JP2003182903A - シート材排出装置、及びシート材排出装置を備えた画像読み取り装置 - Google Patents
シート材排出装置、及びシート材排出装置を備えた画像読み取り装置Info
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- JP2003182903A JP2003182903A JP2001379666A JP2001379666A JP2003182903A JP 2003182903 A JP2003182903 A JP 2003182903A JP 2001379666 A JP2001379666 A JP 2001379666A JP 2001379666 A JP2001379666 A JP 2001379666A JP 2003182903 A JP2003182903 A JP 2003182903A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート材側端部の各サイズ毎に応じて、シー
ト材の排出口付近に設置されるシート材の側端部を付勢
する付勢手段の位置を変更することで、排出口にシート
材のカール部分などの側端部が近づかないようにするこ
とができ、シート材の排出不良を防止することができ
る。 【解決手段】 シート材を収納する収納トレイと収納ト
レイからシート材を送り出す給送手段と、給送するシー
ト材をガイドする搬送ガイドと、シート材を順次排出す
る排出手段と、排出されたシート材を積載する排出トレ
イと、排出されるシート材を排出トレイ側に付勢する付
勢手段を備えたシート材排出装置において、搬送ガイド
は可動可能であり、付勢手段は搬送ガイドの動きに連動
して可動することを特徴とする。
ト材の排出口付近に設置されるシート材の側端部を付勢
する付勢手段の位置を変更することで、排出口にシート
材のカール部分などの側端部が近づかないようにするこ
とができ、シート材の排出不良を防止することができ
る。 【解決手段】 シート材を収納する収納トレイと収納ト
レイからシート材を送り出す給送手段と、給送するシー
ト材をガイドする搬送ガイドと、シート材を順次排出す
る排出手段と、排出されたシート材を積載する排出トレ
イと、排出されるシート材を排出トレイ側に付勢する付
勢手段を備えたシート材排出装置において、搬送ガイド
は可動可能であり、付勢手段は搬送ガイドの動きに連動
して可動することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート材を排出す
るシート材排出装置及び、該シート材排出装置を備えた
画像読み取り装置に係り、さらに詳しくは、ファクシミ
リなどの画像読み取り装置から排出された原稿が排出ト
レイ上に集積する際に、その排出トレイ上への原稿積載
性を向上させる、または排出部からの原稿の排出不良を
防止することができる、シート材排出装置及び、該シー
ト材排出装置を備えた画像読み取り装置に関するもので
ある。
るシート材排出装置及び、該シート材排出装置を備えた
画像読み取り装置に係り、さらに詳しくは、ファクシミ
リなどの画像読み取り装置から排出された原稿が排出ト
レイ上に集積する際に、その排出トレイ上への原稿積載
性を向上させる、または排出部からの原稿の排出不良を
防止することができる、シート材排出装置及び、該シー
ト材排出装置を備えた画像読み取り装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来、原稿の画像情報を電子的に読み取
る画像読み取り装置として、ファクシミリやイメージス
キャナ等が知られているが、これらの装置のなかで原稿
を搬送して画像を読み取る装置においては、画像情報を
読み込んだ後の原稿を排出するためのシート材排出装置
が設けられている。
る画像読み取り装置として、ファクシミリやイメージス
キャナ等が知られているが、これらの装置のなかで原稿
を搬送して画像を読み取る装置においては、画像情報を
読み込んだ後の原稿を排出するためのシート材排出装置
が設けられている。
【０００３】従来装置の一例として図３、乃至図４，図
５を用いて説明する。尚、図３は従来例におけるシート
材排出装置を備えた画像読み取り装置の概略構成断面図
である。また、図４は、側端部がカールしたシート材の
