JP2003244763A - 移動通信システム、チャネル同期確立方法、及び移動局 - Google Patents

移動通信システム、チャネル同期確立方法、及び移動局

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルサーチを高精度に行いつつ、SCHの送
信に起因する、通信容量の減少及びTCHに与える干渉
を低減した移動通信システムを提供する。 【解決手段】 本発明に係る移動通信システム1は、基
地局30と移動局10とを備える。基地局30は、下り
方向のチャネルに複数のキャリアを用いて、移動局10
に既知であるパイロットシンボル系列を移動局10に送
信すると共に、周波数方向に同一のスクランブル符号
を、シンボル周期毎にチャネルに掛けて移動局10と通
信を行う。移動局10は、基地局30から受信された周
波数方向のパイロットシンボル系列間において、スクラ
ンブル符号の位相差を考慮した相互相関をとることによ
り無線フレーム境界を検出するピーク検出器17を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システ
ム、チャネル同期確立方法、及び移動局に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線通信用の周波数帯域の利用効
率を向上するために、W−CDMA(Wideband−Code D
ivision Multiple Access)方式などの符号分割方式を
利用した移動通信システムが実用化されている。このよ
うな移動通信システムでは、複数のセルで同一の周波数
帯域が使用されるので、周波数帯域を参照して、移動局
が位置するセルを識別するのは困難である。このため、
セルを識別するために、セル毎に異なるスクランブル符
号(拡散符号)を下り方向のチャネル(以下、「下りチ
ャネル」と記す。)に掛けることが一般的に行われる。
【0003】このような移動通信システムにおいて、移
動局が所望の基地局と通信を行うためには、以下に説明
するセルサーチの動作が必要になる。すなわち、まず移
動局は、通信を行う基地局の下りチャネルの無線フレー
ム境界(以下、単に「フレーム境界」と記す。)を検出
する。続いて移動局は、当該基地局で使用されているス
クランブル符号を検出する。
【0004】一方、下りチャネルで複数のキャリアを用
いる代表的な多重方式の一つである直交周波数符号分割
多重(OFCDM:Orthogonal Frequency and Code Di
vision Multiplex)方式では、セルサーチの高速化を図
るために、セルサーチは三段階の処理に分けて行われ
る。三段階の処理とは、シンボル境界検出、フレーム境
界検出、及びスクランブル符号検出である。また、第二
段階のフレーム境界検出処理では、スクランブル符号を
いくつかのグループ(以下、「スクランブル符号グルー
プ」と記す。)に分け、スクランブル符号グループの検
出を同時に行う。これにより、第三段階で候補となるス
クランブル符号の数が削減され、第三段階(スクランブ
ル符号の検出処理)の高速化を図ることができる。
【0005】ここで、図6は、OFCDM方式を適用し
た従来のフレーム構成を示す図である。図6に示すよう
に、従来のOFCDMにおけるセルサーチでは、第二段
階でスクランブル符号グループの検出をフレーム境界検
出と同時に行うために、以下に説明する処理を行ってい
た。すなわち、フレーム境界を検出するために、下りチ
ャネルにスクランブル符号を掛けずに、移動局に既知で
ある特別なシンボル系列で送信されるSCH(Synchron
ization Channel)101,102,103を付加的に
送信し、移動局側で受信信号と既知のSCHシンボル系
列との間の相互相関をとっていた。また、フレーム境界
の検出と同時にスクランブル符号グループを検出するた
めに、SCHシンボル系列を複数用意し、それぞれのS
CHシンボル系列にスクランブル符号グループを対応さ
せていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、以下に示すような問題点があった。すなわ
ち、移動通信システムでは、下りチャネルに割り当て可
能な送信電力には制限があり、この送信電力の範囲内で
制御チャネル(CCH;Control Channel)と通信チャ
ネル(TCH;Traffic Channel)を送信する。このた
め、CCHに割り当てられる送信電力が小さい程、TC
Hに割り当てられる送信電力を大きくとることができ、
システムに収容できる移動局数、すなわち通信容量が増
える。
【0007】ところが、従来のFCDMにおけるセルサ
ーチでは、上述したようにSCHを付加的に送信してい
たので、SCHの送信電力分だけ通信容量が小さくな
る。更に、SCHがTCHに与える干渉により、TCH
の品質が劣化する。これらの難点を回避するために、S
CHの送信電力を小さくすることも考えられるが、第二
段階におけるフレーム境界及びスクランブル符号グルー
プの検出確率が低くなる。その結果、セルサーチの精度
が低くなる。
【0008】そこで、上記問題点に鑑みて、本発明の課
題は、セルサーチを高精度に行いつつ、SCHの送信に
起因する、通信容量の減少及びTCHに与える干渉を低
減した移動通信システム、チャネル同期確立方法、及び
移動局を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る移動通信システムは、基地局と移動局
とを備え、前記基地局が、下り方向のチャネルに複数の
キャリアを用いて、前記移動局に既知であるパイロット
シンボル系列を前記移動局に送信すると共に、周波数方
向に同一のスクランブル符号をシンボル周期毎に前記チ
ャネルに掛けて前記移動局と通信を行う移動通信システ
