体キャビネット(20)の下部に配置したホッパーユニット(90)及び電源ユニット(95)との交換作業を、本体キャビネット(20)の上部に配置したリールユニット(70)及び主制御装置(80)の交換作業とは、別個独立に、まとめて一括して行うことができる。これにより、上部ユニット(40)と、下部ユニット(50)との交換タイミングの違いにも適切に対応することができる。
【0029】
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記遊技機(10)は、前記下部ユニット(50)の左右側面と、それに対応する前記本体キャビネット(20)の側面との間に、前記下部ユニット(50)を固定するための下部ロック手段(102)をそれぞれ備えている。
【0030】
そして、前記下部ロック手段(102)は、下部ユニット(50)の左右に設けたフック部(130)と、本体キャビネット(20)の左右の側面内側に位置して、前記フック部(130)を引っかけて両者を固定可能な固定装置(110)とを備えていることを特徴とする。
ここで、「下部ロック手段(102)をそれぞれ備え」とは、下部ロック手段(102)を、左右にそれぞれ一つずつ形成していることを意味する。
【0031】
ここで、「両者」とは、下部ユニット(50)と、本体キャビネット(20)とを意味するものである。
(作用)
本発明は、下部ロック手段(102)を、下部ユニット(50)の左右側面と、それに対応する本体キャビネット(20)の左右の側面内側との間に設けている。このため、下部ロック手段(102)を介して、下部ユニット(50)の左右側面と、それに対応する本体キャビネット(20)の左右の側面内側とを固定することができ、下部ユニット(50)の左右を本体キャビネット(20)の左右の側面内側に固定することができる。そして、下部ユニット(50)の相対する面である左右側面を、本体キャビネット(20)に左右の側面内側にそれぞれ固定しているため、下部ユニット(50)の所定の一面だけで固定するようなものと比較して、しっかりと本体キャビネット(20)に固定することができる。
【0032】
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、前記前扉(30)は、前記本体キャビネット(20)内部の正面開口部(21)の上部を開閉自在に塞ぐ上扉(31)と、前記本体キャビネット(20)内部の正面開口部(21)の下部を開閉自在に塞ぐ下扉(32)とを備えている。
【0033】
そして、前記上扉(31)と、前記上部ユニット(40)とは、別体に形成され、前記下扉(32)と、前記下部ユニット(50)とは、別体に形成されていることを特徴とする。
なお、ここで、「前記上扉(31)と、前記上部ユニット(40)とは、別体に形成され」の「別体」とは、お互いが、直接、固定されていない状態、一体となっていない状態を意味する。したがって、「前記上扉(31)と、前記上部ユニット(40)とは、別体に形成され」とは、上扉(31)と、上部ユニット(40)とが、固定手段等により、直接、互いに結合されて一体となっていない状態を意味し、また、前扉(30)と、下部ユニット(50)とが、固定手段等により、直接、互いに結合されて一体となっていない状態を意味するものである。また、「前記下扉(32)と、前記下部ユニット(50)とは、別体に形成され」も上述したものと同様の意味である。なお、ここで、固定手段とは、具体的には、例えば、ねじや、ボルト及びナット等の締結部材を含むものである。
【0034】
(作用)
本発明は、上扉(31)は、本体キャビネット(20)に固定された状態のままで、上部ユニット(40)を交換することができる。また、下扉(32)は、本体キャビネット(20)に固定された状態のままで、下部ユニット(50)を交換することができる。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0035】
すなわち、前記前扉(30)は、前記本体キャビネット(20)内部の正面開口部(21)の上部を開閉自在に塞ぐ上扉(31)と、前記本体キャビネット(20)内部の正面開口部(21)の下部を開閉自在に塞ぐ下扉(32)とを備えている。
そして、前記上扉(31)と、前記上部ユニット(40)とは、一体に形成され、前記下扉(32)と、前記下部ユニット(50)とは、一体に形成されていることを特徴とする。
【0036】
なお、ここで、「前記上扉(31)と、前記上部ユニット(40)とは、一体に形成され」の「一体」とは、当初は、お互いに分離されているもの同士が、直接、固定されて、一つのまとまりになっている状態や、或いは、一体成形された構造部材に各部品を装着していることにより、当初から分離不可能な一つのまとまった状態であることを意味する。したがって、「前記上扉(31)と、前記上部ユニット(40)とは、一体に形成され」とは、上扉(31)と、上部ユニット(40)とが、固定手段等により、直接、互いに結合されて、或いは、当初から一つにまとまっている状態を意味するものである。なお、「前記下扉(32)と、前記下部ユニット(50)とは、一体に形成され」も上述したものと同様の意味である。なお、ここで、固定手段とは、具体的には、例えば、ねじや、ボルト及びナット等の両方の部材を直接的に固定するための締結部材等を含むものである。
【0037】
(作用)
