JP2019003306A - リモコン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】抵抗膜方式のタッチパネルに対するユーザーの2点のタッチ位置を特定してユーザー操作を受け付け可能なリモコン装置を得ること。【解決手段】抵抗膜方式タッチパネル2と、抵抗膜方式タッチパネル2から出力された電圧値をアナログ値からデジタル値に変換するA/D変換部11と、規定された周期でデジタル値に変換された電圧値を取得し、デジタル値に変換された電圧値を、抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面での位置を示す座標値に変換する座標変換部13と、規定された周期で座標変換部13から座標値を取得し、座標値の変化から抵抗膜方式タッチパネル2に対するユーザーのタッチ位置を特定し、ユーザーの操作内容を決定するタッチイベント検出部14と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、設備機器の操作を行うリモコン装置に関する。
空調機器、照明機器、換気機器などの設備機器に対する操作を行い、設備機器の動作状態を表示するリモコン装置には、表示機能を併せ持つタッチパネルでユーザーからの操作を受け付けるものがある。タッチパネルの方式には、抵抗膜方式、静電容量方式などがある。従来、抵抗膜方式のタッチパネルは、静電容量方式のタッチパネルと比較して安価であるが、ユーザーのマルチタッチ操作を受け付けることができなかった。このような課題に対して、特許文献1には、接触抵抗の変化量からシングルタッチかマルチタッチかを検出することによって、抵抗膜方式のタッチパネルを使用しつつマルチタッチパネルに相当する操作を実現する技術が開示されている。
特開2011−227671号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、ユーザーがタッチパネルにタッチした複数のタッチ位置を把握できない。そのため、予め設定された特定のユーザー操作しか受け付けることができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、抵抗膜方式のタッチパネルに対するユーザーの2点のタッチ位置を特定してユーザー操作を受け付け可能なリモコン装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るリモコン装置は、抵抗膜方式タッチパネルと、抵抗膜方式タッチパネルから出力された電圧値をアナログ値からデジタル値に変換するアナログデジタル変換部と、規定された周期でデジタル値に変換された電圧値を取得し、デジタル値に変換された電圧値を、抵抗膜方式タッチパネルの表示画面での位置を示す座標値に変換する座標変換部と、規定された周期で座標変換部から座標値を取得し、座標値の変化から抵抗膜方式タッチパネルに対するユーザーのタッチ位置を特定し、ユーザーの操作内容を決定するタッチイベント検出部と、を備える。
本発明によれば、リモコン装置は、抵抗膜方式のタッチパネルに対するユーザーの2点のタッチ位置を特定してユーザー操作を受け付けることができる、という効果を奏する。
リモコン装置の構成例を示すブロック図 リモコン装置において抵抗膜方式タッチパネルから座標値の情報を取得する処理を示すフローチャート リモコン装置のタッチイベント検出部におけるタッチ推定処理を示すフローチャート リモコン装置の抵抗膜方式タッチパネルにおいてユーザーから2点のタッチを受けた場合の各座標値の関係を示す図 リモコン装置のタッチイベント検出部におけるリリース推定処理を示すフローチャート
以下に、本発明の実施の形態に係るリモコン装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係るリモコン装置1の構成例を示すブロック図である。リモコン装置1は、図1において図示しない空調機器、照明機器、換気機器などの設備機器を操作する操作端末である。リモコン装置1は、抵抗膜方式タッチパネル2と、操作処理部3と、を備える。抵抗膜方式タッチパネル2は、抵抗膜方式のタッチパネルであり、従来と同様の構成である。操作処理部3は、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2上でタッチした1点または2点のタッチ位置を特定し、ユーザーの操作内容を決定する。
操作処理部3の構成について説明する。操作処理部3は、A/D(Analog/Digital)変換部11と、出力電圧サンプリング部12と、座標変換部13と、タッチイベント検出部14と、記憶部15と、画面制御部16と、を備える。