ムであって、前記移動局は、前記基地局から受信された
周波数方向のパイロットシンボル系列間において、前記
スクランブル符号の位相差を考慮した相互相関をとるこ
とにより無線フレーム境界を検出する境界検出手段を備
えることを特徴としている。
【0010】本発明に係るチャネル同期確立方法は、基
地局と移動局とを備え、前記基地局が、下り方向のチャ
ネルに複数のキャリアを用いて、前記移動局に既知であ
るパイロットシンボル系列を前記移動局に送信すると共
に、周波数方向に同一のスクランブル符号をシンボル周
期毎に前記チャネルに掛けて前記移動局と通信を行う移
動通信システムにおけるチャネル同期確立方法であっ
て、前記移動局が、前記基地局から受信された周波数方
向のパイロットシンボル系列間において、前記スクラン
ブル符号の位相差を考慮した相互相関をとることにより
無線フレーム境界を検出する境界検出工程を含むことを
特徴としている。
【0011】本発明に係る移動局は、基地局から移動局
に向かう下り方向のチャネルに複数のキャリアを用い
て、前記移動局に既知であるパイロットシンボル系列を
前記基地局から受信すると共に、周波数方向に同一のス
クランブル符号がシンボル周期毎に掛けられたチャネル
を使用して前記基地局と通信を行う移動局であって、前
記基地局から受信された周波数方向のパイロットシンボ
ル系列間において、前記スクランブル符号の位相差を考
慮した相互相関をとることにより無線フレーム境界を検
出する境界検出手段を備えることを特徴としている。
【0012】これらの発明によれば、移動局は、基地局
から受信された周波数方向のパイロットシンボル系列
(PLCHのシンボル系列)間においてスクランブル符
号の位相差を考慮した相互相関をとることにより無線フ
レーム境界を検出する。これにより、従来はセルサーチ
に不可欠であったSCHを使用しなくても、TCHと時
分割多重されるPLCHからフレーム境界の検出が可能
となる。したがって、SCHに使用されていた基地局の
送信電力をPLCHやTCHに配分できる。
【0013】特にPLCHには、TCHを受信する際に
チャネル推定を始めとして多様な用途があるので、一般
的にSCHと比較して大きな送信電力を必要とする。こ
のようなPLCHに対して、従来よりも大きな送信電力
を充てられるので、フレーム境界及びスクランブル符号
グループの検出確率を向上できる。その結果、セルサー
チを高精度に行いつつ、SCHの送信に起因する、通信
容量の減少及びTCHに与える干渉を低減した移動通信
システム、移動局及びチャネル同期確立方法を提供でき
る。
【0014】好ましくは、本発明に係る移動通信システ
ムは、前記基地局が、1つの無線フレーム内に複数のパ
イロットシンボル系列を送信すると共に、当該複数のパ
イロットシンボル系列に掛けられる複数のスクランブル
符号の位相差を使用して、前記移動局に制御情報を伝送
する制御情報伝送手段を備える。
【0015】好ましくは、本発明に係るチャネル同期確
立方法によれば、前記基地局が、1つの無線フレーム内
に複数のパイロットシンボル系列を送信すると共に、当
該複数のパイロットシンボル系列に掛けられる複数のス
クランブル符号の位相差を使用して、前記移動局に制御
情報を伝送する制御情報伝送工程を更に含む。
【0016】すなわち、送信側である基地局と受信側で
ある移動局とで、複数のスクランブル符号の位相差(位
相差系列を含む)が一致していないと、パイロットシン
ボル系列のタイミングでシンボル間の相関ピークが観測
されない。反対に、送信側と受信側とで位相差が一致し
たときにのみ相関ピークが観測されるので、位相差を使
って基地局から移動局へ制御情報を伝送することが可能
となる。
【0017】より好ましくは、本発明に係る移動通信シ
ステムによれば、前記制御情報は、前記基地局が使用す
るスクランブル符号グループである。また、より好まし
くは、本発明に係るチャネル同期確立方法によれば、前
記制御情報は、前記基地局が使用するスクランブル符号
グループである。
【0018】すなわち、位相差を使って基地局から移動
局へ制御情報を伝送する際に、位相差を複数用意し、こ
れら複数の位相差にスクランブル符号グループを対応さ
せる。そして、基地局で使用されているスクランブル符
号グループに対応する位相差を用いて移動局で相関検出
を行い、シンボル間における相関ピークが最大となる位
相差を選択する。このように、フレーム境界と同時にス
クランブル符号グループを検出することにより、検出対
象となるスクランブル符号の候補をセルサーチの第二段
階で絞り込むことができる。その結果、第三段階におけ
るスクランブル符号の検出の高速化及び高精度化を図る
ことができる。
【0019】本発明に係る移動通信システムによれば、
前記位相差は、周波数間隔に換算されたときに、コヒー
レント帯域幅の範囲内にある値である。また、本発明に
係るチャネル同期確立方法によれば、前記位相差は、周
波数間隔に換算されたときに、コヒーレント帯域幅の範
囲内にある値である。
【0020】これらの発明によれば、複数のパイロット
シンボル系列に掛けられる複数のスクランブル符号の位
相差は、周波数間隔に換算されたときに、コヒーレント
帯域幅の範囲内にある値である。これにより、位相差と
同数のキャリアの範囲内で伝搬路の変動が十分に小さく
なる。したがって、相関検出特性の劣化を未然に防止で
きる。
【0021】本発明に係る移動通信システムによれば、
前記制御情報伝送手段は、複数の種類のパイロットシン
ボル系列を使用して制御情報を伝送する。本発明に係る
チャネル同期確立方法によれば、前記制御情報伝送工程
では、複数の種類のパイロットシンボル系列を使用して
制御情報を伝送する。
【0022】すなわち、信号の送信側である基地局と受
信側である移動局とで、パイロットシンボル系列の種類
が一致していないと、パイロットシンボル系列のタイミ
ングでシンボル間の相関ピークが観測されない。反対
