JP2003303253A - サービス支援システム、サービス支援方法、集計装置および集計プログラム - Google Patents

サービス支援システム、サービス支援方法、集計装置および集計プログラム

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JP2003303253A
JP2003303253A JP2002335378A JP2002335378A JP2003303253A JP 2003303253 A JP2003303253 A JP 2003303253A JP 2002335378 A JP2002335378 A JP 2002335378A JP 2002335378 A JP2002335378 A JP 2002335378A JP 2003303253 A JP2003303253 A JP 2003303253A
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JP2002335378A
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Toru Konishi
徹 小西
Shigemitsu Karasutani
重光 烏谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会合の出欠確認のように多数の人に対して質
問し、回答を収集し、回答を集計するという作業を支援
し、上記作業を行う者の負担を軽減する。 【解決手段】 集計サーバ1は、質問者2が質問に関し
て通信端末4を利用して行う各種の指定を受け付ける。
集計サーバ1は、上記の質問者2による指定に基づい
て、質問が有る旨を通知する連絡メールを生成し、これ
を送信することで指定された被質問者3に対して連絡す
る。このとき集計サーバ1では、被質問者3毎に個別に
URLを割り当て、そのURLを上記の連絡メールに示
す。集計サーバ1は、ウェブ経由でアクセスされた場
合、アクセス元による質問の回答を受け付けるととも
に、その回答を、アクセスに使用されたURLを割り当
ててある被質問者3の回答とする。集計サーバ1は、こ
のようにして各被質問者3の回答を収集し、集計する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機とネッ
トワーク端末を利用してアンケート(調査、問い合わ
せ)や会合の連絡、集計等のサポートサービス環境を提
供するようにした連絡支援システムおよび支援方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータおよびネットワーク技術、
そして、携帯電話機の目覚ましい発展と著しい普及に伴
い、アンケート調査やグループ内の会合などの連絡にも
便利さと手軽さからこれらの利用が目立つようになって
きた。
【0003】例えば、会合の連絡を考えてみる。グルー
プやサークルなどの活動の一環として会合を催す場合に
は、主催者である幹事は各メンバーに会合の案内通知を
メール配信し、出欠の返事を各人からメールや電話にて
もらって参加人数などを把握し、会場手配などを済ませ
る。
【0004】このように、現代ではネットワーク技術を
活用することで、特にコンピュータネットワークにより
提供されるメール交換技術の活用により、居ながらにし
て必要な用事を済ませることができるようになった。
【0005】しかしながら、これでもネットワーク技術
を十分に駆使しているとは云えない。すなわち、従来に
おいては、まず幹事が会合などの案内文を作成し、それ
をメンバー各人の携帯電話機にメールアドレスを指定し
て個別にメール送信操作するか、パソコン端末などから
インターネットのメール機能における“cc”(カーボ
ンコピー)、“bcc”(ブラインドカーボンコピー)
を利用して各メンバーのEメールアドレス、あるいは携
帯電話機のメールアドレスに一斉同報によりメール送信
してメールを届け、この着信メールを見た各メンバーか
らの返事のメールを幹事の携帯電話機のメールアドレス
またはEメールアドレスに返して貰い、幹事はメンバー
の誰が出席で誰が欠席かを知るという段取りで利用する
ことになる。
【0006】ところが、案内メールに対して、メンバー
全員が返事を返してくれる保証はない。
【0007】出席者は別として、欠席しようと思う人の
中には、“出席しないのだから、返事を返さなくともい
いだろう”と考える人も少なからずいるからであり、ま
た、メールが届いたことを知らなかった人はもちろん返
事は返さないことになる。
【0008】そのため、幹事は、メンバーの誰と誰から
返事がきたかを頭の中で整理して把握し、あるいはメモ
をとって集計して把握することになる。
【0009】そして、未回答の人には再度、メールを送
るか、電話をかけるなどして、意志を確認するなど、幹
事としての役目を全うするには、細かな点で大変な労力
を伴うことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】メール機能付の携帯電
話機やパソコンを利用したインターネット利用環境が広
く整っていることから、グループ内の会合などの連絡に
E−メールを活用する例が多くなっている。
【0011】しかしながら、案内メールに対してメンバ
ー全員が返事をかえしてくれる保証はなく、従って、案
内メールを送った後は、各メンバーの意思確認のため
に、再度、メールを送ったり、電話をかけなければなら
ないなど、状況把握や集計に多大な労力を費やさねばな
らない。
【0012】従って、文面作成からその作成した文面を
メンバーに対してのメール配信して、出欠を確認し、集
計する業務を支援することができるようにした支援シス
テムの開発が嘱望される。
【0013】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、会合の出欠確
認のように多数の人に対して質問し、回答を収集し、回
答を集計するという作業を支援し、上記作業を行う者の
負担を軽減することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は次のように構成する。
【0015】すなわち、本発明は、自身のURLを持
ち、Web上に配置されると共に端末装置より前記UR
Lの指定により、ネットワークを介して接続されるよう
にしたサーバであって、依頼者となる発信者からそれぞ
れ指定される携帯電話機に付与されたメールアドレスに
対する同報メールの依頼を受けると、その依頼毎にサー
ビス利用番号を発番し、自己のURLに拡張情報として
付加して前記同報メールに添付し、受信者側からこの添
付URLを利用してアクセスされると、受信者側からの
情報と共に当該URLの拡張情報を用いた集計を行い、
依頼者に提供する機能を備えたことを特徴とする。
【0016】本発明によれば、同報メール例えば、会合
などの案内メールに本サービス支援システムの提供サー
バのURLと利用番号と配信先個人の管理番号を付して
配信先携帯電話機に送信し、受信者の携帯電話機に表示
されたこのメールにおける添付したURLをクリックす
ることで本サービス支援システムの提供サーバにリンク
させ、その携帯電話機の質問者2の回答を返して貰うこ
とで、URLに付された利用番号と配信先個人の管理番
号と回答内容から集計をとって多数の配信先各人の意志
を把握できるようにした。そのため、幹事などの役員に
重い負担となっていた会合や、サークル活動などの打ち
合わせなどの日程調整や、連絡通知などの煩わしさから
解放されて、確認作業なども円滑に行い得るサービス支
援システムを提供できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0018】はじめに、本発明により提供するサービス
の概念を説明しておく。図1は本発明により提供するメ
ール配信集計サービスの概念図である。このメール配信
集計サービスは、質問者2から複数の被質問者3に対す
る質問の通知とこの複数の被質問者3からの回答の集計
とを、集計サーバ1により代行する。集計サーバ1が質
問者2および被質問者3と各種の情報の授受を行うため
には、質問者2および被質問者3がそれぞれ所有する通
信端末4を使用する。この通信端末4は、インタネット
を介して電子メールを受信したり、WWW(World Wide
Web)にアクセスすることができるものである。通信端
末4としては、既存のメール機能およびウェブブラウザ
機能付き携帯電話機、あるいはメーラおよびウェブブラ
ウザを搭載したパーソナルコンピュータやPDA(Pers
onal Digital Assistant)などが適用可能である。
【0019】集計サーバ1は、質問者2からの要求を受
けて、質問者2により指定された被質問者3に宛てた連
絡メールをメールサーバ5を介して送信する。上記連絡
メールは、質問者2からの質問がある旨を被質問者3に
対して通知するとともに、回答を行うためにアクセスす
るべきURLを通知する電子メールである。集計サーバ
1は、連絡メールに示されたURLによりアクセスして
きた被質問者3から質問の回答を収集し、これを集計す
る。集計サーバ1は、集計結果を質問者2に提示する。
【0020】これにより、例えば会合の幹事が、会合の
対象者の出欠確認を行うといった仕事をサポートする。
【0021】メール機能付き携帯電話機は、例えば、簡
易インタネット機能であるiモード(登録商標)機能付
き携帯電話機を想定する。携帯電話機の内蔵する携帯電
話機用ブラウザを用いてメールの閲覧と、メールに添付
された意志表明のための操作ボタンと、メールに添付さ
れたURLのクリック操作により、そのURLで集計サ
ーバ1に、前記ボタン操作による意志情報が返信される
ようにする。
【0022】この実施形態は、ネットワーク上に置かれ
た集計サーバ1により、インタネットを介してアクセス
してきたユーザに機能を貸し出すかたちでネット上で利
用させる環境を提供する。すなわち、ASP(Applicat
ion Service Provider)としてのサービスに適用して最
適である。上記ASPとは、ソフトメーカ、システムイ
ンテグレータなどがサーバ上でソフトウエアを提供し、
それをユーザがインターネット経由で利用する貸し出し
利用サービスである。顧客ユーザはパソコンや携帯端末
があれば、そのアプリケーションを利用することができ
る。
【0023】図2は集計サーバ1のブロック図である。
この図2に示すように集計サーバ1は、プロセッサ1
1、メインメモリ12、ハードディスク装置13、CD
−ROMドライブ14、キーボード/マウス15、ディ
スプレイ16およびネットワークインタフェース部17
を有している。そしてこれらの各部は、バス18を介し
て互いに接続されている。
【0024】プロセッサ11は、ハードディスク装置1
3に格納されているプログラムに従ってソフトウェア処
理を実行することで各種の制御処理を行う。
【0025】メインメモリ12は、プロセッサ11が実
際に使用するべくハードディスク装置13から取り出さ
れたソフトウェアを一時的に記憶しておく。またメイン
メモリ12は、プロセッサ11のワークエリアとして利
用される。
【0026】ハードディスク装置13は、プロセッサ1
1が使用するオペレーティングシステム用のプログラム
を格納する。ハードディスク装置13は他に、各種のプ
ログラムおよびその他のデータを格納する。またハード
ディスク装置13には、集計サービスプログラム13a
がインストールされる。さらにハードディスク装置13
には、HTMLライブラリ13bおよびデータベース1
3cが設けられる。
【0027】CD−ROMドライブ14は、CD−RO
MメディアCからのデータの読み出しを行う。
【0028】キーボード/マウス15は、管理者による
各種の指示入力を受け付ける。
【0029】ディスプレイ16は、管理者に対する各種
の情報通知のための画像表示を行う。
【0030】ネットワークインタフェース部17には、
インタネットなどのネットワークNが接続される。ネッ
トワークインタフェース部17は、ネットワークNを介
しての通信処理を行う。ネットワークインタフェース部
17は上記の通信処理に、例えばインタネットのプロト
コルを使用する。
【0031】ところでこの集計サーバ1としては、例え
ば汎用のサーバ用コンピュータが用いられる。従って、
当初は集計サービスプログラム13aはハードディスク
装置13にはインストールされていない。またHTML
ライブラリ13bおよびデータベース13cはハードデ
ィスク装置13には設けられていない。そこで、当該集
計サーバ1の導入作業の一環として、CD−ROMメデ
ィアCに格納されている集計サービスプログラム13a
をハードディスク装置13へインストールする。また、
HTMLライブラリ13bおよびデータベース13cを
構築する。
【0032】集計サービスプログラム13aは、前述し
たメール配信集計サービスを実現するための各種の機能
をプロセッサ11に実現させるためのコンピュータプロ
