JP2003315905A - ユニット - Google Patents

ユニット

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JP2003315905A
JP2003315905A JP2002124929A JP2002124929A JP2003315905A JP 2003315905 A JP2003315905 A JP 2003315905A JP 2002124929 A JP2002124929 A JP 2002124929A JP 2002124929 A JP2002124929 A JP 2002124929A JP 2003315905 A JP2003315905 A JP 2003315905A
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
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    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • HELECTRICITY
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    • H04N7/00Television systems
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    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
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  • Studio Devices (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 縮小的画像しか撮像できないカメラで、拡大
的画像の撮像を行えるようにする。 【解決手段】 このユニットUは、これをカメラC内
蔵の携帯電話Kに着脱可能に固定できるようになってお
り、拡大レンズ20と、この拡大レンズ20用の光源3
0と、この光源30用の電池40とを内蔵している。ユ
ニットUをカメラCに取付けて、撮像を行えば、拡大レ
ンズ20の存在ゆえに、カメラCに含まれていた撮像素
子C2で拡大的画像の撮像が行えるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに取付ける
ことのできるユニットに関する。
【0002】
【発明の背景】対物レンズと、この対物レンズを介して
撮像対象物から導かれた像光により撮像を行う、例えば
CCDである撮像手段とを有するカメラは広く普及して
いる。かかるカメラは、その小型化や価格低下が進み、
現在では、携帯電話、或いはPDA(Personal Digital
(Data) Assistants)などの携帯通信端末に内蔵される
までになってきており、これに伴い従来にはなかった用
途への応用がなされるようにもなってきている。カメラ
を備えた携帯通信端末は、それが備えるメール送受信機
能との組合せにより、カメラで撮像した画像を他者の携
帯通信端末などへ送信できるようになっているのが一般
的である。このような携帯通信端末を用いれば、撮像か
ら画像(データ)の送信という一連の流れを一つの機器
で極めて簡易に実行できるため、その人気が急速に高ま
ってきている。
【0003】しかしながら、従来のカメラの撮像手段で
行える撮像は、縮小的画像(この明細書において、縮小
的画像とは、その画像を撮像するときにおける対物レン
ズの光学倍率が1倍以下のものをいい、例えば、人物や
景色を撮像して得られる通常の画像がこれに当たる。)
の撮像のみとなっているのが一般的である。携帯通信端
末に積むカメラは、大きさやコストについての制約が大
きいため、縮小的画像の撮像以外の撮像を行えるように
した例は存在しない。
【0004】縮小的画像の撮像を行えれば、人物、景色
等についての通常の撮像一般を概ねカバーできるので、
上記携帯通信端末は十分に有意義である。しかしなが
ら、既存のカメラで拡大的画像(この明細書において、
拡大的画像とは、その画像を撮像するときにおける対物
レンズの光学倍率が1倍より大きいものをいい、例え
ば、細い繊維や人の肌の微小部分などを拡大して撮像す
ることにより得られた画像がこれに当たる。)の撮像を
も一のカメラで行えるようになれば、新たな需要の喚起
を行えるようになる可能性がある。携帯通信端末と組み
合わせられたカメラであれば、新たな需要を喚起できる
可能性は更に高まる。
【0005】例えば、人の全身についての縮小的画像
と、肌の一部についての拡大的画像とを一台の携帯通信
端末で撮像可能であれば、肌上にできた病変についての
拡大的画像と、その病変の位置を示す全身像についての
縮小的画像との双方を撮像するなどして、病変の様子と
身体における位置を把握する画像を撮像することができ
る。携帯通信端末にカメラが積まれているのであれば、
上述の2種類の画像(データ)をそのままその携帯通信
端末から送信することで、遠隔診断を簡易なものにでき
る可能性がある。また、ある製品中の傷を撮像して傷の
拡大的画像を得ると共に、その製品の全体像を撮像して
当該製品の全体像を得るといったことにより、その傷の
詳細と製品中の位置の特定を行える画像を撮像すること
ができる。携帯通信端末にカメラが積まれているのであ
れば、上記2種類の画像をそのままその携帯通信端末か
ら送信することで、製品の不具合についての説明の手間
を省けるようになるといった可能性がある。あるいは、
上述のような直接的な有意義さがなかったとしても、身
近なものを撮像しただけの拡大的画像でも普段は気付か
ない面白さを持つことが良くあるから、縮小的画像と拡
大的画像の双方を撮像できるカメラ、或いはこれを積ん
だ携帯通信端末が存在すれば、今までのカメラや携帯通
信端末では与えられなかった娯楽性をユーザに与えられ
るようになる場合もある。
【0006】このような観点から、本願発明者は、既存
のカメラに取付けて用いられるユニットであって、この
ユニットがカメラに対して取付けられたときに、撮像手
段で撮像される画像が拡大的画像となるようなものが存
在すれば有意義であるとの知見を得るに至った。また、
本願発明者は、このユニットが広く普及するために求め
られる要素として、 既存のカメラにそのまま取付けられるものであること できる限り安価であること、 拡大的画像の撮像を行わないときにはカメラから取り
外せるようになっていること、 の3つが少なくとも必要であると認識している。本発明
は、このような3つの要素を充足するユニットを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【発明の開示】本発明は、以下のユニットを提供する。
【0008】本発明のユニットは、対物レンズと、該対
物レンズを介して撮像対象物からの像光が導かれるよう
にされていると共に、該像光により撮像を行う撮像手段
と、を有しており、前記撮像手段では縮小的画像の撮像
がなされるようになっているカメラに取付けて用いられ
るものである。そして、このユニットは、ユニットがカ
メラに対して取付けられたときに、前記対物レンズとの
組合せによって前記撮像手段で撮像される画像を拡大的
画像とする拡大レンズと、前記撮像対象物の少なくとも
撮像範囲を照明するものとされ、照明のためのエネルギ
ー源を電気とする照明手段と、前記照明手段の電源と、