に、送信側と受信側とでパイロットシンボル系列の種類
が一致したときにのみ相関ピークが観測されるので、パ
イロットシンボル系列の種類を使って基地局から移動局
へ制御情報を伝送することが可能となる。
【0023】本発明に係る移動通信システムによれば、
前記パイロットシンボル系列は、擬似ランダム系列であ
る。本発明に係るチャネル同期確立方法によれば、前記
パイロットシンボル系列は、擬似ランダム系列である。
【0024】すなわち、複数の種類のパイロットシンボ
ル系列を使用して制御情報を伝送する際に、異なるパイ
ロットシンボル系列間における相互相関値が大きいと、
情報を誤って受信する確率が上がってしまう。これらの
発明によれば、相互相関値が小さい系列である擬似ラン
ダム系列をパイロットシンボル系列として用いること
で、情報の誤受信を減らすことができる。
【0025】本発明に係る移動通信システムによれば、
前記制御情報は、前記基地局が使用するスクランブル符
号グループである。本発明に係るチャネル同期確立方法
によれば、前記制御情報は、前記基地局が使用するスク
ランブル符号グループである。
【0026】すなわち、パイロットシンボル系列を使っ
て基地局から移動局へ制御情報を伝送する際に、複数種
類のパイロットシンボル系列を用意し、これら複数種類
のパイロットシンボル系列にスクランブル符号グループ
を対応させる。そして、基地局で使用されているスクラ
ンブル符号グループに対応するパイロットシンボル系列
を用いて移動局で相関検出を行い、シンボル間における
相関ピークが最大となるパイロットシンボル系列を選択
する。このように、フレーム境界と同時にスクランブル
符号グループを検出することにより、検出対象となるス
クランブル符号の候補をセルサーチの第二段階で絞り込
むことができる。その結果、第三段階におけるスクラン
ブル符号の検出の高速化及び高精度化を図ることができ
る。
【0027】好ましくは、本発明に係る移動通信システ
ムによれば、前記移動局の境界検出手段は、前記基地局
から受信された周波数方向のパイロットシンボル系列間
における相互相関をとると共に、相互相関値を前記パイ
ロットシンボル系列の受信電力で正規化した値を使用し
て無線フレーム境界を検出する。
【0028】好ましくは、本発明に係るチャネル同期確
立方法によれば、前記境界検出工程では、前記移動局
が、前記基地局から受信された周波数方向のパイロット
シンボル系列間における相互相関をとると共に、相互相
関値を前記パイロットシンボル系列の受信電力で正規化
した値を使用して無線フレーム境界を検出する。
【0029】好ましくは、本発明に係る移動局によれ
ば、前記境界検出手段は、前記基地局から受信された周
波数方向のパイロットシンボル系列間における相互相関
をとると共に、相互相関値を前記パイロットシンボル系
列の受信電力で正規化した値を使用して無線フレーム境
界を検出する。
【0030】これらの発明によれば、各時刻における相
互相関値を直接使用せずに、パイロットシンボル系列の
受信電力で正規化した相互相関値を用いてピーク検出を
行うことで、誤差の少ないより高精度な相関検出が可能
となる。
【0031】より好ましくは、本発明に係る移動通信シ
ステムによれば、前記境界検出手段は、FFT処理によ
り分離されたパイロットシンボル系列と、当該パイロッ
トシンボル系列を基準として1シンボル周期分遅延され
た位相差のスクランブル符号が掛けられたパイロットシ
ンボル系列との相互相関をとることにより、無線フレー
ム境界を検出する。
【0032】より好ましくは、本発明に係るチャネル同
期確立方法によれば、前記境界検出工程では、前記移動
局は、FFT処理により分離されたパイロットシンボル
系列と、当該パイロットシンボル系列を基準として1シ
ンボル周期分遅延された位相差のスクランブル符号が掛
けられたパイロットシンボル系列との相互相関をとるこ
とにより、無線フレーム境界を検出する。
【0033】より好ましくは、本発明に係る移動局によ
れば、前記境界検出手段は、FFT処理により分離され
たパイロットシンボル系列と、当該パイロットシンボル
系列を基準として1シンボル周期分遅延された位相差の
スクランブル符号が掛けられたパイロットシンボル系列
との相互相関をとることにより、無線フレーム境界を検
出する。
【0034】これらの発明によれば、1フレーム内に1
シンボルのパイロットシンボル系列が時間分割多重され
ているフレームはもとより、先頭と末尾に2シンボルの
パイロットシンボル系列が時間分割多重されているフレ
ームに関しても、高精度なフレーム境界の検出が可能と
なる。
【0035】更に、本発明に係る移動通信システムによ
れば、前記境界検出手段は、FFT処理により分離され
たパイロットシンボル系列と、当該パイロットシンボル
系列を基準として所定のシンボル周期分遅延された複数
の位相差のスクランブル符号が掛けられたパイロットシ
ンボル系列との相互相関をとることにより無線フレーム
境界を検出し、前記制御情報伝送手段は、前記複数の位
相差に対応する、前記スクランブル符号グループを伝送
する。
【0036】更に、本発明に係るチャネル同期確立方法
によれば、前記境界検出工程では、前記移動局は、FF
T処理により分離されたパイロットシンボル系列と、当
該パイロットシンボル系列を基準として所定のシンボル
周期分遅延された複数の位相差のスクランブル符号が掛
けられたパイロットシンボル系列との相互相関をとるこ
とにより無線フレーム境界を検出し、前記制御情報伝送
工程では、前記基地局は、前記複数の位相差に対応す
る、前記スクランブル符号グループを伝送する。
【0037】すなわち、位相差を使って基地局から移動
局へ制御情報を伝送する際に、位相差を複数用意し、こ
れら複数の位相差にスクランブル符号グループを対応さ
せる。そして、基地局で使用されているスクランブル符
