JP2010191797A - タッチパネルおよび携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】位置検出精度の向上が可能なタッチパネルを提供する。
【解決手段】第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを第1の方向に交差する方向に並べた構成を有する第1電極と、第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを第1の方向に並べた構成を有する第2電極と、第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求めて、位置検出結果として出力する位置検出手段とを備え、上述した電極片の形状は、個々の電極片の全体が位置検出対象の物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に位置検出対象の物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される。
【選択図】 図1
【解決手段】第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを第1の方向に交差する方向に並べた構成を有する第1電極と、第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを第1の方向に並べた構成を有する第2電極と、第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求めて、位置検出結果として出力する位置検出手段とを備え、上述した電極片の形状は、個々の電極片の全体が位置検出対象の物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に位置検出対象の物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、情報の表示機能と位置入力機能との双方を提供するタッチパネルおよびタッチパネルを搭載した携帯端末装置に関する。
タッチパネルは、液晶表示部の表示面を覆うように透明な位置入力用のシート状電極を重ねて構成される。タッチパネルでは、利用者が上述したシート状電極に指を触れたことによる、あるいは指を近づけたことによる静電容量変化に基づいて、指が触れている位置が検出される。この位置検出結果が、液晶表示部によって表示されたアイコンの指定などに結びつけられる。これにより、アイコンに指などで触れることで、アプリケーションを起動させるといった直感的な操作を行う機能を提供することができる(特許文献1、2参照)。このようなタッチパネルは、金融機関の自動取引装置などとともに、近年では携帯端末装置にも搭載されている。
タッチパネルに備えられるシート状電極は、例えば、図8に示すように構成される。図8の例では、接地電位を与えるITO膜(Indium Tin Oxide)に絶縁層が重ねられている。この絶縁層の上に、X電極パターンおよびY電極パターンが、それぞれX方向とY方向に複数個並べて配設されている。
X電極パターンは、例えば、図8において白抜きで示した複数の菱形のパターンをY方向に接続して形成される。また、Y電極パターンは、図8において網掛けを付して示した複数の菱形のパターンをX方向に接続して形成される。
図8に示したようなシート状電極を用いたタッチパネルでは、例えば、太い破線で示した位置に指が接触した際の静電容量に対応して、図9(a)に示すような検出出力が得られる。なお、図9(a)のX軸方向の番号は、図8に示した各X電極パターンの番号に対応している。この検出出力の分布の重心位置をX,Y方向についてそれぞれ求めることにより、タッチパネルに指が接触している位置を検出している。
ところで、図8に示したようにX電極パターンとY電極パターンとを配置した構成では、検出出力から求めた重心位置が、必ずしも実際の指の位置に一致しないことが知られている。例えば、図9(b)に、指位置のX座標が、番号1のX電極パターンの中央から番号3のX電極パターンの中央位置まで移動する際に、タッチパネルの位置検出結果のX座標を丸印でプロットして示す。図9(b)から分かるように、破線で示した理想的な位置検出結果と検出出力から得られる重心位置との間に不一致が生じている。このような不一致は、Y電極パターンからの検出出力から得られる位置検出結果にも同様に現れる。
このため、従来は、正確な位置検出結果を得るために、図9(b)に示したような傾向を考慮して、検出出力から求めた重心位置の誤差を補正していた。
また一方、図8に示したシート状電極では、X電極パターンに含まれている菱形のパターンとY電極パターンに含まれている菱形のパターンとが敷き詰められている。このようなシート状電極では、重心位置の検出に十分な検出出力が得られるものの、X電極パターンおよびY電極パターンそれぞれの面積が大きく、X電極パターンおよびY電極パターンの寄生容量が大きい。このため、タッチパネルによる位置検出動作の応答性能は、携帯端末装置の表示画面に表示されたアイコンなどを操作するための位置入力装置として利用するのに十分ではなかった。
本件は、位置検出精度の向上が可能なタッチパネルを提供することを目的とする。また、応答性能の向上が可能なタッチパネルを提供することを目的とする。