本発明は、上扉(31)を上部ユニット(40)とともに、一括して、取り外しすることができ、また、新たなものを一括して取り付けることができる。また、下扉(32)を下部ユニット(50)とともに、一括して、取り外しすることができ、また、新たなものを一括して取り付けることができる。すなわち、上扉(31)及び上部ユニット(40)を一括して交換することができ、下扉(32)及び下部ユニット(50)を一括して交換することができる。これにより、上扉(31)と上部ユニット(40)とをそれぞれ取り外して、新たな上扉(31)と上部ユニット(40)とをそれぞれ取り付けるものと比較して、交換作業を一度に行うことができ、交換作業を容易なものにすることができる。また、下扉(32)と下部ユニット(50)とをそれぞれ取り外して、新たな下扉(32)と下部ユニット(50)とをそれぞれ取り付けるものと比較して、交換作業を一度に行うことができ、交換作業を容易なものにすることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
(図面の説明)
図1乃至図7は、本発明の第一の実施の形態を示すものである。
図1及び図2は遊技機の分解組立図、図3はロック手段の固定装置の分解組立図、図4は固定装置の正面図、図5はロック手段を取り付けている途中の状態の外観斜視図、図6はロック手段を取り付けた状態の外観斜視図、図7は封印手段の一部断面図をそれぞれ示すものである。
【0039】
本実施の形態における遊技機10は、図1に示すように、大きく分けて、正面側に開口する正面開口部21を有する箱状の本体キャビネット20と、この本体キャビネット20の正面開口部21を開閉自在に塞ぐ前扉30と、本体キャビネット20内部の上部に着脱自在且つ且つ固定可能な上部ユニット40と、本体キャビネット20内部の下部に着脱自在且つ固定可能な下部ユニット50と、上部ユニット40及び下部ユニット50の上下間を配線する上下配線部60とを備えている。
【0040】
また、遊技機10は、上部ユニット40や下部ユニット50を固定するためのロック手段100を有している。具体的には、ロック手段100は、下部ユニット50の左右側面と、それに対応する本体キャビネット20の側板24との間に、下部ユニット50を固定するための下部ロック手段102と、上部ユニット40の左右側面と、それに対応する本体キャビネット20の側板24との間に、上部ユニット40を固定するための上部ロック手段101とを備えているものである。
【0041】
なお、本実施の形態では、前扉30は、本体キャビネット20に回転可能に軸支され、上部ユニット40及び下部ユニット50は、本体キャビネット20に固定されている。そして、前扉30と、上部ユニット40及び下部ユニット50とは、直接には、固定されておらず、前扉30と、上部ユニット40及び下部ユニット50とは、別体に形成されているものである。
【0042】
前記前扉30は、本体キャビネット20の正面開口部21の上部を開閉可能に塞ぐ上扉31と、本体キャビネット20の正面開口部21の下部を開閉可能に塞ぐ下扉32とを備えている。
(本体キャビネット20)
上記本体キャビネット20は、底板23、側板24、天板25及び裏板26からなる正面側に開口する正面開口部21を有する筺体であり、高さ方向略中央部には、二つの側板24の間に水平方向に中板22が渡してある。そして、この中板22の上面には、上部ユニット40が載置された状態で固定され、底板23の上面には、下部ユニット50が載置された状態で固定されている。
【0043】
上記本体キャビネット20の向かって左側の側板24の上部には、上扉31を回転可能な状態で軸支することができる上扉用係合部41が2個、形成されている。この上扉用係合部41は、金属からなり、上方に向かって突出する円柱棒状のものである。特に図示していないが、上扉31の向かって左側の裏面側には、かかる上扉用係合部41の上方から被さるように差し込み可能な円筒状の上扉用円筒係合部を有しているものである。その上扉用円筒係合部が上扉用係合部41の回りを回転することにより、上扉31が、上扉用係合部41を回転の軸の中心として、開閉可能な状態となるものである。
【0044】
同様に、本体キャビネット20の向かって左側の側板24の下部には、下扉32を回転可能な状態で軸支することができる下扉用係合部51が2個、形成されている。この下扉用係合部51は、金属からなり、上方に向かって突出する円柱棒状のものである。特に図示していないが、下扉32の向かって左側の裏面側には、かかる下扉用係合部51の上方から被さるように差し込み可能な円筒状の下扉用円筒係合部を有しているものである。その下扉用円筒係合部が下扉用係合部51の回りを回転することにより、下扉32が、下扉用係合部51を回転の軸の中心として、開閉可能な状態となるものである。
【0045】
本体キャビネット20の向かって右側の側板24の上部には、上扉31を閉じた状態でロックするための上扉用突出片42が、2個形成されている。この上扉用突出片42は、板状の金属からなり、板状の面を手前側に向けた状態で正面開口部21の内側に向かって突出しているものである。特に図示していないが、上扉31の向かって右側の裏面側には、かかる上扉用突出片42にロック可能な上扉用ロック機構が形成されているものである。この上扉用ロック機構は、常時、ばねにより上方向に付勢されるとともに上下方向に摺動可能な可動部を有し、この可動部には、上面側に斜辺と溝部とを有する係止片が二つ設けられており、この溝部に上扉用突出片42がひっかかることにより、上扉31を本体キャビネット20側にロックすることができるものである。
【0046】