を一体に備えており、また、これら拡大レンズ、照明手
段、電源を、カメラに対して着脱自在に取付ける取付け
手段を有してなる。このユニットは、拡大的画像の撮像
を可能とするための拡大レンズと、光源と、電源とを一
体に備えている。したがって、これを取付け手段を用い
て既存のカメラにそのまま取付けるだけで、そのカメラ
自体には何らの変更、改造を行わなくとも、そのカメラ
で拡大的画像を撮像できるようになる。上述の取付け手
段は、拡大レンズ、照明手段、電源を、カメラに対して
着脱自在に取付けるものであるから、このユニットは、
拡大的画像の撮像を行わないときにはカメラから取り外
せるようになっている。また、このユニットは、撮像手
段や、その制御を行うための機構を必要としないので、
比較的安価なものとなる。
【0009】本発明のユニットが取付けられるカメラ
は、携帯通信端末に内蔵されている場合がある。この場
合の携帯通信端末は、PDA、携帯電話とすることがで
きる。
【0010】本発明のユニットは、その先端を撮像対象
物に当接させることで、前記撮像対象物と、前記拡大レ
ンズとの距離を、前記対物レンズ及び前記拡大レンズの
両レンズの組合せによるピント位置が前記撮像対象物の
撮像範囲に合う範囲内に保つに寄与するものとされた位
置決め補助手段を備えていてもよい。この位置決め補助
手段は、拡大的画像の撮像を行う際に、その先端を撮像
対象物に当接させて使用されるものである。この位置決
め補助手段の存在により、このカメラによる拡大的画像
の撮像は、位置決め補助手段の先端を撮像対象物の撮像
範囲外に当接させた、安定した状態で行えるようにな
る。従って、拡大的画像の撮像中に、手振れによって撮
像対象物が撮像範囲外に出てしまうといった不具合が生
じにくい。携帯通信端末に取付けられたカメラや、一般
的なデジタルカメラの如き、手持ちタイプのカメラで
は、撮像対象物からカメラを浮かせて撮像を行うと、手
振れが生じる関係で、ピント位置の調整(焦点合せ)が
極めて難しくなる。本発明のカメラであれば、手振れを
軽減できるので、焦点合せについての困難を軽減できる
ようになる。
【0011】本発明の位置決め補助手段は、上述のよう
に、対物レンズ及び拡大レンズの両レンズの組合せによ
るピント位置が撮像対象物の撮像範囲に合う範囲内に保
つに寄与するものであることを必要条件とする。これ
は、例えば、1本の棒状体にて構成することができる。
この場合、棒状体の光軸に沿う長さを、その先端を撮像
対象物に当接したときの撮像対象物から対物レンズまで
の距離が、撮像対象物の撮像範囲に対物レンズ及び拡大
レンズの両レンズの組合せによるピント位置が合う範囲
内となるような長さにしておけば良い。位置決め補助手
段を1本の棒状体としたこの例では、位置決め補助手段
と撮像対象物とは点接触を行う。点接触であるので、そ
の先端を撮像対象物と接触させていたとしても、カメラ
乃至携帯通信端末は、当該先端を中心としてピボット運
動をしてしまう。しかしながら、カメラ、或いは携帯通
信端末を撮像対象物から完全に浮かせて撮像を行う場合
と比べれば、それでもなお、拡大的画像の撮像を安定し
た状態で容易に行えるようになる。位置決め補助手段
は、この他に、複数本、例えば、3本の棒状体にて構成
することができる。棒状体が増えれば安定性は増すが、
とりあえず3本の棒状体があれば、各棒状体の先端3点
での点接触による3点支持を行った状態での拡大的画像
の撮像を行えるようになる。これによれば、位置決め補
助手段の先端を平面の撮像対象物に接触させた場合に、
その撮像対象物と前記拡大レンズとの距離が一定に保た
れるようになる。このような位置決め補助手段であれ
ば、上述のごときピボット運動を行わないので、それを
撮像対象物に当接させた場合、撮像対象物の撮像範囲か
ら撮像手段までの距離を、安定した状態で、一定に保て
るものになる。つまり、このような位置決め補助手段を
採用すれば、その先端を撮像対象物に当接させることに
より、撮像対象物の撮像範囲に自動的に対物レンズ及び
拡大レンズの両レンズの組合せによるピント位置を合わ
せることが可能になり、また、手振れのない安定した状
態にカメラを維持できることになるので、拡大的画像の
撮像を益々容易にできる。尚、このような機能(即ち、
その先端を平面の撮像対象物に接触させた場合に、その
撮像対象物と前記拡大レンズとの距離を一定にできると
共に、カメラの安定性を維持できる機能)を持つ位置決
め補助手段の先端形状の例としては、ある平面に対して
3点以上での当接を行える形状、ある平面に対して直線
+1点以上での接触を行える形状、ある平面に対して曲
線での線接触を行える形状、ある平面に対して面接触を
行える形状などを、挙げることができる。
【0012】本発明における位置決め補助手段は、ユニ
ットがカメラに取付けられたときに、拡大レンズの視野
外に位置するのが基本であるが、実質的に撮像の邪魔に
ならないのであれば、拡大レンズの視野にかかるような
位置にあっても構わない。
【0013】本発明における位置決め補助手段の形状に
は、上述のように様々なバリエーションがある。その一
つとして、位置決め補助手段の前記先端に、拡大レンズ
の視野を確保するものであり、且つ前記撮像手段が拡大
的画像を撮像する際の撮像対象範囲と略一致するような
大きさとされた孔が設けられているものがある。この位
置決め補助手段は、その先端に開けられた孔が、撮像対
象範囲に近い大きさとなっており、撮像対象範囲よりも
過度に大きくなってはいない。このような構成は、その
孔に収まっている範囲が撮像対象範囲と略一致するた
め、撮像対象範囲をユーザが直感的に理解し易いという
以外に、以下のような利点をもたらす。例えば、人の肌
などの柔軟性のある物を撮像対象物として拡大的画像の
撮像を行う場合、上記位置決め補助手段の孔を当該撮像
対象物に当接させると、その孔の中に柔軟性のある撮像
対象物が入り込み、当該撮像対象物に盛り上がりが生じ
る。この場合、盛り上がった撮像対象物は、対物レンズ
に近づくため、対物レンズのピント位置は撮像対象物の
撮像範囲上に来なくなってしまう。そこで、このカメラ
では、上述のように、孔を小さくするようにしたのであ
る。孔を小さくすることで、孔を撮像対象物に当接した
場合の撮像対象物の上記盛り上がりを最小限に押さえら
れるようになるから、撮像対象物の撮像範囲を対物レン
ズの被写界深度の中に収め易くなる。このようなことを
考慮すると、孔の大きさは、例えば人の肌に位置決め補
助手段先端の孔の外周を当接させた場合に生じる撮像対
象物の盛り上がりが、対物レンズの被写界深度の中に収
まる程度にしておけば良いといえる。孔の形は、その縁
が、撮像対象物における撮像対象範囲の外縁に略沿うよ
うになっていても良い。尚、実質的に拡大的画像の撮像
の邪魔にならないのであれば、撮像対象範囲に孔の縁が
入り込むことは許容される。尚、撮像手段の撮像対象範
囲は、その形状を問わない。円形、矩形等、適当に選択
できる。撮像対象範囲が矩形とされる場合、上記孔は、
撮像手段が拡大的画像を撮像する際の撮像対象範囲を略
内接させる円形にすることが可能である。撮像手段の視
野が円形であるのであれば、孔は、撮像手段の視野と略
一致する視野と同心の円形とすることができる。
【0014】位置決め補助手段は、例えば、筒状とされ
ていても良い。位置決め補助手段を筒状とする場合、そ
の先端に上述した孔を設けておくことができる。筒状の
位置決め補助手段を採用する場合、拡大レンズ、前記電
源のうちの少なくとも一つは、筒状とされた位置決め補
助手段の内側に設けられていてもよい。
