JP2006081815A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 交換部品の軽量化を図り、従来よりもさらに交換コスト削減を可能とする遊技機を提供する。
【解決手段】 分離ユニット2は、前記支持体21に水平方向に回動自在かつ支持体21の正面開口を開閉自在に取り付けられ前記図柄表示手段の図柄を正面側から視認可能なパネル部材30を備え、前記前扉3は、前記筐体1の開口下部14を閉塞可能な扉本体41と、窓部45及び飾り部42Aを有し前記扉本体41の上部に取り付けられる装飾体42とを備えるとともに、前記筐体1に水平方向に回動自在かつ筐体1の開口部11を開閉自在に取り付けられ、前記パネル部材30は、前記分離ユニット2を筐体内に収納した状態で、前記装飾体42の背面側から前記窓部45を塞ぐように前記装飾体42に固定され、前記前扉3は、前記装飾体42に前記パネル部材30を固定した状態で、筐体1の開口部11を閉塞可能に形成されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、図柄表示手段や制御装置を搭載した交換ユニットを、筐体内部に着脱自在に形成した遊技機に関するものである。
従来より、資源の有効利用、遊技機交換作業の簡易化及び経費節減の観点から、遊技内容の変更に最低限必要な構成部品のみ交換し、筐体及びその他の構成部品はホールに残したままにしておく分離型スロットマシンが考案されている(特許文献1参照)。この分離型スロットマシンでは、前扉を上扉と下扉に分割し、支持体にリールユニットと制御装置を搭載した交換ユニットに、上扉を取り付けてあり、いわゆる面替えの際には、交換ユニットと上扉とを一体で着脱交換し、筐体及び下前扉はそのまま使用するように形成されている。
特開2003−47686号公報
しかし、従来の分離型スロットマシンでは、リールユニットと制御装置と上扉を一体として交換していたので、交換部品はかなりの重量となり、交換作業に労力を要していた。また、遊技内容を変更する場合でも、上扉の電飾等は必ずしも交換する必要はなく、コスト的にも無駄が多かった。
そこで、本発明は、かかる問題を解決すべくなされたものであり、交換部品の軽量化を図り、従来よりもさらに交換コスト削減を可能とする遊技機を提供することを目的とする。
請求項に記載された発明は、上記した目的を達成するためになされたものであり、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(特徴点)
(請求項1)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、正面に開口部(11)を有する筺体(1)と、前記筐体(1)の開口部(11)を正面側から塞ぐ前扉(3)と、複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段と、遊技機の作動を制御するための制御装置とを少なくとも備え、少なくとも前記図柄表示手段及び制御装置をこれらを支持する支持体(21)に搭載した分離ユニット(2)を、前記筐体(1)の開口上部(13)内に着脱自在に設置した遊技機に係る。
本発明に係る遊技機は、遊技場に設置される遊技機であって、例えばスロットマシンやそれに類する遊技機に適している。遊技機としては、上記のほかに、遊技媒体としての遊技メダルを貯留すると共に払い出すための払い出し装置(ホッパーユニット5)や、遊技機の主電源や遊技機の設定変更のためのスイッチを有する電源ユニット(4)などを有していてもよい。
ここで、「図柄表示手段」とは、駆動モータにより回転する複数の図柄を表示した回転リール(23)や、液晶表示装置などを含む。また、「制御装置」は、いわゆる基板といわれるものであり、遊技を制御するための遊技制御装置や、遊技に付随する演出等を制御するための演出制御装置を含む。「制御装置」は、制御基板を基板ケースに収納した基板ユニット(24)として構成することができる。
前記前扉(3)は、前記図柄表示手段の図柄を視認可能な図柄表示窓(31)などを備えていてもよく、前記図柄表示手段を作動させるためのスイッチ類や、払い出し遊技媒体を貯留するための皿(メダル皿43)などを有していてもよい。
前記分離ユニット(2)は、筐体(1)の開口上部(13)に収納固定される支持体(21)に少なくとも前記図柄表示手段及び制御装置を搭載したものである。もちろん、それ以外の部品を搭載又は取り付け可能であっても構わない。支持体(21)は、方形状の金属枠などを含み、搭載部品を固定すると共に、それらを一体的に取り扱い可能とするためのものである。そして支持体(21)は、例えば筐体(1)の開口部(11)を上下に仕切る中板(12)などの支持部材により筐体内部に支持され、固定装置(10)により筐体内部に固定される。
