JP2003292712A - 塩素化塩化ビニル系樹脂組成物およびそれを押出成形してなる成形品 - Google Patents

塩素化塩化ビニル系樹脂組成物およびそれを押出成形してなる成形品

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JP2003292712A
JP2003292712A JP2002099015A JP2002099015A JP2003292712A JP 2003292712 A JP2003292712 A JP 2003292712A JP 2002099015 A JP2002099015 A JP 2002099015A JP 2002099015 A JP2002099015 A JP 2002099015A JP 2003292712 A JP2003292712 A JP 2003292712A
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chlorinated vinyl
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Shoji Ito
昌次 伊藤
Yoshiaki Aimoto
義昭 相本
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期押出性、外観が良好で優れた物性値、優
れた熱安定性を有する成形品を高い連続成形安定性と生
産性で得られる効果を有する塩素化ポリ塩化ビニル系樹
脂組成物の提供。 【解決手段】 塩素化ポリ塩化ビニル50〜80質量%
とポリ塩化ビニル20〜50質量%との混合物である塩
素化塩化ビニル系樹脂100質量部に対し、錫系安定剤
1〜2質量部、塩素化ポリエチレン3〜5質量部、塩素
化ポリエチレン以外の衝撃改良剤5.5〜7.5質量
部、安定化助剤0.3〜1質量部からなることを特徴と
する塩素化塩化ビニル系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物性、耐熱性、外観
が優れ、高い生産性のなかでも長期の押出加工性が良好
な塩素化塩化ビニル樹脂組成物およびそれを用いて成形
した押出成形品、特にパイプに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリ塩化ビニル系樹脂100質量部に、
MBS系樹脂3.0〜7.0質量部と、塩素化塩化ビニ
ル系樹脂100質量部に塩素化ポリエチレン1〜2部、
MBS8〜15部、有機錫安定剤及びゼオライト系化合
物を添加した高い熱安定性を有し成形負荷が低い樹脂組
成物が提案されている。(特開平9−174645号公
報) また、ポリ塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、M
BS樹脂を3.0〜7.0質量部と、塩素化ポリエチレ
ン1.0〜3.5質量部の範囲で添加した樹脂組成物
は、成形品の外観が良好で耐衝撃性が良好であることが
開示されている。(特開平7−188488号公報)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平9−174
645号公報で開示されている組成物では衝撃改良剤等
の添加量が多いため使用原料が多くなり熱安定性が低下
する傾向にあった。そのためその組成物では優れた物性
を確保しつつ押出量向上、使用原料の削減や熱安定性等
の生産性向上を飛躍的に実現させることは非常に困難で
あった。
【0004】特開平7−188488号公報では、ポリ
塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、MBS樹脂を
3.0〜7.0質量部と、塩素化ポリエチレン1.0〜
3.5質量部の範囲で添加した樹脂組成物は、この範囲
であれば成形品の外観が良好で耐衝撃性が良好であるこ
とが開示されている。しかしながら本引例ではポリ塩化
ビニル樹脂の記載はあるが、塩素化ポリ塩化ビニルの試
験結果は何ら記載されていない。耐熱性を要求される分
