JP2004025673A - レインボー印刷用インキ壺装置及び印刷方法 - Google Patents

レインボー印刷用インキ壺装置及び印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータの作業負担が減り、インキをムラなく撹拌することで印刷機におけるインキの壺上りがなく、安定したレインボー印刷を行うためのレインボー印刷用インキ壺装置及び印刷方法を提供する。
【解決手段】印刷機のインキ壺を少なくとも三つの区画領域に分割する少なくとも二つの中間インキ堰(4)を設け、各区画領域に少なくとも一つのインキ撹拌棒(19a、19b、19c、19d)を設け、インキ撹拌棒の長さ方向に設けたガイド溝(21)にホルダー(23)上部に取り付けたガイドピン(20)を嵌合し、インキ撹拌棒のインキアジテータ撹拌ヘラをローラ側に向け、基端部をインキ撹拌棒が底板状でガイドピンを中心に揺動可能となるようにアジテータ支持台(12)に枢着し、ロッドレスシリンダー(6)上にストローク自在に係合されたスライドブロック(9)と、アジテータ支持台とを一体的に設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インキの供給、インキ出し量調整及びインキ撹拌作業等オペレータの作業負担が減り、かつインキをムラなく撹拌することで印刷機におけるインキの壺上りをなくし、安定した印刷が行えるレインボー印刷用インキ壺装置及び該レインボー印刷用インキ壺装置を用いて印刷を行う印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、証券及び銀行券等を印刷する場合には、偽造防止のために印刷絵柄を幅方向に複数の色で刷り分けて、隣り合った色の境界をにじませるレインボー印刷が施される。レインボー印刷の手法は、インキ出しローラと、底板と、インキ堰で形成される断面三角形状のインキ壺に、版デザインに合わせてインキ壺を幅方向に複数の区画領域に分割する中間インキ堰が設けられ、隣り合った区画領域に色相の異なるインキが収容される。そして、インキ出しローラの回転により底板との隙間から幅方向に複数の色相の異なるインキ膜がインキ出しローラ表面に形成される。この複数のインキ膜は呼び出しロ−ラに転移され、さらに練りローラと振りローラによって形成される下流のローラ群にインキが供給される過程で、振りローラが幅方向に摺動することにより、隣り合った色相のインキ膜の境界を混ぜ合わせ、その後、版胴の版の表面に転移させ、版からブランケット胴のブランケット表面を介して印刷用紙に転写することで、隣り合った色の境界を虹色のようににじませる表示を施すことができる。
【0003】
公知のようにインキ壺を有する印刷機において、インキ壺内のインキはインキ出しローラとの接触によりインキ供給が安定する。しかし、流動特性の低いインキについてはインキがインキ出しローラから離れてしまういわゆる壺上り現象が発生するため、インキ供給量が不足し、その結果印刷不良が発生する。そのため、インキ出しローラへの着肉不良を防ぐ目的でインキの撹拌が必要である。
【0004】
そこで、インキを撹拌する装置として、図5のようにオフセット印刷機のインキアジテータが挙げられる。これは、図示しない左右両フレームにそれぞれ設けられた軸受に回転自在に支持されたインキ出しローラ(1)と、このインキ出しローラ周面に先端部を近接する位置に斜めに配置された底板(5)と、インキ出しローラ両端面に隙間なく摺接されたインキ堰(3)で形成される断面三角形状のインキ壺と、インキ壺内に収容されたインキを、インキ壺の後側部にインキ出しローラ幅方向に向けて設けた駆動手段を有し、インキ壺両端にある両インキ堰に近接する位置間を往復移動するインキ撹拌棒によりインキを撹拌するものである。
【0005】
