JP2003212078A - 膨張可能なカーテンの位置決めシステム及びその方法 - Google Patents

膨張可能なカーテンの位置決めシステム及びその方法

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JP2003212078A JP2003006200A JP2003006200A JP2003212078A JP 2003212078 A JP2003212078 A JP 2003212078A JP 2003006200 A JP2003006200 A JP 2003006200A JP 2003006200 A JP2003006200 A JP 2003006200A JP 2003212078 A JP2003212078 A JP 2003212078A
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inflatable
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアバッグカーテンをインフレータに対して
適切な位置に配置するための論理的で単純なシステム及
び方法を提供する。 【解決手段】 膨張可能なカーテンの位置決めシステム
が、インフレータ及び膨張可能なカーテンを含み得る。
インフレータは、膨張可能なカーテンを受けるためのネ
ックを有し得る。突起、例えばフック又はタブが、ネッ
ク上に配置され得る。膨張可能なカーテンは、インフレ
ータのネックの周囲に配置されるスロートを含み得る。
開口部がスロート内に配置され得る。一実施形態におい
て、開口部は、カーテンがハウジングに対して望ましい
位置に配置されたときにのみ突起を受け入れるように配
置され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアバッグカーテ
ンを位置決めするシステム及び方法に関する。更に詳細
には、本発明は、エアバッグカーテンをインフレータに
取り付けるときにエアバッグカーテンをエアバッグイン
フレータに対して望ましい位置に配置するためのシステ
ム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】膨張可能なエアバッグを自動車に用いる
ことは広く認められており、数多くの死亡や事故を防止
することにより信頼を得ている。ある統計によれば、フ
ロントエアバッグは、正面衝突による致死率を、シート
ベルトを使用しているドライバーに関しては25%減少
させ、ベルトを着用していないドライバーに関しては3
0%より多い割合で減少させると概算される。また、統
計は、シートベルトとエアバッグを組合せて用いれば、
正面衝突による胸部重傷が65%減少し、また、頭部重
傷は75%までも減少すると示している。このように、
エアバッグの使用は、明らかな利益をもたらしている。
【0003】エアバッグは、車両全体の様々な位置に配
置され得る。ステアリングホイール(ハンドル)内に配
置されるエアバッグは、事故が起きた場合にドライバー
がステアリングホイール及びフロントガラスに衝突する
ことを防止することを補助する。エアバッグは、車両の
乗員シートの真正面のダッシュボード内にも配置されて
いる。乗員の身体下部が車両に衝突することを防止する
ニーバッグもつくられている。より最近では、エアバッ
グは、車両内部の側方にも設置されており、事故の際に
乗員が車両のドアや窓に衝突することを防止する。この
タイプのエアバッグは、しばしば、膨張可能な(inf
latable)カーテンと称される。
【0004】以前は、車両のバンパーに、エアバッグカ
ーテンが展開しない場合にそれを検知するセンサが配置
されていた。しかし、現在のエアバッグカーテン装置は
電子制御ユニット(ECU)を含み得る。ECUは、通
常、自動車の中央の、乗員とエンジンコンパートメント
の間に設置される。ECUは、車両の加速及び減速を連
続的に監視するセンサを含む。ECUは、この情報をプ
ロセッサに送り、プロセッサは、情報をアルゴリズムに
より分析して、車両が事故に遭っているかどうかを判断
する。
【0005】プロセッサが、事故が起きている状態であ
ると判断すると、ECUは電気信号を開始剤に送る。開
始剤は、例えばエアバッグカーテンモジュール内にあ
る。開始剤はインフレータの動作にトリガーをかける。
インフレータは、布地のエアバッグ0カーテンを膨張さ
せて乗員の怪我を防止する。或るエアバッグ装置におい
ては、エアバッグは、1/50,000秒内に完全に膨
張し、そして、2/10秒内に収縮し得る。エアバッグ
をこのように急速に膨張させるためには莫大な力が要求
される。
【0006】様々な種類の多数のエアバッグインフレー