グラムである。
【0033】HTMLライブラリ13bは、複数のHT
ML(HyperText Markup Language)ファイル含む。こ
れらのHTMLファイルは、質問者2および被質問者3
に対して各種情報を通知するための画面の表示、質問者
2および被質問者3による情報入力の受け付け、あるい
は入力された情報の集計サーバ1への通知を通信端末4
に実行させる命令を記述したものである。
【0034】データベース13cは、前述したメール配
信集計サービスを運用するに当り質問者2により指示さ
れる各種の情報を記憶し、かつ被質問者3からの回答や
その集計結果などを記憶する。データベース13cに記
憶されるデータには、グループ別のメンバーのアドレス
帳、返信のデータ、グループの主幹(幹事)となるユー
ザの情報、発行したID、サービス利用グループ番号、
メンバー個人管理番号、利用履歴、雛形文書、受け付け
たユーザ別文書内容などを含む。
【0035】(第1の実施形態)図3は第1の実施形態
において集計サービスプログラム13aに基づいてプロ
セッサ11が実現する各種の機能部を示す図である。
【0036】この図3に示すように、集計サービスプロ
グラム13aに基づく処理を行うことによりプロセッサ
11は、受付・登録部11a、URL生成部11b、連
絡メール送信部11c、質問処理部11d、回答集計部
11eおよび集計結果表示処理部11fのそれぞれとし
て機能する。
【0037】受付・登録部11aは、メール配信集計サ
ービスを提供する上で必要な諸情報の指定を受け付け、
かつそれら受け付けた情報をデータベース13cに登録
する。受付・登録部11aが受け付ける指定は、質問者
2が質問を行うに当って被質問者3に対して連絡する内
容の指定を含む。また受付・登録部11aが受け付ける
指定は、被質問者3の指定を含む。なお被質問者3の指
定は、予め登録されたメンバーのうちから選択させる形
態で被質問者3の指定を受け付ける。
【0038】URL生成部11bは、被質問者3のそれ
ぞれに対して個別に割り当てるためのURLを生成す
る。
【0039】連絡メール送信部11cは、被質問者3毎
の個別の連絡メールを作成してネットワークNへ送信す
る。
【0040】質問処理部11dは、ネットワークNを介
してのアクセスを受けたことに応じて、そのアクセスの
ために使用されたURLに基づいてアクセスしている被
質問者3を識別し、その被質問者3に対して質問するた
めの処理を実行する。
【0041】回答集計部11eは、被質問者3からの回
答を収集して、集計する。
【0042】集計結果表示処理部11fは、回答集計部
11eでの集計結果を質問者2に確認させるために、質
問者2が使用する通信端末4にて上記集計結果を表示さ
せるための処理を実行する。
【0043】次に以上のように構成された集計サーバ1
によりメール配信集計サービスが提供される様子を具体
的に説明する。
【0044】図4および図5は、質問者2からの各種の
指示を集計サーバ1で受け付ける際に通信端末4にて表
示させる画面の遷移を示す図である。
【0045】まず質問者2は、メール配信集計サービス
を利用するためには、質問者2が所有する通信端末(以
下、質問端末と称する)4から集計サーバ1にアクセス
し、必要事項の登録を行う。そのために質問者2は質問
端末4を使用して、集計サーバ1が公開している質問者
2用のトップページにアクセスする。
【0046】質問者2用のトップページにアクセスされ
ると集計サーバ1においてプロセッサ11は、図4に示
すようなトップメニュー画面21を表わしたHTMLフ
ァイル(以下、トップメニューファイルと称する)をア
クセス元の質問端末4へ転送する。質問端末4では、上
記トップメニューファイルに基づいてトップメニュー画
面21が表示される。トップメニュー画面21は、“I
D発行”“サービス利用”“サービス概要”“お知ら
せ”といったメニュー項目21a〜21dを含む。
【0047】トップメニューファイルは、これらのメニ
ュー項目21a〜21dのいずれかの選択が指示された
場合に、いずれの項目が選択されたかを集計サーバ1に
通知する旨の命令を含む。従ってトップメニューファイ
ルは、メニュー項目21a〜21dの選択指定を質問端
末4のユーザに行わせ、指定されたメニュー項目を集計
サーバ1にて受け付けるといった仕組みと機能とを提供
する。
【0048】トップメニュー画面21から“ID発行”
のメニュー項目21aが指定されたことが質問端末4か
ら通知された場合にプロセッサ11は、図4に示すよう
な個人情報登録画面22を表わしたHTMLファイル
(以下、個人情報登録ファイルと称する)を質問端末4
へ転送する。質問端末4では、上記個人情報登録ファイ
ルに基づいて個人情報登録画面22が表示される。個人
情報登録画面22には、“氏名”“携帯電話番号”およ
び“eメールアドレス”のそれぞれを入力するための窓
22a,22b,22cが配置されている。また個人情
報登録画面22には、“登録”の操作ボタン22dが配
置される。そして個人情報登録ファイルは、これらの窓
22a,22b,22cへの情報入力を受け付けること
と、入力された情報を操作ボタン22dが操作されたこ
とに応じて集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。従
って個人情報登録ファイルは、質問者2の個人情報の入
力を集計サーバ1にて受け付けるための仕組みと機能と
を提供する。
【0049】質問者2により入力された個人情報が質問
端末4から通知された場合にプロセッサ11は、この個
人情報をデータベース13cに登録する。またプロセッ
サ11は、上記質問者2のIDを既に発行したIDと重
複しないように発行するとともに、任意のパスワードを
発行する。プロセッサ11は、これらIDおよびパスワ
ードを、上記の個人情報と同一のデータレコードとして
データベース13cに登録する。そしてこの上でプロセ
ッサ11は、図4に示すようなID発行画面23を表わ
したHTMLファイル(以下、ID発行ファイルと称す
る)を質問端末4へ転送する。質問端末4では、上記I
D発行ファイルに基づいてID発行画面23が表示され
る。プロセッサ11は、ID発行画面23には上記の発
行したIDの表示23aとパスワードの表示23bとを
含める。すなわち、ID発行ファイルは、新規に発行し
たIDおよびパスワードを質問者2に対して提示する仕
組みと機能とを提供する。
【0050】また、ID発行画面23には“了解”の操
作ボタン23cが配置される。そしてID発行ファイル
は、上記操作ボタン23cがユーザにより操作された場
合にそのことを集計サーバ1に通知する旨の命令を含
む。質問者2がこのIDおよびパスワードを記憶する
か、メモをとるなどしてから操作ボタン23cを操作す
れば、その旨が質問端末4から集計サーバ1へ通知され
る。すなわち、ID発行ファイルは、IDおよびパスワ
ードを質問者2が認識したことを集計サーバ1にて確認
する仕組みと機能とを提供する。なおプロセッサ11
は、操作ボタン23cがユーザにより操作されたことが
通知された場合、トップメニューファイルを質問端末4
へ再度転送する。つまりプロセッサ11は、質問端末の
表示をID発行画面23からトップメニュー画面21へ
戻す。
【0051】このようにして登録が済むと、質問者2は
メール配信集計サービスの本格的な利用が可能になる。
トップメニュー画面21は、本メール配信集計サービス
の利用メニューの一覧であるから、この一覧の中から、
質問者2は自己の利用しようとするメニューを選択す
る。ユーザは、サービスを利用したい場合は、“サービ
ス利用”のメニュー項目21bを指定する。ユーザは、
サービスの概要を知りたい場合は、“サービス概要”の
メニュー項目21cを指定する。ユーザは、お知らせを
見たい場合には、“お知らせ”のメニュー項目21dを
指定する。
【0052】以上のようにしてIDおよびパスワードの
発行を受けた質問者2は、本実施形態のメール配信集計
サービスを利用することが可能である。そしてメール配
信集計サービスを利用する場合に質問者2は、トップメ
ニュー画面21から“サービス利用”のメニュー項目2
1bを指定する。これに応じてメニュー項目21bが指
定されたことが質問端末4から通知されるとプロセッサ
11は、図4に示すようなID/パスワード入力画面2
4を表わしたHTMLファイル(以下、ID入力ファイ
ルと称する)を質問端末4へ転送する。質問端末4で
は、上記ID入力ファイルに基づいてID/パスワード
入力画面24が表示される。
【0053】ID/パスワード入力画面24には、“I
D”および“パスワード”を入力するための窓24a,
24bが配置されている。またID/パスワード入力画
面24には、“送信”の操作ボタン24cが配置されて
いる。
【0054】ID入力ファイルは、これらの窓24a,
24bへの情報入力を受け付けることと、窓24a,2
4bへ入力された情報を操作ボタン24cが操作された
ことに応じて集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。
従ってID入力ファイルは、質問者2のIDおよびパス
ワードの指定を集計サーバ1にて受け付けるための仕組
みと機能とを提供する。
【0055】集計サーバ1にIDおよびパスワードが通
知されたことに応じてプロセッサ11は、そのIDおよ
びパスワードに基づいて質問者2を認証する。この認証
を失敗したならばプロセッサ11は、トップメニューフ
ァイルを質問端末4へ再度転送する。つまりプロセッサ
11は、質問端末の表示をID発行画面23からトップ
メニュー画面21へ戻す。
【0056】上記の認証を成功したならばプロセッサ1
1は、図4に示すようなサービスメニュー画面25を表
わしたHTMLファイル(以下、サービスメニューファ
イルと称する)を質問端末4へ転送する。質問端末4で
は、上記サービスメニューファイルに基づいてサービス
メニュー画面21が表示される。
【0057】サービスメニュー画面21は、質問者2が
利用可能なサービスを選択するためのメニュー画面であ
る。このサービスメニュー画面21は、“本人情報編
集”“相手情報登録”“連絡作成・送信”“回答者確
認”“未回答者確認”“パスワード変更”および“トッ
プメニュー”といったメニュー項目25a〜25gを含
む。
【0058】サービスメニューファイルは、これらのメ
ニュー項目21a〜21dのいずれかの選択が指示され
た場合に、いずれの項目が選択されたかを集計サーバ1
に通知する旨の命令を含む。従ってサービスメニューフ
ァイルは、メニュー項目25a〜25gの選択指定を質
問端末4のユーザに行わせ、指定されたメニュー項目を
集計サーバ1にて受け付けるといった仕組みと機能とを
提供する。
【0059】<本人情報編集>今、これらのうちから、
“本人情報編集”の項目25aが選択されたとする。そ
うすると、その旨が質問端末4から集計サーバ1へ通知
される。この通知に応じて集計サーバ1にてプロセッサ
11は、図4に示すような本人情報編集画面26を表わ
したHTMLファイル(以下、本人情報編集ファイルと
称する)を質問端末4へ転送する。質問端末4では、上
記本人情報編集ファイルに基づいて本人情報編集画面2
6が表示される。
【0060】本人情報編集画面26には、“氏名”“携
帯電話番号”および“eメールアドレス”のそれぞれを
入力するための窓26a,26b,26cが配置されて
いる。そしてこれらの窓26a,26b,26cには、
認証の結果判明した質問者2に関して登録された氏名、
携帯電話番号および電子メールアドレスが示される。本
人情報編集画面26には、“登録”の操作ボタン26d
が配置される。本人情報編集画面26には、“サービス
メニュー”および“トップメニュー”のメニュー項目2
6e,26fが配置される。
【0061】本人情報編集ファイルは、上記の窓26
a,26b,26cへの情報入力を受け付けることと、
操作ボタン26dが操作されたことに応じて上記入力さ
れた情報を集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。ま
た本人情報編集ファイルは、メニュー項目26e,26
fのいずれかが指定された場合に、その旨を集計サーバ
1に通知する旨の命令を含む。従って個人情報登録ファ
イルは、質問者2による個人情報の編集指定を集計サー
バ1にて受け付けるための仕組みと機能とを提供する。
また個人情報登録ファイルは、個人情報の編集を中止し
てサービスメニューまたはトップメニューへの移行する
ことの指定を集計サーバ1にて受け付けるための仕組み
と機能とを提供する。
【0062】質問者2は、変更したい事項の該当窓内の
情報を新しい情報に変更し、操作ボタン26dを操作す
る。このボタン操作に応じて、窓26a,26b,26
cに入力されている情報が質問端末4から集計サーバ1
へ通知される。この通知を受けると集計サーバ1にてプ
ロセッサ11は、データベース13cに既に記憶されて
いる個人情報を新たに通知された情報に更新する。な
