JP2003335275A - ゴムクローラ - Google Patents
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- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/18—Tracks
- B62D55/24—Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
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Abstract
る走行中或は作業中に於ける耳切れ現象を効果的且つ経
済的安価に防止するための提案。 【解決手段】 ゴム弾性体などで形成された無端状ゴム
ベルト帯体形状のゴムクローラ本体内に、ゴムクローラ
周方向に一定間隔置きに芯金を埋設して成るゴムクロー
ラにおいて、芯金長手方向(ゴムクローラ幅方向)端部
の少なくとも接地面側下方からゴムクローラ幅方向端部
の外方にわたって、ゴムクローラ本体を形成する他のゴ
ム弾性体よりもゴム硬度の高い高硬度ゴム弾性体で形成
した高硬度中間ゴム層を介在させ、ゴムクローラ本体の
ゴム弾性体を少なくとも二層以上の多層構造としたこと
を特徴とする。
Description
設機械、土木作業機械、そして運搬車等の産業車両の足
廻りに用いられている無限軌道走行装置に装着されるゴ
ムクローラに関するものであり、特にゴムクローラ幅方
向端部に生じる耳切れ現象の防止に関するものである。
られている無限軌道走行装置には、従来鉄製クローラが
使用されてきたが、近年市街地などの舗装路面での作業
に使用されるようになり、鉄製クローラに代えて、鉄製
クローラの金属製シュープレートへゴム弾性体を一体加
硫接着させた所謂焼付シューや、金属製シュープレート
に代えて専用の芯金(履板)に直接ゴム弾性体を加硫接
着させたゴムパッド(トラックリンクの1リンク長さ単
位の単体タイプ、複数リンクにわたる長さをもつ連続タ
イプ)を、複数のトラックリンクが無端状に連結されて
構成されている連結リンクへ取り付けた連結リンク式ゴ
ムクローラ、或いは、鉄製クローラの金属製シュープレ
ートへ着脱可能な脱着式ゴムパッドシュー、さらに、図
13に示すゴム弾性体で形成された無端状のゴムクロー
ラ本体内に周方向に沿って複数本の引張補強材をゴムク
ローラの幅方向に引き揃えて並べ列状に配列した引張補
強材列を埋設させ引張補強層とし、引張補強層の内周側
には鉄製の芯金が一定間隔置きに埋設され、クローラが
走行装置から外れるのを防止するための芯金ガイド突起
がクローラ内周側へ突出形成されている一体式のゴムク
ローラ等が併用されるようになっている。
は、石の多い不整地や狭い場所での作業、そして道路の
路肩にある縁石付近で作業する際に、ゴムクローラが石
や障害物、縁石等に乗り上げたり(図14A)、横方向
に押し付けられたり(図14B)されることによって、
ゴムクローラに埋設した芯金翼部クローラ幅方向端部と
石などの間に挟まれたゴム弾性体が大きく変形させら
れ、これによってゴム弾性体は破壊され、このような状
況が繰り返される毎にゴム弾性体の破壊が進行し、つい
にはゴムクローラ本体に大きな亀裂を発生させる。従来
よりこのような現象は「耳切れ」と呼ばれ問題になって
いる。
は、従来より各種技術が提案されてきている。例えば、
特許第3077064号公報、特開平11−07901
5号公報、そして特開2000−313373号公報に
は、芯金翼部のクローラ幅方向端部付近を内周(反接地
