JP2003250959A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2003250959A JP2002365980A JP2002365980A JP2003250959A JP 2003250959 A JP2003250959 A JP 2003250959A JP 2002365980 A JP2002365980 A JP 2002365980A JP 2002365980 A JP2002365980 A JP 2002365980A JP 2003250959 A JP2003250959 A JP 2003250959A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の電子部品を電気的に接続する電気的接
続ケーブルの接続及び取り外しが容易にできるスロット
マシンを提供すること。 【解決手段】 少なくとも前記上前扉30は筐体1に着脱
自在に取り付けられ、前記リールユニット2に複数の接
続部を設け、前記上前扉30に接続部を設け、前記筐体側
接続部は、前記リールユニット2に設けられた接続部に
おいて着脱可能な電気的接続ケーブルにより、前記リー
ルユニット2と電気的に接続され、前記上前扉30は、上
前扉30に設けられた接続部において着脱可能な電気的接
続ケーブルにより、前記リールユニット2と電気的に接
続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシ
ン、さらに詳しくは、前扉が上下に二分割されており、
少なくとも前扉の上側を筐体から着脱可能に形成したス
ロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスロットマシンは、正面側に開口
する筺形の筐体と、筐体の開口部を開閉自在に塞ぐ前扉
とから成り、筐体の内部に、リールユニット、ホッパー
ユニット、遊技を司る基板等が固定設置され、全体が構
成されていた。そして、これらの内部装置の電気的接続
は、ハーネスを介して個々の部品ごとになされていた。
そのため、いわゆる台交換で再生工場に運ばれてきたス
ロットマシンの、内部装置を筐体から取り出して新しい
装置と入れ替える際、配線作業が極めて煩雑であるとい
う問題点があった。
【0003】一方、従来のスロットマシンは、前扉が一
枚板で形成されており、このため、例えば払い出し装置
のトラブルや、払い出すためのメダルが無くなってしま
ったときなど、遊技者の目の前で前扉を開放しなければ
ならない場合には、前扉を開くとスロットマシン内部が
丸見えとなってしまい、重要部品が遊技者の目に触れて
好ましくない。また、前扉さえ解錠できれば、基板等の
制御装置を不正に交換することも簡単にできてしまう。
かかる問題点を解決すべく、前扉が上下に分割されたス
ロットマシンが考案されている(特許文献1参照)。
【0004】さらに、従来のスロットマシンにおいて
は、遊技内容を変更する際には筐体まるごと交換しなけ
ればならなかったので、遊技内容を変更するための台交
換の際、遊技を担当しないホッパーユニット等も同時に
交換されることとなり、交換に要する費用がかかるだけ
でなく、資源の無駄となっていたという問題点があっ
た。かくして、スロットマシンを、遊技性に関わる部分
と、遊技性に直接関わらない部分とに分け、このうち遊
技性に関わる部分、すなわちリールユニット及び主基板
等を交換することにより、全体を交換することなく、新
しいスロットマシンで遊技しているかのような印象を与
えることがかできる分離型スロットマシンが考案されて
いる(特願2002−156626)。
【0005】
【特許文献1】特開2001−095973号公報(図
1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、スロットマシ
ンの正面部分は、機種交換がされてもスタートスイッチ
等の操作部やメダル皿などのデザインはあまり変わら
ず、図柄表示窓の周囲のランプや表示器などが改変され
る場合が多い。従って、前扉が上下に分割されたスロッ
トマシンの上前扉を筐体から着脱自在に形成し、デザイ
ンの異なる上前扉と交換するようにすれば、前扉全部を
取り替える場合と比べて費用も安いし資源の無駄もな
い。
【0007】しかし、上扉を着脱自在に形成したスロッ
トマシンはもとより、リールユニットをホールにて交換
可能に形成した分離型スロットマシンにおいては、分離
部品の着脱の便に鑑み、従来のスロットマシンよりもさ
らに、各構成部品の電気的接続の容易性が求められる。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記
した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、上前扉が交換可能に形
成されていると共に種々の電子部品を電気的に接続する
電気的接続ケーブルの接続及び取り外しが容易にできる
スロットマシンを提供しようとするものである。
【0008】さらに、請求項2以下の発明は、交換部分
を交換する際に、より容易に、効率的に交換することが
できる分離型スロットマシンを提供しようとするもので
あり、特に、種々の電子部品を電気的に接続する電気的
接続ケーブルの接続及び取り外しが容易にできる分離型
スロットマシンを提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、符号は、
発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の
技術的範囲を限定するものではない。
【0010】(請求項1) (特徴点)請求項1記載の発明は、次の点を特徴とす
る。すなわち、請求項1記載の発明は、正面側に開口す
る筐体1と、筐体1の開口を開閉自在に塞ぎ、上下に二
分割された上前扉30及び下前扉40と、複数の図柄が表示
された回転リール20及びこの回転リール20を回転させる
ための駆動モータMを少なくとも有するリールユニット
2と、筐体側接続部とを少なくとも有し、少なくとも前
記上前扉30は筐体1に着脱自在に取り付けられ、前記リ
