JP3741944B2 - 移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDMA(Code Division Multiple Access)方式による移動通信システムにおいて、移動局は、ある基地局と通信する場合、または、ある基地局に対して受信電力の測定を行う場合などに、その基地局からの下り信号のフレーム境界およびスクランブル符号を検出する必要がある。これをセルサーチと呼んでいる。
【0003】
セルサーチの方法は、基本的に、可能性のあるすべてのタイミングにおいて、可能性のあるすべてのスクランブル符号でデスクランブルを行い、使用されている拡散符号で逆拡散を行った結果の相関値が、最大となるようなタイミングおよびスクランブル符号を選択することで、その基地局のフレーム境界およびスクランブル符号を検出する。しかし、この方法では、セルサーチに多大な時間を要するため、これを高速化するために、基地局からスロット毎にPSCH(Primary Synchronisation CHannel)とSSCH(Secondary Synchronisation CHannel)を送信する方法が用いられる(3GPP Technical Specification 25.211参照)。
【0004】
図1は、セルサーチに関係する下りチャネルの構成を示す概略図である。CDMA方式の代表例である、W-CDMA方式(3GPP Technical Specification 25.211参照)におけるセルサーチに関係する下りチャネルを示したものである。PSCHは、全セル全スロット共通の拡散符号PSC(Primary Synchronisation Code)が用いられ、スロット周期で送信される。SSCHは、スロット毎に異なる拡散符号SSC0〜SSCn-1(Secondary Synchronisation Code)が用いられ、1フレームで拡散符号系列を構成し、フレーム周期で繰り返し送信される。この拡散符号系列は、セル毎に異なる系列が用いられ、かつこの系列には当該基地局が使用するスクランブル符号が属するスクランブル符号グループが対応づけられている。PSCHとSSCHには、スクランブル符号はかけられない。共通パイロットチャネル(CPICH ; Common PIlot CHannel)は、全セル共通の拡散符号およびシンボルパターンで、セル毎に異なるスクランブル符号がかけられて送信される。
【0005】
図2は、従来のセルサーチ方法における第1段階の動作を説明するための図である。PSCHでは、全セル全スロット共通の拡散符号PSCが用いられる。移動局は、受信信号をこのPSCに対応したマッチトフィルタ201に入力し、複数スロット間の平均化処理部202で、雑音や干渉の影響を軽減するために複数スロットにわたって平均化を行う。最大値検出器203において、最も平均相関値が大きいタイミングを選択することで、スロット境界の検出を行う。W-CDMA方式では1スロットが2560チップであるので、オーバーサンプリングが行われない場合には、スロット境界の候補タイミングとしては2560通りとなる。ここまでの動作を第1段階と呼ぶ。
【0006】
SSCHでは、スロット毎に異なる拡散符号が用いられ、1フレームである拡散符号系列が構成される。この拡散符号系列はフレーム周期で繰り返され、かつ、セル毎に異なる拡散符号系列が用いられる。これらの拡散符号系列には、それぞれスクランブル符号のグループが対応づけられており、後に行うスクランブル符号の検出を容易にしている。第1段階でスロット境界が検出されているため、移動局は、SSCHの送信タイミングを計算することができる。
【0007】
移動局は、計算されたタイミングで受信信号をSSCHの拡散符号SSCで逆拡散し、考えられるすべてのフレーム境界およびSSC符号系列に合わせて相関出力値を平均化し、最も平均相関値が大きくなるタイミングおよびSSC拡散符号系列を選択する。これにより、移動局はフレーム境界およびスクランブル符号グループを検出する。この動作を第2段階と呼ぶ。
【0008】