概略斜視図であり、図５は、画像読み取り装置のシート
材排出装置近傍の概略構成説明図である。
５を用いて説明する。尚、図３は従来例におけるシート
材排出装置を備えた画像読み取り装置の概略構成断面図
である。また、図４は、側端部がカールしたシート材の
概略斜視図であり、図５は、画像読み取り装置のシート
材排出装置近傍の概略構成説明図である。
【０００４】画像読み取り装置８は、シート材Ｐの画像
情報を電子的に読み込むことができるイメージセンサ４
を備えており、収納トレイ１上に収納されたシート材Ｐ
が、給送手段３によってイメージセンサ４側（図中左方
向）へ搬送され、イメージセンサ４を通過する過程で画
像が読み取れるように構成されている。
情報を電子的に読み込むことができるイメージセンサ４
を備えており、収納トレイ１上に収納されたシート材Ｐ
が、給送手段３によってイメージセンサ４側（図中左方
向）へ搬送され、イメージセンサ４を通過する過程で画
像が読み取れるように構成されている。
【０００５】また、イメージセンサ４の下流側にはシー
ト材排出装置が配設されている。このシート材排出装置
はシート材Ｐの排出手段として、排出ローラ対５を有し
ており、画像の読み取り後に下流側に搬送されたシート
材Ｐは、排出ローラ対５が回転することによって順次排
出される。そして、排出されたシート材Ｐは排出トレイ
上６に積載されるよう構成されている。
ト材排出装置が配設されている。このシート材排出装置
はシート材Ｐの排出手段として、排出ローラ対５を有し
ており、画像の読み取り後に下流側に搬送されたシート
材Ｐは、排出ローラ対５が回転することによって順次排
出される。そして、排出されたシート材Ｐは排出トレイ
上６に積載されるよう構成されている。
【０００６】ここで、画像読み取り装置８においては、
操作者の使用勝手上、折り目がついたものやカールした
シート材が使われることがある。そのカールしたシート
材Ｐが図４に示すようなシート材の側端部が上側に起き
上がったような形状の場合、図３の上図に示すように、
排出トレイ６上のシート材積載量が高くなると、シート
材のカール部分がシート材排出口７（排出ローラ対のシ
ート材出口）を塞いでしまうことがあった。
操作者の使用勝手上、折り目がついたものやカールした
シート材が使われることがある。そのカールしたシート
材Ｐが図４に示すようなシート材の側端部が上側に起き
上がったような形状の場合、図３の上図に示すように、
排出トレイ６上のシート材積載量が高くなると、シート
材のカール部分がシート材排出口７（排出ローラ対のシ
ート材出口）を塞いでしまうことがあった。
【０００７】このように、シート材Ｐのカール部分がシ
ート材排出口７を塞いでいると、後から順次排出される
シート材Ｐの先端部と、上記カール部分とが接触して、
カールしている方のシート材Ｐが排出トレイ６から押し
出されたり、丸められたりするといった、排出不良が起
こる場合があった。
ート材排出口７を塞いでいると、後から順次排出される
シート材Ｐの先端部と、上記カール部分とが接触して、
カールしている方のシート材Ｐが排出トレイ６から押し
出されたり、丸められたりするといった、排出不良が起
こる場合があった。
【０００８】また、カールしているシート材Ｐの下側
に、次に排出されてくるシート材がもぐり込んで、シー
ト材Ｐの積載順序が入れ替わってしまうといった不具合
が発生する恐れもあった。
に、次に排出されてくるシート材がもぐり込んで、シー
ト材Ｐの積載順序が入れ替わってしまうといった不具合
が発生する恐れもあった。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題を解決す
るため、従来例におけるシート材排出装置は、その近傍
にシート材満載検知手段を配設して、排出トレイ６上か
らシート材排出口７までのシート材積載量を検知するこ
とで、シート材排出不良を防止するといった構成があっ
た。しかし、シート材満載検知手段は、センサや検知部
材が必要とされ、部品点数の増加を招いていた。
るため、従来例におけるシート材排出装置は、その近傍
にシート材満載検知手段を配設して、排出トレイ６上か
らシート材排出口７までのシート材積載量を検知するこ
とで、シート材排出不良を防止するといった構成があっ
た。しかし、シート材満載検知手段は、センサや検知部
材が必要とされ、部品点数の増加を招いていた。