タが存在する。しばしば「貯蔵ガスインフレータ」
(“stored gas inflator”)と称
されるインフレータは、単純にガスを高圧状態で貯蔵
し、衝突時にガスを解放する。これとは対照的に、「火
工式」インフレータは、ガスを貯蔵するのでなく、点火
時に反応してガスを生成するプロペラントを収容してい
る。「混成型」インフレータは、圧縮ガスと火工技術を
組合せて用いてガスを生成する。幾つかの例において、
火工技術は、エアバッグを収容するチャンバを開放又は
破裂することもできる。インフレータのタイプに関わら
ず、衝突時には莫大な圧力及び熱が発生する。
【0007】事故時に膨張可能なカーテン及びインフレ
ータに加えられる応力が莫大であるため、これらの部品
を正しく組み立てて設置することが、製品の故障、又は
費用のかかる再設置作業を回避するために重要である。
製造プロセスにおいて、膨張可能なカーテンは、しばし
ば、クランプを用いてインフレータに取り付けられる。
膨張可能なカーテンがインフレータにクランプ留めされ
たときにインフレータに対して適切に配置されていない
場合には、深刻な事態が生じることがある。例えば、膨
張可能なカーテンは、しばしば車両のドアの真上に取り
付けられ、事故が起きたときに外向き及び/又は下向き
に展開して、乗員がドアや窓に衝突することを防止す
る。このように、膨張可能なカーテンは概して非対称で
あり、展開角度を有する。したがって、膨張可能なカー
テンは、不適切に設置されれば車両の天井に向って展開
することがあり、乗員がサイドドア又はウィンドに衝突
することを防止できないことがある。また、膨張可能な
カーテンがインフレータに対して適切に配置されていな
い場合には、エアバッグカーテンは設置中に捩れること
があり、また、裂けるなどして適切に展開しないことが
ある。
【0008】また、エアバッグカーテンは、インフレー
タの長手方向軸に沿って適切に配置されるべきである。
エアバッグカーテンとインフレータとの重なりが多過ぎ
ても少な過ぎても、問題が生じることがある。例えば、
重なりが少なすぎる場合には、漏れ穴が生じて膨張中に
インフレータガスを逃がすこともある。展開の極大の力
がカーテンをインフレータから分離させる可能性もあ
る。重なりが多過ぎれば、クランプが、膨張時に伸展す
るように設計されたエアバッグカーテンの一部を拘束す
ることがあり、この場合もカーテンの適切な展開を妨げ
る。
【0009】状況を更に不都合にするのは、組立ライン
の作業者が膨張可能なカーテンを、カーテンが折り畳ま
れた状態でインフレータに取り付けることにより、カー
テンをインフレータに対してどのように向けるべきかを
決定することが更に困難になることである。更に、この
繰返し作業を行うために組立ラインの作業者に与えられ
る時間は非常に短いことが多く、これが人間の誤りを増
やす。
【0010】
【特許文献1】米国特許第6,000,715号明細書
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、膨張可能
なカーテンがインフレータに対して適切に配置されたと
きにそれを組立ラインの作業者に迅速かつ容易に示す方
法及びシステムが開発されたならば、当分野に進歩をも
たらすであろう。このようなシステムが、膨張可能なカ
ーテンをインフレータの長手方向軸に沿って適切に位置
決めすることを保証できるならば、さらなる進歩がもた
らされるであろう。また、このようなシステム及び方法
が、エアバッグカーテンの展開角度をインフレータに対
して適切に配置することを保証できるならば、それもま
た有利であろう。この進歩は、費用効率的に実行されれ
ばかなり高められるであろう。
【0012】このような装置を本件において開示し、特
許の権利を主張する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の装置及び方法
は、当分野の現在の状況に対応して、特に、当分野にお
ける、現在入手可能なエアバッグカーテンインフレータ
システムによっては十分に解決されていない問題及びニ
ーズに応じて開発された。本発明は、エアバッグカーテ
ンインフレータシステムの有効性を高めるための装置を
提供する。上記の目的を達成するために、そして、本発
明に従って、好ましい実施形態において具体化されかつ
広く記載するように、インフレータをエアバッグカーテ
ンに不適切に取り付ける危険性を低減するエアバッグカ
ーテンインフレータシステムを開示する。
【0014】本発明の膨張可能なカーテン位置決めシス
テムは、カーテンインフレータ及び膨張可能なカーテン
を含み得る。インフレータは、カーテンを膨張するため
のインフレータガスを発生する。このガスを発生させる
ために、カーテンインフレータは、例えば、圧縮ガス、
火工技術又は混成技術を、先に論じたように用い得る。
