JP4098999B2 - 業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体 - Google Patents

業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4098999B2
JP4098999B2 JP2002105705A JP2002105705A JP4098999B2 JP 4098999 B2 JP4098999 B2 JP 4098999B2 JP 2002105705 A JP2002105705 A JP 2002105705A JP 2002105705 A JP2002105705 A JP 2002105705A JP 4098999 B2 JP4098999 B2 JP 4098999B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
business
consignment
terminal device
commission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2002105705A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003141345A (ja
Inventor
敏彦 江田
実 池田
Original Assignee
敏彦 江田
実 池田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 敏彦 江田, 実 池田 filed Critical 敏彦 江田
Priority to JP2002105705A priority Critical patent/JP4098999B2/ja
Publication of JP2003141345A publication Critical patent/JP2003141345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4098999B2 publication Critical patent/JP4098999B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体に関し、特に、業務委託内容を一括管理する業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、企業等の委託元が、派遣社員等の委託先に対して業務を委託するサービスがある。例えば、このような業務委託を行うサービスとしては、例えば、ピアノの調律サービスや、各種教室のインストラクター派遣サービスや、その他の各種の人材派遣サービス等が挙げられる。
【0003】
ここで、委託先の派遣社員等は、企業等の委託元からファックス装置や電子メールや郵送等により送付された業務委託書に基づいて、委託された業務(例えば、派遣先のピアノの調律や各種教室の講義等)を行い、料金を徴収して委託先に送金する必要がある。この場合の送金手段としては、銀行などの金融機関の振込みサービスを用いて委託元の収納用の契約口座に入金することが一般的に行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような業務委託サービスは、以下の構造上の基本的問題点を有していた。
【0005】
まず、企業等の委託元から業務委託書の送付により派遣社員等の委託先に業務の指示を行っているが、指示の徹底や進捗の確認などに人手と時間と費用がかかるという問題点がある。
【0006】
また、委託先では、業務を顧客に対して遂行し、顧客から徴収した料金を委託元の収納用の契約口座に振り込まなければならないが、委託業務の内容によっては銀行の営業時間内に振り込めない場合も多く、不便であるという問題点がある。すなわち、金融機関の振込みサービスは一般に金融機関の営業時間内(9時〜15時等)しか提供されないため、委託先では平日の昼間帯に金融機関に必ず行く必要があるため委託業務の遂行に支障を来たす場合も多く、また、夜間に料金を集金したときには翌日まで料金の振込を待つ必要があった。
【0007】
また、自己の契約口座に委託先から料金の振込みを受けた委託元は、どの業務に対する振込みであるかを確認することが困難であり、入金の消し込み作業が煩雑であるという問題点がある。すなわち、金融機関の振込みサービスでは、通常、振込者と振込金額しかわからないため、複数の業務を委託先に委託した場合には、委託元においてどの委託業務に対する振込かを特定し帳簿上で入金の消し込みを行うことが困難であった。
【0008】
このように、数々の問題点を有しており、その結果、業務の委託元および委託先のいずれにとっても、利便性が悪く、また、利用効率が悪いものであった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、業務委託内容を一括管理し、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することのできる、業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、請求項1に記載の業務委託情報管理システムは、業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置と、業務の委託元の委託元用情報端末装置と、上記業務の委託先の委託先用情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された業務委託情報管理システムであって、上記業務委託情報処理装置は、上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を受信して一意の委託情報IDを付与して格納し、上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して当該委託情報IDに関連付けられた当該委託指示情報を送信する委託指示情報送信手段と、上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信して当該委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納手段と、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼手段と、上記振替依頼手段による振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知手段と、を備え、上記委託元用情報端末装置は、上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する委託指示情報送信手段と、当該委託指示情報に対応する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信手段と、を備え、上記委託先用情報端末装置は、上記業務委託情報処理装置から上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信手段と、上記委託指示情報受信手段にて受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信手段と、を備え、上記委託元用情報端末装置において上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする。
【0010】
このシステムによれば、業務委託情報処理装置は、委託元用情報端末装置から業務の委託先に対する委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報を格納し、委託指示情報を業務の委託先の委託先用情報端末装置に対して送信し(例えば、電子メールの形態で送信してもよく、また、WEBページの形態で委託先用情報端末装置からのページ要求指示により送信してもよく、その他の送信手段により送信してもよい)、委託先用情報端末装置から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信し、受信した業務報告情報を格納し、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼し、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元用情報端末装置に対して送信する(例えば、電子メールの形態で送信してもよく、また、WEBページの形態で委託元用情報端末装置からのページ要求指示により送信してもよく、その他の送信手段により送信してもよい)ので、業務委託の進捗管理から収納管理までを本業務委託情報処理装置により一括管理することができるようになる。
【0011】
すなわち、委託元が委託指示を出した業務について、適宜、業務委託情報処理装置に格納されている情報をWEBページ上で参照等することにより、進捗や入金の管理を行うことができるようになる。
【0012】
また、本システムによれば、委託先が顧客から受け取った料金などの最終請求金額を入金する第1の契約口座と、委託元が契約する収納用の第2の契約口座を分けているので、委託先は、自己の管理する第1の契約口座に料金等を入金することで済むようになる(すなわち、委託先が銀行等に振込サービス提供時間内(通常は9時から15時)にわざわざ出向いて委託元の契約口座に料金を振り込む必要はない)。ここで、キャッシュカードなどによる契約口座への入金(すなわち、契約口座への預け入れ)は、金融機関は、一般的に手数料無料でかつ年中無休で24時間、ATM装置等により駅やスーパーやコンビニエンスストア等でも行うことができる。従って、第1の契約口座を委託先が自己で管理する口座にすることにより、第1の契約口座への入金を簡便に行うことが可能になるため、委託先において入金作業が委託業務の遂行に支障を来たす場合も少なくなり、また、夜間に料金を集金したときでも直ちに料金の契約口座に入金を済ませることができるようになる。
【0013】
そして、委託元が業務報告情報を受信後に、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼することにより、委託業務が完了した案件について委託元の指示により委託元の契約口座(第2の契約口座)に振替を行うことができるようになる。
【0014】
ここで、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座は、委託先の個人の契約口座でもよく、また、委託元(委託元の配下の組織を含む)の契約口座でもよい。すなわち、委託先が委託元の営業所単位で契約した契約口座等(第1の契約口座)に一旦振り込んだ後、委託元の契約口座(第2の契約口座)に振り替えてもよい。これにより、委託元が営業所単位で第1の契約口座の入金を確認してから、金融機関システムに対して本社が管理する第2の契約口座に振替依頼を行うことができるようになる。
【0015】
また、本システムによれば、委託元は、業務委託情報処理装置から振替完了通知を受信することにより、委託元の契約する第2の契約口座に入金された料金がどの委託業務に関する料金であるかが明確に把握できるようになり、入金の消し込み作業を極めて効率的に行うことができるようになる。
【0016】
ここで、委託元における入金の消し込みは、担当者が振替完了通知の内容と請求に関する帳簿とを確認して入金された請求について消し込みを行うことの他、委託元の業務管理システムにおいて受信した振替完了通知のデータを取り込み電子的に請求に関する帳票データ等と付き合わせて入金の消し込みを行うことなどを含み、各企業などにおける入金の消し込みのあらゆる態様を想定したものである。
【0017】
また、本システムによれば、委託先用情報端末装置は、委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を業務委託情報処理装置に対して送信するので、業務報告をリアルタイムに送信することができるようになる。また、委託先は、業務完了後、最終請求金額を銀行や郵貯などの金融機関システムのATMなどを用いて第1の契約口座に振り込むことにより、入金作業を簡略化することができるようになる。
【0018】
すなわち、本システムによれば、業務委託内容を一括管理することができるようになり、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができるようになる。
【0019】
また、請求項2に記載の業務委託情報管理システムは、請求項1に記載の業務委託情報管理システムにおいて、上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0020】
これは委託指示情報の一例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができるようになる。
【0021】
また、請求項3に記載の業務委託情報管理システムは、請求項1に記載の業務委託情報管理システムにおいて、上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
【0022】
これは業務報告情報の一例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0023】
また、請求項4に記載の業務委託情報管理システムは、請求項1に記載の業務委託情報管理システムであって、上記委託元用情報端末装置は、上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込手段を更に備えたことを特徴とする。
【0024】
このシステムによれば、受信した振替完了通知のうちの少なくとも一部を、委託元の委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行うので、委託元は、業務委託情報処理装置から振替完了通知を受信することにより、委託元の契約する第2の契約口座に入金された料金がどの委託業務に関する料金であるかが明確に把握できるようになり、入金の消し込み作業を極めて効率的に行うことができるようになる。
【0025】
また、本発明は業務委託情報処理装置に関するものであり、請求項5に記載の業務委託情報処理装置は、請求項1における業務委託情報管理システムを構成する業務委託情報処理装置であって、上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を受信する委託指示情報受信手段と、上記委託指示情報受信手段により受信した上記委託指示情報を一意の委託情報IDを付与して格納する委託指示情報格納手段と、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報を上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信手段と、上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信手段と、上記業務報告情報受信手段により受信した上記業務報告情報を上記委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納手段と、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼手段と、上記振替依頼手段による振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知手段と、を備えたことを特徴とする。
【0026】
この装置によれば、委託元用情報端末装置から業務の委託先に対する委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報を格納し、委託指示情報を業務の委託先の委託先用情報端末装置に対して送信し、委託先用情報端末装置から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信し、受信した業務報告情報を格納し、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼し、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元用情報端末装置に対して送信する。
これにより、業務委託内容を一括管理することができ、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができるようになる。
【0027】
また、請求項6に記載の業務委託情報処理装置は、請求項5に記載の業務委託情報処理装置において、上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0028】
これは委託指示情報の一例を一層具体的に示すものである。この装置によれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができるようになる。
【0029】
また、請求項7に記載の業務委託情報処理装置は、請求項5に記載の業務委託情報処理装置において、上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