ールユニット2に複数の接続部を設け、前記上前扉30に
接続部を設け、前記筐体側接続部は、前記リールユニッ
ト2に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続
ケーブル50(53,54)により、前記リールユニット2と電
気的に接続され、前記上前扉30は、上前扉30に設けられ
た接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(55)
により、前記リールユニット2と電気的に接続されてい
ることを特徴とする。
【0011】本発明は、前扉3を上下に二分割したスロ
ットマシンに係る。前記筐体1は、正面側に開口部11を
有する方形の箱であり、内部にリールユニット2が収納
可能である。また、筐体1には、中板12を設けてもよ
く、前記リールユニット2以外にも、電源装置8や、遊
技メダルを貯留し払い出すための払い出し装置としての
ホッパーユニット9等を収納可能である。
【0012】さらに、筐体1には、筐体側接続部が設け
られている。本発明においては、筐体側接続部とは、ス
ロットマシンのうち、筐体内部に設置されている構成部
品とリールユニット2とを電気的に接続するための接続
部であり、例えば筐体1の背面板18の内側に固定された
中継コネクタ81とすることができる。筐体側接続部とし
ては、電源装置8やホッパーユニット9との接続部も含
むものとする。
【0013】具体的には、筐体側接続部は、電源装置
8、ホッパーユニット9、下前扉40に電気的に接続され
る電気的接続ケーブル50(52)と接続可能であると共に、
前記リールユニット2に電気的に接続される電気的接続
ケーブル50(53,54)とも接続可能である。前記リールユ
ニット2は、複数の図柄が表示された複数の回転リール
20と、この回転リール20を回転させるための複数の駆動
モータMと、支持体とから構成されている。ここで、支
持体は、例えば枠体21とすることができ、前記駆動モー
タMを固定可能に形成されているが、駆動モータM以外
の構成部品、例えば遊技を制御するための主基板や、演
出を制御するための副基板などを支持あるいは取り付け
あるいは固定可能に形成されていてもよい。
【0014】また、リールユニット2には、前記電気的
接続ケーブル50(53,54)を接続可能な接続部が複数設け
られている。この接続部は、例えば支持体に取り付けら
れたコネクタとすることもできるし、支持体に取り付け
た他の部品に設けられたコネクタとしてもよい。また、
複数の接続部を一体形成してもよい。前記電気的接続ケ
ーブル50(53,54)は、主として駆動モータMに諸信号を
送信し又は回転リール20に取り付けられたインデックス
センサーからの諸信号を送信するためのものであり、リ
ールユニット2に設けられた接続部において着脱可能に
形成されている。
【0015】前記上前扉30は、筐体1の開口部上13を開
塞自在かつ着脱可能に取り付けられており、下前扉40と
もども扉を閉めると、スロットマシンの正面構造となる
ように形成されているものである。例えば、上前扉30に
は回転リール20を見ることができる図柄表示窓30等が設
けられている。なお、上前扉30は、筐体1に取り付けら
れていてもよいし、リールユニット2の枠体21に取り付
けられていてもよい。
【0016】さらに、上前扉30には、電気的接続ケーブ
ル50(55)を接続可能な接続部が設けられている。この接
続部は、例えば上前扉コネクタ83とすることができる。
前記電気的接続ケーブル50(55)は、主として上前扉30に
取り付けられる種々の部品に諸信号を送信するためのも
のであり、上前扉30に設けられた接続部において着脱可
能に形成されている。
【0017】なお、本発明においては、下前扉40は筐体
1の開口下部14を開塞自在に取り付けられるものであ
り、筐体1に係合固定されていてもよいし、着脱可能に
形成してもよい。本発明によれば、上前扉30のみを交換
することができる。そして、上前扉30を取り外す際に
は、電気的接続ケーブル50(55)と上前扉30に設けられた
接続部を外すのみでよい。
【0018】(請求項2) (特徴点)請求項2記載の発明は、次の点を特徴とす
る。すなわち、請求項2記載の発明は、正面側に開口す
る筐体1と、筐体1の開口を開閉自在に塞ぎ、筐体1に
着脱自在に取り付けられ上下に二分割された上前扉30及
び下前扉40と、複数の図柄が表示された回転リール20及
びこの回転リール20を回転させるための駆動モータMを
少なくとも有するリールユニット2と、筐体側接続部と
を少なくとも有し、前記リールユニット2は、前記上前
扉30と一体で筐体1内部に着脱可能かつ上前扉30と分離
可能に形成されていると共に、複数の接続部を有し、前
記上前扉30に接続部を設け、前記筐体側接続部は、前記
リールユニット2に設けられた接続部において着脱可能
な電気的接続ケーブル50(53,54)により、前記リールユ
ニット2と電気的に接続され、前記上前扉30は、上前扉
30に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケ
ーブル50(55)により、前記リールユニット2と電気的に
接続されていることを特徴とする。
【0019】本発明は、分離型スロットマシンとして、
前扉3を上下二分割し、リールユニット2及び上前扉30
を最低限交換可能に形成したものである。前記筐体1
は、正面側に開口部11を有する方形の箱であり、内部に
リールユニット2が収納可能である。また、筐体1に
は、中板12を設けてもよく、前記リールユニット2以外
にも、電源装置8や、遊技メダルを貯留し払い出すため
のホッパーユニット9等を収納可能である。
【0020】さらに、筐体1には、筐体側接続部が設け
られている。筐体側接続部とは、本発明においては、分
離型スロットマシンのうち、交換しない構成部品と交換
する構成部品とを電気的に接続するための接続部であ
り、例えば筐体1の背面板18の内側に固定された中継コ
ネクタ81とすることができる。筐体側接続部としては、
電源装置8やホッパーユニット9との接続部も含むもの
とする。