【0015】インフレータは、ネックを有するハウジン
グを含み得る。ネックは、膨張可能なカーテンを受ける
ように設計される。突起がネックの上に配置される。突
起は、種々の形態にて、例えばフック又はタブとして具
体化され得る。インフレータは、基部側の端部(膨張可
能なカーテンに近い方の端部)と、末端部とを有し得
る。一実施形態において、フックはインフレータの末端
部に向って湾曲している。
【0016】一実施形態において、インフレータは外側
の保護ハウジングを含まない。したがって、1又は複数
の突起が、ハウジングにではなくインフレータ上に直接
に配置され得る。
【0017】あるいは、タブは、ハウジングの面からほ
ぼ垂直方向に遠ざかるように突出し得る。もちろん、タ
ブは、ハウジングとの、円形、正方形又は長方形などの
共通面を有するように様々に形成され得る。
【0018】膨張可能なカーテンは、インフレータのネ
ックの周囲に配置されるように構成されたスロートを含
む。開口部がスロート内に配置されている。開口部は、
カーテンがハウジングに対して望ましい位置に配置され
たときにのみ突起を受け入れるように構成され得る。
【0019】カーテンをハウジングに対して位置決めす
ることは、少なくとも2つの変動要素を有する。第1
に、カーテンは、ハウジングの長手方向の軸に沿った望
ましい位置に配置され得る。カーテンとハウジングの長
手方向軸との間の重なりが少なすぎれば、インフレータ
とカーテンの間のシールは気密でなくなり、膨張時にイ
ンフレータガスを逃がすことになる。重なりが不十分で
あれば、展開の極大の力がカーテンをインフレータから
分離させる可能性もある。重なりが多すぎれば、クラン
プ(カーテンをハウジングに固定する)が、膨張時に伸
展するように設計されたカーテンの一部を拘束すること
がある。
【0020】第2に、膨張可能なカーテンは、概して対
称でなく、展開角度を有する。展開角度は、事故の際に
カーテンが膨張する方向である。したがって、膨張可能
なカーテンは、不適切に設置されると、例えば車両の天
井に向って展開し、乗員の保護に失敗することがある。
また、膨張可能なカーテンがハウジングに対して正しく
配置されていなければ、エアバッグカーテンは、設置中
に捩れ、また、裂けるなどして膨張時に適切に展開でき
ないことがある。
【0021】本発明の膨張可能なカーテンシステムを組
み立てるために、作業者は、インフレータのネックを、
カーテンのスロート内に配置する。次いで、作業者は、
カーテンをハウジング上に、突起が開口部内に配置され
るように配置する。その後、カーテンをハウジングに固
定するためにクランプを用い得る。このように、組立は
簡単であり、慣用のシステムにおいて生じた位置決めエ
ラーをほとんど排除する。更に詳細には、開口部は、カ
ーテンがハウジングの長手方向軸に沿った望ましい位置
に配置され、かつ、カーテンの展開角度がハウジングに
対して望ましい位置にあるときにのみ突起を受けるよう
に形成され得る。
【0022】クランプはカーテンをインフレータに固定
し得る。クランプは、ホースクランプ又はリングなどを
含む種々の形態にて具体化され得る。別の設計におい
て、少なくとも2つの突起がハウジング上に配置され、
また、これらの突起と係合する開口部がカーテンのスロ
ート内に配置される。突起、及び、係合する開口部は、
各突起が係合開口部に、カーテンがハウジングに対して
望ましい位置に配置されたときにのみ嵌り込むように、
ハウジングの周囲に沿って不規則な間隔で配置され得
る。
【0023】本発明は、当分野に重要な進歩をもたら
す。これは、組立体ラインの作業者に、組立中にインフ
レータをカーテンに対して位置決めすることにおける、
明確で容易に実行可能なガイダンスをもたらすことにお
いてである。更に詳細には、本発明が1つの開口部及び
1つの突起を含む場合も、あるいは、不規則な間隔で配
置された複数の突起及び複数の係合開口部を含む場合
も、本発明の膨張可能なカーテン位置決めシステムは、
組立体ライン作業者に、インフレータをカーテンに対し
て位置決めするための、本質的にただ1つの方法を与え
る。慣用のエアバッグカーテンシステムは、組立体ライ
ン作業者に、インフレータとカーテンの位置決めのため
のガイダンスを、ほとんど又は全くもたらさず、その結
果、危険で、かつ/又は費用のかかる間違いを生じさせ
る可能性があった。この点、本発明は、訓練や品質管理
にかけられる費用を削減することもできよう。
【0024】本発明のこれら及び他の利点は、以下の説
明及び特許請求の範囲から、より十分に明らかになるで
あろう。また、本発明を以下に説明するように実施する
ことによって理解されることもあろう。
【0025】本発明の利点及び特徴が理解されるよう
に、本発明を、以上に概説した内容よりも詳細に、添付