A/D変換部11は、抵抗膜方式タッチパネル2から出力されたX方向電圧値およびY方向電圧値をアナログ値からデジタル値に変換するアナログデジタル変換部である。ここでは一例として、抵抗膜方式タッチパネル2の2次元のタッチパネル部分すなわち表示画面の横方向をX方向とし、縦方向をY方向とする。抵抗膜方式タッチパネル2のX方向電圧値とは、抵抗膜方式タッチパネル2の2次元のタッチパネル部分すなわち表示画面の横方向におけるユーザーのタッチ位置を示す電圧値である。ユーザーのX方向すなわち横方向のタッチ位置によって、X方向電圧値も異なる。また、抵抗膜方式タッチパネル2のY方向電圧値とは、抵抗膜方式タッチパネル2の2次元のタッチパネル部分すなわち表示画面の縦方向におけるユーザーのタッチ位置を示す電圧値である。ユーザーのY方向すなわち縦方向のタッチ位置によって、Y方向電圧値も異なる。
出力電圧サンプリング部12は、規定された周期で、A/D変換部11からデジタル値に変換後の抵抗膜方式タッチパネル2のX方向電圧値およびY方向電圧値を取得し、座標変換部13に出力する。
座標変換部13は、出力電圧サンプリング部12から取得した抵抗膜方式タッチパネル2のX方向電圧値を、抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面でのX方向の位置を示すX方向座標値に変換する。また、座標変換部13は、出力電圧サンプリング部12から取得した抵抗膜方式タッチパネル2のY方向電圧値を、抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面でのY方向の位置を示すY方向座標値に変換する。X方向座標値およびY方向座標値を併せて、抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面での位置を示す座標値とする。座標変換部13は、出力電圧サンプリング部12からX方向電圧値およびY方向電圧値を取得する周期、すなわち前述の規定された周期で、座標値の情報をタッチイベント検出部14に出力する。
タッチイベント検出部14は、規定された周期で座標変換部13から座標値を取得し、座標値の変化から抵抗膜方式タッチパネル2に対するユーザーのタッチ位置、すなわちユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2上でタッチした1点または2点のタッチ位置を特定し、ユーザーの操作内容を決定する。
記憶部15は、タッチイベント検出部14が座標変換部13から取得した座標値、タッチイベント検出部14が検出した抵抗膜方式タッチパネル2に対するユーザーのタッチ位置の情報などを記憶する。記憶部15には、タッチイベント検出部14が座標変換部13から取得した座標値が記憶されるタッチ検出履歴151、リモコン装置1の状態が記憶されるタッチ検出状態152、およびユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2にタッチした位置およびタッチを終了すなわちリリースした位置を示す座標値が記憶される検出確定座標153の領域がある。各領域に記憶される情報については後述する。
画面制御部16は、タッチイベント検出部14で決定されたユーザーの操作内容に応じて、抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面に表示される表示内容を制御する。
つづいて、リモコン装置1の動作について説明する。図2は、本実施の形態に係るリモコン装置1において抵抗膜方式タッチパネル2から座標値の情報を取得する処理を示すフローチャートである。
リモコン装置1において、A/D変換部11は、抵抗膜方式タッチパネル2から出力されたX方向電圧値およびY方向電圧値をA/D変換、すなわちアナログ値からデジタル値に変換する(ステップS101)。出力電圧サンプリング部12は、規定された周期で、A/D変換部11からデジタル値に変換後のX方向電圧値およびY方向電圧値を取得する(ステップS102)。出力電圧サンプリング部12は、取得したX方向電圧値およびY方向電圧値を座標変換部13に出力する。
