JP2003249413A - セラミックスコアの製造方法 - Google Patents

セラミックスコアの製造方法

Info

Publication number
JP2003249413A
JP2003249413A JP2002047080A JP2002047080A JP2003249413A JP 2003249413 A JP2003249413 A JP 2003249413A JP 2002047080 A JP2002047080 A JP 2002047080A JP 2002047080 A JP2002047080 A JP 2002047080A JP 2003249413 A JP2003249413 A JP 2003249413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
sheet
core
flammable
molding die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002047080A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yamamoto
諭 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2002047080A priority Critical patent/JP2003249413A/ja
Publication of JP2003249413A publication Critical patent/JP2003249413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑形状であり、かつ、強度と電気的特性に優
れ、生産効率が良いセラミックスコアの製造方法を得
る。 【解決手段】巻芯部の両端に鍔部を有するセラミックス
コアの製造方法において、可燃性シートに上記コアの少
なくとも一部の形状に合致した貫通孔からなる成形用雌
型を形成する工程、この成形用雌型にセラミックペース
トまたはセラミックシートを充填する工程、これを焼成
することで可燃性シートを焼失させてコアの焼結体を得
る工程を含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は主にインダクタとし
て使用されるチョークコイルを構成するセラミックスコ
アの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図6(b)に示すようにチョー
クコイルやトランス等のコアとして使用されるセラミッ
クスコア100は中心が細くなった巻芯部102と、そ
の両端に巻芯部102より太くなった鍔部101を有し
ている。このセラミックスコア100の前記巻芯部10
2にコイルを巻装し、チョークコイルやトランス等を構
成する。
【0003】このようなセラミックスコア100は、巻
芯部102に巻装したコイルのリード線を引き出すた
め、鍔部101の外周に溝103を設けた形状となって
いる。また、引き出したリード線を外部に接続するため
に、鍔部101の側面に窪み104が形成される。そし
て、このような形状を有するセラミックスコア100
は、まずセラミックスの原料粉末に適宜な有機バインダ
を加えて金型に入れ、プレス成形により図6(a)に示
すような、周面に溝103aを有する円柱形の強固な粉
末成形体100aを得て、その粉末成形体100aの中
央部を研削することにより作られる。
【0004】図7にこのような粉末成形体100aを研
削しセラミックスコア100を作るための装置の例を示
す。矢印で示す方向に回転する研削砥石1の研削周面2
と矢印で示す方向に回転するカムローラー4の案内周面
5とが対向して配置され、その周面間2、5の間隙の下
部にブレード板7が配置されている。また、研削砥石1
の研削周面2とカムローラー4の案内周面5との間の側
方に、ピン状のコアガイド3が配置されている。図6に
示すような粉末成形体100aは図7(a)で示すよう
に、対向する研削砥石1の研削周面2とカムローラー4
の案内周面5との間に供給され、斜めに形成されたブレ
ード板7の上端で回転自在支持されると共に、同粉末成
形体100aの端面にコアガイド3の先端が当たりその
研削砥石1に対する軸方向の位置が規制される。
【0005】研削砥石1はその外周部分にダイヤモンド
粉等で形成された研削部を有し、その外周面である研削
周面2によって粉末成形体100aを円筒研削できるよ
うになっている。また、カムローラー4の案内周面5
は、図7(a)の3時の位置から反時針方向に進むに従
って回転中心からの距離が増大するようになっており、
その距離は図7(a)の1時の位置で最大となる。従っ
て、カムローラー4が図7(a)から同図(b)で示す
ように矢印で示す方向に回転すると、カムローラー4の
案内周面5によって粉末成形体100aの周面が研削砥
石1の研削周面2に押し当てられ研削される。この間、
粉末成形体100aは回転しているため、その周面中央
部が研削砥石1により円筒研削され、図6に示すような
セラミックスコア100が加工される。なお、粉末成形
体100aに対する研削砥石1の切込み深さは、研削砥
石1の研削周面2とカムローラー4の案内周面5との最
小距離により決定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のドラム状部品の