本件は、正確な入力操作が可能な携帯端末装置を提供することを目的とする。また、迅速な入力操作が可能な携帯端末装置を提供することを目的とする。
上述した目的は、以下に開示するタッチパネルによって達成することができる。
第1の観点のタッチパネルは、第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを第1の方向に交差する第2の方向に並べた構成を有する第1電極と、第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを第1の方向に並べた構成を有する第2電極と、第1電極に備えられた第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、第2電極に備えられた第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求めて、位置検出結果として出力する位置検出手段とを備え、第1の電極パターンおよび第2の電極パターンに備えられる電極片の形状は、個々の電極片の全体が位置検出対象の物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に位置検出対象の物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される。
上述した目的は、以下に開示する携帯端末装置よって達成することができる。
第2の観点の携帯端末装置は、表示制御指示に従って、表示画面に視覚情報を出力する表示手段と、表示画面を覆うように配置された電極シートと、電極シートに近接する物体の位置を前記表示画面上において示す座標を特定する位置特定手段と、位置特定手段で得られた座標に基づいて、前記表示手段によって表示される視覚情報を制御する表示制御指示を生成する表示制御手段とを備え、電極シートは、第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを前記第1の方向に交差する第2の方向に並べた構成を有する第1電極と、第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを前記第1の方向に並べた構成を有する第2電極とを備え、位置特定手段は、第1電極に備えられた前記第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、前記第2電極に備えられた前記第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求める重心検出手段と、重心位置を前記表示画面上の座標に変換する変換手段とを備え、第1の電極パターンおよび前記第2の電極パターンに備えられる電極片の形状は、個々の電極片の全体が前記物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に前記物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、前記個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、前記個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される。
上述したタッチパネルでは、位置検出精度を向上することができる。また、上述したタッチパネルでは、位置検出の応答性能の向上を図ることができる。
上述した携帯端末装置では、正確な入力操作が可能となる。また、上述した携帯端末装置では、迅速な入力操作を可能とすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明のタッチパネルおよびそのタッチパネルを用いた携帯端末装置に対する一実施形態について説明する。
(実施形態1)
図1に、タッチパネルの一実施形態を示す。
(実施形態1)
図1に、タッチパネルの一実施形態を示す。
図1に示したタッチパネルに備えられるm列のX電極パターンおよびn行のY電極パターンは、それぞれ菱形の4辺の中央部に楔形の切り欠きを設けた形状の電極片をY方向とX方向に接続して形成されている。
X電極パターンのそれぞれの一端は接地されており、他端に現れた電位は、対応するアナログ・デジタル変換器(A/D)2111〜211mによってデジタル値に変換され、重心位置算出部(X)213による重心位置算出処理に供される。同様に、各Y電極パターンの一端は接地されており、他端に現れた電位は、対応するアナログ・デジタル変換器(A/D) 2121〜212nによってデジタル値に変換され、重心位置算出部(Y)214による重心位置算出処理に供される。
図1に示したタッチパネルでは、各X電極パターンと対応するA/D変換器2111〜211mとの接点はスイッチを介して接地されている。同様に、各Y電極パターンと対応するA/D変換器2121〜212nとの接点もスイッチを介して接地されている。
図2に、上述したタッチパネルにおける位置検出の説明図を示す。
