JP2003168395A - バックライトユニット - Google Patents

バックライトユニット

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JP2003168395A
JP2003168395A JP2001366959A JP2001366959A JP2003168395A JP 2003168395 A JP2003168395 A JP 2003168395A JP 2001366959 A JP2001366959 A JP 2001366959A JP 2001366959 A JP2001366959 A JP 2001366959A JP 2003168395 A JP2003168395 A JP 2003168395A
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Japan
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barrier discharge
discharge lamp
dielectric barrier
holder
backlight unit
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JP2001366959A
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Mamoru Amano
守 天野
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Harison Toshiba Lighting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体バリア放電ランプの取り付けが容易
で、輝度を向上させることができ、薄型化にも寄与し得
るバックライトユニットを提供する。 【解決手段】 外部電極として金属箔3を装着した誘電
体バリア放電ランプ1の端部を差し込むための差込口4
aおよび誘電体バリア放電ランプ1を電源部へ電気的に
接続するための接続部4bを設けた金属金具4をホルダ
ー8で固定支持する。この構成により、誘電体バリア放
電ランプ1の端部を差込口4aに差し込むだけで誘電体
バリア放電ランプ1の外部電極が電源部へ電気的に接続
されるようになるので、誘電体バリア放電ランプの取り
付けが容易となる。また、金属箔はその厚さを均一に製
造しやすいことから、電流を流したときに発生する電界
を均一にでき、バックライトとしての輝度を向上でき
る。また、従来用いていたハーネスやヒューズホルダー
支持台が不要となるので、バックライトの薄型化を図る
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大型TVや各種の
モニタ等の液晶表示装置に用いられる誘電体バリア放電
ランプを用いたバックライトユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス管の外表面に電極を備えた誘電体
バリア放電ランプは、実開昭61−126559号でも
知られている。
【0003】図6は、従来の誘電体バリア放電ランプ5
1およびこれを保持するホルダー58の構成を示す図で
ある。同図(a)は、誘電体バリア放電ランプ51の片
端部の軸方向透視図であり、同図(b)は径方向断面図
である。ガラス管52の内部には希ガスもしくは希ガス
と水銀の混合ガス等のイオン化可能な充填材が封入され
る。ガラス管52の外表面には、軸方向のほぼ全長に渡
る長さの板状の近接導体53が外部電極として備えられ
る。ガラス管52に近接導体53が密着した状態で、そ
の全体が収縮チューブ57により覆われて固定される。
【0004】このような構成の誘電体バリア放電ランプ
51をバックライトユニットに取り付ける際には、近接
導体53の端部に、近接導体53をバックライトユニッ
ト内部の電源部(インバータ)へ接続するためのハーネ
ス56のリード線55を半田54により接続固定すると
ともに、誘電体バリア放電ランプ51の端部を固定可能
なゴムホルダー58により当該端部の位置を固定するよ
うになっている。
【0005】誘電体バリア放電ランプ51は、このよう
に近接導体53を電極としてガラス管52の外部に取り
付ける外部電極型の構造であるので、内部電極と比較し
て加工し易く、また長寿命化が可能といわれている。
【0006】図7は、従来の別の誘電体バリア放電ラン
プ61およびこれを保持するホルダー58の構成を示す
図である。同図(a)は、誘電体バリア放電ランプ61
の片端部の軸方向透視図であり、同図(b)は径方向断
面図である。同図の誘電体バリア放電ランプ61は、外
部電極として近接導体53の代わりに、ガラス管52の
端部に銀粉末を蒸着した銀ペースト66を備えた構成で
ある。ホルダーとしては、ヒューズホルダー固定方式の
ものが用いられており、4枚の金属板からなるヒューズ
ホルダー62が、ガラス管52を、同図(b)の径方向
からみれば4点の接触部分で支持し、同図(a)の軸方
向からみれば4線の接触部分で支持している。ヒューズ
ホルダー62は、金属製の支持台63により中継基板6
4上に位置固定され、中継基板64を通じてインバータ
へ接続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示した誘電体バ
リア放電ランプ51は、ガラス管52に近接導体53を
取り付ける際に、ガラス管52のほぼ全長に渡る長さの
近接導体53の全体を収縮チューブ57により覆う必要
があるため、大変な手間がかかっていた。
【0008】また、外部電極としての近接導体53がガ
ラス管52のほぼ全長に渡るため、誘電体バリア放電ラ
ンプ51を大型バックライトユニットに組み込んだ場合
には、誘電体バリア放電ランプ側近に配置される他の部
材に対して放電してしまい過電流が流れるといった不具
合が生じやすく、液晶TV等には不向きであった。ま
た、近接導体53を収縮チューブ57によりガラス管5
2に固定するだけでは、その密着性に乏しく、バックラ
イトとしての輝度を劣化させる原因となっていた。
【0009】図7に示した誘電体バリア放電ランプ61
は、その端部に外部電極として銀ペースト66を備えた
