JP2003270935A - 現像装置、画像形成装置、及び、コンピュータシステム - Google Patents

現像装置、画像形成装置、及び、コンピュータシステム

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JP2003270935A
JP2003270935A JP2002073185A JP2002073185A JP2003270935A JP 2003270935 A JP2003270935 A JP 2003270935A JP 2002073185 A JP2002073185 A JP 2002073185A JP 2002073185 A JP2002073185 A JP 2002073185A JP 2003270935 A JP2003270935 A JP 2003270935A
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JP
Japan
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toner
toner carrier
layer thickness
carrier
developing device
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JP2002073185A
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English (en)
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Katsumi Okamoto
克巳 岡本
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラに形成されるトナー層の層厚のム
ラ、及び、トナーの帯電ムラの発生を抑えて良好な現像
が行われる現像装置等を実現する。 【解決手段】 トナー担持体510と、該トナー担持体
510に押圧されるトナー供給部材550と、該トナー
供給部材550によってトナー担持体510に供給され
たトナーTの層厚を規制する層厚規制部材560とを有
し、該層厚規制部材560が、前記トナー担持体510
の前記トナー供給部材550側にて当接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤としてトナ
ーを用いる現像装置、この現像装置を有する画像形成装
置、及び、この画像形成装置を具備したコンピュータシ
ステムに関する。
【0002】
【背景技術】画像形成装置として、例えば、現像剤とし
てのトナーによって感光体上に形成された潜像を現像す
る現像装置を有する画像形成装置等が知られている。こ
のような画像形成装置は、現像装置が感光体と対向する
現像位置に配置され、ホストコンピュータ等の外部装置
から画像信号が送信されて感光体上に形成された潜像を
現像してトナー像を形成する。
【0003】前記現像装置の一例を図8に示す。図8は
現像装置の主要構成要素を説明する概略図である。図8
に示した現像装置200は、トナーTが収容されたトナ
ー収容部202を形成するケーシング204と、このケ
ーシング204に回転可能に支持されたトナー担持体と
しての現像ローラ206及びこの現像ローラ206に押
圧されてトナーTを現像ローラ206に供給するトナー
供給部材としてのトナー供給ローラ208と、現像ロー
ラ206に供給されたトナーTの層厚を規制する層厚規
制部材としての規制ブレード210とを有している。
【0004】現像ローラ206は金属で形成され、感光
体212との間に空隙を有している。現像装置200
は、現像ローラ206と感光体212との間に交番電界
を形成し、非接触状態で感光体212上に形成された潜
像を現像する。トナー供給ローラ208は、金属製の軸
の外周部にポリウレタンフォーム等の弾性層が設けら
れ、弾性変形された状態で現像ローラ206に押圧当接
されている。規制ブレード210は、ゴム部210a
と、ゴム支持部210bとを有し、ゴム支持部210b
は、ブレード支持板金214を介してケーシング204
に取り付けられている。また、ゴム支持部210bは、
リン青銅、ステンレス等のバネ性を有する薄板でなり、
ゴム部210aを現像ローラ206に押圧接触させる付
勢手段をなしている。現像装置200は、トナー収容部
202に収容されたトナーTをトナー供給ローラ208
により供給され現像ローラ206に担持される。担持さ
れたトナーTは、現像ローラ206に押圧された規制ブ
レード210によって層厚が規制され、また、摩擦によ
って帯電されて、感光体212と対向する現像位置に搬
送される。そして、現像ローラ206と感光体212と
の間に形成された交番電界によりトナーが移行すること
によって感光体212上の潜像が現像される。
【0005】このような現像装置200において、良好
な画像を得るためには、規制ブレード210を現像ロー
ラ206に適正に当接させ、現像ローラ206に形成す
るトナー層の層厚を均一にすると共に、トナーTをムラ
なく帯電させることが必要である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トナー
Tを現像ローラ206に確実に担持させるために、金属
製の現像ローラ206にウレタン製のトナー供給ローラ
208が押圧されている。この押圧力はこれらを支持し
ているケーシング204により各ローラ206,208
の両端部が規制され、両ローラ206,208が近接す
る方向に押圧されている。このとき、現像ローラ206
およびトナー供給ローラ208は、両端が規制されてい
るため中央が離れる方向に作用する力が生じる。トナー
供給ローラ208はウレタンが弾性変形して力を吸収す
るが、現像ローラ206は剛体であるため中央がトナー
供給ローラ208から離れる方向のたわみが生じる。
【0007】そして現像ローラ206にたわみが生じる
と、規制ブレード210は現像ローラ206への当接位
置にずれが生じ、現像ローラ206に適正に当接され
ず、トナー層の層厚にムラが発生すると共に、規制ブレ
ード210の摩擦による帯電状態にもムラが生じ良好な
現像が行えないという課題があった。
【0008】本発明は、かかる課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、現像ローラに形成
されるトナー層の層厚のムラ、及び、トナーの帯電ムラ
の発生を抑えて良好な現像が行われる現像装置、このよ
うな現像装置を有する画像形成装置及びコンピュータシ
ステムを実現することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、主たる本発明は、トナーを担持するトナー担持体
と、該トナー担持体にトナーを供給するために当該トナ
ー担持体に押圧されるトナー供給部材と、該トナー供給
部材によって前記トナー担持体に供給されたトナーの層
厚を規制する層厚規制部材とを有する現像装置におい
て、前記層厚規制部材は、前記トナー担持体の前記トナ
ー供給部材側にて当接していることを特徴とする現像装
置である。本発明の他の特徴については、本明細書及び
添付図面の記載により明らかにする。
【0010】
【発明の実施の形態】===開示の概要=== 本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも次のこ
とが明らかにされる。
【0011】トナーを担持するトナー担持体と、該トナ
ー担持体にトナーを供給するために当該トナー担持体に
押圧されるトナー供給部材と、該トナー供給部材によっ
て前記トナー担持体に供給されたトナーの層厚を規制す
る層厚規制部材とを有する現像装置において、前記層厚