【0030】
これは業務報告情報の一例を一層具体的に示すものである。この装置によれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0031】
また、上記振替完了通知は、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0032】
これは振替完了通知の一例を一層具体的に示すものである。この装置によれば、振替完了通知は、委託指示情報のうち少なくとも一部、業務報告情報のうち少なくとも一部、および、第1の契約口座から第2の契約口座への振替日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0033】
また、本発明は委託元用情報端末装置に関するものであり、請求項に記載の委託元用情報端末装置は、請求項1における業務委託情報管理システムを構成する委託元用情報端末装置であって、上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する委託指示情報送信手段と、当該委託指示情報に対応する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信手段と、を備え、上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする。
【0034】
この装置によれば、業務の委託先に対する委託指示情報を業務委託情報処理装置に対して送信し、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額の振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を業務委託情報処理装置から受信して入金の消し込みを行う。
これにより、業務委託内容を一括管理することができ、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができるようになる。
【0035】
また、請求項に記載の委託元用情報端末装置は、請求項に記載の委託元用情報端末装置において、上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0036】
これは委託指示情報の一例を一層具体的に示すものである。この装置によれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができるようになる。
【0037】
また、請求項1に記載の委託元用情報端末装置は、請求項に記載の委託元用情報端末装置において、上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
【0038】
これは業務報告情報の一例を一層具体的に示すものである。この装置によれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0039】
また、請求項11に記載の委託元用情報端末装置は、請求項に記載の委託元用情報端末装置であって、上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込手段を更に備えたことを特徴とする。
【0040】
この装置によれば、受信した振替完了通知のうちの少なくとも一部を、委託元の委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行うので、委託元は、業務委託情報処理装置から振替完了通知を受信することにより、委託元の契約する第2の契約口座に入金された料金がどの委託業務に関する料金であるかが明確に把握できるようになり、入金の消し込み作業を極めて効率的に行うことができるようになる。
【0041】
また、本発明は委託先用情報端末装置に関するものであり、請求項1に記載の委託先用情報端末装置は、請求項1における業務委託情報管理システムを構成する委託先用情報端末装置であって、上記委託指示情報を上記業務委託情報処理装置から受信する委託指示情報受信手段と、上記委託指示情報受信手段により受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0042】
この装置によれば、委託指示情報を業務委託情報処理装置から受信し、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を業務委託情報処理装置に対して送信し、委託元用情報端末装置は委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額の振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を業務委託情報処理装置から受信して入金の消し込みを行う。
これにより、業務委託内容を一括管理することができ、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができるようになる。
【0043】
また、請求項1に記載の委託先用情報端末装置は、請求項1に記載の委託先用情報端末装置において、上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0044】
これは委託指示情報の一例を一層具体的に示すものである。この装置によれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができるようになる。
【0045】
また、請求項1に記載の委託先用情報端末装置は、請求項1に記載の委託先用情報端末装置において、上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
【0046】
これは業務報告情報の一例を一層具体的に示すものである。この装置によれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0047】
た、上記振替完了通知は、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0048】
これは振替完了通知の一例を一層具体的に示すものである。この装置によれば、振替完了通知は、委託指示情報のうち少なくとも一部、業務報告情報のうち少なくとも一部、および、第1の契約口座から第2の契約口座への振替日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0049】
また、本発明は業務委託情報管理方法に関するものであり、請求項1に記載の業務委託情報管理方法は、業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置と、業務の委託元の委託元用情報端末装置と、上記業務の委託先の委託先用情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された業務委託情報管理システムを用いて実行される業務委託情報管理方法であって、上記委託元用情報端末装置において実行される、上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を送信する委託指示情報送信ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託指示情報を一意の委託情報IDを付与して格納する委託指示情報格納ステップと、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報を上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信ステップと、上記委託先用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、上記委託先用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記業務報告情報受信ステップにて受信した上記業務報告情報を上記委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記振替依頼ステップに振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知ステップと、上記委託元用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報に対応する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信ステップと、を含み、上記振替完了通知受信ステップにて受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする。
【0050】
この方法によれば、委託元用情報端末装置において、業務の委託先に対する委託指示情報を送信し、業務委託情報処理装置において、委託元用情報端末装置から業務の委託先に対する委託指示情報を受信し、業務委託情報処理装置において、委託指示情報受信ステップにて受信した委託指示情報を格納し、委託指示情報を業務の委託先の委託先用情報端末装置に対して送信し、委託先用情報端末装置において、委託指示情報を受信し、委託先用情報端末装置において、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を業務委託情報処理装置に対して送信し、業務委託情報処理装置において、委託先用情報端末装置から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信し、業務委託情報処理装置において、受信した業務報告情報を格納し、業務委託情報処理装置において、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼し、業務委託情報処理装置において、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元用情報端末装置に対して送信し、委託元用情報端末装置において、振替完了通知を受信して入金の消し込みを行う。
これにより、業務委託内容を一括管理することができ、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができるようになる。
【0051】
また、請求項1に記載の業務委託情報管理方法は、請求項1に記載の業務委託情報管理方法において、上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0052】
これは委託指示情報の一例を一層具体的に示すものである。この方法によれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができるようになる。
【0053】
また、請求項1に記載の業務委託情報管理方法は、請求項1に記載の業務委託情報管理方法において、上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
【0054】
これは業務報告情報の一例を一層具体的に示すものである。この方法によれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0055】
また、請求項18に記載の業務委託情報管理方法は、請求項15に記載の業務委託情報管理方法であって、上記委託元用情報端末装置において実行される、上記振替完了通知受信ステップにて受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込ステップを更に含むことを特徴とする。
【0056】
この方法によれば、受信した振替完了通知のうちの少なくとも一部を、委託元の委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行うので、委託元は、業務委託情報処理装置から振替完了通知を受信することにより、委託元の契約する第2の契約口座に入金された料金がどの委託業務に関する料金であるかが明確に把握できるようになり、入金の消し込み作業を極めて効率的に行うことができるようになる。
【0057】
また、本発明はプログラムに関するものであり、請求項19に記載のプログラムは、請求項1における業務委託情報管理システムを構成する業務委託情報処理装置により実行されるプログラムであって、上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託指示情報を一意の委託情報IDを付与して格納する委託指示情報格納ステップと、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報を上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信ステップと、上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信ステップと、上記業務報告情報受信ステップにて受信した上記業務報告情報を上記委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納ステップと、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼ステップと、上記振替依頼ステップに振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知ステップと、を実行させることを特徴とする。
【0058】
このプログラムによれば、委託元用情報端末装置から業務の委託先に対する委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報を格納し、委託指示情報を業務の委託先の委託先用情報端末装置に対して送信し、委託先用情報端末装置から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信し、受信した業務報告情報を格納し、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼し、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元用情報端末装置に対して送信する。
これにより、業務委託内容を一括管理することができ、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができるようになる。
【0059】
また、請求項2に記載のプログラムは、請求項19に記載のプログラムにおいて、上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0060】
これは委託指示情報の一例を一層具体的に示すものである。このプログラムによれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができるようになる。
【0061】
また、請求項2に記載のプログラムは、請求項19に記載のプログラムにおいて、上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
【0062】
これは業務報告情報の一例を一層具体的に示すものである。このプログラムによれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0063】
また、上記振替完了通知は、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0064】
これは振替完了通知の一例を一層具体的に示すものである。このプログラムによれば、振替完了通知は、委託指示情報のうち少なくとも一部、業務報告情報のうち少なくとも一部、および、第1の契約口座から第2の契約口座への振替日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0065】
また、本発明は記録媒体に関するものであり、請求項2に記載の記録媒体は、上記請求項19から2のいずれか一つに記載されたプログラムを記録したことを特徴とする。
【0066】
この記録媒体によれば、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み取らせて実行することによって、請求項19から2のいずれか一つに記載されたプログラムをコンピュータを利用して実現することができ、これら各プログラムと同様の効果を得ることができる。
【0067】