同様に、本体キャビネット20の向かって右側の側板24の下部には、下扉32を閉じた状態でロックするための下扉用突出片52が、2個形成されている。この下扉用突出片52は、板状の金属からなり、板状の面を手前側に向けた状態で正面開口部21の内側に向かって突出しているものである。特に図示していないが、下扉32の向かって右側の裏面側には、かかる下扉用突出片52にロック可能な下扉用ロック機構が形成されているものである。この下扉用ロック機構は、常時、ばねにより上方向に付勢されるとともに上下方向に摺動可能な可動部を有し、この可動部には、上面側に斜辺と溝部とを有する係止片が二つ設けられており、この溝部に下扉用突出片52がひっかかることにより、下扉32を本体キャビネット20側にロックすることができるものである。
【0047】
また、上記本体キャビネット20の左右の側板24の上部には、上部ユニット40を固定するための上部ロック手段101の固定装置110が形成され、同様に、本体キャビネット20の左右の側板24の下部には、下部ユニット50を固定するための下部ロック手段102の固定装置110が形成されている。
また、上記本体キャビネット20の向かって左側の側板24の内側内面には、上下に渡って、上部ユニット40及び下部ユニット50の上下間を配線可能な上下配線部60が形成されている。
【0048】
(上扉31)
上扉31は、本体キャビネット20の向かって左側の上扉用係合部41に回転自在かつ閉じた状態でロック可能に形成されている板状の扉であり、略中央部に前記回転リール71の図柄を正面側から見ることができる図柄表示窓33を有し、周囲に飾り部34を設けてある。そして、種々の表示を行うための表示装置が設けられているものである。
【0049】
さらに、特に図示していないが、上述したように、上扉31の向かって左側の裏面には、前記上扉用係合部41に係合可能な上扉用円筒係合部が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、上扉31の向かって右側の裏面には、上扉用突出片42に係合可能な上扉用ロック機構が形成されている。
(下扉32)
下扉32は、本体キャビネット20の向かって左側の下扉用係合部51に回転自在かつ閉じた状態でロック可能に形成されている板状の扉である。
【0050】
下扉32の上部は、遊技機10を作動させるための操作部となっており、下扉32の上面は、閉扉時においては、上扉31よりも前側に突出するようになっている。また、下部には払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け35が形成されており、下扉32の略中央部には、遊技内容その他の表示をするための前パネル36が嵌め込まれている。
【0051】
前記操作部としては、メダル投入口、ベットスイッチ、スタートスイッチ、ストップスイッチ及び鍵穴が形成されている。
さらに、特に図示していないが、上述したように、下扉32の向かって左側の裏面には、前記下扉用係合部51に係合可能な下扉用円筒係合部が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉32の向かって右側の裏面には、下扉用突出片52に係合可能な下扉用ロック機構が形成されている。
【0052】
(上部ユニット40)
上記上部ユニット40は、本体キャビネット20の中板22の上面に載置されて、ロック手段100の上部ロック手段101により固定可能なものである。
具体的には、上部ユニット40は、本体キャビネット20内部の上部に固定した上部構造用部材45と、上部構造用部材45の内部に固定して、遊技を行うために、本体キャビネット20の上部に配置される複数の部品とを備えている。
【0053】
前記上部構造用部材45は、図1に示すように、四角枠を組み合わせたもので、全体として略直方体状の枠体からなるものである。この上部構造用部材45の手前側の左右の縦枠には、ロック手段100の固定装置110に係合可能な金属からなる鉤状のフック部130が取り付けられている。この上部構造用部材45は、その枠状の内部に複数の部品を取り付けるものである。具体的には、上部ユニット40の上部構造用部材45に取り付ける部品として、複数の図柄が表示された回転リール71及びこの回転リール71を回転させるための駆動モータを有するリールユニット70と、回転リール71及びホッパーユニット90の作動を制御するための主制御装置80と、ランプ等の表示装置を用いて演出を行うためのサブ制御装置81とを有している。
【0054】
(下部ユニット50)
上記下部ユニット50は、本体キャビネット20の底板23の上面に載置されて、ロック手段100の下部ロック手段102により固定可能なものである。
具体的には、下部ユニット50は、本体キャビネット20内部の下部に固定した下部構造用部材55と、下部構造用部材55の内部に固定して、遊技を行うために、本体キャビネット20の下部に配置される複数の部品とを備えている。
【0055】
前記下部構造用部材55は、図1に示すように、四角枠を組み合わせたもので、全体として略直方体状の枠体からなるものである。この下部構造用部材55の手前側の左右の縦枠には、ロック手段100の下部ロック手段102の固定装置110に係合可能な金属からなる鉤状のフック部130が取り付けられている。この下部構造用部材55は、その枠状の内部に複数の部品を取り付けるものである。具体的には、下部ユニット50の下部構造用部材55に取り付ける部品として、遊技メダルを払い出すためのホッパーユニット90と、遊技機10内部の部品に電力を供給する電源ユニット95とを有している。