図3は、従来のセルサーチ方法における第2段階の動作を説明するための図である。第1段階で検出されたスロット境界から、SSCHが送信されているタイミングを計算し、そのタイミングでSSCに対応した相関器3011〜30116で相関をとる。W-CDMA方式では、SSCが16通りある。これを複数スロットにわたって行う。SSCHはフレーム周期でSSCパターンが繰り返されることから、必要に応じてフレーム間での平均化を、平均化処理部3021〜30216で行う。W-CDMA方式では、最大1スロットあたり16のSSCで相関をとり、かつ1フレームが15スロットで構成されることから、フレーム間平均化を行った後は、最大で16×15の平均相関値が出力されて相関値メモリ304に記憶される。その後、フレーム内で考えられるタイミングおよびSSC拡散符号系列に対応させてC2kl計算部305で平均化する。W-CDMA方式では、スロット境界が既知である場合、フレーム境界としては15のタイミングが考えられ、かつSSC系列は64通りあることから、最大で15×64通りの平均相関値が計算される。その結果、ピーク検出器303において、平均相関値が最も大きいタイミングおよびSSC拡散符号系列を選択することですることで、フレーム境界とスクランブル符号グループを検出する。
【0009】
第2段階までにフレーム境界およびスクランブル符号グループを検出した移動局は、最後にスクランブル符号がかけられているCPICHを受信して、検出されたスクランブル符号グループの中のどのスクランブル符号が用いられているかを検出する。既にフレーム境界が検出されていることから、スクランブル符号の位相は計算可能である。CPICHの拡散符号は全セル共通であるので、基本的にはグループ内のすべてのスクランブル符号でデスクランブルした上で、CPICHの拡散符号で逆拡散し、これを複数シンボルにわたって平均化した後に、平均相関値が最も大きくなるようなスクランブル符号を選択すればよい。この動作を第3段階とよぶ。
【0010】
図4は、従来のセルサーチ方法における第3段階の動作を説明するための図である。例えばW-CDMA方式では、1つのスクランブル符号グループの中に、8つのスクランブル符号がある。移動局は、第2段階までに検出されたフレーム境界をもとにスクランブル符号の位相を計算し、デスクランブラ4041〜4048において、受信信号を8つのスクランブル符号でデスクランブルする。次に、相関器4011〜4018において、第2段階で検出されたフレーム境界から、スクランブル符号の位相を計算し、CPICHの拡散符号で逆拡散する。これを複数シンボルにわたって行い、平均化処理部4021〜4028で平均化する。ピーク検出器403において、平均相関値が最も大きいスクランブル符号を選択し、当該基地局で使われている下りスクランブル符号を検出する。
【0011】
図5は、従来の、検出されたフレーム境界およびスクランブル符号の判定方法の一例を示す図である。第1段階から第3段階までを1サーチとすると、移動局は1サーチ終了後に、改めて受信信号を、デスクランブラ504において、検出されたフレーム境界と検出されたスクランブル符号に基づいてデスクランブルする。相関器501において、CPICHの拡散符号で逆拡散した上で、パイロットシンボル復調・誤り測定部502において、CPICHのパイロットシンボルを復調し、その誤り数を測定する。検出結果判定部503において、しきい値判定を行うなどして、正しいフレーム境界およびスクランブル符号が検出されたかどうかを判定していた。
【0012】
例えば、基地局からの制御信号により、移動局に周辺セルのスクランブル符号およびフレーム境界に関する情報が与えられる場合、または前回セルサーチを行った直後において、移動局に周辺セルのスクランブル符号およびフレーム境界に関する情報が存在する場合には、上述した3段階セルサーチ法を用いないこともできる。すなわち、予想されるフレーム境界の前後に複数のフレーム境界を仮定し、それぞれのタイミングで、候補のスクランブル符号によってデスクランブルした上で、CPICHの拡散符号を用いて逆拡散し、平均相関値が最も大きくなるようなフレーム境界およびスクランブル符号を選択する方法を用いてセルサーチを行うことができる。
【0013】
この方法によれば、3段階セルサーチを行う場合よりもセルサーチを簡略化し、サーチ時間の短縮や消費電力の低減を図ることができる。なお、この方法においても、最大平均相関値を与えるフレーム境界およびスクランブル符号を選択した後、検出されたフレーム境界およびスクランブル符号に基づいて受信信号を再度デスクランブルおよび逆拡散し、パイロットシンボルを復号してその誤りビット数を測定するなどして正しいフレーム境界およびスクランブル符号が検出されたかどうかを判定していた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
移動局のセルサーチ時間は、短いほど移動局の消費電力を小さくでき、また、ハンドオーバーを高速に実行できるため、より円滑な通信が可能となる。従って、検出されたフレーム境界およびスクランブル符号が正しいかどうかの判定に要する時間も短いことが望ましく、かつ誤ったフレーム境界やスクランブル符号を選択したり、不必要にセルサーチを繰り返したりしないために、この判定の精度は十分高いことが望ましい。