図2において、上述したX電極パターンに対応するA/D変換器211は、Y電極パターンを対応するスイッチ(SW2)を介して接地させた状態で、点Pxに現れる電位を検出し、対応するデジタル値を出力する。このとき、点Pxに現れる電位は、利用者の指がタッチパネルに接触もしくは近接することによって生じる静電容量Cfと、X電極パターンの寄生容量C1およびX電極パターンとY電極パターンとの間の寄生容量C3とに蓄積された電荷に対応する。このようにして、各列のX電極パターンについて得られた電位を示すデジタルデータについて、重心位置算出部(X)213によって重心位置を求めることにより、利用者の指がタッチパネルに接触あるいは近接している位置のX座標が求められる。なお、図2に示したスイッチ(SW2)は、図1に示した各Y電極パターンと対応するA/D変換器2121〜212nとの接点に接続されたスイッチに相当する。
同様に、上述したY電極パターンに対応するA/D変換器212により、X電極パターンを対応するスイッチ(SW1)を介して接地させた状態で、点Pyに現れる電位が検出され、対応するデジタル値が出力される。このとき、点Pyに現れる電位は、利用者の指がタッチパネルに接触もしくは近接することによって生じる静電容量Cfと、Y電極パターンの寄生容量C2およびX電極パターンとY電極パターンとの間の寄生容量C3とに蓄積された電荷に対応する。このようにして、各行のY電極パターンについて得られた電位を示すデジタルデータについて、重心位置算出部(Y)214によって重心位置を求めることにより、利用者の指がタッチパネルに接触あるいは近接している位置のY座標が求められる。なお、図2に示したスイッチ(SW1)は、図1に示した各X電極パターンと対応するA/D変換器2111〜211mとの接点に接続されたスイッチに相当する。
つまり、図1に示したタッチパネルでは、重心位置算出部(X)213と重心位置算出部(Y)214とを含む構成により、上述した位置検出手段が実現されている。
ここで、上述した静電容量Cfの大きさと、各列のX電極パターンおよび各行のY電極パターンが利用者の指との間で静電容量Cfの形成に主として寄与する部分の面積の大きさとの間には相関関係がある。
したがって、図1に示したように電極片の形状を工夫することにより、後述するように、位置検出対象の直下に位置する電極片を含む電極パターンから得られる検出出力は大きく低減する。一方、この電極パターンに隣接する電極パターンから得られる検出出力は維持される。このため、最近接の電極パターンの検出出力とこれに隣接する電極パターンの検出出力との差が小さくなる。したがって、2つの電極パターンの中間に位置検出対象の物体が近接した場合に、検出される重心位置が、最近接の電極片を含む方の電極パターン側にずれる量を抑えることができる。
例えば、図3(a)に、指の位置が第i−1列のX電極パターンの中央位置から第i列側にずれている場合に、静電容量Cfの形成に寄与する部分に斜線を付して示す。この場合は、第i−1列のX電極パターンに含まれる電極片の一つのほぼ全体と第i列のX電極パターンに含まれる電極片の一つの一部とが指に対応する静電容量Cfの形成に寄与している。
この場合に、静電容量Cfの形成に寄与している第i−1列のX電極パターンに含まれる電極片の面積は、従来の菱形の電極片を採用した場合に比べて、4辺に設けた切り欠きの分だけ減少している。このため、図1に示した形状の電極片の形状を採用した場合に得られる検出出力は、従来の菱形の電極片で得られる検出出力よりも大幅に小さく抑えられる。なお、図4(a)において、従来の菱形の電極片で得られた検出出力を点線の棒グラフで示し、図1に示した形状の電極片の形状を採用した場合に得られる検出出力を、実線の棒グラフで示した。
このようにして、第i−1列のX電極パターンの検出出力を抑制することにより、指の位置が第i−1列と第i列の中間よりも第i−1列に近い場合に、第i−1列のX電極パターンから得られる検出出力が重心位置に過大に反映されることを防ぐことができる。例えば、図4(a)に太い実線で示したような検出出力の分布から、指の位置がより正確に反映された重心位置を求めることができる。なお、図4(a)において、上述した検出出力の分布から求めた重心位置を細い点線で示した。また、図4(a)に、従来の菱形の電極片を採用した場合の検出出力の分布を細い破線で示し、また、この検出出力の分布に基づいて求めた重心位置を一点鎖線で示した。
一方、図3(b)に、指の位置が第i−1列のX電極パターンと第i列のX電極パターンとのほぼ中間にある場合に、静電容量Cfの形成に寄与する部分に斜線を付して示す。この場合は、第i−1列のX電極パターンと第i列のX電極パターンとでほぼ同等の面積の部分が指に対応する静電容量Cfの形成に寄与している。
この場合は、両方のX電極パターンに含まれる電極片において静電容量Cfの形成に寄与している部分の面積の従来の菱形からの減少分は同等で、また、その減少分は小さい。したがって、図4(b)に示すように、第i−3列から第i+3列のX電極パターンから得られた検出出力の分布から求められる重心位置は、従来の形状の電極パターンを用いて得られた検出出力の分布から求められる重心位置と一致する。なお、図4(b)において、図1に示した形状の電極片を採用した場合の検出出力の分布を太い実線で示し、従来の形状の電極パターンを用いて得られた検出出力の分布を細い破線で示した。
また、図3(c)に、指の位置が第i列のX電極パターンの中央位置から第i−1列側にずれている場合に、静電容量Cfの形成に寄与する部分に斜線を付して示す。この場合は、第i列のX電極パターンに含まれる電極片の一つのほぼ全体と第i−1列のX電極パターンに含まれる電極片の一つの一部とが指に対応する静電容量Cfの形成に寄与している。