また、レインボー印刷をする際に、インキ壺内を中間インキ堰で分割し、分割した各区画領域に異なった色のインキを収容し各色間の境界部をぼかしながら印刷を行う方法があるが、中間インキ堰からインキが隣へ洩れて混色をし、良好な印刷物が得られないことがあった。そこで、中間インキ堰を用いずレインボー印刷のように一つの版に対して複数色のインキを供給する装置に関する提案がされている。例えば特開昭63−81045公報では、左右両フレームにそれぞれ設けられた軸受に回転自在に支持されたインキ出しローラと、このインキ出しローラ周面に先端部を近接する位置に斜めに配置された底板と、インキ出しローラ両端面に隙間なく摺接されたインキ堰で形成される断面三角形状のインキ壺と、それに近接して回転かつ揺動自在に支持された呼び出しローラとが上下方向に二組設けられ、これら上下のローラとその間に合流ローラを設けたインキ装置が記載されている。ここに開示されたものは、上下方向に設けられた二組のインキ壺内に互いに異なった色のインキを収容でき、中間インキ堰を設けないため、従来のインキアジテータの使用は可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
インキ壺内に中間インキ堰を設けインキ壺を分割したインキ壺の壺上りを防止するためには、オペレータがインキ壺内に収容したそれぞれの色用インキ撹拌ヘラを用いて、分割されたインキ壺の各区画領域のインキを撹拌する必要があり、作業性が悪く、頻繁に撹拌を行わなければならない。
【0007】
ところが、従来のインキアジテータにおいては、インキアジテータ棒とインキアジテータ撹拌ヘラで構成されるインキ撹拌棒がインキ壺両端の両インキ堰に近接する位置間を往復移動しインキを撹拌しているため、中間インキ堰が設けられていると、インキ撹拌棒の移動が制限されインキの撹拌ができなかった。
【0008】
更に、上下方向に設けられた二組のインキ壺内に互いに異なった色のインキを収容し、レインボー印刷を行う方法では、スペースをとるため機械本体が大型になり、構造も複雑になっていた。また、一版に対して三色以上のインキを用い、レインボー印刷を行う場合は、上記技術では撹拌を行うことは不可能である。
【0009】
このようなことから、本発明は、三色以上のレインボー印刷を安定して行え、かつ、インキ壺装置の小型化及びオペレータの作業性の向上を図ることができるインキ壺装置及び該インキ壺装置を用いたレインボー印刷方法を提供することを目的とした。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、インキを供給するインキ出しローラと、前記インキ出しローラの幅方向の両側に配置されたインキ堰と、該インキ堰と同幅で、かつ前記インキ出しローラに対して斜めに配置された底板とを備えているインキ壺と、該インキ壺のフレームに固定され、インキ出しローラ幅方向に延びるロッドレスシリンダーと、前記ロッドレスシリンダー上にストローク自在に係合されたスライドブロックと、前記スライドブロックの到達を感知するリミットスイッチと、前記ロッドレスシリンダーの端部に設けられている左右エアー供給口とを備えているインキアジテータとで構成されるインキ壺装置において、前記インキ壺をインキ出しローラ幅方向に沿って、少なくとも三つの区画領域に分割する少なくとも二つの中間インキ堰を設け、前記中間インキ堰で分割された前記インキ壺の各区画領域に、長さ方向にガイド溝を設けたインキアジテータ棒の一端にインキアジテータ撹拌ヘラを備えた少なくとも一つのインキ撹拌棒を設け、インキアジテータ棒の長さ方向に設けたガイド溝にホルダーの上部に取り付けたガイドピンを嵌合し、前記ガイドピンを介して嵌合された前記インキ撹拌棒と前記ホルダーとを前記底板の後側部に設け、前記インキ撹拌棒のインキアジテータ撹拌ヘラを前記インキ出しローラ側に向け、前記インキ撹拌棒の基端部を該インキ撹拌棒が前記底板状でガイドピンを中心に揺動可能となるようにアジテータ支持台に枢着し、前記ロッドレスシリンダー上にストローク自在に係合されたスライドブロックと、インキ撹拌棒の基端部を取り付けた前記アジテータ支持台とを一体的に設け、前記スライドブロックを一定のストローク幅で摺動することによって、前記各区画領域に設けたインキ撹拌棒の基端部を取り付けた前記アジテータ支持台が前記スライドブロックのストローク幅と同幅で摺動をし、前記各区画領域に設けられたインキ撹拌棒が、底板状でガイドピンを中心に一括して揺動することにより、前記各区画領域内のインキを撹拌することを特徴とする。