【0056】
(上下配線部60)
上記上下配線部60は、本体キャビネット20の向かって左側の側板24の内面に予め固定されているものであって、上部ユニット40の各部品と、下部ユニット50の各部品との間の上下間の配線を行うものである。
上記上下配線部60は、本体キャビネット20の上部内側に固定された上部コネクタ接続部61と、本体キャビネット20の下部内側に固定された下部コネクタ接続部62と、本体キャビネット20の向かって左側の側板24の内面に沿って、上部コネクタ接続部61と下部コネクタ接続部62との間を複数の配線コードにより配線した配線コード部63とを備えているものである。
【0057】
そして、上部コネクタ接続部61は、上部ユニット40内に固定された部品に接続された接続コード96からのコネクタを差し込むための上部差込接続口64を備えている。具体的には、上部コネクタ接続部61の上部差込接続口64には、上部ユニット40内のリールユニット70、主制御装置80及びサブ制御装置81から延びる接続コード96のコネクタが差し込まれるものである。さらに、特に図示していないが、前扉30側からの延びる接続コードのコネクタ等も、差し込まれるものである。
【0058】
そして、下部コネクタ接続部62は、下部ユニット50内に固定された部品に接続された接続コード96からのコネクタを差し込むための下部差込接続口65を備えている。具体的には、下部コネクタ接続部62の下部差込接続口65には、下部ユニット50内のホッパーユニット90及び電源ユニット95から延びる接続コード96のコネクタが差し込まれるものである。
【0059】
(ロック手段100)
上記ロック手段100は、上述したように下部ユニット50や、上部ユニット40を、本体キャビネット20に固定するためのものであって、下部ユニット50を固定するための下部ロック手段102と、上部ユニット40を固定する上部ロック手段101とを備えている。
【0060】
上記下部ロック手段102は、下部ユニット50の左右に設けたフック部130と、本体キャビネット20の側板24の内側側面の上部に位置して、フック部130を引っかけて両者を固定可能な固定装置110とを備えている。
また、同様に上部ロック手段101も、上部ユニット40の左右に設けたフック部130と、本体キャビネット20の側面の内側側面の下部に位置して、フック部130を引っかけて両者を固定可能な固定装置110とを備えているものである。なお、上部ロック手段101のフック部130及び固定装置110と、下部ロック手段102のフック部130及び固定装置110とは、取り付ける位置が、側板24の上部と下部との違いだけで、その他の形状等は、全く同一であるため、同一番号を付与して、下部ロック手段102のフック部130及び固定装置110を、以下に説明して、上部ロック手段101の場合の説明を省略する。
【0061】
上述した下部ロック手段102の固定装置110は、下部ユニット50の両側面を固定するためのものである。
そして、下部ユニット50のフック部130は、下部ユニット50の下部構造用部材55の前面側の左右の縦枠にそれぞれ固定されている。このフック部130は、背面側に向かって横断面形状が鉤状に延びる金属薄板細片からなるものである。
【0062】
前記下部ロック手段102の固定装置110は、本体キャビネット20の左右の側板24の内側下部にそれぞれ固定されて、前記フック部130の先端を引っかけて固定可能なものである。具体的には、固定装置110は、本体キャビネット20の内部の左右の側板24の下部にねじにより固定される縦断面形状が略コ字状の固定部材191と、この固定部材191の略コ字状間にわたされた円柱状の回転軸136と、この回転軸136に軸支されて回動可能である断面形状がコ字状の摺動レバー132とを備えている。そして、固定装置110は、摺動レバー132の途中にわたされた基端側ピン138を回転の中心として回転可能なピン移動体139を備えている。そして、このピン移動体139は、上述した基端側ピン138と、この基端側ピン138の両端からそれぞれ伸びるピン連結部133と、このピン連結部133の先端間に位置する先端側ピン131とからなるものである。そして、それぞれのピン連結部133は、固定装置110の内側に位置するとともに一端が基端側ピン138に回動可能に連結されている内側ピン連結部140と、固定装置110の外側に位置するとともに一端が先端側ピン131に回動可能に連結されている外側ピン連結部141とを備えている。そして、内側ピン連結部140及び外側ピン連結部141の連結されていない端部は、横方向に伸びたT字状に形成されている。そして、内側ピン連結部140及び外側ピン連結部141は、互いに重ねられて、ばね135の中を通っている。すなわち、内側ピン連結部140及び外側ピン連結部141は、連結されている端部と、T字状の端部との間には、ばね135が挟み込まれているものである。そして、内側ピン連結部140及び外側ピン連結部141を、それらの長手方向に互いに逆方向に引っ張ると、それらのT字状頭部の間に挟まれたばね135が、弾性変形して縮むように形成されているものである。
【0063】