【0015】
しかしながら、従来の方法では、フレーム境界およびスクランブル符号を選択した後に、検出結果の判定を改めて実施するために、セルサーチに要する時間がその分だけ長くかかり、かつ信号電力対雑音電力比が小さい場合には、判定の精度が十分でないという問題があった。
【0016】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、フレーム境界およびスクランブル符号の選択の過程で、選択された結果が正しいかどうかの判定も併せて行い、かつ、この判定を従来と比較して高い精度で行うことにより、セルサーチに要する時間を短縮し、セルサーチの精度を高め、移動局の消費電力を低減し、および円滑で安定した通信を提供する移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、受信信号を全てのスロットに共通の共通拡散符号で逆拡散し、第1平均相関値に基づいてスロット境界を検出する第1ステップと、該第1ステップで検出した前記スロット境界に基づいて、前記スロット毎に異なる個別拡散符号で逆拡散し、第2平均相関値に基づいてフレーム境界およびスクランブル符号グループを検出する第2ステップと、該第2ステップで検出した前記フレーム境界および前記スクランブル符号グループに基づいて、共通パイロット信号をデスクランブルし、第3平均相関値に基づいてスクランブル符号を検出する第3ステップとを備えた移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法において、複数の前記平均相関値のうち最も大きい最大平均相関値を除いた他の平均相関値の平均値と中央値のいずれかを、干渉電力に相当する基準値として算出し、前記最大平均相関値と前記干渉電力との比に基づいて、前記フレーム境界および前記スクランブル符号の検出結果を判定することを特徴とする。
【0018】
この方法によれば、第3段階の動作と同時に検出結果の判定を行うことができるため、セルサーチおよび検出結果判定に要する時間を短くできる。
【0021】
請求項に記載の発明は、請求項1において、前記基準値は、前記最大第3平均相関値を除く複数の前記第3平均相関値に基づいて定めることを特徴とする。
【0022】
この方法によれば、干渉電力測定を行う必要がなく、かつ最大平均相関値の計算とほぼ同時刻に干渉電力相当の値を計算することができる。
【0025】
請求項に記載の発明は、請求項1において、前記基準値は、複数の前記第2平均相関値のうち最も大きい最大第2平均相関値を除く複数の前記第2平均相関値に基づいて定めることを特徴とする。
【0026】
この方法によれば、基地局からの制御情報等により周辺セルのスクランブル符号に関する情報があり、第3段階で1つのスクランブル符号についてのみ平均相関値を求める場合に、あらかじめ第2段階で基準値を求めることができる。
【0029】
請求項に記載の発明は、請求項1において、前記基準値は、複数の前記第1平均相関値に基づいて定めることを特徴とする。
【0030】
この方法によれば、基地局からの制御情報等により周辺セルのフレーム境界やスクランブル符号に関する情報があり、第2段階をスキップしたり、第3段階で1つのスクランブル符号に対する平均相関値のみを計算する場合に、あらかじめ第1段階で基準値を求めることができる。
【0033】
請求項に記載の発明は、既知のスクランブル符号およびフレーム境界に関する情報に基づいて、共通パイロット信号をデスクランブルし、平均相関値に基づいてスクランブル符号を検出する移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法において、複数の前記平均相関値のうち最も大きい最大平均相関値と、複数の前記平均相関値のうち最も大きい最大平均相関値を除いた他の平均相関値の平均値と中央値のいずれかである基準値との比に基づいて、前記フレーム境界および前記スクランブル符号の検出結果を判定することを特徴とする。
【0034】
この方法によれば、第3段階の動作と同時に検出結果の判定を行うことができるため、セルサーチおよび検出結果判定に要する時間を短くできる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
【0042】
