JP2007140944A - タッチセンス装置及びタッチセンス方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、ポインティングにおける操作性を高めることができるようにする。
【解決手段】X軸タッチキー12とY軸タッチキー13とをL字型に配置し、X軸タッチキー12によって表示部11のX方向のポインティングのタッチ操作を検知し、Y軸タッチキー13によって表示部11のY方向のポインティングのタッチ操作を検知し、ポインティング処理手段によりその検知されたタッチ操作に応じて表示部11におけるポインティング処理が行われるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチセンス方式によるキーをL字型に配置したタッチセンス装置及びタッチセンス方法に関する。
たとえば、ノートパソコンやディスクトップパソコンにおいては、CUI(Character User Interface)としての文字入力装置と、GUI(Graphical User Interface)としてのポインタ移動装置との二つの入力装置が必要である。文字入力装置としてはキーボードが用いられ、ポインタ移動装置としてはマウスが用いられることが多い。
これらの装置は、独立して存在するため、設置スペースが二つの装置分必要となってくるばかりか、マウスの場合は多くの作業スペースを必要とする。そこで、マウスに代わるものとして、トラックボール、グラインドポイント、タッチパネル等がある。
これらのマウスに代わるポインタ移動装置を用いることで、マウスを用いる場合のような多くの作業スペースが不要となるばかりか、文字入力装置とポインタ移動装置との間の手の移動量も少なくなることにより作業スピードの向上が計れるようになった。ところが、これらの文字入力装置とポインタ移動装置とは、やはり配置スペースが二つ分必要であり、かつ手を二つの装置間で動かす必要がある。
このような不具合を解消するものとして、特許文献1では、キー配列又は画面情報を表示する表示部と、画面上のどの部分に触れたかを調べるタッチセンス部と、表示部にキー配列を表示し該当する場所を押すことにより文字入力を行える文字入力処理手段と、画面情報を表示し該当する場所を押すことによりポインタを移動するためのポインタ移動処理手段と、上記二つの機能を切り替えて使用するための機能切替手段とを備え、タッチセンス部の二点以上を同時にタッチすることにより機能切替を行い、同一装置上で上記二つの処理手段が使用できるようにした入力装置を提案している。
特開平10−228350号公報
ところで、上述した特許文献1では、同一装置上で文字入力処理とポインタ移動処理とを行うことができるが、文字入力とポインタ移動とを行う場合、その都度、機能切替を行う必要があり、操作が煩雑であるという問題があった。そのほか、キー配列又は画面情報を表示する表示部と、画面上のどの部分に触れたかを調べるタッチセンス部は重なっているため、表示部を覆うタッチセンス部への汚れの付着による表示部の悪化や、タッチセンス部への操作による過重で表示部の故障が発生するという問題もあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決することができるタッチセンス装置及びタッチセンス方法を提供することを目的とする。
本発明のタッチセンス装置は、表示部におけるポインティングのタッチ入力を受け付けるタッチセンス装置であって、前記表示部のX方向のポインティングのタッチ操作を検知するX軸タッチ手段と、前記表示部のY方向のポインティングのタッチ操作を検知するY軸タッチ手段と、前記X軸タッチ手段又は前記Y軸タッチ手段によって検知されたタッチ操作に応じて前記表示部におけるポインティング処理を行うポインティング処理手段とを備え、前記X軸タッチ手段とY軸タッチ手段とがL字型に配置されていることを特徴とする。
また、前記X軸タッチ手段とY軸タッチ手段とは、前記表示部の周囲に配置されているようにすることができる。
また、前記X軸タッチ手段とY軸タッチ手段とは、前記表示部の周囲以外に配置されているようにすることができる。
また、前記ポインティング処理手段は、前記X軸タッチ手段又は前記Y軸タッチ手段によって検知された一定時間内のタッチ操作の回数に応じてポインティングの起点と終点とを定めるようにすることができる。
また、前記ポインティング処理手段は、前記X軸タッチ手段に対し前記表示部のX方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付け、前記Y軸タッチ手段に対し前記表示部のY方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付けるようにすることができる。