前記固定部材191の回転軸136と反対側の端部には、表裏に貫通する固定側貫通孔192が形成されている。そして、摺動レバー132にも、その回転軸136と反対側の端部に、固定側貫通孔192と同一の直径からなり、表裏に貫通する摺動側貫通孔193が形成されている。この固定側貫通孔192及び摺動側貫通孔193は、摺動レバー132を固定部材191に重ねた状態で、それらの孔の中心軸が同一方向に揃うように配置されている。そして、摺動レバー132には、その回転軸136と反対方向の端部近傍に、表裏に貫通する摺動側ねじ孔194が形成されている。そして、固定部材191にも、図3に示すように、回転軸136と反対方向の端部近傍に、表裏に貫通する固定側ねじ孔195が形成されている。この摺動側ねじ孔194及び固定側ねじ孔195も、摺動レバー132を固定部材191に重ねた状態で、それらの孔の中心軸が同一方向に揃うように配置されている。
【0064】
上記下部ロック手段102の固定装置110の取り扱い手順を以下に示す。
先ず、下部ユニット50を下部ロック手段102を介して本体キャビネット20に固定する場合、図5に示すように、摺動レバー132を手前側に開いた状態でピン移動体139の先端側ピン131を、下部ユニット50の下部構造用部材55のフック部130に引っかける。そして、先端側ピン131にフック部130を引っかけた状態のまま、摺動レバー132を本体キャビネット20の裏板26側に向かって閉じることにより、ばね135の付勢力によりフック部130を裏板26側に引っ張った状態を維持することができるものである。これにより、フック部130及び固定装置110を介して、下部ユニット50の下部構造用部材55を、本体キャビネット20の背面側に向かって引っ張りながら固定することができる。一方、下部ユニット50を固定装置110を介して本体キャビネット20から取り外す場合、上記手順を逆に行うことにより可能なものである。すなわち、摺動レバー132が閉じた状態から、摺動レバー132を前面側に向かって開く。そして、摺動レバー132が開いた状態において、フック部130から先端側ピン131を取り外すことにより、かかるロックが解除されるものである。
【0065】
本実施の形態に係る固定装置110は、先端側ピン131をフック部130に引っかけて、摺動レバー132を閉じるだけで、簡単にフック部130を固定装置110に固定することができ、ロック状態にすることができるものである。また、逆に、摺動レバー132を開いて、先端側ピン131をフック部130から取り外すだけで、簡単にフック部130を固定装置110から外すことができ、ロック状態を解除することができるものである。これにより、下部ユニット50を、本体キャビネット20の下部に着脱自在且つ固定することができ、下部ユニット50の本体キャビネット20への取り付け作業や、取り外し作業を、簡単なものにすることができるものである。
【0066】
そして、下部ロック手段102の固定装置110は左右に2個形成されているが、向かって右側の固定装置110は、摺動レバー132を閉じた状態で、固定側貫通孔192及び摺動側貫通孔193の両方に封印手段160となる封印具161を通して、環状に閉じることにより、封印具161を切断することなく、固定装置110の固定状態を解除することができないように設定している。これにより、固定装置110の固定状態を解除して下部ユニット50を本体キャビネット20から取り外すには、封印具161の切断を要することとなり、下部ユニット50を本体キャビネット20内部に封印することができるものである。
【0067】
また、特に図示していないが、向かって左側の固定装置110は、摺動レバー132を閉じた状態で、摺動側ねじ孔194及び固定側ねじ孔195の両者を貫通するように、本体キャビネット20の側板24に固定ねじをねじ込んでいる。これにより、下部ユニット50を本体キャビネット20から取り外す場合、摺動レバー132を引くだけで、固定装置110の固定状態を解除することができず、摺動レバー132を引く前に、固定ねじを取り外す作業が必要となる。これにより、ワンタッチで簡単に下部ユニット50を取り外すことができず、下部ユニット50の取り外しによる不正行為を抑えることができるものである。
【0068】
もちろん、固定ねじと封印具161との使用の組合せは、特にこれに限定されるものではなく、左右両方の固定装置110に、固定ねじ、或いは、封印具161を使用してもよく、また、左右両方、或いは、一方に、かかる固定ねじや、封印具161を使用しなくても良いものである。
なお、上述した下部ロック手段102の固定装置110及びフック部130は、上部ロック手段101の固定装置110及びフック部130でも同様の関係を有するものである。
【0069】
(封印手段160)
上記封印手段160は、上部ユニット40や下部ユニット50を、本体キャビネット20に固定した際に両者の間を封印し、下部ユニット50や、上部ユニット40を取り外す際には封印を解かれるものである。
前記封印手段160は、下部ユニット50を本体キャビネット20に固定した状態の固定装置110に通して、環状に閉じることができる封印具161を備えているものである。この封印具161は、一旦、環状に閉じると、その途中を切断しない限り、環状に閉じた状態を開くことができないものである。すなわち、固定装置110の固定状態を解除して下部ユニット50を本体キャビネット20から取り外すには、封印具161の切断が必ず必要となるものである。
【0070】
前記封印具161は、全体が曲折可能な長尺状であって、その一方の端部に表面から突出する爪175を有する封印係合部172と、封印係合部172から伸びる中間部174と、この中間部174の他方側の端部に封印係合部172が、差し込み可能な筒状の封印被係合部173と、表面に情報を表示可能な表示部176とを備えている。