【0011】
本発明は、前記スライドブロックのストローク幅が、前記インキ壺を前記中間インキ堰で分割した前記各区画領域の幅で決定され、前記スライドブロックの到達を感知する前記リミットスイッチとして左リミットスイッチ及び右リミットスイッチを、それぞれフレーム上の適当な位置にスライドさせ固定することで、前記スライドブロックを任意のストローク幅に調整可能であり、前記各インキ撹拌棒の基端部の取り付け位置が、前記インキ壺を前記中間インキ堰で分割した前記各区画領域の幅と、前記スライドブロックのストローク幅とで決定され、前記各領域に設けた前記インキ撹拌棒を前記アジテータ支持台に取り付ける位置が調整可能であり、前記インキアジテータ棒の長さ方向に設けた前記ガイド溝に嵌合した前記ホルダー上部に取り付けた前記各ガイドピンの固定位置が、前記インキ壺を前記中間インキ堰で分割した前記各区画領域の幅と、前記スライドブロックのストローク幅と、前記各インキ撹拌棒の基端部の取り付け位置とで決定され、前記インキアジテータ棒の長さ方向に設けた前記ガイド溝に嵌合した前記ホルダーの上部に取り付けた前記ガイドピンを固定する位置が調整可能であり、前記スライドブロックのストローク幅と、前記インキ撹拌棒の基端部の取り付け位置と、前記ガイド溝に嵌合した前記ホルダー上部に取り付けた前記各ガイドピンの固定位置とで、前記インキ撹拌棒の揺動幅を自在に調整可能であることを特徴とする。
【0012】
本発明は、インキを供給するインキ出しローラと、前記インキ出しローラの幅方向の両側に配置されたインキ堰と、該インキ堰と同幅で、かつ前記インキ出しローラに対して斜めに配置された底板とを備えているインキ壺と、該インキ壺のフレームに固定され、インキ出しローラ幅方向に延びるロッドレスシリンダーと、前記ロッドレスシリンダー上にストローク自在に係合されたスライドブロックと、前記スライドブロックの到達を感知するリミットスイッチと、前記ロッドレスシリンダーの端部に設けられている左右エアー供給口とを備えているインキアジテータとで構成されるインキ壺装置において、前記インキ壺をインキ出しローラ幅方向に沿って、少なくとも三つの区画領域に分割する少なくとも二つの中間インキ堰を設け、前記中間インキ堰で分割された前記インキ壺の各区画領域に、長さ方向にガイド溝を設けたインキアジテータ棒の一端にインキアジテータ撹拌ヘラを備えた少なくとも一つのインキ撹拌棒を設け、インキアジテータ棒の長さ方向に設けたガイド溝にホルダーの上部に取り付けたガイドピンを嵌合し、前記ガイドピンを介して嵌合された前記インキ撹拌棒と前記ホルダーとを前記底板の後側部に設け、前記インキ撹拌棒のインキアジテータ撹拌ヘラを前記インキ出しローラ側に向け、前記インキ撹拌棒の基端部を該インキ撹拌棒が前記底板状でガイドピンを中心に揺動可能となるようにアジテータ支持台に枢着し、前記ロッドレスシリンダー上にストローク自在に係合されたスライドブロックと、インキ撹拌棒の基端部を取り付けた前記アジテータ支持台とを一体的に設け、前記スライドブロックを一定のストローク幅で摺動することによって、前記各区画領域に設けたインキ撹拌棒の基端部を取り付けた前記アジテータ支持台が前記スライドブロックのストローク幅と同幅で摺動をし、前記各区画領域に設けられたインキ撹拌棒が、底板状でガイドピンを中心に一括して揺動することにより、前記各区画領域内のインキを撹拌するレインボー印刷用インキ壺装置を用いて、印刷絵柄を印刷方向に対して幅方向に複数に分割し、互いに隣り合った色相の異なるインキで印刷し、前記分割した印刷絵柄の境界を混色させてレインボー印刷を行うことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態であるレインボー印刷機おけるインキ壺装置について図に従って説明する。
【0014】