座標変換部13は、出力電圧サンプリング部12から取得したX方向電圧値およびY方向電圧値を、抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面での位置を示す座標値に変換する(ステップS103)。具体的に、座標変換部13は、出力電圧サンプリング部12から取得したX方向電圧値を抵抗膜方式タッチパネル2のX方向座標値に変換し、出力電圧サンプリング部12から取得したY方向電圧値を抵抗膜方式タッチパネル2のY方向座標値に変換する。座標変換部13は、X方向座標値およびY方向座標値から抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面での位置を示す座標値を得る。例えば、X方向座標値をxとし、Y方向座標値をyとすると、抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面での位置を示す座標値は(x,y)となる。座標変換部13は、座標値をタッチイベント検出部14に出力する。
タッチイベント検出部14は、座標変換部13から今回新たに取得した座標値を、記憶部15のタッチ検出履歴151に記憶させる。タッチ検出履歴151には、過去に取得された複数の座標値が記憶されているものとする。タッチイベント検出部14は、タッチ検出履歴151の記憶領域の容量に応じて、規定された個数の座標値を記憶部15のタッチ検出履歴151に記憶させ、座標値が規定された個数に達した場合は取得時期の古いものから順に削除してもよい。タッチイベント検出部14は、今回取得した座標値が、前回取得した座標値から変化しているか否かを判定する(ステップS104)。タッチイベント検出部14は、記憶部15のタッチ検出履歴151を参照し、今回取得した最新の座標値と、前回取得した座標値とを比較する。前回取得した座標値とは、リモコン装置1において、前回、図2に示すフローチャートの処理を行った際に取得した座標値である。初めて座標値を取得した場合、タッチイベント検出部14は、ステップS104においてYesの判定を行うこととする。
最新の座標値が前回取得した座標値から変化している場合(ステップS104:Yes)、タッチイベント検出部14は、最新の座標値から、抵抗膜方式タッチパネル2にユーザーからのタッチ入力が有るか否かを判定する(ステップS105)。タッチイベント検出部14は、最新の座標値(x,y)で示される抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面での位置が、抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面の領域を示す場合、抵抗膜方式タッチパネル2にユーザーからのタッチ入力が有ると判定する。抵抗膜方式タッチパネル2にユーザーからのタッチ入力が有る場合(ステップS105:Yes)、タッチイベント検出部14は、タッチ推定処理を実行する(ステップS106)。抵抗膜方式タッチパネル2にユーザーからのタッチ入力がない、すなわちリリースされている場合(ステップS105:No)、タッチイベント検出部14は、リリース推定処理を実行する(ステップS107)。なお、最新の座標値が前回取得した座標値から変化していない場合(ステップS104:No)、タッチイベント検出部14は、処理を終了する。
つぎに、図2のフローチャートのステップS106に示すタッチイベント検出部14のタッチ推定処理の詳細な処理について説明する。図3は、本実施の形態に係るリモコン装置1のタッチイベント検出部14におけるタッチ推定処理を示すフローチャートである。
タッチイベント検出部14は、記憶部15のタッチ検出状態152を参照し、現在のリモコン装置1の状態を確認する(ステップS201)。現在のリモコン装置1の状態が入力待ち、すなわち抵抗膜方式タッチパネル2においてユーザーの操作の入力を待っている状態の場合(ステップS201:入力待ち)、タッチイベント検出部14は、座標変換部13から取得して記憶部15のタッチ検出履歴151に記憶させた最新の座標値をユーザーの1点目のタッチ位置を示す1点目タッチ座標値とし、1点目タッチ座標値を記憶部15の検出確定座標153に記憶させる(ステップS202)。タッチイベント検出部14は、記憶部15のタッチ検出状態152を、入力待ちから1点タッチ検出中に更新する(ステップS203)。1点タッチ検出中とは、リモコン装置1において、ユーザーから1点タッチを受け付けている状態である。このように、タッチイベント検出部14は、抵抗膜方式タッチパネル2に対する1点目タッチ座標値が未検出の場合、座標値を1点目タッチ座標値として検出する。
現在のリモコン装置1の状態が1点タッチ検出中、すなわち抵抗膜方式タッチパネル2においてユーザーの操作として1点目のタッチを受け付けている状態の場合(ステップS201:1点タッチ検出中)、タッチイベント検出部14は、記憶部15の検出確定座標153に記憶させている1点目タッチ座標値と、座標変換部13から取得して記憶部15のタッチ検出履歴151に記憶させた最新の座標値との第1の距離を算出する(ステップS204)。タッチイベント検出部14は、算出した第1の距離と予め設定された第1の閾値とを比較する(ステップS205)。
