JP2003312516A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2003312516A5 JP2003312516A5 JP2002122874A JP2002122874A JP2003312516A5 JP 2003312516 A5 JP2003312516 A5 JP 2003312516A5 JP 2002122874 A JP2002122874 A JP 2002122874A JP 2002122874 A JP2002122874 A JP 2002122874A JP 2003312516 A5 JP2003312516 A5 JP 2003312516A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- boosting
- switching element
- load
- load state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Description
【0020】
請求項2の発明は、電動機制御値に基づいて電動機を駆動する電動機駆動手段と、直流電源と前記電動機駆動手段間に設けられ、電源電圧を昇圧する昇圧手段と、PWM駆動信号を生成出力する昇圧制御手段とを備え、前記昇圧手段は、直流電源の出力端子に接続された昇圧用コイルと、同昇圧用コイルの出力端子に対して共に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の出力端子に接続された昇圧用コンデンサとを備え、前記両スイッチング素子の内少なくとも前記第1スイッチング素子を前記PWM駆動することにより、前記直流電源から昇圧用コイルに供給される電流を制御し、前記昇圧用コンデンサに昇圧電圧を充電する電動パワーステアリング装置において、前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定手段を設け、前記昇圧制御手段は、前記負荷状態判定手段の判定結果に応じて高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして前記両スイッチング素子をPWM駆動し、低負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして前記両スイッチング素子をPWM駆動することを特徴とする電動パワーステアリング装置を要旨とするものである。
請求項2の発明は、電動機制御値に基づいて電動機を駆動する電動機駆動手段と、直流電源と前記電動機駆動手段間に設けられ、電源電圧を昇圧する昇圧手段と、PWM駆動信号を生成出力する昇圧制御手段とを備え、前記昇圧手段は、直流電源の出力端子に接続された昇圧用コイルと、同昇圧用コイルの出力端子に対して共に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の出力端子に接続された昇圧用コンデンサとを備え、前記両スイッチング素子の内少なくとも前記第1スイッチング素子を前記PWM駆動することにより、前記直流電源から昇圧用コイルに供給される電流を制御し、前記昇圧用コンデンサに昇圧電圧を充電する電動パワーステアリング装置において、前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定手段を設け、前記昇圧制御手段は、前記負荷状態判定手段の判定結果に応じて高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして前記両スイッチング素子をPWM駆動し、低負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして前記両スイッチング素子をPWM駆動することを特徴とする電動パワーステアリング装置を要旨とするものである。
【0021】
請求項3の発明は、電動機制御値に基づいて電動機を駆動する電動機駆動手段と、直流電源と前記電動機駆動手段間に設けられ、電源電圧を昇圧する昇圧手段と、PWM駆動信号を生成出力する昇圧制御手段とを備え、前記昇圧手段は、直流電源の出力端子に接続された昇圧用コイルと、同昇圧用コイルの出力端子に対して共に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の出力端子に接続された昇圧用コンデンサとを備え、前記両スイッチング素子の内少なくとも前記第1スイッチング素子を前記PWM駆動することにより、前記直流電源から昇圧用コイルに供給される電流を制御し、前記昇圧用コンデンサに昇圧電圧を充電する電動パワーステアリング装置において、前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定手段を設け、前記昇圧制御手段は、前記負荷状態判定手段の判定結果に応じて高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして前記両スイッチング素子を同期整流し、低負荷のときは、前記両スイッチング素子の内、第1スイッチング素子のみを、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして非同期整流することを特徴とする電動パワーステアリング装置を要旨とするものである。
