JP2003280816A - タッチパネルシステム - Google Patents

タッチパネルシステム

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JP2003280816A
JP2003280816A JP2002079798A JP2002079798A JP2003280816A JP 2003280816 A JP2003280816 A JP 2003280816A JP 2002079798 A JP2002079798 A JP 2002079798A JP 2002079798 A JP2002079798 A JP 2002079798A JP 2003280816 A JP2003280816 A JP 2003280816A
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pressing point
pressing
coordinates
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Atsushi Takagi
淳 高木
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成および操作で複数のイベントを実
行できること。 【解決手段】 抵抗膜を用いたタッチパネル100を用
いてパネル表面上での押下位置の座標検出をおこなう。
この際、最初の押下ポイントP1を押下した状態のまま
で追加押下ポイントP2を押下する操作(タップ)をお
こなう。このとき座標は、最初の押下ポイントP1の座
標〜最初の押下ポイントP1と追加押下ポイントP2の
中点の座標(中間ポイントPs)〜最初の押下ポイント
P1の座標に遷移する。この座標の遷移により異なるイ
ベントを実行することができ、例えば2ボタンマウスの
ボタン操作をこのタッチパネル100でおこなえるよう
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、抵抗膜を使用し
たタッチパネルを用い、特にマウスの複数のボタンの操
作機能と同様の操作機能を得ることができるタッチパネ
ルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】操作入力手段として用いられるタッチパ
ネルは、抵抗膜(4線式)を利用したものが汎用されて
いる。このタッチパネルでは、一般的に押されていな
い、ある座標が押されているの2通りの押下を検出
し、この座標位置を出力する構成となっている。
【0003】一般的なタッチパネルでは、タッチパネル
平面に対する指またはスタイラスペンなどの押下による
入力(押下:pen−down,押下後の解除:pen
−up)の機能を有する。この機能は、他の操作入力手
段として汎用されているマウスのクリック機能としても
ちいることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
タッチパネルでは、1ボタンマウス相当の動作しか実現
できない。マウスの第2ボタン相当の機能を持つタッチ
パネルについても、さまざまな方式(たとえば、特開2
000−81951号公報、特開2000−99269
号公報、特開2000−148347号公報など)が提
案されているが、簡便な抵抗膜を利用したタッチパネル
に比して追加のハードウェアを必要としたり、操作が不
自然または誤操作が起きやすい操作が必要であったり、
制御方法が複雑であった。
【0005】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、簡単な構成および操作で複数のイベ
ントを実行できるタッチパネルシステムを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明に係るタッチパネ
ルシステムは、抵抗膜などを使用しパネル表面上での押
下位置の座標検出をおこなうタッチパネルを利用したタ
ッチパネルシステムにおいて、最初の押下ポイントを押
下した状態のままで追加の押下ポイントを押下する操作
をおこなったときに、前記座標は、前記最初の押下ポイ
ントの座標〜該最初の押下ポイントと追加の押下ポイン
トの中点の座標〜最初の押下ポイントの座標となるよう
に遷移させる座標設定手段と、該座標の遷移に基づき異
なるイベントを実行させるイベント実行手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】この請求項1の発明によれば、タッチパネ
ル上で2回の押下(タップ)をおこなうだけで異なるイ
ベントを実行できるようになり、直感的で修得しやすい
操作で操作機能を向上できるようになる。また、汎用の
タッチパネルをもちいることができるため、追加のハー
ドウェアを必要とせず低コストに高機能なタッチパネル
システムを得られるようになる。
【0008】また、請求項2の発明に係るタッチパネル
システムは、請求項1に記載の発明において、前記座標
設定手段は、前記最初の押下ポイントに基づき、前記タ