面)側に折り曲げることにより耳切れを防止する技術
が、特開平11−268673号公報には、芯金翼部の
クローラ幅方向端部付近を内周(反接地面)側に湾曲さ
せることにより耳切れを防止する技術が開示されてい
る。また、特開平11−105754号公報などには、
芯金翼部のクローラ幅方向端部を丸型のリブ構造とする
ことにより耳切れ現象を低減させる技術が開示されてい
る。しかし、上記提案されている従来技術では、芯金形
状が複雑になる他、芯金成形型構造や芯金仕上げ作業な
どの芯金を作成するための行程などが複雑なものとなり
コストアップは避けられないものとなっている。
は、芯金翼部のクローラ幅方向両端部に対応する接地面
側のクローラ幅方向端部のゴム肉厚を厚くすることによ
り補強リブを形成し、これにより耳切れ現象を防止する
技術が開示提案されている。また、実開昭53−050
935号公報には、芯金のクローラ幅方向端部周辺に肉
厚突条を形成させたゴムクローラが開示されている。し
かし、該従来技術では、芯金翼部付近の屈曲変形は防止
できるものの、補強リブや肉厚突条より外(接地面)側
が屈曲変形しやすく、この部分に耳切れが発生すること
になり効果的な改良には至っていない。
技術として、特許第3077064号公報には芯金翼部
クローラ幅方向端部の接地面側下方にケーブル層を設け
る構成が、加えて芯金クローラ幅方向端部の近傍に合成
樹脂部材を配置する構成も紹介されている。そして特開
平12−085642号公報には、ラグゴムのクローラ
幅方向縁端テーパー部に低摩擦抵抗部材を埋設し表面に
露出させる構成が開示されているが、上記従来技術では
未だ「耳切れ」現象を効果的に、且つ、経済的に防止す
るものとなっていない。本発明は、上述の問題点に鑑み
なされたものであって、効果的にかつ経済的に「耳切
れ」現象を防止することが可能なゴムクローラを提供す
ることを目的としている。
するためになされたものであって、ゴム弾性体などで形
成された無端状ゴムベルト帯体形状のゴムクローラ本体
内に、ゴムクローラ周方向に一定間隔置きに芯金を埋設
して成るゴムクローラにおいて、芯金長手方向(ゴムク
ローラ幅方向)端部の少なくとも接地面側下方からゴム
クローラ幅方向端部の外方にわたって、ゴムクローラ本
体を形成する他のゴム弾性体よりもゴム硬度の高い高硬
度ゴム弾性体で形成した高硬度中間ゴム層を介在させ、
ゴムクローラ本体のゴム弾性体を少なくとも二層以上の
多層構造としたことを特徴としている。
ーラ本体内に埋設する芯金を、芯金長さ方向端部(芯金
翼部端部)の先端を接地面側に向けて一定長さ範囲の下
降傾斜面に形成している。さらに本発明は、芯金長さ方
向端部に対応する部分を含むゴムクローラ幅方向の接地
面側のゴム肉厚(ベースゴム厚)を、適宜厚くして丘陵
部を形成させ、ゴムクローラ周方向のラグゴム間に前記
丘陵部を配置したことを特徴としている。
第一にゴムクローラ本体内の、芯金長手方向端部の少な
くとも接地面側下方からゴムクローラ幅方向端部の外方
にわたって、ゴムクローラ本体を形成する他のゴム弾性
体よりもゴム硬度の高い高硬度ゴム弾性体で形成した高
硬度ゴム層である中間ゴム層を介在させ、ゴムクローラ
本体のゴム弾性体を二層以上の多層構造としたことによ
り、ゴムクローラが石や縁石等に乗り上げた際、芯金翼
部端部と石や縁石等との間に挟まれたゴムクローラ本体
のゴム弾性体部位に発生する歪を中間ゴム層が効果的に
分散し、歪が局部に集中することを防ぐことによってゴ
ム破壊を防止し、これに起因する耳切れを効果的に低減
することができ、ゴムクローラの耐久性を向上させるこ
とが可能となった。