号グループに対応する位相差を用いて移動局で相関検出
を行い、シンボル間における相関ピークが最大となる位
相差を選択する。このように、フレーム境界と同時にス
クランブル符号グループを検出することにより、検出対
象となるスクランブル符号の候補をセルサーチの第二段
階で絞り込むことができる。その結果、第三段階におけ
るスクランブル符号の検出の高速化及び高精度化を図る
ことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、添付図
面を参照して、本発明に係る移動通信システムの第1の
実施形態について説明する。図1は、本実施の形態にお
ける移動通信システムの機能的構成を示すブロック図で
ある。図1に示すように、移動通信システム1は、移動
局10と基地局30とを少なくとも備えて構成される。
移動通信システム1は、移動局10と基地局30との間
で、複数のキャリア(搬送波)を用いる周波数符号分割
多重方式の代表例であるOFCDM(Orthogonal Frequ
ency and Code Division Multiplex)方式を使用して信
号の送受信を行う。
【0039】移動局10は、セルサーチの第二段階にお
いて、フレーム境界の検出処理を実行するために、以下
に示す構成を有する。すなわち、移動局10は、シンボ
ル境界検出器11と、S/P変換器12と、FFT(Fas
t Fourier Transform)処理器13と、フレーム遅延器
14と、位相差検出器15と、相関器16と、ピーク検
出器17とを備える。
【0040】シンボル境界検出器11は、基地局30か
ら送信された受信信号40aのシンボル境界を検出す
る。S/P変換器12は、シンボル境界検出器11によ
りシンボル境界が検出された受信信号40aをシリアル
信号からパラレル信号に変換する。FFT処理器13
は、S/P変換器12によりパラレル信号に変換された
受信信号40aを取得し、受信信号40aを構成する各
フレームをシンボル系列に分離する。
【0041】フレーム遅延器14は、FFT処理器13
によりシンボル系列に分離されたフレームを基準として
1フレーム分遅延させた周波数方向のシンボル系列を、
後述する位相差検出器15に出力する。位相差検出器1
5は、FFT処理器13によりシンボル系列に分離され
たフレームと、フレーム遅延器14により1フレーム分
遅延されたフレームとの間におけるスクランブル符号の
位相差を検出する。
【0042】相関器16は、上記分離されたフレームと
上記1フレーム分遅延されたフレームとの間において、
位相差検出器15により検出された位相差を考慮した相
互相関値を算出する。ピーク検出器17(境界検出手段
に対応)は、相関器16により算出された相互相関値を
参照して、その最大値(相関ピーク)が観測されたタイ
ミングにおけるパイロットシンボル系列から、受信信号
40aのフレーム境界を検出する。
【0043】図2は、OFCDM方式を使用して送受信
される受信信号40aのフレーム構成を示す図である。
図2において、t軸方向には時間が規定され、f軸方向
には周波数が規定され、p軸方向には送信電力が規定さ
れている。図2に示すように、受信信号40aは、時間
分割多重されたTCH(Traffic Channel)とPLCH
(Pilot Channel)とから構成される。また、従来技術
で説明したフレーム構成とは異なり、受信信号40aは
SCH(Synchronization Channel)を構成要素としな
い。
【0044】以下、図3を参照して、移動局10が受信
信号40aのフレーム境界を検出する過程について説明
する。図3は、図2に示した構成を有するフレームに掛
けられるスクランブル符号の位相状態と、パイロットシ
ンボル系列間における相互相関値の出力例とを示す図で
ある。
【0045】図3に示すように、1フレームは、単位当
たりN個のシンボルを有するM個のキャリアから構成さ
れている。すなわち、1フレームはN×Mシンボルから
構成される。本実施の形態では、フレームの先頭(例え
ばt(i-N+1))に各キャリア毎に1シンボルのPLCH
が配置される。各周波数方向のシンボル系列には、シン
ボル系列と同一の周波数方向のスクランブル符号系列
[c]=[c0,c1,c2,…,c(M-1)]が掛けられる。なお、
本実施の形態では、スクランブル符号の位相は、各シン
ボル系列の周期毎に同一であるものとする。
【0046】このとき、時刻i、第jキャリアにおける
周波数方向の受信シンボルrijは以下に示す数式(1)
で表される。
【0047】
【数1】
【0048】ここで、sijは時刻i、第jキャリアにお
ける周波数方向の送信シンボルであり、fijは時刻i、
第jキャリアにおける伝搬路ベクトルである。なお、背
景雑音成分は無視するものとする。
【0049】移動局10は、セルサーチの第一段階にお
いて、ガードインターバルなどを利用してシンボル境界
を検出した後、各時刻iにおける受信シンボル系列[r
ij]=[ri0,ri1,ri2,…,ri(M-1)]と、当該受信シン
ボル系列を有するフレームの、1フレーム前の受信シン
ボル系列{r(i-N)j}={r(i-N)0,r(i-N)1,r(i-N
)2,…,r(i-N)(M-1)}との間の相互相関をとる。時刻
iにおける相互相関値y iは、以下に示す式(2)のよ
うに表される。
【0050】
【数2】…(2)
【0051】ここで、1フレーム時間(Nシンボル周
期)に対して伝搬路の時間的な変動が十分に遅い場合に
は、fij* (i-N)0=|fij2である。また、cj* j
=1であることから、式(2)は、以下に示す式(3)
のように表される。
【0052】
【数3】…(3)
【0053】TCHによって送信される信号は情報変調
を受けており、かつ、複数のチャネルが多重されている
ので、時刻iにおける送信シンボル系列{sij}={s