また、本発明は業務委託情報管理システムに関するものであり、請求項2に記載の業務委託情報管理システムは、業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置と、業務の委託元の委託元用情報端末装置と、上記業務の委託先の委託先用情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された業務委託情報管理システムであって、上記業務委託情報処理装置は、上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を受信して一意の委託情報IDを付与して格納し、上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して当該委託情報IDに関連付けられた当該委託指示情報を送信する委託指示情報送信手段と、上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信して当該委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納手段と、上記委託元用情報端末装置からの振込依頼指示に従って、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼手段と、上記振替依頼手段による振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知手段と、を備え、上記委託元用情報端末装置は、上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する委託指示情報送信手段と、上記業務委託情報処理装置に格納された上記業務報告情報を取得する業務報告情報取得手段と、上記業務委託情報処理装置に対して、当該委託指示情報に対応する上記業務報告情報の上記最終請求金額についての上記振込依頼指示を送信する振込依頼指示手段と、当該委託指示情報に対応する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信手段と、を備え、上記委託先用情報端末装置は、上記業務委託情報処理装置から上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信手段と、上記委託指示情報受信手段により受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信手段と、を備え、上記委託元用情報端末装置において上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする。
【0068】
このシステムによれば、業務委託情報処理装置は、委託元用情報端末装置から業務の委託先に対する委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報を格納し、委託指示情報を業務の委託先の委託先用情報端末装置に対して送信し(例えば、電子メールの形態で送信してもよく、また、WEBページの形態で委託先用情報端末装置からのページ要求指示により送信してもよく、その他の送信手段により送信してもよい)、委託先用情報端末装置から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信し、受信した業務報告情報を格納し、委託元用情報端末装置からの振込依頼指示に従って、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼し、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元用情報端末装置に対して送信する(例えば、電子メールの形態で送信してもよく、また、WEBページの形態で委託元用情報端末装置からのページ要求指示により送信してもよく、その他の送信手段により送信してもよい)ので、業務委託の進捗管理から収納管理までを本業務委託情報処理装置により一括管理することができるようになる。
【0069】
すなわち、委託元が委託指示を出した業務について、適宜、業務委託情報処理装置に格納されている情報をWEBページ上で参照等することにより、進捗や入金の管理を行うことができるようになる。
【0070】
また、本システムによれば、委託先が顧客から受け取った料金などの最終請求金額を入金する第1の契約口座と、委託元が契約する収納用の第2の契約口座を分けているので、委託先は、自己の管理する第1の契約口座に料金等を入金することで済むようになる(すなわち、委託先が銀行等に振込サービス提供時間内(通常は9時から15時)にわざわざ出向いて委託元の契約口座に料金を振り込む必要はない)。ここで、キャッシュカードなどによる契約口座への入金(すなわち、契約口座への預け入れ)は、金融機関は、一般的に手数料無料でかつ年中無休で24時間、ATM装置等により駅やスーパーやコンビニエンスストア等でも行うことができる。従って、第1の契約口座を委託先が自己で管理する口座にすることにより、第1の契約口座への入金を簡便に行うことが可能になるため、委託先において入金作業が委託業務の遂行に支障を来たす場合も少なくなり、また、夜間に料金を集金したときでも直ちに料金の契約口座に入金を済ませることができるようになる。
【0071】
そして、委託元が業務報告情報を受信後に、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼することにより、委託業務が完了した案件について委託元の指示により委託元の契約口座(第2の契約口座)に振替を行うことができるようになる。
【0072】
ここで、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座は、委託先の個人の契約口座でもよく、また、委託元(委託元の配下の組織を含む)の契約口座でもよい。すなわち、委託先が委託元の営業所単位で契約した契約口座等(第1の契約口座)に一旦振り込んだ後、委託元の契約口座(第2の契約口座)に振り替えてもよい。これにより、委託元が営業所単位で第1の契約口座の入金を確認してから、金融機関システムに対して本社が管理する第2の契約口座に振替依頼を行うことができるようになる。
【0073】
また、本システムによれば、委託元は、業務委託情報処理装置から振替完了通知を受信することにより、委託元の契約する第2の契約口座に入金された料金がどの委託業務に関する料金であるかが明確に把握できるようになり、入金の消し込み作業を極めて効率的に行うことができるようになる。
【0074】
ここで、委託元における入金の消し込みは、担当者が振替完了通知の内容と請求に関する帳簿とを確認して入金された請求について消し込みを行うことの他、委託元の業務管理システムにおいて受信した振替完了通知のデータを取り込み電子的に請求に関する帳票データ等と付き合わせて入金の消し込みを行うことなどを含み、各企業などにおける入金の消し込みのあらゆる態様を想定したものである。
【0075】
また、本システムによれば、委託先用情報端末装置は、委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を業務委託情報処理装置に対して送信するので、業務報告をリアルタイムに送信することができるようになる。また、委託先は、業務完了後、最終請求金額を銀行や郵貯などの金融機関システムのATMなどを用いて第1の契約口座に振り込むことにより、入金作業を簡略化することができるようになる。
【0076】
すなわち、本システムによれば、業務委託内容を一括管理することができるようになり、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができるようになる。
【0077】
また、請求項2に記載の業務委託情報管理システムは、請求項2に記載の業務委託情報管理システムにおいて、上記委託元用情報端末装置は、上記第1の契約口座の入金状況を上記金融機関システムに対して照会する入金状況照会手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0078】
このシステムによれば、委託元用情報端末装置は、第1の契約口座の入金状況を金融機関システムに対して照会するので、委託先の入金状況を適宜確認することができるようになり、第2の契約口座への振替指示などを出す際に参考にすることができるようになる。
【0079】
また、請求項2に記載の業務委託情報管理システムは、請求項2に記載の業務委託情報管理システムにおいて、上記委託元用情報端末装置は、上記入金状況照会手段により照会された上記第1の契約口座の入金状況と、上記業務報告情報取得手段にて取得した上記業務報告情報の上記最終請求金額とを比較して、上記委託先による入金状況を確認する入金状況確認手段とをさらに備え、上記振込依頼指示手段は、上記入金状況確認手段により確認された上記業務の上記最終請求金額について、上記業務委託情報処理装置に対して上記振込依頼指示を送信することを特徴とする。
【0080】
このシステムによれば、委託元用情報端末装置は、業務委託情報処理装置に格納された業務報告情報を取得し、照会された第1の契約口座の入金状況と、取得した業務報告情報の最終請求金額とを比較して、委託先による入金状況を確認し、確認された業務の最終請求金額について、業務委託情報処理装置に対して振込依頼指示を送信するので、委託業務が完了しかつ入金が完了したものについて第2の契約口座に振り替えることができるようになり、入金消し込み作業をさらに簡略化することができるようになる。
【0081】
また、請求項2に記載の業務委託情報管理システムは、請求項2から2のいずれか一つに記載の業務委託情報管理システムにおいて、上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0082】
これは委託指示情報の一例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができるようになる。
【0083】
また、請求項27に記載の業務委託情報管理システムは、請求項2から2のいずれか一つに記載の業務委託情報管理システムにおいて、上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
【0084】
これは業務報告情報の一例を一層具体的に示すものである。このシステムによれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0085】
また、請求項28に記載の業務委託情報管理システムは、請求項23に記載の業務委託情報管理システムであって、上記委託元用情報端末装置は、上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込手段を更に備えたことを特徴とする。
【0086】
このシステムによれば、受信した振替完了通知のうちの少なくとも一部を、委託元の委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行うので、委託元は、業務委託情報処理装置から振替完了通知を受信することにより、委託元の契約する第2の契約口座に入金された料金がどの委託業務に関する料金であるかが明確に把握できるようになり、入金の消し込み作業を極めて効率的に行うことができるようになる。
【0087】
また、本発明は業務委託情報管理方法に関するものであり、請求項29に記載の業務委託情報管理方法は、業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置と、業務の委託元の委託元用情報端末装置と、上記業務の委託先の委託先用情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された業務委託情報管理システムを用いて実行される業務委託情報管理方法であって、上記委託元用情報端末装置において実行される、上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を送信する委託指示情報送信ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託指示情報を一意の委託情報IDを付与して格納する委託指示情報格納ステップと、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報を上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信ステップと、上記委託先用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、上記委託先用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記業務報告情報受信ステップにて受信した上記業務報告情報を上記委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納ステップと、上記委託元用情報端末装置において実行される、上記業務委託情報処理装置に格納された上記業務報告情報を取得する業務報告情報取得ステップと、上記委託元用情報端末装置において実行される、上記業務委託情報処理装置に対して、当該委託指示情報に対応する上記業務報告情報の上記最終請求金額についての上記振込依頼指示を送信する振込依頼指示ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託元用情報端末装置からの上記振込依頼指示に従って、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼ステップと、上記業務委託情報処理装置において実行される、上記振替依頼ステップに振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知ステップと、上記委託元用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報に対応する、上記委託情報IDに対する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信ステップと、を含み、上記振替完了通知受信ステップにて受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする。
【0088】
この方法によれば、委託元用情報端末装置において、業務の委託先に対する委託指示情報を送信し、業務委託情報処理装置において、委託元用情報端末装置から業務の委託先に対する委託指示情報を受信し、業務委託情報処理装置において、委託指示情報受信ステップにて受信した委託指示情報を格納し、委託指示情報を業務の委託先の委託先用情報端末装置に対して送信し、委託先用情報端末装置において、委託指示情報を受信し、委託先用情報端末装置において、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を業務委託情報処理装置に対して送信し、業務委託情報処理装置において、委託先用情報端末装置から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信し、業務委託情報処理装置において、受信した業務報告情報を格納し、委託元用情報端末装置において、業務委託情報処理装置に対して、振込依頼指示を送信し、業務委託情報処理装置において、委託元用情報端末装置からの振込依頼指示に従って、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼し、業務委託情報処理装置において、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元用情報端末装置に対して送信し、委託元用情報端末装置において、振替完了通知を受信して入金の消し込みを行う。
これにより、業務委託内容を一括管理することができ、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができるようになる。
【0089】
また、請求項3に記載の業務委託情報管理方法は、請求項29に記載の業務委託情報管理方法において、上記委託元用情報端末装置は、上記第1の契約口座の入金状況を上記金融機関システムに対して照会する入金状況照会ステップをさらに含むことを特徴とする。
【0090】
この方法によれば、委託元用情報端末装置は、第1の契約口座の入金状況を金融機関システムに対して照会するので、委託先の入金状況を適宜確認することができるようになり、第2の契約口座への振替指示などを出す際に参考にすることができるようになる。
【0091】
また、請求項3に記載の業務委託情報管理方法は、請求項29に記載の業務委託情報管理方法において、上記委託元用情報端末装置は、上記入金状況照会ステップにより照会された上記第1の契約口座の入金状況と、上記業務報告情報取得ステップにて取得した上記業務報告情報の上記最終請求金額とを比較して、上記委託先による入金状況を確認する入金状況確認ステップとをさらに含み、上記振込依頼指示ステップは、上記入金状況確認ステップにより確認された上記業務の上記最終請求金額について、上記業務委託情報処理装置に対して上記振込依頼指示を送信することを特徴とする。
【0092】
この方法によれば、委託元用情報端末装置は、業務委託情報処理装置に格納された業務報告情報を取得し、照会された第1の契約口座の入金状況と、取得した業務報告情報の最終請求金額とを比較して、委託先による入金状況を確認し、確認された業務の最終請求金額について、業務委託情報処理装置に対して振込依頼指示を送信するので、委託業務が完了しかつ入金が完了したものについて第2の契約口座に振り替えることができるようになり、入金消し込み作業をさらに簡略化することができるようになる。
【0093】
また、請求項3に記載の業務委託情報管理方法は、請求項29から3のいずれか一つに記載の業務委託情報管理方法において、上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする。
【0094】