図3(c)の例では、図3(a)に示した例とは逆に、第i列のX電極パターンの検出出力が抑制される。これにより、指の位置が第i−1列と第i列の中間よりも第i列に近い場合に、第i列のX電極パターンから得られる検出出力が重心位置に過大に反映されることを防ぐことができる。例えば、図4(c)に太い実線で示したような検出出力の分布から指の位置がより正確に反映された重心位置を求めることができる。なお、図4(c)に、上述した検出出力の分布から得られた重心位置を細い点線で示した。また、図4(c)に、従来の菱形の電極片を採用した場合の検出出力の分布を細い破線で示し、また、この検出出力の分布に基づいて求めた重心位置を一点鎖線で示した。
同様に、Y電極パターンによる位置検出においても、図1に示した形状の電極片を接続した各行のY電極パターンを採用することにより、同様の効果を得ることができる。つまり、指の位置が第i−1行と第i行の中間よりも第i−1行に近い場合に、第i−1行のY電極パターンから得られる検出出力が重心位置に過大に反映されることを防ぐことができる。また、指の位置が第i−1行と第i行の中間よりも第i行に近い場合に、第i行のY電極パターンから得られる検出出力が重心位置に過大に反映されることを防ぐことができる。
このようにして、2つの電極パターンの中間に位置検出対象の物体が近接した場合に、より近い電極片を含む方の電極パターンから得られる検出出力が、他方の電極パターンから得られる検出出力を凌駕する傾向を抑えることができる。したがって、検出出力の分布の重心位置を求める際の誤差を低減させ、位置検出精度を向上させることができる。
また、図1に示したように、各X電極パターンおよび各Y電極パターンに含まれる電極片の形状は、従来の菱形の4辺に切り欠きを設ける形状になっている。つまり、従来のタッチパネルに比べて、各X電極パターンおよび各Y電極パターンの面積が少なくなっている。このため、X電極パターンの寄生容量C1およびY電極パターンの寄生容量C2がともに削減されるので、タッチパネルの位置検出の応答性能を向上させることができる。
このように、従来の電極パターンに含まれる個々の電極片の面積を低減する方向の工夫を施した形状の電極片を採用することにより、位置検出精度の向上と、位置検出の応答性能の向上とを両立することができる。つまり、利用者の指の動きに軽快に反応し、しかも、位置検出誤差の少ないタッチパネルを実現することができる。
なお、上述した作用および効果をもたらす個々の電極片の形状は、図1に示した形状に限られない。電極片の形状は、電極片全体が指の静電容量Cfの形成に寄与する場合と電極片の一部が寄与する場合とで、寄与する面積の差が、平面を同一の形状で敷き詰められる多角形とした場合に比べて小さくなる形状であれば如何様なものでもよい。
例えば、図5(a)に示すように、菱形の4辺の中央部に矩形の切り欠きを設けた形状の電極片を採用することもできるし、図5(b)に示すように、菱形の4つの頂点位置から内部に広がる楔形の切り欠きを設けた形状の電極片を採用することもできる。
(実施形態2)
図6に、タッチパネルを備えた携帯端末装置の実施形態を示す。
(実施形態2)
図6に、タッチパネルを備えた携帯端末装置の実施形態を示す。
図6に示した携帯端末装置は、端末制御部201、無線送受信部202、音声信号処理部203、スピーカ204、マイク205、表示制御部206、入力制御部207およびタッチパネル220を備えている。
タッチパネル220は、携帯端末装置の表示部と操作部をかねている。タッチパネル220の液晶ディスプレイ(LCD)221は、表示制御部206からの指示に従って文字や記号、アイコンおよび画像などの視覚情報を利用者に提示する。また、電極シート222は、図1に示したようなX電極パターンおよびY電極パターンと絶縁膜とを備えて形成されており、このLCD221を覆うように配置されている。そして、この電極シート222に利用者の指などの物体が近接した際に、この物体が近接している位置が、アナログ/デジタル(A/D)変換部(X)224、A/D変換部(Y)223、重心位置算出部225によって検出される。
なお、上述したA/D変換部(X)224は、図1に示したA/D変換器2111〜211mに相当する。A/D変換部(Y)223は、図1に示したA/D変換器2121〜212mに相当する。また、重心位置算出部225は、図1に示した重心位置算出部(X)213と重心位置算出部(Y)214との双方の機能を持ち、X電極パターンおよびY電極パターンの配置間隔を基準として物体の位置を表す位置検出結果を出力する。
この位置検出結果は、座標変換部226により、LCD221の表示画面上の位置を示す座標に変換され、入力制御部207を介して端末制御部201に渡される。
図6に示した携帯端末装置では、タッチパネル220に備えられたA/D変換部(X)224、A/D変換部(Y)223、重心位置算出部225および座標変換部226は、上述した位置特定手段に対応する。また、重心位置算出部225は重心検出手段に対応し、座標変換部226は変換手段に対応する。
図7に、上述したようなタッチパネルを備えた携帯端末装置の操作例を示す。
図7(a)に、通話、音声再生、文書作成、Web接続およびメールなどの操作を示すアイコンの選択を促すメニュー表示の例を示す。