ここで、「着脱自在」とは、ただ単に取り付け取り外しができるということではなくて、ドライバなどの工具を使わずに、あるいは工具を使用したとしても極めて簡単な作業で、着脱作業が行えることを意味している。すなわち、遊技機交換の際、遊技機のリサイクル工場に持ち帰って分解するのではなく、遊技場において必要な交換部品(最低限、分離ユニット(2))を交換することで、あたかも新たな遊技機に取り替えたように使用できるものである。従って、支持体(21)を筐体(1)に固定するための固定装置(10)は、フックとキャッチクリップなどの、前記「着脱自在」を担保するような構成のものである。
また、本発明では、前記分離ユニット(2)は、前記支持体(21)に水平方向に回動自在かつ支持体(21)の正面開口を開閉自在に取り付けられ前記図柄表示手段の図柄を正面側から視認可能なパネル部材(正面パネル(30))を備えている。また、前記前扉(3)は、前記筐体(1)の開口下部(14)を閉塞可能な扉本体(41)と、正面側から背面側を透視可能な窓部(枠開口(45))及びこの窓部(45)の周囲に設けられた飾り部(42A)を有し前記扉本体(41)の上部に取り付けられる装飾体(装飾枠(42))とを備えるとともに、前記筐体(1)に水平方向に回動自在かつ筐体(1)の開口部(11)を開閉自在に取り付けられている。
前記パネル部材(30)は、支持体(21)の正面縦枠などにヒンジ(支持体ヒンジ(25))を介して取り付けられる板状の扉とすることができ、図柄表示手段の図柄を正面側から視認可能な図柄表示窓(31)を設けることができる。パネル部材(30)には、この他にも、種々の表示を行うための表示装置や、遊技の説明などが表示された表示部を設けてもよい。
前記前扉(3)は、筐体(1)の側板(16)などにヒンジ(筐体ヒンジ(19))を介して取り付けられる板状の扉とすることができ、前扉(3)の扉本体(41)は、筐体(1)の開口下部(14)を塞ぐ(内部を遮蔽する)ことができるものであって、開口上部(13)については必ずしも閉塞できなくてもよい。前記装飾体(42)の窓部(45)は、正面側から背面側を見ることができるものであればよく、開口部や、透明部材により形成された部分を含む。従って、装飾体(42)は、扉本体(41)の上面などに取り付けられる枠囲いや、枠囲いに透明パネルを嵌め込んだものを含むものである。また、飾り部(42A)は、窓部(45)の周囲の造形や電飾を含む。
そして、本発明においては、前記パネル部材(30)は、前記分離ユニット(2)を筐体内に収納した状態で、前記装飾体(42)の背面側から前記窓部(45)を塞ぐように前記装飾体(42)に固定され、前記前扉(3)は、前記装飾体(42)に前記パネル部材(30)を固定した状態で、筐体(1)の開口部(11)を閉塞可能に形成されていることを特徴とする。すなわち、分離ユニット(2)を定位置に設置すると、パネル部材(30)と扉本体(41)及び装飾体(42)が、一体となって回動可能であり、前扉(3)を開くと、筐体(1)の開口下部(14)と支持体(21)の正面開口が同時に開放されるように形成されているものである。
ここで、パネル部材(30)と装飾体(42)との固定は、パネル部材(30)及び装飾体(42)のいずれか又は双方に設けた係合装置(パネル係合装置(50))を係合させることにより行うことができる。係合装置(50)としては、分離ユニット(2)の着脱の便に鑑み、係合孔と挿入片、ボルトと蝶ネジ、フックと留め金などの、工具を必要としないものが好ましい。
また、「装飾体(42)に前記パネル部材(30)を固定した状態で、筐体(1)の開口部(11)を閉塞可能」とは、パネル部材(30)が開放口である窓部(45)を背面側(扉の裏側)から塞ぐことにより枠状の装飾体(42)が板状になって、開口上部(13)を正面側から塞ぐことができるようになることを含む。
(作用)
本発明においては、分離ユニット(2)にパネル部材(30)を設けた構成にしてあるので、遊技内容の変更に伴う最低限のデザイン変更が可能となると共に、分離ユニット(2)に付属する部品点数が減り、分離ユニット(2)の軽量化を図ることができる。また、パネル部材(30)は、前扉(3)の扉本体(41)の開閉と同時に開閉するので、図柄表示手段や制御装置の点検、メンテナンスなどを行いやすい。