第1の距離が第1の閾値より大きい場合(ステップS205:Yes)、タッチイベント検出部14は、ユーザーが2点タッチしていると判定する(ステップS206)。タッチイベント検出部14は、最新の座標値を、1点目タッチ座標値と抵抗膜方式タッチパネル2に対するユーザーの2点目のタッチ位置を示す2点目タッチ座標値との中間の位置を示す中間点座標値とし、1点目タッチ座標値および中間点座標値を用いて、2点目タッチ座標値を推定する(ステップS207)。具体的に、タッチイベント検出部14は、1点目タッチ座標値から中間点座標値までの距離を2倍にすることで2点目タッチ座標値を推定する。例えば、抵抗膜方式タッチパネル2において、1点目タッチ座標値から中間点座標値までのX方向の距離をa、Y方向の距離をbとすると、1点目タッチ座標値から2点目タッチ座標値までのX方向の距離は2a、Y方向の距離は2bとなる。これは、抵抗膜方式タッチパネル2においてユーザーから2点のタッチを受け付けた場合、抵抗膜方式タッチパネル2が、2点の電圧値の平均値、すなわち2点の座標値の中間の座標値に相当する電圧値を出力するという特性を利用したものである。
図4は、本実施の形態に係るリモコン装置1の抵抗膜方式タッチパネル2においてユーザーから2点のタッチを受けた場合の各座標値の関係を示す図である。抵抗膜方式タッチパネル2は、1点目タッチ座標値でユーザーから1点目のタッチを受け付けている状況において、さらに2点目タッチ座標値でユーザーから2点目のタッチを受けた場合、図4に示す中間点座標値の位置を示す電圧値を出力する。すなわち、抵抗膜方式タッチパネル2は、中間点座標値の位置でユーザーのタッチを受け付けていると判断する。ここで、リモコン装置1は、ユーザーが1点目タッチ座標値で1点目のタッチをしてから2点目タッチ座標値で2点目のタッチをするまでに生じる僅かな時間差を利用する。リモコン装置1は、ユーザーが1点目のタッチをしたときの1点目タッチ座標値を検出することができれば、1点目タッチ座標値と、ユーザーが2点目のタッチをしてから検出できる中間点座標値とを用いることで、前述のように2点目タッチ座標値を推定することができる。
なお、出力電圧サンプリング部12のサンプリング周期すなわち規定された周期については、想定される前述の時間差よりも短い間隔に設定しておくこととする。また、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面上でタッチ位置を変更する操作中におけるサンプリング周期でのタッチ位置の移動距離と比較して、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面上で2点タッチを開始したことによる1点目タッチ座標値から中間点座標値への座標値の移動距離の方が大きいことが想定される。そのため、これらの移動距離を考慮して第1の閾値を設定しておくこととする。
タッチイベント検出部14は、推定した2点目タッチ座標値を記憶部15の検出確定座標153に記憶させる(ステップS208)。タッチイベント検出部14は、記憶部15のタッチ検出状態152を、1点タッチ検出中から2点タッチ検出中に更新する(ステップS209)。2点タッチ検出中とは、リモコン装置1において、ユーザーから2点タッチを受け付けている状態である。このように、タッチイベント検出部14は、1点目タッチ座標値が検出済みかつ第1の距離が第1の閾値より大きい場合、座標値を中間点座標値とし、1点目タッチ座標値および中間点座標値を用いて、2点目タッチ座標値を推定する。
算出した第1の距離が予め設定された第1の閾値以下の場合(ステップS205:No)、タッチイベント検出部14は、ユーザーが1点タッチ中において、1点目のタッチ操作を継続中と判定する(ステップS210)。ユーザーによる1点目のタッチ操作とは、長押し、またはドラッグなどによって抵抗膜方式タッチパネル2上でタッチ位置を変更することである。この場合、タッチイベント検出部14は、記憶部15の記憶内容をさらに変更することなく処理を終了する。
現在のリモコン装置1の状態が2点タッチ検出中、すなわち抵抗膜方式タッチパネル2においてユーザーの操作としてタッチを2点受け付けている状態の場合(ステップS201:2点タッチ検出中)、タッチイベント検出部14は、記憶部15の検出確定座標153に記憶させている1点目タッチ座標値と最新の座標値との第2の距離を算出し、記憶部15の検出確定座標153に記憶させている2点目タッチ座標値と最新の座標値との第3の距離を算出する(ステップS211)。タッチイベント検出部14は、算出した第2の距離および第3の距離と、予め設定された第2の閾値とを比較する(ステップS212)。第2の閾値については、1点目タッチ座標値または2点目タッチ座標値の座標値と同一の座標値とみなすことができる誤差の範囲として設定しておくこととする。