上述した電極シート222を備えたタッチパネル220では、実施形態1において説明したように、電極シートに備えられる各電極パターンの電極片の形状が工夫されている。これにより、物体に最も近接している電極パターンの検出出力とこれに隣接する電極パターンの検出出力との差が低減される。このため、2つの電極パターンの中間に位置検出対象の物体が近接した場合にも、重心位置算出部225による重心位置の検出誤差を抑えることができる。したがって、座標変換部226により、検出対象の物体が最も接近している位置に対応する正確な表示画面上の座標を得て、表示制御手段に対応する表示制御部206の処理に供することができる。
また、実施形態1で説明したタッチパネルと同様に、従来のタッチパネルに比べて各電極パターンの寄生容量が小さくなっている。したがって、タッチパネルに近接している物体の位置を素早く検出し、座標変換部226、表示制御部206を介して、表示手段に対応する液晶ディスプレイ221による表示に反映することができる。
このように、図6に示した携帯端末装置では、タッチパネル220を用いた位置検出精度の向上と応答速度の向上が図られている。したがって、例えば、図7(a)に点線で示した位置に利用者の指が接近したことに応じて、タッチパネル220により、この位置が高い精度でしかも速やかに検出される。そして、この位置に対応する表示画面上の正確な座標が、入力制御部207を介して端末制御部201に渡され、音楽再生アイコンを強調表示するなどの表示制御処理に供される。
このように、タッチパネル220では、利用者の指が接触または近接している位置が迅速且つ正確に検出される。したがって、このタッチパネル220から得られる位置入力に基づいて、端末制御部201は、利用者により音楽再生アイコンを選択する旨の操作が行われたことを確実に検出することができる。
これにより、携帯端末装置の操作性を向上し、利用者に非常に快適なインターフェースを提供することができる。
タッチパネル220によってもたらされる操作性の向上は、図7(b)に示すような再生対象の楽曲を選択する画面での操作においても有用である。
例えば、図7(b)に点線で示した位置に利用者の指が接近したことに応じて、タッチパネル220から得られる位置入力を端末制御部201に渡し、検出された位置に対応する楽曲名を強調表示させるなどの表示制御処理に供することができる。そして、このタッチパネル220から得られる位置入力に基づいて、端末制御部201は、利用者により再生対象として指定された楽曲を確実に判別することができる。
なお、図6に示したタッチパネル220に備える電極シート222は、図1に示した形状の電極片を備えたものに限られない。電極片の形状は、電極片全体が指の静電容量Cfの形成に寄与する場合と電極片の一部が寄与する場合とで、寄与する面積の差が、平面を同一の形状で敷き詰められる多角形とした場合に比べて小さくなる形状であれば如何様なものでもよい。例えば、図5(a)に示した形状の電極片を採用することもできるし、図5(b)に示した形状の電極片を採用することもできる。
以上の説明に関して、更に、以下の各項を開示する。
(付記1)第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを前記第1の方向に交差する第2の方向に並べた構成を有する第1電極と、
前記第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを前記第1の方向に並べた構成を有する第2電極と、
前記第1電極に備えられた第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、前記第2電極に備えられた第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求めて、位置検出結果として出力する位置検出手段とを備え、
前記第1の電極パターンおよび前記第2の電極パターンに備えられる電極片の形状は、個々の電極片の全体が位置検出対象の物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に前記位置検出対象の物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、前記個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、前記個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される
ことを特徴とするタッチパネル。
(付記2)前記個々の電極片の外形は、平面を同一の形状で敷き詰められる多角形であり、
前記電極片の外形に対して、前記第1の方向および前記第2の方向について対称的に切り欠きを形成した形状である
ことを特徴とする付記1に記載のタッチパネル。
(付記3)前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各辺の中点位置に切り欠きを形成した
ことを特徴とする付記2に記載のタッチパネル。
(付記4)前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各頂点位置から内部に広がる楔形の切り欠きを形成した
ことを特徴とする付記2に記載のタッチパネル。
(付記5)表示制御指示に従って、表示画面に視覚情報を出力する表示手段と、
前記表示画面を覆うように配置された電極シートと、