また、いわゆる面替えを行う場合には、最低限、分離ユニット(2)を交換することにより、遊技内容と図柄表示窓(31)の周囲のデザインを変更することができる。前扉(3)は筐体(1)に据え置くことにより、前扉(3)に設けてある操作部(44)や電飾などの飾り部(42A)はそのまま再利用することができる。このため、交換部品の無駄がなくなり、交換費用の節減になる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記装飾体(42)は、前記扉本体(41)に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
本発明は、扉本体(41)と装飾体(42)とを別部材で形成し、装飾体(42)を扉本体(41)から分離可能に形成したものである。装飾体(42)は、例えばネジなどにより扉本体(41)に取り付けることができると共に、装飾体(42)を取り外して他の装飾体(42)に取り替えることができるようになっている。
(作用)
本発明によれば、面替えの際、分離ユニット(2)と装飾体(42)を取り替えることによって、遊技内容と筐体デザインを変更することができるとともに、同じ分離ユニット(2)を用いて異なる装飾体(42)を使用することにより、遊技内容が同一で筐体デザインの異なる遊技機を提供することができる。しかもこれらは、交換部品の組み合わせによって容易に行うことができる。
本発明は、以上のように構成されているので、交換部品の軽量化を図ることができるとともに、従来よりもさらに交換コストを削減することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。
(図面の説明)
図1乃至図5は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1及び図2はスロットマシンの分解斜視図、図3は下扉の分解斜視図、図4はスロットマシンの縦断面図、図5は下扉と正面パネルの係合部を示す図である。
本実施の形態におけるスロットマシンSは、図2に示すように、大きく分けて、正面側に開口部11を有する筐体1、筐体1内部に着脱自在に設けられヒンジ25を介して正面パネル30を取り付けた分離ユニット2、筐体1の開口下部14を開塞自在であり上側に装飾枠42を有する下扉40とから構成されている。そして、前記正面パネル30は、下扉40の装飾枠42と一体となって、筐体1の開口部11を開塞自在な前扉3を構成する。
(筐体1)
筐体1は、図1に示すように、底板15及び側板16及び天板17及び裏板18からなる前面(遊技者と対峙する正面)側に開口する箱体であり、高さ方向略中央部には、二つの側板16の間に水平方向に中板12が設けられている。中板12の下面には電源ユニット4が取り付けられており、底板15の上面にはホッパーユニット5が設置されている。
ここで、電源ユニット4は、特に図示しないが電源装置が内装されていると共に、ホール管理者が種々の設定を行うためのスイッチ等を有している。ホッパーユニット5は、遊技メダルを貯留すると共に払い出すためのものである。電源ユニット4及びホッパーユニット5は、いわゆる「面替え」に際し、必ずしも交換する必要のないものであり、遊技機交換時には設置されたままにしておけるようになっているものである。
また、正面左側の側板16の下部には、前記下扉40を係合させ、回転自在に支持するための筐体ヒンジ19が、上下方向に間隔をおいて二つ設けられている。さらに、側板16の内側には、固定装置10としてキャッチクリップが設けられている。
(分離ユニット2)
分離ユニット2は、支持体21と、支持体21に固定されたリールユニット20、基板ユニット24、及び支持体21の正面開口を開閉自在に取り付けられた正面パネル30とから形成されている。
支持体21は、正面側に開口する方形状の枠組であり、その素材は、金属、樹脂、カーボンなどとすることができる。そして、リールユニット20及び基板ユニット24を固定可能であり、これらを一体的に取り扱い可能とするためのものである。また、支持体21は、他の構成部品を固定設置可能であってもかまわない。例えば、スロットマシンSの遊技設定を変更するための設定変更スイッチや、ボリューム調整をするためのスイッチが設けられたスイッチユニットを固定してあってもよい。また、支持体21の底面奥側には、支持体21を中板12に乗せて開口上部13内に押入する際の摩擦抵抗を無くし、収納を容易にするためのガイドローラ22が設けられている。さらに、支持体21の左側の正面縦枠には、正面パネル30を回動自在に支持する支持体ヒンジ25が上下に間隔を開けて二個設けられており、右側の正面縦枠には、筐体1に設けられた固定装置10と係合可能なフックが形成されている。