ム弾性体の一部を、単に他のゴム弾性体のゴム硬度より
高いゴム硬度の中間ゴム層とすることで充分耳切れ防止
となるのであり、製造工程が複雑で加えて材料費が嵩む
ためコストアップとなる異種材料(例えばスチールコー
ド等)を使用する必要はないため、本発明を実施するに
あたりコストアップになることはなく、経済的・効果的
な耳切れ防止方法となるのである。この際、中間ゴム層
用の専用ゴム配合を設計し使用してもよいのは言うまで
もない。
ローラ外周側(接地側)面を接地面側に向けて一定長さ
範囲の下降傾斜面とし、前述した芯金翼部端部と石や縁
石に挟まれたゴムの歪が局部に集中することを防止し、
耳切れ発生原因となる芯金翼部端部と石や縁石に挟まれ
たゴムの破壊を防止し、耳切れを低減することができ
る。これにより、従来の芯金長手方向端部を内周側に反
らせた形状の芯金と比べ、芯金翼部端部に傾斜面を設け
るのみであるため、芯金形状の改良としてはシンプルで
あり、コストアップにつながることはない。更に、芯金
長手方向端部の傾斜面は凸曲面であってもよい。
厚(ベース厚)を、芯金長手方向端部に対応する部分を
含むゴムクローラ幅方向端部のゴムクローラ接地面(外
周)側ゴム肉厚を適宜厚くし、ゴムクローラ幅方向端部
のラグゴム−ラグゴム間に丘陵部を配置する構成とすれ
ば、ゴムクローラ幅方向端部の剛性を上げ、ゴムクロー
ラが石や縁石に乗り上げたり、石や縁石に押しつけられ
たとき、ゴムクローラ幅方向端部が内周側(反接地側)
に曲り難くするのであり、ゴムクローラ幅方向端部が内
週側に曲がるとき、芯金長手方向端部に対応する部分の
ゴム弾性体に発生する歪を低減できるのであり、耳切れ
を低減することができる。
発明の特徴を組合せた構成とすることにより、耳切れ防
止性能が向上し、従来の耳切れ防止対策技術に比べ格段
に耳切れ防止を図れ、ゴムクローラの耐久性を向上させ
ることができる。
説明する。図1Aは本発明の第1実施例のゴムクローラ
の内周側(反接地側)平面図であり、図1Bは図1Aの
接地面側(外周側)平面図、図1Cは図1Bの幅方向断
面図、図2は図1Cの要部拡大図である。第1実施例の
ゴムクローラ1は、ゴム弾性体等によって形成された無
端状のベルト帯体であるゴムクローラ本体2内に、ゴム
クローラ周方向に一定間隔置きに埋設された芯金3と、
ゴムクローラ1の接地面側に突設させたラグゴム4と、
芯金3の外周側に走行装置の駆動輪と係合する係合孔5
の左右に振り分けてゴムクローラ周方向に埋設したスチ
ールコード列6があり、芯金3の芯金翼部3aの端部3
a’を覆うゴム弾性体は、外ゴム層7a、中間ゴム層7
b、内ゴム層7cの三層からなり、中間ゴム層7bのゴ
ム硬度を外ゴム層7a及び内ゴム層7cのゴム硬度より
も高い硬度としている。このように構成されたことによ
って、ゴムクローラ1が石や縁石に乗り上げたとき、芯
金翼部端部3a’と石や縁石に挟まれたゴム弾性体に発
生する歪がゴム硬度の高い中間ゴム層7bにより分散さ
れ、局部に歪が集中するのを防止するため、ゴム弾性体
の破壊が回避でき、耳切れを防止できるものである。な
お、第1実施例の外ゴム層のゴム硬度(JIS K6253:1997;
デュロメータA硬度)は69度、中間ゴム層のゴム硬度
は85度、内ゴム層のゴム硬度は69度、中間ゴム層ゴ
ムは一層でその厚みは6mmである。また、本実施例で
は便宜上外ゴム層と内ゴム層とを異なるよう明記してい
るが、第1実施例は外ゴム層と内ゴム層を同一ゴム硬度
・同一ゴム配合のゴム弾性体で形成しており、外ゴム層
と内ゴム層が同一層とするなら、本実施例は二層構造で
ある。