i0,si1,si2,…,si (M-1)}と、当該送信シンボ
ル系列を有するフレームの、1フレーム前の送信シンボ
ル系列{s(i-N)j}={s(i-N)0,s(i-N)1
(i-N )2,…,s(i-N)(M-1)}とは無相関となり、yi
は十分に小さな値となる。これに対して、PLCHは各
フレームとも同一のシンボル系列が送信されるのでsij
* (i-N)j=1である。したがって、
【数4】 となる。すなわち、PLCHのタイミング(図3に示す
t(i-N+1))でyiの実数部が最大値(相関ピーク)をと
るので、yiの実数部が最大となる時刻iを求めること
でフレーム境界の検出が可能となる。
【0054】以上説明したように、第1の実施形態にお
ける移動通信システム1によれば、移動局10は、基地
局30から受信された周波数方向のパイロットシンボル
系列(PLCHのシンボル系列)間において、周波数方
向に同一のスクランブル符号の位相差を考慮した相互相
関をとることにより無線フレーム境界を検出する。これ
により、従来はセルサーチに不可欠であったSCHを使
用しなくても、TCHと時分割多重されるPLCHから
フレーム境界の検出が可能となる。したがって、SCH
に使用されていた基地局の送信電力をPLCHやTCH
に配分できる。
【0055】特にPLCHは、TCHを受信する際にチ
ャネル推定を始めとして多様な用途があるので、一般的
にSCHと比較して大きな送信電力を必要とする。この
ようなPLCHに対して、従来よりも大きな送信電力を
充てられるので、フレーム境界の検出確率及びスクラン
ブル符号グループの検出確率を向上できる。その結果、
セルサーチを高精度に行いつつ、SCHの送信に起因す
る、通信容量の減少及びTCHに与える干渉を低減した
移動通信システム、チャネル同期確立方法、及び移動局
を提供できる。
【0056】(第2の実施形態)以下、第1の実施形態
の変形態様である第2の実施形態における移動通信シス
テムについて説明する。図4は、本実施の形態における
移動通信システムの機能的構成を示すブロック図であ
る。図4に示すように、移動通信システム2は、移動局
20と基地局30とを少なくとも備えて構成される。移
動通信システム2は、移動局20と基地局30との間で
OFCDM方式を使用して信号の送受信を行う。移動通
信システム2は、PLCHがフレームの先頭と末尾に1
シンボルずつ、すなわち合計2シンボルが時間分割多重
されている場合を想定している点において、第1の実施
形態における移動通信システム1と相違する。
【0057】移動局20は、セルサーチの第二段階にお
いて、フレーム境界の検出処理を実行するために、以下
に示す構成を有する。図4に示すように、移動局20
は、シンボル境界検出器21と、S/P変換器22と、
FFT処理器23と、パイロットシンボル系列乗算器2
8と、フレーム遅延器24と、位相差検出器25と、相
関器26と、ピーク検出器27とを備える。
【0058】シンボル境界検出器21は、基地局30か
ら送信された受信信号40bのシンボル境界を検出す
る。S/P変換器22は、シンボル境界検出器21によ
りシンボル境界が検出された受信信号40bをシリアル
信号からパラレル信号に変換する。FFT処理器23
は、S/P変換器22によりパラレル信号に変換された
受信信号40bを取得し、受信信号40bを構成するフ
レームをシンボル系列に分離する。パイロットシンボル
系列乗算器28は、FFT処理器23により分離された
シンボル系列に、当該パイロットシンボル系列の複素共
役を乗積して、受信シンボル系列をフレーム遅延器24
と相関器26とに出力する。
【0059】フレーム遅延器24は、パイロットシンボ
ル系列乗算器28により出力された受信シンボル系列か
ら1シンボル周期分遅延させた受信シンボル系列を、後
述する位相差検出器25に出力する。位相差検出器25
は、パイロットシンボル系列乗算器28により出力され
た受信シンボル系列と、フレーム遅延器24により1シ
ンボル周期分遅延された受信シンボル系列との間におけ
るスクランブル符号の位相差を検出する。
【0060】相関器26は、上記出力された受信シンボ
ル系列と、上記1シンボル周期分遅延された受信シンボ
ル系列との間において、位相差検出器25により検出さ
れた位相差を考慮した相互相関値を算出する。ピーク検
出器27(境界検出手段に対応)は、相関器26により
算出された相互相関値を参照して、その最大値(相関ピ
ーク)が観測されたタイミングにおけるパイロットシン
ボル系列から、受信信号40bのフレーム境界を検出す
る。
【0061】また、基地局30は、制御情報伝送部31
を備える。制御情報伝送部31(制御情報伝送手段に対
応)は、受信信号40bを移動局20に送信する。詳細
には、制御情報伝送部31は、受信信号40bを使用し
て、1フレーム内に複数のパイロットシンボル系列を送
信すると共に、当該複数のパイロットシンボル系列に掛
けられる複数のスクランブル符号の位相差を使用して移
動局20に制御情報を伝送する。
【0062】次に、図5を参照して、移動局20が受信
信号40bのフレーム境界を検出する過程について説明
する。図5は、フレームに掛けられるスクランブル符号
の位相状態と、パイロットシンボル系列間における相互
相関値の出力例とを示す図である。
【0063】図5に示すように、1フレームは、単位当
たりN個のシンボルを有するM個のキャリアから構成さ
れている。すなわち、1フレームはN×Mシンボルから
構成される。本実施の形態では、フレームの先頭(例え
ばt(i-N+1))とフレームの末尾(例えばt(i-1))とに
各キャリア毎に1シンボルのPLCHが配置される。各
周波数方向のシンボル系列には、シンボル系列と同一の
周波数方向のスクランブル符号{c’}(c' j+kM=cj
(k=0,±1,±2,…))が、シンボル周期毎に位相を変