これは委託指示情報の一例を一層具体的に示すものである。この方法によれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができるようになる。
【0095】
また、請求項3に記載の業務委託情報管理方法は、請求項29から3のいずれか一つに記載の業務委託情報管理方法において、上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする。
【0096】
これは業務報告情報の一例を一層具体的に示すものである。この方法によれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができるようになる。
【0097】
また、請求項3に記載の業務委託情報管理方法は、請求項29に記載の業務委託情報管理方法であって、上記委託元用情報端末装置において実行される、上記振替完了通知を受信ステップにて受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込ステップを更に含むことを特徴とする。
【0098】
この方法によれば、受信した振替完了通知のうちの少なくとも一部を、委託元の委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行うので、委託元は、業務委託情報処理装置から振替完了通知を受信することにより、委託元の契約する第2の契約口座に入金された料金がどの委託業務に関する料金であるかが明確に把握できるようになり、入金の消し込み作業を極めて効率的に行うことができるようになる。
【0099】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0100】
(本システムの概要)
以下、本システムの概要について説明し、その後、本システムの構成および処理等について詳細に説明する。図1は本システムの全体構成の一例を示すブロック図であり、該システム構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。
本システムは、概略的に、業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置であるサーバ装置100と、業務の委託元の委託元用情報端末装置である委託元クライアント装置250と、業務の委託先の委託先用情報端末装置である委託先クライアント装置200と、金融機関システム400とを、ネットワーク300を介して通信可能に接続して構成されている。
【0101】
このシステムは、概略的に、以下の基本的特徴を有する。すなわち、サーバ装置100は、委託元クライアント装置250から業務の委託先に対する委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報を格納し、委託指示情報を業務の委託先の委託先クライアント装置200に対して送信し、委託先クライアント装置200から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信し、受信した業務報告情報を格納し、委託元クライアント装置250からの振替指示に従って委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システム400に依頼し、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元クライアント装置250に対して送信する。
【0102】
また、委託元クライアント装置250は、業務の委託先に対する委託指示情報を送信し、第1の契約口座の入金状況を金融機関システム400に対して照会し、サーバ装置100に対して第1の契約口座から第2の契約口座に振り替えることを指示し、また、サーバ装置100から振替完了通知を受信して入金の消し込みを行う。
【0103】
また、委託先クライアント装置200は、委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報をサーバ装置100に対して送信する。
【0104】
また、金融機関システム400は、ネットワーク300経由の依頼により、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座と、委託元が契約する第2の契約口座と間で振り替えを行う機能を有する。また、ネットワーク300経由の依頼により、第1の契約口座および第2の契約口座の入金や入金確認(残高照会)などの一般的な金融サービスを提供する機能などを有する。ここで、金融機関システム400は、銀行や信用金庫や郵便貯金などの金融機関が提供するシステムであって、インターネットやiモード(サービス名)などのネットワーク300経由で振替や残高照会などができるものであれば、いずれのシステムであってもよい。
【0105】
(システム構成)
以下、このような基本的特徴を具現化するための、本システムの構成について説明する。
【0106】
(システム構成―サーバ装置100)
まず、サーバ装置100の構成について説明する。
図2は、本発明が適用されるサーバ装置100の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。図2においてサーバ装置100は、概略的に、サーバ装置100の全体を統括的に制御するCPU等の制御部102、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェース部104、および、各種のデータベース(委託元管理データベース106a〜委託情報管理データベース106c)を格納する記憶部106を備えて構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。さらに、このサーバ装置100は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信可能に接続されている。
【0107】
記憶部106に格納される各種のデータベース(委託元管理データベース106a〜委託情報管理データベース106c)は、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベースやウェブページ用ファイル等を格納する。
【0108】
これら記憶部106の各構成要素のうち、委託元管理データベース106aは、委託元に関する情報(委託元情報)を格納する利用者情報格納手段である。図3は、委託元管理データベース106aに格納される委託元情報の一例を示す図である。
【0109】
この委託元管理データベース106aに格納される情報は、図3に示すように、各委託元を一意に識別するための委託元ID、各委託元の名称、各委託元の連絡先、各委託元の電子メールアドレス、各委託元の契約する銀行口座等の第2の契約口座等を相互に関連付けて構成されている。
【0110】
また、委託先管理データベース106bは、委託先に関する情報(委託先情報)を格納する利用者情報格納手段である。図4は、委託先管理データベース106bに格納される委託先情報の一例を示す図である。
【0111】
この委託先管理データベース106bに格納される情報は、図4に示すように、各委託先を一意に識別するための委託先ID、各委託先の名称、各委託先の連絡先、各委託先の電子メールアドレス、各委託先の契約する銀行口座等の第1の契約口座等を相互に関連付けて構成されている。
【0112】
また、委託情報管理データベース106cは、委託元から委託先に委託される委託業務に関する情報(委託情報)を格納する委託情報格納手段であり、委託指示情報受信手段にて受信した委託指示情報を格納する委託指示情報格納手段、および、業務報告情報受信手段にて受信した業務報告情報を格納する業務報告情報格納手段として機能する。図5は、委託情報管理データベース106cに格納される情報の一例を示す図である。
【0113】
この委託情報管理データベース106cに格納される情報は、図5に示すように、委託情報を一意に識別するための委託情報ID、委託元により作成される委託指示情報、委託先により作成される業務報告情報、振替日等を相互に関連付けて構成されている。
【0114】
ここで、「委託指示情報」は、委託元ID、委託先ID、派遣先(名称、住所等)、委託内容、請求金額、金額の受取方法、第1の契約口座への入金期日等を含んで構成される。
【0115】
また、「業務報告情報」は、業務実施日、業務実施内容、最終請求金額、第1の契約口座へ最終請求金額を入金した入金日等を含んで構成される。
【0116】
ここで、「最終請求金額」は、通常は請求金額であるが、派遣先で値引きや製品の瑕疵等により金額が変動する場合には、最終的に請求した金額を依頼先で入力する。
【0117】
また、その他の情報として、サーバ装置100の記憶部106には、ウェブサイトを委託先クライアント装置200や委託元クライアント装置250に提供するための各種のWEBページデータやCGIプログラム等が記録されている。
【0118】
このWEBページデータとしては、後述する各種のWEBページページを表示するためのデータ等があり、これらデータは、例えば、HTMLやXMLにて記述されたテキストファイルとして形成されている。また、これらのWEBページデータを作成するための部品用のファイルや作業用のファイルやその他一時的なファイル等も記憶部106に記憶される。
【0119】
この他、必要に応じて、委託先クライアント装置200および委託元クライアント装置250に送信するための音声をWAVE形式やAIFF形式の如き音声ファイルで格納したり、静止画や動画をJPEG形式やMPEG2形式の如き画像ファイルで格納したりすることができる。
【0120】
また、図2において、通信制御インターフェース部104は、サーバ装置100とネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との間における通信制御を行う。すなわち、通信制御インターフェース部104は、他の端末と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
【0121】
また、図2において、制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、および所要データを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、委託処理部102a、収納処理部102b、振替処理部102c、および、入金消込処理部102dを備えて構成されている。
【0122】
このうち、委託処理部102aは、委託元用情報端末装置から業務の委託先に対する委託指示情報を受信する委託指示情報受信手段、および、委託指示情報を業務の委託先の委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信手段である。また、収納処理部102bは、委託先用情報端末装置から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信手段である。また、振替処理部102cは、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼手段である。また、入金消込処理部102dは、振替依頼手段による振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知手段である。なお、これら各部によって行なわれる処理の詳細については、後述する。
【0123】
(システム構成−委託先クライアント装置200、委託元クライアント装置250)
次に、委託先クライアント装置200、委託元クライアント装置250の構成について説明する。なお、委託先クライアント装置200と委託元クライアント装置250は相互にほぼ同一に構成することができるので、ここでは説明の便宜上、委託先クライアント装置200について説明することとし、委託元クライアント装置250に特に適用される部分の説明は特記する。
図6は、本発明が適用される委託先クライアント装置200の構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。この図6に示すように、委託先クライアント装置200は、概略的には、制御部210、ROM220、HD230、RAM240、入力装置290、出力装置260、入出力制御IF270、および、通信制御IF280を備えて構成されており、これら各部がバスを介してデータ通信可能に接続されている。
【0124】
この委託先クライアント装置200の制御部210は、WEBブラウザ211および電子メーラ212を備えて構成されている。このうち、WEBブラウザ211は、基本的には、WEBデータを解釈して、後述するモニタ261に表示させる表示制御(ブラウズ処理)を行うものである。また、WEBブラウザ211は、ストリーム映像の受信、表示、フィードバック等を行う機能を備えたストリームプレイヤ等の各種のソフトウェアをプラグインしてもよい。また、電子メーラ212は、所定の通信規約(例えば、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)やPOP3(Post Office Protocol version 3)等)に従って、電子メールの送受信を行う。
【0125】
ここで、委託先クライアント装置200の制御部210は、業務の委託先に対する上記委託指示情報を送信する委託指示情報送信手段、振替完了通知を受信して入金の消し込みを行う入金消込手段、委託指示情報受信手段にて受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信手段である。
【0126】
また、委託元クライアント装置250の制御部210は、業務の委託先に対する委託指示情報をサーバ装置100に対して送信する委託指示情報送信手段、第1の契約口座の入金状況を金融機関システム400に対して照会する入金状況照会手段、サーバ装置100に格納された業務報告情報を取得する業務報告情報取得手段、入金状況照会手段により照会された第1の契約口座の入金状況と業務報告情報取得手段にて取得した業務報告情報の最終請求金額とを比較して委託先による入金状況を確認する入金状況確認手段、サーバ装置100に対して振込依頼指示を送信する振込依頼指示手段、および、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額の振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を業務委託情報処理装置から受信して入金の消し込みを行う入金消込手段である。
【0127】
また、入力装置290としては、キーボード、マウス、および、マイク等を用いることができる。また、後述するモニタ261も、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現する。
【0128】
また、出力装置260としては、モニタ(家庭用テレビを含む)261、および、プリンタ262が設けられている。この他、出力装置260としては、スピーカ等を用いることができる。出力装置260は、通信制御IF280を介して受信された情報を出力する出力手段である。
【0129】
また、通信制御IF280は、委託先クライアント装置200とネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との間における通信制御を行う。この通信制御IF280は、サーバ装置100から送信された情報を受信する受信手段であり、委託指示情報を受信する委託指示情報受信手段である。
【0130】
このように構成された委託先クライアント装置200は、モデム、TA、ルータ等の通信装置と電話回線を介して、あるいは、専用線を介して、ネットワーク300に接続されており、所定の通信規約(たとえば、TCP/IPインターネットプロトコル)に従ってサーバ装置100にアクセスすることができる。
【0131】
(システム構成−ネットワーク300)
次に、ネットワーク300の構成について説明する。ネットワーク300は、サーバ装置100と委託先クライアント装置200と委託元クライアント装置250と金融機関システム400とを相互に接続する機能を有し、例えば、インターネット等である。
【0132】
(システム構成−金融機関システム400)
次に、金融機関システム400の構成について説明する。金融機関システム400は、ネットワーク300を介して、サーバ装置100と委託先クライアント装置200と委託元クライアント装置250とに相互に接続され、利用者に対して口座振替等の金融サービスを行うウェブサイトを提供する機能を有する。ここで、金融機関システム400は、WEBサーバやASPサーバ等として構成してもよく、そのハードウェア構成は、一般に市販されるワークステーション、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置およびその付属装置により構成してもよい。また、以下に説明する金融機関システム400の各機能は、金融機関システム400のハードウェア構成中のCPU、ディスク装置、メモリ装置、入力装置、出力装置、通信制御装置等およびそれらを制御するプログラム等により実現される。
【0133】
(システムの処理)