図6は、3段階セルサーチ実施後に行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。この方法によれば、3段階セルサーチ法の第3段階の動作と同時に、検出結果の判定も行う。移動局は、第2段階までに検出されたフレーム境界をもとにスクランブル符号の位相を計算し、デスクランブラ6041〜6048において、受信信号を8つのスクランブル符号でデスクランブルする。次に、相関器6011〜6018において、第2段階で検出されたフレーム境界から、スクランブル符号の位相を計算し、CPICHの拡散符号で逆拡散する。これを複数シンボルにわたって行い、平均化処理部6021〜6028で平均化する。ピーク検出器603において、平均相関値が最も大きいスクランブル符号を選択し、当該基地局で使われている下りスクランブル符号を検出する。
【0043】
この最大平均相関値を、検出結果判定部606に出力し、移動局内部で計算された基準値との比を算出し、しきい値以上であれば検出結果は正しいと判定する。そうでなければ、移動局は再びセルサーチを行うか、もしくはサービスエリア外であると判断する。この方法によれば、第3段階の動作と同時に検出結果の判定を行うことができるため、セルサーチおよび検出結果判定に要する時間を短くできる。また、適当な基準値およびしきい値を用いることによって、高い精度での検出結果判定が可能となる。本実施形態の検出結果判定方法による判定精度については後述する。
【0044】
検出結果判定に用いる基準値としてはいくつか考えられる。例えば、基準値として移動局が計算する干渉電力を用いる方法がある。このために、セルサーチ回路とは別に干渉電力測定のための回路を設ける方法が考えられる。W-CDMA方式の移動局は、下り干渉電力の測定を行う機能をもつため、これを使って干渉電力を計算することができる(3GPP Technical Specification TS25.215参照)。具体的には、例えばCPICHのパイロットシンボルを受信し、その平均値からの分散を測定することにより、干渉電力を計算することができる。
【0045】
図7は、第3段階で基準値の計算を行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。第3段階におけるスクランブル符号を検出する方法は、図6の場合に同じである。基準値算出部706において、基準値として第3段階で計算した各スクランブル符号に対する平均相関値(C30〜C37)のうち、最大平均相関値(max{C3i})を除いた他の平均相関値の平均値、または中央値を計算する。例えばW-CDMA方式では、1つのスクランブル符号グループの中に、8つのスクランブル符号がある。移動局は、第2段階までに検出されたフレーム境界をもとにスクランブル符号の位相を計算し、受信信号を8つのスクランブル符号でデスクランブルした上でCPICHの拡散符号で逆拡散する。これを複数シンボルにわたり行い、平均化を行って各スクランブル符号に対する平均相関値(C30〜C37)を計算する。その結果、最大平均相関値(max{C3i})を与えるスクランブル符号を選択する。一方、基準値算出部706において、最大平均相関値を除く7つの平均相関値の平均値または中央値を求め、これを検出結果判定のための基準値として用いる。この平均値または中央値は、干渉電力に相当する。この方法によれば、上述したように干渉電力測定を別途行う必要がなく、かつ最大平均相関値の計算とほぼ同時刻に干渉電力相当の値を計算できるので、干渉電力の時間的な変動の影響をうけにくい。
【0046】
図8は、第2段階で基準値の計算を行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。第1段階で検出されたスロット境界から、SSCHが送信されているタイミングを計算し、そのタイミングでSSCに対応した相関器8011〜80116で相関をとる。これを複数スロットにわたって行う。SSCHはフレーム周期でSSCパターンが繰り返されることから、必要に応じてフレーム間での平均化を、平均化処理部8021〜80216で行う。フレーム間平均化を行った後は、最大で16×15の平均相関値が出力されて相関値メモリ804に記憶される。その後、フレーム内で考えられるタイミングおよびSSC拡散符号系列に対応させてC2kl計算部805で平均化する。最大で15×64通りの平均相関値が計算され、ピーク検出器803において、平均相関値が最も大きいタイミングおよびSSC拡散符号系列を選択することですることで、フレーム境界とスクランブル符号グループを検出する。
【0047】