野でポリ塩化ビニル系樹脂として塩素化ポリ塩化ビニル
を用いると本引例に記載されている組成では、耐衝撃性
が不充分であり、樹脂組成がこの範囲から外れると押出
特性が不良になったり、成形品の外観が不良になったり
して充分な性能をえることができない。そこで本発明で
は従来の欠点である連続成形安定性向上と生産性向上の
両立が非常に困難であった問題点を解消するために創案
されたものであり、熱安定性、物性、外観が優れ、高い
生産性のなかでも長期の押出加工性が良好な塩素化塩化
ビニル樹脂組成物および成形品、特にパイプを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたもので、下記より構成される。
【0006】(1)塩素化塩化ビニル系樹脂組成物にお
いて、塩素化ポリ塩化ビニル50〜80質量%とポリ塩
化ビニル20〜50質量%との混合物である塩素化塩化
ビニル系樹脂100質量部に対し、錫系安定剤1〜2質
量部、塩素化ポリエチレン3〜5質量部、塩素化ポリエ
チレン以外の衝撃改良剤(以下、単に衝撃改良剤と呼
ぶ)5.5〜7.5質量部、安定化助剤0.3〜1質量
部からなることを特徴とする塩素化塩化ビニル系樹脂組
成物。
【0007】(2)塩素化ポリ塩化ビニルの塩素含有率
が55〜70質量%あることを特徴とする(1)記載の
塩素化塩化ビニル系樹脂組成物。
【0008】(3)塩素化塩化ビニル系樹脂の一成分と
して使用されるポリ塩化ビニルの重合度が1100〜1
600であることを特徴とする(1)記載の塩素化塩化
ビニル系樹脂組成物。
【0009】(4)錫系安定剤がアルキル錫メルカプト
である(1)〜(3)の何れか記載の塩素化塩化ビニル
系樹脂組成物。
【0010】(5)衝撃改良剤がメチルメタアクリレー
ト・ブタジエン・スチレン系共重合体(以下MBS)ま
たはアクリレート系共重合体(以下アクリルゴム)から
なることを特徴とする(1)〜(4)の何れかに記載の
塩素化塩化ビニル系樹脂組成物。
【0011】(6)安定化助剤が[Mg1-xAlx(O
H)2(CO3x/2・mH2O](前記化学式において、
xは0.2〜0.35、mは0〜0.5を示す)を主成
分とするハイドロタルサイトまたは置換A型ゼオライト
である(1)〜(5)の何れかに記載の塩素化塩化ビニ
ル系樹脂組成物。
【0012】(7)(1)〜(6)の何れかに記載の塩
素化塩化ビニル系樹脂組成物を押出成形してなる成形
品。
【0013】
【発明の実施の形態】塩素化ポリ塩化ビニル50〜80
質量%とポリ塩化ビニル20〜50質量%、好ましくは
塩素化ポリ塩化ビニル60〜75質量%との混合物が用
いられる。前記組成物において塩素化ポリ塩化ビニルが
80質量%以下であれば熱安定性が良好であり、また5
0質量%以上であれば耐熱性が良好である。
【0014】本発明の樹脂組成物に使用する塩素化ポリ
塩化ビニルの塩素化度が55%以上であれば樹脂組成物
の耐熱性が良好であり、塩素化度が70%以下であれば
樹脂組成物の熱安定性が良好である。
【0015】塩素化ポリ塩化ビニルは、平均重合度が5
00〜1400、好ましくは700〜1100のポリ塩
化ビニルを塩素化することによって得られる。ポリ塩化
ビニルの塩素化方法は、公知の方法、例えば水懸濁塩素
化法や溶液塩素化法など特に制限はないが水懸濁塩素化
法が一般的である。塩素化ポリ塩化ビニルの塩素含有率
は55〜70質量%、好ましくは62〜70質量%、よ
り好ましくは64〜69質量%である。市販品としては
鐘淵化学社、日本カーバイド社、徳山積水社等から市販
されておりこれらも使用可能である。
【0016】本発明の樹脂組成物に使用されるポリ塩化
ビニルの重合度は1100〜1600、好ましくは11
00〜1300である。該重合度が1100以上であれ
ば耐熱性が良好で、また重合度が1600以下であれば
溶融粘度が適当で押出加工性が充分である。
【0017】錫系安定剤は塩素化ポリ塩化ビニルとポリ
塩化ビニルの混合物100質量部に対して、1.0〜
2.0質量部、好ましくは1.5〜2.0質量部が添加
され、1.0質量部未満になると充分な熱安定性が得ら
れず、2質量部を越えると物性が低下するので好ましく