次に、このように構成された本実施の形態における本システムの処理の一例について、以下に図7〜図13を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において、委託先クライアント装置200のモニタ261に表示される各種の画面情報は、特記しない限りサーバ装置100が作成して委託先クライアント装置200に送信している場合を一例に説明するが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、委託先クライアント装置200の記憶部に予め画面情報を格納しておき、委託先クライアント装置200の制御部210の制御により必要な画面情報を適宜読み出して表示してもよい。
【0134】
(メイン処理)
最初にメイン処理の詳細について図7を参照して説明する。図7は、本実施形態における本システムのメイン処理の一例を示すフローチャートである。
【0135】
まず、サーバ装置100は、委託処理部102aの処理により、業務委託処理を行う(ステップSA−1)。
【0136】
ついで、サーバ装置100は、収納処理部102bの処理により、収納処理を行う(ステップSA−2)。
【0137】
ついで、サーバ装置100は、振替処理部102cの処理により、振替処理を行う(ステップSA−3)。
【0138】
ついで、サーバ装置100は、入金消込処理部102dの処理により、入金消込処理を行う(ステップSA−4)。これにて、メイン処理が終了する。
【0139】
(業務委託処理)
次に、このように構成された本システムを用いて行なわれる本方法としての業務委託処理の詳細について図8を参照して説明する。
図8は、本実施形態における本システムの業務委託処理の一例を示すフローチャートである。
【0140】
まず、委託元クライアント装置250は、サーバ装置100の提供するウェブサイトのアドレス(URL等)を委託元がWEBブラウザ211の表示される画面上で入力装置290を介して指定することにより、インターネットを介して、サーバ装置100に接続する。ここで、前提として、委託元管理データベース106aおよび委託先管理データベース106bに関する情報は、既に登録されているものとする。
【0141】
具体的には、委託元が、委託元クライアント装置250のWEBブラウザ211を起動し、このWEBブラウザ211の所定の入力欄に、本システムの利用者登録画面に対応する所定のURLを入力する。そして、委託元が、このWEBブラウザ211の画面更新を指示すると、WEBブラウザ211は、このURLを通信制御IF280を介して所定の通信規約にて送信し、このURLに基づくルーティングによってサーバ装置100に対する委託指示情報入力用WEBページの送信要求を行う。
【0142】
ついで、サーバ装置100は、委託元クライアント装置250からの送信の有無を監視しており、送信を受けると、この送信の内容を解析し、その結果に応じて当該制御部102内の各部に処理を移す。送信の内容が委託指示情報入力用WEBページの送信要求である場合には、記憶部106から委託指示情報入力用WEBページを表示するためのWEBデータを取得し、このWEBデータを通信制御インターフェース部104を介して委託元クライアント装置250に送信する。ここで、サーバ装置100から委託元クライアント装置250へデータ送信を行う際の委託元クライアント装置250の特定は、委託元クライアント装置250から送信要求と共に送信されたIPアドレスを用いて行う。
【0143】
なお、このように委託元からWEBページの送信要求があった場合には、利用者に利用者IDおよびパスワードの入力を求め、記憶部106のデータベースに格納されている委託元IDおよびパスワードに基づいて認証可否を判断し、認証可の場合にのみWEBページを閲覧させてもよい(以下においても同様であるためその詳細を省略する)。
【0144】
この委託元クライアント装置250は、サーバ装置100からのWEBデータを通信制御IF280を介して受信し、このデータをWEBブラウザ211にて解釈することにより、モニタ261に委託指示情報入力用WEBページを表示する。以下、委託元クライアント装置250からサーバ装置100への画面要求と、サーバ装置100から委託元クライアント装置250へのWEBデータの送信、および、委託先クライアント装置200におけるWEBページの表示はほぼ同様に行われるものとし、以下ではその詳細を省略する。
【0145】
そして、委託元が委託元クライアント装置250の入力装置290を介して委託指示情報を入力すると、入力情報がサーバ装置100に送信される(ステップSB−1)。
ついで、サーバ装置100は、委託処理部102aの処理により、一意の委託情報IDを付与した後、委託指示情報を委託情報管理データベース106cに格納する(ステップSB−2)。
【0146】
そして、委託処理部102aは、送信タイミングに従って、委託先に対して委託指示情報を電子メールで通知するために、電子メールデータを生成する。具体的には、委託先の委託先ID等に基づいて委託先管理データベース106bに格納された委託先情報を参照し、この委託先の電子メールアドレスを呼び出す。
【0147】
そして、この電子メールアドレスを宛先とする電子メールであって、委託指示情報を含む電子メールのメールデータを生成して、このメールデータを通信制御インターフェース部104に受け渡す。そして、通信制御インターフェース部104は、このメールデータを送信する(ステップSB−3)。
【0148】
一方、委託先は、委託先クライアント装置200の電子メーラ212を用いて上記電子メールを任意のタイミングで受信する。この電子メールは電子メーラ212の公知の機能に基づいてモニタ261に表示される。また、利用者は、必要に応じてこの電子メールの表示内容をプリンタ262にて印刷することができる。
【0149】
ついで、委託先は、委託指示情報に基づいて委託業務を行い、派遣先より最終請求金額を徴収する(ステップSB−4)。
【0150】
ついで、委託先は、徴収した最終請求金額を自己の契約口座等である第1の契約口座に入金する(ステップSB−5)。この入金作業は、委託先がキャッシュカードや振込カードなどを用いて、金融機関や駅やコンビニエンスストアやスーパー等に設置されているATM装置等で行われてもよい。これにて、業務委託処理が終了する。
【0151】
(収納処理)
次に、収納処理の詳細について図9から図11を参照して説明する。図9は、本実施形態における本システムの収納処理の一例を示すフローチャートである。
【0152】
まず、委託先クライアント装置200は、サーバ装置100にアクセスして(ステップSC−1)、収納処理用WEBページの送信を要求する。
【0153】
ついで、サーバ装置100は、収納処理部102bの処理により、収納処理用WEBページの送信を行う(ステップSC−2)。
【0154】
ついで、委託先クライアント装置200のモニタ261には、収納処理用WEBページが表示される。
【0155】
図10は、委託先クライアント装置200のモニタ261に表示される収納処理用WEBページの表示画面の一例を示す図である。この図に示すように収納処理用WEBページの表示画面は、例えば、委託指示情報を表示し、それに対応する業務報告情報を入力するための入力領域MA−1、入力内容を確定するための確定ボタンMA−2、入力内容をキャンセルするためのキャンセルボタンMA−3等を含んで構成されている。
【0156】
ここで、委託先は、入力領域MA−1に業務報告情報を入力し、確定ボタンMA−2を選択すると、業務報告情報等が委託先クライアント装置200からサーバ装置100に対して送信される(ステップSC−3)。
【0157】
ついで、サーバ装置100は、収納処理部102bの処理により、委託情報管理データベース106cの情報を受信した業務報告情報により更新する(ステップSC−4)。
【0158】
ついで、サーバ装置100は、収納処理部102bの処理により、収納確認用WEBページを委託先クライアント装置200に対して送信すると、委託先クライアント装置200のモニタ261には図11に示す収納確認用WEBページが表示される。
【0159】
図11は、委託先クライアント装置200のモニタ261に表示される収納確認用WEBページの表示画面の一例を示す図である。この図に示すように収納確認用WEBページの表示画面は、例えば、委託指示情報と、対応する業務報告情報を表示するための表示領域MB−1、収納処理を実行するための収納ボタンMB−2、入力内容をキャンセルするためのキャンセルボタンMB−3等を含んで構成されている。
【0160】
ここで、委託先が、収納ボタンMB−2を押下すると(ステップSC−5)、その情報がサーバ装置100に対して送信される。
【0161】
ついで、サーバ装置100は、収納処理部102bの処理により、振替処理を起動する(ステップSC−6)。
【0162】
一方、委託先が、キャンセルボタンMB−3を押下すると、サーバ装置100は、再びステップSC−2に処理を戻し、図10の収納処理用WEBページの表示画面が再び表示される。これにて、収納処理が終了する。
【0163】
(振替処理)
次に、振替処理の詳細について図12を参照して説明する。図12は、本実施形態における本システムの振替処理の一例を示すフローチャートである。
【0164】
まず、サーバ装置100は、振替処理部102cの処理により、収納処理が完了した委託情報について、委託情報管理データベース106cに格納された委託元IDと委託先IDと最終請求金額を抽出する。
【0165】
そして、振替処理部102cは、委託元IDおよび委託先IDをキーとして委託元管理データベース106aおよび委託先管理データベース106bを参照して、各契約口座を取得する。
【0166】
そして、振替処理部102cは、金融機関に対して、第1の契約口座から第2の契約口座に最終請求金額を振り替えるように振替依頼を送信する(ステップSD−1)。
【0167】
金融機関は振替依頼に従って第1の契約口座から第2の契約口座に振替を行った後(ステップSD−2)、振替完了をサーバ装置100に対して送信する(ステップSD−3)。これにて、振替処理が終了する。
【0168】
(入金消込処理)
次に、入金消込処理の詳細について図13を参照して説明する。図13は、本実施形態における本システムの入金消込処理の一例を示すフローチャートである。
【0169】
まず、サーバ装置100は、入金消込処理部102dの処理により、振込が完了した委託情報について、委託情報ID、委託指示情報のうち少なくとも一部(全部を含む)、業務報告情報のうち少なくとも一部(全部を含む)、振替日等を含む振替完了通知を委託元クライアント装置250に対して送信する(ステップSE−1)。
【0170】
ついで、委託元は振替完了通知を受信し、委託情報IDに基づいて委託情報管理データベース106cの振替日を更新し、入金の消し込みを行う(ステップSE−2)。
【0171】
ここで、委託元における入金の消し込みは、担当者が振替完了通知の内容と請求に関する帳簿とを確認して入金された請求について消し込みを行うことの他、委託元の業務管理システムにおいて受信した振替完了通知のデータを取り込み電子的に請求に関する帳票データ等と付き合わせて入金の消し込みを行うことなどを含む。
【0172】
ついで、消し込みの完了の通知をサーバ装置100に対して送信する(ステップSE−3)。これにて、入金消込処理が終了する。
【0173】
(実施例1)
次に、実施例1の詳細について図14を参照して説明する。図14は、本実施形態における本システムの実施例1の処理の一例を示す概念図である。
【0174】
まず、「客先、サービス内容、価格」等の委託指示情報をサービスを実行する社員などである委託者に送る(図14の▲1▼)。送付は電子メールやファックス装置などでよい。同時に同じ情報がWEBサイトに格納される(図14の▲4▼)。
【0175】
ついで、サービスの実行者は、▲1▼で指示された内容のサービスを顧客に提供し、料金を受領する(図14の▲2▼)。
【0176】
ついで、サービス実行者は、銀行のATMやコンビニエンスストアなどを利用して回収代金を自分の口座(第1の契約口座)に入金する(図14の▲3▼)。
【0177】
ついで、サービス実行者は、携帯端末や帰宅後にパソコンを利用して企業のWEBサイトにアクセスする(図14の▲4▼)。WEBサイトは、IDなどを利用してファックス装置や電子メールからダイレクトアクセスできる。
【0178】
WEBサイトの画面には、該当の客先、サービス内容、価格が表示され、現金集金した金額の会社への収納表示を行う(図14の▲5▼)。値引き、瑕疵などで価格が変動した場合、それを修正値(「最終請求金額」)として入力できる。
【0179】
収納額確定後、収納ボタンを押すと請求代行会社のサーバ装置100にリンクし、各自の取引銀行の口座(第1の契約口座)から会社の口座(第2の契約口座)に即時に収納額の振替処理が行われる(図14の▲6▼)。
【0180】
振替OKの結果を受け、即時に▲5▼で作成した収納明細が販売・サービス企業に送られ、入金の消し込みが自動化できる(図14の▲7▼)。
【0181】
図14の▲4▼において、WEBサイトを作らず、▲1▼の電子メールそのものに▲6▼のリンク先を貼り付け、受けた電子メールからサーバ装置100に処理を飛ばし、結果がOKであればその電子メールを会社に返送することでも同様な対応が可能となる。これにより、全体として経費低減、スピードアップ、トラブル回避、リアルタイム情況把握が可能になる。これにて、実施例1の処理が終了する。
【0182】
(実施例2)
次に、実施例2の詳細について図15および図16を参照して説明する。図15および図16は、本実施形態における本システムの実施例2の一例を示す概念図である。
本実施例では、委託先が派遣先で講習を実施する場合を一例に説明する。
【0183】
まず、委託元クライアント装置250は、業務の委託先に対する委託指示情報を送信する。
【0184】
そして、サーバ装置100は、委託元クライアント装置250から業務の委託先に対する委託指示情報を受信する。
【0185】
そして、サーバ装置100は、委託指示情報受信ステップにて受信した委託指示情報を格納する。委託指示情報を業務の委託先の委託先クライアント装置200に対して送信する。
【0186】
そして、委託先クライアント装置200は、委託指示情報を受信する(図15の▲1▼)。
【0187】
そして、委託先は、委託された講習を受講生に対して実施し(図15の▲2▼)、受講生から受け取った料金を第1の契約口座に対して入金する(図15の▲3▼)。
【0188】
そして、委託先クライアント装置200は、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報をサーバ装置100に対して送信する(図16の▲4▼)。
【0189】
そして、サーバ装置100は、委託先クライアント装置200から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する。
【0190】
そして、サーバ装置100は、受信した業務報告情報を格納する。
【0191】
そして、サーバ装置100は、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システム400に依頼する(図16の▲5▼)。
【0192】
そして、サーバ装置100は、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元クライアント装置250に対して送信する(図16の▲6▼)。
【0193】
そして、委託元クライアント装置250は、振替完了通知を受信して入金の消し込みを行う。これにて、実施例2が終了する。
【0194】
(実施例3)
次に、実施例3の詳細について図17を参照して説明する。図17は、本実施形態における本システムの実施例3の一例を示す概念図である。
本実施例では、委託先である営業員が入金する第1の契約口座が営業所の収納口座であり、営業員(委託先)が郵貯や銀行などの入金・集金専用カード(営業所が営業員に予め配布している)を利用して、金融機関の窓口やコンビニ等のATM装置で第1の契約口座に入金を行い、また、営業員(委託先)が収納明細や契約明細をWEB上で作成して顧客に渡すと共に作成された明細などが営業所にも送信される場合を一例に説明する。なお、本実施例においては、サーバ装置100は、委託先、委託元とは別の請求代行会社が管理している場合を一例に説明している。
【0195】
まず、委託元クライアント装置250は、業務の委託先に対する委託指示情報を送信する。
【0196】
そして、サーバ装置100は、委託元クライアント装置250から業務の委託先に対する委託指示情報を受信する。
【0197】
そして、サーバ装置100は、委託指示情報受信ステップにて受信した委託指示情報を格納する。委託指示情報を業務の委託先の委託先クライアント装置200(例えば、ハンディターミナル(HT)端末など)に対して送信する。
【0198】
そして、委託先クライアント装置200は、委託指示情報を受信する。
【0199】
そして、委託先は、委託された業務を顧客に対して実施(例えば、物品の販売や生命保険・損害保険契約の締結など)するとともに、サーバ装置100にアクセスして、委託先クライアント装置200で計算書や領収書などを作成して顧客に渡す。
【0200】