まず、レインボー印刷用インキ壺装置とは、図3のように、インキ出しローラ(1)は図示しない左右両フレームにそれぞれ設けられた軸受により回転自在に支持されており、底板(5)はブレード台(11)の上部に幅方向に分割された多数のインキ壺キー(10)によって構成され、先端部はインキ出しローラ(1)との近接する位置に配置されている。また、インキ堰(3)はインキ出しローラ(1)の両端面に隙間なく摺接され、底板(5)に支持されている。更に、中間インキ堰(4、4a、4b、4c)は版デザインに合わせて任意の位置に支持ボルトにより支持され、インキ壺を三つ以上の区画領域に分割する。分割された区画領域にそれぞれ違うインキが収容することによってレインボー印刷用インキ壺が形成される。
【0015】
次に、インキアジテータの構成について図1に従って説明する。インキアジテータは、インキ出しローラ(1)幅方向に伸びるロッドレスシリンダー(6)本体と、ロッドレスシリンダー本体上に摺動自在に係合されたスライドブロック(9)と、該スライドブロックとに連動するように図示しないアジテータ支持台用固定ボルトを介して取り付けられたアジテータ支持台(12)と、スライドブロック(9)の到達を感知する左右リミットスイッチ(14)(15)から構成されている。ロッドレスシリンダー(6)本体の端部には、左右エアー供給口(16)(17)が接続されており、左右エアー供給口は図示しない制御装置に接続される。インキアジテータは、インキ壺の後側部に位置し、両端部を取り付け金具(2)を介してインキ壺装置フレーム(18)に固定されている。
【0016】
また、実際にインキを撹拌するためのインキ撹拌棒(19a,19b,19c,19d)は、インキ撹拌棒のインキアジテータ撹拌ヘラ(8)をインキ出しローラ(1)側に向け、インキ撹拌棒の基端部を、インキ撹拌棒用支持ボルト(22)及びアジテータ支持金具(13)を介してアジテータ支持台(12)の任意の位置に取り付ける。底板(5)の後側部には、区画領域間をスライドし、かつホルダー用固定ボルト(24)を介して任意に固定位置が調整できるホルダー(23)を取り付ける。ホルダーの上には前後方向にスライドし、かつピンネジ(25)を介して任意に固定位置が調整できるガイドピン(20)が設けてある。このガイドピンがインキ撹拌棒のインキアジテータ棒(7)長さ方向に設けてあるガイド溝(21)に嵌め合った状態でスライドをするようになっており、インキ撹拌に必要な幅に合わせて、固定位置が調整可能である。
【0017】
このように、前述したレインボー印刷用インキ壺と前述したインキアジテータによってレインボー印刷用インキ壺装置が構成されている。
【0018】
次に、インキ壺を4枚の中間インキ堰(4a、4b、4c、4d)で5つの区画領域に分割した場合、インキ撹拌棒を揺動させるための構成を図4に従って説明する。まず、スライドブロック(9)のストローク幅をXとする場合、左右リミットスイッチ(14)(15)の幅もスライドブロックのストローク幅と同幅になるように、フレーム(18)上を手動によって移動させ、適当な位置に図示しないリミットスイッチ用固定ネジを介して固定する。次に、中間インキ堰(4a)と中間インキ堰(4b)によって分割された区画領域にインキ撹拌棒を設置するわけであるが、まず、ストローク幅(X)と上記区画領域の幅に対応させ、アジテータ支持台(12)上にアジテータ支持金具(13)及びインキ撹拌棒用支持ボルト(22)を介して任意の位置に一本の撹拌棒(19a)の基端部を設置する。次に、インキ撹拌棒基端側のストローク幅(X)でインキアジテータ撹拌ヘラ(8)のストロークが両中間インキ堰(4a)(4b)に近接する位置間で揺動するように、ガイド溝(21)に嵌め合ったガイドピン(20a)の位置を、ホルダー(23)上の適当な位置まで手動によってスライドさせ、ピンネジ(25)を介して任意の位置に固定する。
【0019】