【0015】本発明における照明手段は、照明のための
エネルギーを電気とするものであり、電球、LEDなど
により構成することができる。尚、電球、LEDなどか
ら光が導かれる光ファイバの端面により、照明手段を構
成することも可能である。照明手段はユニットのどの部
分に設けられていても良い。例えば、位置決め補助手段
に取付けることもできる。位置決め補助手段が筒状なの
であれば、上述のように照明手段をその内部に設けるこ
とができる。照明手段には、必要なときのみ点灯させる
ようにするためスイッチが設けられていてもよい。
【0016】本発明のユニットは、前記位置決め補助手
段が前記撮像対象物へ当接させられており、前記撮像手
段で拡大的画像が撮像される際に、前記撮像対象物の前
記撮像範囲に、外部光が当たらないようにする遮光手段
を備えてなるものとすることができる。このような遮光
手段を備えるのであれば、拡大的画像が撮像される際
に、自前の照明手段からの照明光のみを用いることがで
きるようになるので、照明に関する条件を常に一定とし
た状態でその撮像を行えるようになる。これは、医療目
的で拡大的画像を使用する場合など、異なる時間に撮像
した画像の正確な対比が必要な場合に有用である。遮光
手段は、どのように構成されていても良い。位置決め補
助手段と別体にされていても良いし、位置決め補助手段
がこれを兼ねるようになっていても良い。特に位置決め
補助手段が筒状である場合には、位置決め補助手段が遮
光手段を兼ねるようにし易い。この場合、位置決め補助
手段の素材を不透光性のものとしても良いし、位置決め
補助手段の内外面の少なくとも一方に何らかの加工を施
すことで、遮光機能を持つようにしても良い。
【0017】本発明の取付け手段は、ユニットを、カメ
ラに対して着脱自在に取付けるものである。このような
ものであれば、取付け手段はその具体的な構成を問わな
いが、例えば以下のように構成することができる。取付
け手段は、例えば、カメラに固定される第1部材と、ユ
ニットに固定されるものであり、第1部材と着脱自在と
されている第2部材とを含んでいてもよい。
【0018】第1部材と、第2部材は、お互いを着脱自
在に取付けられれば、その具体的な構成を問わないが、
例えば、以下のように構成することができる。前記第1
部材を、前記対物レンズの光軸を囲むようにして前記カ
メラに固定される環状のベロクロテープとし、前記第2
部材を、前記第1部材に対応する形状とされた環状のベ
ロクロテープとすることができる。或いは、前記第1部
材を、前記対物レンズの光軸を囲むようにして前記カメ
ラに固定される環状の金属板とし、前記第2部材は、前
記第1部材に対応する形状とされ、前記金属板に対して
固定できる環状の磁石とすることができる。この場合に
は、第1部材と第2部材の材質を逆転させることも可能
である。或いは、前記第1部材を、前記対物レンズの光
軸を囲むようにして前記カメラに固定される環状体と
し、前記第2部材を、前記第1部材に対応する形状とさ
れた環状体とし、且つ前記第1部材、前記第2部材の対
向する面の一方に取付け凹部が、他方に取付け凸部がそ
れぞれ設けられており、前記取付け凹部と前記取付け凸
部とを嵌合させることで、前記第1部材と前記第2部材
との着脱自在な取付けがなされるようになっているもの
とすることができる。前記取付け凹部、及び前記取付け
凸部はその具体的な形状を問わない。取付け凹部、取付
け凸部のそれぞれを、複数ずつ設けることも可能であ
る。また、取付け凹部、取付け凸部をともに、環状に形
成された前記第1部材、前記第2部材の対向する面を一
周するように、環状に形成することも可能である。
【0019】本発明の取付け手段は、前記一体とされた
拡大レンズ、照明手段、電源を、前記カメラに対して取
付ける際に、前記拡大レンズと前記対物レンズの光軸を
一致させるための軸合せ手段を有していてもよい。本発
明のユニットは、撮像手段で得られる拡大的画像の質を
高めることを考慮すれば、拡大レンズと、対物レンズの
光軸の一致を正確に行うのが好ましい。上述の軸合せ手
段により、これが可能になる。
【0020】軸合せ手段の具体的な構成は不問である。
例えば、この軸合せ手段は、上述した第1部材、第2部
材の対向する面の一方に設けられた軸合せ凹部と、他方
に設けられた軸合せ凸部とを含んで構成することができ
る。この場合のレンズユニットでは、軸合せ凹部と軸合
せ凸部とを嵌合させることで、拡大レンズと前記対物レ
ンズの光軸の一致がなされるようになっている。軸合せ
凹部、及び軸合せ凸部はその具体的な形状を問わない。
軸合せ凹部、軸合せ凹部のそれぞれを、複数ずつ設ける
ことも可能である。また、軸合せ凹部、軸合せ凹部をと
もに、環状に形成された前記第1部材、前記第2部材の
対向する面を一周するように、環状に形成することも可
能である。軸合せ凹部、軸合せ凹部のそれぞれを、取付
け凹部、取付け凸部のそれぞれと共用することも可能で
ある。
【0021】本発明のユニットは、また、前記撮像手段
で拡大的画像が撮像される際に、撮像対象物とともに前
記拡大的画像中に映り込むものであり、撮像された拡大
的画像内での撮像対象物との対比により、その撮像対象
物の大きさを知るための目安となる対比画像を、前記撮
像手段へ投影する対比画像投影手段を備えていてもよ
い。対比画像投影手段によれば、撮像した画像に映りこ
んだ撮像対象物と、対比画像とを対比することで、撮像
対象物の大きさを概略で知ることができるようになり便
利である。対比画像投影手段は、対比画像を直接撮像手
段へ投影するものであってもよいし、間接的に投影する
ものであってもよい。後者の場合であれば、撮像対象物
から前記撮像手段までの光路中にその光路に対して傾斜
して配されたハーフミラーを設けておき、対比画像投影
手段が、このハーフミラーに対し、そこで反射された光
が撮像手段へ向かうような角度で対比画像を投影するよ
うに構成することができる。このようにすれば、対比画
像投影手段の配置場所についての自由度を高くすること
ができる。対比画像は、撮像対象物の大きさを概略で知
ることができるようなものであればどのようなものでも
よい。例えば、目盛りを含むものとすることができる。
この目盛りの色は、その中心波長が、撮像される肌(撮
像対象となる肌)の色の中心波長と異なるものとするこ
とができる。或いは、撮像素子としてよく使用されるC
CDが反応する光の色である、赤色(R)、緑色
(G)、青色(B)のうち、緑色又は青色で、目盛りを
表わすことができる。このような色は、その中心波長が
肌の色(特に、黄色人種の肌の色)からずれているので
あるが、このような色で目盛りを表現することは、自動
的な画像処理を行う場合に有効である。例えば、カメラ
で撮像された拡大的画像が肌の画像であり、それを、肌
診断などのために自動的に画像処理する場合には、目盛
りの画像を、それ以外の画像から自動的に識別できるこ
とが重要になる。このような場合、緑色、青色等の、そ
の中心波長が肌の色(特に、黄色人種の肌の色)からず
れている色を目盛りの色として用いておけば、目盛りの
画像をそれ以外の画像から自動的に抽出することが容易
になる。そのような意味では、目盛りの色は、自動的な
画像処理を行う場合に肌(特に、黄色人種の肌の色)の
画像から抽出しやすい色にしておけばよい。対比画像
は、得られた拡大的画像の中のどの部分に位置するよう
に投影されてもよい。例えば、拡大的画像の全体をメッ
シュ状に覆うようにされていても構わない。或いは、撮
像手段によって得られた前記拡大的画像の外周付近の一
部に前記対比画像が位置するようにされていても構わな