算出した第2の距離または第3の距離のいずれか一方が第2の閾値より小さい場合(ステップS212:Yes)、タッチイベント検出部14は、ユーザーが2点タッチのリリース途中であると推定する(ステップS213)。タッチイベント検出部14は、記憶部15のタッチ検出状態152を、2点タッチ検出中から2点タッチリリース中に更新する(ステップS214)。2点タッチリリース中とは、リモコン装置1において、ユーザーが2点タッチを終了する途中の状態、すなわち2点タッチ中から入力待ちの状態に遷移する過程の状態である。
算出した第2の距離および第3の距離の両方が第2の閾値以上の場合(ステップS212:No)、タッチイベント検出部14は、ユーザーが2点タッチ中において、1点目および2点目のタッチ操作を継続中と判定する(ステップS215)。ユーザーによる1点目および2点目のタッチ操作とは、長押し、または、ドラッグ、ピンチイン、ピンチアウトなどによって抵抗膜方式タッチパネル2上でタッチ位置を変更することである。この場合、タッチイベント検出部14は、記憶部15の記憶内容をさらに変更することなく処理を終了する。
つぎに、図2のフローチャートのステップS107に示すタッチイベント検出部14のリリース推定処理の詳細な処理について説明する。図5は、本実施の形態に係るリモコン装置1のタッチイベント検出部14におけるリリース推定処理を示すフローチャートである。
タッチイベント検出部14は、記憶部15のタッチ検出状態152を参照し、現在のリモコン装置1の状態を確認する(ステップS301)。現在のリモコン装置1の状態が1点タッチ検出中の場合(ステップS301:1点タッチ検出中)、タッチイベント検出部14は、座標変換部13から取得して記憶部15のタッチ検出履歴151に記憶させた最新の座標値の直前の座標値から1点目リリース座標値を推定し(ステップS302)、1点目リリース座標値を記憶部15の検出確定座標153に記憶させる(ステップS303)。タッチイベント検出部14は、記憶部15の検出確定座標153に記憶されている1点目座標値の変化、すなわち1点目タッチ座標値および1点目リリース座標値から、抵抗膜方式タッチパネル2の1点をタッチしているユーザーの操作内容を決定する(ステップS304)。1点をタッチしているユーザーの操作とは、例えば、シングルタップ、ドラッグなどである。タッチイベント検出部14は、記憶部15のタッチ検出状態152を、1点タッチ検出中から入力待ちに更新する(ステップS305)。
現在のリモコン装置1の状態が2点タッチリリース中の場合(ステップS301:2点タッチリリース中)、タッチイベント検出部14は、座標変換部13から取得して記憶部15のタッチ検出履歴151に記憶させた最新の座標値の直前の座標値を、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2に対するタッチを終了する直前のタッチ位置を示す最後の座標値として検出する(ステップS306)。また、タッチイベント検出部14は、座標変換部13から取得して記憶部15のタッチ検出履歴151に記憶させている過去の座標値から、1点目タッチ座標値または2点目タッチ座標値で示される一方のタッチ位置において、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2に対するタッチを終了する直前の最後の中間点座標値を検出する(ステップS307)。最後の中間点座標値は、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2に対して最後に2点タッチしていたときの座標値である。具体的に、タッチイベント検出部14は、1点目タッチ座標値と第1の時刻の座標値との第1の距離を算出し、また2点目タッチ座標値と第1の時刻の座標値との第1の距離を算出する。タッチイベント検出部14は、いずれか一方の第1の距離が第1の閾値以下になった場合、第1の時刻の座標値の直前の座標値を、前述の最後の中間点座標値として検出する。