【0021】具体的には、筐体側接続部は、電源装置
8、ホッパーユニット9、下前扉40に電気的に接続され
る電気的接続ケーブル50(52)と接続可能であると共に、
前記リールユニット2に電気的に接続される電気的接続
ケーブル50(53,54)とも接続可能である。前記リールユ
ニット2は、複数の図柄が表示された複数の回転リール
20と、この回転リール20を回転させるための複数の駆動
モータMと、支持体とから構成されている。ここで、支
持体は、例えば枠体21とすることができ、前記駆動モー
タMを固定可能に形成されているが、駆動モータM以外
の構成部品、例えば遊技を制御するための主基板や、演
出を制御するための副基板などを支持あるいは取り付け
あるいは固定可能に形成されていてもよい。
【0022】また、リールユニット2には、前記電気的
接続ケーブル50(53,54)を接続可能な接続部が複数設け
られている。この接続部は、例えば支持体に取り付けら
れたコネクタとすることもできるし、支持体に取り付け
た他の部品に設けられたコネクタとしてもよい。また、
複数の接続部を一体形成してもよい。前記電気的接続ケ
ーブル50(53,54)は、主として駆動モータMに諸信号を
送信し又は回転リール20に取り付けられたインデックス
センサーからの諸信号を送信するためのものであり、リ
ールユニット2に設けられた接続部において着脱可能に
形成されている。
【0023】さらに、リールユニット2は、前記上前扉
30と一体で筐体内部に着脱可能に形成されている。「上
前扉30と一体で・・・着脱可能」とは、筐体1との取り
付け及び取り外しを一体的に行うことができるという意
味であり、具体的には、例えば、リールユニット2に係
合部6を介して上前扉30が開閉可能に取り付けられてい
るものである。
【0024】また、上前扉30は、リールユニット2と分
離して取り外すこともできる。具体的には、前記係合部
6の係合を外すことにより、リールユニット2から上前
扉30を取り外せるように形成したものである。リールユ
ニット2は、例えばクリップなどの固定装置10により筐
体内部に固定されると共に、固定装置10を解除すること
により、筐体1から取り出し可能にすることができる。
【0025】前記上前扉30は、リールユニット2を筐体
1内に固定した状態で、筐体1の開口部上13を開塞自在
に取り付けられており、下前扉40ともども扉を閉める
と、スロットマシンの正面構造となるように形成されて
いるものである。例えば、上前扉30には回転リール20を
見ることができる図柄表示窓30等が設けられている。さ
らに、上前扉30には、電気的接続ケーブル50(55)を接続
可能な接続部が設けられている。この接続部は、例えば
上前扉コネクタ83とすることができる。
【0026】前記電気的接続ケーブル50(55)は、主とし
て上前扉30に取り付けられる種々の部品に諸信号を送信
するためのものであり、上前扉30に設けられた接続部に
おいて着脱可能に形成されている。なお、下前扉40は筐
体1の開口下部14を開塞自在に取り付けられるものであ
り、筐体1に着脱自在に取り付けられている。
【0027】本発明によれば、リールユニット2を交換
するときに、上前扉30も一体で交換できるので、リール
ユニット2の交換と共に前扉3のデザインを変更したい
ときなどには、交換の手間が省けて便利である。また、
リールユニット2を筐体1から取り出す際には、電気的
接続ケーブル50(53,54)とリールユニット2に設けられ
た接続部を外すのみでよい。
【0028】さらに、本発明においては、リールユニッ
ト2と上前扉30とも分離可能であることから、リールユ
ニット2のみを交換すること、あるいは上前扉30のみを
交換することもできる。そして、上前扉30を取り外す際
には、電気的接続ケーブル50(55)と上前扉30に設けられ
た接続部を外すのみでよい。 (請求項3) (特徴点)請求項3記載の発明は、上記した請求項2記
載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
【0029】すなわち、請求項3記載の発明は、前記リ
ールユニット2には、遊技の制御を行うための制御装置
が取り付けられており、前記制御装置に複数の接続部を
設け、前記制御装置は、制御装置に設けられた接続部に
おいて着脱可能な電気的接続ケーブル50(53)により前記
筐体側接続部と電気的に接続され、かつ、前記上前扉30
に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続ケー
ブル50(55)により前記上前扉30と電気的に接続されてい
ることを特徴とする。
【0030】ここで、制御装置としては、例えば配線基
板に制御用電子部品一式が搭載されてなる電子基板(単
に基板ということもある)等が挙げられるが、リールユ
ニットの作動を制御することができる装置であればよ
い。スロットマシンでは、回転リールと払い出し装置の
作動を制御することができる基板を、通常、主基板と称
している。これは、回転リールと払い出し装置の作動以
外、例えば画像表示装置や演出用リールや演出用のその
他の表示装置などの演出用装置などを制御することがで
きる基板として副基板を備えるようにした場合に、この
副基板と区別するためである。
【0031】本発明は、リールユニット2に主基板を取
り付けることにより、請求項2記載の発明における「リ
ールユニット2に設けられた接続部」を、「制御装置に
設けられた接続部」としたものである。「制御装置に設
けられた接続部」は、例えば基板コネクタ82とすること
ができる。この制御装置に設けられた接続部は複数有
り、前記筐体側接続部に接続される電気的接続ケーブル
50(53)のほかに、駆動モータMや回転リール20に接続さ
れる電気的接続ケーブル50(54)、上前扉30に接続される
電気的接続ケーブル50(55)を接続可能となっている。
【0032】前記制御装置は、例えばリールユニット2
の支持体(枠体21)に固定若しくは着脱可能に取り付け
られ、リールユニット2と一体的に交換可能になってい
る。本発明によれば、リールユニット2と主基板を同時