えて掛けられる。本実施の形態では、説明の便宜上、各
シンボル系列間ともスクランブル符号系列の位相差はL
シンボルであるものとする。
【0064】このとき、時刻i、第jキャリアにおける
受信シンボルr' ijは、以下に示す式(4)のように表
される。
【0065】
【数5】…(4)
【0066】移動局30は、セルサーチの第一段階にお
いて、ガードインターバルなどを利用してシンボル境界
を検出した後、まず各時刻iの受信シンボル系列に、パ
イロットシンボル系列の複素共役{p*}={p* 0,p*
1,p* 2,…,p* (M-1)}を掛ける。この結果を
{xij}={xi0,xi1,xi2,…,xi (M-1)}とす
ると、xijは、以下に示す式(5)のように表される。
【0067】
【数6】…(5)
【0068】次に、各シンボル系列{xij}と、1シン
ボル周期前のシンボル系列{x(i-1 )j}をLシンボルシ
フトさせたものとの間の相互相関をとる。このときの相
互相関値y' iは、以下に示す式(6)のように表され
る。
【0069】
【数7】…(6)
【0070】ここで、1シンボル周期に対して伝搬路の
時間的な変動が十分に遅く、かつLキャリア間で伝搬路
の変動が十分に小さい場合には、fij* (i-1)(j+L)
|fi j2である。また、c'jc'* j=1であることか
ら、式(6)は、以下に示す式(7)のように表され
る。
【0071】
【数8】…(7)
【0072】TCHによって送信される信号は、情報変
調を受けており、かつ複数のチャネルが多重されている
ので、{si}と{p}とは無相関となり、y'iは小さ
な値(0に近い値)となる。これに対して、PLCHで
は各シンボル周期とも同一の系列を送信すれば、sijp
* j=1である。したがって、
【数9】 となる。すなわち、PLCHのタイミング(図5に示す
t(i-N+1),t(i-1))でyiの実数部が最大相関ピーク
値をとるので、y'iの実数部が最大となる時刻iを求め
ることでフレーム境界の検出が可能である。
【0073】位相差Lについては、上述した通り、Lキ
ャリアの範囲で伝搬路の変動が十分に小さいことが前提
である。なぜなら、伝搬路の変動を大きくすると相関検
出特性が劣化してしまうからである。これを回避するた
めには、位相差Lを周波数間隔に換算したときに、コヒ
ーレント帯域幅(伝搬路の遅延スプレッドをσ[s]とし
た時の1/σ[Hz])よりも小さい範囲で位相差Lを設定
すればよい。
【0074】また、式(7)を参照すると、送信側であ
る基地局30と受信側である移動局20とで位相差L
(位相差系列を含む)が一致していないと、PLCHの
タイミングで相関ピークが観測されない。反対に、送信
側と受信側とで位相差Lが一致したときにのみ相関ピー
クが観測されるので、位相差Lを使って基地局30から
移動局20へ制御情報を伝送することが可能である。
【0075】例えば、位相差を使って基地局30から移
動局20へ制御情報を伝送する際に、位相差を複数用意
し、それぞれの位相差にスクランブル符号グループを対
応させる。そして、基地局30で使用されているスクラ
ンブル符号グループに対応する位相差を用いて移動局2
0で相関検出を行い、相関ピークが最大となる位相差L
を選択する。この様にして、フレーム境界と同時にスク
ランブル符号グループを検出する。これにより、検出対
象となるスクランブル符号の候補をセルサーチの第二段
階で絞り込むことができる。その結果、第三段階におけ
るスクランブル符号の検出を高速かつ高精度に行うこと
ができる。
【0076】更に、PLCHをTCHと符号分割多重す
る場合のように、PLCHが1フレーム内に3シンボル
周期以上に渡って存在する場合には、PLCH間におけ
るスクランブル符号の位相差を系列として与えることが
できる。このような場合には、位相差系列に制御情報を
乗せることができるので、伝送できる情報量を増やすこ
とができる。
【0077】式(7)から明らかであるように、送信側
である基地局30と受信側である移動局20とで、パイ
ロットシンボル系列{p}の種類が一致していないと、
PLCHのタイミングで相関ピークが観測されない。し
たがって、パイロットシンボル系列の種類を複数通り用
意すれば、それらを使って、基地局30で使われている
スクランブル符号グループなどの制御情報を、基地局3
0から移動局20へ伝送することが可能となる。このと
き、異なるパイロットシンボル系列間における相互相関
値が大きいと、情報を誤って受信する確率が上がってし
まう。このため、パイロットシンボル系列としてはでき
るだけ相互相関値が小さい系列、例えば擬似ランダム系
列を用いるのが好適である。
【0078】また、フレーム境界以外のタイミングで得
られる相互相関値は、受信シンボル系列の電力に依存
し、受信シンボル系列の電力が大きい程相互相関値も大
きくなる。このため、図2に示したフレーム構成の場合
に、PLCHと比較してTCHの電力が大きい場合に
は、フレーム境界以外のタイミングでも比較的大きな相
互相関値が算出されることになり、相関ピークを正しく
検出できる確率が低くなってしまう。そこで、移動局2
0は、各時刻における相互相関値を直接使用せずに、相
互相関値を受信シンボル系列の受信電力で正規化した値
を用いてピーク検出を行う。これにより、誤差の少ない
より高精度な相関検出が可能となる。
【0079】
【発明の効果】これらの発明によれば、移動局は、基地
局から受信された周波数方向のパイロットシンボル系列
間において相互相関をとることにより無線フレーム境界
を検出する。これにより、従来はセルサーチに不可欠で
あったSCHを使用しなくても、TCHと時間分割多重
されるPLCHからフレーム境界の検出が可能となる。
したがって、SCHに使用されていた基地局の送信電力
をPLCHやTCHに配分できる。
【0080】特にPLCHは、TCHを受信する際にチ