さらに、基準値として第2段階で計算した各フレーム境界およびスクランブル符号グループに対応するSSCH拡散符号系列の平均相関値(C2kl)のうち、最大平均相関値(max{C2kl})を除いた他の平均相関値の平均値または中央値を用いる。例えば、W-CDMA方式では、第1段階までにスロット境界が検出されるため、第2段階の時点ではフレーム境界の候補タイミングは1フレーム内のスロット数である15通りまで絞られている。また、SSCH系列数は64通りであり、最大で合計15×64=960通りの平均相関値(C2kl)が計算される。最大平均相関値(max{C2kl})を与えるフレーム境界およびスクランブル符号グループを選択する。一方、基準値算出部806において、最大平均相関値を除く959通りの平均相関値の平均値または中央値を求め、これを検出結果判定のための基準値として用いる。
【0048】
基地局からの制御情報等により周辺セルのフレーム境界やスクランブル符号グループに関する情報がある場合には、960通りすべてについて平均相関値を求めない場合も考えられるが、その場合には計算した全ての平均相関値のみを使う。この値は干渉電力に相当するもので、例えば、基地局からの制御情報等により周辺セルのスクランブル符号に関する情報がある場合には、第3段階で1つのスクランブル符号についてのみ平均相関値を求めることが考えられる。この場合には上述した方法により第3段階で基準値を計算することができないため、第2段階で基準値を求める本方法が有効となる。
【0049】
図9は、第1段階で基準値の計算を行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。移動局は、受信信号をこのPSCに対応したマッチトフィルタ901に入力し、複数スロット間の平均化処理部902で、雑音や干渉の影響を軽減するために複数スロットにわたって平均化を行う。最大値検出器903において、最も平均相関値が大きいタイミングを選択することで、スロット境界の検出を行う。W-CDMA方式では1スロットが2560チップであるので、オーバーサンプリングが行われない場合には、スロット境界の候補タイミングとしては2560通りとなる。
【0050】
さらに、基準値として第1段階で計算された各タイミングに対する平均相関値(C1l)のうち、下位N個の平均相関値(C1l−X)の平均値または中央値を用いる方法がある。例えば、W-CDMA方式では、スロット境界の候補となるタイミングは、移動局のサンプリング周期が1チップとすると、1スロットあたりのチップ数である2560通りであり、このそれぞれに対して平均相関値が計算される。最大平均相関値を与えるタイミングに基づき、フレーム境界が検出される。一方、基準値算出部904において、2560通りの平均相関値(C1l)のうち、相関値が低いものからN個の平均相関値(C1l−X)の平均値または中央値を求め、これを検出結果判定のための基準値として用いる。相関値が低いものからN個としているのは、第1段階では全セル全スロット共通の拡散符号が用いられるPSCHを受信するため、当該セルの複数のマルチパスが見えるほか、周辺セルの複数のマルチパスのピークが見えるため、これらの影響を小さく抑えるためである。
【0051】
この方法によれば、計算された基準値は干渉電力相当となり、例えば、基地局からの制御情報等により周辺セルのフレーム境界やスクランブル符号に関する情報がある場合には、第2段階をスキップしたり、第3段階で1つのスクランブル符号に対する平均相関値のみを計算することが考えられる。このような場合には、第2段階や第3段階で基準値を計算することができないため、第1段階で基準値を求める本方法が有効となる。また、サンプル数が多くとれるという点で、安定した基準値が得られるという利点もある。
【0052】
図10は、本発明にかかる検出結果判定方法によるサーチ時間特性を表わす図である。3段階セルサーチ実施後に行う検出結果判定方法を用いた場合の、セルサーチ時間特性のシミュレーション結果の一例を示す図である。横軸はサーチ時間であり、縦軸はある時間までに正しくサーチできた移動局の累積確率である。フェージングの最大ドップラー周波数(fD)は5Hzであり、グラフ中のStotal/Nは当該基地局からの総受信信号電力と、干渉電力と雑音電力の和との比である。実線は検出結果判定が誤りなく理想的に行えたと仮定した場合の結果であり、破線は本実施形態において、第3段階で最大平均相関値以外の平均相関値の平均値を基準値として計算し、最大平均相関値と基準値との比を用いて検出結果判定を行った場合の結果である。しきい値は4dBとした。本実施形態における判定結果検出方法の精度が非常に高く、ほぼ理想的に判定できることがわかる。