次に、中間インキ堰(4b)と中間インキ堰(4c)間の区画領域にインキ撹拌棒を設置するわけであるが、まず、ストローク幅(X)と上記区画領域の幅に対応させ、アジテータ支持台(12)上にアジテータ支持金具(13)及びインキ撹拌棒用支持ボルト(22)を介して任意の位置に一本の撹拌棒(19b)の基端部を設置する。次に、インキ撹拌棒基端側のストローク幅(X)でインキアジテータ撹拌ヘラ(8)のストロークが両中間インキ堰(4b)(4c)に近接する位置間で揺動するように、ガイド溝(21)に嵌め合ったガイドピン(20b)の位置を、ホルダー(23)上の適当な位置まで手動によってスライドさせ、ピンネジ(25)を介して任意の位置に固定する。この時、前述した中間インキ堰(4a)と中間インキ堰(4b)の区画領域と比較すると、中間インキ堰(4b)と中間インキ堰(4c)の区画領域の幅の方が広いため、インキ撹拌に必要な幅も広く、インキ撹拌棒の揺動幅を広く設定する必要がある。そこで、ガイド溝(21)に嵌め合ったガイドピン(20)を、中間インキ堰(4a)と中間インキ堰(4b)で設定した場合よりも後方、つまりインキ出しローラ(1)より離した位置にスライドさせ固定する。そのことによって、一定のストローク幅で摺動するインキ撹拌棒の基端部に対して、インキ撹拌棒の支点となるガイドピン(21)の位置を異なるため、インキアジテータ撹拌ヘラ(8)の撹拌幅が広がり、広い区画領域でもムラなくインキを撹拌することが可能となる。
【0020】
次に、中間インキ堰(4c)と中間インキ堰(4d)間の区画領域にインキ撹拌棒を設置する場合も同様、ストローク幅(X)と上記区画領域に対応した位置にインキ撹拌棒を設置する。しかし、該区画領域が広すぎるため、一本のインキ撹拌棒では対応しきれないと判断した場合、任意の間隔をとって二本のインキ撹拌棒(19c)(19c)を配置することが可能である。この二本のインキ撹拌棒は、ガイドピンの固定位置を同じにし、インキアジテータ撹拌ヘラのストローク幅を同じにしてもよく、またガイドピンの固定位置をそれぞれ異ならせ、インキアジテータ撹拌ヘラのストローク幅を異ならせてもよい。
【0021】
以上、一本ないし二本のインキ撹拌棒を設置する場合の説明を行ったが、一本ないし二本に限定されるものではなく、中間インキ堰で分割された各区画領域に対応して、任意の個数を設置することが可能であり、その場合もガイドピンの固定位置を全て同一にし、インキアジテータ撹拌ヘラのストローク幅を同じにしてもよく、またガイドピンの固定位置を全て異ならせ、インキアジテータ撹拌ヘラのストローク幅を異ならせてもよい。
【0022】
以上の構成にかかる本実施例において、図1のように、図示しない制御装置から左エアー供給口(16)を通じてロッドレスシリンダー(6)にエアーを供給すると、スライドブロック(9)が図1の矢印で示す右方向に摺動する。右方向に摺動したスライドブロック(9)と連動するアジテータ支持台(12)とともにインキアジテータ棒の基端部が摺動すると、インキアジテータ撹拌ヘラ(8)はガイドピン(20)を支点として左方向に揺動する。右方向に摺動したスライドブロックがフレームの右側に設置された右リミットスイッチ(14)に接触し感知すると、該右リミットスイッチ(14)からの信号が図示しない制御装置に送られ、エアーの送り込みを停止しスライドブロック(9)が停止する。この時、インキアジテータ撹拌ヘラ(8)は区画領域左側の堰に近接する位置に到達している。
【0023】
次に、右エアー供給口(16)を通じてロッドレスシリンダー(6)にエアーを供給すると、スライドブロック(9)が図1の矢印と反対方向の左方向に摺動する。左方向に摺動したスライドブロック(9)と連動するアジテータ支持台(12)とともにインキアジテータ棒の基端部が摺動すると、インキアジテータ撹拌ヘラ(8)はガイドピン(20)を支点として右方向に揺動する。左方向に摺動したスライドブロックがフレームの左側に設置された左リミットスイッチ(14)に接触し感知すると、該左リミットスイッチ(14)からの信号が図示しない制御装置に送られ、エアーの送り込みを停止しスライドブロック(9)が停止する。この時、インキアジテータ撹拌ヘラ(8)は区画領域右側の堰に近接する位置に到達している。
【0024】
前記の工程を繰り返すことによって全てのインキ撹拌棒がそれぞれの撹拌幅で左右への揺動を繰り返し、インキ壺内のインキを撹拌する。
【0025】
【発明の効果】