ャネル推定を始めとして多様な用途があるので、一般的
にSCHと比較して大きな送信電力を必要とする。この
ようなPLCHに対して、従来よりも大きな送信電力を
充てられるので、フレーム境界及びスクランブル符号グ
ループの検出確率を向上できる。その結果、セルサーチ
を高精度に行いつつ、SCHの送信に起因する、通信容
量の減少及びTCHに与える干渉を低減した移動通信シ
ステム、チャネル同期確立方法、及び移動局を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における移動通信システムの機
能的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明において、OFCDM方式を使用して送
受信される受信信号のフレーム構成を示す図である。
【図3】第1の実施形態において、フレームに掛けられ
るスクランブル符号の位相状態と、パイロットシンボル
系列間における相互相関値の出力例とを示す図である。
【図4】第2の実施形態における移動通信システムの機
能的構成を示すブロック図である。
【図5】第2の実施形態において、フレームに掛けられ
るスクランブル符号の位相状態と、パイロットシンボル
系列間における相互相関値の出力例とを示す図である。
【図6】従来技術において、OFCDM方式を使用して
送受信される受信信号のフレーム構成を示す図である。
【符号の説明】
1,2…移動通信システム、10,20…移動局、1
1,21…シンボル境界検出器、12,22…S/P変
換器、13,23…FFT処理器、14,24…フレー
ム遅延器、15,25…位相差検出器、16,26…相
関器、17,27…ピーク検出器、28…パイロットシ
ンボル系列乗算器、30…基地局、31…制御情報伝送
部、40a,40b…受信信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐和橋 衛 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD13 DD18 DD33 DD42 EE02 EE32 EE36 FF01 5K047 AA15 BB01 HH01 HH12 HH15 MM12 MM36 MM60 5K067 AA13 CC10 DD25 EE02 EE10 GG01 GG11

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局と移動局とを備え、前記基地局が、
    下り方向のチャネルに複数のキャリアを用いて、前記移
    動局に既知であるパイロットシンボル系列を前記移動局
    に送信すると共に、周波数方向に同一のスクランブル符
    号をシンボル周期毎に前記チャネルに掛けて前記移動局
    と通信を行う移動通信システムであって、 前記移動局は、前記基地局から受信された周波数方向の
    パイロットシンボル系列間において、前記スクランブル
    符号の位相差を考慮した相互相関をとることにより無線
    フレーム境界を検出する境界検出手段を備えることを特
    徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】前記基地局は、 1つの無線フレーム内に複数のパイロットシンボル系列
    を送信すると共に、当該複数のパイロットシンボル系列
    に掛けられる複数のスクランブル符号の位相差を使用し
    て、前記移動局に制御情報を伝送する制御情報伝送手段
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の移動通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記制御情報は、前記基地局が使用するス
    クランブル符号グループであることを特徴とする請求項
    2に記載の移動通信システム。
  4. 【請求項4】前記位相差は、周波数間隔に換算されたと
    きに、コヒーレント帯域幅の範囲内にある値であること
    を特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の移動通
    信システム。
  5. 【請求項5】前記制御情報伝送手段は、複数の種類のパ
    イロットシンボル系列を使用して制御情報を伝送するこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の移動通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記パイロットシンボル系列は、擬似ラン
    ダム系列であることを特徴とする請求項5に記載の移動
    通信システム。
  7. 【請求項7】前記制御情報は、前記基地局が使用するス
    クランブル符号グループであることを特徴とする請求項
    5又は6に記載の移動通信システム。
  8. 【請求項8】前記移動局の境界検出手段は、前記基地局
    から受信された周波数方向のパイロットシンボル系列間
    における相互相関をとると共に、相互相関値を前記パイ
    ロットシンボル系列の受信電力で正規化した値を使用し
    て無線フレーム境界を検出することを特徴とする請求項
    1〜7の何れか一項に記載の移動通信システム。
  9. 【請求項9】前記境界検出手段は、FFT処理により分
    離されたパイロットシンボル系列と、当該パイロットシ
    ンボル系列を基準として1シンボル周期分遅延された位
    相差のスクランブル符号が掛けられたパイロットシンボ
    ル系列との相互相関をとることにより、無線フレーム境
    界を検出することを特徴とする請求項1に記載の移動通
    信システム。
