JPH04271502A - 方向性結合器及びその製造方法 - Google Patents
方向性結合器及びその製造方法Info
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- JPH04271502A JPH04271502A JP3109291A JP3109291A JPH04271502A JP H04271502 A JPH04271502 A JP H04271502A JP 3109291 A JP3109291 A JP 3109291A JP 3109291 A JP3109291 A JP 3109291A JP H04271502 A JPH04271502 A JP H04271502A
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- directional coupler
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- dielectric
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 13
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Landscapes
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電気回路に用いら
れる方向性結合器及びその製造方法に関し、とくに3層
の誘電体を有するトリプレート型の方向性結合器の構造
及びその製造方法に関する。
れる方向性結合器及びその製造方法に関し、とくに3層
の誘電体を有するトリプレート型の方向性結合器の構造
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記トリプレート型の方向性結合器とし
て、セラミック粉末等の無機材料粉末と有機バインダー
との混合物からなるシート材料、即ちグリーンシートを
誘電体として用いたものが、実開平2−44408号公
報に記載されている。この方向性結合器は、外面のアー
ス電極及び端子電極を、それぞれ4つの平坦な端面で個
々に接続するように形成されていた。
て、セラミック粉末等の無機材料粉末と有機バインダー
との混合物からなるシート材料、即ちグリーンシートを
誘電体として用いたものが、実開平2−44408号公
報に記載されている。この方向性結合器は、外面のアー
ス電極及び端子電極を、それぞれ4つの平坦な端面で個
々に接続するように形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、アース電極(
アースパターン)及び端子電極を形成する際に、印刷あ
るいは筆塗り等の手段しか用いることができないという
問題があった。そのため、この端面の電極形成に多くの
生産工数を必要としていた。
アースパターン)及び端子電極を形成する際に、印刷あ
るいは筆塗り等の手段しか用いることができないという
問題があった。そのため、この端面の電極形成に多くの
生産工数を必要としていた。
【0004】そこで本発明は、上記生産性の問題を解消
し、さらに低コストで生産でき、小型で、一体構造の方
向性結合器を提供することを目的としている。
し、さらに低コストで生産でき、小型で、一体構造の方
向性結合器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、中心誘電体と、該中心誘電体の両面に
設けられる外側誘電体とを、それぞれセラミック粉末等
の無機材料粉末と有機バインダーとの混合物からなるシ
ート材料で形成し、各誘電体を積層して圧着焼成される
とともに、その外周面に端子電極とアース電極とを有す
る方向性結合器において、前記端子電極とアース電極と
をスルーホールにより分離したことを特徴とする方向性
結合器を提供するとともに、上記方向性結合器の製造方
法において、前記シート材料として、方向性結合器複数
個分の大きさのシート材料を用い、中心誘電体となるシ
ート材料の両面に、所定形状のストリップラインを複数
個分形成するとともに、分割後の方向性結合器の外周部
に相当する所定位置にスルーホールを形成し、次いで同
様にスルーホール加工を施したシート材料を外側誘電体
として前記中心誘電体の両面に積層し、圧着焼成した後
、個別に分割し、前記スルーホールにより形成された端
面の凸部又は凹部に前記ストリップラインに接続する端
子電極を設けるとともに、前記スルーホールにより端子
電極から分離した部分にアース電極を設けることを特徴
とする方向性結合器の製造方法を提供するものである。
ため、本発明は、中心誘電体と、該中心誘電体の両面に
設けられる外側誘電体とを、それぞれセラミック粉末等
の無機材料粉末と有機バインダーとの混合物からなるシ
ート材料で形成し、各誘電体を積層して圧着焼成される
とともに、その外周面に端子電極とアース電極とを有す
る方向性結合器において、前記端子電極とアース電極と
をスルーホールにより分離したことを特徴とする方向性
結合器を提供するとともに、上記方向性結合器の製造方
法において、前記シート材料として、方向性結合器複数
個分の大きさのシート材料を用い、中心誘電体となるシ
ート材料の両面に、所定形状のストリップラインを複数
個分形成するとともに、分割後の方向性結合器の外周部
に相当する所定位置にスルーホールを形成し、次いで同
様にスルーホール加工を施したシート材料を外側誘電体
として前記中心誘電体の両面に積層し、圧着焼成した後
、個別に分割し、前記スルーホールにより形成された端