規制部材は、前記トナー担持体の前記トナー供給部材側
にて当接していることを特徴とする現像装置。このよう
な現像装置によれば、トナー担持体のトナー供給部材側
から層厚規制部材が当接されるので、たとえ、トナー供
給部材に押圧されてトナー担持体にたわみが生じても、
層厚規制部材をトナー担持体のたわみに沿って当接させ
ることが可能となる。したがって、層厚規制部材をトナ
ー担持体に対して適正に当接させることができ、トナー
層の層厚のムラ、及び、トナーの帯電ムラを抑えること
が可能となる。
【0012】また、かかる現像装置において、前記層厚
規制部材は、前記トナー担持体との当接位置より先端側
に非当接部を有することが望ましい。このような現像装
置によれば、層厚規制部材の先端側と、トナー担持体と
によって当接部に至る間隙が形成される。このため、層
圧規制部材によって規制されて余剰となるトナーは前記
間隙に蓄積し、不足する場合には蓄積したトナーを供給
することによって、均一な層厚のトナー層を形成するこ
とが可能となる。
【0013】また、かかる現像装置において、前記層厚
規制部材は、先端に向かう方向が前記トナー供給部材の
方向であることが望ましい。このような現像装置によれ
ば、層厚規制部材の先端側の間隙側から、トナーを供給
することが可能となる。
【0014】また、かかる現像装置において、前記トナ
ー担持体は金属製のローラであり、前記トナー供給部材
は外周部に弾性材が設けられたローラであることが望ま
しい。このような現像装置によれば、トナー供給部材を
弾性変形させて剛体でなるトナー担持体に押圧させるこ
とができるので、トナー担持体に確実にトナーを担持さ
せることが可能となる。
【0015】また、かかる現像装置において、前記トナ
ー担持体及び前記トナー供給部材は両端側で支持され、
この支持部にて互いに近接する方向に付勢されているこ
ととしてもよい。このような現像装置によれば、トナー
担持体のトナー層が形成される部位、及び、トナー供給
部材のトナーを供給する部位に影響を与えることなく、
確実にトナー供給部材をトナー担持体に当接することが
可能となる。
【0016】また、かかる現像装置において、前記トナ
ー担持体と前記トナー供給部材とは、それぞれ外周部位
が接触しており、トナー供給部材における外周部位の端
は、前記トナー担持体における外周部位の端より内側に
位置することことが望ましい。このような現像装置によ
れば、トナー担持体の端部へのトナーの供給が抑えられ
るので、余剰なトナーの端部側への溢れを防止すること
が可能となる。
【0017】また、かかる現像装置において、前記トナ
ー担持体は前記トナー供給部材から供給されたトナーを
担持して回転し、前記層厚規制部材は、前記トナー担持
体と前記トナー供給部材との接触位置の中心から、トナ
ー担持体の回転方向に90°の範囲にて、前記トナー担
持体に当接することが望ましい。このような現像装置に
よれば、層厚規制部材先端側の非当接部の幅は、トナー
担持体の軸方向に亘ってほぼ均一となり、且つ、層厚規
制部材により作用する圧力ムラをも小さく抑えることが
可能となる。
【0018】また、かかる現像装置において、前記層厚
規制部材は、前記トナー担持体のローラ軸中心と前記ト
ナー供給部材のローラ軸中心とを結ぶ直線と、トナー担
持体のローラ軸中心と層厚規制部材及びトナー担持体の
接触部の中心とを結ぶ直線と、のなす角度θが、45°
≦θ<90となる位置にて、トナー担持体に当接するこ
とが望ましい。このような現像装置によれば、層厚規制
部材先端側の非当接部の幅は、さらに均一となり、且
つ、層厚規制部材により作用する圧力ムラもさらに小さ
く抑えることが可能となる。
【0019】また、かかる現像装置において、現像可能
な状態にて、前記トナーは、前記トナー担持体と前記ト
ナー供給部材との接触部位より上側からトナー供給部材
によって供給され、前記層厚規制部材は、前記接触部位
より下側でトナー担持体に当接することが望ましい。こ
のような現像装置によれば、トナーは重力によってトナ
ー供給部材及びトナー担持体側に移行されてトナー供給
部材によって供給され、トナー担持体に担持された後
に、トナーの層厚を層厚規制部材で規制することが可能
となるので、無理なく均一なトナー層を形成することが
可能となる。
【0020】また、トナーを担持するトナー担持体と、
該トナー担持体にトナーを供給するために当該トナー担
持体に押圧されるトナー供給部材と、該トナー供給部材
によって前記トナー担持体に供給されたトナーの層厚を
規制する層厚規制部材とを有する現像装置において、前
記層厚規制部材は、先端に向かう方向が前記トナー供給
部材の方向となり、トナー担持体との当接位置より先端
側に非当接部を有し、トナー担持体は金属製のローラで
あり、トナー供給部材は外周部に弾性材が設けられたロ
ーラであり、トナー担持体及びトナー供給部材は両端側
で支持され、この支持部にて互いに近接する方向に付勢
され、トナー担持体とトナー供給部材とは、それぞれ外
周部位が接触しており、トナー供給部材における外周部
位の端は、トナー担持体における外周部位の端より内側
に位置し、層厚規制部材は、トナー担持体のローラ軸中
心とトナー供給部材のローラ軸中心とを結ぶ直線と、ト
ナー担持体のローラ軸中心と層厚規制部材及びトナー担
持体の接触部の中心とを結ぶ直線と、のなす角度θが、
45°≦θ<90となる位置にて、トナー担持体に当接
し、現像可能な状態にて、トナーは、トナー担持体とト
ナー供給部材との接触部位より上側からトナー供給部材
によって供給され、層厚規制部材は、接触部位より下側
でトナー担持体に当接することを特徴とする現像装置で
ある。
【0021】このような現像装置は、トナー供給部材と
トナー担持体とを、それらが互いに近接する方向に付勢
させて当接させることにより、トナー担持体にトナーを
十分に供給することが可能となる。このとき、金属製の
トナー担持体に押圧させるトナー供給部材を弾性部材と
することによりトナー担持体を保護しつつトナー供給部
材とトナー担持体との当接面積を広くして、トナーの供
給性およびトナーの担持性を高めることが可能となる。
また、トナー担持体としてのローラと、トナー供給部材
としてのローラとは、端部で支持し、この支持部におい
て付勢力を付与することにより、トナー層に影響しない
状態でトナー供給部材を押圧して当接することが可能と
なる。
【0022】しかしながらその反面、両端部で付勢され
たトナー担持体及びトナー供給部材は軸方向の中央が互
いに離れる方向に撓みが生じる場合があり、特に剛体で
あるトナー担持体は、トナー供給部材の弾性部材のよう
な押圧力を吸収する部材がないため、撓みが大きくなる
傾向がある。そして、このトナー担持体に当接する層厚
規制部材は、トナー担持体の周方向において、いずれの
位置で当接するかによって、接触位置および押圧力が相
違し、層厚の規制に大きく影響する。例えば、トナー担
持体のトナー供給部材側にて層厚規制部材を、その先端
がトナー担持体に接触しないように当接させると、先端
側の非接触部分の幅は、両端側が狭く中央が広くなる。
また、トナー供給部材とは反対側にて層厚規制部材を、
その先端がトナー担持体に接触しないように当接させる
と、先端側の非接触部分の幅は、両端側が広く中央が狭
くなる。ところで、先端の非接触部はトナー担持体との
間に間隙を形成することになり、この間隙には供給され
るトナーや、層厚規制部材によって均されたときに余剰
となったトナーが蓄積されることになる。このとき、層
厚規制部材の端部側に非接触部が広い場合には、トナー
が溜まりやすく、層厚規制部材の押圧力に影響を与えた
り、現像装置外に溢れる虞があるため、層厚規制部材の
当接位置はトナー供給部材側とすることにより、良好に
層厚を規制することが可能となる。
【0023】また、前述したように、層厚規制部材の先