ない。
【0018】ここで用いられる錫安定剤は、ポリ塩化ビ
ニル等の安定剤として公知の有機錫化合物であれば使用
できる。例えばアルキル錫メルカプト化合物及び/又は
アルキル錫マレート化合物が使用できる。アルキル錫メ
ルカプト化合物、アルキル錫マレート化合及びアルキル
錫カルボキシレート化合物から選ばれた少なくとも一種
の有機錫系安定剤が用いられる。これ等の有機錫系安定
剤としては、ポリ塩化ビニル樹脂や塩素化ポリ塩化ビニ
ルの安定剤として用いられる公知の化合物が用いられ、
例えば、アルキル錫化合物、アルキル錫メルカプト化合
物、ジアルキル錫2カルボン酸塩等、より具体的にはメ
チル錫、ブチル錫、オクチル錫、混合金属アルキル錫、
メチル錫メルカプト、オクチル錫メルカプト、ブチル錫
メルカプト、ジアルキル錫ビス(アルキルメルカプトカ
ルボン酸塩)、ジ−n−オクチル錫−S,S’−ビス
(イソオクチルメルカプトアセテート)などが挙げら
れ、好ましくはメチル錫メルカプト、オクチル錫メルカ
プト、ブチル錫メルカプト等のアルキル錫メルカプトで
ある。
【0019】衝撃改良剤としては塩素化ポリエチレンと
その他の衝撃改良剤が併用される。塩素化ポリエチレン
は、架橋構造を有しないのでポリ塩化ビニル及び塩素化
ポリ塩化ビニルに分子分散する。塩素化部分はポリ塩化
ビニル樹脂及び塩素化ポリ塩化ビニルを相溶性を与える
のに有効であり、ポリエチレン部分はTgが低いため衝
撃吸収能を示す。またポリエチレンワックスのような滑
性も付与することができる。但し、その他の衝撃吸収剤
よりもTgが高いので衝撃吸収能力は比較的低い。つま
り、塩素化ポリエチレンは樹脂中に分子分散して滑性を
与える衝撃改良補助剤としての機能を有する。塩素化ポ
リエチレン使用量は塩素化ポリ塩化ビニルとポリ塩化ビ
ニルの合計量100質量部当たり、3〜5質量部、好ま
しくは3.5質量%を超え4.5質量部である。
【0020】塩素化ポリエチレンは3質量部未満では充
分な耐衝撃性と押出加工性が得られない。また5質量部
以上になると耐熱性が低下する。
【0021】ここで用いられる塩素化ポリエチレンはG
PCで測定されるポリスチレン換算での重量平均分子量
として、50,000〜400,000が好ましく、よ
り好ましくは150,000〜350,000である。
上記重量平均分子量は、上記範囲であれば成形体の衝撃
強度が良好で、成形性の改良効果が発現される。上記塩
素化ポリエチレンの塩素化度は、30〜55質量%が好
ましい。塩素化度が30質量%以上では、塩化ビニル系
樹脂と相溶し易く成形体の物性及び外観が良好であり、
50質量%以下であれば塩素化塩化ビニル系樹脂と相溶
性が適当で成形性の改良効果が大きい。塩素化ポリエチ
レンとしては市販品、例えば昭和電工社製“エラスレ
ン”(商品名)およびダイソー社製“ダイソラック”
(商品名)等の市販品が用いられる。
【0022】塩素化ポリエチレン以外の衝撃改良剤とし
ては、ポリ塩化ビニルや塩素化ポリ塩化ビニル等に用い
られる衝撃改良剤であれば使用でき、例えばメタクリル
酸メチル−ブタジエン−スチレン系重合体(MBS)、
アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン系重合体(A
BS)、ブタジエンまたはスチレン−ブタジエンゴムに
メチルメタクリレート−スチレン−アクリロニトリルを
グラフトした重合体(MABS)、アクリルゴムを主成
分とした衝撃改良剤が使用できる。好ましくはMBS樹
脂またはアクリルゴムである。MBS樹脂としては市販
品として呉羽化学工業社製“BTA751”(商品
名)、鐘淵化学工業社製“M511”(商品名)等が入
手可能である。アクリルゴムは鐘淵化学社製“カネエー
スFM21”(商品名)、ローム&ハース社製“バラロ
イドKM334”(商品名)などが入手可能である。塩
素化ポリエチレン以外の衝撃改良剤の使用量は、ポリ塩
化ビニルと塩素化塩化ビニル系樹脂の合計100質量部
当たり、5.5〜7.5質量部、好ましくは6.0〜
7.0質量部である。衝撃改良剤は5.5質量部未満に
なると耐衝撃性が低下し、7.5質量部を越えると押出