お、メニュー項目26e,26fのいずれかが指定され
たことが質問端末4から集計サーバ1へ通知された場合
は、プロセッサ11は上記のような個人情報の更新を行
わない。そしてプロセッサ11は、サービスメニューフ
ァイルまたはトップメニューファイルを質問端末4へ再
度転送する。つまりプロセッサ11は、質問端末の表示
をサービスメニュー画面25またはトップメニュー画面
21へ戻す。
【0063】<グループメンバー登録>質問者2がサー
ビスメニュー画面25から“相手情報登録”のメニュー
項目25bを選択したとする。すると、その旨が質問端
末4から集計サーバ1へ通知される。この通知に応じて
集計サーバ1にてプロセッサ11は、図4に示すような
メンバー登録画面27を表わしたHTMLファイル(以
下、メンバー登録ファイルと称する)を質問端末4へ転
送する。質問端末4では、上記メンバー登録ファイルに
基づいてメンバー登録画面27が表示される。
【0064】メンバー登録画面26には、“氏名”“携
帯電話番号”および“eメールアドレス”のそれぞれを
入力するための窓27a,27b,27cが配置されて
いる。メンバー登録画面27には、“登録”の操作ボタ
ン27dが配置される。メンバー登録画面27には、
“サービスメニュー”および“トップメニュー”のメニ
ュー項目27e,27fが配置される。
【0065】メンバー登録ファイルは、上記の窓27
a,27b,27cへの情報入力を受け付けることと、
操作ボタン27dが操作されたことに応じて上記の入力
された情報を集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。
またメンバー登録ファイルは、メニュー項目27e,2
7fのいずれかが指定された場合に、その旨を集計サー
バ1に通知する旨の命令を含む。従ってメンバー登録フ
ァイルは、質問者2によるメンバー情報の指定を集計サ
ーバ1にて受け付けるための仕組みと機能とを提供す
る。またメンバー登録ファイルは、メンバー情報の登録
を中止してサービスメニューまたはトップメニューへの
移行することの指定を集計サーバ1にて受け付けるため
の仕組みと機能とを提供する。
【0066】このメンバー登録画面27にて質問者2
は、メンバー各人の情報を登録したり、変更したりする
ことができる。メンバーとは、現在アクセス中の質問者
2が主幹となっているサークル等の会員等である。つま
りメンバー登録画面27にて質問者2は、サークルの名
簿(アドレス帳)等を集計サーバ1に登録することがで
きる。そこで質問者2は、メンバー個人個人についてそ
の氏名を“氏名”の窓27aに、その個人が使用する携
帯電話機の電話番号を“携帯電話番号”の窓27bに、
そしてその個人の携帯電話機に付与されているメールア
ドレスを“eメールアドレス”の窓27cにそれぞれ入
力した上で、操作ボタン27dを操作する。この操作ボ
タン27dの操作に応じて、窓27a,27b,27c
に入力されている情報が質問端末4から集計サーバ1へ
通知される。この通知を受けると集計サーバ1にてプロ
セッサ11は、アクセス中の質問者2に関するメンバー
としてデータベース13cに登録する。プロセッサ11
は、これらの各メンバー個人の情報をデータベース13
cに登録するにあたり、メンバー個人の管理番号となる
メンバー個人管理番号を発番する。そしてプロセッサ1
1は、上記のメンバー個人管理番号を各メンバー個人の
情報に対応付けてデータベース13cに登録しておく。
【0067】メニュー項目26e,26fのいずれかが
指定されたことが質問端末4から集計サーバ1へ通知さ
れた場合は、プロセッサ11はサービスメニューファイ
ルまたはトップメニューファイルを質問端末4へ再度転
送する。つまりプロセッサ11は、質問端末の表示をサ
ービスメニュー画面25またはトップメニュー画面21
へ戻す。
【0068】なお、図4および図5に示す各画面は、質
問端末4が携帯電話機である場合を想定している。すな
わち、表示サイズの小さな質問端末4にて表示させるの
に適した画面である。質問端末4がパーソナルコンピュ
ータなどのように表示サイズが大きなものである場合の
ために図6に示すようなメンバー登録画面41を用意し
ておくと良い。このメンバー登録画面41も、HTML
ファイルにより集計サーバ1から通信端末4へと転送さ
れる。このメンバー登録画面41は、“氏名”“携帯電
話番号”および“eメールアドレス”のそれぞれを入力
するための窓27a,27b,27cが複数のメンバー
分並べて配置されている。またメンバー登録画面41
は、メンバー個人個人に関して補助的な情報を入力する
ための“備考”の窓41aが配置されている。さらにメ
ンバー登録画面41には、前述のサービスメニュー画面
25に配置されていたメニュー項目25a〜25gも配
置されている。従ってこのメンバー登録画面41によれ
ば、質問者2によるメンバー登録のための情報入力の作
業を簡易とすることができ、便利となる。また、サービ
スメニューの選択をもこの画面から直接的に行うことが
可能となる。
【0069】<連絡作成・送信>質問者2がサービスメ
ニュー画面25から“連絡作成・送信”のメニュー項目
25cを選択したとする。すると、その旨が質問端末4
から集計サーバ1へ通知される。この通知に応じて集計
サーバ1にてプロセッサ11は、図5に示すような連絡
作成・送信画面28を表わしたHTMLファイル(以
下、連絡作成・送信ファイルと称する)を質問端末4へ
転送する。質問端末4では、上記連絡作成・送信ファイ
ルに基づいて連絡作成・送信画面28が表示される。
【0070】連絡作成・送信画面28には、“タイト
ル”および“本文”のそれぞれを入力するための窓28
a,28bが配置されている。連絡作成・送信画面28
には、質問に対する回答の形態を指定するためのラジオ
ボタン28c,28dが配置されている。連絡作成・送
信画面28には、質問に対するコメントを受け付けるか
否かを指定するためのラジオボタン28e,28fが配
置されている。連絡作成・送信画面28には、“全員へ
送信”および“一部へ送信”の操作ボタン28g,28
hが配置されている。連絡作成・送信画面28には、
“サービスメニュー”および“トップメニュー”のメニ
ュー項目28i,28jが配置されている。
【0071】連絡作成・送信ファイルは、上記の窓28
a,28bへの情報入力を受け付けることと、ラジオボ
タン28c〜28fの指定を受け付けることと、操作ボ
タン28g,28hが操作されたことに応じて操作ボタ
ン28g,28hのいずれが操作されたかとともに、上
記の窓28a,28bに入力された情報およびラジオボ
タン28c〜28fの指定状態を集計サーバ1に通知す
る旨の命令を含む。また連絡作成・送信ファイルは、メ
ニュー項目27i,27jのいずれかが指定された場合
に、その旨を集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。
従って連絡作成・送信ファイルは、質問者2がメンバー
に対して通知したい内容および質問回答の形態の指定を
集計サーバ1にて受け付けるための仕組みと機能とを提
供する。また連絡作成・送信ファイルは、被質問者3
を、質問者2に対して登録されているメンバーの全員と
するのか、あるいは上記登録されたメンバーのうちの一
部のみとするのかの指定を集計サーバ1にて受け付ける
ための仕組みと機能とを提供する。さらに連絡作成・送
信ファイルは、サービスメニューまたはトップメニュー
への移行することの指定を集計サーバ1にて受け付ける
ための仕組みと機能とを提供する。
【0072】この連絡作成・送信画面28にて質問者2
は、メンバーに対して通知する内容を示した連絡文を作
成したり、質問の形態を指定したり、送信を指定したり
することができる。そこで質問者2は、“タイトル”の
窓28a内に通知内容を端的に表わしたタイトルを入力
する。質問者2は、“本文”の窓28bに連絡文を入力
する。連絡文の入力形式は定型文選択と自由形式とがあ
る。定型文選択の場合は、集計サーバ1のデータベース
13cに予め用意された各種場面別の雛形文書を質問端
末4に転送する。質問者2は質問端末4でこれらの雛形
文書から連絡文を選択する。自由形式の場合は、質問者
2が自由に連絡文を入力できる。また質問者2は、質問
に対する回答形式を、ラジオボタン28c,28dのい
ずれかを選択することで指定する。この第1実施形態で
は、回答形式として“了解”の指定か、“はい”および
“いいえ”の選択指定の2つの形態が用意されている。
質問者2は、これら2つの回答形式のうちの所望するも
のに対応するラジオボタン28c,28dを選択する。
また質問者2は、被質問者3によるコメント入力を受け
付けるか否かをラジオボタン28e,28fで指定す
る。
【0073】以上のようにして、質問者2は質問を行う
ための諸情報を指定する。そして指定を完了し、被質問
者3に対する質問を実行するのであれば、操作ボタン2
8g,28hのいずれかを操作する。このとき質問者2
は、被質問者3を前述のように登録したメンバーの全員
とするのならば操作ボタン28gを操作し、上記メンバ
ーの一部のみとするのならば操作ボタン28hを操作す
る。この操作ボタン28g,28hのいずれかが操作さ
れたことに応じて、操作ボタン28g,28hのいずれ
が操作されたかとともに、窓28a,28bに入力され
ている情報およびラジオボタン18c〜28fの指定状
態が質問端末4から集計サーバ1に通知される。この通
知を受けると集計サーバ1にてプロセッサ11は、これ
らの情報をデータベース13cに保存する。このときに
プロセッサ11は、受け付け番号ともいうべきグループ
番号を新規に発番し、これも上記の情報とともにデータ
ベース13cに保存する。
【0074】このとき、操作ボタン28gが操作された
のであれば、プロセッサ11はメンバーの全員を被質問
者3とした被質問者リストを生成し、これをデータベー
ス13cに保存する。
【0075】<送信先選択>“一部へ送信”の操作ボタ
ン28hが操作され、その旨が質問端末4から集計サー
バ1へ通知されたならば、集計サーバ1にてプロセッサ
11は、図5に示すような送信先選択画面29を表わし
たHTMLファイル(以下、送信先選択ファイルと称す
る)を質問端末4へ転送する。質問端末4では、上記送
信先選択ファイルに基づいて送信先選択画面29が表示
される。
【0076】送信先選択画面29には、メンバー全員の
氏名のリストが示される。そして送信先選択画面29に
は、これらのメンバーの氏名のそれぞれに対して、チェ
ックボックス29aが配置されている。また、送信先選
択画面29はメンバーの人数が多い場合には複数のペー
ジに分割される。そこで送信先選択画面29には、ペー
ジ選択のためのメニュー項目29bが配置されている。
図5の例では、メニュー項目29bは「1」〜「6」の
6つが配置されている。送信選択画面29には、“選択
確定”の操作ボタン29cが配置されている。さらに送
信先選択画面29には、“サービスメニュー”および
“トップメニュー”のメニュー項目29d,29eが配
置されている。
【0077】送信先選択ファイルは、上記のチェックボ
ックス29aの指定を受け付けることと、操作ボタン2
9cが操作されたことに応じて上記のチェックボックス
29aの指定状態を集計サーバ1に通知する旨の命令を
含む。また送信先選択ファイルは、メニュー項目29
b,29d,29eのいずれかが指定された場合に、そ
の旨を集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。従って
送信先選択ファイルは、質問者2がメンバーの中から送
信先、すなわち被質問者3を選択するのを集計サーバ1
にて受け付けるための仕組みと機能とを提供する。さら
に送信先選択ファイルは、サービスメニューまたはトッ
プメニューへの移行することの指定を集計サーバ1にて
受け付けるための仕組みと機能とを提供する。
【0078】この送信先選択画面29にて質問者2は、
示されたメンバーの氏名を確認しながら、被質問者3と
するべきメンバーの氏名毎のチェックボックス29aに
チェック(レ点)を挿入する。なお、別のページを確認
したい場合に質問者2は、メニュー項目29bのいずれ
かを指定する。すると、その旨が質問端末4から集計サ
ーバ1へ通知される。そこで集計サーバ1にてプロセッ
サ11は、指定されたメニュー項目29bに対応したペ
ージの送信先選択ファイルを質問端末4へと転送する。
【0079】そして質問者2は、全ての被質問者3を選
択し終えたならば、操作ボタン29cを操作する。する
と、チェックボックス29aのチェック状態が、質問端
末4から集計サーバ1へ通知される。この通知を受ける
と集計サーバ1にてプロセッサ11は、チェックが入っ
たチェックボックス29aに対応する氏名のメンバーを
被質問者3とした被質問者リストを生成し、これをデー
タベース13cに保存する。
【0080】質問端末4がパーソナルコンピュータなど
のように表示サイズが大きなものである場合のために、