ッチパネルの有効エリアを複数の分割エリアに分割し、
前記イベント実行手段は、前記分割エリア上における前
記追加の押下ポイントの押下位置に基づき、各分割エリ
ア別にあらかじめ複数設定されたイベントを選択して実
行することを特徴とする。
【0009】この請求項2の発明によれば、請求項1と
同様の操作で実行するイベントの数を容易に増加できる
ため、より高機能な操作を簡単におこなえるようにな
る。
【0010】また、請求項3の発明に係るタッチパネル
システムは、請求項2に記載の発明において、前記座標
設定手段は、前記最初の押下ポイントが前記タッチパネ
ルの有効エリアの端部であるときには、前記分割エリア
を有効エリア上で斜め方向に分割することを特徴とす
る。
【0011】この請求項3の発明によれば、最初の押下
ポイントがタッチパネルの端部であっても、タッチパネ
ルの有効エリアの制約を受けずに追加の押下ポイントを
操作できるようになり、操作性の向上を図ることができ
る。
【0012】また、請求項4の発明に係るタッチパネル
システムは、請求項2に記載の発明において、前記座標
設定手段は、前記最初の押下ポイントが前記タッチパネ
ルの有効エリアの端部であるときには、前記分割エリア
を前記タッチパネルの有効エリアの中央側で上下方向に
分割することを特徴とする。
【0013】この請求項4の発明によれば、最初の押下
ポイントがタッチパネルの端部であっても、タッチパネ
ルの有効エリアの制約を受けずに追加の押下ポイントを
操作できるようになり、操作性の向上を図ることができ
る。
【0014】また、請求項5の発明に係るタッチパネル
システムは、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明
において、前記タッチパネル上での押下ポイントを画面
表示する表示部を備え、前記座標設定手段は、前記分割
エリアを前記表示部に画面表示することを特徴とする。
【0015】この請求項5の発明によれば、分割エリア
を容易に知ることができ、分割エリア別に異なるイベン
トを知ることができ、追加の押下ポイントの押下操作を
容易におこなえるようになる。
【0016】また、請求項6の発明に係るタッチパネル
システムは、請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明
において、前記イベント実行手段は、前記最初の押下ポ
イントおよび追加の押下ポイントの座標検出に基づき、
ボタンマウスに設けられた複数のボタン操作に相当する
イベントを実行することを特徴とする。
【0017】この請求項6の発明によれば、タッチパネ
ルシステムを用いてボタンマウスに設けられた複数のボ
タン操作機能を得ることができ、ボタンマウスを用いず
とも同等の操作機能を簡単な操作で得られるようにな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るタッチパネルシステムの好適な実施の形態を
詳細に説明する。
【0019】図1は、一般的な抵抗膜(4線式)を利用
したタッチパネルの構成を示す図である。このタッチパ
ネル100を用いた検出状態は、大きく分けて、押さ
れていない、ある座標が押されている、の2通りが得
られる。押下の検出は、2枚重なった導電抵抗膜間の導
通により判別できる。
【0020】押下ポイントP1の押下を検出した場合、
X方向,Y方向の各位置(X1:X2,Y1:Y2)
を、電極101(X+)・電極102(X−)間、また
は電極103(Y+)・電極104(Y−)間に電圧を
かけることにより、反対側の抵抗膜の電極に現れる電圧
を検出し、算定する。
【0021】図2は、2点のポイントを同時に押下した
時の検出状態を示す図である。制御方式にもよるが、押
下ポイントP1,P2の2点を同時に押下した場合は、
2点の中間である中間ポイントPsが押されたように検
出される。このタッチパネル100をマウスと同じよう
に使用しようとする場合、pen−down/upをボ
タンクリックとして扱うことになる。
【0022】(実施の形態1)この発明のタッチパネル
100は、ハードウェア的な構成は、図1に示す一般的
な抵抗膜方式のタッチパネル100をもちいる。本発明
は、あるポイントを押下したまま、他のポイントを追加
押下(タップ)した場合のタッチパネルの動作に特徴が
ある。
【0023】図3は、この発明の本実施の形態1による
2点押下時の動作を説明するための図である。タッチパ
ネル100の出力は、押下ポイントP1の座標(A)→
押下ポイントP1と追加押下ポイントP2(B)の中点
の座標(中間ポイント)Ps(C)→押下ポイントP1
の座標(A)のように遷移し、しかも、この間pen−
upは起こらない。この動作は、通常、スタイラスペン
や指1本で操作しているときに再現することは困難であ
る。
【0024】したがって、このような動作を検出し、そ
れをボタンクリックがおこなわれたものと認識する処理
をおこなうことにより、マウスにおけるボタンクリック
の動作を、タッチパネル100を用いて実現できるよう
になる。