【0053】
以上、3段階セルサーチが行われる場合について説明してきたが、状況によっては3段階セルサーチが行われない場合も考えられる。例えば、基地局から周辺セルのスクランブル符号およびフレーム境界に関する精度の高い情報が得られる場合や、既にセルサーチを行ったばかりであり、周辺セルのスクランブル符号やおおよそのフレーム境界がわかっている場合である。
【0054】
図11は、3段階セルサーチ法を用いない、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。この方法は、基地局から周辺セルのスクランブル符号およびフレーム境界に関する精度の高い情報が得られる場合、または既にセルサーチが行われており、周辺セルのスクランブル符号やおよそのフレーム境界が分かっている場合に適用される。制御部605は、基地局からの制御情報または前回のサーチ結果から得られたスクランブル符号を、デスクランブラ6041〜6042W+1に与え、デスクランブラ6041〜6042W+1は、このスクランブル符号で受信信号をデスクランブルする。相関器6011〜6012W+1は、およそのフレーム境界から、予想されるタイミングTの±Wの範囲について、複数の位相で平均相関値を計算する。これを複数シンボルにわたって行い、平均化処理部6021〜6022W+1で平均化し、ピーク検出器603において、最大平均相関値を与える位相を選択することで、フレーム境界を検出することができる。
【0055】
一方、検出結果判定部606において、この最大平均相関値と、移動局内部で計算された基準値との比をとり、しきい値と比較することで検出結果の判定が行える。基準値の例としては、3段階セルサーチを行う場合と同様、移動局が計算する干渉電力を用いる方法がある。
【0056】
図12は、3段階セルサーチ法によらず基準値の計算を行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。この方法は、基地局から周辺セルのスクランブル符号およびフレーム境界に関する精度の高い情報が得られる場合、または既にセルサーチが行われており、周辺セルのスクランブル符号やおよそのフレーム境界が分かっている場合に適用され、フレーム境界を検出する方法は、図11の場合に同じである。基準値算出部706において、計算された複数の位相に対する平均相関値(C-W〜Cw)のうち最大平均相関値(max{Ci})を除いた他の平均値または中央値を基準値として計算する。
【0057】
上述したように、本実施例によれば、3段階セルサーチを行う場合に、第3段階が終了したあとに改めて検出結果判定のために受信信号を逆拡散する必要がなく、短いサーチ時間で検出結果判定を行うことが可能となる。
【0058】
また、3段階における最大平均相関値とほぼ同時刻に計算される干渉電力相当の基準値を用いるため、干渉電力の時間的な変動の影響を受けずに信頼度の高い検出結果判定が可能となる。
【0059】
さらに、第3段階で基準値を計算できない場合には、第2段階で基準値を計算することができ、第2段階、第3段階で基準値を計算できない場合には、第1段階で基準値を計算することができる。
【0060】
さらにまた、3段階セルサーチを行わない場合でも、検出結果判定のために受信信号を逆拡散する必要がなく、短いサーチ時間で検出結果判定を行うことが可能となる。
【0061】
さらにまた、サーチとほぼ同時刻に計算される干渉電力相当の基準値を用いるため、干渉電力の時間的な変動の影響を受けずに信頼度の高い検出結果判定が可能となる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、フレーム境界およびスクランブル符号の選択の過程で、選択された結果が正しいかどうかの判定も併せて行い、かつ、この判定を従来と比較して高い精度で行うことにより、セルサーチに要する時間を短縮し、セルサーチの精度を高め、移動局の消費電力を低減し、および円滑で安定した通信を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルサーチに関係する下りチャネルの構成を示す概略図である。
【図2】従来のセルサーチ方法における第1段階の動作を説明するための図である。
【図3】従来のセルサーチ方法における第2段階の動作を説明するための図である。
【図4】従来のセルサーチ方法における第3段階の動作を説明するための図である。
【図5】従来の、検出されたフレーム境界およびスクランブル符号の判定方法の一例を示す図である。