に交換できるので、遊技内容の変更に伴い回転リール20
を交換する場合に、交換の手間が省けて便利である。ま
た、リールユニット2を筐体1から取り出す際には、電
気的接続ケーブル50(53)と制御装置に設けられた接続部
を外すのみでよい。
【0033】(請求項4) (特徴点)請求項4記載の発明は、上記した請求項2又
は3記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記上前扉30及び前
記リールユニット2及び前記制御装置とはそれぞれ分離
可能に形成し、前記制御装置は、制御装置に設けられた
接続部において着脱可能な電気的接続ケーブル50(53)に
より前記筐体側接続部と電気的に接続され、かつ、制御
装置に設けられた接続部において着脱可能な電気的接続
ケーブル50(54)により前記リールユニットと電気的に接
続され、かつ、上前扉に設けられた接続部において着脱
可能な電気的接続ケーブル50(53)により前記上前扉と電
気的に接続されていることを特徴とする。
【0034】本発明は、分離型スロットマシンSとし
て、リールユニット2及び制御装置及び上前扉30を最低
限交換可能に形成したものである。本発明によれば、制
御装置のみを交換することができ、その際には、制御装
置に設けられた接続部から、電気的接続ケーブル50(53,
54,55)を外すのみでよい。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。 (図面の説明)図1乃至図5は、本発明の実施の形態を
示すものである。図1及び図2は分離型スロットマシン
を示す分解斜視図、図3及び図4は分離型スロットマシ
ンの縦断面概略図である。図5は、分離型スロットマシ
ンの各構成部品の電気的接続関係を示す概念図である。
【0036】本実施の形態における分離型スロットマシ
ンSは、図1に示すように、大きく分けて、正面側に開
口部11を有する筐体1、筐体1内部に着脱自在に形成さ
れたリールユニット2、筐体1の開口部11を開閉可能に
塞ぐ前扉3、リールユニット2に着脱自在に取り付けら
れた基板ユニット4及び種々の電子部品を電気的に接続
するための電気的接続装置5とから構成されている。
【0037】(筐体1)筐体1は、底板15及び側板16及
び天板17及び背面板18からなる正面側に開口する箱であ
り、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方
向に中板12が設けられている。そして、この中板12の下
面には電源装置8が設けられ、底板15にはホッパーユニ
ット9が固定されている。
【0038】ここで、電源装置8は、中板12の下面に、
取り付け板等を介して取り付けられており、電源基板が
内蔵されていると共に、電源スイッチや、遊技店側が種
々の設定を行うためのスイッチ等の店操作部100を有し
ている。ホッパーユニット9は、メダル払い出し装置
(図示せず)を有し、遊技メダルを貯留すると共に、入
賞時にからメダルを払い出すためのものである。そして
ホッパーユニット9には、その作動を制御するためのホ
ッパー制御手段が設けられている。
【0039】上記電源装置8及びホッパーユニット9
は、リールユニット2の交換に際し、必ずしも交換する
必要のないものであり、交換時には設置されたままにし
ておけるようになっているものである。また、筐体1の
開口下部14の左側の側板16には、下前扉40を係合させ、
回転自在に支持するための筐体係合部60が、上下方向に
間隔をおいて二つ設けられている。
【0040】さらに、筐体係合部60の対向側の側板16に
は、下前扉40を閉めた際、下前扉40をロックするための
突出片90(ロック機構7)が、上下方向に間隔をおいて
二つ設けられている。なお、前記中板12は、本実施の形
態に置いては板材にて形成されているが、後述するリー
ルユニット2を開口上部13に収納する際、これを支持で
きるものであればよく、例えば方形の枠体を二つの側板
16の間に水平方向に固定したものででもよい。さらに、
中板12を設けずに、側板16、背面板18にリールユニット
2の支持部材を設けたり、天板17にリールユニット2を
吊り下げるための部材を設けることもできる。
【0041】(リールユニット2)リールユニット2
は、図1に示すように、種々の部品を設置あるいは固定
するための支持体としての枠体21と、この枠体21に固定
された駆動モータMに軸着された回転リール20とから形
成されている。枠体21は、アングル材を方形に組み立て
た枠であり、上部には上面板22が設けられている。ここ
で、上面板22を通気性のある部材で形成すると、回転リ
ール20の駆動モータMの発する熱が枠体内にこもらず、
加熱によるトラブルを防止できる。
【0042】また、枠体21の縦枠には、上前扉30を係合
させ、回転自在に支持するための枠体係合部61が上下方
向に間隔をおいて二つ設けられており、枠体係合部61の
対向側の縦枠には、上前扉30を閉めた際、上前扉30をロ
ックするための突出片90(ロック機構7)が、上下方向
に間隔をおいて二つ設けられている。前記上面板22の上
面両端部には、基板取り付け部23が設けられている。基
板取り付け部23は、後述する基板ユニット4を着脱自在
に取り付けるためのものであり、相対向するスライド溝
に基板ユニット4を嵌め込んで固定可能としたものであ
る。なお、基板取り付け部23としては、このような形状
に限らず、例えば一方に開口を設けた軸孔を有するブラ
ケット状の突片とすることができ、前記軸孔に基板ユニ
ット4に設けたピンを嵌め入れて固定するようにしても
よい。
【0043】前記回転リール20は、特に図示しないが、
表面に複数の図柄が表示されおり、各回転リール20に
は、それぞれを別個に回転させることができる駆動モー
タMが軸着されている。この駆動モータMは、支持板等
を介して前記枠体21に固定されている。リールユニット
2は、筐体1の中板12の上に乗せ、開口上部13内部に収
納されるものである。そして、固定装置10により筐体1
に固着される。固定装置10は、例えばクリップのような
ものとすることができ、特に図示しないが、枠体21に設
けられた鉤部に引っかけて固定すればよい。