IS K6253:1997;デュロメータA硬度)を外ゴム層及び内
ゴム層のゴム硬度より16度硬くしているが、通常一般
的な使用条件で使用されるゴムクローラであれば、通常
中間ゴム層のゴム硬度を外ゴム層及び内ゴム層のゴム硬
度より少なくともデュロメータA硬度で4〜7度以上程
度硬くした高硬度とすれば良いのであり、本発明は上記
実施例に示すゴム硬度に限定されるものではない。なお
この際、中間ゴム層を形成するゴム弾性体のゴム硬度(J
IS K6253:1997;デュロメータA硬度)が95度を越える
硬度とすると、ゴム弾性体の柔軟性が低下し、屈曲疲労
が早まり、ゴム弾性体の耐久性が低下するため、これ以
上の高硬度ゴム弾性体を使用するのはあまり好ましくな
い。従って、外ゴム層及び内ゴム層のゴム硬度(JIS K62
53:1997;デュロメータA硬度)は、従来のゴムクローラ
で通常に使用されている50度〜90度の範囲のゴム硬
度とし、中間ゴム層はそれよりも少なくともデュロメー
タA硬度で4度以上高硬度のゴム弾性体を使用し、上限
ゴム硬度(JIS K6253:1997;デュロメータA硬度)は95
度程度とするのが好ましいのであり、通常はデュロメー
タA硬度で54度〜95度の範囲のゴム硬度とすればよ
く、各ゴム層の硬度・層数・層厚さは、装着する車輌や
機械の重量や仕様及び要求される耐久性能により適宜選
択されるのであり、更には使用するゴム弾性体のゴム配
合によるゴム物性等も考慮して、最適なゴム硬度・層数
・層厚さに設計すればよいのであり、上記硬度範囲に必
ずしもする必要はないのである。
ラ幅方向要部拡大断面図である。図3Aに示す別例1は
芯金翼部端部3a’を覆うゴム弾性体の硬度の高い中間
ゴム層7bをゴムクローラの上下方向でクローラ内周側
とクローラ外周側とに分離し、複数層の高硬度中間ゴム
層配置とした構成とし、中間ゴム層7bがゴムクローラ
側端部2aまで達する構成としたゴムクローラである。
図3Bに示す別例2は、別例1の構成において、芯金翼
部端部3a’を覆うゴム弾性体硬度の高い中間ゴム層7
bがゴムクローラ側端部2aまで達してない構成とした
ゴムクローラである。
ムクローラ幅方向要部拡大断面図である。図4Aに示す
別例3は、芯金翼部端部3a’を覆う高硬度ゴム弾性体
ゴム層である中間ゴム層7bを、上下方向のゴムクロー
ラ接地面側下方のみに設けており、中間ゴム層7bはゴ
ムクローラ側端部2aに達した構成としたゴムクローラ
である。また、図4Bに示す別例4は別例3の構成にお
いて、芯金翼部先端部3a’を覆う中間ゴム層7bがゴ
ムクローラ側端部2aまで達しない構成のゴムクローラ
である。
ラの幅方向要部拡大断面図であり、図6は第2実施例の
ゴムクローラ本体内に埋設される芯金を示す図であり、
Aは内周側(反接地側)平面図であり、Bは外周側(接
地面側)平面図、Cは正面図、そしてDは側面図であ
る。第2実施例のゴムクローラ1は、第1実施例のゴム
クローラ1の構成に、図6に示す芯金3、すなわち、芯
金長さ方向の端部を、接地面側に向けて一定長さ範囲の
下降傾斜面に形成した傾斜面3bを具備した芯金を埋設
した構成としている。本実施例は、ゴムクローラ1に埋
設した芯金3の芯金長手方向端部3a’のクローラ上下
方向接地面側に設けた芯金翼部傾斜面3bを含む芯金翼
部端部3a’を覆うゴム弾性体を外ゴム層7a、中間ゴ
ム層7b、内ゴム層7cの三層構造とし、中間ゴム層7
bのゴム硬度を、外ゴム層7a及び内ゴム層7cのゴム
硬度よりも高くした構成としている。上記構成により、
ゴムクローラ1が石や縁石等に乗り上げた際に起こる耳
切れを、芯金翼部端部3a’の傾斜面3bと、芯金翼部