面の凸部又は凹部に前記ストリップラインに接続する端
子電極を設けるとともに、前記スルーホールにより端子
電極から分離した部分にアース電極を設けることを特徴
とする方向性結合器の製造方法を提供するものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明を、図面に示す実施例に基づい
て、さらに詳細に説明する。
て、さらに詳細に説明する。
【0007】まず、図1乃至図3において、方向性結合
器1は、中心誘電体2と、該中心誘電体2の両面に設け
られる外側誘電体3,3とで構成されるもので、その外
周面両面には、アース電極4及び端子電極5が形成され
ている。両誘電体2,3は、それぞれ方向性結合器1の
性能に応じた所定の形状,厚さに形成されるもので、中
心誘電体2の両面には、表裏に重なり合うように所定の
形状のストリップライン6(図3参照)が形成されてい
る。このストリップライン6は、その端部が前記端子電
極5に接続され、前記アース電極4は、端子電極5と絶
縁された状態で、方向性結合器1の略全面に設けられる
。本実施例に示す方向性結合器1においては、上記端子
電極5とアース電極4との間を、それぞれハーフスルー
ホール7により分離し、絶縁状態としている。
器1は、中心誘電体2と、該中心誘電体2の両面に設け
られる外側誘電体3,3とで構成されるもので、その外
周面両面には、アース電極4及び端子電極5が形成され
ている。両誘電体2,3は、それぞれ方向性結合器1の
性能に応じた所定の形状,厚さに形成されるもので、中
心誘電体2の両面には、表裏に重なり合うように所定の
形状のストリップライン6(図3参照)が形成されてい
る。このストリップライン6は、その端部が前記端子電
極5に接続され、前記アース電極4は、端子電極5と絶
縁された状態で、方向性結合器1の略全面に設けられる
。本実施例に示す方向性結合器1においては、上記端子
電極5とアース電極4との間を、それぞれハーフスルー
ホール7により分離し、絶縁状態としている。
【0008】このような方向性結合器1は、図2及び図
3に示す方法で製造することができる。まず、方向性結
合器複数個分の大きさのグリーンシート8を用い、中心
誘電体2となるグリーンシート8の両面に、所定のスト
リップライン6をそれぞれの方向性結合器1に対応させ
て複数個分形成するとともに、方向性結合器1の外周部
の切断線9に相当する所定位置にスルーホール10を形
成する。このスルーホール10は、後工程で個別の方向
性結合器1に分割した際に、前記端子電極5とアース電
極4との間を絶縁分離するハーフスルーホール7を形成
する位置に設けられる。
3に示す方法で製造することができる。まず、方向性結
合器複数個分の大きさのグリーンシート8を用い、中心
誘電体2となるグリーンシート8の両面に、所定のスト
リップライン6をそれぞれの方向性結合器1に対応させ
て複数個分形成するとともに、方向性結合器1の外周部
の切断線9に相当する所定位置にスルーホール10を形
成する。このスルーホール10は、後工程で個別の方向
性結合器1に分割した際に、前記端子電極5とアース電
極4との間を絶縁分離するハーフスルーホール7を形成
する位置に設けられる。
【0009】次に、中心誘電体2両面の外側誘電体3と
して、上記中心誘電体2のスルーホール10に対応する
スルーホールを形成したグリーンシートを積層する。こ
のように3枚のグリーンシートを積層した後、前記アー
ス電極4等を印刷し、圧着状態で焼結して各誘電体を一
体化する。
して、上記中心誘電体2のスルーホール10に対応する
スルーホールを形成したグリーンシートを積層する。こ
のように3枚のグリーンシートを積層した後、前記アー
ス電極4等を印刷し、圧着状態で焼結して各誘電体を一
体化する。
【0010】その後、切断線9により各方向性結合器1
に個別に分離し、切断面の端子電極5及びアース電極4
をハーフスルーホール7により分離される凸部に形成す
る。このとき、切断面の端子電極5とアース電極4とを
形成する部分が、前記ハーフスルーホール7により分離
しているので、端面の必要部分を電極形成ペーストに浸
漬する浸漬法あるいはロール印刷等が使えるようになる
。
に個別に分離し、切断面の端子電極5及びアース電極4
をハーフスルーホール7により分離される凸部に形成す
る。このとき、切断面の端子電極5とアース電極4とを
形成する部分が、前記ハーフスルーホール7により分離
しているので、端面の必要部分を電極形成ペーストに浸
漬する浸漬法あるいはロール印刷等が使えるようになる
。
【0011】また、両電極4,5がハーフスルーホール
7で分離されているため、製造上で電極のショート等の
不良の発生を低減することができる。
7で分離されているため、製造上で電極のショート等の
不良の発生を低減することができる。
【0012】次に、図4及び図5は、本発明の他の実施
例を示すもので、この方向性結合器1は、端子電極5と
アース電極4とをハーフスルーホール7により形成され
る凹部内に形成したものである。このように凹部内に両
電極4,5を形成することにより、両電極4,5は、ハ
ーフスルーホール7により形成される凸部により分離さ
れる。このように両電極を配置することにより、端面の
端子電極の形成を外周面パターンの印刷時にスルーホー
ル印刷を使用して同時に行うことが可能となり、パター
ン形成後に圧着焼成し、個別に分割するだけで、所定の
電極を有する方向性結合器を得ることができる。
例を示すもので、この方向性結合器1は、端子電極5と
アース電極4とをハーフスルーホール7により形成され
る凹部内に形成したものである。このように凹部内に両
電極4,5を形成することにより、両電極4,5は、ハ