本発明におけるインキ撹拌棒は、支点となるガイドピンをホルダー上でスライドさせ、任意の位置に固定できるため、中間インキ堰によって分割されたインキ壺の各区画領域の幅に対応して、任意のストローク幅、かつ任意の個数のインキ撹拌棒を設置することができる。よって、インキを硬化させることなくムラなく撹拌でき、そのことでインキの流動性がよくなり、インキ出しローラにインキがよくなじみ、インキの供給変動も平均化する。また、流動性の低いインキを使用する場合においても、インキの壺上りが発生せず、インキ出しローラへの着肉不良を防止することができる。
【0026】
また、インキ壺を中間インキ堰によって分割し、分割された各区画領域に収容したインキを撹拌する際に、オペレータが手作業で行う必要がなく、その結果、インキの供給、インキ出し量調整及びインキ撹拌作業等の作業性が向上し、オペレータの作業負担が減る。
【0027】
更に、複数のインキを使用してレインボー印刷を行う際に、複数のインキ壺装置を使用することによって起こる、装置の大型化や構造の複雑化が解消され、装置が小型化できることによって取り扱いやすくかつ、小型の印刷機への設置も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインキアジテータのインキ供給装置への設置例を示す図である。
【図2】(a)はインキ撹拌棒の斜視図、(b)はホルダーとガイドピンの前後進の例を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す縦断側面図である。
【図4】本発明のインキアジテータ棒とインキアジテータ撹拌ヘラの設置例を示す図である。
【図5】従来のインキアジテータのインキ供給装置への設置例を示す図である。
【符号の説明】
1 インキ出しローラ
2 取り付け金具
3 インキ堰
4、4a、4b、4c、4d 中間インキ堰
5 底板
6 ロッドレスシリンダー
7 インキアジテータ棒
8 インキアジテータ撹拌ヘラ
9 スライドブロック
10 インキ壺キー
11 ブレード台
12 アジテータ支持台
13 アジテータ支持金具
14 右リミットスイッチ
15 左リミットスイッチ
16 左エアー供給口
17 右エアー供給口
18 フレーム
19a,19b,19c,19d インキ撹拌棒
20 ガイドピン
21 ガイド溝
22 インキ撹拌棒用支持ボルト
23 ホルダー
24 ホルダー用固定ボルト
25 ピンネジ

Claims (3)

  1. インキを供給するインキ出しローラと、前記インキ出しローラの幅方向の両側に配置されたインキ堰と、該インキ堰と同幅で、かつ前記インキ出しローラに対して斜めに配置された底板とを備えているインキ壺と、
    該インキ壺のフレームに固定され、インキ出しローラ幅方向に延びるロッドレスシリンダーと、前記ロッドレスシリンダー上にストローク自在に係合されたスライドブロックと、前記スライドブロックの到達を感知するリミットスイッチと、前記ロッドレスシリンダーの端部に設けられている左右エアー供給口とを備えているインキアジテータとで構成されるインキ壺装置において、
    前記インキ壺をインキ出しローラ幅方向に沿って、少なくとも三つの区画領域に分割する少なくとも二つの中間インキ堰を設け、前記中間インキ堰で分割された前記インキ壺の各区画領域に、長さ方向にガイド溝を設けたインキアジテータ棒の一端にインキアジテータ撹拌ヘラを備えた少なくとも一つのインキ撹拌棒を設け、インキアジテータ棒の長さ方向に設けたガイド溝にホルダーの上部に取り付けたガイドピンを嵌合し、前記ガイドピンを介して嵌合された前記インキ撹拌棒と前記ホルダーとを前記底板の後側部に設け、前記インキ撹拌棒のインキアジテータ撹拌ヘラを前記インキ出しローラ側に向け、前記インキ撹拌棒の基端部を該インキ撹拌棒が前記底板状でガイドピンを中心に揺動可能となるようにアジテータ支持台に枢着し、前記ロッドレスシリンダー上にストローク自在に係合されたスライドブロックと、インキ撹拌棒の基端部を取り付けた前記アジテータ支持台とを一体的に設け、前記スライドブロックを一定のストローク幅で摺動することによって、前記各区画領域に設けたインキ撹拌棒の基端部を取り付けた前記アジテータ支持台が前記スライドブロックのストローク幅と同幅で摺動をし、前記各区画領域に設けられたインキ撹拌棒が、底板状でガイドピンを中心に一括して揺動することにより、前記各区画領域内のインキを撹拌することを特徴とするレインボー印刷用インキ壺装置。