加工方法と装置により図6に示すような粉末成形体10
0a、すなわち周面に溝103aを有する粉末成形体1
00aを加工すると、図8に示すようにドラム状部品1
00の巻芯部102の断面が真円とならず、鍔部101
の溝103に対応する位置が***した如く盛り上がって
しまう。
【0007】この問題点を解決するために、図9に示す
ように研削砥石11で粉末成形体100aを研削するに
当たり、段部16を有するカムローラー14の案内周面
15で粉末成形体100aの研削しようとする周面中央
部のみを研削砥石11の研削周面12に押し当て、これ
によりドラム状部品100の巻芯部102を基準として
それを円筒研削する方法が提案されている(特許317
4696号公報参照)。
【0008】しかし、この方法でも粉末成形体100a
の周面に対する溝103aの比率が高い場合、例えば図
10(a)に示すような粉末成形体100a、すなわち
角柱形の粉末成形体100aを加工すると、粉末成形体
100aはブレード板17に保持されて加工中に回転せ
ず、図10(b)に示すようなドラム状部品100には
ならない事が分かった。
【0009】また、この方法では、図11に示すような
セラミックスコア100、すなわち巻芯部102が鍔部
101の中心からずれた位置にあるような複雑形状のセ
ラミックスコア100を加工することができない。
【0010】さらに、前記のドラム状部品の加工方法と
装置を用いてセラミックスコアを製造した場合、巻芯部
102の周面や鍔部101の巻芯部側の面に研削砥石1
1による研削傷と微小なクラックが発生し、セラミック
スコアの強度・電気特性が劣化していることが分かっ
た。
【0011】これらの問題点を解決するために、図12
に示すように原料粉末24を金型21に入れてプレス成
形により製品形状を得る工程において、前記金型21内
に可燃材からなるリング形状のインサート物25をセッ
トし、インサート成形により前記インサート物25を一
体的に含んだ成形体を得て、このインサート成形体を焼
成する工程で前記インサート物25を焼却し、前記イン
サート物25を取り除いたドラム状部品100を得る方
法が提案されている(特開平6−806公報参照)。
【0012】しかし、この方法では巻芯部102に該当
するインサート物25内部と、鍔部101に該当するイ
ンサート物25外部の粉体密度を調整することが難し
く、製品寸法をコントロールすることができない。また
巻芯部102に該当するインサート物25内部の粉体密
度が低くなるため、強度・電気特性も劣化する。さらに
この方法ではインサート成形体を1個得るために、前記
金型21内に可燃材からなるインサート物25を1回セ
ットする工程が必要であるため、生産効率が悪く大量生
産に適していない。そこで本発明では簡単な製造方法に
より複雑形状であり、かつ、強度・電気的特性に優れた
セラミックスコアの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明では、巻芯部の両端に鍔部を有するセラミッ
クスコアの製造方法において、可燃性シートに上記コア
の少なくとも一部の形状に合致した貫通孔からなる成形
用雌型を形成する工程、この成形用雌型にセラミックペ
ーストまたはセラミックシートを充填する工程、これを
焼成することで可燃性シートを焼失させてコアの焼結体
を得る工程を含むことを特徴とする。そして、本発明で
は上記可燃性シートが、上記コアの巻芯部に合致した貫
通孔からなる成形用雌型を有するシートと、上記コアの
鍔部に合致した貫通孔からなる成形用雌型を有するシー
トとを積層してなることを特徴とする。
【0014】また、本発明では上記可燃性シートが、上
記コアの巻芯部に合致した貫通孔からなる成形用雌型を
有し、この成形用雌型にセラミックペーストまたはセラ
ミックシートを充填した後、可燃性シートの表面にセラ
ミックペーストまたはセラミックシートを塗布または積
層し、個々のコア形状となるように切断した後、焼成す
ることを特徴とする。
【作用】前記本発明によるセラミックスコアの製造方法
では、可燃性シートが成形品の焼成工程で焼却され、こ
れを完全に取り除いたものがセラミックス製品となる。
したがって前記可燃性シートは一般のプラスチック成形
における金型と金型の中子と同じように機能することに
なり、単純なプレス成形や研削加工では成形することの
できない複雑な製品形状を容易に実現することができ
る。
【0015】そして、本発明によるセラミックスコアの
製造方法では、研削等の後加工が不必要なため、セラミ
ックスコア本体に後加工に起因する研削傷・クラック等
を含まず、さらにペースト状原料を用いて成形するた
め、焼結体の密度が均一で高くなり、強度・電気的特性
も向上する。
【0016】さらに、本発明によるセラミックスコアの
製造方法では、多数のコアを同時に成形できるため生産
効率が良く、大量生産に適している。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。
【0018】図1に、本実施形態に係るセラミックスコ
ア100の製造方法の一例を示す。セラミックスコア1
00は、可燃性シートにより作成された成形用雌型30
を用いて形成される。この成形用雌型30は図1(a)
に示すように、2枚の形成しようとするドラム状部品1
00の鍔部101を象った貫通孔31bが形成されてい
る可燃性シート31と、1枚の形成しようとするセラミ
ックスコア100の巻芯部102を象った貫通孔31c