【0044】なお、リールユニット2には、図5に示す
ように、リール入出力手段及び演出手段が内蔵されてい
る。リール入出力手段は、操作部41の操作手段からの操
作信号を入力したり、回転リール20の図柄の停止位置を
主基板に出力したりするためのものである。また、演出
手段は、例えばバックライト等の照明関係の演出や、演
出専用リールの回転等を行うためのものである。
【0045】(前扉3)前扉3は、筐体1の開口部11を
開閉自在に塞ぐ扉であり、閉扉状態で、スロットマシの
正面構造となるように形成されているものである。本発
明においては、前扉3は上前扉30及び下前扉40とに分割
されている。 (上前扉30)上前扉30は、リールユニット2の枠体21に
回転自在かつロック可能に形成されている板状の扉であ
り、略中央部に回転リール20の図柄を正面側から見るこ
とができる図柄表示窓31を有し、周囲に飾り部33を設け
てある。そして、種々の表示を行うための表示装置32が
設けられているものである。
【0046】ここで、前記飾り部33は、ランプ等により
形成しても良く、入賞の報知その他の演出時にランプが
点滅するようにしてもよい。また、前記表示装置32は、
7セグメントLED等により数字を表示するものや、特
に図示しないが、画像を表示するための液晶画面あるい
はCRTなどとしてもよい。さらに、図2に示すよう
に、上前扉30の裏面には、枠体係合部61に係合可能な上
前扉係合部62が上下方向に間隔をおいて二つ設けられて
おり、上前扉係合部62の対向側には、ロック機構7が設
けられている。
【0047】ここで、上前扉30は、係合部6によりリー
ルユニット2と一体的に形成されていてもよいし、分離
可能に形成されていてもよい。これは、係合部6の形状
によりどちらにもすることができる。なお、上前扉30を
リールユニット2に取り付けた状態で、リールユニット
2を筐体1の開口上部13内に固定し、扉を閉めると、リ
ールユニット2に設けられた突出片90に前記ロック機構
7の係止片70が係合し、上前扉30が自動的に施錠され、
開口上部13を密閉することができるようになっている。
【0048】また、上前扉30の解錠は、下前扉40を解錠
することにより上前扉30が開くようにしてもよいし、上
前扉30専用の鍵穴を設け、所定の鍵により解錠するもの
としてもよい。さらには、下前扉40を開くと、上前扉30
の解錠手段が操作可能になるように形成してもよい。と
ころで、上前扉30には、図5に示すように、上前扉照明
手段、情報表示手段、演出手段が内蔵されている。上前
扉照明手段は、飾り部33やその他の照明装置の点灯消灯
を制御するためのものである。情報表示手段は、表示装
置32への表示(例えばクレジットの表示など)を行うた
めのものである。また、演出手段は、表示装置32により
演出を行う場合の表示(例えば画像の表示など)を行う
ためのものである。
【0049】(下前扉40)下前扉40は、筐体1の開口下
部14を塞ぐための、上前扉30よりも幅厚の扉であり、筐
体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されてい
るものである。下前扉40の上部は、スロットマシンを作
動させるための操作部41となっており、下前扉40の上面
は、閉扉時においては、上前扉30よりも前側に突出する
ようになっている。また、下部には払い出されたメダル
を溜めておくためのメダル受け43が形成されており、下
前扉40の略中央部には、遊技内容その他の表示をするた
めの前パネルが嵌め込まれている。
【0050】前記操作部41としては、下前扉40の上面右
端にはメダル投入口42及び上面左側に設けられたベット
スイッチ、正面側にはスタートスイッチ及びストップス
イッチ及び鍵穴44が設けられている。なお、ベットスイ
ッチとは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのもの
であり、スタートスイッチ及びストップスイッチは、回
転リール20の回転を開始及び停止させるためのものであ
る。また、鍵穴44は、前扉3を解錠するためのものであ
り、この穴に所定の鍵を差し込んで回すと、下前扉40の
ロックが解除されるものである。
【0051】さらに、図2に示すように、下前扉40の裏
面側には、前記メダル投入口42から投入されたメダルを
誘導しながらメダルの正偽を判断するためのメダルセレ
クター45が設けられている。そして、下前扉40の裏面下
部の左右には、種々の音声を出力するためのスピーカ46
が設けられている。また、下前扉40の裏面には、筐体係
合部60と係合可能な下前扉係合部63が上下方向に間隔を
おいて二つ設けられており、下前扉係合部63の対向側に
は、ロック機構7が設けられている。
【0052】なお、下前扉40の施錠は、前述した上扉30
の施錠と同様である。また、下前扉40の解錠は、鍵穴44
に所定の鍵を差し込んで行う。ところで、下前扉には、
図5に示すように、下扉照明手段、演出手段、操作部出
力手段が内蔵されている。下扉照明手段は、前パネルの
バックライト等の照明装置の点灯消灯を制御するための
ものである。演出手段は、スピーカから所定の音声を出
力したり、操作手段の点滅等を行うためのものである。
操作部出力手段は、操作部41の操作手段の操作信号をリ
ールユニット2や基板ユニット4に送出するためのもの
である。
【0053】なお、下前扉40は、筐体1に係合固定して
もよいし、着脱自在に形成してもよい。これは、係合部
6の形状によりどちらにもすることができる。 (基板ユニット4)前記基板ユニット4は、遊技及びス
ロットマシンの作動を制御するための主基板を基板ケー
スに収納したものである。なお、基板ユニット4として
は、各種演出を行うための副基板が設けられていてもよ
い。
【0054】前記基板ユニット4は、図1及び図3に示
すように、前記リールユニット2の上面板22の上方に、
基板取り付け部23を介して着脱自在に取り付けられる。
具体的には、基板ケースの左右両端にわたり、前記基板
取り付け部23のスライド溝を摺動可能な凸部を設けて、
前記基板取り付け部23のスライド溝に嵌め入れて取り付