前記電極シートに近接する物体の位置を前記表示画面上において示す座標を特定する位置特定手段と、
前記位置特定手段で得られた座標に基づいて、前記表示手段によって表示される視覚情報を制御する表示制御指示を生成する表示制御手段とを備え、
前記電極シートは、
第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを前記第1の方向に交差する第2の方向に並べた構成を有する第1電極と、
前記第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを前記第1の方向に並べた構成を有する第2電極とを備え、
前記位置特定手段は、
前記第1電極に備えられた前記第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、前記第2電極に備えられた前記第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求める重心検出手段と、
前記重心位置を前記表示画面上の座標に変換する変換手段とを備え、
前記第1の電極パターンおよび前記第2の電極パターンに備えられる電極片の形状は、個々の電極片の全体が前記物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に前記物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、前記個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、前記個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される
ことを特徴とする携帯端末装置。
(付記6)前記個々の電極片の外形は、平面を同一の形状で敷き詰められる多角形であり、
前記電極片の外形に対して、前記第1の方向および前記第2の方向について対称的に切り欠きを形成した形状である
ことを特徴とする付記5に記載の携帯端末装置。
(付記7)前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各辺の中点位置に切り欠きを形成した
ことを特徴とする付記6に記載の携帯端末装置。
(付記8)前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各頂点位置から内部に広がる楔形の切り欠きを形成した
ことを特徴とする付記6に記載の携帯端末装置。
(付記1)第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを前記第1の方向に交差する第2の方向に並べた構成を有する第1電極と、
前記第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを前記第1の方向に並べた構成を有する第2電極と、
前記第1電極に備えられた第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、前記第2電極に備えられた第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求めて、位置検出結果として出力する位置検出手段とを備え、
前記第1の電極パターンおよび前記第2の電極パターンに備えられる電極片の形状は、個々の電極片の全体が位置検出対象の物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に前記位置検出対象の物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、前記個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、前記個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される
ことを特徴とするタッチパネル。
(付記2)前記個々の電極片の外形は、平面を同一の形状で敷き詰められる多角形であり、
前記電極片の外形に対して、前記第1の方向および前記第2の方向について対称的に切り欠きを形成した形状である
ことを特徴とする付記1に記載のタッチパネル。
(付記3)前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各辺の中点位置に切り欠きを形成した
ことを特徴とする付記2に記載のタッチパネル。
(付記4)前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各頂点位置から内部に広がる楔形の切り欠きを形成した
ことを特徴とする付記2に記載のタッチパネル。
(付記5)表示制御指示に従って、表示画面に視覚情報を出力する表示手段と、
前記表示画面を覆うように配置された電極シートと、
前記電極シートに近接する物体の位置を前記表示画面上において示す座標を特定する位置特定手段と、
前記位置特定手段で得られた座標に基づいて、前記表示手段によって表示される視覚情報を制御する表示制御指示を生成する表示制御手段とを備え、
前記電極シートは、
第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを前記第1の方向に交差する第2の方向に並べた構成を有する第1電極と、