が形成されている可燃性シート31が図1(b)に示す
ように積層されて作成される。
【0019】ここで可燃性シート31の材料は、成形用
雌型として適度な剛性を呈し、かつ、焼成による熱で焼
失するものであればどのようなものでも良い。例えば紙
や木材などで形成しても良いが、熱分解性が高いPVA
やWAX、アクリル等の材料を用いたシートが良い。可
燃性シート31の貫通孔31b、31cは、パンチ等に
よる打ち抜きや、可燃性材料を棒状の突出がある型に流
し込むことなどにより形成する。また本実施形態では3
枚の可燃性シートを積層して成形用雌型30を作成した
が、1枚の可燃性シート31で成形用雌型30を作成
し、ドラム状部品100を象った貫通孔30aを形成し
ても良い。
【0020】次いで、図1(c)に示すように、成形用
雌型30の貫通孔30aにセラミックペースト33を圧
入あるいはスキージング・塗布などの方法により充填し
乾燥させ成形体を形成する。本実施形態では、可燃性シ
ート31を積層後に、貫通孔30aにセラミックペース
ト33を充填したが、図2に示すように、鍔部101と
巻芯部102の各可燃性シート31の貫通孔31b、3
1cにセラミックペースト33を充填した後に、各可燃
性シート31を積層して成形体34を形成しても良い。
また本実施形態では可燃性シート31の貫通孔31b、
31cにセラミックペースト33を充填したが、代わり
にセラミックシートを加工し充填しても良い。
【0021】ここでセラミックペースト33の材料は、
ペーストとして適度な流動性を呈し、かつ、乾燥により
形状を維持するものであればどのようなものでも良い。
例えばフェライトやアルミナ、ジルコニア等でも良い。
【0022】次いで図1(d)に示すように、成形体3
4を焼成炉200内で焼成処理する。そして、この焼成
処理によりドラム状部品100は焼成され、かつ、可燃
性シートからなる成形用雌型30は焼失される。これに
よって、図1(e)に示すように、ドラム状部品100
が形成される。
【0023】このように、本実施形態に係るドラム状部
品100の製造方法においては、上記成形用雌型30と
共に成形されたドラム状部品100が、成形用雌型30
を含有したままの状態で焼成処理される。そして、この
焼成処理により、可燃性シート31で作成された成形用
雌型30が焼失されてドラム状部品100が焼成され
る。したがって、この製造方法では、可燃性シート31
の貫通孔31b、31cの形状、及び、積層位置を変更
するだけで、角鍔等の複雑な製品形状を容易に形成でき
る。また、この製造方法によれば、研削等の後加工の必
要がないため、コア本体に後加工に起因する研削傷・ク
ラックが発生せず、さらにペースト状のセラミックス原
料を使用しているため、粉末プレス成形品に比べコア本
体の密度が均一で高くなり、強度・電気特性が向上す
る。
【0024】次に本発明の他の実施形態を説明する。
【0025】図3に、本実施形態に係るドラム状部品1
00の製造方法の一例を示す。ドラム状部品100は、
可燃性シート31により作成された成形用雌型30を用
いて形成される。この成形用雌型30は図3(a)に示
すように、1枚の形成しようとするドラム状部品100
の巻芯部102を象った貫通孔31cが形成されている
可燃性シート31で作成される。
【0026】次いで、図3(b)に示すように、成形用
雌型30の貫通孔31cにセラミックペースト33を圧
入あるいはスキージング・塗布などの方法により充填し
巻芯部102を形成する。
【0027】次いで、図3(c)に示すように、巻芯部
102を充填した成形用雌型30の表裏に、鍔部101
に該当するセラミックシート35を積層し、積層体36
を形成する。
【0028】本実施形態では、成形用雌型30の貫通孔
31cに巻芯部102に該当するセラミックペースト3
3を充填した後、鍔部101に該当するセラミックシー
ト35を積層したが、図4に示すように、成形用雌型3
0の貫通孔31cに巻芯部102に該当するセラミック
ペースト33を充填した後、鍔部101に該当するセラ
ミックペースト33をスキージング・塗布しても良い。
さらに、図5に示すように、鍔部101に該当するセラ
ミックペースト33をスキージング・塗布すると同時
に、成形用雌型30の貫通孔31cに巻芯部102に該
当するセラミックペースト33を充填しても良い。また
本実施形態では成形用雌型30の貫通孔31cにセラミ
ックペースト33を充填したが、代わりにセラミックシ
ートを加工し充填しても良い。
【0029】次いで図3(d)に示すように、積層体3
6を成形用雌型30と共に切断し成形体34を形成す
る。ここで本実施形態では積層体36を成形用雌型30
と共に切断し成形体34を形成したが、積層体36を成
形用雌型30と共にパンチ等で打ち抜いて成形体34を
形成しても良い。
【0030】次いで図3(e)に示すように、成形体3
4を焼成炉200内で焼成処理する。そして、この焼成
処理によりドラム状部品100は焼成され、かつ、可燃
性シート31からなる成形用雌型30は焼失される。こ
れによって、図3(f)に示すように、ドラム状部品1
00が形成される。
【0031】このように、本実施形態に係るドラム状部
品100の製造方法においては、上記成形用雌型30と
共に形成されたドラム状部品100が、成形用雌型30
を含有したままの状態で焼成処理される。そして、この
焼成処理により、可燃性シート31で作成された成形用
雌型30が焼失されてドラム状部品100が焼成され