図7に示すような連絡作成・送信画面42を用意してお
くと良い。この連絡作成・送信画面42も、HTMLフ
ァイルにより集計サーバ1から通信端末4へと転送され
る。連絡作成・送信画面42は、窓28a,28b、ラ
ジオボタン28c〜28fを図7に示すように配置され
ている。また連絡作成・送信画面42は、“全員に送
信”のラジオボタン42a、“一部へ送信”のラジオボ
タン42bおよび“送信”の操作ボタン42cがそれぞ
れ配置されている。さらに連絡作成・送信画面42に
は、前述のサービスメニュー画面25に配置されていた
メニュー項目25a〜25gも配置されている。
【0081】この連絡作成・送信画面42では、質問者
2はラジオボタン42a,42bのいずれかを選択した
上で操作ボタン42cを操作することになる。ラジオボ
タン42bが選択された場合には、図8に示す連絡作成
・送信画面43に遷移するようにしておけば、すなわち
送信先の選択画面を展開するようにしておけば、登録メ
ンバーからの被質問者3の選択を容易とすることができ
る。この連絡作成・送信画面43も、HTMLファイル
により集計サーバ1から通信端末4へと転送される。
【0082】図9は、連絡文の入力形式として定型文選
択を採用した連絡作成・送信画面44の一例を示す図で
ある。この連絡作成・送信画面44も、HTMLファイ
ルにより集計サーバ1から通信端末4へと転送される。
連絡作成・送信画面44は、パーソナルコンピュータな
どのように表示サイズが大きなものである場合に適する
例である。
【0083】この連絡作成・送信画面44では、“件
名”を入力するための窓44a、日付(月)を入力する
ための窓44b、日付(日)を入力するための窓44
c、時間(午前/午後)を選択するためのラジオボタン
44d,44e、時間(時)を入力するための窓44
f、時間(分)を入力するための窓44g、あるいは場
所を入力するための窓44hがそれぞれ配置されてい
る。
【0084】そして、窓28a,28b,44b,44
c,44f,44gにはそれぞれ、その端にリストボタ
ンを含んでいて、このリストボタンを操作することで予
め用意された候補のリストが表示されるようになってい
る。そしてそのリストから選択した文字列が該当する窓
に入力されるようになっている。
【0085】さて、連絡作成・送信画面28にて“全員
へ送信”の操作ボタン28gが操作されたこと、あるい
は送信先選択画面29にて“選択確定”の操作ボタン2
9cが操作されたことが質問端末4から集計サーバ1へ
と通知されたならば、集計サーバ1にてプロセッサ11
は図10に示すような連絡メール送信処理を実行する。
【0086】プロセッサ11はまずステップST1にお
いて、前述のように生成した被質問者リストから未選択
である被質問者3を選択する。プロセッサ11はステッ
プST2において、上記選択した被質問者3に対して割
り当てるURLを生成する。
【0087】ここで生成するURLは、例えば、“htt
p://www.aaa.co.jp/kekka.htm?xxxx%11”のような形態
のものである。このURLのうち、“http”は通信プロ
トコルの種類をあらわす。“://”は区切り記号であ
る。“www.aaa.co.jp”は集計サーバ1のドメイン名を
あらわす。“www.aaa.co.jp”に続く“/”は区切り記号
である。“kekka.htm”は集計サーバ1に格納されてい
るアプリケーションのファイル名である。そしてここま
での部分は、固定的に使用される。そしてこのような固
定的な部分の後ろに、URLを割り当てる被質問者3の
サービス利用グループ番号およびメンバー個人管理番号
に応じて定まる部分を付加することでURLが定まる。
“?”は区切り記号である。そして“xxxx”とあらわし
ているのがサービス利用グループ番号である。“%”は
区切り記号である。“11”と表わしているのがメンバー
個人管理番号である。かくして、“xxxx”の部分はグル
ープ毎で、また“11”の部分はメンバー毎でそれぞれ変
化するのであり、被質問者3毎に個別のURLが生成さ
れることになる。プロセッサ11はステップST3にお
いて、上記の生成したURLをステップST1で選択し
た被質問者3に対応付けてデータベース13cに登録す
る。
【0088】次にプロセッサ11はステップST4にお
いて、電子メールを作成する。この電子メールは、連絡
作成・送信画面28にて質問者2により指定され、デー
タベース13cに格納してある各種の設定に基づいた内
容とする。すなわちプロセッサ11は、窓28aでの指
定文字列を電子メールのタイトルに示す。またプロセッ
サ11は、窓28bでの指定文字列を電子メールの本文
に示す。プロセッサ11は、電子メールの本文には上記
の指定文字列の後に続けて、“↓意思確認クリック↓”
といった固定文字列を付加する。さらにプロセッサ11
は、電子メールの本文には、ステップST2にて生成し
たURLを付加する。これにより、例えば図11に示す
ような本文を持った電子メールが作成される。そしてプ
ロセッサ11はこの電子メールの宛先を、ステップST
1で選択した被質問者3に関してデータベース13cに
メンバー登録してある電子メールアドレスとする。
【0089】プロセッサ11はステップST5におい
て、上述のようにして作成した電子メールを、ネットワ
ークNへ送信する。そうするとこの電子メールは、ネッ
トワークNおよびメールサーバ5を介して、被質問者3
が使用する通信端末(以下、被質問端末と称する)4へ
と送られる。そして被質問者3は、上記の電子メールの
内容を被質問端末4にて確認することができる。
【0090】さてプロセッサ11は、1つの電子メール
の送信を終えたならば、ステップST6において被質問
者リストに未選択の被質問者3があるか否かを確認す
る。そしてプロセッサ11は、ここで未選択の被質問者
3がもう無いことを確認できるまで、ステップST1乃
至ステップST6の処理を繰り返す。かくして、被質問
者リストに示された被質問者3のそれぞれに対して、そ
の被質問者3用の電子メールが上述のようにして送信さ
れる。
【0091】そして被質問者リストに示された被質問者
3の全てに対して電子メールを送り終え、未選択の被質
問者3がもう無いことをステップST6にて確認できた
ならば、プロセッサ11はこの連絡メール送信処理を終
了する。
【0092】被質問者3は被質問端末4にて電子メール
を確認し、この電子メールでの通知に対して回答しよう
とするならば、その電子メールに示されたURLにアク
セスする。多くのパーソナルコンピュータのメールアプ
リケーションや携帯電話機は、電子メールの本文にUR
Lが示されている場合、それを選択する操作が行われた
ことに応じて、そのURLへのアクセスを開始する機能
を有する。このような機能を利用すれば容易に該当UR
Lへとアクセス可能である。
【0093】さて上記の電子メールに示されるURLに
含まれるドメイン名は集計サーバ1に割り当てられたド
メイン名である。従って、被質問端末4からのアクセス
は、集計サーバ1に対してなされることとなる。つま
り、被質問者3が何ら意識することなしに、被質問端末
4がネットワークNを介して集計サーバ1に接続され
る。
【0094】このように連絡メール送信処理の際に生成
してデータベース13cに保持されているURLを用い
てのアクセスがなされた場合に、プロセッサ11は図1
2に示すような質問処理を実行する。
【0095】プロセッサ11はまずステップST11に
おいて、アクセスされたURLに基づいて、アクセスし
てきた被質問者3およびその被質問者3が属するグルー
プを判定する。前述のように、URLの末尾における
“xxxx%11”のうちの“xxxx”の部分がサービス利用グ
ループ番号を、また“11”の部分がメンバー個人管理番
号をそれぞれ示しているから、これらを確認することで
上記の判定を容易に行うことができる。
【0096】続いてプロセッサ11はステップST12
において、質問画面を示すHTMLファイル(以下、質
問ファイルと称する)を生成する。質問画面は、上記判
定したグループに関してデータベース13cに登録され
ている回答方法やコメント有無を反映するものとする。
【0097】例えば図13(a)は、回答方法として
“はい/いいえ”が指定され、かつコメント有無として
“有り”が指定されている場合の質問画面の一例を示
す。この場合に質問画面には、コメントを入力するため
の窓51が配置される。また質問画面には、“はい”お
よび“いいえ”の操作ボタン52,53が配置される。
【0098】一方図13(b)は、回答方法として“了
解”が指定され、かつコメント有無として“なし”が指
定されている場合の質問画面の一例を示す。この場合に
質問画面には、“了解”の操作ボタン54が配置され
る。
【0099】なお、図示はしないが、回答方法として
“はい/いいえ”が指定され、かつコメント有無として
“無し”が指定されている場合には、図13(a)に示
す質問画面から窓51が除かれた状態の質問画面とな
る。また回答方法として“了解”が指定され、かつコメ
ント有無として“有り”が指定されている場合には、図
13(b)に示す質問画面における操作ボタン54の上
部に窓51を配置した状態の質問画面となる。
【0100】そしていずれの質問画面においても、図1
3に示されるように、先頭にはステップST11で判定
した被質問者3に関してデータベース13cに格納され
ている氏名が、例えば“東京太郎さん”といった形態で
配置される。またこの氏名に続いて、予め用意された定
型メッセージが配置される。この定型メッセージは図1
3(a)の例では、『本件問題がない場合には、以下の
“はい”を、その他の場合は“いいえ”を押してくださ
い。』といった内容である。また定型メッセージは図1
3(b)の例では、『本件了解の場合は、以下のボタン
を押してください。』といった内容である。
【0101】質問ファイルは、上記の窓51が含まれる
場合にはそこへの情報入力を受け付けることと、操作ボ
タン52,53,54の操作に応じて操作ボタン52,
53,54のいずれが操作されたかとともに、上記の窓
51に入力された情報を集計サーバ1に通知する旨の命
令を含む。従って連絡メールに示された質問に対する被
質問者3の意思表示、すなわち質問に対する回答を集計
サーバ1にて受け付けるための仕組みと機能とを提供す
る。
【0102】そこでプロセッサ11はステップST13
において、上記のように生成した質問ファイルをアクセ
ス元の被質問端末4へと送信する。そしてプロセッサ1
1はステップST14において、上記質問ファイルの命
令に基づく通知が被質問端末4からなされるのを待受け
る。通知がなされたことを確認したならばプロセッサ1
1はステップST15において、通知される情報を取得
する。そしてプロセッサ11はステップST16におい
て、上記取得した情報をアクセス元の被質問者3からの
回答情報として、グループ番号単位で、かつ被質問者3
個人別に内容がわかるように集計し、データベース13
cに登録する。これをもってプロセッサ11は、質問処
理を終了する。
【0103】プロセッサ11は、被質問者3から個々に
アクセスが行われる毎に以上の質問処理を実行し、これ
により回答を収集・集計する。
【0104】<回答確認>質問者2は、被質問者3から
の回答内容を確認したい場合、質問端末4にサービスメ
ニュー画面25を表示させ、“回答者確認”のメニュー
項目25dを指定する。すると、その旨が質問端末4か
ら集計サーバ1へ通知される。この通知に応じて集計サ
ーバ1にてプロセッサ11は、図5に示すような回答確
認画面30を表わしたHTMLファイル(以下、回答確
認ファイルと称する)を質問端末4へ転送する。質問端
末4では、上記回答確認ファイルに基づいて回答確認画
面30が表示される。
【0105】回答確認画面30には、被質問者リストに
含まれた全ての被質問者3に関する氏名のリストが示さ
れる。そして回答確認画面30には、それぞれの氏名に
並べて、その氏名の被質問者3からの回答の内容が示さ
れる。なお被質問者3がコメントを入力した場合には、
“コメント”のメニュー項目30aが配置される。また
回答確認画面30は被質問者3の人数が多い場合には複
数のページに分割される。そこで回答確認画面30に
は、ページ選択のためのメニュー項目30bが配置され
ている。図5の例では、メニュー項目30bは「1」〜
「6」の6つが配置されている。さらに回答確認画面3
0には、“サービスメニュー”および“トップメニュ
ー”のメニュー項目30c,30dが配置されている。
【0106】回答確認ファイルは、上記のメニュー項目
30a〜30dのいずれかが指定された場合に、その旨
を集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。従って回答
確認ファイルは、コメントの表示指示およびページ切り
替えの指示を集計サーバ1にて受け付けるための仕組み
と機能とを提供する。また回答確認ファイルは、サービ
スメニューまたはトップメニューへの移行することの指