ーフスルーホール7により形成される凸部により分離さ
れる。このように両電極を配置することにより、端面の
端子電極の形成を外周面パターンの印刷時にスルーホー
ル印刷を使用して同時に行うことが可能となり、パター
ン形成後に圧着焼成し、個別に分割するだけで、所定の
電極を有する方向性結合器を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方向性結
合器は、端子電極とアース電極とをスルーホールで分離
したので、端面の電極形成を容易に行うことができ、低
コストで品質の高い一体構造の方向性結合器を得ること
ができる。
合器は、端子電極とアース電極とをスルーホールで分離
したので、端面の電極形成を容易に行うことができ、低
コストで品質の高い一体構造の方向性結合器を得ること
ができる。
【0014】また、本発明の方向性結合器の製造方法は
、個別に切断分割する位置にスルーホール加工を施した
グリーンシートを使用し、圧着焼成した後、個別に分割
することにより、端子電極とアース電極とをスルーホー
ルで分離することができるので、端面電極の形成を容易
なものとすることができ、生産工数及び不良の発生の低
減を図ることができる。
、個別に切断分割する位置にスルーホール加工を施した
グリーンシートを使用し、圧着焼成した後、個別に分割
することにより、端子電極とアース電極とをスルーホー
ルで分離することができるので、端面電極の形成を容易
なものとすることができ、生産工数及び不良の発生の低
減を図ることができる。
【0015】さらに、本発明は、グリーンシートの圧着
焼成により方向性結合器を形成するので、低コストで品
質の高い一体構造の方向性結合器を提供することができ
る。
焼成により方向性結合器を形成するので、低コストで品
質の高い一体構造の方向性結合器を提供することができ
る。
【図1】 本発明の一実施例を示す方向性結合器の斜
視図である。
視図である。
【図2】 図1に示す方向性結合器の製造工程の説明
図である。
図である。
【図3】 その拡大図である。
【図4】 本発明の他の実施例を示す方向性結合器の
斜視図である。
斜視図である。
【図5】 図4に示す方向性結合器の製造工程の説明
図である。
図である。
1…方向性結合器 2…中心誘電体 3…
外側誘電体 4…アース電極 5…端子電極 6…ストリップライン 7
…ハーフスルーホール 8…グ
外側誘電体 4…アース電極 5…端子電極 6…ストリップライン 7
…ハーフスルーホール 8…グ
Claims (2)
- 【請求項1】 中心誘電体と、該中心誘電体の両面に
設けられる外側誘電体とを、それぞれセラミック粉末等
の無機材料粉末と有機バインダーとの混合物からなるシ
ート材料で形成し、各誘電体を積層して圧着焼成される
とともに、その端面に端子電極とアース電極とを有する
方向性結合器において、前記端子電極とアース電極とを
スルーホールにより分離したことを特徴とする方向性結
合器。 - 【請求項2】 中心誘電体と、該中心誘電体の両面に
設けられる外側誘電体とを、それぞれセラミック粉末等
の無機材料粉末と有機バインダーとの混合物からなるシ
ート材料で形成した方向性結合器の製造方法において、
前記シート材料として、方向性結合器複数個分の大きさ
のシート材料を用い、中心誘電体となるシート材料の両
面に、所定形状のストリップラインを複数個分形成する
とともに、分割後の方向性結合器の外周部に相当する所
定位置にスルーホールを形成し、次いで同様にスルーホ
ール加工を施したシート材料を外側誘電体として前記中
心誘電体の両面に積層し、圧着焼成した後、個別に分割
し、前記スルーホールにより形成された端面の凸部又は
凹部に前記ストリップラインに接続する端子電極を設け
るとともに、前記スルーホールにより端子電極から分離
した部分にアース電極を設けることを特徴とする方向性
結合器の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109291A JPH04271502A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 方向性結合器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109291A JPH04271502A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 方向性結合器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04271502A true JPH04271502A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12321760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3109291A Pending JPH04271502A (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 方向性結合器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04271502A (ja) |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP3109291A patent/JPH04271502A/ja active Pending
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