図面を参照しつつ記載する。これらの図面は、本発明の
選択された実施形態のみを例示するに過ぎず、したがっ
て、本発明の範囲を限定するものとみなされるべきでな
いことが理解されよう。添付図面を用いることにより、
本発明が、その特殊性及び詳細を加えられて記載され、
説明される。
【0026】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の好ましい実施形
態を、図1〜5を参照しつつ説明する。図中、類似の参
照番号は、同一の、又は、機能が類似した要素を示す。
図面に概略的に記載及び例示されている本発明の部材
は、多様な形態にて具体化され得る。したがって、図に
示されたような、本発明のシステム及び方法の実施形態
に関する以下の更に詳細な説明は、特許請求の範囲で請
求したような本発明の範囲を限定するものではなく、本
発明の現在好ましい実施形態の代表例に過ぎない。
【0027】更に、1以上の実施形態における、特定の
特徴、構造又は特性を、任意の適切な方法で組み合わせ
ることができる。以下の説明において、本発明の実施形
態が完全に理解されるように、多数の特定の詳細を記載
する。しかし、関連する分野の技術者は、1以上の特定
の詳細がなくとも、又は、他の方法、部品、材料などを
用いても本発明を実施できることを理解するであろう。
その他に関しては、周知の構造物、材料又は動作は、本
発明の態様を曖昧にすることを避けるために示されず、
また、詳細に記載されない。
【0028】図1及び2を参照する。膨張可能なカーテ
ンの位置決めシステム10が、カーテンインフレータ1
2及び膨張可能なカーテン14を含み得る。インフレー
タ12は、カーテン14を膨張させるためのインフレー
タガスを発生する。このガスを得るために、カーテンイ
ンフレータ12は、例えば、圧縮ガス、火工技術又は混
成技術を、先に論じたように用い得る。
【0029】インフレータ12は、ネック18を有する
ハウジング16を含み得る。ネック18は、膨張可能な
カーテン14を受けるように設計されており、したがっ
て、必然的にではないが、ハウジング16に隣接した部
分よりも狭くされ得る。又はウジング16がインフレー
タ12の全体を覆うとは限らないことに留意されたい。
ハウジング16は、インフレータ12の一部を覆うもの
でもよい。更に、以下に論じるように、インフレータ1
2は、必ずしもハウジング16を含むとは限らない。
【0030】突起20がネック18上に配置されてい
る。突起20は、種々の形態で、例えばフック又はタブ
として具体化され得る。インフレータ12は、基部側の
端部22(インフレータカーテン14に近い方の端部)
及び末端部24を有し得る。フックは、インフレータ1
2の末端部24に向って湾曲し得る。
【0031】1つの形態において、タブは、ハウジング
16の面からほぼ垂直方向に遠ざかるように突出し得
る。もちろん、タブは、タブがハウジング16との、円
形、正方形又は長方形などの共通面を有するように様々
に形成され得る。
【0032】膨張可能なカーテン14は、インフレータ
12のネック18の周囲に嵌合するスロート26を含
む。開口部28がスロート26内に配置されている。開
口部28は、突起20を、カーテン14がハウジング1
6に対して望ましい位置に配置されたときにのみ受け入
れることができる。もちろん、開口部28及び突起20
は、製造者の特定のニーズに合うように設計され得る。
すなわち、カーテン14とインフレータ12の各モデル
は、互いに対する異なる望ましい位置にて理想的に動作
し得る。
【0033】カーテン14をハウジング16に対して位
置決めすることは、少なくとも2つの変動要素を有す
る。第1に、カーテンは、ハウジング16の長手方向軸
30に沿った望ましい位置にて位置決めされ得る。カー
テンとハウジングとの重なりが少な過ぎれば、インフレ
ータ12とカーテン14の間のシールは気密でなくな
り、膨張時にインフレータガスを逃がすことになる。重
なりが小さ過ぎれば、展開の極大の力がカーテン14を
インフレータ12から分離させる可能性もある。重なり
が大きすぎれば、クランプ32(カーテン14をハウジ
ング16に固定するように構成されている)が、膨張時
に伸展するように設計されたカーテン14の一部を拘束
することがある。また、カーテン14への損傷、あるい
は他のタイプの不切な展開が生じることがある。
【0034】第2に、膨張可能なカーテン14は、概し
て対称でなく、展開角度34を有する。展開角度34
は、事故の際にカーテン14が膨張する方向である。カ
ーテン14は、例えば外向きに、図2(システム10の
上面斜視図)に示されているように膨張し得る。したが
って、膨張可能なカーテン14は、不適切に設置される
と、例えば車両の天井に向って展開し、乗員を保護でき