前記封印具161は、封印係合部172を封印被係合部173に一旦差し込むと爪175が引っかかって、環状を形成し、中間部174を切断しない限り、環状を維持するものである。このように、封印係合部172を封印被係合部173に差し込むだけで、爪175が封印被係合部173に引っかかって、環状を形成することができ、簡単に封印状態を形成することができるものである。そして、封印具161の封印係合部172と中間部174との間には、直径が大きくなった極太部177が形成されている。この極太部177の直径は、封印被係合部173の筒状の内径よりも大きくなるように設定されている。この極太部177を設けたことにより、封印被係合部173の筒状内部に封印係合部172が、さらに奥深く挿入されることを防止して、封印係合部172を封印被係合部173の内部の所定位置にしっかりと固定することができ、封印係合部172と封印被係合部173との結合を確実なものにすることができるものである。
【0071】
なお、極太部177は、二個形成されているが、先端から二個目の極太部177は、一個目の極太部177と二個目の極太部177との間を指先で摘んだ際、極太部177が指先表面に引っかかって、指先と封印具161との間の摩擦抵抗を大きくして、滑らないようにするためのものである。
そして、この封印具161は、封印係合部172を封印被係合部173に差し込む前、すなわち環状を形成する前、下部ユニット50のフック部130に先端側ピン131を引っかけて、摺動レバー132を閉じた状態の固定装置110の固定側貫通孔192及び摺動側貫通孔193に、その一端を通すものである。そして、この封印具161は、かかる状態の後、封印係合部172を封印被係合部173に差し込んで、環状を維持し、封印状態を形成するものである。
【0072】
なお、上述した封印手段160は、上述した下部ユニット50の固定装置110に取り付けた場合を説明したが、上部ユニット40の固定装置110にも取り付けてあるものである。
上述した第一の実施の形態では、上扉31と、上部ユニット40とは、別体に形成され、両者は直接に固定されていない、そして、下扉32と、下部ユニット50とも、別体に形成され、両者は直接に固定されていない。これにより、上扉31と、上部ユニット40とを、または、下扉32と、下部ユニット50とを、それぞれ別個独立に、取り外し、取り付けることができ、それぞれの耐久性等を考慮しながら、適切な交換時期を、それぞれの部品で設定することができる。一方、上扉31と、上部ユニット40とを、最初から一体に形成して、下扉32と、下部ユニット50とを、最初から一体に形成しても良いものである。すなわち、上扉31の裏側に、上部ユニット40が、最初から固定され、下扉32の裏側に、下部ユニット50が最初から固定されているような状態のものである。これにより、上扉31と、上部ユニット40との取り付け作業や、取り外し作業を、一括して、一度で行うことができる。また、下扉32と、下部ユニット50との取り付け作業や、取り外し作業を、一括して、一度で行うことができる。なお、その際、フック部130及び固定装置110からなるロック手段100は、不要となるものである。
【0073】
(第二の実施の形態)
図8及び図9は、本発明の第二の実施の形態であって、図8及び図9は遊技機の分解組立図を示すものである。
本実施の形態は、上扉用係合部41及び上扉用突出片42を、本体キャビネット20ではなく、上部ユニット40の手前側の縦枠に形成し、さらに、下扉用係合部51及び下扉用突出片52を、本体キャビネット20ではなく、下部ユニット50の手前側の縦枠に形成しているものである。
【0074】
これにより、上扉31は、上部ユニット40の上扉用係合部41に軸支され、この上扉用係合部41を回転の中心として、開閉する。そして、上扉31は、上部ユニット40の上扉用突出片42に係合して閉じた状態でロックされるものである。
また、下扉40は、下部ユニット50の下扉用係合部51に軸支され、この下扉用係合部51を回転の中心として、開閉する。そして、下扉32は、下部ユニット50の下扉用突出片52に係合して閉じた状態でロックされるものである。その他の構成は、第一の実施の形態と同様であって、それらの説明を省略する。
【0075】
本実施の形態は、上扉31と、上部ユニット40とを一体に形成することができ、下扉32と、下部ユニット50とを一体に形成することができる。したがって、上扉31を持ち上げると、上部ユニット40も一緒に持ち上げられ、上扉31を移動させると、上部ユニット40も一緒に移動させることができ、上扉31及び上部ユニット40の交換作業を、ひとまとめにしてすることができ、上扉31の交換作業と、上部ユニット40の交換作業とを別々に行わなければならないものと比較して、交換作業を容易なものにすることができるものである。それは、下扉32と、下部ユニット50との間でも同様である。
【0076】
本実施の形態における遊技機は、上部ユニット40及び上扉31を、或いは、下部ユニット50及び下扉32を、一括して、交換することができる。具体的な交換作業を説明する。まず、上部ユニット40及び上扉31の取り外し作業の場合、上扉31を開いて、上部ユニット40と本体キャビネット20との間のロック手段100を解除する。すなわち、上部ユニット40のフック部130と、本体キャビネット20の固定装置110との係合状態を解除する。そして、再度、前扉30を、閉じて、前扉30のロック機構と、上扉用突出片42とをロックさせる。その状態で、前扉30を手前側に引き出すと、前扉30及び上部ユニット40とが一体となった状態で、引き出すことができ、両者を一括して、取り外すことができる。