また、前記ポインティング処理手段は、前記X軸タッチ手段に対し前記表示部の画面をX方向にスライドさせる機能を割り付け、前記Y軸タッチ手段に対し前記表示部の画面をY方向にスライドさせる機能を割り付けるようにすることができる。
本発明のタッチセンス方法は、表示部におけるポインティングのタッチ入力を受け付けるタッチセンス方法であって、L字型の一方のX軸タッチ手段によって前記表示部のX方向のポインティングのタッチ操作を検知するステップと、L字型の他方のY軸タッチ手段によって前記表示部のY方向のポインティングのタッチ操作を検知するステップと、前記検知されたタッチ操作に応じて前記表示部におけるポインティング処理を行うステップとを有することを特徴とする。
また、前記X軸タッチ手段又は前記Y軸タッチ手段によって検知された一定時間内のタッチ操作の回数に応じてポインティングの起点と終点とを定めるステップを有するようにすることができる。
また、前記X軸タッチ手段に対し前記表示部のX方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付け、前記Y軸タッチ手段に対し前記表示部のY方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付けるステップを有するようにすることができる。
また、前記X軸タッチ手段に対し前記表示部の画面をX方向にスライドさせる機能を割り付け、前記Y軸タッチ手段に対し前記表示部の画面をY方向にスライドさせる機能を割り付けるステップを有するようにすることができる。
本発明のタッチセンス装置及びタッチセンス方法では、L字型の一方のX軸タッチ手段によって表示部のX方向のポインティングのタッチ操作を検知し、L字型の他方のY軸タッチ手段によって表示部のY方向のポインティングのタッチ操作を検知し、その検知されたタッチ操作に応じて表示部におけるポインティング処理が行われる。
本発明のタッチセンス装置及びタッチセンス方法によれば、L字型の一方のX軸タッチ手段によって表示部のX方向のポインティングのタッチ操作を検知し、L字型の他方のY軸タッチ手段によって表示部のY方向のポインティングのタッチ操作を検知し、その検知されたタッチ操作に応じて表示部におけるポインティング処理が行われるようにしたので、簡単な構成で、ポインティングにおける操作性を高めることができる。また、X軸タッチ手段及びY軸タッチ手段を、表示部に重ならないように配置することができ、表示部の画面へのタッチを行うことがないことから、汚れの付着による表示部の悪化や、操作による過重で表示部の故障が発生するという問題を解消することもできる。
本実施形態では、X軸タッチ手段とY軸タッチ手段とをL字型に配置し、X軸タッチ手段によって表示部のX方向のポインティングのタッチ操作を検知し、Y軸タッチ手段によって表示部のY方向のポインティングのタッチ操作を検知し、ポインティング処理手段によりその検知されたタッチ操作に応じて表示部におけるポインティング処理が行われるようにし、簡単な構成で、ポインティングにおける操作性を高めるようにした。また、X軸タッチ手段及びY軸タッチ手段を、表示部に重ならないように配置することで、表示部の画面へのタッチを行うことがないようにし、汚れの付着による表示部の悪化や、操作による過重で表示部の故障が発生するという問題を解消するようにした。
以下、本発明の実施例の詳細について説明する。
図1は、本発明のタッチセンス装置の一実施例の概要を説明するための図である。
同図に示すように、タッチセンス装置は、機器10のたとえば表示部11の周囲にL字型に配置されたX軸タッチ手段としてのX軸タッチキー12及びY軸タッチ手段としてのY軸タッチキー13を有している。X軸タッチキー12の座標としては、たとえば図中左側から順にX1,X2,X3,・・・Xnとなっている。Y軸タッチキー13の座標としては、たとえば図中下側から順にY1,Y2,Y3,・・・Ynとなっている。なお、X軸タッチキー12及びY軸タッチキー13の座標の順番においては、それぞれ逆になっていてもよい。
図2は、たとえばX軸タッチキー12を示すものであり、X1,X2,X3,・・・Xnの座標に対応させて指等による接触を検知するタッチセンサ12aが設けられている。同様に、Y軸タッチキー13側にもY1,Y2,Y3,・・・Ynの座標に対応させて指等による接触を検知するタッチセンサ12aが設けられている。
図3は、タッチセンス装置の制御系を示すものであり、X軸キーセンス部14、Y軸キーセンス部15、キーセンス判定部16、キーセンス処理部17、表示ドライバ18によって構成されている。X軸キーセンス部14は、X軸タッチキー12の指等による接触位置である座標を検知する。Y軸キーセンス部15は、Y軸タッチキー13の指等による接触位置である座標を検知する。