ないことがある。また、膨張可能なカーテン14がハウ
ジング16に対して正しく配置されていなければ、エア
バッグカーテン14は、設置中に捩れ、また、裂けるな
どして膨張時に適切に展開できないことがある。
【0035】先に説明したように、クランプ32は、カ
ーテン14をインフレータ12に、カーテン14がイン
フレータ12に対して望ましい位置に配置されたときに
固定する。当業者は、クランプ32が、ホースクランプ
又はリングなどを含む種々の形態にて具体化され得るこ
とを理解するであろう。
【0036】本発明の位置決めシステム10を用いた膨
張可能なカーテンシステムの組み立ては簡単であり、迅
速に実行されることができ、組立ラインの作業者に、膨
張可能なカーテン14をハウジング16に対して位置決
めするためのただ1つの論理的な方法を提供する。本発
明のシステム10を用いてインフレータ12とカーテン
14を組み立てるために、作業者は、カーテン14のス
ロート26をインフレータ12のネック18の周囲に配
置する。次いで、作業者は、カーテン14をハウジング
16に対して、突起20が開口部28内に配置されるよ
うに位置決めする。その後、クランプ32を用いてカー
テン14をハウジング16に固定し得る。
【0037】突起20と開口部28との組合せは、2つ
の目的のために働く。これらの目的は、膨張可能なカー
テン14を、インフレータ12の長手方向軸30に沿っ
た望ましい位置に配置することと、展開角度34をハウ
ジング16に対する望ましい位置に配置することであ
る。慣用のシステムは、組立作業者に、膨張可能なカー
テン14をハウジング16に対して位置決めすることに
おける、望ましくない多数の選択肢を与えており、これ
が、危険でコストのかかる間違いを生じさせる可能性が
あった。本発明を用いれば、組立ライン作業者には、膨
張可能なカーテンシステムを組み立てるためのただ1つ
の正しい論理的な方法が与えられる。更に、本発明を用
いれば、訓練及び品質管理のコストを削減することがで
きよう。
【0038】また、別の実施形態において、開口部28
は細長い形状でもよい。これにより、望ましい位置は、
例えば、長手方向軸30に沿った連続した位置、又は、
連続した展開角度34を含み得る。このような実施形態
は、組立ライン作業者の判断を特定の位置範囲に限定し
得る。また、望ましい位置は、例えば製造プロセスの精
度の制限から生じる幾らかの変化を含み得る。
【0039】図3は、インフレータ12に取り付けられ
た膨張可能なカーテン14の断面図である。ここで、ハ
ウジング16、より詳細には、ネック18は、カーテン
14のスロート26内に配置されている。図示されてい
るように、開口部28はカーテン14の延長部36内に
配置されている。延長部36は、カーテン14の対向す
る側が集まる部分であり得る。もちろん、開口部28
は、別の位置、例えば、突起20の上をスライドし得る
スロート26の主要部38内に配置されてもよい。図示
されているように、延長部36は突起20の上に、突起
20が開口部28内に配置されるように折り曲げられ
る。図示された実施形態において、1つの開口部28及
び1つの突起20のみが、カーテン14がハウジング1
6に対する望ましい位置に配置されたときにのみ突起2
0が開口部28内に配置されるように存在する。
【0040】図4は、図3の断面図と類似の断面図であ
り、膨張可能なカーテンの位置決めシステムの別の実施
形態であるシステム110を示す。先に開示した実施形
態と同様に、インフレータ112及びカーテン114が
含まれている。インフレータ112は、ネック118を
有するハウジング116を含み得る。しかし、この実施
形態においては、2つの突起120a及び120bを有
するインフレータ112が開示されている。カーテン1
14のスロート126は、2つの突起120と係合する
2つの開口部128を含み得る。もちろん、2つ以上の
突起120、及び、それらの突起と係合する開口部12
8を本発明に用いることもできる。例えば、開口部12
8は、カーテン114の延長部136内に、あるいは、
スロート126の主要部138内に配置され得る。2つ
以上の突起120及び2つ以上の係合開口部128を有
することにより(これらの部品の各々を1つのみ有する
ことと異なり)、更にカーテン114が安定し、また、
組立中のカーテン114の適切な位置決めが保証され
る。
【0041】突起120は、ハウジング116の周囲1
40に沿って不規則な間隔で配置され得る。もし、突起
120及び開口部128が規則的な間隔で配置されるな
らば、突起102を開口部128内に配置する場合にお
いても、組立ライン作業者に、カーテン114をインフ
レータ112に対して位置決めするための多数の異なる