い。後者の場合であれば、画像の見易さという点で優れ
たものとなる。いずれの場合であっても、対比画像投影
手段は、そのようなものとなるように、対比画像を投影
する。本発明の対比画像投影手段は、ユニットのどの部
分にあってもよいが、位置決め補助手段が筒状になって
いるのであれば、筒状とされた前記位置決め補助手段の
内側に設けることができる。
【0022】本発明のユニットは、また、前記撮像手段
で拡大的画像が撮像される際に、前記拡大レンズの視野
内に位置して、撮像対象物とともに撮像されるものであ
り、撮像された拡大的画像内での撮像対象物との対比に
より、その撮像対象物の大きさを知るための目安となる
対比手段を備えていてもよい。これによっても、撮像し
た画像に映りこんだ撮像対象物と、対比画像とを対比す
ることで、撮像対象物の大きさを概略で知ることができ
るようになり便利であるという、対比画像投影手段があ
る場合と同様の効果を得られるようになる。尚、対比手
段は、透明体に設けられていてもよい。ユニットが孔を
有するのであれば、その孔内に設けられた、例えば板状
に形成された透明体に設けられていてもよい。
【0023】対比手段は、撮像対象物の大きさを概略で
知ることができるようなものであればどのようなもので
もよい。例えば、目盛りを含むものとすることができ
る。この目盛りは、対比画像投影手段の場合と同様の理
由で、緑色や、青色など、その中心波長が、撮像される
肌の色の中心波長と異なる色にすることができる。つま
り、目盛りの色は、自動的な画像処理を行う場合に、目
盛りの画像を、肌(特に、黄色人種の肌の色)の画像か
ら抽出しやすい色にしておけばよい。
【0024】対比手段は、前記拡大的画像が撮像される
際に撮像対象範囲にありさえすれば、どこにあっても構
わない。例えば、前記対比手段は、前記拡大的画像が撮
像される際に、前記撮像手段の撮像範囲の外周付近の一
部に映りこむような位置に設けられていてもよい。この
ような位置にあれば、対比手段が撮像を実質的に邪魔し
ないようになる。ユニットが位置決め補助手段を備える
場合であれば、対比手段はこれに設けることができる。
位置決め補助手段が筒状に形成されている場合であれ
ば、対比手段は、筒状とされた前記位置決め補助手段の
内側に設けることができる。
【0025】本発明のユニットは、前記撮像手段で拡大
的画像が撮像される際に、撮像対象物とともに前記拡大
的画像中に映り込むものであり、撮像された拡大的画像
の色の補正を行うために利用される、複数種類の基準色
が配された色見本画像を、前記撮像手段へ投影する色見
本画像投影手段を備えていてもよい。この色見本画像投
影手段は、以下のような利点をもたらす。携帯通信端
末、PDAに内蔵されるカメラや、或いはトイカメラと
呼ばれるカメラなどの比較的安価なカメラは、色調整を
自動的に行ういわゆるAWB(Automatic White Balanc
e)機構を採用しているものが多い。これは全画面の色
彩の平均を白に近づけようとする機構であり、画質調整
を簡易に行えるというメリットがある反面、肌画像など
にこれを用いると、処理後の画像が、単色、或いは無色
に近い平板なものになってしまうというデメリットもあ
る。カメラにこのような機構がついており、且つ携帯端
末の撮像手段により得られたデータを、例えば肌診断に
用いようとした場合にはこのようなデメリットは許容で
きないものとなる可能性がある。このようなデメリット
は、カメラ側の性能向上により解消できるものである
が、安価であることを要求されるカメラではそれも叶わ
ない場合がある。そこで、上述のごとき色見本画像投影
手段が役に立つのである。上述のごとき色見本画像投影
手段を用いて、拡大的画像の中に色見本画像を写し込ん
でおけば、拡大的画像の色調整を、かかる画像について
の画像データを受け付けた他の装置で簡単に行えるよう
になる。つまり、色見本画像投影手段は、ユニットが取
付けられるカメラ以外の他の装置で、事後的な画質調整
を行いやすくなるという利点を生むのである。対比画像
投影手段は、色見本画像を撮像手段へ直接的に投影する
ものであってもよいし、間接的に投影するものであって
もよい。後者の場合であれば、撮像対象物から前記撮像
手段までの光路中にその光路に対して傾斜して配された
ハーフミラーを設けておき、色見本画像投影手段が、こ
のハーフミラーに対し、そこで反射された光が撮像手段
へ向かうような角度で色見本画像を投影するように構成
することができる。このようにすれば、色見本画像投影
手段の配置場所についての自由度を高くすることができ
る。本発明の色見本画像投影手段は、ユニットのどの部
分にあってもよいが、位置決め補助手段が筒状になって
いるのであれば、筒状とされた前記位置決め補助手段の
内側に設けることができる。
【0026】本発明のユニットは、前記撮像手段で拡大
的画像が撮像される際に、前記拡大レンズの視野内に位
置して、撮像対象物とともに撮像されるものであり、撮
像された拡大的画像の色の補正を行うために利用され
る、複数種類の基準色が配された色見本を備えていても
よい。これによっても、色見本画像投影手段がある場合
と同様の、ユニットが取付けられるカメラ以外の他の装
置で、事後的な画質調整を行いやすくなる、という効果
を得られる。本発明の色見本は、ユニットのどの部分に
あってもよい。尚、色見本は、透明体に設けられていて
もよい。ユニットが孔を有するのであれば、その孔内に
設けられた、例えば板状に形成された透明体に設けられ
ていてもよい。ユニットが位置決め補助手段を備えてお
り、これが筒状になっているのであれば、筒状とされた
前記位置決め補助手段の内側に設けることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好ましい一実施形態につき説明を行う。
【0028】本実施形態におけるユニットUは、既存の
カメラに取付けて用いられる。この実施形態におけるカ
メラは、携帯通信端末に内臓のものである。この実施形
態における携帯通信端末は、図1に示したようなもので
あり、これには限られないが、携帯電話Kにより構成さ
れている。この携帯電話Kは、この実施形態では、イン
テリジェンスなものとされており、マイクロフォンとス
ピーカによって実現されるごく一般的な電話機能に加え
て、少なくともメール機能を備えている。これら機能を
実現するため、この携帯電話Kは、アンテナ及びディス
プレイを備え、CPU、ROM、RAM、インタフェイ
スなどを内蔵しているが、これらはこの種の携帯電話K
に一般的なものなので、その説明を省略する。携帯電話
Kは、テンキーや方向キーを含む多数の入力キーK1を
備えている。これら入力キーK1は、電話機能を使用す
る場合、及びメール機能を使用する場合に用いられる
が、後述するカメラCを用いて撮像が行われる場合にも
使用される。この携帯電話Kは、カメラCを備えてい
る。このカメラCは、対物レンズC1と、図3に示した
撮像素子C2を備えている。対物レンズC1は、これに
は限られないが、携帯電話Kの正面中央から露出してい
る。撮像素子C2は、対物レンズC1を介して撮像対象
物から導かれた像光による撮像を行うものであり、この
実施形態では、CCDにより構成されている。対物レン
ズC1は、複数のレンズの組合せにより構成されていて
も構わないが、この実施形態では、一のレンズにより構
成されている。この携帯電話KのカメラCの撮像素子C
2で撮像される画像は、携帯電話K単独で撮像が行われ
る場合には縮小的画像となるようにされている。対物レ
ンズC1及び撮像素子C2は、縮小的画像の撮像が可能