前記第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを前記第1の方向に並べた構成を有する第2電極とを備え、
前記位置特定手段は、
前記第1電極に備えられた前記第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、前記第2電極に備えられた前記第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求める重心検出手段と、
前記重心位置を前記表示画面上の座標に変換する変換手段とを備え、
前記第1の電極パターンおよび前記第2の電極パターンに備えられる電極片の形状は、個々の電極片の全体が前記物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に前記物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、前記個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、前記個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される
ことを特徴とする携帯端末装置。
(付記6)前記個々の電極片の外形は、平面を同一の形状で敷き詰められる多角形であり、
前記電極片の外形に対して、前記第1の方向および前記第2の方向について対称的に切り欠きを形成した形状である
ことを特徴とする付記5に記載の携帯端末装置。
(付記7)前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各辺の中点位置に切り欠きを形成した
ことを特徴とする付記6に記載の携帯端末装置。
(付記8)前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各頂点位置から内部に広がる楔形の切り欠きを形成した
ことを特徴とする付記6に記載の携帯端末装置。
201 端末制御部
202 無線送受信部
203 音声信号処理部
204 スピーカ
205 マイク
206 表示制御部
207 入力制御部
2111〜211m、2121〜212n アナログ/デジタル変換器(A/D)
213 重心位置算出部(X)
214 重心位置算出部(Y)
220 タッチパネル
221 液晶ディスプレイ(LCD)
222 電極シート
223 アナログ/デジタル(A/D)変換部(Y)
224 アナログ/デジタル(A/D)変換部(X)
225 重心位置算出部
226 座標変換部
202 無線送受信部
203 音声信号処理部
204 スピーカ
205 マイク
206 表示制御部
207 入力制御部
2111〜211m、2121〜212n アナログ/デジタル変換器(A/D)
213 重心位置算出部(X)
214 重心位置算出部(Y)
220 タッチパネル
221 液晶ディスプレイ(LCD)
222 電極シート
223 アナログ/デジタル(A/D)変換部(Y)
224 アナログ/デジタル(A/D)変換部(X)
225 重心位置算出部
226 座標変換部
Claims (5)
- 第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを前記第1の方向に交差する第2の方向に並べた構成を有する第1電極と、
前記第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを前記第1の方向に並べた構成を有する第2電極と、
前記第1電極に備えられた第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、前記第2電極に備えられた第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求めて、位置検出結果として出力する位置検出手段とを備え、
前記第1の電極パターンおよび前記第2の電極パターンに備えられる電極片の形状は、個々の電極片の全体が位置検出対象の物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に前記位置検出対象の物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、前記個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、前記個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される
ことを特徴とするタッチパネル。 - 請求項1に記載のタッチパネルにおいて、
前記個々の電極片の外形は、平面を同一の形状で敷き詰められる多角形であり、
前記電極片の外形に対して、前記第1の方向および前記第2の方向について対称的に切り欠きを形成した形状である
ことを特徴とするタッチパネル。 - 請求項2に記載のタッチパネルにおいて、
前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各辺の中点位置に切り欠きを形成した
ことを特徴とするタッチパネル。 - 請求項2に記載のタッチパネルにおいて、
前記個々の電極片の外形が菱形であり、
前記菱形の各頂点位置から内部に広がる楔形の切り欠きを形成した
ことを特徴とするタッチパネル。 - 表示制御指示に従って、表示画面に視覚情報を出力する表示手段と、