端側とトナー担持体とで形成される間隙には、供給され
るトナーの蓄積部位となるので、回転してトナーと供給
するトナー供給部材およびトナーを搬送するトナー担持
体の回転方向下流側に配置することによって、確実にト
ナー担持体上にトナー層を形成することが可能となる。
すなわち、前記層厚規制部材は、前記トナー担持体と前
記トナー供給部材との接触位置の中心から、トナー担持
体の回転方向に90°の範囲にて、前記トナー担持体に
当接することによって、より良好な層厚に規制してトナ
ー層を形成することが可能となる。
【0024】さらに、層厚規制部材は、トナー担持体上
の層厚を規制すると共に、摩擦によりトナーを帯電して
いる。このため、層厚規制部材の先端側の非接触部分の
幅のみならず、トナー担持体への押圧力が均等になるよ
うに付勢することも重要である。よって、例えば前述し
たように、トナー担持体に撓みが生じた場合には、トナ
ー担持体の軸中心とトナー供給部材とを結ぶ直線と、層
厚規制部材とが平行になるように層厚規制部材をトナー
担持体に当接させると、撓みの影響が小さくなり層厚規
制部材をほぼ均等にトナー担持体に押圧させることが可
能となり、トナー担持体と層厚規制部材との当接部が、
トナー担持体とトナー供給部材との当接部側に近づくに
つれて、中央部分の押圧力が低くなる。即ち、層厚規制
部材の先端側の非接触部分の幅を均一にするためには、
トナー担持体と層厚規制部材との当接部を、トナー担持
体とトナー供給部材との当接部側に近づけることが望ま
しい。また、層厚規制部材のトナー担持体への押圧力を
均一にするためには、トナー担持体の軸中心とトナー供
給部材とを結ぶ直線と、層厚規制部材とが平行になるよ
うに、層厚規制部材を当接することが望ましい。さら
に、層厚規制部材の先端側非接触部を確保し、層厚規制
部材とトナー担持体とで間隙を形成するためには、層厚
規制部材の当接位置は、トナー担持体とトナー供給部材
との当接部から離し、トナー担持体とトナー供給部材と
の当接部におけるトナー担持体の接線に対しと層厚規制
部材を傾斜させることが望ましい。
【0025】これらを考慮すると、トナー担持体のロー
ラ軸中心と前記トナー供給部材のローラ軸中心とを結ぶ
直線と、トナー担持体のローラ軸中心と前記層厚規制部
材及びトナー担持体の接触部の中心とを結ぶ直線と、の
なす角度θが、45°≦θ<90となる位置にて、前記
トナー担持体に層厚規制部材を当接させることにより、
さらに良好に層厚を規制し、かつ、ほぼ均等に層厚規制
部材をトナー担持体に押圧させ、層厚のムラ、及び、ト
ナーの帯電ムラを抑えて良好な現像を行うことが可能と
なる。
【0026】さらに、トナーを重力に逆らうことなく供
給するために、トナー担持体の上側からトナーを供給
し、トナー担持体とトナー供給部材との当接部より下側
にて層厚規制部材をトナー担持体に当接させることによ
りトナーの供給性を向上させることが可能となる。
【0027】また、トナーを担持するトナー担持体と、
該トナー担持体にトナーを供給するために当該トナー担
持体に押圧されるトナー供給部材と、該トナー供給部材
によって前記トナー担持体に供給されたトナーの層厚を
規制する層厚規制部材とを有する現像装置を備えた画像
形成装置において、前記層厚規制部材は、前記トナー担
持体の前記トナー供給部材側にて当接していることを特
徴とする画像形成装置も実現可能であり、このような画
像形成装置によれば、層厚規制部材の適正な位置がトナ
ー担持体に当接され、および、その圧力のムラも抑えら
れるので、トナー層の層厚のムラ、及び、トナーの帯電
ムラを抑え、結果として、高品質な画像を形成すること
が可能となる。
【0028】また、コンピュータ本体、及び、このコン
ピュータ本体に接続され、トナーを担持するトナー担持
体と、該トナー担持体にトナーを供給するために当該ト
ナー担持体に押圧されるトナー供給部材と、該トナー供
給部材によって前記トナー担持体に供給されたトナーの
層厚を規制する層厚規制部材とを有する現像装置を備え
た画像形成装置、を具備したコンピュータシステムにお
いて、前記層厚規制部材は、前記トナー担持体の前記ト
ナー供給部材側にて当接していることを特徴とするコン
ピュータシステムも実現可能であり、このようなコンピ
ュータシステムによれば、層厚規制部材の適正な位置が
トナー担持体に当接され、および、その圧力のムラも抑
えられるので、トナー層の層厚のムラ、及び、トナーの
帯電ムラを抑え、結果として、高品質な画像を形成する
ことが可能となり、従来よりも優れたコンピュータシス
テムを実現することが可能となる。
【0029】===画像形成装置(レーザビームプリン
タ)の概要=== 次に、図1を用いて、画像形成装置としてレーザビーム
プリンタ(以下、プリンタという)10を例にとって、
その概要について説明する。図1は、プリンタ10を構
成する主要構成要素を示した図である。なお、図1に
は、矢印にて上下方向を示しており、例えば、給紙トレ
イ92は、プリンタ10の下部に配置されており、定着
ユニット90は、プリンタ10の上部に配置されてい
る。
【0030】本実施の形態に係るプリンタ10は、図1
に示すように、潜像を担持する潜像担持体である感光体
20の回転方向に沿って、帯電ユニット30、露光ユニ
ット40、YMCK現像デバイス50、一次転写ユニッ
ト60、中間転写体70、クリーニングユニット75を
有し、さらに、二次転写ユニット80、定着ユニット9
0、ユーザへの報知手段をなし液晶パネルでなる表示ユ
ニット95及びこれらのユニット等を制御しプリンタと
しての動作を司る制御ユニット100(図2)を有して
いる。
【0031】感光体20は、円筒状の導電性基材とその
外周面に形成された感光層を有し、中心軸を中心に回転
可能であり、本実施の形態においては、図1中の矢印で
示すように時計回りに回転する。
【0032】帯電ユニット30は、感光体20を帯電す
るための装置であり、露光ユニット40は、レーザを照
射することによって帯電された感光体20上に潜像を形
成する装置である。この露光ユニット40は、半導体レ
ーザ、ポリゴンミラー、F−θレンズ等を有しており、
パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の不図示
のホストコンピュータから入力された画像信号に基づい
て、変調されたレーザを帯電された感光体20上に照射
する。
【0033】YMCK現像デバイス50は、感光体20
上に形成された潜像を、ブラック(K)トナー、マゼン
タ(M)トナー、シアン(C)トナー、及び、イエロー
(Y)トナーを用いて現像するための装置である。これ
らのトナーはそれぞれ、YMCK現像デバイス50が有
するブラック現像装置51、マゼンタ現像装置52、シ
アン現像装置53、及び、イエロー現像装置54に収容
されている。
【0034】このYMCK現像デバイス50は、本実施
例においては、回転することにより、前記4つの現像装
置51、52、53、54の位置を動かすことを可能と
している。すなわち、このYMCK現像デバイス50
は、前記4つの現像装置51、52、53、54を4つ
の保持部50b、50c、50d、50eにより保持し
ており、前記4つの現像装置51、52、53、54
は、中心軸50aを中心として、それらの相対位置を維
持したまま回転可能となっている。そして、感光体20
に形成された潜像に対応する現像装置51、52、5
3、54を選択的に感光体20に対向させ、それぞれの
現像装置51、52、53、54に収容されたトナーに
て、感光体20上の潜像を現像する。なお、各現像装置
の詳細については後述する。
【0035】一次転写ユニット60は、感光体20に形
成された単色トナー像を中間転写体70に転写するため
の装置であり、4色のトナーが順次重ねて転写される
と、中間転写体70にフルカラートナー像が形成され