請求項3の発明は、電動機制御値に基づいて電動機を駆動する電動機駆動手段と、直流電源と前記電動機駆動手段間に設けられ、電源電圧を昇圧する昇圧手段と、PWM駆動信号を生成出力する昇圧制御手段とを備え、前記昇圧手段は、直流電源の出力端子に接続された昇圧用コイルと、同昇圧用コイルの出力端子に対して共に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の出力端子に接続された昇圧用コンデンサとを備え、前記両スイッチング素子の内少なくとも前記第1スイッチング素子を前記PWM駆動することにより、前記直流電源から昇圧用コイルに供給される電流を制御し、前記昇圧用コンデンサに昇圧電圧を充電する電動パワーステアリング装置において、前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定手段を設け、前記昇圧制御手段は、前記負荷状態判定手段の判定結果に応じて高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして前記両スイッチング素子を同期整流し、低負荷のときは、前記両スイッチング素子の内、第1スイッチング素子のみを、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして非同期整流することを特徴とする電動パワーステアリング装置を要旨とするものである。
【0111】
S30Aでは、操舵トルクτが閾値τ0よりも大きいと、モータ6が高負荷であると判定されているため、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2をPWM駆動する。
S30Aでは、操舵トルクτが閾値τ0よりも大きいと、モータ6が高負荷であると判定されているため、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2をPWM駆動する。
【0112】
又、S40Aでは、操舵トルクτが閾値τ0以下であると、モータ6が低負荷であると判定されているため、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2をPWM駆動する。
又、S40Aでは、操舵トルクτが閾値τ0以下であると、モータ6が低負荷であると判定されているため、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2をPWM駆動する。
【0113】
このように、モータ6が低負荷の場合、第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2を低周波数でPWM駆動すると、両トランジスタのスイッチングロスが減少する。すなわち、両トランジスタをPWM駆動でオンオフする場合、両トランジスタが同時にオンしないようにデッドタイムを設けている。低周波数でPWM駆動すると、一定時間に発現するデッドタイムが少なくなるため、スイッチングロスが少なくなる。このため、スイッチングロスによる両トランジスタの発熱を抑制することができ、この結果、昇圧回路100の発熱を抑制できる。
このように、モータ6が低負荷の場合、第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2を低周波数でPWM駆動すると、両トランジスタのスイッチングロスが減少する。すなわち、両トランジスタをPWM駆動でオンオフする場合、両トランジスタが同時にオンしないようにデッドタイムを設けている。低周波数でPWM駆動すると、一定時間に発現するデッドタイムが少なくなるため、スイッチングロスが少なくなる。このため、スイッチングロスによる両トランジスタの発熱を抑制することができ、この結果、昇圧回路100の発熱を抑制できる。
【0114】
一方、モータ6が高負荷の場合は、第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2を高周波数でPWM駆動しているため、各トランジスタのオンオフ時のリップル電圧を小さくできる。
一方、モータ6が高負荷の場合は、第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2を高周波数でPWM駆動しているため、各トランジスタのオンオフ時のリップル電圧を小さくできる。
【0115】
なお、リップル電圧の大きさは、PWM駆動信号のキャリア周期(すなわちキャリア周波数)に依存しており、すなわち、PWM駆動信号のキャリア周波数が高周波数であれば、リップル電圧が小さく、低周波数であれば、リップル電圧が大きくなる。そして、モータ6はリップル電圧があると、電圧が変動しているため、その影響が出る。
なお、リップル電圧の大きさは、PWM駆動信号のキャリア周期(すなわちキャリア周波数)に依存しており、すなわち、PWM駆動信号のキャリア周波数が高周波数であれば、リップル電圧が小さく、低周波数であれば、リップル電圧が大きくなる。そして、モータ6はリップル電圧があると、電圧が変動しているため、その影響が出る。
【0116】
従って、高周波数で両トランジスタをPWM駆動すると、モータ6は高負荷状態、すなわち、操舵トルクτが出ている状態であるため、リップル電圧が抑制されているほど、操舵フィーリングの悪化を防止できる。
従って、高周波数で両トランジスタをPWM駆動すると、モータ6は高負荷状態、すなわち、操舵トルクτが出ている状態であるため、リップル電圧が抑制されているほど、操舵フィーリングの悪化を防止できる。
【0117】
一方、モータ6が低負荷の場合は、モータ6の電力消費が少なく、特に、無負荷の場合は、モータ6は電力消費がないため、PWM駆動信号のキャリア周期を長くし(低周波数)て、両トランジスタをPWM駆動している。すなわち、この場合、操舵トルクτが出ていない状態(操舵していない状態)であり、このため、操舵フィーリングに影響が出ることはない。