リールユニット20は、支持枠に固定された3個の駆動モータ(図示せず)と、この駆動モータにそれぞれ軸着され、周囲に複数の図柄を表示した3個の回転リール23を有している。また、基板ユニット24は、CPU、ROM、RAMなどを有する制御基板を基板ケース内に収納し、封印固定されたものであり、スロットマシンSの制御装置として機能する。基板ユニット24には、主として遊技を制御するためのメイン基板と、遊技に付随する演出などを制御するためのサブ基板が設けられている。なお、支持体21に搭載するのは、少なくともメイン基板であればよい。すなわち、メイン基板を変更することにより、スロットマシンSの遊技内容が変更されるもので、基板ユニット24を回転リール23と一体で交換することにより、スロットマシンSを新しい機種に交換したのと同様に扱えるものである。
正面パネル30は、支持体21の正面縦枠に、支持体ヒンジ25を介して回動自在に取り付けられた板状の扉である。そして、図1、図2に示すように、略中央部に透明な図柄表示窓31を有しており、この図柄表示窓31の下方には、種々の表示を行うための表示部32が設けられている。表示部32としては、7セグメントLEDやドットマトリクス表示器、液晶表示装置などが含まれる。また、特に図示しないが、正面パネル30の表面には、遊技の説明や遊技機の特徴を表す表示(例えばキャラクター図柄など)が印刷などにより施されている。さらに、液晶表示装置や演出リールなどの演出装置を支持体21に搭載し、その表示を正面側から視認可能な演出用の表示窓を設けてもよい。そして正面パネル30は、支持体21の正面開口を開閉自在であり、正面パネル30を閉じた時には、図柄表示窓31を通して回転リール23の図柄を正面側から見ることができる。
ここで、前記支持体ヒンジ25は、分離ユニットを筐体内の定位置に設置したとき、筐体ヒンジ19と同軸上に位置するようになっている。すなわち、正面パネル30と下扉40とが同時に回動可能となるように形成されているものである。なお、正面パネル30の反ヒンジ側には、分離ユニット2を筐体1内に収納した状態で下扉40の装飾枠42と正面パネル30とを一体化するためのパネル係合装置50が設けられているが、これについては後述する。
分離ユニット2は、筐体1の中板12の上に乗せ開口上部13内部に収納され、固定装置10により、筐体1に固定される。さらに、分離ユニット2を筐体内に収納した状態で正面パネル30を装飾枠42に係合固定することにより、正面パネル30と下扉40とが一体になって前扉3を構成し、筐体1の開口部11を閉塞することができるようになる。
(下扉40)
下扉40は、筐体1の開口下部14を塞ぐための幅厚の扉であり、筐体1の側板16に回転自在かつロック可能に形成されているものである。そして、下扉40は、扉本体41と、この扉本体41の上方に着脱自在に取り付けられる装飾枠42とから構成されている(図3参照)。
(扉本体41)
扉本体41は、図1に示すように、上部がカウンター状に形成され、スロットマシンSを作動させるための操作部44を有している。操作部44としては、扉本体41の上面右端に形成された段部にメダル投入口44A、上面左側に設けられたベットスイッチ44B及び精算スイッチ、正面側にはスタートスイッチ44C及びストップスイッチ44Dが設けられている。なお、スタートスイッチ44C及びストップスイッチ44Cは、回転リール25の回転を開始及び停止させるためのものである。ベットスイッチ44Bは、貯留メダルをメダル投入に代えるためのものである。
また、扉本体41の下部には、ホッパーユニット5から払い出されたメダルを貯めておくためのメダル皿43設けられており、このメダル皿43に払い出しメダルを排出するメダル排出口が形成されている。前記操作部44とメダル皿43の間には、下パネルユニット41Pが着脱自在に取り付けられている。なお、下パネルユニット41Pは、枠体に表示パネルを嵌め込んだものであり、特に図示しないが、枠体の裏面に扉本体41に設けられた取り付け溝に係合可能なフック状の係合部を有していて、扉本体41の裏面側から係合を解除して取り外せるようになっている。
さらに、図2に示すように、扉本体41の裏面側には、前記メダル投入口44Aから投入されたメダルを誘導しながらメダルの真贋を判断するためのメダルセレクター47が設けられている。また、扉本体41の裏面において右側端部には、筐体ヒンジ19と係合可能な下扉係合部46が上下方向に間隔をおいて二つ設けられており、下扉係合部46の対向側端部には、ロック機構7が設けられている。このロック機構7は、扉本体41側に設けられた係止片が、特に図示しないが、筐体1の反ヒンジ側の側板16内側面に設けられた凸部に係止され、扉を閉めると自動的にロックされ、扉本体41の正面側側端部に設けられた鍵穴に所定の鍵を差し込んで回すと、ロックが解除されるようになっている。