る。この中間転写体70は、エンドレスのベルトであ
り、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
二次転写ユニット80は、中間転写体70上に形成され
た単色トナー像やフルカラートナー像を紙、フィルム、
布等の記録媒体に転写するための装置である。
【0036】定着ユニット90は、記録媒体上に転写さ
れた単色トナー像やフルカラートナー像を紙等の記録媒
体に融着させて永久像とするための装置である。
【0037】クリーニングユニット75は、一次転写ユ
ニット60と帯電ユニット30との間に設けられ、感光
体20の表面に当接されたゴム製のクリーニングブレー
ド76を有し、一次転写ユニット60によって中間転写
体70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に
残存するトナーをクリーニングブレード76により掻き
落として除去するための装置である。
【0038】制御ユニット100は、図2に示すように
メインコントローラ101と、ユニットコントローラ1
02とで構成され、メインコントローラ101には画像
信号が入力され、この画像信号に基づく指令に応じてユ
ニットコントローラ102が前記各ユニット等を制御し
て画像を形成する。
【0039】===プリンタ10の動作=== 次に、このように構成されたプリンタ10の動作につい
て、他の構成要素にも言及しつつ説明する。まず、不図
示のホストコンピュータからの画像信号がインターフェ
イス(I/F)112を介してプリンタ10のメインコ
ントローラ101に入力されると、このメインコントロ
ーラ101からの指令に基づくユニットコントローラ1
02の制御により感光体20、現像装置に設けられたト
ナー担持体としての現像ローラ510(図3)及び中間
転写体70が回転する。感光体20は、回転しながら、
帯電位置において帯電ユニット30により順次帯電され
る。このとき、感光体20の帯電された領域は、感光体
20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40
によって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応
じた潜像が該領域に形成される。また、YMCK現像デ
バイス50は、イエロー(Y)トナーを収容したイエロ
ー現像装置54が、感光体20と対向する現像位置に位
置している。
【0040】感光体20上に形成された潜像は、感光体
20の回転に伴って現像位置に至り、イエロー現像装置
54によってイエロートナーで現像される。これによ
り、感光体20上にイエロートナー像が形成される。感
光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体2
0の回転に伴って一次転写位置に至り、一次転写ユニッ
ト60によって、中間転写体70に転写される。この
際、一次転写ユニット60には、トナーの帯電極性とは
逆の極性の一次転写電圧が印加される。なお、この間、
二次転写ユニット80は、中間転写体70から離間して
いる。
【0041】上記の処理が、第2色目、第3色目及び第
4色目について繰り返して実行されることにより、各画
像信号に対応した各色のトナー像が、中間転写体70に
重なり合って転写される。これにより、中間転写体70
上にはフルカラートナー像が形成される。中間転写体7
0上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写体7
0の回転に伴って二次転写位置に至り、二次転写ユニッ
ト80によって記録媒体に転写される。なお、記録媒体
は、給紙トレイ92から、給紙ローラ94、レジローラ
96を介して二次転写ユニット80へ搬送される。ま
た、転写動作を行う際、二次転写ユニット80は中間転
写体70に押圧されるとともに二次転写電圧が印加され
る。記録媒体に転写されたフルカラートナー像は、定着
ユニット90によって加熱加圧されて記録媒体に融着さ
れる。
【0042】一方、感光体20は一次転写位置を経過し
た後に、クリーニングユニット75のクリーニングブレ
ード76によって、その表面に付着しているトナーが掻
き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。
掻き落とされたトナーは、クリーニングユニット75が
備える残存トナー回収部に回収される。
【0043】===制御ユニットの概要=== 次に、制御ユニット100の構成について図2を参照し
つつ説明する。制御ユニット100のメインコントロー
ラ101は、インターフェイス112を介してホストコ
ンピュータと接続され、このホストコンピュータから入
力された画像信号を記憶するための画像メモリ113を
備えている。ユニットコントローラ102は、装置本体
の各ユニット(帯電ユニット30、露光ユニット40、
一次転写ユニット60、クリーニングユニット75、二
次転写ユニット80、定着ユニット90、表示ユニット
95)及びYMCK現像デバイス50と電気的に接続さ
れ、それらが備えるセンサからの信号を受信することに
よって、各ユニット及びYMCK現像デバイス50の状
態を検出しつつ、メインコントローラ101から入力さ
れる信号に基づいて、各ユニット及びYMCK現像デバ
イス50を制御する。
【0044】また、ユニットコントローラ102が備え
るCPU120は、シリアルインターフェイス(I/
F)121を介して、シリアルEEPROM等の不揮発
性記憶素子(以下、本体側メモリとする)122に接続
されている。またCPU120には、本体側メモリ12
2のみならず、各現像装置51、52、53、54に設
けられた現像装置側メモリ51a、52a、53a、5
4aにもシリアルインターフェイス121を介して接続
されており、本体側メモリ122及び現像装置側メモリ
51a、52a、53a、54aとの間でデータ転送可
能となるとともに、入出力ポート123を介して各現像
装置側メモリ51a、52a、53a、54aにチップ
セレクト信号CSを入力可能となっている。さらに、こ
のCPU120は入出力ポート123を介してHP検出
部31とも接続されている。
【0045】===現像装置の概要=== 次に、図3を用いて、現像装置の概要について説明す
る。図3は、現像装置の主要構成要素を示した断面図で
ある。なお、図1同様、図3にも、矢印にて上下方向を
示しており、例えば、現像ローラ510の中心軸は、感
光体20の中心軸よりも下方にある。また、図3では、
イエロー現像装置54が、感光体20と対向する現像位
置に位置している状態にて示されている。
【0046】YMCK現像デバイス50には、ブラック
(K)トナーを収容したブラック現像装置51、マゼン
タ(M)トナーを収容したマゼンタ現像装置52、シア
ン(C)トナーを収容したシアン現像装置53及びイエ
ロー(Y)トナーを収容したイエロー現像装置54が設
けられているが、各現像装置の構成は同様であるので、
以下、イエロー現像装置54について説明する。
【0047】イエロー現像装置54は、トナー担持体と
しての現像ローラ510、シール部材520、第1収容
部530、第2収容部535、フレーム540、規制壁
545、トナー供給部材としてのトナー供給ローラ55
0、層厚規制部材としての規制ブレード560、規制ブ
レードを付勢するためのブレード裏部材570を有して
いる。
【0048】現像ローラ510は、トナーTを担持して
感光体20と対向する現像位置に搬送する。この現像ロ
ーラ510は、アルミニウム、ステンレス、鉄等により
製造されており、必要に応じて、ニッケルメッキ、クロ
ムメッキ等が施されている。また、現像ローラ510
は、中心軸を中心として回転可能であり、図3に示すよ
うに、感光体20の回転方向(図3において時計方向)