なように構成されている。上述のごとき携帯電話Kとし
ては、例えばジェイフォン株式会社により製造、販売さ
れている携帯電話であるJ-フォン(商標)を用いること
ができる。
【0029】かかる携帯電話Kに取付けて用いるユニッ
トUの斜視図を図2に示す。ユニットUは、それを携帯
電話Kに取付けることにより、携帯電話の撮像素子C2
にて撮像される画像を拡大的画像とするものである。
【0030】ユニットUは、本体10を備えている。こ
の実施形態におけるユニットUの本体10は、円筒形状
とされている。本体10の先端側にはテーパーが付され
ており、略円錐形状の当接部11とされている。当接部
11の先端には、孔12が穿設されている。孔12は、
本体10と同軸になっている。尚、孔12と本体10と
が共有する軸上に光軸Lがある。
【0031】ユニットUは、例えば樹脂で形成されてい
る。必ずしもそうなっている必要はないが、この実施形
態の本体10は、遮光機能を持っている。この遮光機能
は、本体10を不透明な材質で形成する、或いは不透明
な層(例えば、塗料による着色で形成された層)で被覆
するなどして得ることができる。
【0032】本体10の基端側には、第2部材13が設
けられている。この第2部材13は、携帯電話Kに取付
けられる第1部材14(図3参照。)と協働して本発明
における取付け手段を構成するものであり、ユニットU
の携帯電話Kに対する着脱自在な状態での取付けを実現
するものである。
【0033】この実施形態における第1部材14、第2
部材13はともに、薄いベロクロテープである。第2部
材13の形状は、本体10の基端面の形状に対応した環
状(この実施形態では、円環状)であり、第1部材14
の形状は、第2部材13の形状に対応した環状である。
携帯電話KのカメラCに含まれる対物レンズC1の光軸
Lと同軸になるようにして、露出している対物レンズC
1の周囲を囲むような状態で、携帯電話Kの表面に第1
部材14を貼り付けておき、ここに第2部材13を固定
することで、ユニットUの携帯電話に対する着脱自在な
状態での取付けが実現される。尚、第1部材14、第2
部材13の対向する面の一方に、例えば樹脂や金属によ
り適宜な形に形成された凸部Xを形成しておき、対抗す
る面の他方に、上記凸部Xに対応する凹部Yを形成して
おき、両ベロクロテープを固定させる際に、上記凸部X
を、凹部Yへ嵌め込むようにすることができる。例え
ば、図4に示したように、凸部Xと凹部Yを複数ずつ形
成しておき、両ベロクロテープを固定させる際に、上記
複数の凸部Xのそれぞれを、対応する凹部Yへ嵌め込む
ようにすることができる。このような凸部X、凹部Yが
有れば、その円環の中心が対物レンズC1の光軸L上に
正確に位置するようにして、第1部材14を携帯電話K
に固定しておきさえすれば、ユニットUを携帯電話Kに
取付けたときに、対物レンズC1と拡大レンズ20の光
軸合せが自動的に行われることになる。この凸部X、凹
部Yは、それぞれ本発明の軸合せ凸部、軸合せ凹部にあ
たる。凸部X、凹部Yの他の例を、図5に示す。この例
における凸部X、凹部Yは、それぞれ円環状にされたベ
ロクロテープの中心と同軸とされた円状に形成されてい
る。
【0034】第1部材14、第2部材13の他のバリエ
ーションとして、例えば、以下のものがある。まず、第
2部材13を金属板に、第1部材14を磁石にすること
ができる。第2部材13の素材は、磁石に吸着するもの
とする。この場合の第1部材14、第2部材13の形状
は、上述のベロクロテープを用いる場合と同様の環状
(この実施形態では、円環状)にすることができる。ベ
ロクロテープを用いる場合と同様にして、携帯電話Kに
第1部材14を、ユニットUに第2部材13を固定して
おくことで、ユニットUの携帯電話Kに対する着脱自在
な状態での取付けが実現される。尚、この場合の第1部
材14、第2部材13の材料は、逆にすることもできる
が、磁石が携帯電話Kに好ましくない影響を与える可能
性もないとはいえないので、第2部材13を金属板に、
第1部材14を磁石にするのが好ましい。尚、第1部材
14、第2部材13の対向する面の一方に凸部Xを、対
抗する面の他方に、上記凸部Xに対応する凹部Yを形成
して、光軸合せが自動的に行われるようにできること
は、第1部材14、第2部材13をベロクロテープにし
た場合と同様である。凸部X、凹部Yの形状は、第1部
材14、第2部材13をベロクロテープにした場合と同
様、適宜選択可能である。他に、図6に示した如く、第
1部材14、第2部材13の対向する面の一方に凹部1
5を、他方に凸部16をそれぞれ設けておくという手法
が考えられる。第1部材14、第2部材13の素材は、
樹脂、金属など適宜選択できる。この場合における第1
部材14、第2部材13の形状も、ベロクロテープを用
いる場合と同様の環状にすることができる。ベロクロテ
ープを用いる場合と同様にして、携帯電話Kに第1部材
14を、ユニットUに第2部材13を固定しておき、凹
部15と凸部16とを嵌合させることにより、ユニット
Uの携帯電話Kに対する着脱自在な状態での取付けが実
現される。凹部15と凸部16は、ユニット使用時にユ
ニットUが携帯電話Kから脱落せず、また着脱が無理な
く行える程度の固さで、ユニットUを携帯電話Kに固定
するように形成されている。凹部15と、凸部16の形
状を、図7に示したようにすることも可能である。凹部
15、凸部16は円環状であり、その中心は、光軸L上
に位置する。このような凹部15は、本発明における取
付け凹部に相当するのみならず、本発明における軸合せ
凹部にも相当する。このような凸部16は、本発明にお
ける取付け凸部に相当するのみならず、本発明における
軸合せ凸部にも相当する。
【0035】この実施形態におけるユニットUの本体1
0の外側には、スイッチ17が設けられている。このス
イッチ17は、後述の光源のON/OFFを切り替える
ものである。スイッチ17の構成はどのような物でも良
いが、この例ではプッシュ−プッシュ構造を採用するこ
とにより、それを押し込むたびに光源のON/OFFを
切り替えられるようになっている。
【0036】本体10の内部には、図3に示したよう
に、拡大レンズ20が取付けられている。この実施形態
の拡大レンズ20は、これには限られないが、凸レンズ
1枚により構成されている。拡大レンズ20は、本体1
0の内部に固定されたマウント21を介して、本体10
の内周面に固定されている。この実施形態におけるマウ
ント21は、その外径が本体10の内径と同径とされ、
且つ円形の孔がその中心に穿設されてなる円板である。
孔の中に拡大レンズ20を嵌めたマウント21を本体1
0の内周面に固定することにより、拡大レンズ20の本
体10に対する固定がなされている。マウント21の前
面には、この実施形態では6つとされた光源30が設け
られている。この光源30は、これには限られないが、
小型のLEDによって構成されている。光源30は、そ
れが点灯している場合、撮像対象物の少なくとも撮像範
囲を照明するようになっている。マウント20近傍の本
体10内周面には、本発明における電源に相当する電池
40が設けられている。電池40は、光源30が発光す
る際のエネルギー源を提供する。上述のスイッチ17
は、電池40と光源30との接続状態を変化させること
で、光源30の発光状態を制御する。
【0037】本体10は、本発明の位置決め補助手段に
相当する。ユニットUを携帯電話Kに取付けた、図3に
示した如き状態で拡大的画像を撮像する場合には、本体
10の当接部11先端を撮像対象物に当接させる。本体