(装飾枠42)
装飾枠42は、図1に示すように、扉本体41の上面に取り付けられる方形状の枠体であり、中央に窓部である枠開口45を有し、周囲には飾り部44Aが設けてある。この飾り部44Aは、内部にランプなどの発光体を設けた演出用の電飾として、又は液晶表示装置などを設けた表示装置として形成することができる。また、特に図示しないが、装飾枠42の上方隅角部などにスピーカを取り付けても良い。
装飾枠42の背面底部には、図3及び図4に示すように、幅方向にわたって垂下片48が形成されている。これは、装飾枠42を扉本体41に取り付ける取り付け部として機能すると共に、装飾枠42を扉本体41の接合部分の正面側からワイヤなどが差し込まれないようにするためのものである。
なお、本実施の形態においては、装飾枠42は、窓部として、正面から背面に貫通する開口である枠開口45を有するものとなっているが、たとえばこの枠開口45に透明なパネルが嵌め込んであってもよい。要は、窓部から正面パネル30が視認可能であればよい。
また、装飾枠42に、扉本体41と同様のロック機構を設け、筐体1の側板16又は分離ユニット2の支持体21に装飾枠42がロックされるようにして、セキュリティーの向上を図るようにしてもよい。
(パネル係合装置50)
ここで、装飾枠42の枠開口45は、正面パネル30により背面側から塞がれるようになっている。すなわち、装飾枠42及び正面パネル30に設けられたパネル係合装置50により、分離ユニット2を筐体1に収納固定した状態で、装飾枠42及び正面パネル30が一体化するようになっているものである。
パネル係合装置50は、具体的には、図1に示すように、装飾枠42の正面右側の裏面に上下方向に間隔を置いて二個設けられた係合部材49と、正面パネル30の反ヒンジ側に設けられた前記挿入片49を挿入可能な係合孔33とからなる。係合部材49は、図5に示すように、略直方体形の挿入片49aを有し、この挿入片49aは、装飾枠42の裏面から水平方向に突出する脚部49bにより、横方向に回転自在となるよう支持されている。また、係合孔33は、縦長長方形の貫通孔である。そして、係合部材49は、正面パネル30の表面と装飾枠42の裏面とが接合した状態で、挿入片49aが係合孔33の裏面側から露出するように形成されている。
装飾枠42と正面パネル30を一体化する場合には、分離ユニット2を筐体1に収納し、下扉40を開き挿入片49aを縦長状態にして、正面パネル30を開く。そうすると、挿入片49aが正面パネル30の正面側から背面側に向かって係合孔33に挿入され、係合孔33の裏面側まで貫通する。そこで、挿入片49aをひねって回すことにより、係合孔33に挿入片49aが係合し、装飾枠42と正面パネル30が一体化する。これにより、図4に示すように、正面パネル30が枠開口45を背面側から塞いで、装飾枠42と正面パネル30が筐体1の開口上部13を閉塞可能となり、かつ扉本体41を筐体ヒンジ19を中心に回動させるとにより正面パネル30も装飾枠42と一緒に支持体ヒンジ25を中心に回動する。そして、下扉40と正面パネル30とが、前扉3として、筐体1の開口部11(開口上部13及び開口下部14)を開塞自在となるものである。
なお、パネル係合装置50としては、上述した形態のものに限られず、装飾枠42と正面パネル30を一体化できるものであればよい。例えばボルトと蝶ネジ、係合フックと釘や留め具とリングのようなものであってもよい。また、それらの設置数や設置場所も問わない。ただ、分離ユニット2の着脱の便に鑑み、ドライバなどの工具を使用しないで係合及び係合解除が可能な形態とするのが望ましく、枠開口45と正面パネル30との間に隙間が生じないようになるべく枠開口45の周囲付近に設けるのが望ましい。
(スロットマシンSの交換)
以上のように形成されたスロットマシンSについて、いわゆる面替えの際の作業手順を説明する。
まず、下扉40を開けると、筐体1の開口下部14が開放されると同時に、正面パネル30も開いて分離ユニット2の正面も開放される。そこで、パネル係合装置50を解除して正面パネル30を装飾枠42からフリーにし、固定装置10を外して支持体21と筐体1との固定を解除する。それから分離ユニット2を手前側に引き出して開口上部13から取り出し、新しい分離ユニット2を収納する。分離ユニット2を交換することにより、メイン基板と回転リール23が新しいものになり、遊技内容が変更されるとともに、正面パネル30が当該遊技にあったデザインのものに変更される。