定を集計サーバ1にて受け付けるための仕組みと機能と
を提供する。
【0107】かくして質問者2は回答確認画面30を参
照することで、図5の例では“東京太郎”という氏名の
被質問者3が“はい”と回答したことを認識できる。ま
た質問者2は、この被質問者3がコメントを入力してい
ることを認識できる。質問者2がメニュー項目30aを
選択すると、その旨が質問端末4から集計サーバ1へ通
知される。そうすると集計サーバ1にてプロセッサ11
は、該当するコメントをデータベース13cから読み出
し、それを示す画面(図示せず)を表わしたHTMLフ
ァイルを生成して質問端末4へ転送する。すると、質問
端末4ではこのHTMLファイルに基づいてコメントが
表示される。これにより、質問者2は被質問者3が入力
したコメントを確認することができる。なお、別のペー
ジを確認したい場合に質問者2は、メニュー項目30b
のいずれかを指定する。すると、その旨が質問端末4か
ら集計サーバ1へ通知される。そこで集計サーバ1にて
プロセッサ11は、指定されたメニュー項目30bに対
応したページの回答確認ファイルを質問端末4へと転送
する。
【0108】なお、質問端末4がパーソナルコンピュー
タなどのように表示サイズが大きなものである場合のた
めに図14に示すような回答確認画面45を用意してお
くと良い。この回答確認画面45も、HTMLファイル
により集計サーバ1から通信端末4へと転送される。回
答確認画面45は、収集してデータベース13cに記憶
してある各種の情報を示した一覧表を表示するものであ
る。さらに回答確認画面45には、前述のサービスメニ
ュー画面25に配置されていたメニュー項目25a〜2
5gも配置されている。従ってこの回答確認画面45に
よれば、質問者2がより容易に回答状況を確認すること
が可能となり、便利となる。また、サービスメニューの
選択をもこの画面から直接的に行うことが可能となる。
【0109】なお回答確認画面45には、被質問者3の
それぞれに対応付けて“はい”および“いいえ”のラジ
オボタン45a,45cが配置されている。また回答確
認画面45には、“回答変更実施”の操作ボタン45c
が配置されている。そしてこの回答確認画面45を示し
たHTMLファイルには、ラジオボタン45a,45b
の指定を受け付けることと、操作ボタン45cが操作さ
れたことに応じてラジオボタン45a,45bの指定状
態を集計サーバ1へ通知することの命令を含ませてお
く。このようにしておくことで、質問者2が回答結果の
変更を指示することが可能で、かつこの指示を集計サー
バ1にて受け付けることが可能となる。そこで集計サー
バ1にてプロセッサ11が、上記の指示に応じてデータ
ベース13cに記憶してある情報を変更するようにして
おく。これにより、質問者2が被質問者3から電話や口
頭などで直接的に回答を受けた場合に、それを集計サー
バ1で管理している情報に反映させることができ、便利
となる。
【0110】また、図15に示すような一覧画面46を
用意しておくと良い。この一覧画面46も、HTMLフ
ァイルにより集計サーバ1から通信端末4へと転送され
る。一覧画面は、質問に対して所定の回答を行った被質
問者3の氏名を示した一覧表を表示するものである。従
って、会合の出欠を問い合わせる場合に“はい”と回答
した被質問者3に関する一覧表を表示させれば、それは
参加者一覧となる。そこでこの一覧表を例えば図15に
示すようなフォームとしておけば、この一覧表を通信端
末4に接続されたプリンタ(図示せず)によりプリント
アウトすることにより、会合参加者のチェックシートを
作成することが可能となる。このチェックシートは、会
合開催時などに、実際の出欠や参加費徴収などのチェッ
クのために利用でき、非常に便利となる。
【0111】<未回答者確認>質問者2は、上記の回答
確認画面30からでも未回答者を確認することができ
る。しかしながら、未回答者が誰であるかを質問者2が
探し出さなければならない。そこでこの第1実施形態で
は、図5に示すような未回答確認画面31を用意してい
る。
【0112】未回答者を確認したい場合に質問者2は、
質問端末4にサービスメニュー画面25を表示させ、
“未回答者確認”のメニュー項目25eを指定する。す
ると、その旨が質問端末4から集計サーバ1へ通知され
る。この通知に応じて集計サーバ1にてプロセッサ11
は、未回答確認画面31を表わしたHTMLファイル
(以下、未回答者確認ファイルと称する)を質問端末4
へ転送する。質問端末4では、上記未回答者確認ファイ
ルに基づいて未回答確認画面31が表示される。
【0113】未回答確認画面31には、未回答者に関す
る氏名で表わされたメニュー項目31aが配置される。
未回答者が複数存在する場合には、メニュー項目31a
は複数がリスト状に配置される。また未回答確認画面3
1は未回答者の人数が多い場合には複数のページに分割
される。そこで未回答確認画面31には、ページ選択の
ためのメニュー項目31bが配置されている。図5の例
では、メニュー項目31bは「1」および「2」の2つ
が配置されている。さらに未回答確認画面31には、
“サービスメニュー”および“トップメニュー”のメニ
ュー項目31c,31dが配置されている。
【0114】未回答者確認ファイルは、上記のメニュー
項目31aが指定された場合に、そのメニュー項目31
aに対応付けて未回答者確認ファイルに含めてある電話
番号(未回答者に対して登録された携帯電話番号)を発
呼することの命令を含む。従って未回答者確認ファイル
は、通信端末4に未回答者への自動発呼を行わせる仕組
みと機能とを提供する。また未回答者確認ファイルは、
メニュー項目31b〜31dのいずれかが指定された場
合に、その旨を集計サーバ1に通知する旨の命令を含
む。従って未回答者確認ファイルは、ページ切り替えの
指示を集計サーバ1にて受け付けるための仕組みと機能
とを提供する。また未回答者確認ファイルは、サービス
メニューまたはトップメニューへの移行することの指定
を集計サーバ1にて受け付けるための仕組みと機能とを
提供する。
【0115】かくして質問者2は未回答確認画面31を
参照することで、メニュー項目31aの並びを未回答者
のリストとして認識することが可能で、このリストから
未回答者を簡易に、かつ確実に認識することができる。
また、質問者2が未回答者と連絡を取りたいのならば、
その連絡を取りたい未回答者の氏名で示されたメニュー
項目31aを指定すれば、その未回答者が使用する携帯
電話機へと自動的に発呼がなされるので、そのまま通話
を行って未回答者の回答を確認することが可能である。
【0116】以上のように第1の実施形態によれば、質
問者2は、集計サーバ1に対して質問したい内容および
被質問者3を指定するだけで、全ての被質問者3に対す
る質問を行うことができる。そして質問の回答は集計サ
ーバ1により収集されて、集計されるので、質問者2は
集計サーバ1での集計結果を確認することで、回答の状
況を容易かつ的確に認識することができる。従って、飲
み会、町内会、習い事、同窓会、あるいはサークル活動
などの種々の会合についての出欠確認、日程調整、ある
いは連絡通知などの煩わしさを解消することができる。
なお、第1の実施形態により提供されるメール配信集計
サービスは、会合に関する質問のみではなく、アンケー
トや調査などに広く利用することが可能である。
【0117】また第1の実施形態によれば、通信端末4
は、メール機能およびウェブアクセス機能を有した、携
帯電話機やパーソナルコンピュータなどの既存の端末を
そのまま使用することができるので、質問者2および被
質問者3は特別な端末を所持する必要は無い。このた
め、非常に汎用性が高く、使い勝手の良いメール配信集
計サービスが提供される。
【0118】また第1の実施形態によれば、質問者2か
ら集計サーバ1への各種の指示はいずれもネットワーク
Nを介して質問端末4から行えるから、質問者2はいつ
でも、どこからでも集計サーバ1にアクセスして必要な
処理を行うことが可能である。
【0119】また第1の実施形態によれば、アクセスに
使用されるURLに基づいてアクセスを行った被質問者
3を判定するようにしているから、被質問者3は氏名な
どをいちいち入力する必要がなく、最小限の操作を行う
だけで回答を行うことが可能である。従って、被質問者
3の負担が増加することもない。
【0120】(第2の実施形態)図16は第2の実施形
態において集計サービスプログラム13aに基づいてプ
ロセッサ11が実現する各種の機能部を示す図である。
なお、図2と同一部分には同一符号を付し、その詳細な
説明は省略する。
【0121】この図16に示すように、集計サービスプ
ログラム13aに基づく処理を行うことによりプロセッ
サ11は、URL生成部11b、連絡メール送信部11
c、回答集計部11e、集計結果表示処理部11f、受
付・登録部11g、質問処理部11h、未回答者判定部
11i、再送信制御部11j、収集完了確認部11k、
収集完了通知部11m、緊急連絡制御部11n、データ
ファイル取得部11pおよびデータファイル登録部11
qのそれぞれとして機能する。
【0122】受付・登録部11gは、メール配信集計サ
ービスを提供する上で必要な諸情報の指定を受け付け、
かつそれら受け付けた情報をデータベース13cに登録
する。受付・登録部11gが受け付ける指定は、前記第
1の実施形態における受付・登録部11aが受け付ける
のと同一の指定を含む。この他に受付・登録部11gが
受け付ける指定は、未回答である被質問者3へ電子メー
ルを再送信することの指定を含む。また受付・登録部1
1gが受け付ける指定は、緊急時に被質問者3に対して
連絡する内容(以下、緊急連絡内容と称する)の指定を
含む。また受付・登録部11gが受け付ける指定は、緊
急時における被質問者(以下、緊急連絡先と称する)3
の指定を含む。また受付・登録部11gが受け付ける指
定は、緊急連絡の実行の指定を含む。また受付・登録部
11gは、上記受け付けた緊急連絡内容および緊急連絡
先を緊急連絡の設定としてデータベース13cへ登録す
る。
【0123】未回答者判定部11iは、電子メールを再
送信が指定された際に、その時点で未回答である被質問
者3を判定する。
【0124】再送信制御部11jは、未回答者判定部1
1iにより判定された被質問者3に対して電子メールを
再送信するように連絡メール送信部11cを制御する。
【0125】収集完了確認部11kは、全ての被質問者
3からの回答の収集が完了したか否かを確認する。
【0126】収集完了通知部11mは、収集完了確認部
11kにより収集完了が確認されたことに応じて、その
旨を質問者2に通知するための処理を行う。
【0127】緊急連絡制御部11nは、緊急連絡が指定
された場合に、緊急連絡用の電子メールの送信を行うよ
うに連絡メール送信部11cを制御する。
【0128】データファイル取得部11pは、質問端末
4から画面を示したデータファイルを取得する。
【0129】データファイル登録部11qは、データフ
ァイル取得部11pにより取得されたデータファイルを
通知画像を示すものとしてデータベース13cへ登録す
る。
【0130】次に以上のように構成された集計サーバ1
によりメール配信集計サービスが提供される様子を具体
的に説明する。なお、この第2の実施形態により提供さ
れるメール配信集計サービスは、基本的には第1の実施
形態と同様なものである。そこでここでは、第1の実施
形態から変更されている点に絞って説明を行う。
【0131】質問者2による質問に関する各種の設定を
受け付ける際に集計サーバ1にてプロセッサ11は、図
17に示すような設定受付処理を実行する。プロセッサ
11はステップST21において、条件設定ファイルを
質問端末4へと送信する。条件設定ファイルはHTML
ファイルであり、図18に示すような条件設定画面51
を表わす。なお図18は、質問端末4がパーソナルコン
ピュータなどのように表示サイズが大きなものである場
合のために用意されるものの一例を示している。
【0132】条件設定画面51は、窓51a、チェック
ボックス51b、窓51c〜51f、操作ボタン51
g、ラジオボタン51h,51i、窓51j,51k、
ラジオボタン51m、窓51n,51p、ラジオボタン
51q、窓51r、ラジオボタン51s,51tおよび
操作ボタン51u,51vが配置されている。
【0133】窓51aは、被質問者3を選択する元とな
るグループの名称を入力するためのものである。チェッ
クボックス51bは、グループモードを使用するか否か
の指定を受けるものである。窓51c,51dは、窓5
1aに入力された名称で指定されるグループに属するメ
ンバーの氏名を表示するためのものである。窓51e
は、質問に関する件名を入力するためのものである。窓
51fは画像を示したデータファイルのファイル名を入
力するためのものである。操作ボタン51gは、上記デ
ータファイルのファイル名を検索するためのOS(Oper
ating System)の機能を呼び出すことを指定するための
ものである。ラジオボタン51hは、連絡メールの本文