【0025】図4は、タッチパネルを2ボタンマウスと
同様の動作をさせる処理内容を示す流れ図である。pe
n−downにより2ボタンマウスの通常操作における
左クリックとして認識する(ステップS401)。pe
n−down→upが連続する操作は左クリックとして
認識する。この後、ポイントが移動しながらpen−d
ownしたときには(ステップS402)、左クリック
しながらのドラッグ(移動)として認識する(ステップ
S403)。以上の動作は一般的なタッチパネルの動作
である。
【0026】この後、押下ポイントP1でpen−do
wn中に、別の追加押下ポイントP2がタップされる
と、pen−downのまま座標が追加押下ポイントP
2まで連続的に変化し(ステップS404)、一定時間
内に押下ポイントP1の座標に戻る。
【0027】以上の処理により、タッチパネル100を
用いて2ボタンマウスと同様の動作をおこなえるように
なる。図4では、タッチパネルを用いて2ボタンマウス
の右クリック同様の動作を得る処理例について記述した
が、このタッチパネルを用いて他の入力手段の入力操作
に適用することも可能である。
【0028】(実施の形態2)実施の形態2では、実施
の形態1と同様にタッチパネル100を用いて追加押下
ポイントのタップを検出し、クリックイベントとする。
この実施の形態2では、この構成に加えて最初の押下ポ
イントに対し、追加押下ポイントの領域(位置、方向)
を検出して、分割領域別に発生させるクリックイベント
を選択可能に構成したものである。
【0029】図5は、この発明の本実施の形態2による
2点押下時の動作を説明するための図である。この例で
は最初の押下ポイントP1に対し左側の領域で追加押下
ポイントP2をタップした場合と、右側領域で追加押下
ポイントP3をタップした場合で異なるイベントを発生
(操作に基づき処理を選択)できる。これら各押下ポイ
ントP1〜P3は、それぞれタッチパネル100により
座標位置を検出できるため、基準となる押下ポイントP
1を上下に通過する仮想の領域線L1に対して、追加押
下ポイントP2,P3の方向が左右いずれの領域である
かを検出し対応するイベントを実行する。
【0030】なお、最初の押下ポイントP1を基準(中
心)として近接する範囲、たとえば、図5に記載した所
定半径の丸の領域R1、および左右方向の所定の幅の領
域R2は、追加押下ポイントP2,P3のタップの無効
領域として設定しておくことにより、誤動作を防止する
ことができるようになる。
【0031】具体的なイベント内容としては、最初の押
下ポイントP1を基準として左側の領域のタップ(追加
押下ポイントP2)を2ボタンマウスの左クリックと認
識する。一方、右側の領域のタップ(追加押下ポイント
P3)を右クリックと認識する処理をおこなえば、2ボ
タンマウスの左右のクリックの操作と整合させることが
できるようになる。
【0032】また、右側の領域のタップ(追加押下ポイ
ントP3)を右クリック、左側の領域のタップ(追加押
下ポイントP2)を3ボタンマウスの第3ボタン(中ボ
タン)同様のクリックと認識させることもできる。この
構成によれば、実施の形態1で説明した処理に比して判
別可能なポイント数(ボタン数)を増加できるようにな
る。さらに、タッチパネル100上におけるエリアを上
記の2分割以上、例えば3分割あるいはそれ以上に領域
分割するよう構成すれば、処理できるイベント数をさら
に増やすことができる。
【0033】(実施の形態3)実施の形態3は、実施の
形態2と同様に最初の押下ポイントに対し、追加の押下
ポイントの領域を検出して、方向別に発生させるクリッ
クイベントを選択可能な構成を有する。加えて、タッチ
パネル100上での最初の押下ポイントの位置に基づき
追加押下ポイントの位置(方向)を変更させる構成例で
ある。
【0034】図6は、この発明の本実施の形態3による
2点押下時の動作を説明するための図である。通常は、
押下ポイントP1に対し、追加押下ポイントP2,P3
が基準となる最初の押下ポイントP1に対し左右どちら
の領域がタップされたかを判別しクリックイベントとす
る。最初の押下ポイントP1がタッチパネル100の有
効エリアの中央付近である場合には、追加押下ポイント
P2,P3があればこれらに対する左右の領域の判別を
おこなう。
【0035】しかし、最初の押下ポイントがたとえば図
示の押下ポイントP2,P3の位置のようにタッチパネ
ル100の有効エリアの端部であるときには、右側に有
効エリアが少なく、追加の押下ポイントのために右側を
タップする操作がおこなえない。このため、この実施の
形態3では、最初の押下ポイントP2が図示のように右
下に近い場合は、領域分割を左右ではなく、この押下ポ
イントP2を通過する所定角度傾斜した仮想の領域線L
2を基準として領域分割し追加押下ポイントを認識す
る。この場合、追加押下ポイントが斜線L2の左下、あ
るいは右上のいずれの領域であるか検出し、異なるクリ
ックイベントとする。
【0036】同様に、最初の押下ポイントP3が右上に
近い場合は、この押下ポイントP3を通過する所定角度