一方、モータ6が低負荷の場合は、モータ6の電力消費が少なく、特に、無負荷の場合は、モータ6は電力消費がないため、PWM駆動信号のキャリア周期を長くし(低周波数)て、両トランジスタをPWM駆動している。すなわち、この場合、操舵トルクτが出ていない状態(操舵していない状態)であり、このため、操舵フィーリングに影響が出ることはない。
【0118】
なお、CPU21は、昇圧制御手段、負荷状態判定手段に相当する。
従って、第4実施形態では、下記の特徴がある。
(1) 第4実施形態では、CPU21(昇圧制御手段)は、モータ6が高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2の両トランジスタ(両スイッチング素子)をPWM駆動するようにした。又、CPU21は、モータ6が低負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2の両トランジスタをPWM駆動するようにした。
なお、CPU21は、昇圧制御手段、負荷状態判定手段に相当する。
従って、第4実施形態では、下記の特徴がある。
(1) 第4実施形態では、CPU21(昇圧制御手段)は、モータ6が高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2の両トランジスタ(両スイッチング素子)をPWM駆動するようにした。又、CPU21は、モータ6が低負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2の両トランジスタをPWM駆動するようにした。
【0119】
この結果、低周波数でPWM駆動すると、一定時間に発現するデッドタイムが少なくなるため、スイッチングロスが少なくなり、スイッチングロスによる両トランジスタの発熱が少なくなり、昇圧回路100の発熱を抑制できる。
この結果、低周波数でPWM駆動すると、一定時間に発現するデッドタイムが少なくなるため、スイッチングロスが少なくなり、スイッチングロスによる両トランジスタの発熱が少なくなり、昇圧回路100の発熱を抑制できる。
【0120】
又、モータ6は高負荷状態では、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして両トランジスタをPWM駆動しているため、リップル電圧が抑制され、操舵フィーリングの悪化を防止できる。
又、モータ6は高負荷状態では、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして両トランジスタをPWM駆動しているため、リップル電圧が抑制され、操舵フィーリングの悪化を防止できる。
【0121】
なお、第4実施形態を、下記のように変更してもよい。
(A) 第4実施形態のフローチャートのうち、S10、S20を第2実施形態のS10A、S20A(図8参照)にそれぞれ変更すること。このようにしても、モータ6の低負荷、高負荷に応じて、PWM駆動信号のキャリア周波数をそれぞれ低周波数、高周波数にして両トランジスタをPWM駆動することができ、その結果、第2実施形態の上記(1)の効果を奏する。
なお、第4実施形態を、下記のように変更してもよい。
(A) 第4実施形態のフローチャートのうち、S10、S20を第2実施形態のS10A、S20A(図8参照)にそれぞれ変更すること。このようにしても、モータ6の低負荷、高負荷に応じて、PWM駆動信号のキャリア周波数をそれぞれ低周波数、高周波数にして両トランジスタをPWM駆動することができ、その結果、第2実施形態の上記(1)の効果を奏する。
【0122】
(B) 第4実施形態のフローチャートのうち、S10、S20を第3実施形態のS10B、S20B(図9参照)にそれぞれ変更すること。このようにしても、モータ6の低負荷、高負荷に応じて、PWM駆動信号のキャリア周波数をそれぞれ低周波数、高周波数にして両トランジスタをPWM駆動することができ、その結果、第3実施形態の上記(1)の効果を奏する。
(B) 第4実施形態のフローチャートのうち、S10、S20を第3実施形態のS10B、S20B(図9参照)にそれぞれ変更すること。このようにしても、モータ6の低負荷、高負荷に応じて、PWM駆動信号のキャリア周波数をそれぞれ低周波数、高周波数にして両トランジスタをPWM駆動することができ、その結果、第3実施形態の上記(1)の効果を奏する。
【0124】
S40Bでは、操舵トルクτが閾値τ0以下であると、モータ6が低負荷であると判定されているため、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして第1トランジスタQ1のみを非同期整流する。
S40Bでは、操舵トルクτが閾値τ0以下であると、モータ6が低負荷であると判定されているため、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして第1トランジスタQ1のみを非同期整流する。
【0129】
さらに、第5実施形態では、モータ6が低負荷の場合、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にしているため、スイッチングロスが少なくなり、スイッチングロスによるトランジスタの発熱が少なくなり、昇圧回路100の発熱を抑制できる。
さらに、第5実施形態では、モータ6が低負荷の場合、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にしているため、スイッチングロスが少なくなり、スイッチングロスによるトランジスタの発熱が少なくなり、昇圧回路100の発熱を抑制できる。
【0130】
一方、モータ6が高負荷の場合は、第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2を高周波数で同期整流しているため、各トランジスタのオンオフ時のリップル電圧を小さくできる。