に用いるために予め用意された文字列のうちの1つを選
択するためのものである。ラジオボタン51iは、連絡
メールに日付をつけるか否かを選択するためのものであ
る。窓51j,51kは、連絡メールに日付として示す
“月”および“日”を入力するためのものである。ラジ
オボタン51mは、連絡メールに時間をつけるか否かを
選択するためのものである。窓51n,51pは、連絡
メールに時間として示す“時”および“分”を入力する
ためのものである。ラジオボタン51qは、連絡メール
に場所をつけるか否かを選択するためのものである。窓
51rは、連絡メールに場所として示す文字列を入力す
るためのものである。ラジオボタン51sは、連絡メー
ルにコメント欄をつけるか否かを選択するためのもので
ある。ラジオボタン51tは、回答を受け付ける形態を
選択するためのものである。操作ボタン51uは、設定
情報の集計サーバ1への送信を指定するためのものであ
る。操作ボタン51vは、緊急連絡の実行を指定するた
めのものである。
【0134】そして条件設定ファイルは、上記の窓51
a,51c〜51f,51j,51k,51n,51
p,51rへの情報入力を受け付けること、チェックボ
ックス51bでの指定を受け付けること、ラジオボタン
51h,51i,51m,51q,51s,51tの選
択を受け付けることの命令を含む。条件設定ファイル
は、操作ボタン51gが操作されたことに応じて、窓5
1a,51c〜51e,51j,51k,51n,51
p,51rへ入力された情報、あるいはチェックボック
ス51bおよびラジオボタン51h,51i,51m,
51q,51s,51tの状態を集計サーバ1に通知す
るとともに、窓51fに入力されたファイル名のデータ
ファイルを集計サーバ1に転送する旨の命令を含む。条
件設定ファイルは、操作ボタン51gの操作に応じてO
Sの機能を呼び出すことの命令を含む。また条件設定フ
ァイルは、操作ボタン51vが操作されたことに応じ
て、その旨を集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。
従って条件設定ファイルは、質問者2による設定情報の
入力を集計サーバ1にて受け付けるための仕組みと機能
とを提供する。また条件設定ファイルは、緊急連絡の実
行の指定を集計サーバ1にて受け付けるための仕組みと
機能とを提供する。
【0135】このような条件設定ファイルが質問端末4
により受けられると、質問端末4では条件設定画面51
が表示される。従って、質問者2はこの条件設定画面5
1を利用して各種の設定を行うことができる。そして質
問者2が必要な設定を終え、操作ボタン51uが操作さ
れたならば、質問端末4から集計サーバ1へ設定情報が
通知される。また、窓51fにファイル名が入力されて
いるならば、そのファイル名のデータファイルが質問端
末4から集計サーバ1へ転送される。
【0136】そこでプロセッサ11はステップST22
において、この設定情報が通知されるのを待受ける。そ
して上述のように設定情報が通知されたことを確認した
ならば、プロセッサ11はステップST23において、
上記の通知される設定情報を取得する。データファイル
が転送されるならば、プロセッサ11はこのデータファ
イルも取得し、データベース13cに格納しておく。
【0137】次にプロセッサ11はステップST24に
おいて、上記設定情報に示される選択メンバーに基づい
て被質問者リストを作成する。続いてプロセッサ11は
ステップST25において、上記設定情報に示される、
件名、画像、本文、日付、時間、場所、コメント欄、回
答モードの各設定に基づいて連絡画面ファイルを作成す
る。
【0138】連絡画面ファイルは、HTMLファイルで
あり、例えば図19に示すような連絡画面52を表わ
す。連絡画面52の中には、画像52aが付加されてい
る。この画像52aは、データベース13cに格納して
あるデータファイルが表わす画面を貼り付けたものであ
る。なおプロセッサ11は、データファイルのデータ形
式が貼り付けるのに適する形式でない場合には、所定の
形式に変換する。
【0139】連絡画面ファイルの作成が完了したなら
ば、プロセッサ11はその連絡画面ファイルをデータベ
ース13cに保存する。この上でプロセッサ11は、連
絡メール送信処理を起動する。この連絡メール送信処理
は、第1の実施形態にて説明したものと同一の処理であ
る。ただし第2の実施形態の連絡メール送信処理では、
被質問者リストは設定受付処理のステップST24で作
成したものを使用する。また連絡メールの本文は、例え
ば図20に示すように質問の内容は含まずに、URLへ
のアクセスを促す内容とする。
【0140】そして連絡メールに基づく集計サーバ1へ
の被質問端末4からのアクセスがなされた場合にプロセ
ッサ11は、上述のようにして作成してデータベース1
3cに保存しておいた連絡画面ファイルを被質問端末4
へと転送する。
【0141】<連絡メールの再送信>さて、回答者確認
が質問端末4から要求された場合にプロセッサ11は、
図21に示すような回答確認画面53を表わした回答確
認ファイルを質問端末4へ転送する。質問端末4では、
上記回答確認ファイルに基づいて回答確認画面53が表
示される。なお図21は、質問端末4がパーソナルコン
ピュータなどのように表示サイズが大きなものである場
合のために用意されるものの一例を示している。
【0142】回答確認画面53には、被質問者リストに
含まれた全ての被質問者3に関する氏名のリストが示さ
れる。そして回答確認画面53には、それぞれの氏名に
並べて、その氏名の被質問者3からの回答の内容が示さ
れる。さらに回答確認画面53には、“再送信”および
“戻る”の操作ボタン53a,53bが配置されてい
る。
【0143】回答確認ファイルは、上記の操作ボタン5
3a,53bのいずれかが指定された場合に、その旨を
集計サーバ1に通知する旨の命令を含む。従って回答確
認ファイルは、再送信の指定および画面を1つ前に戻す
ことの指定を集計サーバ1にて受け付けるための仕組み
と機能とを提供する。
【0144】質問者2は、回答確認画面30を参照する
ことで未回答である被質問者3が居ることを認識したと
き、その被質問者3への連絡メールの再送信を希望する
ならば、操作ボタン53aを操作する。そうすると、そ
の旨が質問端末4から集計サーバ1へ通知される。この
通知を受けると集計サーバ1にてプロセッサ11は、図
22に示すような再送信処理を実行する。
【0145】プロセッサ11はまずステップST31に
おいて、未回答である被質問者3を示した未回答者リス
トを作成する。続いてプロセッサ11はステップST3
2において、連絡メール送信処理を起動する。なおこの
連絡メール送信処理においては、上記の未回答者リスト
を被質問者リストとみなすこととする。この結果、未回
答である被質問者3のみに連絡メールが再送信されるこ
ととなる。
【0146】そしてプロセッサ11はステップST33
において、データベース13cに保存された再送信履歴
情報を更新し、これをもって再送信処理を終了する。な
お再送信履歴情報は、被質問者3毎に連絡メールの再送
信を行った日時を記録したものである。すなわちステッ
プST33では、現在の日時を再送信を行った最新の日
時として記録するように送信履歴情報を更新することと
なる。送信履歴情報は、例えば図21に示すように回答
確認画面30に示され、質問者2が認識できる。
【0147】以上のようにして、質問者2の指示に応じ
て、その時点で未回答である質問者へは連絡メールが再
送信される。なお、30分毎などといった所定時間毎に
連絡メールの再送信を自動的に行うようにしても良い。
この場合、上記再送信を行う間隔は、固定であっても良
いし、質問者2が指定できるようにしても良い。
【0148】<完了通知>ところで、第1の実施形態に
て説明したような質問処理が終了する毎にプロセッサ1
1は、図23に示すような完了通知処理を実行する。
【0149】プロセッサ11はステップST41におい
て、未回答である被質問者3を検索する。プロセッサ1
1はステップST42において、上記の検索の結果に基
づいて未回答である被質問者3が無いかどうかを確認す
る。もし、未回答である被質問者3が居ないことを確認
したならばプロセッサ11はステップST43におい
て、完了通知メールを作成する。完了通知メールは、質
問者2に関して登録されたメールアドレスを宛先とし、
かつ回答の収集が完了したことを質問者2に対して通知
する内容のメッセージを本文に示したものである。プロ
セッサ11はステップST44において、上記の作成し
た完了通知メールをネットワークNへ送信し、これをも
って完了通知処理を終了する。
【0150】なお、未回答である被質問者3がまだ残っ
ていることをステップST42にて確認したならばプロ
セッサ11は、ステップST43およびステップST4
4をパスして、すなわち完了通知メールの作成・送信を
行うことなしに完了通知処理を終了する。
【0151】<緊急連絡>図24はメンバーの登録情報
の追加・編集を行うためのメンバー追加・編集画面54
を示す図である。このメンバー追加・編集画面54は、
それを表わしたHTMLファイル(以下、メンバー追加
・編集ファイルと称する)として集計サーバ1から質問
端末4へと転送され、質問端末4で表示される。
【0152】このメンバー追加・編集画面54には、ラ
ジオボタン54aおよび操作ボタン54bが配置されて
いる。ラジオボタン54aは、緊急連絡の対象とするか
否かの選択を受け付けるためのものである。
【0153】そしてメンバー追加・編集ファイルは、ラ
ジオボタン54aの選択を受け付けることと、操作ボタ
ン54bが操作されたことに応じてラジオボタン54a
の状態を集計サーバ1へ通知する旨の命令を含む。すな
わちメンバー追加・編集ファイルは、メンバーを緊急連
絡の対象とするか否かの指定を集計サーバ1で受け付け
るための仕組みと機能とを提供する。
【0154】集計サーバ1にてプロセッサ11は、ラジ
オボタン54aの状態に基づいて、各メンバーが緊急連
絡対象であるか否かをデータベース13cに登録する。
そして例えば図25に示すようにメンバー一覧画面55
では、緊急連絡対象とされているメンバーには、氏名の
ところにマーク55aを示し、緊急連絡対象であること
を質問者2が認識できるようにする。
【0155】図26は件名や本文として選択することが
できる項目の追加・編集を行うための項目追加・編集画
面56を示す図である。この項目追加・編集画面56
は、それを表わしたHTMLファイル(以下、項目追加
・編集ファイルと称する)として集計サーバ1から質問
端末4へと転送され、質問端末4で表示される。
【0156】この項目追加・編集画面56には、ラジオ
ボタン56aおよび操作ボタン56bが配置されてい
る。ラジオボタン56aは、緊急連絡用とするか否かの
選択を受け付けるためのものである。
【0157】そして項目追加・編集ファイルは、ラジオ
ボタン56aの選択を受け付けることと、操作ボタン5
6bが操作されたことに応じてラジオボタン56aの状
態を集計サーバ1へ通知する旨の命令を含む。すなわち
項目追加・編集ファイルは、項目を緊急連絡用とするか
否かの指定を集計サーバ1で受け付けるための仕組みと
機能とを提供する。
【0158】集計サーバ1にてプロセッサ11は、ラジ
オボタン56aの状態に基づいて、各項目が緊急連絡用
であるか否かをデータベース13cに登録する。そして
例えば図27に示すように項目一覧画面57では、緊急
連絡用とされている項目にはマーク57a,57bを示
し、緊急連絡用であることを質問者2が認識できるよう
にする。
【0159】さて、例えば条件設定画面51に配置され
た操作ボタン51vが操作された場合、条件設定ファイ
ルには図28に示すような確認画面58を表示する旨の
命令が含まれており、質問端末4では確認画面58が表
示される。
【0160】確認画面58は、操作ボタン58aが配置
されている。条件設定ファイルは、操作ボタン58aが
操作されたことに応じて、緊急連絡が要求されたことを
集計サーバ1へ通知する旨の命令を含む。
【0161】なお、図21に示される操作ボタン53
c、図24に示される操作ボタン54c、図25に示さ
れる操作ボタン55b、図26に示される操作ボタン5
6c、あるいは図27に示される操作ボタン57cなど
のように、条件設定画面51とは異なる画面にも緊急連
絡を指定するための操作ボタンが配置されている。そし
て各HTMLファイルには、上記のように確認画面58
を表示させ、かつ操作ボタン58aが操作されたことに
応じて、緊急連絡が要求されたことを集計サーバ1へ通
知する旨の命令を含む。
【0162】質問端末4から集計サーバ1へ上述のよう
にして緊急連絡が要求されたことが通知されたならば、
集計サーバ1にてプロセッサ11は、図29に示すよう
な緊急連絡処理を実行する。
【0163】プロセッサ11はステップST51におい
て、緊急連絡画面ファイルを作成する。緊急連絡画面フ
ァイルは、HTMLファイルであり、例えば図30に示