端部3a’を覆う三層のゴム層の特に高硬度である中間
ゴム層により、石や縁石とに挟まれたゴム弾性体に発生
する歪を更に好適に分散するため、より亀裂の発生を防
ぎ効果的に耳切れを防止し、ゴムクローラの耐久性が向
上する。
ラのゴムクローラ幅方向要部拡大断面図である。第3実
施例のゴムクローラ1内に埋設される芯金3は、第2実
施例の図6に示す芯金翼部端部3a’のクローラ接地面
側に傾斜面3bを形成した構成としている。本実施例で
は高硬度ゴム弾性体で形成されている中間ゴム層をゴム
クローラ本体内に介在させていない例であり、上記第2
実施例には劣るものの、上記芯金を用いたことにより、
ゴムクローラ1が石や縁石に乗り上げたとしても、芯金
翼部端部3a’と石や縁石の間に挟まれたゴム弾性体の
局部に歪が集中することなく、該芯金形状により効果的
に分散され、歪が緩和されるため、この部分におけるゴ
ム弾性体の破壊、ゴムクローラへの亀裂発生を防ぎ、ゴ
ムクローラの耳切れを防止することができ、従来の耳切
れ防止技術と同等程度の効果を得ることができる。
ラを示す図であり、図8Aはゴムクローラの接地面側平
面図、Bはゴムクローラの内周(反接地面)側平面図、
そしてCはゴムクローラ幅方向断面図である。第4実施
例のゴムクローラ1は、第1実施例のゴムクローラ1の
構成に加え、ゴムクローラのクローラ幅方向端部、即
ち、芯金の翼部端部に対応する部分を含むゴムクローラ
幅方向接地面側のゴムクローラ本体のゴム肉厚(ベース
厚)を適宜厚くして丘陵部2bを形成させ、ゴムクロー
ラ周方向のラグゴム間に丘陵部2bを配置した実施例で
ある。この構成によればゴムクローラ1の芯金翼部端部
3a’を含むゴムクローラ端部の剛性が高くなり、ゴム
クローラが石や縁石等に乗り上げたとき、ゴムクローラ
の端部がクローラの内周側に曲がり難くなるのであり、
ゴムクローラ幅方向端部の局部的な曲がりを防止し、ゴ
ム弾性体に発生する歪を低減し、耳切れを防止するので
ある。
ラの幅方向要部拡大断面図である。第5実施例のゴムク
ローラ1は、第3実施例の芯金3を埋設し、加えて、ゴ
ムクローラ本体2のクローラ幅方向端部の芯金翼部端部
3a’に対応する部分を含む部位を、ゴムクローラ上下
方向の接地面側方向へ向けてゴム肉厚を厚くし、ゴムク
ローラ端部のラグ4間に丘陵部2bを形成している。こ
の構成により、ゴムクローラ1が石や縁石等に乗り上げ
た際に起こる耳切れを、芯金翼部端部3a’の傾斜面3
bと、ゴムクローラ端部の丘陵部が、石や縁石とに挟ま
れたゴム弾性体に発生する歪を更に好適に分散し、ゴム
クローラ端部の内周側への曲がりを低減し、局部的な曲
がりを防止しするため、より亀裂の発生を防ぎ効果的に
防止し、ゴムクローラの耐久性が向上する。
方向要部拡大断面図である。第6実施例のゴムクローラ
1は、第1実施例の構成のゴムクローラ1に第2実施例
の芯金3を埋設し、更にゴムクローラ本体に丘陵部2b
を形成した構成としている。すなわち、ゴムクローラ1
に埋設した芯金3の芯金翼部3a端部3a’の接地面側
に傾斜面3bを設けるとともに、芯金翼部端部3a’を
覆うゴム弾性体を外ゴム層7a、中間ゴム層7b、内ゴ
ム層7cの三層構造とし、中間ゴム層7bのゴム硬度
を、外ゴム層7a及び内ゴム層7cのゴム硬度より高硬
度とし、更に芯金翼部端部3a’に対応する部分を含む
ゴムクローラ端部のゴム肉厚をゴムクローラ上下方向接
地面側に厚くして、ゴムクローラ端部のラグ4−ラグ4
間に丘陵部2bを形成した構成としている。本実施例
は、芯金翼部先端部に対応する部位を含むゴムクローラ
接地面側を厚くすることによりゴムクローラの剛性を上