加工性が悪化する。
【0023】本発明では塩素化ポリ塩化ビニルとポリ塩
化ビニルの合計量100質量部に対して安定化助剤を
0.3〜1質量部使用される。安定化助剤は0.3質量
部未満では熱安定性向上効果が得られない。また1.0
質量部を越えると物性が低下する。
【0024】安定化助剤としてはゼオライトかハイドロ
タルサイト類が用いられる。ゼオライトとしては天然に
産するゼオライトあるいは合成ゼオライトを用いる。こ
のなかでも、残留ナトリウムがNa2Oとして10質量
%以下でカルシウム置換率が42%以上であるカルシウ
ム置換A型ゼオライトが成形加工時に発泡を生じにくい
ため好ましい。
【0025】ハイドロタルサイト類は[Mg1-xAl
x(OH)2(CO3x/2・mH2O]を主成分とする化
合物が用いられる。(上記式でxは0.2〜0.35、
mは0〜0.5である。)これ等の安定化助剤は、平均
粒子径が0.1〜3μmのものが好ましく使用される。
【0026】上記樹脂組成物において、ゼオライト系化
合物と、錫系安定剤とを併用することにより、少量の配
合量で優れた熱安定性を付与することができ、かつ得ら
れる成形体の耐熱性の低下を抑制することができる。
【0027】滑剤として、金属石鹸、高級脂肪酸、高級
アルコール、エステルワックス、パラフィンワックス、
ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、酸化
パラフィンワックス、酸化ポリエチレンワックスなどが
挙げられ、それらが押出機、口金等の成形加工設備に応
じて適宜数種組み合わされ用いられる。
【0028】上記樹脂組成物には、必要に応じて、可塑
剤、顔料、充填剤の他、帯電防止剤、難燃剤、加工助
剤、紫外線吸収剤などが添加されてもよい。
【0029】上記樹脂組成物は、上記塩素化塩化ビニル
系樹脂、錫安定剤、衝撃改良剤、安定化助剤、滑剤なら
びにその他の添加剤を、通常の混合装置、例えば、ヘン
シェルミキサー等で混合することにより得られる。
【0030】本発明の成形品、特にパイプ、チューブ等
は、単軸、2軸押出機又は多軸押出機を用いて上記樹脂
組成物を押出し成形することにより得られる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を示すが本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0032】実施例および比較例を表1〜2に示す。
【0033】表に示した塩素化ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニル、錫系安定剤、塩素化ポリエチレン、安定化助
剤、衝撃改良剤、滑剤ならびに顔料からなる組成物を異
方向2軸押出機に供給し直径130mmのパイプを押出
成形して得た。
【0034】上記実施例及び比較例で得られた樹脂組成
物、パイプにつき下記の性能評価を行いその結果を表1
及び表2に示した。 (1)耐熱性評価(過熱圧縮値) 80℃に温調した長さ50mmのパイプを管軸に直角の
方向に10mm/minで圧縮し20.7kg・fの荷
重が作用したときのパイプの変形量をmmで示した。判
定は、加熱圧縮値が3.0mm以下を○、3.0mmを
超えるものを×とした。 (2)衝撃強度評価(つるはし強度) 回転自在の長さ1mの先端に16.16kgの先端つる
はし形状の荷重をとりつけ95°の角度から自然落下さ
せアーム軸中心と垂直に固定した予め0℃に温調した長
さ300mmのパイプを打撃したその破壊率を%で示し
た。判定は、破壊率が20%以下を○、20%を超える
ものを×とした。 (3)外観評価 目視によりパイプの内面外観を観察しスジ及び凹凸の発
生が確認できないものを○、スジ及び凹凸の発生が確認
できるものを×と判定した。 (4)熱安定性評価(動的熱安定性) 上記組成物をラボプラストミル(東洋精機製)でジャケ
ット温度200℃での分解時間を測定した。ラボプラス
トミルでトルクが20%以上の変化を開始する時間を分
解時間とした。判定は、分解時間が10min以上を