ける。
【0055】なお、前記副基板は、主基板と異なる場
所、例えば回転リール20の側方に設けてもよい。 (電気的接続装置5)次に、上記構成を有する分離型ス
ロットマシンSの、各部品を電気的に接続するための電
気的接続装置5について説明する。
【0056】電気的接続装置5は、各構成部品を他の構
成部品あるいは外部接続端子と接続する電気的接続ケー
ブル50と、電気的接続ケーブル50を所定の箇所で接続し
あるいは接続固定するためのコネクタ80とから構成され
ている。電気的接続ケーブル50は、ハーネスや複線コー
ドなどであって、通常遊技機に使用される形態のもので
あればよく、コネクタ80は、通常遊技機に使用される形
態のものであればよいが、同時に多数の電気的接続ケー
ブルを接続可能に形成されているものが好ましい。
【0057】電気的接続ケーブル50としては、図3乃至
図5に示すように、電源ケーブル51、電気的接続ケーブ
ル52乃至55が少なくとも設けられている。前記電源ケー
ブル51は、電源装置8の背面に取り付けられたコードで
あり、プラグを所定のコンセントに差し込んで、電源装
置8を外部接続端子に接続し、スロットマシンに電源を
入れるためのものである。
【0058】電気的接続ケーブル52は、電源装置8及び
ホッパーユニット9及び下前扉40と中継コネクタ81とを
電気的に接続するものであり、電源装置8及び下前扉40
の操作部出力手段から分離側の構成部品(基板ユニット
4、リールユニット2、上前扉30)に送出される諸信号
を送信可能に形成されている。さらに、電気的接続ケー
ブル52は、基板ユニット4からホッパーユニット9及び
下前扉40の演出手段に送出される諸信号、電源装置8か
らホッパーユニット9に送出される諸信号、電源装置8
から下前扉40に送出される諸信号を送信可能に形成され
ている。
【0059】なお、電気的接続ケーブル52の、電源装置
8及びホッパーユニット9及び中継コネクタ81との接続
部分は、取り外しの必要性が極めて少ない事から、各部
品に固定されていてもよい。一方、下前扉40との接続部
分は、下前扉40を筐体1から取り外す場合もあることか
ら、差込端子を設けて脱着可能しておくのが望ましい。
【0060】電気的接続ケーブル53は、中継コネクタ81
と基板ユニット4とを電気的に接続するものであり、両
端には、差込端子が設けてある。電気的接続ケーブル53
は、電源装置8及び下前扉40の操作部出力手段から分離
側の構成部品(基板ユニット4、リールユニット2、上
前扉30)に送出される諸信号を送信可能に形成されてい
るとともに、基板ユニット4からホッパーユニット9及
び下前扉40の演出手段に送出される諸信号を送信可能に
形成されている。
【0061】ここで、前記電気的接続ケーブル53の長さ
を、基板ユニット4(リールユニット2)を筐体1から
取り出したときに、基板ユニット4に接続可能な長さに
形成すれば、狭いところに手を入れて取り外し作業を行
わなくてよい。ただし、この長さは、あまり長すぎると
収納に支障が出るので、基板ユニット4を筐体1から取
り出した状態で、電気的接続ケーブル53と基板ユニット
4を接続するのに必要十分な長さとするのが望ましい。
【0062】電気的接続ケーブル54は、基板ユニット4
とリールユニット2を電気的に接続するためのものであ
り、電源装置8及び下前扉40の操作部出力手段及び基板
ユニット4からリールユニット2に送出される諸信号を
送信可能に形成されている。さらに、リールユニット2
から基板ユニット4に送出される諸信号を送信可能に形
成されている。
【0063】なお、電気的接続ケーブル54の、基板ユニ
ット4との接続部分には、差込端子が設けられている
が、リールユニット2との接続部分は、基板ユニット4
との接続部分で脱着可能なため、固定されていてもかま
わない。電気的接続ケーブル55は、基板ユニット4と上
前扉30とを電気的に接続するためのものであり、両端に
は、差込端子が設けてある。電気的接続ケーブル55は、
電源装置8及び下前扉40の操作部出力手段及び基板ユニ
ット4及びリールユニット2から上前扉30に送出される
諸信号を送信可能に形成されている。
【0064】なお、電気的接続ケーブル50としては、上
記以外のものを有していてもよい。次に、コネクタ80と
しては、図3乃至図5に示すように、中継コネクタ81、
基板コネクタ82、上前扉コネクタ83、下前扉コネクタ84
が少なくとも設けられている。前記中継コネクタ81は、
筐体側接続部であって、筐体1の背面板18の筐体内部側
に設けられている。そして、この中継コネクタ81は、電
源装置8等と基板ユニット4を電気的に接続する電気的
接続ケーブル52、53を、所定の位置で筐体に固定する役
割も果たしている。
【0065】具体的には、中継コネクタ81の一方側(取
り付け時に下側となる位置が好ましい)の接続部に電気
的接続ケーブル52の反電源装置側の一端を接続固定し、
他方の接続部に電気的接続ケーブル53を接続することに
より、電気的接続ケーブル52と電気的接続ケーブル53を
電気的に接続する。なお、中継コネクタ81の他方の接続
部を複数設け、電気的接続ケーブル53以外の電気的接続
ケーブルを接続可能に形成してもよい。
【0066】また、中継コネクタ81は、図3に示すよう
に、リールユニット2を筐体1の開口上部13に収納固定
したときに、リールユニット2の上面、すなわち、基板
ユニット4の上面よりも高くなる位置に固定されてい
る。そして、前記基板コネクタ82は、基板ユニット4の
収納時に上面となる面に固定されている。このように形
成することにより、リールユニット2を収納する際に、
電気的接続ケーブル53をスムーズに筐体1内部に収納す
ることができる。
【0067】前記基板コネクタ82は、基板ユニット4に
設けられた接続部であって、図5に示すように、電気的
接続ケーブル53及び電気的接続ケーブル54及び電気的接
続ケーブル55と接続可能に形成されている。具体的に
は、電気的接続ケーブル53の反筐体1側に設けられた差
込端子、電気的接続ケーブル54の反リールユニット2側
に設けられた差込端子、及び電気的接続ケーブル55の反