と逆の方向(図3において反時計方向)に回転する。そ
の中心軸は、感光体20の中心軸よりも下方にある。ま
た、図3に示すように、イエロー現像装置54が感光体
20と対向している状態では、現像ローラ510と感光
体20との間には空隙が存在する。すなわち、イエロー
現像装置54は、感光体20上に形成された潜像を非接
触状態で現像する。なお、感光体20上に形成された潜
像を現像する際には、現像ローラ510と感光体20と
の間に交番電界が形成される。
【0049】シール部材520は、イエロー現像装置5
4内のトナーTが器外に漏れることを防止するととも
に、現像位置を通過した現像ローラ510上のトナーT
を、掻き落とすことなく現像器内に回収する。このシー
ル部材520は、ポリエチレンフィルム等からなるシー
ルである。シール部材520は、シール支持板金522
によって支持されており、シール支持板金522を介し
てフレーム540に取り付けられている。また、シール
部材520の現像ローラ510側とは逆側には、モルト
プレーン等からなるシール付勢部材524が設けられて
おり、シール部材520は、シール付勢部材524の弾
性力によって、現像ローラ510に押しつけられてい
る。なお、シール部材520が現像ローラ510に当接
する当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも上方
である。
【0050】第1収容部530及び第2収容部535
は、トナーTを収容する部分であり、フレーム540の
一部により構成されている。フレーム540は、第1収
容部530と第2収容部535との間でのトナーTの移
動を規制するための規制壁545を有する。規制壁54
5は、フレーム540の下部から上方へ(図3の上下方
向)延出しており、その上端は、トナー供給ローラ55
0の最上部よりも上に位置している。なお、第1収容部
530及び第2収容部535に収容されたトナーTを攪
拌するための攪拌部材を設けてもよいが、本実施の形態
では、YMCK現像デバイス50の回転に伴って各現像
装置(ブラック現像装置51、マゼンタ現像装置52、
シアン現像装置53、イエロー現像装置54)が回転
し、これにより各現像装置内のトナーTが攪拌されるた
め、第1収容部530及び第2収容部535には攪拌部
材を設けていない。
【0051】トナー供給ローラ550は、第1収容部5
30及び第2収容部535に収容されたトナーTを現像
ローラ510に供給する。このトナー供給ローラ550
は、金属製の軸を有し、ポリウレタンフォーム等からな
り、現像ローラ510とともにフレーム540に設けら
れた軸受け部に、その両端部が支持されている。トナー
供給ローラ550の軸受け部と現像ローラ510の軸受
け部とは、その軸間距離がトナー供給ローラ550及び
現像ローラ510の半径を足した距離より狭く配置さ
れ、トナー供給ローラ550が弾性変形された状態で現
像ローラ510に当接されている。ここで、トナー供給
ローラ550は、現像ローラ510に当接される外周部
の端部が、現像ローラ510の端部より内側になるよう
に形成され、現像ローラ510の端部にはトナーTの供
給を控えて、余剰となるトナーTの発生を抑えることに
より、トナーTの外部への飛散を防止している。
【0052】トナー供給ローラ550は、第1収容部5
30の下部に配置されており、第1収容部530及び第
2収容部に収容されたトナーTは、第1収容部530の
下部にてトナー供給ローラ550によって現像ローラ5
10に供給される。トナー供給ローラ550は、中心軸
を中心として回転可能であり、その中心軸は、現像ロー
ラ510の回転中心軸よりも下方にある。また、トナー
供給ローラ550は、現像ローラ510の回転方向(図
3において反時計方向)と逆の方向(図3において時計
方向)に回転する。なお、トナー供給ローラ550は、
第1収容部530及び第2収容部535に収容されたト
ナーTを現像ローラ510に供給する機能を有するとと
もに、現像後に現像ローラ510に残存しているトナー
Tを、現像ローラ510から剥ぎ取る機能をも有してい
る。
【0053】層厚規制部材としての規制ブレード560
は、現像ローラ510に担持されたトナーTの層厚を規
制し、また、現像ローラ510に担持されたトナーTに
電荷を付与する。この規制ブレード560は、ゴム部5
60aと、ゴム支持部560bとを有している。ゴム部
560aは、シリコンゴム、ウレタンゴム等からなり、
ゴム支持部560bは、リン青銅、ステンレス等のバネ
性を有する薄板である。ゴム部560aは、ゴム支持部
560bに支持されており、ゴム支持部560bは、そ
の一端部が一対のブレード支持板金562に挟まれて支
持された状態で、ブレード支持板金562を介してフレ
ーム540に取り付けられている。また、規制ブレード
560の現像ローラ510側とは逆側には、モルトプレ
ーン等からなるブレード裏部材570が設けられてい
る。
【0054】ここで、ゴム支持部560bの撓みによる
弾性力によって、ゴム部560aが現像ローラ510に
押しつけられている。また、ブレード裏部材570は、
ゴム支持部560bとフレーム540との間にトナーT
が入り込むことを防止して、ゴム支持部560bの撓み
による弾性力を安定させるとともに、ゴム部560aの
真裏からゴム部560aを現像ローラ510の方向へ付
勢することによって、ゴム部560aを現像ローラ51
0に押しつけている。したがって、ブレード裏部材57
0は、ゴム部560aの現像ローラ510への均一当接
性を向上させている。
【0055】規制ブレード560の、ブレード支持板金
562に支持されている側とは逆側の端、すなわち、先
端は、図4に示すように現像ローラ510に接触してお
らず、該先端から所定距離だけ離れた部分が、現像ロー
ラ510に幅を持って接触している。すなわち、規制ブ
レード560は、現像ローラ510にエッジにて当接し
ておらず、腹当たりにて当接している。また、規制ブレ
ード560は、いわゆるカウンタ当接し、その先端が現
像ローラ510の回転方向の上流側、且つ、トナー供給
ローラ550の方向に向くように配置されている。な
お、規制ブレード560が現像ローラ510に当接する
当接位置は、現像ローラ510の中心軸よりも下方であ
り、かつ、トナー供給ローラ550の中心軸よりも下方
である。
【0056】フレーム540は、一体成形された複数の
フレーム(上フレーム、下フレーム等)を接合して製造
されたものであり、下部に開口部を有している。この開
口部には、現像ローラ510の一部が軸方向に露出して
いる。
【0057】このように構成されたイエロー現像装置5
4において、トナー供給ローラ550が第1収容部53
0及び第2収容部535に収容されているトナーTを現
像ローラ510に供給する。供給されたトナーTは現像
ローラ510に担持され、現像ローラ510の回転に伴
って、規制ブレード560の当接位置に至り、該当接位
置を通過する際に、層厚が規制されるとともに、電荷が
付与される。層厚が規制された現像ローラ510上のト
ナーTは、現像ローラ510のさらなる回転によって、
感光体20に対向する現像位置に至り、該現像位置にて
交番電界下で感光体20上に形成された潜像の現像に供
される。現像ローラ510のさらなる回転によって現像
位置を通過した現像ローラ510上に残存したトナーT
は、シール部材520を通過して、該シール部材520
によって掻き落とされることなく現像装置内に回収され
る。
【0058】===規制ブレードの配置による画像への
影響=== 次に、本現像装置における規制ブレードの作用を図3〜
図5を用いて説明する。図4は、図3に示すA部の拡大
図、図5は現像ローラとトナー供給ローラとの付勢状態
を示す概念図である。
【0059】トナー供給ローラ550と現像ローラ51
0とは、互いに近接する方向に付勢され、図3に示する