10の先端を撮像対象物に当接した状態で撮像を行える
ので、手振れの問題が生じにくい。また、図3において
lで示された本体10の長さは、当接部11先端の孔1
2を撮像対象物へ当接させたときに、対物レンズC1及
び拡大レンズ20の両レンズの組合せによるピント位置
が、撮像対象物の撮像範囲に合う範囲内に保てるように
されている。したがって、孔12を撮像対象物に当接さ
せれば、その孔12の中に位置する撮像対象物に対して
ピントが自動的に合うことになる。尚、対物レンズC1
及び拡大レンズ20の両レンズの組合せによるピント位
置が撮像対象範囲からずれないようにするには、例えば
本体10内に絞りを設けて焦点深度を深くすることが有
用である。この実施形態における孔12と、携帯電話K
内の撮像素子C2の撮像対象範囲との関係は、図8
(A)に示したようになっている。即ち、この実施形態
における撮像対象範囲Sは矩形であり、孔12は、それ
に略内接する円形となっている。もっとも、撮像対象範
囲Sと、孔12の関係は、これには限られない。例え
ば、図8(B)に示すように、撮像対象範囲Sを矩形と
すると共に、孔12を撮像対象範囲Sの外縁に略沿う矩
形としたり、図8(C)に示すように、撮像対象範囲S
を円形とすると共に、孔12を撮像対象範囲Sの外縁に
略沿う円形とすることもできる。図8(C)又は図8
(B)に示したように、孔12の縁を撮像対象範囲Sの
外縁に沿わせるようにする場合、孔12の縁は、図8
(C)に示したように撮像対象範囲Sの外縁にかかって
も、図8(B)に示したように撮像対象範囲Sの外縁に
かからなくてもよい。
【0038】このユニットUの使用方法について説明す
る。ユニットUは、携帯電話Kに取付けて用いられる。
具体的には、その第2部材13を、携帯電話Kに予め取
付けておいた第1部材14に固定することで、ユニット
Uの携帯電話Kへの固定をなす。その状態で、携帯電話
Kが備えるカメラCの機能をそのまま利用して撮像を行
う。具体的には、本体10の当接部11先端を撮像対象
物に当接させて撮像を行う。拡大レンズ20の存在によ
り、撮像素子C2で撮像される画像が拡大的画像とな
る。この画像は、携帯電話Kが備えるカメラCの機能に
より、静止画、動画、或いはその双方から選択したもの
となる。この場合の操作は、携帯電話Kの入力キーを用
いて行う。尚、撮像を行う場合には、スイッチ17を操
作して、光源30を点灯させる。上述したように、ユニ
ットUは遮光性を持っており、また当接部11先端の孔
12を撮像対象物へ当接させたときに外部光が本体10
の内部へ入らないようにされている。したがって、拡大
的画像の撮像は、光源30からの光だけによるものとで
きる。撮像により得られた画像についてのデータは、携
帯電話Kの機能にもよるが、携帯電話Kが備える内部メ
モリに記録したり、携帯電話Kから外部へ出力したり、
或いは携帯電話Kが備えるメール機能を用いて送信した
りすることにより利用できる。拡大的画像の撮像を行う
必要がなくなったら、ユニットUを携帯電話Kから取り
外す。
【0039】ここまで、本発明によるユニットUの一実
施形態について説明したが、上述のユニットUは、以下
のように変更可能である。以下、変更例1〜6まで順次
説明する。
【0040】≪変更例1≫このユニットは、構成、使用
方法とも上述の一実施形態で説明したユニットと基本的
に変わらない。但し、以下のような目盛り110を備え
ている。この目盛り110は、この実施形態において
は、当接部11の内面の孔12の近傍に設けられてい
る。この例における孔12は、図9(A)に示したよう
に撮像対象範囲Sの外縁の一部に掛かるようになってお
り、目盛り110は、孔12の近傍であって、撮像対象
範囲Sの外周付近の一部に含まれる範囲内に設けられて
いる。この目盛り110は、この実施形態では、青色で
表示されているが、中心波長が肌の色の中心波長からず
れている色、乃至自動的な画像処理により肌以外のもの
として抽出できるような色とされていてもよい。例え
ば、目盛り110の色は、緑色としておくことができ
る。目盛り110は、また、当接部11の内面全体を青
色として、白抜きで表示されていてもよい。目盛り11
0は、当接部11先端を撮像対象物に当接させて拡大的
画像を撮像する場合、撮像対象物と共に撮像されて、撮
像された拡大的画像内に位置することになる。拡大的画
像内に映り込んだ目盛り110の画像を、撮像対象物の
画像と対比することで、撮像対象物のおおよその大きさ
をその画像からだけで知ることができるようになる。目
盛り110が図9(A)のように設けられている場合に
得られる拡大的画像は、図9(B)のようになる。白抜
きの部分が孔12の内部から覗く撮像対象物の画像であ
り、網掛け部分が孔12の外側部分である。
【0041】≪変更例2≫このユニットは、構成、使用
方法とも上述の一実施形態で説明したユニットと基本的
に変わらない。但し、以下のような目盛り110を備え
ている。この目盛り110は、図10に示したように、
孔12の内側に嵌められた、樹脂などの透明体にて形成
された板状体111に、図11(A)に示したように描
かれている。目盛り110が図11(A)のようにされ
ている場合に得られる拡大的画像は、図11(B)のよ
うになる。図11(A)中の円が、孔12の内縁であ
る。図11(B)のうち、円の内側が撮像対象物の画像
である。この変形例によっても、拡大的画像内に映り込
んだ目盛り110の画像を撮像対象物の画像と対比する
ことで、撮像対象物のおおよその大きさをその画像から
だけで知ることができるようになる。目盛り110の色
は、変更例1のユニットと同様とすることができる。
【0042】≪変更例3≫このユニットは、構成、使用
方法とも上述の一実施形態で説明したユニットと基本的
に変わらない。但し、図12に示すように、本発明の対
比画像投影手段に相当する目盛り投影装置121と、ハ
ーフミラー122とを備えている。ハーフミラー122
は、撮像対象物から撮像素子C2までの光路中に、その
光路に対して傾斜して配されている。目盛り投影装置1
21は、例えば平板状に形成のバックライトの前面に目
盛りの描かれた透明の板状体を配置してなるものであ
り、板状体に描かれた目盛りの画像を、バックライトか
らの光でハーフミラー122へ投影するものである。こ
の目盛りの画像が、本発明でいう対比画像である。目盛
りの画像は、変更例1と同様の色で表現しておくことが
できる。ハーフミラー122へ投影された目盛りの画像
は、撮像素子C2へと至り、撮像素子C2で拡大的画像
が撮像される際に、撮像対象物とともに拡大的画像中に
映り込む。目盛りの画像は、撮像された拡大的画像内で
の撮像対象物との対比により、その撮像対象物の大きさ
を知るための目安となる。目盛り画像の映り込んだ画像
の一例を、図13に示す。図13(A)、(B)内の円
に囲まれた部分が、撮像された拡大的画像である。目盛
りの画像は、図中123の符合で示されているが、例え
ば格子状に(図13(A))、例えば棒状に(図13
(B))に映し出される。この変更例におけるバックラ
イトの電源は、光源21の電源と共通する電池40であ
り、バックライトは、スイッチ17の操作により、光源
21と共にON/OFFされるようになっている。
【0043】≪変更例4≫このユニットは、構成、使用
方法とも上述の一実施形態で説明したユニットと基本的
に変わらない。但し、以下のような色見本130を備え
ている。この色見本130は、この実施形態において
は、当接部11の内面の孔12の近傍に設けられてい
る。この例における孔12は、図14(A)に示したよ