る。したがって、この製造方法では、可燃性シート31
の貫通孔31cの形状、及び、切断位置を変更するだけ
で、角鍔などの複雑な製品形状を容易に形成できる。ま
た、この製造方法によれば、研削等の後加工の必要がな
いため、コア本体に後加工に起因する研削傷・クラック
が発生せず、さらにペースト状のセラミックス原料を使
用しているため、粉末プレス成形品に比べ、コア本体の
密度が均一で高くなり、強度・電気特性が向上する。
【0032】なお、図6に示すような、鍔部側面に形成
される窪み104等の模様は、成形体34や積層体36
に型を押し付けることで容易に形成することができる。
【0033】
【実施例】本発明の一実施例として、図1、2の手順に
したがって図10(b)に示す形状のセラミックスコア
を製造した。
【0034】縦横□200mm厚み1mmポリエチレン製
の1枚の可燃性シート31に、金型を用いて巻芯部を象
ったφ0.5mmの貫通孔31cを10,000個形成す
る。
【0035】この巻芯部を象った貫通孔31cに、Ni
-Zn系フェライトを主原料に用いたセラミックペースト
33を圧入する。
【0036】縦横□200mm厚み0.5mmでポリエチレ
ン製の2枚の可燃性シート31に、金型を用いて鍔部を
象った□1mmの貫通孔31bを10,000個形成す
る。 この鍔部を象った貫通孔31bに、Ni-Zn系フェライ
トを主原料に用いたセラミックペースト33を圧入す
る。 貫通孔31b、31cにセラミックペースト33を圧
入した3枚の可燃性シート31を、熱圧着して積層し成
形体34を形成する。
【0037】成形体34を焼成炉200内で焼成処理
し、可燃性シート31を焼失させると同時に、10,0
00個のセラミックスコア100を得る。
【0038】以上の手順により、従来の製造方法では加
工することができない、図10(b)に示すドラム状部
品を容易に、かつ、大量に製造することができた。
【0039】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、鍔
部や巻芯部の断面がどのような形状であっても、可燃性
シートを加工して成形用雌型を作り、セラミックペース
トを充填し成形体・積層体を形成し、その成形体・積層
体を焼成する工程で前記成形用雌型を焼却・除去すると
いう非常に簡単な製造工程で、従来の成形方法では実現
することができない、複雑な形状で、かつ、セラミック
スコア本体に研削傷やクラックを含まず、さらに密度が
均一で高い製品の大量生産を容易に実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は本発明のセラミックスコア製
造方法を説明するための図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の他の実施形態を説明
するための図である。
【図3】(a)〜(f)は本発明の他の実施形態を説明
するための図である。
【図4】(a)〜(c)は本発明の他の実施形態を説明
するための図である。
【図5】(a)〜(b)は本発明の他の実施形態を説明
するための図である。
【図6】(a)はセラミックスコアに加工される前の粉
末成形品を示す斜視図、(b)はセラミックスコアの斜
視図である。
【図7】(a)、(b)は従来例のセラミックスコアの
加工装置を示す概略側面図である。
【図8】従来例によるドラム状部品加工装置により加工
されたドラム状部品の縦断正面図である。
【図9】従来例による巻芯部を円状にするドラム状部品
加工装置の要部拡大概略側面図である。
【図10】従来例によるドラム状部品加工装置では加工
できないドラム状部品の斜視図である。
【図11】従来例によるドラム状部品加工装置では加工
できないドラム状部品の斜視図である。
【図12】従来例によるインサート成形によるドラム状
部品成形方法の状態説明図である。
【符号の説明】
30 成形用雌型 31 可燃性シート 33 セラミックペースト 34 成形体 35 セラミックシート 36 積層体 100 セラミックスコア 100a 粉末成形体 101 鍔部 102 巻芯部 200 焼成炉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻芯部の両端に鍔部を有するセラミックス
    コアの製造方法において、可燃性シートに上記コアの少
    なくとも一部の形状に合致した貫通孔からなる成形用雌
    型を形成する工程、この成形用雌型にセラミックペース
    トまたはセラミックシートを充填する工程、これを焼成
    することで可燃性シートを焼失させてコアの焼結体を得
    る工程を含むことを特徴とするセラミックスコアの製造
    方法。
  2. 【請求項2】上記可燃性シートが、上記コアの巻芯部に
    合致した貫通孔からなる成形用雌型を有するシートと、
    上記コアの鍔部に合致した貫通孔からなる成形用雌型を
    有するシートとを積層してなることを特徴とする請求項
    1記載のセラミックスコアの製造方法。
  3. 【請求項3】上記可燃性シートが、上記コアの巻芯部に
    合致した貫通孔からなる成形用雌型を有し、この成形用
    雌型にセラミックペーストまたはセラミックシートを充
    填した後、可燃性シートの表面にセラミックペーストま
    たはセラミックシートを塗布または積層し、個々のコア
    形状となるように切断した後、焼成することを特徴とす