やり方が与えられることがある。例えば、複数の突起1
20及び開口部128が、ハウジング116の対向する
側に(規則的な間隔で)配置されるならば、組立ライン
作業者に、インフレータ112とカーテン114を組み
付けるための2つの選択肢が与えられる。より詳細に
は、この例において、第1の突起120aが第1の開口
部128又は第2の開口部128のいずれにも配置され
る可能性がある。この点に関し、本発明に従って突起1
20及び係合開口部128がハウジング116の周囲1
40に沿って不規則な間隔で配置されるならば、組立ラ
イン作業者がインフレータ112をカーテン114に対
して位置決めするための、ただ1つの論理的方法のみが
存在する。
【0042】ここで図5を参照する。膨張可能なカーテ
ンの位置決めシステムの一実施形態であるシステム21
0はインフレータ212を含み、インフレータ212
は、外側の保護ハウジング16,116を有さない。図
示されているように、インフレータ212は、少なくと
もその一部が膨張可能なカーテン214内に配置され得
る。インフレータ212のネックは、カーテン214を
受けるように構成され得る。1又は複数の突起220
(例えばフック又はタブ)が、ハウジング16,116
の上でなく、インフレータ212上に直接配置され得
る。もちろん、突起220をインフレータ212に取り
付けるために、種々の技術、例えば、溶接、接着剤、ね
じ又はナット及びボルトを用いることができる。先に記
載したように、カーテン214はインフレータ212の
周囲に配置されるように構成され得る。カーテン214
は、インフレータ212又はインフレータ212のネッ
ク218の周囲に配置されるように構成されたスロート
226を含み得る。
【0043】先に説明したように、カーテン214の1
又は複数の開口部228は、1又は複数の突起220
を、カーテン214がインフレータ212に対して望ま
しい位置に配置されたときにのみ受け入れ得る。インフ
レータ212は、長手方向の軸230を含み得る。更
に、カーテン214は、先に述べたように展開角度23
4を有し得る。1又は複数の開口部228が1又は複数
の突起220を、インフレータ212が、インフレータ
212の長手方向軸230及び/又はカーテン214の
展開角度234に対する望ましい位置に配置されたとき
にのみ受け入れ得る。望ましい位置に配置されたとき、
クランプ232又は他の固定装置により、カーテン21
4をインフレータ212に固定し得る。
【0044】要約すると、本発明は当分野に重要な進歩
をもたらす。これは、組立体ラインの作業者に、組立中
にインフレータ12,112をカーテン14,114に
対して位置決めすることにおける、明確で容易に実行可
能なガイダンスをもたらすことにおいてである。更に詳
細には、一実施形態において、本発明が1つの開口部2
8及び1つの突起20を含む場合も、あるいは、不規則
な間隔で配置された複数の突起120及び複数の係合開
口部128を含む場合も、本発明は、組立体ラインの作
業者に、インフレータ12をカーテン14,114に対
して位置決めするための、ただ1つの論理的な方法をも
たらす。慣用のエアバッグカーテンシステムは、組立体
ライン作業者に、インフレータとカーテンを位置決めす
るためのガイダンスを、ほとんど又は全くもたらさず、
その結果、危険で、かつ/又は費用のかかる間違いを生
じさせる可能性があった。先に述べたように、本発明
は、訓練や品質管理にかけられる費用も削減し得る。
【0045】本発明は、本発明の範囲又は本質的な特徴
から逸脱せずに、他の特定の形態にて具体化され得る。
記載された実施形態は、あらゆる点において限定的でな
く例示的なものに過ぎないとみなされるべきである。し
たがって、本発明の範囲は、以上の詳細な記載によって
ではなく特許請求の範囲により示される。特許請求の範
囲と均等な意味及び範囲において行われる全ての変更
は、特許請求の範囲内に包含されるものとする。
【0046】
【発明の効果】以上に記載したように、本発明に従え
ば、エアバッグの組立体ラインの作業者がインフレータ
をカーテンに対して位置決めするための論理的で単純な
方法及びシステムが提供される。このシステムは、作業
の訓練や品質管理にかかる費用も削減し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 膨張可能なカーテンの位置決めシステムが組
み立てられた状態を示す側面図。
【図2】 膨張可能なカーテン位置決めシステムにおい
て、カーテンが膨張された状態を示す上面図。
【図3】 図2の3−3線における断面図。
【図4】 膨張可能なカーテン位置決めシステムの別の
実施形態を示す断面図。
【図5】 膨張可能なカーテン位置決めシステムの別の
実施形態において、カーテンが膨張されている状態を示