タッチイベント検出部14は、最後の座標値および最後の中間点座標値を用いて、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2に対するタッチを終了したときの1点目タッチ座標値に対するタッチ終了直前の1点目リリース座標値、および2点目タッチ座標値に対するタッチ終了直前の2点目リリース座標値を推定する(ステップS308)。タッチイベント検出部14は、図4に示す前述の抵抗膜方式タッチパネル2の特性を利用することで、最後の座標値および最後の中間点座標値を用いて、1点目リリース座標値および2点目リリース座標値を推定することができる。なお、タッチイベント検出部14は、実際にはユーザーが1点目のタッチ位置または2点目のタッチ位置のどちらを先に離したすなわちリリースしたのかは特定できない。そのため、タッチイベント検出部14は、最後の座標値が1点目タッチ座標値または2点目タッチ座標値のどちらに近いかによって、リリースした順番を推定してもよい。タッチイベント検出部14は、例えば、最後の座標値が2点目タッチ座標値よりも1点目タッチ座標値に近い場合、ユーザーは2点目タッチ座標値で示されるタッチを先に終了したと推定し、最後の座標値が1点目タッチ座標値よりも2点目タッチ座標値に近い場合、ユーザーは1点目タッチ座標値で示されるタッチを先に終了したと推定する。このように、タッチイベント検出部14は、最後の座標値および最後の中間点座標値を用いて、1点目リリース座標値および2点目リリース座標値を推定する。
タッチイベント検出部14は、推定した1点目リリース座標値および2点目リリース座標値を記憶部15の検出確定座標153に記憶させる(ステップS309)。タッチイベント検出部14は、記憶部15の検出確定座標153に記憶されている1点目座標値の変化、すなわち1点目タッチ座標値および1点目リリース座標値、さらに記憶部15の検出確定座標153に記憶されている2点目座標値の変化、すなわち2点目タッチ座標値および2点目リリース座標値から、抵抗膜方式タッチパネル2の2点をタッチしているユーザーの操作内容を決定する(ステップS310)。2点をタッチしているユーザーの操作とは、例えば、シングルタップ、ドラッグ、ピンチイン、ピンチアウトなどである。タッチイベント検出部14は、記憶部15のタッチ検出状態152を、2点タッチリリース中から入力待ちに更新する(ステップS311)。
タッチイベント検出部14は、ステップS302からステップS305の処理、またはステップS306からステップS311の処理によって決定したユーザーの操作内容、および検出確定座標153で示される座標値の情報を画面制御部16に通知する(ステップS312)。画面制御部16は、タッチイベント検出部14で検出されたユーザーの操作内容に応じて、抵抗膜方式タッチパネル2の画面に表示される表示内容を制御する。
ここで、リモコン装置1のハードウェア構成について説明する。リモコン装置1において、抵抗膜方式タッチパネル2は、抵抗膜式のタッチパネルである。A/D変換部11はA/D変換回路である。記憶部15はメモリである。出力電圧サンプリング部12、座標変換部13、タッチイベント検出部14、および画面制御部16は処理回路により実現される。処理回路は、専用のハードウェアであってもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)およびメモリであってもよい。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路がCPUおよびメモリで構成される場合、リモコン装置1の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアはプログラムとして記述され、メモリに格納される。処理回路では、メモリに記憶されたプログラムをCPUが読み出して実行することにより、各機能を実現する。ここで、CPUは、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、またはDSP(Digital Signal Processor)などであってもよい。また、メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(登録商標)(Electrically EPROM)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、またはDVD(Digital Versatile Disc)などが該当する。
リモコン装置1の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。このように、処理回路は、専用のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、リモコン装置1では、抵抗膜方式タッチパネル2でのユーザーのタッチ位置を示す座標値の変化から、抵抗膜方式タッチパネル2に対するユーザーのタッチ位置を特定し、ユーザーの操作内容を決定することとした。これにより、リモコン装置1は、抵抗膜方式タッチパネル2でのユーザーの2点タッチを検出するための新たな回路または装置を追加することなく、抵抗膜方式タッチパネル2に対するユーザーの2点のタッチ位置を特定してユーザー操作を受け付けることができる。