  2. 前記スライドブロックのストローク幅が、前記インキ壺を前記中間インキ堰で分割した前記各区画領域の幅で決定され、前記スライドブロックの到達を感知する前記リミットスイッチとして左リミットスイッチ及び右リミットスイッチを、それぞれフレーム上の適当な位置にスライドさせ固定することで、前記スライドブロックを任意のストローク幅に調整可能であり、
    前記各インキ撹拌棒の基端部の取り付け位置が、前記インキ壺を前記中間インキ堰で分割した前記各区画領域の幅と、前記スライドブロックのストローク幅とで決定され、前記各領域に設けた前記インキ撹拌棒を前記アジテータ支持台に取り付ける位置が調整可能であり、
    前記インキアジテータ棒の長さ方向に設けた前記ガイド溝に嵌合した前記ホルダー上部に取り付けた前記各ガイドピンの固定位置が、前記インキ壺を前記中間インキ堰で分割した前記各区画領域の幅と、前記スライドブロックのストローク幅と、前記各インキ撹拌棒の基端部の取り付け位置とで決定され、前記インキアジテータ棒の長さ方向に設けた前記ガイド溝に嵌合した前記ホルダーの上部に取り付けた前記ガイドピンを固定する位置が調整可能であり、
    前記スライドブロックのストローク幅と、前記インキ撹拌棒の基端部の取り付け位置と、前記ガイド溝に嵌合した前記ホルダー上部に取り付けた前記各ガイドピンの固定位置とで、前記インキ撹拌棒の揺動幅を自在に調整可能であることを特徴とする請求項1記載のレインボー印刷用インキ壺装置。
  3. インキを供給するインキ出しローラと、前記インキ出しローラの幅方向の両側に配置されたインキ堰と、該インキ堰と同幅で、かつ前記インキ出しローラに対して斜めに配置された底板とを備えているインキ壺と、
    該インキ壺のフレームに固定され、インキ出しローラ幅方向に延びるロッドレスシリンダーと、前記ロッドレスシリンダー上にストローク自在に係合されたスライドブロックと、前記スライドブロックの到達を感知するリミットスイッチと、前記ロッドレスシリンダーの端部に設けられている左右エアー供給口とを備えているインキアジテータとで構成されるインキ壺装置において、
    前記インキ壺をインキ出しローラ幅方向に沿って、少なくとも三つの区画領域に分割する少なくとも二つの中間インキ堰を設け、前記中間インキ堰で分割された前記インキ壺の各区画領域に、長さ方向にガイド溝を設けたインキアジテータ棒の一端にインキアジテータ撹拌ヘラを備えた少なくとも一つのインキ撹拌棒を設け、インキアジテータ棒の長さ方向に設けたガイド溝にホルダーの上部に取り付けたガイドピンを嵌合し、前記ガイドピンを介して嵌合された前記インキ撹拌棒と前記ホルダーとを前記底板の後側部に設け、前記インキ撹拌棒のインキアジテータ撹拌ヘラを前記インキ出しローラ側に向け、前記インキ撹拌棒の基端部を該インキ撹拌棒が前記底板状でガイドピンを中心に揺動可能となるようにアジテータ支持台に枢着し、前記ロッドレスシリンダー上にストローク自在に係合されたスライドブロックと、インキ撹拌棒の基端部を取り付けた前記アジテータ支持台とを一体的に設け、前記スライドブロックを一定のストローク幅で摺動することによって、前記各区画領域に設けたインキ撹拌棒の基端部を取り付けた前記アジテータ支持台が前記スライドブロックのストローク幅と同幅で摺動をし、前記各区画領域に設けられたインキ撹拌棒が、底板状でガイドピンを中心に一括して揺動することにより、前記各区画領域内のインキを撹拌するレインボー印刷用インキ壺装置を用いて、印刷絵柄を印刷方向に対して幅方向に複数に分割し、互いに隣り合った色相の異なるインキで印刷し、前記分割した印刷絵柄の境界を混色させてレインボー印刷を行うことを特徴とする印刷方法。
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