一方、モータ6が高負荷の場合は、第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2を高周波数で同期整流しているため、各トランジスタのオンオフ時のリップル電圧を小さくできる。
【0131】
従って、高周波数で両トランジスタを同期整流すると、モータ6は高負荷状態、すなわち、操舵トルクτが出ている状態であるため、リップル電圧が抑制されているほど、操舵フィーリングの悪化を防止できる。
従って、高周波数で両トランジスタを同期整流すると、モータ6は高負荷状態、すなわち、操舵トルクτが出ている状態であるため、リップル電圧が抑制されているほど、操舵フィーリングの悪化を防止できる。
【0132】
一方、モータ6が低負荷の場合は、モータ6の電力消費が少なく、特に、無負荷の場合は、モータ6は電力消費がないため、PWM駆動信号のキャリア周期を長くし(低周波数)て、両トランジスタを同期整流している。すなわち、この場合、操舵トルクτが出ていない状態(操舵していない状態)であり、このため、操舵フィーリングに影響が出ることはない。
一方、モータ6が低負荷の場合は、モータ6の電力消費が少なく、特に、無負荷の場合は、モータ6は電力消費がないため、PWM駆動信号のキャリア周期を長くし(低周波数)て、両トランジスタを同期整流している。すなわち、この場合、操舵トルクτが出ていない状態(操舵していない状態)であり、このため、操舵フィーリングに影響が出ることはない。
【0133】
なお、CPU21は、昇圧制御手段、負荷状態判定手段に相当する。
従って、第5実施形態では、下記の特徴がある。
(1) 第5実施形態では、CPU21(昇圧制御手段)は、モータ6が高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2の両トランジスタ(両スイッチング素子)を同期整流するようにした。又、CPU21は、モータ6が低負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして第1トランジスタQ1を非同期整流するようにした。
なお、CPU21は、昇圧制御手段、負荷状態判定手段に相当する。
従って、第5実施形態では、下記の特徴がある。
(1) 第5実施形態では、CPU21(昇圧制御手段)は、モータ6が高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして第1トランジスタQ1,第2トランジスタQ2の両トランジスタ(両スイッチング素子)を同期整流するようにした。又、CPU21は、モータ6が低負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして第1トランジスタQ1を非同期整流するようにした。
【0134】
この結果、低周期で非同期整流すると、スイッチングロスによるトランジスタの発熱が少なくなり、昇圧回路100の発熱を抑制できる。
又、モータ6は高負荷状態では、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数で両トランジスタを同期整流しているため、リップル電圧が抑制され、操舵フィーリングの悪化を防止できる。
この結果、低周期で非同期整流すると、スイッチングロスによるトランジスタの発熱が少なくなり、昇圧回路100の発熱を抑制できる。
又、モータ6は高負荷状態では、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数で両トランジスタを同期整流しているため、リップル電圧が抑制され、操舵フィーリングの悪化を防止できる。
【0137】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 前記第1実施形態〜第3実施形態では、モータ6が低負荷の場合は、S40において、第1トランジスタQ1をオフした。これに代えてS40において、第1トランジスタQ1のみをPWM制御し、第2トランジスタQ2を全オフとする非同期整流で行ってもよい。なお、この場合、第5実施形態と異なり、低負荷時も高負荷時もPWM駆動信号のキャリア周期(すなわち、キャリア周波数)は同じ周期(すなわち、同じ周波数)にする。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 前記第1実施形態〜第3実施形態では、モータ6が低負荷の場合は、S40において、第1トランジスタQ1をオフした。これに代えてS40において、第1トランジスタQ1のみをPWM制御し、第2トランジスタQ2を全オフとする非同期整流で行ってもよい。なお、この場合、第5実施形態と異なり、低負荷時も高負荷時もPWM駆動信号のキャリア周期(すなわち、キャリア周波数)は同じ周期(すなわち、同じ周波数)にする。
【0138】
こうすると、第5実施形態において、モータ6が低負荷の場合、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にしたことによるトランジスタの発熱抑制効果はない。
こうすると、第5実施形態において、モータ6が低負荷の場合、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にしたことによるトランジスタの発熱抑制効果はない。
Claims (6)