キーセンス判定部16は、 X軸キーセンス部14とY軸キーセンス部15とによって検知されたX,Yの座標を判定する。また、キーセンス判定部16は、 X,Yの座標を判定する際、図示しないタップ数カウンターやノイズチェックタイマを用いるようになっている。ポインティング処理手段としてのキーセンス処理部17は、キーセンス判定部16によって判定されたX,Yの座標に基づき、表示部11に表示されるポインティング位置や選択範囲等を制御するための表示制御信号を出力する。
また、キーセンス処理部17は、後述の図11及び図12のように、X軸タッチキー12又はY軸タッチキー13によって検知された一定時間内のタッチ操作の回数に応じてポインティングの起点と終点とを定めることもできる。また、キーセンス処理部17は、後述の図13及び図14のように、X軸タッチキー12に対し表示部11のX方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付け、Y軸タッチキー13に対し表示部11のY方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付けることもできる。
また、キーセンス処理部17は、後述の図15のように、X軸タッチキー12に対し表示部11の画面をX方向にスライドさせる機能を割り付け、Y軸タッチキー13に対し表示部11の画面をY方向にスライドさせる機能を割り付けることもできる。表示ドライバ18は、キーセンス処理部17からの表示制御信号に基づき、表示部11にポインティング位置や選択範囲等を表示させる。
図4は、上述したX軸タッチキー12及びY軸タッチキー13をゲーム機やPDA等のモバイル機器10Aに設けた場合の例を示すものであり、表示部11aの周囲にX軸タッチキー12及びY軸タッチキー13がL字型に配置されている。なお、Y軸タッチキー13は、表示部11aの右側に配置されているが、表示部11aの左側に配置されていてもよい。この場合、左利きのユーザにとっての操作性が良くなる。また、X軸タッチキー12は、表示部11aの下側に配置されているが、表示部11aの上側に配置されていてもよい。また、図中符号19aは、その他のキーを示している。
図5は、上述したX軸タッチキー12及びY軸タッチキー13をテレビやPC等の機器10Bに設けた場合の例を示すものであり、表示部11bの周囲にX軸タッチキー12及びY軸タッチキー13がL字型に配置されている。なお、Y軸タッチキー13は、上記同様に、表示部11bの左側に配置されていてもよい。また、X軸タッチキー12は、上記同様に、表示部11aの上側に配置されていてもよい。また、図中符号19bは、その他のキーを示している。
図6は、携帯電話10Cに設けた場合の例を示すものであり、表示部11cの周囲にX軸タッチキー12及びY軸タッチキー13がL字型に配置されている。なお、X軸タッチキー12及びY軸タッチキー13は、上記同様に、表示部11cの上側及び表示部11cの左側に配置されていてもよい。また、図中符号19cは、テンキーを示している。
図7は、携帯電話10Cに設けた場合の他の例を示すものであり、テンキー19cの周囲にX軸タッチキー12及びY軸タッチキー13がL字型に配置されている。
次に、タッチセンス方法について説明する。なお、以下に説明するタップとは、X軸タッチキー12及びY軸タッチキー13への指等による押し離しのことである。まず、図8に示すように、タップ数カウンターを0とし、センサOFF確定を通知した後、上述したX軸タッチキー12又はY軸タッチキー13のタッチセンサ12aがONであるか否かが判断される(ステップS1〜S3)。ここで、タッチセンサ12aがONでなければ後述のタップチェック終了か否かの判断(ステップS14)に移行する。
タッチセンサ12aがONである場合は、ノイズ等による誤検出を防止するために、ノイズチェックタイマが設定(=Tn)され(ステップS4)、その後、(ステップS5)において、タッチセンサ12aがONでなければ後述のタップチェック終了か否かの判断(ステップS14)に移行する。これに対し、タッチセンサ12aがONで、ノイズチェックタイマが0となると、タッチセンサ12aのONが確定されタップ数カウンターが+1とされる(ステップS5〜S7)。
すなわち、図9(a)に示すように、タッチセンサ12aのON時間≧ノイズチェックタイマ設定(=Tn)である場合にタッチセンサ12aのONが正常であると判定されることになる。これに対し、図9(b)に示すように、タッチセンサ12aのON時間<ノイズチェックタイマ設定(=Tn)である場合は、正常にタッチセンサ12aがONしないことであり、ノイズと判定されることになる。
次いで、タップ数カウンターが+1とされ、センサON確定が通知された後、タッチセンサ12aがONでなければ(ステップS8,S9)、ノイズチェックタイマが設定(=Tn)され(ステップS10)、その後、タッチセンサ12aがOFFで(ステップS11)、ノイズチェックタイマが0となると(ステップS12)、タッチセンサ12aのOFFが確定される。