また、委託先は、委託先クライアント装置200でサーバ装置100にアクセスして必要登録事項や契約金額(最終請求金額)を作成して登録する。すなわち、委託先クライアント装置200は、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報をサーバ装置100に対して送信する(図17の▲1▼)。
【0201】
そして、サーバ装置100は、委託先クライアント装置200から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する。
【0202】
そして、サーバ装置100は、受信した業務報告情報を委託情報管理データベース106cに格納する。
【0203】
そして、営業員(委託先)は受講生から受け取った料金を、入金・集金専用カード(営業所が営業員に予め配布している)を利用して、金融機関の窓口やコンビニ等のATM装置から第1の契約口座に対して入金する(図17の▲2▼)。ここで、規定の入金時刻(例えば、午後4時等)を設けることが望ましい。
【0204】
そして、委託元の営業所では、規定の入金時刻が経過すると、金融機関システム400にアクセスして、営業所の収納口座(第1の契約口座)に当日入金された金額の明細を取得する。そして、委託元の営業者は、サーバ装置100にアクセスして、委託情報管理データベース106cに当日登録された業務報告情報を取得し、金融機関システム400から取得した当日入金明細と照合を行う(図17の▲3▼)。すなわち、委託元のクライアント装置250は、サーバ装置100に格納された業務報告情報を取得し、照会された第1の契約口座の入金状況と、取得した業務報告情報の最終請求金額とを比較して、委託先による入金状況を確認する。
【0205】
そして、委託元の営業所では、照合結果を確認した後、当日入金された合計金額を本社の収納口座(第2の契約口座)に振り替えるようにサーバ装置100に対して指示する(図17の▲4▼)。すなわち、委託元のクライアント装置250は、入金状況確認手段により確認された業務の最終請求金額について、サーバ装置100に対して振込依頼指示を送信する。
【0206】
そして、サーバ装置100は、委託元のクライアント装置250からの振込依頼指示に従って、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システム400に依頼する。
【0207】
そして、サーバ装置100は、金融機関システム400から振込完了の旨を受け取ると、収納金の入金確認済み契約明細として、営業所が当日確定した業務のID、その他必要事項を本社に対して電子メールなどで送信する。すなわち、サーバ装置100は、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元クライアント装置250に対して送信する(図17の▲5▼)。
【0208】
そして、委託元クライアント装置250は、振替完了通知を受信して入金の消し込みを行う。これにて、実施例3が終了する。
【0209】
(実施例4)
次に、実施例4の詳細について図18を参照して説明する。図18は、本実施形態における本システムの実施例4の一例を示す概念図である。
本実施例では、委託先である営業員が入金する第1の契約口座が営業所の収納口座であり、営業員(委託先)が郵貯や銀行などの入金・集金専用カード(営業所が営業員に予め配布している)を利用して、金融機関の窓口やコンビニ等のATM装置で第1の契約口座に入金を行い、また、営業員(委託先)が収納明細や契約明細をWEB上で作成して顧客に渡すと共に作成された明細などが営業所にも送信される場合を一例に説明する。なお、本実施例においては、サーバ装置100は、委託元が管理している場合を一例に説明している。
【0210】
まず、委託元クライアント装置250は、業務の委託先に対する委託指示情報を送信する。
【0211】
そして、サーバ装置100は、委託元クライアント装置250から業務の委託先に対する委託指示情報を受信する。
【0212】
そして、サーバ装置100は、委託指示情報受信ステップにて受信した委託指示情報を格納する。委託指示情報を業務の委託先の委託先クライアント装置200(例えば、ハンディターミナル(HT)端末など)に対して送信する。
【0213】
そして、委託先クライアント装置200は、委託指示情報を受信する。
【0214】
そして、委託先は、委託された業務を顧客に対して実施(例えば、物品の販売や生命保険・損害保険契約の締結など)するとともに、サーバ装置100にアクセスして、委託先クライアント装置200で計算書や領収書などを作成して顧客に渡す。
【0215】
また、委託先は、委託先クライアント装置200でサーバ装置100にアクセスして必要登録事項や契約金額(最終請求金額)を作成して登録する。すなわち、委託先クライアント装置200は、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報をサーバ装置100に対して送信する(図18の▲1▼)。
【0216】
そして、サーバ装置100は、委託先クライアント装置200から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する。
【0217】
そして、サーバ装置100は、受信した業務報告情報を委託情報管理データベース106cに格納する。
【0218】
そして、営業員(委託先)は受講生から受け取った料金を、入金・集金専用カード(営業所が営業員に予め配布している)を利用して、金融機関の窓口やコンビニ等のATM装置から第1の契約口座に対して入金する(図18の▲2▼)。ここで、規定の入金時刻(例えば、午後4時等)を設けることが望ましい。
【0219】
そして、委託元の営業所では、規定の入金時刻が経過すると、金融機関システム400にアクセスして、営業所の収納口座(第1の契約口座)に当日入金された金額の明細を取得する。そして、委託元の営業者は、サーバ装置100にアクセスして、委託情報管理データベース106cに当日登録された業務報告情報を取得し、金融機関システム400から取得した当日入金明細と照合を行う(図18の▲3▼)。
【0220】
そして、委託元の営業所では、照合結果を確認した後、当日入金された合計金額を本社の収納口座(第2の契約口座)に振り替えるようにサーバ装置100に対して指示する(図18の▲4▼)。すなわち、委託元のクライアント装置250は、入金状況確認手段により確認された業務の最終請求金額について、サーバ装置100に対して振込依頼指示を送信する。
【0221】
そして、サーバ装置100は、委託元のクライアント装置250からの振込依頼指示に従って、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システム400に依頼する。
【0222】
そして、サーバ装置100は、金融機関システム400から振込完了の旨を受け取ると、収納金の入金確認済み契約明細として、営業所が当日確定した業務のID、その他必要事項を本社に対して電子メールなどで送信する。すなわち、サーバ装置100は、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元クライアント装置250に対して送信する(図18の▲5▼)。
【0223】
そして、委託元クライアント装置250は、振替完了通知を受信して入金の消し込みを行う。これにて、実施例4が終了する。
【0224】
(他の実施の形態)
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
【0225】
また、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行なわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0226】
また、サーバ装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、サーバ装置100の各サーバが備える処理機能、特に制御部にて行なわれる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現することができ、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現することも可能である。なお、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じてサーバ装置100に機械的に読み取られる。
【0227】
また、サーバ装置100は、さらなる構成要素として、マウス等の各種ポインティングデバイスやキーボードやイメージスキャナやデジタイザ等から成る入力装置(図示せず)、入力データのモニタに用いる表示装置(図示せず)、システムクロックを発生させるクロック発生部(図示せず)、および、各種処理結果その他のデータを出力するプリンタ等の出力装置(図示せず)を備えてもよく、また、入力装置、表示装置および出力装置は、それぞれ入出力インターフェースを介して制御部102に接続されてもよい。
【0228】
記憶部106に格納される各種のデータベース等(委託元管理データベース106a〜委託情報管理データベース106c)は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベースやウェブページ用ファイル等を格納する。
【0229】
また、サーバ装置100は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理端末等の情報処理装置にプリンタやモニタやイメージスキャナ等の周辺装置を接続し、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0230】
さらに、サーバ装置100の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷等に応じた任意の単位で、機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、各データベースを独立したデータベース装置として独立に構成してもよく、また、処理の一部をCGI(Common Gateway Interface)を用いて実現してもよい。
【0231】
また、委託先クライアント装置200および委託元クライアント装置250は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション、家庭用ゲーム装置、インターネットTV、PHS端末、携帯端末、移動体通信端末またはPDA等の情報処理端末等の情報処理装置にプリンタやモニタやイメージスキャナ等の周辺装置を必要に応じて接続し、該情報処理装置にウェブ情報のブラウジング機能や電子メール機能を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0232】
この委託先クライアント装置200および委託元クライアント装置250の制御部210は、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現することができる。すなわち、ROMまたはHDには、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0233】
しかしながら、このコンピュータプログラムは、委託先クライアント装置200および委託元クライアント装置250に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記録されてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。このあるいは、各制御部の全部または任意の一部を、ワイヤードロジック等によるハードウェアとして実現することも可能である。
【0234】
また、本発明にかかるプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」や、各種コンピュータシステムに内蔵されるROM、RAM、HD等の任意の「固定用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
【0235】
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0236】
また、ネットワーク300は、サーバ装置100と委託先クライアント装置200と委託元クライアント装置250と金融機関システム400とを相互に接続する機能を有し、例えば、インターネットや、イントラネットや、LAN(有線/無線の双方を含む)や、VANや、パソコン通信網や、公衆電話網(アナログ/デジタルの双方を含む)や、専用回線網(アナログ/デジタルの双方を含む)や、CATV網や、IMT2000方式、GSM方式またはPDC/PDC―P方式等の携帯回線交換網/携帯パケット交換網や、無線呼出網や、Bluetooth等の局所無線網や、PHS網や、CS、BSまたはISDB等の衛星通信網等のうちいずれかを含んでもよい。すなわち、本システムは、有線・無線を問わず任意のネットワークを介して、各種データを送受信することができる。
【0237】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、業務委託内容を一括管理することができ、また、委託元における入金確認および入金の消し込み作業を簡略化することができる業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体を提供することができる。
【0238】
すなわち、本発明によれば、業務委託情報処理装置は、委託元用情報端末装置から業務の委託先に対する委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報を格納し、委託指示情報を業務の委託先の委託先用情報端末装置に対して送信し(例えば、電子メールの形態で送信してもよく、また、WEBページの形態で委託先用情報端末装置からのページ要求指示により送信してもよく、その他の送信手段により送信してもよい)、委託先用情報端末装置から委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信し、受信した業務報告情報を格納し、委託元用情報端末装置からの振込依頼指示に従って、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼し、振り替えが完了したことを通知する振替完了通知を委託元の委託元用情報端末装置に対して送信する(例えば、電子メールの形態で送信してもよく、また、WEBページの形態で委託元用情報端末装置からのページ要求指示により送信してもよく、その他の送信手段により送信してもよい)ので、業務委託の進捗管理から収納管理までを本業務委託情報処理装置により一括管理することができるようになる。
【0239】
従って、委託元が委託指示を出した業務について、適宜、業務委託情報処理装置に格納されている情報をWEB上で参照等することにより、進捗や入金の管理を行うことができるようになる。
【0240】
また、本発明によれば、委託先が顧客から受け取った料金などの最終請求金額を入金する第1の契約口座と、委託元が契約する収納用の第2の契約口座を分けているので、委託先は、自己の管理する第1の契約口座に料金等を入金することで済むようになる(すなわち、委託先が銀行等に振込サービス提供時間内(通常は9時から15時)にわざわざ出向いて委託元の契約口座に料金を振り込む必要はない)。ここで、キャッシュカードなどによる契約口座への入金(すなわち、契約口座への預け入れ)は、金融機関は、一般的に手数料無料でかつ年中無休で24時間、ATM装置等により駅やスーパーやコンビニエンスストア等でも行うことができる。従って、第1の契約口座を委託先が自己で管理する口座にすることにより、第1の契約口座への入金を簡便に行うことが可能になるため、委託先において入金作業が委託業務の遂行に支障を来たす場合も少なくなり、また、夜間に料金を集金したときでも直ちに料金の契約口座に入金を済ませることができるようになる。
【0241】
そして、本発明によれば、委託元が業務報告情報を受信後に、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座から、委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼することにより、委託業務が完了した案件について委託元の指示により委託元の契約口座(第2の契約口座)に振替を行うことができるようになる。
【0242】
ここで、委託先が業務報告情報にて指定した最終請求金額を入金した第1の契約口座は、委託先の個人の契約口座でもよく、また、委託元(委託元の配下の組織を含む)の契約口座でもよい。すなわち、委託先が委託元の営業所単位で契約した契約口座等(第1の契約口座)に一旦振り込んだ後、委託元の契約口座(第2の契約口座)に振り替えてもよい。これにより、委託元が営業所単位で第1の契約口座の入金を確認してから、金融機関システムに対して本社が管理する第2の契約口座に振替依頼を行うことができるようになる。
【0243】
また、本発明によれば、委託元は、業務委託情報処理装置から振替完了通知を受信することにより、委託元の契約する第2の契約口座に入金された料金がどの委託業務に関する料金であるかが明確に把握できるようになり、入金の消し込み作業を極めて効率的に行うことができるようになる。