げており、ゴムクローラの端部が石や縁石等に乗り上げ
たとき芯金翼部先端から外方のゴムクローラ端部が局部
的に屈曲することを防止し、局部的な曲がりに起因する
耳切れを最も好適に防止できる最も望ましいゴムクロー
ラとなる。
ーラ幅方向要部拡大断面図である。図11Aに示す別例
1は、ゴムクローラ本体に丘陵部を形成した第6実施例
のゴムクローラの芯金翼部端部3a’を覆うゴム弾性体
のゴム硬度が高い中間層7bのゴム弾性体を、ゴムクロ
ーラ上下方向にてゴムクローラ内周側と外周側とに分離
し、2層の中間ゴム層を配置した構成とし、中間ゴム層
7bのゴム弾性体はゴムクローラ幅方向側端部2aにま
で達する構成としている。また、図11Bに示す別例2
は、上記別例1の上下に分離されている中間ゴム層7b
をゴムクローラ端部で大きな一つの層としている例であ
る。
幅方向要部拡大断面図である。第7実施例のゴムクロー
ラは、外ゴム層7aと中間ゴム層7b、そして内ゴム層
7cの全てが異なるゴム配合、ゴム硬度とした実施例で
ある。特に内ゴム層7cには、芯金(鉄等の金属)との
接着を考慮したゴム弾性体としており、外ゴム層7aは
外傷を受けにくい耐カット性に優れたゴム弾性体を使用
している。そして、本実施例の外ゴム層7aのゴム硬度
(JIS K6253:1997 デュロメータA硬度)は66度、中間
ゴム層ゴム硬度は83度、内ゴム層ゴム硬度は70度で
ある。本実施例の構成により、ゴムクローラが石や縁石
に乗り上げた際や、石や縁石に押し付けられた際に発生
するゴムクローラ端部の曲がりによる芯金翼部先端部と
ゴム弾性体の接着部の乖離を防止し、加えてそれに起因
する耳切れも防止できる。
性能試験の試験結果を表1に示す。耐耳切れ性能試験
は、上記第4実施例から第6実施例の構成のゴムクロー
ラと、図15に示す特開平11−079015号公報に
開示されている耳切れ対策をしたゴムクローラ(従来例
3)を、下記2種の試験を行い、その試験回数と、ゴム
クローラ端部(耳部)に発生した破断部の深さと破断部
の深さ×長さの関係から、(1)の試験及び(2)の試験の
それぞれの傷の深さが20mmに達する回数と(1)の試
験、(2)の試験それぞれの傷の深さ×長さが40cm2
に達する回数を求め、それぞれの回数を相加平均して算
出した回数を耳切れが発生する回数として評価した。。
クローラの外側端部(耳部)を縁石の上に乗り上げた状
態にし、ショベルのアームを走行方向に対して90度回
転して、ショベルのアームが縁石に乗り上げたゴムクロ
ーラの上方に位置するようにし、その状態でショベルの
アームを上方から下方に振り降ろし、ショベルが接地す
る前に急停止させて、クローラ端部(耳部)に負荷を加
える試験。 (2).油圧ショベルの片側のゴムクローラの外側端部を
丸石の上に乗り上げさせて、ゴムクローラが常に丸石の
上にある状態を保ちながら油圧ショベルを前後に往復さ
せる試験。
クローラと対比すると、本発明の芯金長手方向端部付近
のゴムクローラ本体のゴム弾性体を、ゴムクローラ本体
を形成する他のゴム弾性体よりもゴム硬度の高い高硬度
ゴム弾性体で形成した高硬度ゴム層である中間ゴム層を
介在させた実施例4は、2倍の耐耳切れ性能効果があ
り、経済的、且つ、効果的な耳切れ防止を施したゴムク
ローラを提供できたのである。
状の芯金を用いた従来例3に示すゴムクローラに対し、
本発明の芯金翼部端部の接地側に傾斜面を設けた芯金を
埋設した実施例5のゴムクローラはほぼ同等の耐耳切れ
性能効果があり、充分な耳切れ防止効果を発揮できる。
加えて従来例3と比べ芯金形状がシンプルでありコスト