すなわち、図9(c)に示すように、タッチセンサ12aのOFF時間≧ノイズチェックタイマ設定(=Tn)である場合は、正常にタッチセンサ12aがOFFしたと判定されることになる。これに対し、図9(d)に示すように、タッチセンサ12aのOFF時間<ノイズチェックタイマ設定(=Tn)である場合は、正常にタッチセンサ12aがOFFしないことであり、ノイズと判定されることになる。
次いで、X軸タッチキー12及びY軸タッチキー13への指等による押し離しであるタップが連続して行われることを判定するために、複数タップチェックタイマがTtとされる(ステップS13)。すなわち、図9(e)に示すように、タッチセンサ12aのOFF時間≧ノイズチェックタイマ設定(=Tt)である場合は、連続タップの判定終了となり、タップ数が確定されることになる。
これに対し、図9(f)に示すように、ノイズチェックタイマ設定(=Tt)>タッチセンサ12aのOFF時間≧ノイズチェックタイマ設定(=Tn)である場合は、連続タップの起動となり、新しいタップのチェック開始となる。ただし、ノイズチェックタイマ設定(=Tn)>タッチセンサ12aのOFF時間の場合は、ノイズとして判定されることになる。
次に、Tt=0のときにタップチェック終了か否かが判断され(ステップS14)、タップチェックが終了でなければ(ステップS2)に移行し、タッチセンサ12aのONの再チェックが行われる。タップチェックが終了である場合は、検出したタップ数を通知する(ステップS15)。
次に、タッチセンス方法における具体例について説明する。まず、図10は、二次元のポインティングを行う場合を説明するため図であり、図10(a)に示すように、Y軸タッチキー13の”か”〜”こ”の文字に対応する個所を一回押し離しすると、その縦軸座標の位置が決定されて、たとえば”ね”の文字に位置しているカーソルが”け”の文字に移動する。ここで、図10(b)に示すように、X軸タッチキー12の”あ”〜”な”の文字に対応する個所を一回押し離しすると、その横軸座標の位置が決定されて、”け”の文字に位置しているカーソルが”か”の文字に移動する。
ここで、決定キー19dが設けられている場合は、その決定キー19dを押すことで、図10(c)に示すように、”か”の文字が決定され、文字入力欄11dに表示される。なお、決定キー19dが設けられていない場合は、たとえば”あ”〜”な”の文字に対応するX軸タッチキー12又は”か”〜“こ”の文字に対応するY軸タッチキー13を一定時間内に二回押すことで、”か”の文字が決定されるようにすることができる。
次に、図11は、選択範囲を指定する場合を説明するための図であり、図11(a)に示すように、たとえば”か”の文字を起点として設定するために、”あ”〜”は”の文字に対応するX軸タッチキー12を一定時間内に三回押し離しを行う。次いで、図11(b)に示すように、たとえば”け”の文字を終点として設定するために、”え”〜”へ”の文字に対応するX軸タッチキー12を一回押し離しする。これにより、”か”〜”け”の範囲の文字が選択され、決定キー19dを押すことで、”か”〜”け”の範囲の文字が決定される。なお、”え”〜”へ”の文字に対応するX軸タッチキー12を二回押し離しすることで、上記同様に、”か”〜”け”の文字が決定されるようにすることもできる。
さらに、図11(c)に示すように、図11(b)で”か”〜”く”の文字が選択された状態で、”さ”〜”そ”の文字に対応するY軸タッチキー13を一回押し離し、さらに決定キー19dを押すと、”か”〜”け”、”さ”〜”せ”の範囲の文字が決定されるようにすることができる。なお、決定キー19dを押さずに、”さ”〜”そ”に対応するY軸タッチキー13を二回押し離しすることで、上記同様に、”か”〜”け”、”さ”〜”せ”の範囲の文字が決定されるようにすることもできる。
また、図12(a)に示すように、曲目等が複数行で表示されている場合、たとえば一行目に対応するY軸タッチキー13を三回押し離して起点を設定し、図12(b)に示すように、四行目に対応するY軸タッチキー13を一回押し離して終点を設定することで、四行分の範囲を選択するようにすることもできる。この場合、上記同様に、決定キー19dを押すか、あるいは四行目に対応するY軸タッチキー13を二回押し離しすることで、四行分の範囲を決定することもできる。
また、図13に示すように、表示部11にオーディオプレーヤの早戻し、再生、早送り等の操作ボタン19eが表示されているものとし、曲目を選択して再生等を行う場合は、図13(a)に示すように、たとえば三行目の曲目を選択するとき、その三行目に対応するY軸タッチキー13を一回押し離しを行い、さらに図13(b)に示すように、再生の操作ボタン19eに対応するX軸タッチキー12を一回押し離しすることで、選択した曲目の再生指示を行うことができる。又は、三行目に対応するY軸タッチキー13を二回押し離しを行うことにより再生を決定することもできる。