傾斜した仮想の領域線L3を基準とし、追加押下ポイン
トが左上、あるいは右下のいずれの領域であるかを検出
し、異なるクリックイベントとする。以上の内容は、最
初の押下ポイントがタッチパネル100の有効エリアの
左端にある場合においても同様に処理できる。
【0037】これら仮想の領域線L2,L3の傾斜角度
は、図示のような45度傾斜にするほか、タッチパネル
100の縦横比や表示部(図示略)の画面の縦横比に応
じて変更して設定できる。
【0038】図7は、最初の押下ポイント押下時におけ
るマウスカーソル表示例を示す図である。図7(a)の
ように、最初の押下ポイント(P1とする)がタッチパ
ネル100の有効エリアの中央付近である場合には(図
6参照)、その際のマウスカーソルM部分に仮想の領域
線L1を表示させ、操作者に分割された各領域を通知す
ることができる。同様に、図7(b)は、図6に示す最
初の押下ポイントがP2である場合の表示例、図7
(c)は、図6に示す最初の押下ポイントがP3である
場合の表示例である。
【0039】図8は、仮想の領域線の画面表示例を示す
図である。図7に示す例では、仮想の領域線L1〜L3
をマウスカーソルとともに通知する構成としたが、マウ
スカーソルと関連せずに独立した仮想の領域線L1〜L
3を表示部の表示画面800上に表示し通知する構成に
もできる。図8には、上下方向の仮想の領域線L1の表
示状態を示してある。
【0040】また、最初の押下ポイントP2,P3がタ
ッチパネル100の有効エリアの端部であっても、仮想
の領域線L2,L3は所定角度傾斜させるに限らない。
例えば、図8に示すように、最初の押下ポイントP1が
タッチパネル100の有効エリアの端部であった場合、
仮想の領域線L1を有効エリアの中央側に持っていき、
上下方向の仮想の領域線L1を表示画面800上に表示
させる構成にもできる。
【0041】なお、本実施の形態で説明した領域分割
と、各領域別のイベントを実行させるための方法は、あ
らかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュ
ータやワークステーションなどのコンピュータで実行す
ることにより実現することができる。このプログラム
は、ハードディスク、フロッピー(R)ディスク、CD
−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り
可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録
媒体から読み出されることによって実行される。またこ
のプログラムは、上記記録媒体を介して、インターネッ
トなどのネットワークを介して配布することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、抵抗膜などを使用しパネル表面上での押
下位置の座標検出をおこなうタッチパネルを利用したタ
ッチパネルシステムにおいて、最初の押下ポイントを押
下した状態のままで追加の押下ポイントを押下する操作
をおこなったときに、前記座標は、前記最初の押下ポイ
ントの座標〜該最初の押下ポイントと追加の押下ポイン
トの中点の座標〜最初の押下ポイントの座標となるよう
に遷移させる座標設定手段と、該座標の遷移に基づき異
なるイベントを実行させるイベント実行手段とを備えた
ので、タッチパネル上で2回の押下(タップ)をおこな
うだけで異なるイベントを実行できるようになり、直感
的で修得しやすい操作で操作機能を向上できるようにな
る。また、汎用のタッチパネルをもちいることができる
ため、追加のハードウェアを必要とせず低コストに高機
能なタッチパネルシステムを得られるという効果を奏す
る。
【0043】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明において、前記座標設定手段は、前
記最初の押下ポイントに基づき、前記タッチパネルの有
効エリアを複数の分割エリアに分割し、前記イベント実
行手段は、前記分割エリア上における前記追加の押下ポ
イントの押下位置に基づき、各分割エリア別にあらかじ
め複数設定されたイベントを選択して実行するので、請
求項1と同様の操作で実行するイベントの数を容易に増
加できるため、より高機能な操作を簡単におこなえると
いう効果を奏する。
【0044】また、請求項3に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明において、前記座標設定手段は、前
記最初の押下ポイントが前記タッチパネルの有効エリア
の端部であるときには、前記分割エリアを有効エリア上
で斜め方向に分割するので、最初の押下ポイントがタッ
チパネルの端部であっても、タッチパネルの有効エリア
の制約を受けずに追加の押下ポイントを操作できるよう
になり、操作性の向上を図ることができるという効果を
奏する。
【0045】また、請求項4に記載の発明によれば、請
求項2に記載の発明において、前記座標設定手段は、前
記最初の押下ポイントが前記タッチパネルの有効エリア