【0077】
次に、上部ユニット40及び上扉31の取り付け作業の場合、上扉31及び上部ユニット40が予め一体となった状態のものを、本体キャビネット20の上部に押し込む。そして、押し込んだ状態で、前扉30を開いて、上部ユニット40と本体キャビネット20との間のロック手段100をロックさせる。すなわち、上部ユニット40のフック部130と、本体キャビネット20の固定装置110とを係合状態にするものである。そして、前扉30を、閉じて、前扉30のロック機構と、上部ユニット40の上扉用突出片42とをロックさせると、上部ユニット40及び上扉31の取り付け作業が完了する。
【0078】
なお、本実施の形態では、前扉30を、開いて上方に持ち上げ、上部ユニット40の上扉用係合部41から取り外すことにより、前扉30だけを、取り外して、交換することもできるものである。さらに、前扉30だけを、取り外して、上部ユニット40のロック手段100を解除することにより、上部ユニット40だけを取り外して、交換することにより、上部ユニット40だけを交換して、前扉30は、繰り返し使用することもできるものである。このように、交換のバリエーションを種々、設定することが可能なものである。
【0079】
なお、下扉32と、下部ユニット50との取り付け作業や、取り外し作業も上述したものと同様の手順で行うことができる。
【0080】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
【0081】
すなわち、請求項1記載の発明によれば、不必要な部品交換を回避することができ、部品が無駄になることなく、また、上部ユニット及び下部ユニットの交換のパターンを自由に選択することができ、結線作業も容易な遊技機を提供することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
【0082】
すなわち、請求項2記載の発明によれば、本体キャビネットの下部に配置したホッパーユニット及び電源ユニットとの交換作業を、本体キャビネットの上部に配置したリールユニット及び主制御装置の交換作業とは、別個独立に、まとめて一括して行うことができて、リールユニット及び主制御装置と、ホッパーユニット及び電源ユニットとの交換タイミングの違いにも適切に対応することができなるようにした遊技機を提供することができる。
【0083】
(請求項3)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、下部ユニットの相対する面である左右側面を、本体キャビネットに固定しているため、下部ユニットの所定の一面だけで固定するようなものと比較して、しっかりと本体キャビネットに固定することができるようにした遊技機を提供することができる。
【0084】
(請求項4)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明によれば、上扉は、そのままで、上部ユニットを交換することができ、また、下扉は、そのままで、下部ユニットを交換することができるようにした遊技機を提供することができる。
【0085】
(請求項5)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明によれば、上扉と上部ユニットとの交換作業を一度に行うことができ、また、下扉と下部ユニットとの交換作業を一度に行うことができて、交換作業を容易なものにした遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機を示す分解組立図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態であって、ロック手段の固定装置を示す分解組立図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態であって、ロック手段の固定装置を示す分解組立図である。
【図4】本発明の第一の実施の形態であって、遊技機の動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。
【図5】本発明の第一の実施の形態であって、ロック手段を取り付けている途中の状態を示す外観斜視図である。
【図6】本発明の第一の実施の形態であって、ロック手段を取り付けた状態を示す外観斜視図である。
【図7】本発明の第一の実施の形態であって、封印手段を示す一部断面図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態であって、遊技機を示す分解組立図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態であって、遊技機を示す分解組立図である。
【符号の説明】
10 遊技機             20 本体キャビネット
21 正面開口部           22 中板
23 底板              24 側板
25 天板              26 裏板
30 前扉              31 上扉
32 下扉              33 図柄表示窓
34 飾り部             35 メダル受け
36 前パネル            40 上部ユニット
41 上扉用係合部          42 上扉用突出片
45 上部構造用部材         50 下部ユニット