また、図14に示すように、表示部11に操作ボタン19fと選択ボタン19gとが表示されているようにしてもよい。ここで、操作ボタン19fは、たとえばフォルダー選択やプレーモード等のメニュー処理に関わるものであり、ダイレクトキーではなく、カーソルを移動して上述した決定キー19dを押して決定する場合を例示したものである。
そして、操作ボタン19fのいずれかに対応するX軸タッチキー12を押し離しすることで操作ボタン19fのいずれかを選択でき、選択ボタン19gのいずれかに対応するY軸タッチキー13を押し離しすることで選択ボタン19gのいずれかを選択できるようにすることができる。
図15は、表示部11の画面をスライドさせる場合を示すものであり、表示部11に横スライドバー19hと縦スライドバー19iとが表示されているものとする。ここで、図15(a)に示すように、移動させる横スライドバー19h又は縦スライドバー19iを選択する。その際、選択するモードと選択しないモードとを用意しておき、選択する場合は横スライドバー19h又は縦スライドバー19iによる操作とポインティングとが併用されるようにする。
そして、たとえば縦スライドバー19iを決定する場合、X軸タッチキー12を一回押し離しをするようにする。次いで、図15(b)に示すように、縦スライドバー19iに対応するY軸タッチキー13を押し、図15(c)に示すように、Y軸タッチキー13を押したまま指をY軸タッチキー13に沿って移動させる。この場合、Y軸タッチキー13に沿って移動させた指により、Y軸タッチキー13の座標が変更され、それによって表示部11の画面がスライドする。
このように、本実施例では、X軸タッチキー12とY軸タッチキー13とをL字型に配置し、X軸タッチキー12によって表示部11のX方向のポインティングのタッチ操作を検知し、Y軸タッチキー13によって表示部11のY方向のポインティングのタッチ操作を検知し、ポインティング処理手段としてのキーセンス処理部17によりその検知されたタッチ操作に応じて表示部11におけるポインティング処理が行われるようにしたので、簡単な構成で、ポインティングにおける操作性を高めることができる。
すなわち、X軸タッチキー12とY軸タッチキー13とをたとえば表示部11の周囲にL字型に配置することで、二次元でのポインティング操作を表示部11の内容を確認しながら行うことができるばかりか、十字キー等の操作ボタンを省くことができ、さらには省スペース化等を図ることができる。
また、本実施例では、X軸タッチキー12及びY軸タッチキー13を、表示部11に重ならないように配置することができ、表示部11の画面へのタッチを行うことがないことから、汚れの付着による表示部11の悪化や、操作による過重で表示部11の故障が発生するという問題を解消することもできる。
なお、X軸タッチキー12とY軸タッチキー13とを、図7に示したように、表示部11の周囲以外に配置した場合には、表示部11の周囲以外の空きスペースの有効利用を図ることができる。
また、キーセンス処理部17により、たとえば図11に示したように、X軸タッチキー12又はY軸タッチキー13によって検知された一定時間内のタッチ操作の回数に応じてポインティングの起点と終点とを定めることができ、たとえば範囲選択のための操作ボタンを省くことができ、さらには省スペース化等を図ることができる。
また、キーセンス処理部17により、X軸タッチキー12に対し表示部11のX方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付け、Y軸タッチキー13に対し表示部11のY方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付けるようにしたので、たとえば図13に示したように、曲目の選択と再生等とを専用のボタンを設けることなく指示することができる。
また、キーセンス処理部17により、たとえば図15に示したように、X軸タッチキー12に対し表示部11の画面をX方向にスライドさせる機能を割り付け、Y軸タッチキー13に対し表示部11の画面をY方向にスライドさせる機能を割り付けるようにしたので、専用のスライドキーを用いることなく画面のスライドを容易に行わせることができる。
情報入力や情報選択を行うあらゆる装置に適用可能である。