ように、トナー供給ローラ550は弾性変形して現像ロ
ーラ510に当接している。トナーTは現像ローラ51
0の上側からトナー供給ローラ550により押されて供
給される。押圧されて供給されたトナーTは、回転する
現像ローラ510に担持され、現像ローラ510が回転
して現像位置に移動される。規制ブレード560は、現
像ローラ510の回転方向下流側にてゴム支持部560
bの撓みと、ブレード裏部材570の圧縮による弾性力
によってゴム部560aが現像ローラ510に押しつけ
られている。本実施形態においては、現像ローラ510
の軸中心Oとトナー供給ローラ550の軸中心O'とを
結ぶ直線と、現像ローラ510の軸中心Oとゴム部56
0aの現像ローラ510との接触部中心Pとを結ぶ直線
とのなす角度θが、約45°となるように配置してい
る。また、規制ブレード560は、その先端に現像ロー
ラ510と接触しない非当接部560cが設けられ、非
当接部560cと現像ローラ510とで間隙561が形
成される。この間隙561は、現像ローラ510に担持
されたトナーTが規制ブレード560によりほぼ均一に
均された際に、余剰となったトナーTが蓄積され、また
不足する場合には間隙561に蓄えられたトナーTが供
給される。
【0060】ところで、金属製の現像ローラ510と、
プレウレタンフォームのトナー供給ローラ550とは、
フレーム540によって支持されることによって押圧さ
れているため、現像ローラ510に撓みが生じること
は、前述したとおりである。また、トナーTの外部への
漏れを防止するために、図5に示すように、トナー供給
ローラ550の外周の端を、現像ローラ510の外周の
端より内側に位置させると、より撓みが大きくなる。こ
の撓みによる層厚のムラおよび規制ブレード560の押
圧力のムラを抑えるために、規制ブレード560の現像
ローラ510への当接位置を前記角度θが45°となる
位置としている。
【0061】詳述すると、層厚のムラを抑える場合に
は、規制ブレード560の先端側の非当接部560cの
幅が、軸方向の全域に亘って均一となる位置にて規制ブ
レード560を当接させることが理想的である。例え
ば、上記のように現像ローラ510に撓みが生じている
場合に、現像ローラ510の撓み方向と規制ブレード5
60とが平行となる位置、即ち角度θが90°となる位
置に規制ブレード560が設けられていると、規制ブレ
ード560先端側の非当接部560cの幅は、軸方向の
両端が狭く中央が広くなる。このため、余剰となったト
ナーTは中央側に集められ、両端側のトナーTが少なく
なって、現像ローラ510上のトナーの層厚が均一にな
らない虞がある。一方、現像ローラ510に撓みが生じ
ている場合であっても、現像ローラ510とトナー供給
ローラ550との当接部に近い側、即ち、トナー供給ロ
ーラ550が押圧している側に規制ブレード560が設
けられていると、規制ブレード560は、撓みが生じて
いる現像ローラ510に沿って、当接するため、先端側
の非当接部560cの幅はほぼ均一になる。このため、
非当接部560cの幅を均一にするためには、トナー供
給ローラ550を避けて、現像ローラ510とトナー供
給ローラ550との当接部に近い側が理想的な規制ブレ
ード560の位置となる。
【0062】一方、規制ブレード560の押圧力が軸方
向の全域に亘って均一とするには、規制ブレード560
を、ゴム部560aが平面を維持したままで現像ローラ
510に当接させることが望ましい。このため、現像ロ
ーラ510の撓み方向と規制ブレード560とが平行と
なる位置、即ち前記角度θが90°となる位置が理想的
である。また、この理想位置から離れるにしたがって、
現像ローラ510の撓みの影響が大きくなり、規制ブレ
ード560の押圧力にムラが生じる。
【0063】上記2つの条件において、現像条件として
影響度が高いのは、規制ブレード560先端側の非当接
部560cの幅であるため、規制ブレード560の先端
に現像ローラ510との非当接部560cを確保しつ
つ、現像ローラ510とトナー供給ローラ550との当
接部に近い位置として、角度θが約45°となる位置に
て規制ブレード560を現像ローラ510に当接させて
いる。このような配置にすることにより、現像ローラ5
10に撓みが生じたとしても、良好に層厚を規制し、か
つ、ほぼ均等に規制ブレード560を現像ローラ510
に押圧させ、層厚のムラ、及び、トナーの帯電ムラを抑
えて良好な現像を行うことが可能となる。
【0064】さらに、トナー供給性のよい、金属製の現
像ローラ510とプレウレタンフォームのトナー供給ロ
ーラ550とを使用したり、トナー層を形成する領域の
外でトナー供給ローラ550と現像ローラ510とを付
勢することが可能な両端の支持部にえ付勢するなど、さ
らに良好な現像を行うための構成を維持することが可能
となる。
【0065】===その他の実施の形態=== 以上、いくつかの実施の形態に基づき本発明に係る現像
装置等を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本
発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限
定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱するこ
となく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等
価物が含まれることはもちろんである。
【0066】また、本発明は、前述した規制ブレードの
先端がトナー担持体に接触しておらず、該先端から所定
距離離れた部分が前記トナー担持体に接触しており、そ
の接触位置が前記トナー担持体の回転中心位置よりも下
方である現像装置について特に有効であるが、規制ブレ
ードの先端がトナー担持体に接触している現像装置、又
は、その接触位置が前記トナー担持体の回転中心位置よ
りも上方である現像装置についても適用可能である。
【0067】また、本発明は、トナーを前記トナー担持
体に供給する回転可能なトナー供給部材を有し、このト
ナー供給部材の回転方向が前記トナー担持体の回転方向
とは逆方向である現像装置について特に有効であるが、
トナー供給部材の回転方向が前記トナー担持体の回転方
向と同方向である現像装置についても適用可能である。
【0068】また、本発明は、現像装置内のトナーの漏
れを防止するための、前記トナー担持体に当接している
シール部材を有し、この当接位置が前記トナー担持体の
回転中心位置よりも上方である現像装置について特に有
効であるが、前記当接位置が前記トナー担持体の回転中
心位置よりも下方である現像装置についても適用可能で
ある。
【0069】また、本発明は、トナーを収容するトナー
収容部を有し、前記トナー供給部材は前記トナー収容部
の下部に配置されており、前記トナー収容部に収容され
たトナーは、該トナー収容部の下部にて前記トナー供給
部材によって前記トナー担持体に供給される現像装置に
ついて特に有効であるが、前記トナー供給部材が前記ト
ナー収容部の上部に配置されており、前記トナー収容部
に収容されたトナーが、該トナー収容部の上部にて前記
トナー供給部材によって前記トナー担持体に供給される
現像装置についても適用可能である。
【0070】さらに、前述した実施の形態においては、
画像形成装置として中間転写型のフルカラーレーザビー
ムプリンタを例にとって説明したが、本発明は、中間転
写型以外のフルカラーレーザビームプリンタ、モノクロ
レーザビームプリンタ、複写機、ファクシミリなど、各
種の画像形成装置に適用可能である。
【0071】また、感光体についても、円筒状の導電性
基材の外周面に感光層を設けて構成した、いわゆる感光
ローラに限られず、ベルト状の導電性基材の表面に感光
層を設けて構成した、いわゆる感光ベルトであってもよ