すような緊急連絡画面58を表わす。緊急連絡画面58
の中には、タイトルおよび本文として緊急連絡用とされ
ている件名および本文の項目を示したものである。なお
この第2の実施形態においては、緊急連絡画面58には
日付および時間が強制的に示される。また回答モードは
強制的に“○”のみとされる。
【0164】緊急連絡画面ファイルの作成が完了したな
らば、プロセッサ11はその緊急連絡画面ファイルをデ
ータベース13cに保存する。この上でプロセッサ11
はステップST53において、データベース13cに登
録されているメンバーのうちから緊急連絡対象とされて
いるメンバーを抽出することで緊急連絡対象者リストを
作成する。
【0165】次にプロセッサ11はステップST54に
おいて、前述のように生成した緊急連絡対象者リストか
ら未選択である者を被質問者3として選択する。プロセ
ッサ11はステップST55において、上記選択した被
質問者3に対して割り当てるURLを連絡メール送信処
理の場合と同様にして生成する。そしてプロセッサ11
はステップST56において、上記の生成したURLを
ステップST54で選択した被質問者3に対応付けてデ
ータベース13cに登録する。
【0166】次にプロセッサ11はステップST57に
おいて、緊急連絡メールを作成する。この緊急連絡メー
ルは、ステップST54で選択した被質問者3に関して
データベース13cに登録されているメールアドレスを
宛先として示す。緊急連絡メールは、緊急連絡用とされ
ている件名の項目を含めた例えば図31に示すようなメ
ッセージを本文に含む。さらに緊急連絡メールは図31
に示すように、本文の末尾に“↓ここを選択↓”といっ
た固定文字列とともに、ステップST55にて生成した
URLを付加する。
【0167】プロセッサ11はステップST58におい
て、上述のようにして作成した緊急連絡メールを、ネッ
トワークNへ送信する。そうするとこの緊急連絡メール
は、ネットワークNおよびメールサーバ5を介して、被
質問端末4へと送られる。そして被質問者3は、上記の
緊急連絡メールの内容を被質問端末4にて確認すること
ができる。
【0168】さてプロセッサ11は、1つの緊急連絡メ
ールの送信を終えたならば、ステップST59において
緊急連絡対象者リストに未選択の対象者があるか否かを
確認する。そしてプロセッサ11は、ここで未選択の対
象者がもう無いことをこのステップST59にて確認で
きるまで、ステップST54乃至ステップST59の処
理を繰り返す。かくして、緊急連絡対象者リストに示さ
れた対象者のそれぞれに対して、その緊急連絡メールが
上述のようにして送信される。
【0169】そして緊急連絡対象者リストに示された対
象者の全てに対して緊急連絡メールを送り終え、未選択
の対象者がもう無いことをステップST59にて確認で
きたならば、プロセッサ11はこの緊急連絡処理を終了
する。
【0170】なお、連絡メールの送信を行った履歴の情
報をデータベース13cに格納しておいて、この情報に
基づいて例えば図32に示すような送信一覧画面59を
質問端末4にて表示させるようにするのならば、上記の
履歴の情報にも緊急連絡であることを示すマーク59a
を付加することとしても良い。
【0171】以上のように第2の実施形態によれば、第
1の実施形態と同様な効果を達成できる。これに加えて
第2の実施形態によれば、以下のような種々の効果が達
成できる。
【0172】すなわち第2の実施形態によれば、画像を
示すデータファイルのファイル名を指定することで、上
記データファイルが示す画像を連絡画面52に貼り付け
ることができるので、例えば図19に示す地図のような
さまざまな画像を用いて分かり易く連絡を行うことが可
能である。
【0173】また第2の実施形態によれば、“再送信”
の操作ボタン53aを操作するだけで、回答が得られて
いない被質問者…3に対して連絡メールを自動的に再送
信することができるので、質問者2は個別に確認する作
業を行う必要は無く、質問者2の負担がさらに軽減され
る。
【0174】また第2の実施形態によれば、全ての被質
問者3から回答を収集し終えたならば、その旨が完了通
知メールにより質問者2に対して通知されるので、質問
者2はこまめに集計サーバ1にアクセスして回答状況を
確認する必要がなく、質問者2の負担がさらに軽減され
る。
【0175】また第2の実施形態によれば、緊急連絡が
指定された場合には、予め緊急連絡対象として登録され
たメンバーに対して、予め緊急連絡用として登録された
件名および本文を持つ緊急連絡メールが自動送信される
ので、詳細な設定を行うことなく緊急連絡を行うことが
可能となり、必要が生じてから迅速に緊急連絡を行うこ
とが可能である。さらに第2の実施形態では、緊急連絡
を指定するための操作ボタンを用意し、この操作ボタン
が操作された場合には実行確認を行った上で緊急連絡メ
ールの送信を行うので、2度のボタン操作のみで簡易に
かつより迅速に緊急連絡メールの送信を行うことが可能
である。
【0176】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではない。例えば集計サーバ1で行う集計は、回
答内容の比率のような統計量を計算するなどのような別
の処理を行っても良い。
【0177】また、質問者2による各種の指示の受け付
けや、質問者2に対する各種の通知は、その全てをネッ
トワークNを経由して行う必要はない。例えば、メンバ
登録は、メンバのリストを記載した書面を質問者2がサ
ービス提供者に郵送または電送し、サービス提供者が集
計サーバ1への登録操作を行うこととしても良い。ある
いは、集計結果は、それをプリントアウトした書面をサ
ービス提供者から質問者2へ郵送または電送することと
しても良い。
【0178】また、通信端末4での画面の表示、各種入
力の受け付け、あるいは集計サーバ1への各種通知を通
信端末4に行わせるためには、Java(登録商標:米
サン・マイクロシステムズ社が開発したオブジェクト指
向のプログラミング言語)、XML(Extensible Marku
p Language)、CGI(Common Gateway Interface)、
C言語などの種々の言語が利用可能である。例えば、簡
易インターネット機能を持つ携帯電話機としてiモード
(登録商標)機能の携帯電話機を想定した場合、Jav
aをサポートしているのでこのJavaを利用可能であ
る。
【0179】また、集計サービスプログラム13aは、
CD−ROMメディアCからインストールするには限ら
ず、CD−R、CD−RW、DVD、あるいはMOなど
のような他の種類の光ディスク、フロッピ(R)ディスク
やハードディスクなどのような磁気ディスク、さらには
半導体メモリなどといった種々の記憶媒体からインスト
ールするようにしても良いし、あるいはネットワークを
介してインストールするようにしても良い。
【0180】本発明により提供されるメール配信集計サ
ービスは、Webサーバとユーザ認証サーバを構築し、
ASPサービスとして運営することで、有料サービスと
して運用することもでき、ビジネスモデルとして、活用
可能である。
【0181】また、本発明において、前記各実施形態に
は種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の
構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が
抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件
から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しよ
うとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決
でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくと
も1つが得られる場合には、この構成要件が削除された
構成が発明として抽出され得る。
【0182】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0183】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
会合の出欠確認のように多数の人に対して質問し、回答
を収集し、回答を集計するという作業を支援し、上記作
業を行う者の負担を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により提供するメール配信集計サービス
の概念図。
【図2】集計サーバ1のブロック図。
【図3】第1の実施形態において集計サービスプログラ
ム13aに基づいてプロセッサ11が実現する各種の機
能部を示す図。
【図4】質問者2からの各種の指示を集計サーバ1で受
け付ける際に通信端末4にて表示させる画面の遷移を示
す図。
【図5】質問者2からの各種の指示を集計サーバ1で受
け付ける際に通信端末4にて表示させる画面の遷移を示
す図。
【図6】メンバー登録画面41を示す図。
【図7】連絡作成・送信画面42を示す図。
【図8】連絡作成・送信画面43を示す図。
【図9】連絡作成・送信画面44を示す図。
【図10】連絡メール送信処理のフローチャート。
【図11】電子メールの本文の表示例を示す図。
【図12】質問処理のフローチャート。
【図13】質問画面を示す図。
【図14】回答確認画面45を示す図。
【図15】一覧画面46を示す図。
【図16】第2の実施形態において集計サービスプログ
ラム13aに基づいてプロセッサ11が実現する各種の
機能部を示す図。
【図17】設定受付処理のフローチャート。
【図18】条件設定画面51を示す図。
【図19】連絡画面52を示す図。
【図20】連絡メールの本文の表示例を示す図。
【図21】回答確認画面53を示す図。
【図22】再送信処理のフローチャート。
【図23】完了通知処理のフローチャート。
【図24】メンバー追加・編集画面54を示す図。
【図25】メンバー一覧画面55を示す図。
【図26】項目追加・編集画面56を示す図。
【図27】項目一覧画面57を示す図。
【図28】確認画面58の表示例を示す図。
【図29】緊急連絡処理のフローチャート。
【図30】緊急連絡画面58を示す図。
【図31】緊急連絡メールの本文の表示例を示す図。
【図32】送信一覧画面59を示す図。
【符号の説明】
1…集計サーバ 2…質問者 3…被質問者 4…通信端末(質問端末,被質問端末) 5…メールサーバ 11…プロセッサ 11a,11g…受付・登録部 11b…URL生成部 11c…連絡メール送信部 11d,11h…質問処理部 11e…回答集計部 11f…集計結果表示処理部 11i…未回答者判定部 11j…再送信制御部 11k…収集完了確認部 11m…収集完了通知部 11n…緊急連絡制御部 11p…データファイル取得部 11q…データファイル登録部 12…メインメモリ 13…ハードディスク装置 13a…集計サービスプログラム 13b…HTMLライブラリ 13c…データベース 14…CD−ROMドライブ 15…キーボード/マウス 16…ディスプレイ 17…ネットワークインタフェース部 18…バス C…CD−ROMメディア N…ネットワーク

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自身のURLを持ち、Web上に配置され
    ると共に端末装置より前記URLの指定により、ネット
    ワークを介して接続されるようにしたサーバであって、
    依頼者となる発信者からそれぞれ指定される携帯電話機
    に付与されたメールアドレスに対する同報メールの依頼
    を受けると、その依頼毎にサービス利用番号を発番し、
    自己のURLに拡張情報として付加して前記同報メール
    に添付し、受信者側からこの添付URLを利用してアク
    セスされると、受信者側からの情報と共に当該URLの
    拡張情報を用いた集計を行い、依頼者に提供する機能を
    備えたことを特徴とするサービス支援システム。
  2. 【請求項2】前記同報メールに添付した拡張情報付きの
    URL(Uniform Resource Locators)には配信先個人
    を識別する情報を付加し、同報メールに添付されたこの
    添付URLを利用しての受信者側からアクセスにより、
    受信者側からの情報と当該URLの拡張情報を用いた集
    計を行うことを特徴とする請求項1記載のサービス支援
    システム。
  3. 【請求項3】自身のURLを持ち、Web上に配置され
    ると共に端末装置より前記URLの指定により、ネット
    ワークを介して接続されるようにしたサーバであって、
    登録された依頼者である発信者からそれぞれ指定される
    携帯電話機に付与されたメールアドレスに対する同報メ
    ールの依頼を受けると、その依頼毎にサービス利用番号
    を発番し、自己のURLに拡張情報として付加して前記