【0244】
ここで、委託元における入金の消し込みは、担当者が振替完了通知の内容と請求に関する帳簿とを確認して入金された請求について消し込みを行うことの他、委託元の業務管理システムにおいて受信した振替完了通知のデータを取り込み電子的に請求に関する帳票データ等と付き合わせて入金の消し込みを行うことなどを含み、各企業などにおける入金の消し込みのあらゆる態様を想定したものである。
【0245】
また、本システムによれば、委託先用情報端末装置は、委託指示情報を受信し、受信した委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を業務委託情報処理装置に対して送信するので、業務報告をリアルタイムに送信することができるようになる。また、委託先は、業務完了後、最終請求金額を銀行や郵貯などの金融機関システムのATMなどを用いて第1の契約口座に振り込むことにより、入金作業を簡略化することができるようになる。
【0246】
また、本発明によれば、委託元用情報端末装置は、第1の契約口座の入金状況を金融機関システムに対して照会するので、委託先の入金状況を適宜確認することができるようになり、第2の契約口座への振替指示などを出す際に参考にすることができる業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体を提供することができる。
【0247】
また、本発明によれば、委託元用情報端末装置は、業務委託情報処理装置に格納された業務報告情報を取得し、照会された第1の契約口座の入金状況と、取得した業務報告情報の最終請求金額とを比較して、委託先による入金状況を確認し、確認された業務の最終請求金額について、業務委託情報処理装置に対して振込依頼指示を送信するので、委託業務が完了しかつ入金が完了したものについて第2の契約口座に振り替えることができるようになり、入金消し込み作業をさらに簡略化することができる業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体を提供することができる。
【0248】
また、本発明によれば、委託指示情報は、業務の委託元、業務の委託先、派遣先、業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託先に送信することができる業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体を提供することができる。
【0249】
また、本発明によれば、業務報告情報は、業務の実施日、業務の実施内容、および、第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができる業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体を提供することができる。
【0250】
また、本発明によれば、振替完了通知は、委託指示情報のうち少なくとも一部、業務報告情報のうち少なくとも一部、および、第1の契約口座から第2の契約口座への振替日のうち少なくとも一つに関する情報を含むので、これらの情報を一括管理することができ、かつ、確実に委託元に送信することができる業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明が適用されるサーバ装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】委託元管理データベース106aに格納される委託元情報の一例を示す図である。
【図4】委託先管理データベース106bに格納される委託先情報の一例を示す図である。
【図5】委託情報管理データベース106cに格納される情報の一例を示す図である。
【図6】本発明が適用される委託先クライアント装置200の構成の一例を示すブロック図である。
【図7】本実施形態における本システムのメイン処理の一例を示すフローチャートである。
【図8】本実施形態における本システムの業務委託処理の一例を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態における本システムの収納処理の一例を示すフローチャートである。
【図10】委託先クライアント装置200のモニタ261に表示される収納処理用WEBページの表示画面の一例を示す図である。
【図11】委託先クライアント装置200のモニタ261に表示される収納確認用WEBページの表示画面の一例を示す図である。
【図12】本実施形態における本システムの振替処理の一例を示すフローチャートである。
【図13】本実施形態における本システムの入金消込処理の一例を示すフローチャートである。
【図14】本実施形態における本システムの実施例1の処理の一例を示す概念図である。
【図15】本実施形態における本システムの実施例2の一例を示す概念図である。
【図16】本実施形態における本システムの実施例2の一例を示す概念図である。
【図17】本実施形態における本システムの実施例3の一例を示す概念図である。
【図18】本実施形態における本システムの実施例4の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
100 サーバ装置
102 制御部
102a 委託処理部
102b 収納処理部
102c 振替処理部
102d 入金消込処理部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a 委託元管理データベース
106b 委託先管理データベース
106c 委託情報管理データベース
200 委託先クライアント装置
250 委託元クライアント装置
210 制御部
211 WEBブラウザ
212 電子メーラ
220 ROM
230 HD
240 RAM
260 出力装置
270 入出力制御インターフェース
280 通信制御インターフェース
290 入力装置
300 ネットワーク
400 金融機関システム

Claims (34)

  1. 業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置と、業務の委託元の委託元用情報端末装置と、上記業務の委託先の委託先用情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された業務委託情報管理システムであって、
    上記業務委託情報処理装置は、
    上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を受信して一意の委託情報IDを付与して格納し、上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して当該委託情報IDに関連付けられた当該委託指示情報を送信する委託指示情報送信手段と、
    上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信して当該委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納手段と、
    上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼手段と、
    上記振替依頼手段による振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知手段と、
    を備え、
    上記委託元用情報端末装置は、
    上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する委託指示情報送信手段と、
    当該委託指示情報に対応する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信手段と、
    を備え、
    上記委託先用情報端末装置は、
    上記業務委託情報処理装置から上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信手段と、
    上記委託指示情報受信手段にて受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信手段と、
    を備え
    上記委託元用情報端末装置において上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする業務委託情報管理システム。
  2. 上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の業務委託情報管理システム。
  3. 上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の業務委託情報管理システム。
  4. 請求項1に記載の業務委託情報管理システムであって、
    上記委託元用情報端末装置は、
    上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込手段
    を更に備えたことを特徴とする業務委託情報管理システム。
  5. 請求項1における業務委託情報管理システムを構成する業務委託情報処理装置であって、
    上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を受信する委託指示情報受信手段と、
    上記委託指示情報受信手段により受信した上記委託指示情報を一意の委託情報IDを付与して格納する委託指示情報格納手段と、
    上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報を上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信手段と、
    上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信手段と、
    上記業務報告情報受信手段により受信した上記業務報告情報を上記委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納手段と、
    上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼手段と、
    上記振替依頼手段による振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知手段と、
    を備えたことを特徴とする業務委託情報処理装置。
  6. 上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項5に記載の業務委託情報処理装置。
  7. 上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の業務委託情報処理装置。
  8. 請求項1における業務委託情報管理システムを構成する委託元用情報端末装置であって、
    上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する委託指示情報送信手段と、
    当該委託指示情報に対応する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信手段と、
    を備え
    上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする委託元用情報端末装置。
  9. 上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項に記載の委託元用情報端末装置。
  10. 上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の委託元用情報端末装置。
  11. 請求項8に記載の委託元用情報端末装置であって、
    上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込手段
    を更に備えたことを特徴とする委託元用情報端末装置。
  12. 請求項1における業務委託情報管理システムを構成する委託先用情報端末装置であって、
    上記委託指示情報を上記業務委託情報処理装置から受信する委託指示情報受信手段と、
    上記委託指示情報受信手段により受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信手段と、
    を備えたことを特徴とする委託先用情報端末装置。
  13. 上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の委託先用情報端末装置。
  14. 上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の委託先用情報端末装置。
  15. 業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置と、業務の委託元の委託元用情報端末装置と、上記業務の委託先の委託先用情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された業務委託情報管理システムを用いて実行される業務委託情報管理方法であって、
    上記委託元用情報端末装置において実行される、上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を送信する委託指示情報送信ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託指示情報を一意の委託情報IDを付与して格納する委託指示情報格納ステップと、
    上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報を上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信ステップと、
    上記委託先用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、
    上記委託先用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記業務報告情報受信ステップにて受信した上記業務報告情報を上記委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記振替依頼ステップに振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知ステップと、
    上記委託元用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報に対応する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信ステップと、
    を含み、
    上記振替完了通知受信ステップにて受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする業務委託情報管理方法。
  16. 上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の業務委託情報管理方法。
  17. 上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の業務委託情報管理方法。
  18. 請求項15に記載の業務委託情報管理方法であって、
    上記委託元用情報端末装置において実行される、上記振替完了通知受信ステップにて受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込ステップ
    を更に含むことを特徴とする業務委託情報管理方法。
  19. 請求項1における業務委託情報管理システムを構成する業務委託情報処理装置により実行されるプログラムであって、
    上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、
    上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託指示情報を一意の委託情報IDを付与して格納する委託指示情報格納ステップと、
    上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報を上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信ステップと、
    上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信ステップと、
    上記業務報告情報受信ステップにて受信した上記業務報告情報を上記委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納ステップと、
    上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼ステップと、
    上記振替依頼ステップに振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知ステップと、