い。
【0072】また、本発明に係る現像装置は、前述した
実施の形態にて説明した構成の装置に限定されるもので
はなく、少なくとも、トナーを担持して移動するトナー
担持体と、このトナー担持体に担持されたトナーの層厚
を規制するための層厚規制部材とを有する現像装置であ
れば、どのような現像装置にも適用することが可能であ
り、トナー担持体及びトナー供給部材は、ローラに限ら
ずベルトやその他の形態であっても構わない。
【0073】例えば、トナー担持体としては、磁性、非
磁性、導電性、絶縁性、金属、ゴム、樹脂等、トナー担
持体を構成し得るものであればすべてのものを用いるこ
とができる。例えば、材質的には、アルミニウム、ニッ
ケル、ステンレス、鉄等の金属、天然ゴム、シリコンゴ
ム、ウレタンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴ
ム、ネオプレンゴム、NBR等のゴム、スチロール樹
脂、塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエチレン
樹脂、メタクリル樹脂、ナイロン樹脂等の樹脂を用いる
ことができる。また、これらの材質の上層部にコートし
ても使用できることは言うまでもない。その場合、コー
ト材としては、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリウレ
タン、ポリエステル、ナイロン、アクリル等が使用でき
る。また、形態としては、非弾性体、弾性体、単層、多
層、フィルム、ローラ等のすべてのものを用いることが
できる。
【0074】また、トナー供給部材についても同様であ
り、材質としては、前述したポリウレタンフォームの
他、ポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、ポ
リエステルフォーム、エチレンプロピレンフォーム、ナ
イロンフォーム、シリコンフォーム等が使用することが
できる。なお、トナー供給手段の発泡セルは単泡、連泡
のどちらでも使用できる。なお、フォーム材に限られ
ず、弾性を有するゴム材を使用しても良い。詳しくは、
シリコンゴム、ウレタンゴム、天然ゴム、イソプレンゴ
ム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロ
プレンゴム、ブチルゴム、エチレンプロピレンゴム、エ
ピクロロヒドリンゴム、ニトリルブタジエンゴム、アク
リルゴムにカーボン等の導電剤を分散成型したものが使
用できる。また、層厚規制部材としては、前述したよう
に、ゴム部とゴム支持部を有するものが用いられるが、
ゴム部の材質は、前述したシリコンゴム、ウレタンゴム
の他、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエン
ゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、エピクロロヒドリンゴ
ム、ニトリルブタジエンゴム、アクリルゴムにカーボン
等が使用できる。また、ゴム支持部とゴム部を別々に製
造した後に、これらを接合して構成されたものでなくて
もよく、例えば、これらの材料を単独で一体成型したも
のや、ステンレス薄板単独で層厚規制部材を構成したも
のも同様に使用できる。更に、前述の材料の上層部に樹
脂をコートしても使用できる。そのコート材としては、
ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン、ポリウレタ
ン、ポリエステル等が使用できる。
【0075】===コンピュータシステム等の構成==
= 次に、本発明に係る実施形態の一例であるコンピュータ
システム、コンピュータプログラム、及び、コンピュー
タプログラムを記録した記録媒体の実施形態について、
図面を参照しながら説明する。
【0076】図6は、コンピュータシステムの外観構成
を示した説明図である。コンピュータシステム1000
は、コンピュータ本体1102と、表示装置1104
と、プリンタ1106と、入力装置1108と、読取装
置1110とを備えている。コンピュータ本体1102
は、本実施形態ではミニタワー型の筐体に収納されてい
るが、これに限られるものではない。表示装置1104
は、CRT(Cathode Ray Tube:陰極線管)やプラズマ
ディスプレイや液晶表示装置等が用いられるのが一般的
であるが、これに限られるものではない。プリンタ11
06は、上記に説明されたプリンタが用いられている。
入力装置1108は、本実施形態ではキーボード110
8Aとマウス1108Bが用いられているが、これに限
られるものではない。読取装置1110は、本実施形態
ではフレキシブルディスクドライブ装置1110AとC
D−ROMドライブ装置1110Bが用いられている
が、これに限られるものではなく、例えばMO(Magnet
o Optical)ディスクドライブ装置やDVD(Digital V
ersatile Disk)等の他のものであっても良い。
【0077】図7は、図6に示したコンピュータシステ
ムの構成を示すブロック図である。コンピュータ本体1
102が収納された筐体内にRAM等の内部メモリ12
02と、ハードディスクドライブユニット1204等の
外部メモリがさらに設けられている。
【0078】なお、以上の説明においては、プリンタ1
106が、コンピュータ本体1102、表示装置110
4、入力装置1108、及び、読取装置1110と接続
されてコンピュータシステムを構成した例について説明
したが、これに限られるものではない。例えば、コンピ
ュータシステムが、コンピュータ本体1102とプリン
タ1106から構成されても良く、コンピュータシステ
ムが表示装置1104、入力装置1108及び読取装置
1110のいずれかを備えていなくても良い。
【0079】また、例えば、プリンタ1106が、コン
ピュータ本体1102、表示装置1104、入力装置1
108、及び、読取装置1110のそれぞれの機能又は
機構の一部を持っていても良い。一例として、プリンタ
1106が、画像処理を行う画像処理部、各種の表示を
行う表示部、及び、デジタルカメラ等により撮影された
画像データを記録した記録メディアを着脱するための記
録メディア着脱部等を有する構成としても良い。
【0080】このようにして実現されたコンピュータシ
ステムは、システム全体として従来システムよりも優れ
たシステムとなる。
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、現像ローラに形成され
るトナー層の層厚のムラ、及び、トナーの帯電ムラの発
生を抑えて良好な現像が行われる現像装置、このような
現像装置を有する画像形成装置及びコンピュータシステ
ムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る画像形成装置を構成する主要
構成要素を示した図である。
【図2】図1の画像形成装置の制御ユニットを示すブロ
ック図である。
【図3】現像装置の動作を説明するための図である。
【図4】図3に示すA部の拡大部である。
【図5】現像ローラとトナー供給ローラとの付勢状態を
示す概念図である
【図6】コンピュータシステムの外観構成を示した説明
図である。
【図7】図6に示したコンピュータシステムの構成を示
すブロック図である。