す上面図。
【符号の説明】
12…カーテンインフレータ、14…インフレータブル
カーテン、20…突起、28…開口。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張可能なカーテンの位置決めシステム
    であって、 インフレータガスを発生するためのカーテンインフレー
    タと、 インフレータ上に配置された突起と、 インフレータの少なくとも一部の周囲に配置されるよう
    に構成された膨張可能なカーテン、及びカーテン上に配
    置された開口部とを含み、前記開口部が、カーテンがイ
    ンフレータに対して望ましい位置に配置されたときにの
    み前記突起を受け入れるように構成されている膨張可能
    なカーテン位置決めシステム。
  2. 【請求項2】 カーテンがインフレータの長手方向軸に
    沿った望ましい位置に配置されたときにのみ、開口部が
    突起を受け入れる請求項1に記載の膨張可能なカーテン
    位置決めシステム。
  3. 【請求項3】 カーテンの展開角度がインフレータに対
    する望ましい位置にあるときにのみ、開口部が突起を受
    け入れる請求項1に記載の膨張可能なカーテン位置決め
    システム。
  4. 【請求項4】 膨張可能なカーテンの位置決めシステム
    であって、 インフレータガスを発生するためのカーテンインフレー
    タであって、ネックを有するハウジングを含むカーテン
    インフレータと、 ネック上に配置された突起と、 膨張可能なカーテンであって、前記ネック周囲に配置さ
    れるように構成されたスロートと、前記スロート上に配
    置された開口部とを有し、前記開口部が、カーテンがハ
    ウジングに対して望ましい位置に配置されたときにのみ
    前記突起を受け入れるように構成されている膨張可能な
    カーテンとを含む膨張可能なカーテン位置決めシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 カーテンがハウジングの長手方向軸に沿
    った望ましい位置に配置されたときにのみ、開口部が突
    起を受け入れる請求項4に記載の膨張可能なカーテン位
    置決めシステム。
  6. 【請求項6】 カーテンの展開角度がハウジングに対す
    る望ましい位置にあるときにのみ、開口部が突起を受け
    入れる請求項4に記載の膨張可能なカーテン位置決めシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記突起がタブである請求項4に記載の
    膨張可能なカーテン位置決めシステム。
  8. 【請求項8】 前記突起がフックである請求項4に記載
    の膨張可能なカーテン位置決めシステム。
  9. 【請求項9】 ハウジングが、基部側の端部及び末端部
    を含み、基部側の端部は末端部よりもネックの近くにあ
    り、フックが末端部に向って湾曲している請求項8に記
    載の膨張可能なカーテン位置決めシステム。
  10. 【請求項10】 ネック上に配置された少なくとも1つ
    の追加の突起と、 スロート上に配置された、前記突起と係合する少なくと
    も1つの追加の開口部とを含み、開口部が、カーテンが
    ハウジングに対して望ましい位置に配置されたときにの
    み突起の各々が開口部の1つの内部に配置されるように
    構成されている請求項4に記載の膨張可能なカーテン位
    置決めシステム。
  11. 【請求項11】 突起がハウジングの周囲に沿って不規
    則な間隔で配置されている請求項10に記載の膨張可能
    なカーテン位置決めシステム。
  12. 【請求項12】 更に、カーテンをハウジングに固定す
    るためのクランプを含み、クランプは、カーテンがハウ
    ジングに対して望ましい位置に、インフレータとカーテ
    ンが流体連通するように配置されたときにカーテンをハ
    ウジングに固定する請求項4に記載の膨張可能なカーテ
    ン位置決めシステム。
  13. 【請求項13】 膨張可能なカーテンの位置決めシステ
    ムであって、 インフレータガスを発生するためのカーテンインフレー
    タであって、ネックを有するハウジングを含むカーテン
    インフレータと、 ネック上に配置された少なくとも1つの突起と、 膨張可能なカーテンであって、ネックの周囲に配置され
    るように構成されたスロート、及び、前記スロート上に
    配置された少なくとも1つの開口部を有する膨張可能な
    カーテンとを含み、前記開口部の各々が、カーテンがハ
    ウジングに対して望ましい位置に配置されたときにのみ