- 電動機制御値に基づいて電動機を駆動する電動機駆動手段と、直流電源と前記電動機駆動手段間に設けられ、電源電圧を昇圧する昇圧手段と、PWM駆動信号を生成出力する昇圧制御手段とを備え、前記昇圧手段は、直流電源の出力端子に接続された昇圧用コイルと、同昇圧用コイルの出力端子に対して共に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の出力端子に接続された昇圧用コンデンサとを備え、前記両スイッチング素子の内少なくとも前記第1スイッチング素子を前記PWM駆動することにより、前記直流電源から昇圧用コイルに供給される電流を制御し、前記昇圧用コンデンサに昇圧電圧を充電する電動パワーステアリング装置において、
前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定手段を設け、
前記昇圧制御手段は、前記負荷状態判定手段の判定結果に応じて高負荷のときは、第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子を同期整流し、低負荷のときは、前記両スイッチング素子の内、少なくとも第1スイッチング素子をオフ制御し、又は第1スイッチング素子のみをPWM制御して非同期整流することを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 電動機制御値に基づいて電動機を駆動する電動機駆動手段と、直流電源と前記電動機駆動手段間に設けられ、電源電圧を昇圧する昇圧手段と、PWM駆動信号を生成出力する昇圧制御手段とを備え、前記昇圧手段は、直流電源の出力端子に接続された昇圧用コイルと、同昇圧用コイルの出力端子に対して共に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の出力端子に接続された昇圧用コンデンサとを備え、前記両スイッチング素子の内少なくとも前記第1スイッチング素子を前記PWM駆動することにより、前記直流電源から昇圧用コイルに供給される電流を制御し、前記昇圧用コンデンサに昇圧電圧を充電する電動パワーステアリング装置において、
前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定手段を設け、
前記昇圧制御手段は、前記負荷状態判定手段の判定結果に応じて高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして前記両スイッチング素子をPWM駆動し、低負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして前記両スイッチング素子をPWM駆動することを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 電動機制御値に基づいて電動機を駆動する電動機駆動手段と、直流電源と前記電動機駆動手段間に設けられ、電源電圧を昇圧する昇圧手段と、PWM駆動信号を生成出力する昇圧制御手段とを備え、前記昇圧手段は、直流電源の出力端子に接続された昇圧用コイルと、同昇圧用コイルの出力端子に対して共に接続された第1スイッチング素子と第2スイッチング素子と、前記第2スイッチング素子の出力端子に接続された昇圧用コンデンサとを備え、前記両スイッチング素子の内少なくとも前記第1スイッチング素子を前記PWM駆動することにより、前記直流電源から昇圧用コイルに供給される電流を制御し、前記昇圧用コンデンサに昇圧電圧を充電する電動パワーステアリング装置において、
前記電動機の負荷状態を判定する負荷状態判定手段を設け、
前記昇圧制御手段は、前記負荷状態判定手段の判定結果に応じて高負荷のときは、PWM駆動信号のキャリア周波数を高周波数にして前記両スイッチング素子を同期整流し、低負荷のときは、前記両スイッチング素子の内、第1スイッチング素子のみを、PWM駆動信号のキャリア周波数を低周波数にして非同期整流することを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段を備え、
前記負荷状態判定手段は、前記操舵トルク検出手段が検出した操舵トルクが小のときは、電動機の負荷状態が低負荷であると判定し、操舵トルクが大のときは電動機の負荷状態が高負荷であると判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置。 - 前記電動機の回転数を推定する電動機回転数推定手段を備え、
前記負荷状態判定手段は、前記電動機回転数推定手段が推定した回転数が小のときは、電動機の負荷状態が低負荷であると判定し、回転数が大のときは、電動機の負荷状態が高負荷であると判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置。 - 前記負荷状態判定手段は、前記電動機制御値、又は、電動機に流れる実電流の検出値に基づいて電動機の負荷状態を判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122874A JP3805714B2 (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 電動パワーステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002122874A JP3805714B2 (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003312516A JP2003312516A (ja) | 2003-11-06 |
JP2003312516A5 true JP2003312516A5 (ja) | 2005-01-06 |