【００１０】そこで、安価な画像読み取り装置などにお
いては、図３の下図に示すような、シート材排出口７の
近傍に、シート材排出口７にシート材のカール部分など
の側端部が近づかないようにするため、排出トレイ６側
ヘシート材を付勢するシート材付勢部材９を、シート材
の側端部位置に合わせて配設することがあった。
いては、図３の下図に示すような、シート材排出口７の
近傍に、シート材排出口７にシート材のカール部分など
の側端部が近づかないようにするため、排出トレイ６側
ヘシート材を付勢するシート材付勢部材９を、シート材
の側端部位置に合わせて配設することがあった。
【００１１】上記は、図５の上図に示すように、排出ロ
ーラ対５によって排出トレイ６に排出されるシート材Ｐ
は、遥動可能なシート材付勢部材９によって排出トレイ
６側（図中下側）に付勢される。
ーラ対５によって排出トレイ６に排出されるシート材Ｐ
は、遥動可能なシート材付勢部材９によって排出トレイ
６側（図中下側）に付勢される。
【００１２】そして、シート材Ｐが完全に排出される
と、シート材付勢部材９は、図５の下図のように図中破
線の位置から初期の位置に復帰する。このとき、シート
材Ｐの側端部などにカールが発生している場合は、シー
ト材付勢部材９によってカール部分は排出トレイ６側に
付勢されることで、上述したシート材のカール部分がシ
ート材排出口に近づかないように構成されていた。
と、シート材付勢部材９は、図５の下図のように図中破
線の位置から初期の位置に復帰する。このとき、シート
材Ｐの側端部などにカールが発生している場合は、シー
ト材付勢部材９によってカール部分は排出トレイ６側に
付勢されることで、上述したシート材のカール部分がシ
ート材排出口に近づかないように構成されていた。
【００１３】一方、カールが発生しやすい原稿か否か
は、シート材の種類など種々の条件に応じて異なるが、
カールが発生しやすいシート材は、大体特定サイズのシ
ート材に限られ、しかもそのようなシート材をサイズ的
に特定することは経験的に可能である。
は、シート材の種類など種々の条件に応じて異なるが、
カールが発生しやすいシート材は、大体特定サイズのシ
ート材に限られ、しかもそのようなシート材をサイズ的
に特定することは経験的に可能である。
【００１４】しかし、画像読み取り装置の操作者が使用
する原稿のサイズは、プリンタなどの画像形成装置とは
異なり、任意に切り取った原稿といった、規定以外の原
稿サイズで読み取る場合があり、原稿のカールの発生を
経験的に特定することは不可能である。
する原稿のサイズは、プリンタなどの画像形成装置とは
異なり、任意に切り取った原稿といった、規定以外の原
稿サイズで読み取る場合があり、原稿のカールの発生を
経験的に特定することは不可能である。
【００１５】従って、上述した問題によれば、画像を読
み取るシート材側端部の各サイズ毎に応じて、排出トレ
イ側ヘシート材の側端部を付勢する付勢部材の位置を変
更し、排出口にシート材の力−ル部分などが近づかない
ようにすることが望ましい。
み取るシート材側端部の各サイズ毎に応じて、排出トレ
イ側ヘシート材の側端部を付勢する付勢部材の位置を変
更し、排出口にシート材の力−ル部分などが近づかない
ようにすることが望ましい。
【００１６】そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、画像読み取り装置
のイメージセンサにシート材を給送して画像を読み込む
際に、シート材のサイド端部をガイドするガイド手段を
操作者が調整するのに対し、その調整動作に連動して、
排出トレイ側へシート材の側端部を付勢する付勢部材の
位置が、排出されるシート材の側端部の各サイズ毎に対
応した位置へ移動することで、規定以外の任意のシート
材幅サイズでも確実に排出ロにシート材のカール部分な
どが近づかないようにすることが可能となるような、シ
ート材の排出不良を防止することができるシート材排出
装置及び、前記シート材排出装置を備えた画像読み取り
装置を提供することにある。
たもので、その目的とするところは、画像読み取り装置
のイメージセンサにシート材を給送して画像を読み込む
際に、シート材のサイド端部をガイドするガイド手段を
操作者が調整するのに対し、その調整動作に連動して、
排出トレイ側へシート材の側端部を付勢する付勢部材の
位置が、排出されるシート材の側端部の各サイズ毎に対