の端部であるときには、前記分割エリアを前記タッチパ
ネルの有効エリアの中央側で上下方向に分割するので、
最初の押下ポイントがタッチパネルの端部であっても、
タッチパネルの有効エリアの制約を受けずに追加の押下
ポイントを操作できるようになり、操作性の向上を図る
ことができるという効果を奏する。
【0046】また、請求項5に記載の発明によれば、請
求項1〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記
タッチパネル上での押下ポイントを画面表示する表示部
を備え、前記座標設定手段は、前記分割エリアを前記表
示部に画面表示するので、分割エリアを容易に知ること
ができ、分割エリア別に異なるイベントを知ることがで
き、追加の押下ポイントの押下操作を容易におこなえる
という効果を奏する。
【0047】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、前記
イベント実行手段は、前記最初の押下ポイントおよび追
加の押下ポイントの座標検出に基づき、ボタンマウスに
設けられた複数のボタン操作に相当するイベントを実行
するので、タッチパネルシステムを用いてボタンマウス
に設けられた複数のボタン操作機能を得ることができ、
ボタンマウスを用いずとも同等の操作機能を簡単な操作
で得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な抵抗膜(4線式)を利用したタッチパ
ネルの構成を示す図である。
【図2】2点のポイントを同時に押下した時の検出状態
を示す図である。
【図3】この発明の本実施の形態1による2点押下時の
動作を説明するための図である。
【図4】タッチパネルを2ボタンマウスと同様の動作を
させる処理内容を示す流れ図である。
【図5】この発明の本実施の形態2による2点押下時の
動作を説明するための図である。
【図6】この発明の本実施の形態3による2点押下時の
動作を説明するための図である。
【図7】最初の押下ポイント押下時におけるマウスカー
ソル表示例を示す図である。
【図8】仮想の領域線の画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
100 タッチパネル 101〜104 電極 800 表示画面 P1〜P3 押下ポイント Ps 中間ポイント

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗膜などを使用しパネル表面上での押
    下位置の座標検出をおこなうタッチパネルを利用したタ
    ッチパネルシステムにおいて、 最初の押下ポイントを押下した状態のままで追加の押下
    ポイントを押下する操作をおこなったときに、 前記座標は、前記最初の押下ポイントの座標〜該最初の
    押下ポイントと追加の押下ポイントの中点の座標〜最初
    の押下ポイントの座標となるように遷移させる座標設定
    手段と、 該座標の遷移に基づき異なるイベントを実行させるイベ
    ント実行手段と、を備えたことを特徴とするタッチパネ
    ルシステム。
  2. 【請求項2】 前記座標設定手段は、前記最初の押下ポ
    イントに基づき、前記タッチパネルの有効エリアを複数
    の分割エリアに分割し、 前記イベント実行手段は、前記分割エリア上における前
    記追加の押下ポイントの押下位置に基づき、各分割エリ
    ア別にあらかじめ複数設定されたイベントを選択して実
    行することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル
    システム。
  3. 【請求項3】 前記座標設定手段は、 前記最初の押下ポイントが前記タッチパネルの有効エリ
    アの端部であるときには、前記分割エリアを有効エリア
    上で斜め方向に分割することを特徴とする請求項2に記
    載のタッチパネルシステム。
  4. 【請求項4】 前記座標設定手段は、 前記最初の押下ポイントが前記タッチパネルの有効エリ
    アの端部であるときには、前記分割エリアを前記タッチ
    パネルの有効エリアの中央側で上下方向に分割すること
    を特徴とする請求項2に記載のタッチパネルシステム。
  5. 【請求項5】 前記タッチパネル上での押下ポイントを
    画面表示する表示部を備え、 前記座標設定手段は、前記分割エリアを前記表示部に画
    面表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一
    つに記載のタッチパネルシステム。
  6. 【請求項6】 前記イベント実行手段は、 前記最初の押下ポイントおよび追加の押下ポイントの座
    標検出に基づき、ボタンマウスに設けられた複数のボタ
    ン操作に相当するイベントを実行することを特徴とする
    請求項1〜5のいずれか一つに記載のタッチパネルシス
    テム。
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