うに撮像対象範囲Sの外縁にかかるようになっており、
色見本130は、孔12の近傍であって、撮像対象範囲
Sの外周付近の一部に含まれる範囲内に設けられてい
る。この色見本130には、この実施形態では、複数種
類の基準色が配されている。基準色は、撮像された拡大
的画像の色の補正を行うにふさわしいものであれば色の
種類やその数に特に制限はないが、この実施形態では、
赤色R、緑色G、青色B、白色w、及び黒色bの5色と
なっている。色見本130は、当接部11先端を撮像対
象物に当接させて拡大的画像を撮像する場合、撮像対象
物と共に撮像されて、撮像された拡大的画像内に位置す
ることになる。拡大的画像内に映り込んだ色見本130
の画像は、撮像された拡大的画像の色の補正を行うため
に利用される。色見本130が図14(A)のように設
けられている場合に得られる拡大的画像は、図14
(B)のようになる。白抜きの部分が孔12の内部から
覗く撮像対象物の画像であり、網掛け部分が孔12の外
側部分であり、その中にある矩形の部分が映り込んだ色
見本である。尚、この変更例4のユニットが持つ色見本
130は、変更例1〜3のいずれかのユニットに応用し
てもよい。
【0044】≪変更例5≫このユニットは、構成、使用
方法とも上述の一実施形態で説明したユニットと基本的
に変わらない。但し、以下のような色見本130を備え
ている。この色見本130は、図10に示したように、
孔12の内側に嵌められた、樹脂などの透明体にて形成
された板状体111に、図15(A)に示したように描
かれている。色見本130が図15(A)のように設け
られている場合に得られる拡大的画像は、図15(B)
のようになる。図15(A)に示された円が孔12の内
縁であり、図12(B)に示された円の内側が、その孔
12により撮像された画像となる。この画像中に、色見
本130が映りこむ。この変形例も、撮像された拡大的
画像の色の補正を行うに際して利用される。尚、この変
更例5のユニットが持つ色見本130は、変更例1〜3
のいずれかのユニットに応用してもよい。
【0045】≪変更例6≫このユニットは、構成、使用
方法とも上述の一実施形態で説明したユニットと基本的
に変わらない。但し、図16に示すように、本発明の色
見本画像投影手段に相当する色見本投影装置141と、
ハーフミラー142とを備えている。ハーフミラー14
2は、撮像対象物から撮像素子C2までの光路中に、そ
の光路に対して傾斜して配されている。色見本投影装置
141は、例えば平板状に形成のバックライトの前面に
色見本の描かれた透明の板状体を配置してなるものであ
り、板状体に描かれた色見本の画像を、バックライトか
らの光でハーフミラー142へ投影するものである。こ
の色見本の画像が、本発明でいう色見本画像である。色
見本の画像は、この実施形態では、複数種類の基準色の
画像を含むものとなっている。基準色は、撮像された拡
大的画像の色の補正を行うにふさわしいものであれば色
の種類やその数に特に制限はないが、この実施形態で
は、赤R、緑G、青B、白w、及び黒bの5色となって
いる。ハーフミラー142へ投影された色見本の画像
は、撮像素子C2へと至り、撮像素子C2で拡大的画像
が撮像される際に、撮像対象物とともに拡大的画像中に
映り込む。色見本の画像は、撮像された拡大的画像の色
の補正を行うに際して利用される。色見本画像の映り込
んだ画像の一例を、図17に示す。図17内の円に囲ま
れた部分が、撮像された拡大的画像である。色見本の画
像は、図中143の符合で示されている。尚、この変更
例6のユニットが持つ色見本投影装置141、及びハー
フミラー142は、変更例1〜3のいずれかのユニット
に応用してもよい。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カメラに何らの変更を行わなくても、縮小的
画像の撮像しかできないカメラで拡大的画像の撮像を行
えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるユニットが取付けら
れる携帯電話の一例を示す正面図。
【図2】本発明の好ましい一実施形態によるユニットを
示す斜視図。
【図3】本発明の好ましい一実施形態によるユニット
が、図1で示した携帯電話に取付けられた状態を示す透
視側面図。
【図4】図2で示したユニットに含まれる第1部材、第
2部材の一例を示す斜視図。
【図5】図2で示したユニットに含まれる第1部材、第
2部材の一例を示す斜視図。
【図6】図2で示したユニットに含まれる第1部材、第
2部材の一例を示す斜視図。
【図7】図2で示したユニットに含まれる第1部材、第
2部材の一例を示す斜視図。
【図8】図2で示したユニットの孔と撮像範囲の関係を
示す図。
【図9】(A)は、図2で示したユニットの変更例1に
おける孔を内側から覗いた図、(B)はこのようなユニ
ットを用いて撮像された拡大的画像の一例を示す図。
【図10】図2で示したユニットの変更例2によるユニ
ットが、図1で示した携帯電話に取付けられた状態を示
す透視側面図。
【図11】(A)は、変更例2のユニットにおける孔を
内側から覗いた図、(B)はこのようなユニットを用い
て撮像された拡大的画像の一例を示す図。
【図12】図2で示したユニットの変更例3によるユニ
ットが、図1で示した携帯電話に取付けられた状態を示
す透視側面図。
【図13】(A)、(B)は、変更例3のユニットを用
いて撮像された拡大的画像の一例を示す図。
【図14】(A)は、図2で示したユニットの変更例4
における孔を内側から覗いた図、(B)はこのようなユ
ニットを用いて撮像された拡大的画像の一例を示す図。
【図15】(A)は、変更例5のユニットにおける孔を
内側から覗いた図、(B)はこのようなユニットを用い
て撮像された拡大的画像の一例を示す図。
【図16】図2で示したユニットの変更例6によるユニ
ットが、図1で示した携帯電話に取付けられた状態を示
す透視側面図。
【図17】変更例6のユニットを用いて撮像された拡大
的画像の一例を示す図。
【符号の説明】
10 本体 12 孔 13 第2部材 14 第1部材 15 凹部 16 凸部 20 拡大レンズ 30 光源 40 電池 110 目盛り 121 目盛り投影装置 122 ハーフミラー 130 色見本 141 色見本投影装置 142 ハーフミラー U ユニット K 携帯電話 C カメラ X 凸部 Y 凹部 C1 対物レンズ C2 撮像素子

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズと、該対物レンズを介して撮
    像対象物からの像光が導かれるようにされていると共
    に、該像光により撮像を行う撮像手段と、を有してお
    り、前記撮像手段では縮小的画像の撮像がなされるよう
    になっているカメラに取付けて用いられるユニットであ
    って、 このユニットがカメラに対して取付けられたときに、前
    記対物レンズとの組合せによって前記撮像手段で撮像さ
    れる画像を拡大的画像とする拡大レンズと、 前記撮像対象物の少なくとも撮像範囲を照明するものと
    され、照明のためのエネルギー源を電気とする照明手段
    と、 前記照明手段の電源と、 を一体に備えており、 一体とされたこれら拡大レンズ、照明手段、電源を、カ
    メラに対して着脱自在に取付ける取付け手段を有してな
    る、 ユニット。
  2. 【請求項2】 その先端を撮像対象物に当接させること
    で、前記撮像対象物と、前記拡大レンズとの距離を、前