    る請求項1記載のセラミックスコアの製造方法。
JP2002047080A 2002-02-22 2002-02-22 セラミックスコアの製造方法 Pending JP2003249413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002047080A JP2003249413A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 セラミックスコアの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002047080A JP2003249413A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 セラミックスコアの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003249413A true JP2003249413A (ja) 2003-09-05

Family

ID=28660274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002047080A Pending JP2003249413A (ja) 2002-02-22 2002-02-22 セラミックスコアの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003249413A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005217280A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Hitachi Metals Ltd フェライト磁心およびこれを用いた面実装型コイル部品、並びにその製造方法
JP2010141191A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Nec Tokin Corp インダクタおよびその製造方法
WO2012127908A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 株式会社村田製作所 巻線型コイル部品の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005217280A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Hitachi Metals Ltd フェライト磁心およびこれを用いた面実装型コイル部品、並びにその製造方法
JP4614119B2 (ja) * 2004-01-30 2011-01-19 日立金属株式会社 フェライト磁心およびこれを用いた面実装型コイル部品、並びにその製造方法
JP2010141191A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Nec Tokin Corp インダクタおよびその製造方法
WO2012127908A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 株式会社村田製作所 巻線型コイル部品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107369532A (zh) 陶瓷芯体、绕线式电子部件以及陶瓷芯体的制造方法
CN108500278A (zh) 一种电子设备外壳制造方法
TW201601174A (zh) 具有分散式氣隙的磁芯部件的製作方法
JP2003249413A (ja) セラミックスコアの製造方法
JP3888078B2 (ja) コイル部品の製造方法およびその装置
JPH06120062A (ja) 円柱セラミックインダクタの製造方法
JP2004014534A (ja) 積層チップインダクタの製造方法
JP4483791B2 (ja) 未焼成リング成形体の製造方法
CN218182452U (zh) 一种分段式组合低频陶瓷谐振器、滤波器
JP2539556B2 (ja) 偏向ヨ―クコアの製造方法
KR950002427B1 (ko) 편향 요크 코어의 제조방법
JP3165523B2 (ja) ロータリートランスコア用圧粉成形金型及びロータリートランスコア
CN115416136B (zh) 岩板浮雕坯体的成型方法
JPH0435008A (ja) 日型フェライトコア
JP2886086B2 (ja) ロータリトランスコア中間品及びそれを用いたロータリトランスコアの製造方法
JPH04302410A (ja) セラミックインダクタの製造方法
JP4496508B2 (ja) トロイダル状フェライトコア
JP2008246567A (ja) 粉末成形装置および粉末成形方法
JPS5864705A (ja) セラミツク素子の製造方法
JPH11329873A (ja) インダクタ及びその製造方法
JPH04271502A (ja) 方向性結合器及びその製造方法
JPH05132374A (ja) セラミツク中空体およびその製法
JPH0618140B2 (ja) 積層チップインダクタの製法
JPH04350914A (ja) ドラム型フェライトコアの製造方法
KR100847808B1 (ko) 균일한 직경의 연속 기공을 갖는 다공체 제작방법