51 下扉用係合部          52 下扉用突出片
55 下部構造用部材         60 上下配線部
61 上部コネクタ接続部       62 下部コネクタ接続部
63 配線コード部          64 上部差込接続口
65 下部差込接続口         70 リールユニット
71 回転リール           80 主制御装置
81 サブ制御装置          90 ホッパーユニット
95 電源ユニット          96 接続コード
100  ロック手段          101  上部ロック手段
102  下部ロック手段        110  固定装置
130  フック部           131  先端側ピン
132  摺動レバー          133  ピン連結部
135  ばね             136  回転軸
138  基端側ピン          139  ピン移動体
140  内側ピン連結部        141  外側ピン連結部
160  封印手段           161  封印具
172  封印係合部          173  封印被係合部
174  中間部            175  爪
176  表示部            177  極太部
191  固定部材           192  固定側貫通孔
193  摺動側貫通孔         194  摺動側ねじ孔
195  固定側ねじ孔

Claims (5)

  1. 正面側に開口する正面開口部を有する箱状の本体キャビネットと、
    前記本体キャビネットの正面開口部を開閉自在に塞ぐ前扉と、
    前記本体キャビネット内部の上部に着脱自在且つ固定可能な上部ユニットと、
    前記本体キャビネット内部の下部に着脱自在且つ固定可能な下部ユニットと、
    前記上部ユニット及び前記下部ユニットの上下間を配線する上下配線部とを少なくとも備えた遊技機であって、
    前記上部ユニットは、
    前記本体キャビネット内部の上部に固定した上部構造用部材と、
    前記上部構造用部材の内部に固定して、遊技を行うために、前記本体キャビネットの上部に配置される複数の部品とを備え、
    前記下部ユニットは、
    前記本体キャビネット内部の下部に固定した下部構造用部材と、
    前記下部構造用部材の内部に固定して、遊技を行うために、前記本体キャビネットの下部に配置される複数の部品とを備え、
    前記上下配線部は、
    前記本体キャビネットの上部内側に固定された上部コネクタ接続部と、
    前記本体キャビネットの下部内側に固定された下部コネクタ接続部と、
    前記本体キャビネットの内面に沿って、前記上部コネクタ接続部と前記下部コネクタ接続部との間を配線した配線コード部とを備え、
    前記上部コネクタ接続部は、前記上部ユニット内に固定された部品に接続された接続コードからのコネクタを差し込むための上部差込接続口を備え、
    前記下部コネクタ接続部は、前記下部ユニット内に固定された部品に接続された接続コードからのコネクタを差し込むための下部差込接続口を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記下部ユニットは、
    遊技メダルを払い出すためのホッパーユニットと、
    遊技機内部の部品に電力を供給する電源装置とを、前記下部ユニット内部に部品として少なくとも備え、
    前記上部ユニットは、
    複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リールを回転させるための駆動モータを有するリールユニットと、
    前記回転リール及び前記ホッパーユニットの作動を制御するための主制御装置とを、前記上部ユニット内部に部品として少なくとも備えていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技機は、前記下部ユニットの左右側面と、それに対応する前記本体キャビネットの左右の側面内側との間に、前記下部ユニットを固定するための下部ロック手段をそれぞれ備え、
    前記下部ロック手段は、
    下部ユニットの左右に設けたフック部と、
    本体キャビネットの側面に位置して、前記フック部を引っかけて両者を固定可能な固定装置とを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記前扉は、
    前記本体キャビネット内部の正面開口部の上部を開閉自在に塞ぐ上扉と、
    前記本体キャビネット内部の正面開口部の下部を開閉自在に塞ぐ下扉とを備え、
    前記上扉と、前記上部ユニットとは、別体に形成され、
    前記下扉と、前記下部ユニットとは、別体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 前記前扉は、
    前記本体キャビネット内部の正面開口部の上部を開閉自在に塞ぐ上扉と、
    前記本体キャビネット内部の正面開口部の下部を開閉自在に塞ぐ下扉とを備え、
    前記上扉と、前記上部ユニットとは、一体に形成され、
    前記下扉と、前記下部ユニットとは、一体に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
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