    記対物レンズ及び前記拡大レンズの両レンズの組合せに
    よるピント位置が前記撮像対象物の撮像範囲に合う範囲
    内に保つに寄与するものとされた位置決め補助手段を備
    えてなる、 請求項1記載のユニット。
  3. 【請求項3】 前記位置決め補助手段の前記先端には、
    前記拡大レンズの視野を確保するものであり、且つ前記
    撮像手段が拡大的画像を撮像する際の撮像対象範囲と略
    一致するような大きさとされた孔が設けられている、 請求項2記載のユニット。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段の前記撮像対象範囲が矩形
    であり、前記孔は、前記撮像手段が拡大的画像を撮像す
    る際の前記撮像対象範囲を略内接させる円形である、 請求項3記載のユニット。
  5. 【請求項5】 前記孔が、前記撮像手段が拡大的画像を
    撮像する際の前記撮像対象範囲の外縁に略沿うようにな
    っている、 請求項3記載のユニット。
  6. 【請求項6】 前記位置決め補助手段は筒状とされてお
    り、且つその先端に前記孔が設けられている、 請求項3記載のユニット。
  7. 【請求項7】 前記照明手段は、筒状とされた前記位置
    決め補助手段の内側に設けられている、 請求項6記載のユニット。
  8. 【請求項8】 前記拡大レンズ、及び前記電源は、筒状
    とされた前記位置決め補助手段の内側に設けられてい
    る、 請求項6記載のユニット。
  9. 【請求項9】 前記位置決め補助手段が前記撮像対象物
    に当接されており、前記撮像手段で拡大的画像が撮像さ
    れる際に、前記撮像対象物の前記撮像範囲に、外部光が
    当たらないようにする遮光手段を備えてなる、 請求項1記載のユニット。
  10. 【請求項10】 筒状とされた前記位置決め補助手段
    は、それが前記撮像対象物に当接されており、前記撮像
    手段で拡大的画像が撮像される際に、前記撮像対象物の
    前記撮像範囲に、外部光が当たらないようにする遮光機
    能を備えるものとなっている、 請求項6記載のユニット。
  11. 【請求項11】 前記撮像手段で拡大的画像が撮像され
    る際に、撮像対象物とともに前記拡大的画像中に映り込
    むものであり、撮像された拡大的画像内での撮像対象物
    との対比により、その撮像対象物の大きさを知るための
    目安となる対比画像を、前記撮像手段へ投影する対比画
    像投影手段を備えている、 請求項1記載のユニット。
  12. 【請求項12】 撮像対象物から前記撮像手段までの光
    路中にその光路に対して傾斜して配されたハーフミラー
    を備えており、前記対比画像投影手段は、このハーフミ
    ラーに対し、そこで反射された光が前記撮像手段へ向か
    うような角度で前記対比画像を投影するように構成され
    ている、 請求項11記載のユニット。
  13. 【請求項13】 前記対比画像は、目盛りを含んでお
    り、この目盛りの色は、その中心波長が、撮像される肌
    の色の中心波長と異なるものとされている、 請求項11記載のユニット。
  14. 【請求項14】 前記対比画像投影手段は、前記撮像手
    段によって得られた前記拡大的画像の外周付近の一部に
    前記対比画像が映り込むようにして、前記対比画像を投
    影する、 請求項11記載のユニット。
  15. 【請求項15】 前記撮像手段で拡大的画像が撮像され
    る際に、撮像対象物とともに前記拡大的画像中に映り込
    むものであり、撮像された拡大的画像内での撮像対象物
    との対比により、その撮像対象物の大きさを知るための
    目安となる対比画像を、前記撮像手段へ投影する対比画
    像投影手段を備えており、この対比画像投影手段は、筒
    状とされた前記位置決め補助手段の内側に設けられてい
    る、 請求項6記載のユニット。
  16. 【請求項16】 前記撮像手段で拡大的画像が撮像され
    る際に、前記拡大レンズの視野内に位置して、撮像対象
    物とともに撮像されるものであり、撮像された拡大的画
    像内での撮像対象物との対比により、その撮像対象物の
    大きさを知るための目安となる対比手段を備えている、 請求項1記載のユニット。
  17. 【請求項17】 前記対比手段は、前記拡大的画像が撮
    像される際に、前記撮像手段の撮像範囲の外周付近の一
    部に位置するようになっている、 請求項16記載のユニット。
  18. 【請求項18】 前記対比手段は、目盛りを含んで構成
    されている、 請求項16記載のユニット。
  19. 【請求項19】 前記目盛りは、その中心波長が、撮像
    される肌の色の中心波長と異なる色を用いて表現されて
    いる、 請求項18記載のユニット。
  20. 【請求項20】 前記撮像手段で拡大的画像が撮像され
    る際に、前記拡大レンズの視野内に位置して、撮像対象
    物とともに撮像されるものであり、撮像された拡大的画
    像内での撮像対象物との対比により、その撮像対象物の
    大きさを知るための目安となる対比手段を備えており、 この対比手段は、筒状とされた前記位置決め補助手段の
    内側に設けられている、 請求項6記載のユニット。
  21. 【請求項21】 前記撮像手段で拡大的画像が撮像され
    る際に、撮像対象物とともに前記拡大的画像中に映り込
    むものであり、撮像された拡大的画像の色の補正を行う
    ために利用される、複数種類の基準色が配された色見本
    画像を、前記撮像手段へ投影する色見本画像投影手段を
    備えている、 請求項1記載のユニット。
  22. 【請求項22】 前記撮像手段で拡大的画像が撮像され
    る際に、撮像対象物とともに前記拡大的画像中に映り込
    むものであり、撮像された拡大的画像の色の補正を行う
    ために利用される、複数種類の基準色が配された色見本
    画像を、前記撮像手段へ投影する色見本画像投影手段を
    備えており、 この色見本画像投影手段は、筒状とされた前記位置決め
    補助手段の内側に設けられている、 請求項6記載のユニット。
  23. 【請求項23】 前記撮像手段で拡大的画像が撮像され
    る際に、前記拡大レンズの視野内に位置して、撮像対象
    物とともに撮像されるものであり、撮像された拡大的画
    像の色の補正を行うために利用される、複数種類の基準
    色が配された色見本を備えている、 請求項1記載のユニット。
  24. 【請求項24】 前記撮像手段で拡大的画像が撮像され
    る際に、前記拡大レンズの視野内に位置して、撮像対象
    物とともに撮像されるものであり、撮像された拡大的画
    像の色の補正を行うために利用される、複数種類の基準
    色が配された色見本を備えており、 この色見本は、筒状とされた前記位置決め補助手段の内
    側に設けられている、 請求項6記載のユニット。
  25. 【請求項25】 前記カメラは、携帯通信端末に内蔵の
    ものであり、前記ユニットは、前記携帯通信端末に取付
    けられるようになっている、 請求項1記載のユニット。
  26. 【請求項26】 前記携帯通信端末は、携帯電話であ
    る、 請求項25記載のユニット。
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