本発明のタッチセンス装置の一実施例の概要を説明するための図である。 図1のタッチキーを説明するための図である。 図1のタッチセンス装置の制御系を示すブロック図である。 図1のタッチキーをモバイル機器に設けた場合の例を示す図である。 図1のタッチキーをテレビやPC等の機器に設けた場合の例を示す図である。 図1のタッチキーを携帯電話に設けた場合の例を示す図である。 図1のタッチキーを携帯電話に設けた場合の他の例を示す図である。 図1のタッチセンス装置によるタッチセンス方法を説明するためのフローチャートである。 図1のタッチセンス装置によるタッチセンス方法を説明するための図である。 図1のタッチセンス装置によるタッチセンス方法の具体例について説明するための図である。 図1のタッチセンス装置によるタッチセンス方法の具体例について説明するための図である。 図1のタッチセンス装置によるタッチセンス方法の具体例について説明するための図である。 図1のタッチセンス装置によるタッチセンス方法の具体例について説明するための図である。 図1のタッチセンス装置によるタッチセンス方法の具体例について説明するための図である。 図1のタッチセンス装置によるタッチセンス方法の具体例について説明するための図である。
符号の説明
10,10B 機器
10A モバイル機器
10C 携帯電話
11,11a〜11c 表示部
12 X軸タッチキー(X軸タッチ手段)
12a タッチセンサ
13 Y軸タッチキー(Y軸タッチ手段)
14 X軸キーセンス部
15 Y軸キーセンス部
16 キーセンス判定部
17 キーセンス処理部(ポインティング処理手段)
18 表示ドライバ

Claims (10)

  1. 表示部におけるポインティングのタッチ入力を受け付けるタッチセンス装置であって、
    前記表示部のX方向のポインティングのタッチ操作を検知するX軸タッチ手段と、
    前記表示部のY方向のポインティングのタッチ操作を検知するY軸タッチ手段と、
    前記X軸タッチ手段又は前記Y軸タッチ手段によって検知されたタッチ操作に応じて前記表示部におけるポインティング処理を行うポインティング処理手段とを備え、
    前記X軸タッチ手段とY軸タッチ手段とがL字型に配置されている
    ことを特徴とするタッチセンス装置。
  2. 前記X軸タッチ手段とY軸タッチ手段とは、前記表示部の周囲に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチセンス装置。
  3. 前記X軸タッチ手段とY軸タッチ手段とは、前記表示部の周囲以外に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のタッチセンス装置。
  4. 前記ポインティング処理手段は、前記X軸タッチ手段又は前記Y軸タッチ手段によって検知された一定時間内のタッチ操作の回数に応じてポインティングの起点と終点とを定めることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタッチセンス装置。
  5. 前記ポインティング処理手段は、前記X軸タッチ手段に対し前記表示部のX方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付け、前記Y軸タッチ手段に対し前記表示部のY方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタッチセンス装置。
  6. 前記ポインティング処理手段は、前記X軸タッチ手段に対し前記表示部の画面をX方向にスライドさせる機能を割り付け、前記Y軸タッチ手段に対し前記表示部の画面をY方向にスライドさせる機能を割り付けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタッチセンス装置。
  7. 表示部におけるポインティングのタッチ入力を受け付けるタッチセンス方法であって、
    L字型の一方のX軸タッチ手段によって前記表示部のX方向のポインティングのタッチ操作を検知するステップと、
    L字型の他方のY軸タッチ手段によって前記表示部のY方向のポインティングのタッチ操作を検知するステップと、
    前記検知されたタッチ操作に応じて前記表示部におけるポインティング処理を行うステップとを有する
    ことを特徴とするタッチセンス方法。
  8. 前記X軸タッチ手段又は前記Y軸タッチ手段によって検知された一定時間内のタッチ操作の回数に応じてポインティングの起点と終点とを定めるステップを有することを特徴とする請求項7に記載のタッチセンス方法。
  9. 前記X軸タッチ手段に対し前記表示部のX方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付け、前記Y軸タッチ手段に対し前記表示部のY方向における情報をダイレクトに選択する機能を割り付けるステップを有することを特徴とする請求項7に記載のタッチセンス方法。
  10. 前記X軸タッチ手段に対し前記表示部の画面をX方向にスライドさせる機能を割り付け、前記Y軸タッチ手段に対し前記表示部の画面をY方向にスライドさせる機能を割り付けるステップを有することを特徴とする請求項7に記載のタッチセンス方法。
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