応した位置へ移動することで、規定以外の任意のシート
材幅サイズでも確実に排出ロにシート材のカール部分な
どが近づかないようにすることが可能となるような、シ
ート材の排出不良を防止することができるシート材排出
装置及び、前記シート材排出装置を備えた画像読み取り
装置を提供することにある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係わる代表的な構成は、シート材を収納する
シート材収納手段と、該シート収納手段からシート材を
送り出す給送手段と、給送するシート材のサイド端部を
ガイドする搬送ガイド手段と、シート材を順次排出する
シート材排出手段と、該シート材排出手段によって排出
されたシート材を積載するシート材積載手段と、該シー
ト材排出手段から排出されるシート材を該シート材積載
手段側に付勢する付勢手段を備えた、シート材排出装置
において、前記搬送ガイド手段は可動可能であり、前記
付勢手段は搬送ガイド部材の可動に連動して可動するこ
とを特徴とするものである。
の本発明に係わる代表的な構成は、シート材を収納する
シート材収納手段と、該シート収納手段からシート材を
送り出す給送手段と、給送するシート材のサイド端部を
ガイドする搬送ガイド手段と、シート材を順次排出する
シート材排出手段と、該シート材排出手段によって排出
されたシート材を積載するシート材積載手段と、該シー
ト材排出手段から排出されるシート材を該シート材積載
手段側に付勢する付勢手段を備えた、シート材排出装置
において、前記搬送ガイド手段は可動可能であり、前記
付勢手段は搬送ガイド部材の可動に連動して可動するこ
とを特徴とするものである。
【００１８】
【発明の実施の形態】（第一の実施例）本発明の第１実
施形態について図１乃至図２を参照して説明する。なお
図１は第１実施形態に係るシート材排出装置を備えた画
像読み取り装置の概略構成説明図である。
施形態について図１乃至図２を参照して説明する。なお
図１は第１実施形態に係るシート材排出装置を備えた画
像読み取り装置の概略構成説明図である。
【００１９】図２は、本実施形態におけるシート材付勢
部材の概略作動略説明図である。また、前述した従来例
における形態と同一要素には同一符号を付している。な
お、本実施形態に係る画像読み取り装置は、画像情報が
描かれたシート材を搬送させながらシート材の画像を電
子的に読み込む、シートスルー方式のイメージスキャナ
である。
部材の概略作動略説明図である。また、前述した従来例
における形態と同一要素には同一符号を付している。な
お、本実施形態に係る画像読み取り装置は、画像情報が
描かれたシート材を搬送させながらシート材の画像を電
子的に読み込む、シートスルー方式のイメージスキャナ
である。
【００２０】まず、このイメージスキャナは図１に示す
ように、画像を読み込むためのシート材Ｐを収納する収
納トレイ１を備えている。画像を読み込むためには、最
初に収納トレイ１に画像読み取り装置８の操作者がシー
ト材Ｐを収納する際に、シート材Ｐの搬送性を安定させ
るため、給送ガイド対２をシート材Ｐの両側端部幅に合
わせる。
ように、画像を読み込むためのシート材Ｐを収納する収
納トレイ１を備えている。画像を読み込むためには、最
初に収納トレイ１に画像読み取り装置８の操作者がシー
ト材Ｐを収納する際に、シート材Ｐの搬送性を安定させ
るため、給送ガイド対２をシート材Ｐの両側端部幅に合
わせる。
【００２１】次に、収納トレイ１に収納されているシー
ト材Ｐは、シート材Ｐを収納トレイ１から給送手段３に
よってイメージセンサ４方向に給送される。複数のシー
ト材Ｐが収納トレイ１に収納されている場合は、給送手
段３によって１枚ずつに分離給送される。
ト材Ｐは、シート材Ｐを収納トレイ１から給送手段３に
よってイメージセンサ４方向に給送される。複数のシー
ト材Ｐが収納トレイ１に収納されている場合は、給送手
段３によって１枚ずつに分離給送される。
【００２２】そして、給送されたシート材Ｐは画像読み
込み手段であるイメージセンサ４を通過する際に、シー
ト材Ｐの画像情報が電子的に読み取られる。その後、イ
メージセンサ４を通過したシート材Ｐは、下流側のシー
ト材排出装置である排出ローラ対５まで搬送される。
込み手段であるイメージセンサ４を通過する際に、シー
ト材Ｐの画像情報が電子的に読み取られる。その後、イ