【図6】3段階セルサーチ実施後に行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。
【図7】第3段階で基準値の計算を行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。
【図8】第2段階で基準値の計算を行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。
【図9】第1段階で基準値の計算を行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。
【図10】本発明にかかる検出結果判定方法によるサーチ時間特性を表わす図である。
【図11】3段階セルサーチ法を用いない、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。
【図12】3段階セルサーチ法によらず基準値の計算を行う、本発明にかかる検出結果判定方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
201,901 マッチトフィルタ
202,3021〜30216,4021〜4028,6021〜6028〜6022W+1,8021〜80216,902 平均化処理部
203,303,403,603,803,903 最大値検出器
3011〜30116,4011〜4018,501,6011〜6018〜6012W+1,8011〜80116 相関器
304,804 相関値メモリ
305,805 C2kl計算部
4041〜4048,504,6041〜6048〜6042W+1 デスクランブラ
405,605 制御部
502 パイロットシンボル復調・誤り測定部
503,606 検出結果判定部
706,806,904 基準値算出部

Claims (5)

  1. 受信信号を全てのスロットに共通の共通拡散符号で逆拡散し、第1平均相関値に基づいてスロット境界を検出する第1ステップと、該第1ステップで検出した前記スロット境界に基づいて、前記スロット毎に異なる個別拡散符号で逆拡散し、第2平均相関値に基づいてフレーム境界およびスクランブル符号グループを検出する第2ステップと、該第2ステップで検出した前記フレーム境界および前記スクランブル符号グループに基づいて、共通パイロット信号をデスクランブルし、第3平均相関値に基づいてスクランブル符号を検出する第3ステップとを備えた移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法において、
    複数の前記平均相関値のうち最も大きい最大平均相関値を除いた他の平均相関値の平均値と中央値のいずれかを、干渉電力に相当する基準値として算出し、
    前記最大平均相関値と前記干渉電力との比に基づいて、前記フレーム境界および前記スクランブル符号の検出結果を判定することを特徴とする移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法。
  2. 前記基準値は、前記最大第3平均相関値を除く複数の前記第3平均相関値に基づいて定めることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法。
  3. 前記基準値は、複数の前記第2平均相関値のうち最も大きい最大第2平均相関値を除く複数の前記第2平均相関値に基づいて定めることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法。
  4. 前記基準値は、複数の前記第1平均相関値に基づいて定めることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法。
  5. 既知のスクランブル符号およびフレーム境界に関する情報に基づいて、共通パイロット信号をデスクランブルし、平均相関値に基づいてスクランブル符号を検出する移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法において、
    複数の前記平均相関値のうち最も大きい最大平均相関値と、複数の前記平均相関値のうち最も大きい最大平均相関値を除いた他の平均相関値の平均値と中央値のいずれかである基準値との比に基づいて、前記フレーム境界および前記スクランブル符号の検出結果を判定することを特徴とする移動通信システムにおける移動局のセルサーチ方法。
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