下扉40については、下パネルユニット41P若しくは下パネルユニット41Pのパネルのみを交換するだけでよい。装飾枠42は扉本体41と共に筐体1に据え置くことができ、装飾枠42に設けられている電飾や表示装置などのデバイスはそのまま再利用できる。このため、分離ユニット2に搭載される部品点数が減り、分離ユニット2の軽量化を図ることができるとともに、交換費用を削減することができる。
さらに、装飾枠42は扉本体41に着脱自在であることから、スロットマシンSの正面デザインが大幅に変更されるような場合には、装飾枠42を取り外して新しいものと交換することができる。また、同一の機種であっても異なる装飾枠42を取り付けることもでき、種々の販売戦略に対応させることもできる。
なお、本実施の形態では、分離ユニット2を中板12に載置するように形成してあったが、筐体1には中板12を設けず、分離ユニット2は他の支持手段により筐体内部に支持ようにしてもよい。例えば、側板16や裏板18の内周面や底板15に、分離ユニット2を下方から支持する支持部材(張り出し片や取り付け具、支持柱など)を設けてもよい。あるいは、天板17の下面に、分離ユニット2を吊り下げ支持可能な吊り下げ部材を設けることもできる。
さらに、本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できるものである。例えば、遊技メダルの代わりにパチンコ球などの遊技球を用いて、スロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機にも応用できる。また、図柄表示手段としては、回転リール23の他に、液晶表示装置や、ベルト式図柄表示装置を用いてもよい。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの分解斜視図である。 本発明の実施の形態であって、下扉を開けたスロットマシンの斜視図である。 本発明の実施の形態であって、下扉の分解斜視図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの縦断面図である。 本発明の実施の形態であって、パネル係合装置の拡大斜視図である。
符号の説明
S スロットマシン
1 筐体 2 分離ユニット
3 前扉 4 電源ユニット
5 ホッパーユニット 7 ロック機構
10 固定装置 11 開口部
12 中板 13 開口上部
14 開口下部 15 底板
16 側板 17 天板
18 裏板 19 筐体ヒンジ
20 リールユニット 21 支持体
22 ガイドローラ 23 回転リール(図柄表示手段)
24 基板ユニット(制御装置) 25 支持体ヒンジ
30 正面パネル(パネル部材) 31 図柄表示窓
32 表示部 33 係合孔
40 下扉 41 扉本体
42 装飾枠(装飾体) 42A 飾り部
43 メダル皿 44 操作部
44A メダル投入口 44B ベットスイッチ
44C スタートスイッチ 44D ストップスイッチ
45 枠開口(窓部) 46 下扉係合部
47 メダルセレクター 48 垂下片
49 挿入片 50 パネル係合装置

Claims (2)

  1. 正面に開口部を有する筺体と、
    前記筐体の開口部を正面側から塞ぐ前扉と、
    複数の図柄を変動表示及び停止表示可能な図柄表示手段と、
    遊技機の作動を制御するための制御装置とを少なくとも備え、
    少なくとも前記図柄表示手段及び制御装置をこれらを支持する支持体に搭載した分離ユニットを、前記筐体の開口上部内に着脱自在に設置した遊技機において、
    前記分離ユニットは、前記支持体に水平方向に回動自在かつ支持体の正面開口を開閉自在に取り付けられ前記図柄表示手段の図柄を正面側から視認可能なパネル部材を備え、
    前記前扉は、前記筐体の開口下部を閉塞可能な扉本体と、正面側から背面側を透視可能な窓部及びこの窓部の周囲に設けられた飾り部を有し前記扉本体の上部に取り付けられる装飾体とを備えるとともに、前記筐体に水平方向に回動自在かつ筐体の開口部を開閉自在に取り付けられ、
    前記パネル部材は、前記分離ユニットを筐体内に収納した状態で、前記装飾体の背面側から前記窓部を塞ぐように前記装飾体に固定され、
    前記前扉は、前記装飾体に前記パネル部材を固定した状態で、筐体の開口部を閉塞可能に形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記装飾体は、前記扉本体に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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