前記表示画面を覆うように配置された電極シートと、
前記電極シートに近接する物体の位置を前記表示画面上において示す座標を特定する位置特定手段と、
前記位置特定手段で得られた座標に基づいて、前記表示手段によって表示される視覚情報を制御する表示制御指示を生成する表示制御手段とを備え、
前記電極シートは、
第1の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第1の電極パターンを前記第1の方向に交差する第2の方向に並べた構成を有する第1電極と、
前記第2の方向に所定の形状の電極片を接続して形成された第2の電極パターンを前記第1の方向に並べた構成を有する第2電極とを備え、
前記位置特定手段は、
前記第1電極に備えられた前記第1の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置と、前記第2電極に備えられた前記第2の電極パターンそれぞれの静電容量を示す検出出力の重心位置とを求める重心検出手段と、
前記重心位置を前記表示画面上の座標に変換する変換手段とを備え、
前記第1の電極パターンおよび前記第2の電極パターンに備えられる電極片の形状は、個々の電極片の全体が前記物体に対応する静電容量の形成に寄与する場合と、隣り合う2つの電極パターンに属する電極片の中間に前記物体が近接する際に静電容量の形成に寄与する場合とで、前記個々の電極片の寄与する部分の面積の差が、前記個々の電極片の形状が平面を同一の形状で敷き詰められる多角形である場合に比べて小さくするように決定される
ことを特徴とする携帯端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009036800A JP2010191797A (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | タッチパネルおよび携帯端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009036800A JP2010191797A (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | タッチパネルおよび携帯端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010191797A true JP2010191797A (ja) | 2010-09-02 |
Family
ID=42817760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009036800A Withdrawn JP2010191797A (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | タッチパネルおよび携帯端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010191797A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102645997A (zh) * | 2012-02-29 | 2012-08-22 | 华映视讯(吴江)有限公司 | 触控面板及其触碰点分辨方法 |
JP2012221426A (ja) * | 2011-04-13 | 2012-11-12 | Sharp Corp | タッチパネル、タッチパネルシステム、および電子機器 |
CN103049145A (zh) * | 2011-10-14 | 2013-04-17 | 晨星软件研发(深圳)有限公司 | 互容式触控感应装置及包含互容式触控感应装置的电子*** |
JP2013131079A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Futaba Corp | 投影型静電容量方式タッチパネルとその座標検出方法 |
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US9329737B2 (en) | 2012-10-04 | 2016-05-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Touch panel comprising sensing electrodes with protrusions |
CN106293290A (zh) * | 2015-06-10 | 2017-01-04 | 宸鸿科技(厦门)有限公司 | 触控装置 |
-
2009
- 2009-02-19 JP JP2009036800A patent/JP2010191797A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106293290A (zh) * | 2015-06-10 | 2017-01-04 | 宸鸿科技(厦门)有限公司 | 触控装置 |
CN106293290B (zh) * | 2015-06-10 | 2023-08-29 | 宸鸿科技(厦门)有限公司 | 触控装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120501 |