メージセンサ４を通過したシート材Ｐは、下流側のシー
ト材排出装置である排出ローラ対５まで搬送される。
【００２３】そして、排出ローラ対５によって排出され
たシート材Ｐは、排出トレイ６に積載される。なお、本
実施形態における画像読み取り装置８においては、シー
ト材Ｐの幅方向中央部を基準にシート材Ｐを給送するも
のである。
たシート材Ｐは、排出トレイ６に積載される。なお、本
実施形態における画像読み取り装置８においては、シー
ト材Ｐの幅方向中央部を基準にシート材Ｐを給送するも
のである。
【００２４】排出ローラ対５のシート材排出口近傍（排
出トレイ６の上方向）には、シート材付勢部材９が配設
されている。シート材付勢部材９は、給送ガイド対２に
取り付けられ、回転支軸９ａを備えており遥動可能に構
成されている。
出トレイ６の上方向）には、シート材付勢部材９が配設
されている。シート材付勢部材９は、給送ガイド対２に
取り付けられ、回転支軸９ａを備えており遥動可能に構
成されている。
【００２５】排出トレイ６のシート材積載が高くなって
きた場合、側端部にカールが発生しているシート材など
がシート材排出口を塞ぎやすくなるので、シート材付勢
部材９は、排出ローラ対５から排出されたシート材Ｐを
排出トレイ側６へ付勢することによって、シート材排出
口にカールしたシート材側端部が近づかないよう構成さ
れている。
きた場合、側端部にカールが発生しているシート材など
がシート材排出口を塞ぎやすくなるので、シート材付勢
部材９は、排出ローラ対５から排出されたシート材Ｐを
排出トレイ側６へ付勢することによって、シート材排出
口にカールしたシート材側端部が近づかないよう構成さ
れている。
【００２６】ここで、図２を用いて本発明に関するシー
ト材付勢部材９の動作について説明する。図２の上図に
示すように、収納トレイ１に画像読み取り装置８の操作
者がＳ１幅サイズのシート材Ｐを収納する際に、給送ガ
イド対２をＳ１‘の位置に合わせてシート材Ｐの給送を
ガイドさせる。
ト材付勢部材９の動作について説明する。図２の上図に
示すように、収納トレイ１に画像読み取り装置８の操作
者がＳ１幅サイズのシート材Ｐを収納する際に、給送ガ
イド対２をＳ１‘の位置に合わせてシート材Ｐの給送を
ガイドさせる。
【００２７】このとき、図２下図のように、シート材付
勢部材９もＳ１‘の位置にあり、シート材の側端部が付
勢可能位置にある。本実施形態におけるシート材付勢部
材９は、シート材の両側端部を付勢することができるよ
う複数で構成されており、自重にてシート材Ｐを排出ト
レイ６側へ付勢するものである。
勢部材９もＳ１‘の位置にあり、シート材の側端部が付
勢可能位置にある。本実施形態におけるシート材付勢部
材９は、シート材の両側端部を付勢することができるよ
う複数で構成されており、自重にてシート材Ｐを排出ト
レイ６側へ付勢するものである。
【００２８】ここで、画像読み取り装置８の操作者が、
収納トレイ１にシート材Ｐの幅方向サイズが異なるＳ２
幅サイズのシート材（図中破線表示）を収納し画像を読
み込もうとした場合、まず、図２上図に示すように、給
送ガイド対２をＳ２幅サイズに合わせてＳ２‘の位置
（図中破線位置）まで移動調整を行う。
収納トレイ１にシート材Ｐの幅方向サイズが異なるＳ２
幅サイズのシート材（図中破線表示）を収納し画像を読
み込もうとした場合、まず、図２上図に示すように、給
送ガイド対２をＳ２幅サイズに合わせてＳ２‘の位置
（図中破線位置）まで移動調整を行う。
【００２９】すると、図２下図に示すように、シート材
付勢部材９は給送ガイド対２の動きに連動して、給送ガ
イド対２の移動量と等しいＳ２’の位置（図中破線位
置）まで移動する。このとき、シート材付勢部材９はＳ
２‘幅サイズのシート材であっても、シート材の両側端
部が付勢可能な位置にある。
付勢部材９は給送ガイド対２の動きに連動して、給送ガ
イド対２の移動量と等しいＳ２’の位置（図中破線位
置）まで移動する。このとき、シート材付勢部材９はＳ
２‘幅サイズのシート材であっても、シート材の両側端
部が付勢可能な位置にある。
【００３０】これにより、シート材付勢部材９は規定以
外の任意のシート材サイズにおいても、給送ガイドのガ
イド幅の調整動作に連動することによって、シート材の
両側端部に対応した位置に移動することができ、シート
材の側端部を確実に付勢することができる。