【図8】現像装置の背景技術を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 レーザビームプリンタ 20 感光体 30 帯電ユニット 40 露光ユニット 50 YMCKデバイス 50a 中心軸 50b,50c,50d,50e 保持部 51 ブラック現像装置 52 マゼンタ現像装置 53 シアン現像装置 54 イエロー現像装置 51a、52a、53a、54a 現像装置側メモリ 60 一次転写ユニット 70 中間転写体 75 クリーニングユニット 76 クリーニングブレード 80 二次転写ユニット 90 定着ユニット 92 給紙トレイ 94 給紙ローラ 95 表示ユニット 96 レジローラ 100 制御ユニット 101 メインコントローラ 102 ユニットコントローラ 112 インターフェイス 113 画像メモリ 120 CPU 121 シリアルインターフェイス 122 本体側メモリ(記憶素子) 123 入出力ポート 510 現像ローラ(トナー担持体) 520 シール部材 522 シール支持板金 524 シール付勢部材 530 第1トナー収容部 535 第2トナー収容部 540 フレーム 545 規制壁 550 トナー供給ローラ(トナー供給部材) 560 規制ブレード(層厚規制部材) 560a ゴム部 560b ゴム支持部 560c 非当接部 562 ブレード支持板金 570 ブレード裏部材 1000 コンピュータシステム 1002 コンピュータ本体 1104 表示装置 1106 プリンタ 1108 入力装置 1108A キーボード 1108B マウス 1110 読取装置 1110A フレキシブルディスクドライブ装置 1110B CD−ROMドライブ装置 1202 内部メモリ 1204 ハードディスクドライブユニット O 現像ローラの軸中心 O' トナー供給ローラの軸中心 P ゴム部の現像ローラとの接触部中心 T トナー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを担持するトナー担持体と、該ト
    ナー担持体にトナーを供給するために当該トナー担持体
    に押圧されるトナー供給部材と、該トナー供給部材によ
    って前記トナー担持体に供給されたトナーの層厚を規制
    する層厚規制部材とを有する現像装置において、 前記層厚規制部材は、前記トナー担持体の前記トナー供
    給部材側にて当接していることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の現像装置において、 前記層厚規制部材は、前記トナー担持体との当接位置よ
    り先端側に非当接部を有することを特徴とする現像装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の現像装置
    において、 前記層厚規制部材は、先端に向かう方向が前記トナー供
    給部材の方向であることを特徴とする現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の現像装置において、 前記トナー担持体は金属製のローラであり、前記トナー
    供給部材は外周部に弾性材が設けられたローラであるこ
    とを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の現像装置において、 前記トナー担持体及び前記トナー供給部材は両端側で支
    持され、この支持部にて互いに近接する方向に付勢され
    ていることを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載の現像装置
    において、 前記トナー担持体と前記トナー供給部材とは、それぞれ
    外周部位が接触しており、トナー供給部材における外周
    部位の端は、前記トナー担持体における外周部位の端よ
    り内側に位置することを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載
    の現像装置において、 前記トナー担持体は前記トナー供給部材から供給された
    トナーを担持して回転し、前記層厚規制部材は、前記ト
    ナー担持体と前記トナー供給部材との接触位置の中心か
    ら、トナー担持体の回転方向に90°の範囲にて、前記
    トナー担持体に当接することを特徴とする現像装置。
  8. 【請求項8】 請求項4乃至請求項7のいずれかに記載
    の現像装置において、 前記層厚規制部材は、前記トナー担持体のローラ軸中心
    と前記トナー供給部材のローラ軸中心とを結ぶ直線と、
    トナー担持体のローラ軸中心と層厚規制部材及びトナー
    担持体の接触部の中心とを結ぶ直線と、のなす角度θ
    が、45°≦θ<90となる位置にて、トナー担持体に
    当接することを特徴とする現像装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載
    の現像装置において、 現像可能な状態にて、前記トナーは、前記トナー担持体
    と前記トナー供給部材との接触部位より上側からトナー
    供給部材によって供給され、前記層厚規制部材は、前記
    接触部位より下側でトナー担持体に当接することを特徴
    とする現像装置。
  10. 【請求項10】 トナーを担持するトナー担持体と、該
    トナー担持体にトナーを供給するために当該トナー担持
    体に押圧されるトナー供給部材と、該トナー供給部材に
    よって前記トナー担持体に供給されたトナーの層厚を規
    制する層厚規制部材とを有する現像装置において、 前記層厚規制部材は、先端に向かう方向が前記トナー供
    給部材の方向となり、トナー担持体との当接位置より先
    端側に非当接部を有し、 トナー担持体は金属製のローラであり、トナー供給部材
    は外周部に弾性材が設けられたローラであり、 トナー担持体及びトナー供給部材は両端側で支持され、
    この支持部にて互いに近接する方向に付勢され、 トナー担持体とトナー供給部材とは、それぞれ外周部位
    が接触しており、トナー供給部材における外周部位の端
    は、トナー担持体における外周部位の端より内側に位置
    し、 層厚規制部材は、トナー担持体のローラ軸中心とトナー
    供給部材のローラ軸中心とを結ぶ直線と、トナー担持体
    のローラ軸中心と層厚規制部材及びトナー担持体の接触
    部の中心とを結ぶ直線と、のなす角度θが、45°≦θ
    <90となる位置にて、トナー担持体に当接し、 現像可能な状態にて、トナーは、トナー担持体とトナー
    供給部材との接触部位より上側からトナー供給部材によ
    って供給され、層厚規制部材は、接触部位より下側でト
    ナー担持体に当接することを特徴とする現像装置。
  11. 【請求項11】 トナーを担持するトナー担持体と、該
    トナー担持体にトナーを供給するために当該トナー担持
    体に押圧されるトナー供給部材と、該トナー供給部材に
    よって前記トナー担持体に供給されたトナーの層厚を規
    制する層厚規制部材とを有する現像装置を備えた画像形
    成装置において、 前記層厚規制部材は、前記トナー担持体の前記トナー供
    給部材側にて当接していることを特徴とする画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 コンピュータ本体、及び、このコンピ
    ュータ本体に接続され、トナーを担持するトナー担持体
    と、該トナー担持体にトナーを供給するために当該トナ
    ー担持体に押圧されるトナー供給部材と、該トナー供給
    部材によって前記トナー担持体に供給されたトナーの層
    厚を規制する層厚規制部材とを有する現像装置を備えた
    画像形成装置、を具備したコンピュータシステムにおい
    て、 前記層厚規制部材は、前記トナー担持体の前記トナー供
    給部材側にて当接していることを特徴とするコンピュー
    タシステム。
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