上前扉30側に設けられた差込端子を、それぞれ挿入可能
なソケットを有している。これらは、図1に示すよう
に、一体的に形成されていてもよいし、別々に設けてあ
ってもよい。ただし、一体的に形成又は一カ所にまとめ
て配置した方が、交換の際の作業が楽である。
【0068】なお、基板コネクタ82は、例えば基板ユニ
ット4の上面中央や、上面側方、あるいは基板ユニット
4の側面等に設けることもできるが、図示したように、
基板ユニット4の上面奥側、少なくとも上面に設けるの
が好ましい。前記上前扉コネクタ83は、上前扉30に設け
られた接続部であって、電気的接続ケーブル55と接続可
能に形成されている。具体的には、電気的接続ケーブル
55の反基板ユニット4側に設けられた差込端子を挿入可
能なソケットとなっている。
【0069】下前扉コネクタ84は、下前扉40に設けられ
た接続部であって、電気的接続ケーブル52と接続可能に
形成されている。具体的には、電気的接続ケーブル52の
反電源装置側又は反ホッパーユニット側に設けられた差
込端子を挿入可能なソケットとなっている。なお、コネ
クタ80としては、上記以外のもの、例えばリールユニッ
ト2に設けられた接続部として枠体21に固定したコネク
タ等を設けてもよい。
【0070】(上前扉30及びリールユニット2及び基板
ユニット4の交換)次に、上記構成を有する分離型スロ
ットマシンSにおける、上前扉30及びリールユニット2
及び基板ユニット4の交換について説明する。まず、上
前扉30のロックを解除し、上前扉コネクタ83のソケット
部分から電気的接続ケーブル55の差込端子を取り外す。
このとき、電気的接続ケーブル55は、筐体1の固定側の
構成部品あるいは基板ユニット4と送受信される諸信号
をすべて送信可能に形成されているので、一回で電気的
接続ケーブルの取り外し作業を終了することができる。
そして、上扉30を開いて上方向に持ち上げ係合部6を外
し、枠体21から上前扉30を取り外す。
【0071】しかる後、固定装置10を解除し、リールユ
ニット2を手前に引き出してから、リールユニット2の
上面に取り付けられた基板ユニット4の基板コネクタ82
のソケット部分から電気的接続ケーブル53の差込端子を
取り外す。このとき、前述したように、前記電気的接続
ケーブル53の長さを適当な長さにすれば、リールユニッ
ト2を引き出すときに電気的接続ケーブル53を引っ張っ
てコードやコネクタを傷つけることもなく、またリール
ユニット2を取り出したところで電気的接続ケーブル53
と基板コネクタ82との電気的に接続を切ることができる
ので、狭いところに手を突っ込んで作業する必要がな
い。さらに、電気的接続ケーブル53は、筐体1の固定側
の構成部品と送受信される諸信号をすべて送信可能に形
成されているので、一回で電気的接続ケーブルの取り外
し作業を終了することができる。
【0072】なお、リールユニット2と上前扉30が一体
的に形成されている場合には、上前扉30を開けてリール
ユニット2の固定装置10を解除したら、そのままリール
ユニット2を取り出し、基板ユニット4の基板コネクタ
82のソケット部分から電気的接続ケーブル53の差込端子
を取り外す。そして上前扉30とリールユニット2を一体
として交換することができる。
【0073】一方、新たなリールユニット2を筐体1に
取り付けるときには、まず電気的接続ケーブル53の差込
端子を基板コネクタ82のソケット部分に差し込んで接続
してから、リールユニット2を開口上部13に収納し、固
定装置10により固定する。そして上前扉30を取り付けた
後、電気的接続ケーブル55と基板コネクタ82とを電気的
に接続する。このとき、先ほど取り外した上前扉30をそ
のまま取り付ければスロットマシンの外観をいっさい変
えることなく遊技内容を変更することができ、異なる上
前扉30を取り付ければ、遊技の変更に伴い回転リール20
の数が変わったり、表示装置32が変更されても、上扉30
の形状を同時に変えることができる。
【0074】ところで、基板ユニット4のみを交換する
こともできる。この場合には、上述した手順でリールユ
ニット2を筐体1から取り出し、電気的接続ケーブル54
の差込端子を基板コネクタ82のソケット部分から取り外
す。このとき、電気的接続ケーブル54は、筐体1の固定
側構成部品あるいは基板ユニット4と送受信される諸信
号をすべて送信可能に形成されているので、一回で電気
的接続ケーブルの取り外し作業を終了することができ
る。しかる後に、基板ユニット4をリールユニット2の
基板取り付け部23から取り外し、新たな基板ユニット4
を取り付けて、リールユニット2を筐体1に収納固定す
ればよい。
【0075】なお、この発明は、上前扉30のみを筐体1
から着脱自在に形成したスロットマシンにも応用でき
る。この場合、上前扉30はリールユニット2に取り付け
られていてもよいし、筐体1の側板16に取り付けられて
いてもよい。そして、上前扉30を取り外す際には、上前
扉コネクタ83のソケット部分から電気的接続ケーブル55
の差込端子を取り外すだけでよい。
【0076】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1記載の発明によれば、上前扉30の
みを新規なものと取り替えることができて資源の有効利
用に役立つと共に、上前扉30を交換する際、種々の電子
部品を電気的に接続する電気的接続ケーブルの接続及び
取り外しが容易にできるスロットマシンを提供すること
ができる。
【0077】(請求項2又は3)請求項2又は3記載の
発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加
え、次のような効果を奏する。すなわち、請求項2又は
3記載の発明によれば、上前扉30及びリールユニット2
を交換する際、種々の電子部品を電気的に接続する電気
的接続ケーブルの接続及び取り外しが容易にできる分離
型スロットマシンを提供することができる。
【0078】(請求項4)請求項4記載の発明によれ
ば、上記した請求項2又は3記載の発明の効果に加え、
次のような効果を奏する。すなわち、請求項4記載の発
明によれば、制御装置のみを交換する際にも、電気的接