アップすることなく、耐耳切れ防止性能を向上したゴム
クローラを提供することができるのである。
ラ本体へ、ゴムクローラ本体を形成する他のゴム弾性体
よりもゴム硬度の高い高硬度ゴム弾性体で形成した高硬
度の中間ゴム層を介在させ、芯金長手方向端部の接地側
に傾斜面を設けた芯金を埋設すると共に、芯金翼部先端
部を含むゴムクーラ幅方向端部のゴムクローラ外周側の
ベース厚を厚くすることによって丘陵部を設けた実施例
6は、従来例の約2.7倍の耐耳切れ性能効果が認めら
れる。
は、ゴムクローラ周方向に一定間隔置きに芯金を埋設し
て成るゴムクローラにおいて、該芯金翼部の芯金長手方
向端部の少なくとも接地面側下方からゴムクローラ幅方
向端部の外方にわたって、ゴムクローラ本体を形成する
他のゴム弾性体よりもゴム硬度の高い高硬度ゴム弾性体
で形成した高硬度ゴム層の中間ゴム層を介在させたこと
により、ゴムクローラが石や縁石等に乗り上げた場合で
も、芯金翼部端部と石や縁石等との間に挟まれたゴムが
破壊されることを防ぎ、耳切れを低減し、ゴムクローラ
の寿命が伸びる。また、本発明は中間ゴム層のゴム弾性
体を単にゴム硬度調整するのみでも効果があり、コスト
アップにならず、経済的、且つ、効果的に耳切れを防止
することができる。
一定長さ範囲の下降傾斜面としたシンプルな芯金形状の
改良により、芯金翼部端部と石や縁石等との間に挟まれ
たゴムの破壊を低減でき、経済的にゴム状弾性体クロー
ラの寿命を伸ばすことができる。そして、前記のゴムク
ローラであって、芯金翼部端部に対応する部分を含むク
ローラ幅方向端部の接地面側のベースゴム厚を厚くした
ことにより、ゴムクローラ端部の剛性が上がり、石や縁
石等に乗り上げたり、押しつけられた場合、クローラ側
端部が内周側に曲がり難くなり、耳切れを低減でき耐久
性が向上する。
地側)平面図、BはAの外周側(接地面側)平面図、そ
してCはBのゴムクローラ幅方向断面図である。
部拡大断面図である。
向要部拡大断面図である。
向断面図である。
芯金を示す図であり、Aは内周側(反接地側)平面図で
あり、Bは外周側(接地面側)平面図、Cは正面図、そ
してDは側面図である。
面図である。
地面)側平面図、Bはゴムクローラの内周(反接地面)
側平面図、そしてCはゴムクローラ幅方向断面図であ
る。
面図である。
断面図である。
要部拡大断面図である。
大断面図である。
幅方向断面図である。
するゴムクローラ幅方向断面図である。
ーラの1例を示すゴムクローラ幅方向断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴムクローラ本体内の、ゴムクローラ周
方向に一定間隔置きに芯金を埋設して成るゴムクローラ
において、該芯金翼部の芯金長手方向端部の少なくとも
接地面側下方からゴムクローラ幅方向端部の外方にわた
って、ゴムクローラ本体を形成する他のゴム弾性体より
もゴム硬度の高い高硬度ゴム弾性体で形成した高硬度の
中間ゴム層を介在させたことを特徴とするゴムクロー
ラ。 - 【請求項2】 埋設芯金に於ける芯金長さ方向端部を、
接地面側に向けて一定長さ範囲の下降傾斜面に形成した
ことを特徴とする請求項1記載のゴムクローラ。 - 【請求項3】 芯金長さ方向端部に対応する部分を含む
ゴムクローラ幅方向端部の接地面側ゴム肉厚を適宜厚く
して丘陵部を形成させ、ゴムクローラ周方向のラグゴム
間に前記丘陵部が介在されるものとなしたことを特徴と
する請求項1又は2記載のゴムクローラ。
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