○、10min未満を×とした。 (5)長期押出安定性評価 上記組成物を長期押出安定性(ビルドアップ、プレート
アウト、貼り付き)を促進評価ができるように圧縮部と
開放部を有する口金を用いて押出を7時間実施し、その
口金流路表面の付着物を目視観察し口金付着物が全くな
いものを○、口金付着物が観察されるものを×と判定し
た。以下の実験に使用した塩素化ポリ塩化ビニルの塩素
含有率67質量%である。MBS樹脂は鐘淵化学(株)
社製M511を、塩素化ポリエチレンはダイソー(株)
製H135を、ゼオライト化合物は水澤化学(株)製;
シズカライザーESを用いた。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】本発明の組成物は長期押出性、外観が良
好で優れた物性値、優れた熱安定性を有する成形品を高
い連続成形安定性と生産性で得られる効果を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08L 27/24 C08L 27:06 27:06 23:28 23:28 33:04 33:04) Fターム(参考) 4F071 AA12X AA15 AA22X AA24 AA33X AA78 AA81 AB21 AB26 AC18 AF23 AF45 AH03 BA01 BB06 BC05 4J002 BB243 BD042 BD181 BG044 BN144 BN154 BN164 DE287 DJ007 EZ046 EZ066 FD066 FD067 GL00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩素化塩化ビニル系樹脂組成物におい
    て、塩素化ポリ塩化ビニル50〜80質量%とポリ塩化
    ビニル20〜50質量%との混合物である塩素化塩化ビ
    ニル系樹脂100質量部に対し、錫系安定剤1〜2質量
    部、塩素化ポリエチレン3〜5質量部、塩素化ポリエチ
    レン以外の衝撃改良剤(以下、単に衝撃改良剤と呼ぶ)
    5.5〜7.5質量部、安定化助剤0.3〜1質量部か
    らなることを特徴とする塩素化塩化ビニル系樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 塩素化ポリ塩化ビニルの塩素含有率が5
    5〜70質量%あることを特徴とする請求項1記載の塩
    素化塩化ビニル系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 塩素化塩化ビニル系樹脂の一成分として
    使用されるポリ塩化ビニルの重合度が1100〜160
    0であることを特徴とする請求項1記載の塩素化塩化ビ
    ニル系樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 錫系安定剤がアルキル錫メルカプトであ
    る請求項1〜3の何れか記載の塩素化塩化ビニル系樹脂
    組成物。
  5. 【請求項5】 衝撃改良剤がメチルメタアクリレート・
    ブタジエン・スチレン系共重合体(以下MBS)または
    アクリレート系共重合体(以下アクリルゴム)からなる
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の塩素化
    塩化ビニル系樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 安定化助剤が[Mg1-xAlx(OH)2
    (CO3x/2・mH2O](前記化学式において、xは
    0.2〜0.35、mは0〜0.5を示す)を主成分と
    するハイドロタルサイトまたは置換A型ゼオライトであ
    る請求項1〜5の何れかに記載の塩素化塩化ビニル系樹
    脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6記載の塩素化塩化ビニル系
    樹脂組成物を押出成形してなる成形品。
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