    実行させるためのプログラム。
  20. 上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
  21. 上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
  22. 上記請求項19から2のいずれか一つに記載されたプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  23. 業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置と、業務の委託元の委託元用情報端末装置と、上記業務の委託先の委託先用情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された業務委託情報管理システムであって、
    上記業務委託情報処理装置は、
    上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を受信して一意の委託情報IDを付与して格納し、上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して当該委託情報IDに関連付けられた当該委託指示情報を送信する委託指示情報送信手段と、
    上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信して当該委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納手段と、
    上記委託元用情報端末装置からの振込依頼指示に従って、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼手段と、
    上記振替依頼手段による振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知手段と、
    を備え、
    上記委託元用情報端末装置は、
    上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する委託指示情報送信手段と、
    上記業務委託情報処理装置に格納された上記業務報告情報を取得する業務報告情報取得手段と、
    上記業務委託情報処理装置に対して、当該委託指示情報に対応する上記業務報告情報の上記最終請求金額についての上記振込依頼指示を送信する振込依頼指示手段と、
    当該委託指示情報に対応する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信手段と、
    を備え、
    上記委託先用情報端末装置は、
    上記業務委託情報処理装置から上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信手段と、
    上記委託指示情報受信手段により受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信手段と、
    を備え
    上記委託元用情報端末装置において上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする業務委託情報管理システム。
  24. 上記委託元用情報端末装置は、
    上記第1の契約口座の入金状況を上記金融機関システムに対して照会する入金状況照会手段、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の業務委託情報管理システム。
  25. 上記委託元用情報端末装置は
    記入金状況照会手段により照会された上記第1の契約口座の入金状況と、上記業務報告情報取得手段により取得した上記業務報告情報の上記最終請求金額とを比較して、上記委託先による入金状況を確認する入金状況確認手段と、
    をさらに備え、
    上記振込依頼指示手段は、
    上記入金状況確認手段により確認された上記業務の上記最終請求金額について、上記業務委託情報処理装置に対して上記振込依頼指示を送信すること、
    を特徴とする請求項2に記載の業務委託情報管理システム。
  26. 上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項2から2のいずれか一つに記載の業務委託情報管理システム。
  27. 上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項2から2のいずれか一つに記載の業務委託情報管理システム。
  28. 請求項23に記載の業務委託情報管理システムであって、
    上記委託元用情報端末装置は、
    上記振替完了通知受信手段により受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込手段
    を更に備えたことを特徴とする業務委託情報管理システム。
  29. 業務委託に関する情報を処理する業務委託情報処理装置と、業務の委託元の委託元用情報端末装置と、上記業務の委託先の委託先用情報端末装置とを、ネットワークを介して通信可能に接続して構成された業務委託情報管理システムを用いて実行される業務委託情報管理方法であって、
    上記委託元用情報端末装置において実行される、上記業務の上記委託先に対する委託指示情報を送信する委託指示情報送信ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託元用情報端末装置から上記業務の上記委託先に対する上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託指示情報を一意の委託情報IDを付与して格納する委託指示情報格納ステップと、
    上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報を上記業務の上記委託先の上記委託先用情報端末装置に対して送信する委託指示情報送信ステップと、
    上記委託先用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報を受信する委託指示情報受信ステップと、
    上記委託先用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報受信ステップにて受信した上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を上記業務委託情報処理装置に対して送信する業務報告情報送信ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託先用情報端末装置から、上記委託情報IDに関連付けられた上記委託指示情報に対応する業務報告に関する情報であって、上記委託先が少なくとも最終請求金額に関する情報を指定した業務報告情報を受信する業務報告情報受信ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記業務報告情報受信ステップにて受信した上記業務報告情報を上記委託情報IDに関連付けて格納する業務報告情報格納ステップと、
    上記委託元用情報端末装置において実行される、上記業務委託情報処理装置に格納された上記業務報告情報を取得する業務報告情報取得ステップと、
    上記委託元用情報端末装置において実行される、上記業務委託情報処理装置に対して、当該委託指示情報に対応する上記業務報告情報の上記最終請求金額についての上記振込依頼指示を送信する振込依頼指示ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記委託元用情報端末装置からの上記振込依頼指示に従って、上記委託先が上記業務報告情報にて指定した上記最終請求金額を入金した第1の契約口座から、上記委託元が契約する第2の契約口座に当該最終請求金額を振り替えることを金融機関システムに依頼する振替依頼ステップと、
    上記業務委託情報処理装置において実行される、上記振替依頼ステップに振り替えが完了したことを通知する振替完了通知であって、上記委託情報ID、当該委託情報IDに関連付けられた、上記委託指示情報のうち少なくとも一部、上記業務報告情報のうち少なくとも一部、および、上記第1の契約口座から上記第2の契約口座への振替日を含む当該振替完了通知を上記委託元の上記委託元用情報端末装置に対して送信する振替完了通知ステップと、
    上記委託元用情報端末装置において実行される、上記委託指示情報に対応する、上記委託情報IDに対する上記振替完了通知を受信する振替完了通知受信ステップと、
    を含み、
    上記振替完了通知受信ステップにて受信した上記振替完了通知に基づき、上記委託元における上記最終請求金額の入金確認を可能とすることを特徴とする業務委託情報管理方法。
  30. 上記委託元用情報端末装置において実行される、上記第1の契約口座の入金状況を上記金融機関システムに対して照会する入金状況照会ステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項29に記載の業務委託情報管理方法。
  31. 記入金状況照会ステップに照会された上記第1の契約口座の入金状況と、上記業務報告情報取得ステップにて取得した上記業務報告情報の上記最終請求金額とを比較して、上記委託先による入金状況を確認する入金状況確認ステップと、
    をさらに含み、
    上記振込依頼指示ステップは、
    上記入金状況確認ステップに確認された上記業務の上記最終請求金額について、上記業務委託情報処理装置に対して上記振込依頼指示を送信すること、
    を特徴とする請求項29に記載の業務委託情報管理方法。
  32. 上記委託指示情報は、上記業務の上記委託元、上記業務の上記委託先、派遣先、上記業務の委託内容、請求金額、請求金額の受け取り方法、および、上記第1の契約口座への入金期日のうち少なくとも一つに関する情報を含むことを特徴とする請求項29から3のいずれか一つに記載の業務委託情報管理方法。
  33. 上記業務報告情報は、上記業務の実施日、上記業務の実施内容、および、上記第1の契約口座への入金日のうち少なくとも一つに関する情報をさらに含むことを特徴とする請求項29から3のいずれか一つに記載の業務委託情報管理方法。
  34. 請求項29に記載の業務委託情報管理方法であって、
    上記委託元用情報端末装置において実行される、上記振替完了通知を受信ステップにて受信した上記振替完了通知のうちの少なくとも一部を、上記委託元の上記委託指示情報のうちの少なくとも一部と付け合わせて入金の消し込みを行う入金消込ステップ
    を更に含むことを特徴とする業務委託情報管理方法。
JP2002105705A 2001-08-21 2002-04-08 業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体 Expired - Lifetime JP4098999B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002105705A JP4098999B2 (ja) 2001-08-21 2002-04-08 業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-250650 2001-08-21
JP2001250650 2001-08-21
JP2002105705A JP4098999B2 (ja) 2001-08-21 2002-04-08 業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003141345A JP2003141345A (ja) 2003-05-16
JP4098999B2 true JP4098999B2 (ja) 2008-06-11

Family

ID=26620747

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002105705A Expired - Lifetime JP4098999B2 (ja) 2001-08-21 2002-04-08 業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4098999B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101280606B1 (ko) 2012-07-18 2013-06-28 김상용 복권 발급 기능을 가지는 결제 대행 시스템 및 그 동작 방법

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4836561B2 (ja) * 2005-12-02 2011-12-14 株式会社野村総合研究所 業務管理システム及び業務管理方法
JP2010238099A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujitsu Fip Corp 業務管理サーバ、業務管理プログラムおよび業務管理システム
JP7162791B1 (ja) 2022-01-27 2022-10-31 株式会社CloudBrains 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101280606B1 (ko) 2012-07-18 2013-06-28 김상용 복권 발급 기능을 가지는 결제 대행 시스템 및 그 동작 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003141345A (ja) 2003-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7616947B2 (en) Mobile collection application
JP5397527B2 (ja) 手続管理システム
JP5174297B2 (ja) 手続管理システム
JP2009104661A (ja) サーバ装置
JP2000322440A (ja) 個人情報管理システム及び方法並びに個人情報管理プログラムを記録した記憶媒体
JP3920522B2 (ja) 商標業務処理方法、システム及び記録媒体
KR100339643B1 (ko) 무역업무관리 시스템 및 방법
JP4098999B2 (ja) 業務委託情報管理システム、業務委託情報処理装置、委託元用情報端末装置、委託先用情報端末装置、業務委託情報管理方法、プログラム、および、記録媒体
JP2014232416A (ja) ジョブ管理サーバー及び広告配布システム
JP2002352170A (ja) 決済仲介システム及び決済仲介方法
JP2004054655A (ja) スケジュール管理システム、プログラム、及び記録媒体
JP4336116B2 (ja) 旅費システム及び手配・精算サービス提供方法
JP2005044040A (ja) 振込データ管理方法及び振込データ管理プログラム
JP2001243383A (ja) 統一形式に変換して一時的にデータ貯溜するオンラインデータプリントの代行実現方式
JP7333038B1 (ja) プログラム、コンピュータおよび情報処理方法
JP2004295812A (ja) 保険料当日精算装置、保険料当日精算方法、商品代金当日精算装置、商品代金当日精算方法、プログラム、および、記録媒体
JP2004152079A (ja) 保険料回収情報管理システム、保険料回収情報処理装置、保険会社用情報端末装置、営業員用情報端末装置、保険料回収情報管理方法、プログラム、および、記録媒体
JP2012093846A (ja) クラウド型のサービス情報提供方法
JP2002245351A (ja) 会員の個人情報データバンクとその活用システム
JP2002279131A (ja) 手続システム
JP2004295662A (ja) 商談支援システム、装置および方法、ならびに、プログラム
JP2003058786A (ja) 請求書情報管理システム、請求書情報処理装置、個人用情報端末装置、法人管理者用情報端末装置、請求書情報管理方法、プログラム、および、記録媒体
JP4267959B2 (ja) 保険料入金管理装置、商品代金入金管理装置、保険料入金管理方法、商品代金入金管理方法、プログラム、および、記録媒体
JP2002032527A (ja) 特許業務電子取引システムおよび特許業務電子取引方法
JP2002318871A (ja) 手続システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4098999

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120321

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130321

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140321

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term