    同報メールに添付し、受信者側からこの添付URLを利
    用してアクセスされると、受信者側からの情報と共に当
    該URLの拡張情報を用いた集計を行い、前記登録され
    た依頼者に提供することを特徴とするサービス支援方
    法。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介してアクセスを受ける
    ためのドメイン名を有した集計装置であって、 質問の指定を受け付ける質問受付手段と、 複数の被質問者のそれぞれに関するメールアドレスの指
    定を受け付ける被質問者受付手段と、 この被質問者受付手段により前記メールアドレスの指定
    が受け付けられた前記複数の被質問者のそれぞれに対し
    て前記ドメイン名を含む個別のURLを割り当てる割当
    手段と、 前記指定された複数のメールアドレスをそれぞれ宛先と
    し、かつそれぞれのメールアドレスに対応する被質問者
    に対して前記割当手段により割り当てられたURLを本
    文に示した電子メールをそれぞれ前記ネットワークへ送
    信する送信手段と、 前記ネットワークを介して前記URLに基づくアクセス
    を受けたことに応じて、前記質問受付手段により受け付
    けられた質問に関する所定の情報をユーザに入力させ、
    かつその入力された情報を通知するよう前記アクセスを
    行った端末に対して要求する要求手段と、 前記アクセスを行った端末から前記要求手段による要求
    に応じて通知される前記所定の情報を、その端末からの
    アクセスに用いられたURLが割り当てられている被質
    問者の回答情報として収集し、前記複数の被質問者のそ
    れぞれの回答情報を集計する集計手段とを具備したこと
    を特徴とする集計装置。
  5. 【請求項5】 前記質問受付手段および前記被質問者受
    付手段の少なくともいずれか一方は、前記ネットワーク
    を介して前記指定を受け付けることを特徴とする請求項
    4に記載の集計装置。
  6. 【請求項6】 前記送信手段は、前記質問受付手段によ
    り受け付けられた質問を前記電子メールの本文に示すこ
    とを特徴とする請求項4に記載の集計装置。
  7. 【請求項7】 前記要求手段は、前記質問受付手段によ
    り受け付けられた質問を前記ユーザが目視可能な状態で
    表示するよう前記アクセスを行った端末に要求すること
    を特徴とする請求項4に記載の集計装置。
  8. 【請求項8】 前記ネットワークを介しての所定の結果
    要求に応じて前記集計手段による集計結果を表わす画面
    を、前記結果要求を行った端末のユーザが目視可能な状
    態で表示するよう前記結果要求を行った端末に対して指
    示する指示手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    4に記載の集計装置。
  9. 【請求項9】 所定の再送指示を受け付ける再送指示受
    付手段と、 この再送指示受付手段により前記再送指示が受け付けら
    れたことに応じて、前記集計手段による集計結果に基づ
    いて前記回答情報が得られていない被質問者を判定する
    判定手段と、 この判定手段により判定された被質問者のみを対象とし
    て前記電子メールを送信するよう前記送信手段を制御す
    る再送信制御手段とをさらに具備したことを特徴とする
    請求項4に記載の集計装置。
  10. 【請求項10】 前記再送指示受付手段は、前記ネット
    ワークを介して前記再送指示を受け付けることを特徴と
    する請求項9に記載の集計装置。
  11. 【請求項11】 前記送信手段が前記電子メールを送信
    してから所定の時間が経過したことに応じて、前記集計
    手段による集計結果に基づいて前記回答情報が得られて
    いない被質問者を判定する判定手段と、 この判定手段により判定された被質問者のみを対象とし
    て前記電子メールを送信するよう前記送信手段を制御す
    る再送信制御手段とをさらに具備したことを特徴とする
    請求項4に記載の集計装置。
  12. 【請求項12】 前記集計手段による集計結果に基づい
    て前記複数の被質問者の全てから前記回答情報が収集で
    きたか否かを確認する確認手段と、 この確認手段により前記複数の被質問者の全てから前記
    回答情報が収集できたことが確認されたことに応じて、
    予め指定された通知先へ収集完了を通知する通知手段と
    をさらに具備したことを特徴とする請求項4に記載の集
    計装置。
  13. 【請求項13】 前記通知手段は、前記通知先として指
    定されたメールアドレスを宛先とし、かつ本文に収集完
    了の旨を示した電子メールを前記ネットワークへ送信す
    ることで前記収集完了を通知することを特徴とする請求
    項12に記載の集計装置。
  14. 【請求項14】 緊急時の通知内容の指定を受け付ける
    緊急通知内容受付手段と、 複数の緊急通知先のそれぞれに関するメールアドレスの
    指定を受け付ける緊急通知先受付手段と、 記憶デバイスと、 前記緊急通知内容受付手段により受け付けられた通知内
    容および前記緊急通知先受付手段により受け付けられた
    メールアドレスを前記記憶デバイスに記憶させる第1記
    憶制御手段と、 所定の緊急通知指示を受け付ける緊急通知指示受付手段
    と、 この緊急通知指示受付手段により前記緊急通知指示が受
    け付けられたことに応じて、前記記憶デバイスに記憶さ
    れたメールアドレスを被質問者のメールアドレスとして
    各々の処理を行うよう前記割当手段および前記送信手段
    を制御する緊急送信制御手段とをさらに備え、 かつ前記要求手段は、前記記憶デバイスに記憶された通
    知内容を前記ユーザが目視可能な状態で表示するよう前
    記アクセスを行った端末に要求するとともに、所定の質
    問に関する所定の情報をユーザに入力させ、かつその入
    力された情報を通知するよう前記アクセスを行った端末
    に対して要求することを特徴とする請求項4に記載の集
    計装置。
  15. 【請求項15】 前記緊急通知内容受付手段、前記緊急
    通知先受付手段および前記緊急通知指示受付手段のうち
    の少なくともいずれか1つは、前記ネットワークを介し
    て前記指定を受け付けることを特徴とする請求項14に
    記載の集計装置。
  16. 【請求項16】 記憶デバイスと、 画面を示したデータファイルを取得する取得手段と、 この取得手段により取得されたデータファイルを前記記
    憶デバイスに記憶させる第2記憶制御手段とをさらに備
    え、 かつ前記要求手段は、前記記憶デバイスに記憶されたデ
    ータファイルが示す画面を前記ユーザが目視可能な状態
    で表示するよう前記アクセスを行った端末に要求するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の集計装置。
  17. 【請求項17】 前記取得手段は、前記ネットワークを
    介して前記データファイルを取得することを特徴とする
    請求項16に記載の集計装置。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介してアクセスを受け
    るためのドメイン名を有したコンピュータに、 質問の指定を受け付ける質問受付機能と、 複数の被質問者のそれぞれに関するメールアドレスの指
    定を受け付ける被質問者受付機能と、 この被質問者受付機能により前記メールアドレスの指定
    が受け付けられた前記複数の被質問者のそれぞれに対し
    て前記ドメイン名を含む個別のURLを割り当てる割当
    機能と、 前記指定された複数のメールアドレスをそれぞれ宛先と
    し、かつそれぞれのメールアドレスに対応する被質問者
    に対して前記割当機能により割り当てられたURLを本
    文に示した電子メールをそれぞれ前記ネットワークへ送
    信する送信機能と、 前記ネットワークを介して前記URLに基づくアクセス
    を受けたことに応じて、前記質問受付機能により受け付
    けられた質問に関する所定の情報をユーザに入力させ、
    かつその入力された情報を通知するよう前記アクセスを
    行った端末に対して要求する要求機能と、 前記アクセスを行った端末から前記要求機能による要求
    に応じて通知される前記所定の情報を、その端末からの
    アクセスに用いられたURLが割り当てられている被質
    問者の回答情報として収集し、前記複数の被質問者のそ
    れぞれの回答情報を集計する集計機能とを実現させるこ
    とを特徴とする集計プログラム。
  19. 【請求項19】 前記コンピュータに、 前記ネットワークを介しての所定の結果要求に応じて前
    記集計手段による集計結果を表わす画面を、前記結果要
    求を行った端末のユーザが目視可能な状態で表示するよ
    う前記結果要求を行った端末に対して指示する指示機能
    をさらに実現させることを特徴とする請求項18に記載
    の集計プログラム。
  20. 【請求項20】 前記コンピュータに、 所定の再送指示を受け付ける再送指示受付機能と、 この再送指示受付機能により前記再送指示が受け付けら
    れたことに応じて、前 記集計機能による集計結果に基づいて前記回答情報が得
    られていない被質問者を判定する判定機能と、 この判定機能により判定された被質問者のみを対象とし
    て前記電子メールを送信するよう前記送信機能を制御す
    る再送信制御機能とをさらに実現させることを特徴とす
    る請求項18に記載の集計プログラム。
  21. 【請求項21】 前記コンピュータに、 前記送信機能が前記電子メールを送信してから所定の時
    間が経過したことに応じて、前記集計機能による集計結
    果に基づいて前記回答情報が得られていない被質問者を
    判定する判定機能と、 この判定機能により判定された被質問者のみを対象とし
    て前記電子メールを送信するよう前記送信機能を制御す
    る再送信制御機能とをさらに実現させることを特徴とす
    る請求項18に記載の集計プログラム。
  22. 【請求項22】 前記コンピュータに、 前記集計機能による集計結果に基づいて前記複数の被質
    問者の全てから前記回答情報が収集できたか否かを確認
    する確認機能と、 この確認機能により前記複数の被質問者の全てから前記
    回答情報が収集できたことが確認されたことに応じて、
    予め指定された通知先へ収集完了を通知する通知機能と
    をさらに実現させることを特徴とする請求項18に記載
    の集計プログラム。
  23. 【請求項23】 記憶デバイスにアクセス可能な前記コ
    ンピュータに、 緊急時の通知内容の指定を受け付ける緊急通知内容受付
    機能と、 複数の緊急通知先のそれぞれに関するメールアドレスの
    指定を受け付ける緊急通知先受付機能と、 前記緊急通知内容受付機能により受け付けられた通知内
    容および前記緊急通知先受付機能により受け付けられた
    メールアドレスを前記記憶デバイスに記憶させる記憶制
    御機能と、 所定の緊急通知指示を受け付ける緊急通知指示受付機能
    と、 この緊急通知指示受付機能により前記緊急通知指示が受
    け付けられたことに応じて、前記記憶デバイスに記憶さ
    れたメールアドレスを被質問者のメールアドレスとして
    各々の処理を行うよう前記割当機能および前記送信機能
    を制御する緊急送信制御機能とをさらに実現させ、 かつ前記要求機能は、前記記憶デバイスに記憶された通
    知内容を前記ユーザが目視可能な状態で表示するよう前
    記アクセスを行った端末に要求するとともに、所定の質
    問に関する所定の情報をユーザに入力させ、かつその入
    力された情報を通知するよう前記アクセスを行った端末
    に対して要求するものとすることを特徴とする請求項1
    8に記載の集計プログラム。
  24. 【請求項24】 記憶デバイスにアクセス可能な前記コ
    ンピュータに、 画面を示したデータファイルを取得する取得機能と、 この取得機能により取得されたデータファイルを前記記
    憶デバイスに記憶させる第2記憶制御機能とをさらに実
    現させ、 かつ前記要求機能は、前記記憶デバイスに記憶されたデ
    ータファイルが示す画面を前記ユーザが目視可能な状態
    で表示するよう前記アクセスを行った端末に要求するも
    のとすることを特徴とする請求項18に記載の集計プロ
    グラム。
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