  10. 【請求項10】前記境界検出手段は、FFT処理により
    分離されたパイロットシンボル系列と、当該パイロット
    シンボル系列を基準として所定のシンボル周期分遅延さ
    れた複数の位相差のスクランブル符号が掛けられたパイ
    ロットシンボル系列との相互相関をとることにより、無
    線フレーム境界を検出し、 前記制御情報伝送手段は、前記複数の位相差に対応する
    スクランブル符号グループを伝送することを特徴とする
    請求項3に記載の移動通信システム。
  11. 【請求項11】基地局と移動局とを備え、前記基地局
    が、下り方向のチャネルに複数のキャリアを用いて、前
    記移動局に既知であるパイロットシンボル系列を前記移
    動局に送信すると共に、周波数方向に同一のスクランブ
    ル符号をシンボル周期毎に前記チャネルに掛けて前記移
    動局と通信を行う移動通信システムにおけるチャネル同
    期確立方法であって、 前記移動局が、前記基地局から受信された周波数方向の
    パイロットシンボル系列間において、前記スクランブル
    符号の位相差を考慮した相互相関をとることにより無線
    フレーム境界を検出する境界検出工程を含むことを特徴
    とするチャネル同期確立方法。
  12. 【請求項12】前記基地局が、1つの無線フレーム内に
    複数のパイロットシンボル系列を送信すると共に、当該
    複数のパイロットシンボル系列に掛けられる複数のスク
    ランブル符号の位相差を使用して、前記移動局に制御情
    報を伝送する制御情報伝送工程を更に含むことを特徴と
    する請求項11に記載のチャネル同期確立方法。
  13. 【請求項13】前記制御情報は、前記基地局が使用する
    スクランブル符号グループであることを特徴とする請求
    項12に記載のチャネル同期確立方法。
  14. 【請求項14】前記位相差は、周波数間隔に換算された
    ときに、コヒーレント帯域幅の範囲内にある値であるこ
    とを特徴とする請求項11〜13の何れか一項に記載の
    チャネル同期確立方法。
  15. 【請求項15】前記制御情報伝送工程では、複数の種類
    のパイロットシンボル系列を使用して制御情報を伝送す
    ることを特徴とする請求項12又は13に記載のチャネ
    ル同期確立方法。
  16. 【請求項16】前記パイロットシンボル系列は、擬似ラ
    ンダム系列であることを特徴とする請求項15に記載の
    チャネル同期確立方法。
  17. 【請求項17】前記制御情報は、前記基地局が使用する
    スクランブル符号グループであることを特徴とする請求
    項15又は16に記載のチャネル同期確立方法。
  18. 【請求項18】前記境界検出工程では、前記移動局が、
    前記基地局から受信された周波数方向のパイロットシン
    ボル系列間における相互相関をとると共に、相互相関値
    を前記パイロットシンボル系列の受信電力で正規化した
    値を使用して無線フレーム境界を検出することを特徴と
    する請求項11〜17の何れか一項に記載のチャネル同
    期確立方法。
  19. 【請求項19】前記境界検出工程では、前記移動局は、
    FFT処理により分離されたパイロットシンボル系列
    と、当該パイロットシンボル系列を基準として1シンボ
    ル周期分遅延された位相差のスクランブル符号が掛けら
    れたパイロットシンボル系列との相互相関をとることに
    より、無線フレーム境界を検出することを特徴とする請
    求項11に記載のチャネル同期確立方法。
  20. 【請求項20】前記境界検出工程では、前記移動局は、
    FFT処理により分離されたパイロットシンボル系列
    と、当該パイロットシンボル系列を基準として所定のシ
    ンボル周期分遅延された複数の位相差のスクランブル符
    号が掛けられたパイロットシンボル系列との相互相関を
    とることにより無線フレーム境界を検出し、 前記制御情報伝送工程では、前記基地局は、前記複数の
    位相差に対応するスクランブル符号グループを伝送する
    ことを特徴とする請求項13に記載のチャネル同期確立
    方法。
  21. 【請求項21】基地局から移動局に向かう下り方向のチ
    ャネルに複数のキャリアを用いて、前記移動局に既知で
    あるパイロットシンボル系列を前記基地局から受信する
    と共に、周波数方向に同一のスクランブル符号がシンボ
    ル周期毎に掛けられたチャネルを使用して前記基地局と
    通信を行う移動局であって、 前記基地局から受信された周波数方向のパイロットシン
    ボル系列間において、前記スクランブル符号の位相差を
    考慮した相互相関をとることにより無線フレーム境界を
    検出する境界検出手段を備えることを特徴とする移動
    局。
  22. 【請求項22】前記境界検出手段は、前記基地局から受
    信された周波数方向のパイロットシンボル系列間におけ
    る相互相関をとると共に、相互相関値を前記パイロット
    シンボル系列の受信電力で正規化した値を使用して無線
    フレーム境界を検出することを特徴とする請求項21に
    記載の移動局。
  23. 【請求項23】前記境界検出手段は、FFT処理により
    分離されたパイロットシンボル系列と、当該パイロット
    シンボル系列を基準として1シンボル周期分遅延された
    位相差のスクランブル符号が掛けられたパイロットシン
    ボル系列との相互相関をとることにより、無線フレーム
    境界を検出することを特徴とする請求項21に記載の移
    動局。
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