外の任意のシート材サイズにおいても、給送ガイドのガ
イド幅の調整動作に連動することによって、シート材の
両側端部に対応した位置に移動することができ、シート
材の側端部を確実に付勢することができる。
【００３１】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、画像読み
取り装置のイメージセンサにシート材を給送して画像を
読み込む際に、シート材のサイド端部をガイドするガイ
ド手段を操作者が調整するのに対し、その調整動作に連
動して、排出トレイ側ヘシート材を付勢する付勢部材の
位置が、排出されるシート材の側端部の各サイズ毎に対
応した位置へ移動することで、規定以外の任意のシート
材幅サイズでも、確実にシート材排出口にシート材のカ
ール部分などの側端部が近づかないようにすることがで
きる。これによって、シート材のカール部分がシート材
排出装置の排出口を塞いでしまい、後から順次排出され
るシート材の先端部と、上記カール部分とが接触して、
カールしている方のシート材が排出トレイから押し出さ
れたり、丸められたりするといった問題や、カールして
いるシート材の下側に次に排出されてくるシート材がも
ぐり込んで、シート材の積載順序が入れ替わってしまう
といったシート材の排出不良を防止することができる。
取り装置のイメージセンサにシート材を給送して画像を
読み込む際に、シート材のサイド端部をガイドするガイ
ド手段を操作者が調整するのに対し、その調整動作に連
動して、排出トレイ側ヘシート材を付勢する付勢部材の
位置が、排出されるシート材の側端部の各サイズ毎に対
応した位置へ移動することで、規定以外の任意のシート
材幅サイズでも、確実にシート材排出口にシート材のカ
ール部分などの側端部が近づかないようにすることがで
きる。これによって、シート材のカール部分がシート材
排出装置の排出口を塞いでしまい、後から順次排出され
るシート材の先端部と、上記カール部分とが接触して、
カールしている方のシート材が排出トレイから押し出さ
れたり、丸められたりするといった問題や、カールして
いるシート材の下側に次に排出されてくるシート材がも
ぐり込んで、シート材の積載順序が入れ替わってしまう
といったシート材の排出不良を防止することができる。
【図１】 本発明の実施例１におけるシート材排出装置
を備えた画像読み取り装置の概略構成説明図
を備えた画像読み取り装置の概略構成説明図
【図２】 本発明の実施例１におけるシート材付勢部材
の概略作動説明図
の概略作動説明図
【図３】 従来例におけるシート材排出装置を備えた画
像読み取り装置の概略構成説明図
像読み取り装置の概略構成説明図
【図４】 側端部がカールしたシート材の概略斜視図
【図５】 従来例における画像読み取り装置のシート材
排出装置近傍の概略構成説明図
排出装置近傍の概略構成説明図
１ 収納トレイ
２ 給送ガイド対
３ 給送手段
４ イメージセンサ
５ 排出ローラ対（シート材排出装置）
６ 排出トレイ
７ シート材排出口
８ 画像読み取り装置
９ シート材付勢部材
９ａ 回転支軸
Ｐ シート材
Ｓ１ Ｓ１幅サイズ
Ｓ１’ Ｓ１幅サイズのシート材のときの位置
Ｓ２ Ｓ２幅サイズ
Ｓ２‘ Ｓ２幅サイズのシート材のときの位置
Claims (3)
- 【請求項１】 シート材を収納するシート材収納手段
と、該シート収納手段からシート材を送り出す給送手段
と、給送するシート材のサイド端部をガイドする搬送ガ
イド手段と、シート材を順次排出するシート材排出手段
と、該シート材排出手段によって排出されたシート材を
積載するシート材積載手段と、該シート材排出手段から
排出されるシート材を該シート材積載手段側に付勢する
付勢手段を備えた、シート材排出装置において、前記搬
送ガイド部材は可動可能であり、前記付勢手段は搬送ガ
イド手段の可動に連動して可動することを特徴とする、
シート材排出装置及び画像読み取り装置。 - 【請求項２】 前記付勢手段は、前記シート材排出手段
から排出されるシート材の片側端部乃至、両端部を付勢
することを特徴とする請求項１に記載の、シート材排出
装置及び画像読み取り装置。 - 【請求項３】 前記付勢手段が前記搬送ガイド手段と連
動して可動する移動量が、前記搬送ガイド手段と同じ移
動量であることを特徴とする請求項１、乃至請求項２、
いずれか１項に記載のシート材排出装置及び画像読み取