    突起の各々が開口部内に配置されるように構成されてい
    る膨張可能なカーテン位置決めシステム。
  14. 【請求項14】 カーテンがハウジングの長手方向軸に
    沿った望ましい位置に配置されたときにのみ、開口部が
    突起を受け入れる請求項13に記載の膨張可能なカーテ
    ン位置決めシステム。
  15. 【請求項15】 カーテンの展開角度がハウジングに対
    する望ましい位置にあるときにのみ、開口部が突起を受
    け入れる請求項13に記載の膨張可能なカーテン位置決
    めシステム。
  16. 【請求項16】 少なくとも1つの突起がタブである請
    求項13に記載の膨張可能なカーテン位置決めシステ
    ム。
  17. 【請求項17】 少なくとも1つの突起がフックである
    請求項13に記載の膨張可能なカーテン位置決めシステ
    ム。
  18. 【請求項18】 前記少なくとも1つの突起が複数の突
    起を含み、前記複数の突起がハウジングの周囲に沿って
    不規則な間隔で配置されている請求項13に記載の膨張
    可能なカーテン位置決めシステム。
  19. 【請求項19】 更に、クランプを含み、クランプがカ
    ーテンをハウジングに、カーテンがハウジングに対して
    望ましい位置に、インフレータとカーテンが流体連通す
    るように配置されたときに固定する請求項13に記載の
    膨張可能なカーテン位置決めシステム。
  20. 【請求項20】 膨張可能なカーテンの位置決めシステ
    ムであって、 インフレータガスを発生するためのカーテンインフレー
    タであって、ネックを有するハウジングを含むカーテン
    インフレータと、 ネック上に配置されたフックと、 膨張可能なカーテンであって、ネック周囲に配置される
    ように構成されたスロートと、前記スロート上に配置さ
    れた開口部とを有し、前記開口部が、カーテンがインフ
    レータに対して望ましい位置に配置されたときにのみフ
    ックを受け入れるように構成されている膨張可能なカー
    テンとを含む膨張可能なカーテン位置決めシステム。
  21. 【請求項21】 ネック上に配置された少なくとも1つ
    の追加のフックと、 スロート上に配置された、前記フックと係合する少なく
    とも1つの追加の開口部とを含み、前記開口部が、カー
    テンがハウジングに対して望ましい位置に配置されたと
    きにのみフックの各々が開口部の1つの内部に配置され
    るように構成されている請求項20に記載の膨張可能な
    カーテン位置決めシステム。
  22. 【請求項22】 フックがハウジングの周囲に沿って不
    規則な間隔で配置されている請求項21に記載の膨張可
    能なカーテン位置決めシステム。
  23. 【請求項23】 ハウジングが基部側の端部及び末端部
    を含み、基部側の端部は末端部よりもネックの近くにあ
    り、少なくとも1つのフックが末端部に向って湾曲して
    いる請求項21に記載の膨張可能なカーテン位置決めシ
    ステム。
  24. 【請求項24】 クランプを含み、クランプがカーテン
    をハウジングに、カーテンがハウジングに対して望まし
    い位置に、インフレータとカーテンとが流体連通するよ
    うに配置されたときに固定する請求項20に記載の膨張
    可能なカーテン位置決めシステム。
  25. 【請求項25】 膨張可能なエアバッグカーテンをイン
    フレータに対して望ましい位置に配置するための方法で
    あって、 インフレータガスを発生するためのカーテンインフレー
    タであって、ネックを有するハウジングを含むカーテン
    インフレータと;前記ネック上に配置された突起と;膨
    張可能なカーテンであって、ネックの周囲に配置される
    ように構成されたスロート、及び、スロート上に配置さ
    れた開口部を有し、前記開口部が、カーテンがハウジン
    グに対して望ましい位置に配置されたときにのみ前記突
    起を受け入れるように構成されている膨張可能なカーテ
    ンと;カーテンをハウジングに、カーテンが望ましい位
    置に配置されたときに固定するように構成されたクラン
    プとを設けることと、 スロートをネック上に配置することと、 カーテンをハウジングに対して、突起が開口部内に配置
    されるように位置決めすることと、 カーテンをハウジングに、クランプにより固定すること
    とを含む方法。
  26. 【請求項26】 前記突起がフックである請求項25に
    記載の方法。
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