JP3805714B2 JP3805714B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=29538364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002122874A Expired - Fee Related JP3805714B2 (ja) | 2002-04-24 | 2002-04-24 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3805714B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008245348A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Fujitsu Ten Ltd | 昇圧回路制御装置、及び昇圧回路制御方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0753508B2 (ja) * | 1987-08-12 | 1995-06-07 | 株式会社日立製作所 | 電動パワ−ステアリング制御システム |
JP3205651B2 (ja) * | 1993-09-07 | 2001-09-04 | ティーアールダブリュ オートモーティブ ジャパン株式会社 | 電源電圧制御装置を備えた電動パワーステアリング装置 |
JPH08127352A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Jidosha Kiki Co Ltd | 車両用パワーステアリングシステム |
JPH08127350A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Jidosha Kiki Co Ltd | 車両用パワーステアリングシステム |
JPH11278289A (ja) * | 1998-03-27 | 1999-10-12 | Kayaba Ind Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP3675692B2 (ja) * | 2000-03-17 | 2005-07-27 | 光洋精工株式会社 | 電動パワーステアリング装置 |
JP2002098708A (ja) * | 2000-09-25 | 2002-04-05 | Toyoda Mach Works Ltd | パルス信号特性測定装置、パルス信号特性測定方法、及び電動パワーステアリング制御装置 |
JP3705166B2 (ja) * | 2001-07-10 | 2005-10-12 | 三菱電機株式会社 | ステアリング制御装置 |
JP3865224B2 (ja) * | 2002-03-15 | 2007-01-10 | 株式会社デンソー | 電動パワーステアリング装置 |
-
2002
- 2002-04-24 JP JP2002122874A patent/JP3805714B2/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3773512B2 (ja) | モーター電源供給装置 | |
US7233131B2 (en) | Circuit and method for implementing a multi-function pin on a PWM controller chip in a voltage converter | |
US7138786B2 (en) | Power supply driver circuit | |
JP3419157B2 (ja) | モータ駆動方法及びそれを用いた電気機器 | |
US9898021B2 (en) | Dual-mode regulator circuit | |
JP2003244943A (ja) | 電源装置の昇圧装置 | |
JP2000092824A (ja) | スイッチングレギュレータおよびlsiシステム | |
JP2008061452A (ja) | 電源装置及びその動作制御方法 | |
JP2003319649A (ja) | 画像形成装置の電源回路および画像形成装置の電源制御方法 | |
JP2004236432A (ja) | 半導体装置 | |
JP2009533899A (ja) | ブーストラップ・ダイオードエミュレーターを備えるブーストラップコンデンサの充電を最適化する回路 | |
JP2009120081A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP5280114B2 (ja) | 降圧型スイッチングレギュレータ | |
US7095195B2 (en) | Motor and disk drive apparatus | |
JP2003312517A5 (ja) | ||
JP2003284352A (ja) | インバータのデッドタイム最適化方法および装置 | |
JP2003312516A5 (ja) | ||
JP2010183714A (ja) | サーボドライバ | |
JP2014073070A (ja) | モータ駆動装置及びモータ駆動方法 | |
JPH08331839A (ja) | 電源回路 | |
JP2007151251A (ja) | モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置 | |
JP2007020327A (ja) | Dc−dcコンバータの制御装置 | |
JP2009078744A (ja) | 電動パワーステアリング装置のモータ制御装置 | |
JP2004040859A (ja) | Dc/dcコンバータ | |
TW201720046A (zh) | 無感測器三相馬達驅動系統及其方法 |