なお、リモコン装置1は、本実施の形態では、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2の1点をタッチしていたときは1点目座標値すなわち1点目タッチ座標値および1点目リリース座標値を用いて、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2の2点をタッチしていたときは1点目座標値すなわち1点目タッチ座標値および1点目リリース座標値、さらに2点目座標値すなわち2点目タッチ座標値および2点目リリース座標値を用いて、ユーザー操作内容を決定していたが、これに限定されるものではない。リモコン装置1は、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2の1点をタッチしていたときは1点目タッチ座標値を用いて、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2の2点をタッチしていたときは1点目タッチ座標値および2点目タッチ座標値を用いて、ユーザー操作内容を決定してもよい。すなわち、リモコン装置1は、ユーザーが抵抗膜方式タッチパネル2の表示画面をタッチした場合、タッチを終了したリリース位置の座標値は使用せず、タッチを開始した位置の座標値のみでユーザー操作内容を決定してもよい。
また、リモコン装置1は、本実施の形態では、1点目タッチ座標値および中間点座標値の検出を1度しか実施していないが、2点目タッチ座標値の推定精度を向上させるため、1点目タッチ座標値および中間点座標値の検出を複数回実施してもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 リモコン装置、2 抵抗膜方式タッチパネル、3 操作処理部、11 A/D変換部、12 出力電圧サンプリング部、13 座標変換部、14 タッチイベント検出部、15 記憶部、16 画面制御部。

Claims (3)

  1. 抵抗膜方式タッチパネルと、
    前記抵抗膜方式タッチパネルから出力された電圧値をアナログ値からデジタル値に変換するアナログデジタル変換部と、
    規定された周期で前記デジタル値に変換された電圧値を取得し、前記デジタル値に変換された電圧値を、前記抵抗膜方式タッチパネルの表示画面での位置を示す座標値に変換する座標変換部と、
    前記規定された周期で前記座標変換部から前記座標値を取得し、前記座標値の変化から前記抵抗膜方式タッチパネルに対するユーザーのタッチ位置を特定し、前記ユーザーの操作内容を決定するタッチイベント検出部と、
    を備えるリモコン装置。
  2. 前記タッチイベント検出部は、
    前記抵抗膜方式タッチパネルに対するユーザーの1点目のタッチ位置を示す1点目タッチ座標値が未検出の場合、前記座標値を前記1点目タッチ座標値として検出し、
    前記1点目タッチ座標値が検出済みかつ前記1点目タッチ座標値と前記座標値との第1の距離が規定された第1の閾値より大きい場合、前記座標値を前記1点目タッチ座標値と前記抵抗膜方式タッチパネルに対するユーザーの2点目のタッチ位置を示す2点目タッチ座標値との中間の位置を示す中間点座標値とし、前記1点目タッチ座標値および前記中間点座標値を用いて、前記2点目タッチ座標値を推定し、
    前記1点目タッチ座標値および前記2点目タッチ座標値を用いて、前記ユーザーの操作内容を決定する、
    請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 前記タッチイベント検出部は、
    前記ユーザーが前記抵抗膜方式タッチパネルに対するタッチを終了する直前のタッチ位置を示す最後の座標値、および前記1点目タッチ座標値または前記2点目タッチ座標値で示される一方のタッチ位置でのタッチを終了する直前の最後の中間点座標値を用いて、前記ユーザーが前記抵抗膜方式タッチパネルに対するタッチを終了したときの前記1点目タッチ座標値に対するタッチ終了直前の1点目リリース座標値および前記2点目タッチ座標値に対するタッチ終了直前の2点目リリース座標値を推定し、
    前記1点目リリース座標値および前記2点目リリース座標値を用いて、前記ユーザーの操作内容を決定する、
    請求項2に記載のリモコン装置。
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