続ケーブルコードの接続及び取り外しが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であって、分離型スロット
マシンの分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、分離型スロット
マシンの、本体から前扉3を外した分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、分離型スロット
マシンの縦断面概略図である。
【図4】本発明の実施の形態であって、構成部品を取り
出した状態の分離型スロットマシンの縦断面概略図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態であって、分離型スロット
マシンの各構成部品の電気的接続関係を示す概念図であ
る。
【符号の説明】
S 分離型スロットマシン M 駆動モータ 1 筐体 10 固定装置 11 開口部 12 中板 13 開口上部 14 開口下部 15 底板 16 側板 17 天板 18 背面板 2 リールユニット 20 回転リール 21 枠体 22 上面板 23 基板取り付
け部 3 前扉 30 上前扉 31 図柄表示窓 32 表示装置 33 飾り部 40 下前扉 41 操作部 42 メダル投入口 43 メダル受け 44 鍵穴 45 メダルセレ
クター 46 スピーカ 4 基板ユニット 5 電気的接続装置 50 電気的接続ケーブル 51 電源ケーブ
ル 52 電気的接続ケーブル 53 電気的接続
ケーブル 54 電気的接続ケーブル 55 電気的接続
ケーブル 80 コネクタ 81 中継コネク
タ 82 基板コネクタ 83 上前扉コネ
クタ 84 下前扉コネクタ 6 係合部 60 筐体係合部 61 枠体係合部 62 上前扉係合部 63 下前扉係合
部 7 ロック機構 70 係止片 90 突出片 8 電源装置 9 ホッパーユ
ニット 100 店操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉坂 美紀 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア内 (72)発明者 桜井 隆博 東京都台東区東上野一丁目14番7号 株式 会社オリンピア内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面側に開口する筐体と、 筐体の開口を開閉自在に塞ぎ、上下に二分割された上前
    扉及び下前扉と、 複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リール
    を回転させるための駆動モータを少なくとも有するリー
    ルユニットと、 筐体側接続部とを少なくとも有し、 少なくとも前記上前扉は筐体に着脱自在に取り付けら
    れ、 前記リールユニットに複数の接続部を設け、 前記上前扉に接続部を設け、 前記筐体側接続部は、前記リールユニットに設けられた
    接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより、
    前記リールユニットと電気的に接続され、 前記上前扉は、上前扉に設けられた接続部において着脱
    可能な電気的接続ケーブルにより、前記リールユニット
    と電気的に接続されていることを特徴とするスロットマ
    シン。
  2. 【請求項2】 正面側に開口する筐体と、 筐体の開口を開閉自在に塞ぎ、筐体に着脱自在に取り付
    けられ上下に二分割された上前扉及び下前扉と、 複数の図柄が表示された回転リール及びこの回転リール
    を回転させるための駆動モータを少なくとも有するリー
    ルユニットと、 筐体側接続部とを少なくとも有し、 前記リールユニットは、前記上前扉と一体で筐体内部に
    着脱可能かつ上前扉と分離可能に形成されていると共
    に、複数の接続部を有し、 前記上前扉に接続部を設け、 前記筐体側接続部は、前記リールユニットに設けられた
    接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより、
    前記リールユニットと電気的に接続され、 前記上前扉は、上前扉に設けられた接続部において着脱
    可能な電気的接続ケーブルにより、前記リールユニット
    と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記
    載のスロットマシン。
  3. 【請求項3】 前記リールユニットには、遊技の制御を
    行うための制御装置が取り付けられており、 前記制御装置に複数の接続部を設け、 前記制御装置は、制御装置に設けられた接続部において
    着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記筐体側接続部
    と電気的に接続され、かつ、前記上前扉に設けられた接
    続部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記
    上前扉と電気的に接続されていることを特徴とする請求
    項2記載のスロットマシン。
  4. 【請求項4】 前記上前扉及び前記リールユニット及び
    前記制御装置とはそれぞれ分離可能に形成し、 前記制御装置は、制御装置に設けられた接続部において
    着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記筐体側接続部
    と電気的に接続され、かつ、制御装置に設けられた接続
    部において着脱可能な電気的接続ケーブルにより前記リ
    ールユニットと電気的に接続され、かつ、上前扉に設け
    られた接続部において着脱可能な電気的接続ケーブルに
    より前記上前扉と電気的に接続されていることを特徴と
    する請求項2又は3記載のスロットマシン。
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