り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379666A JP2003182903A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | シート材排出装置、及びシート材排出装置を備えた画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001379666A JP2003182903A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | シート材排出装置、及びシート材排出装置を備えた画像読み取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003182903A true JP2003182903A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27591108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001379666A Pending JP2003182903A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | シート材排出装置、及びシート材排出装置を備えた画像読み取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003182903A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005239424A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-09-08 | Canon Finetech Inc | シート押さえ部材およびそれを備えた画像形成装置 |
| CN102556741A (zh) * | 2010-11-04 | 2012-07-11 | 京瓷美达株式会社 | 记录介质排出装置及包括该装置的图像形成装置 |
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-
2001
- 2001-12-13 JP JP2001379666A patent/JP2003182903A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005239424A (ja) * | 2004-01-27 | 2005-09-08 | Canon Finetech Inc | シート押さえ部材およびそれを備えた画像形成装置 |
| JP4522819B2 (ja) * | 2004-01-27 | 2010-08-11 | キヤノンファインテック株式会社 | 画像形成装置 |
| CN102556741A (zh) * | 2010-11-04 | 2012-07-11 | 京瓷美达株式会社 | 记录介质排出装置及包括该装置的图像形成装置 |
| CN103569728A (zh) * | 2012-07-24 | 2014-02-12 | 京瓷办公信息***株式会社 | 薄片体排出装置以及利用该装置的图像形成装置 |
| CN103569728B (zh) * | 2012-07-24 | 2016-10-05 | 京瓷办公信息***株式会社 | 薄片体排出装置以及利用该装置的图像形成装置 |
| WO2017125160A1 (en) * | 2016-01-21 | 2017-07-27 | Hewlett-Packard Development Company, L P | Sheet media processing machines with re-feed prevention elements |
| US11124373B2 (en) | 2016-01-21 | 2021-09-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Sheet media processing machines with re-feed prevention elements |
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