ものであるが、銀ペーストのむらが生じ易く、ランプ電
流を流したときに発生する電界が不均一になり、バック
ライトとしての輝度を劣化させる原因となっていた。
【0010】また、図7のヒューズホルダー固定方式
は、収縮チューブでガラス管52の全体を覆う必要がな
い点では手間のかからない方式といえるが、金属製のヒ
ューズホルダー62が外部電極としての銀ペースト66
に接触する部分が4箇所にすぎないため、十分なランプ
電流を流せず、バックライトとしての輝度を劣化させる
原因となっていた。
【0011】また、図6に示したハーネス56や図7に
示した支持台63の長さが、そのままバックライトの厚
さの一部となるため、バックライトの薄型化が図れない
という問題もあった。
【0012】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、誘電体バリア放電ランプ
の取り付けが容易で、輝度を向上させることができ、薄
型化にも寄与し得るバックライトユニットを提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、液晶表
示装置に用いられるバックライトユニットであって、外
部電極として金属箔3を端部に装着した誘電体バリア放
電ランプ1の当該端部を差し込むための差込口4aおよ
び誘電体バリア放電ランプ1を電源部30へ電気的に接
続するための接続部4bを設けた金属金具4と、前記金
属金具4を固定支持するホルダー8と、を有することを
特徴とする。
【0014】本発明にあっては、誘電体バリア放電ラン
プ1の端部を差し込むための差込口4aおよび誘電体バ
リア放電ランプ1を電源部30へ電気的に接続するため
の接続部4bを設けた金属金具4をホルダー8で固定支
持するようにしたことで、誘電体バリア放電ランプ1の
端部を差込口4aに差し込むだけで誘電体バリア放電ラ
ンプ1の外部電極を電源部30へ電気的に接続できるよ
うになるので、誘電体バリア放電ランプ1の取り付けを
容易とすることができる。
【0015】また、外部電極として金属箔3を装着した
誘電体バリア放電ランプ1の端部を差込口に差し込む構
成としたことで、金属箔3は、その厚さを均一に製造し
やすいことから、電流を流したときに発生する電界を均
一にでき、バックライトとしての輝度を向上させること
ができる。
【0016】また、従来用いていたハーネスや、ヒュー
ズホルダーの支持台が不要であるので、バックライトの
薄型化を図ることができる。
【0017】第1の本発明に係るバックライトにおい
て、前記差込口4aの形状は、誘電体バリア放電ランプ
1の端部に対して面接触が可能となるように当該端部の
形状に合わせたものであることを特徴とする。
【0018】本発明にあっては、差込口4aの形状を誘
電体バリア放電ランプ1の端部に対して面接触が可能な
形状としたことで、誘電体バリア放電ランプ1と金属金
具4との密着性が向上し、十分な電流が流れるようにな
るので、バックライトとしての輝度を向上させることが
できる。
【0019】第1の本発明に係るバックライトにおい
て、前記金属金具4は、複数の誘電体バリア放電ランプ
用として前記差込口4aを複数有する一方で前記接続部
4bについては1つだけ有することを特徴とする。
【0020】本発明にあっては、複数の誘電体バリア放
電ランプ1に対応して差込口4aを複数有するととも
に、電源部30へ接続するための接続部4bについては
1つだけ有する構成としたことで、従来のように誘電体
バリア放電ランプごとにハーネスを設ける必要がなく、
またハーネスのリード線を近接導体に半田で接続する作
業工程が不要となるので、バックライトの組み立てを容
易なものとすることができる。
【0021】第2の本発明は、液晶表示装置に用いられ
るバックライトユニットであって、外部電極として金属
箔3を端部に装着した誘電体バリア放電ランプ1の当該
端部を挿入するための挿入部を備えるとともに、当該端
部を電源部30へ電気的に接続するための導電性材料6
を前記挿入部に備えたホルダー18を有することを特徴
とする。
【0022】本発明にあっては、ホルダー18に誘電体
バリア放電ランプ1の端部を挿入するための挿入部を備
えるとともに、この挿入部に導電性材料6を備えるよう
にしたことで、誘電体バリア放電ランプ1の端部を挿入
部に挿入するだけで誘電体バリア放電ランプ1の外部電
極を電源部30へ電気的に接続できるようになるので、
誘電体バリア放電ランプの取り付けを容易とすることが
できる。
【0023】第2の本発明に係るバックライトにおい
て、前記導電性材料6は、前記ホルダー18の誘電体バ
リア放電ランプ1が挿入される側の面に薄板状に設けら
れたものであって、前記挿入部の入口に対応する位置に
誘電体バリア放電ランプ1の挿入を可能とするための切
り込みが設けられたことを特徴とする。
【0024】本発明にあっては、ホルダーの誘電体バリ
ア放電ランプ1が挿入される側の面に板状にした導電性
材料6を設けるとともに、挿入部の入口に対応する位置
に誘電体バリア放電ランプ1の挿入を可能とするための
切り込みを設けるようにしたことで、誘電体バリア放電
ランプ1を挿入部に挿入すると、導電性材料6の切り込
みによって分割された各導電部が押し込まれて誘電体バ
リア放電ランプ1の端部と各導電部とが面接触するよう
になるので、誘電体バリア放電ランプ1の端部と各導電
部との密着性が向上し、十分な電流が流れるようにな
り、バックライトとしての輝度を向上させることができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0026】[第1の実施の形態]図1は、第1の実施
の形態に係る誘電体バリア放電ランプ1およびこれを保
持するホルダー8の構成を示す図である。同図(a)
は、誘電体バリア放電ランプ1の片端部の軸方向透視図
であり、同図(b)は径方向断面図である。図2は、誘
電体バリア放電ランプ1およびホルダー8の組み立ての
状態を示す斜視図である。
【0027】ガラス管2の内部には希ガスもしくは希ガ
スと水銀の混合ガス等のイオン化可能な充填材が封入さ
れる。ガラス管2の端部外表面には、金属箔3が巻き付
けられた状態で装着されている。
【0028】金属箔3は、例えば、ガラス管2の外表面
に接する側に導電性粘着材を設けた幅Lが20mmの金
属テープとし、この導電性粘着材によりガラス管2に装
着される。金属箔3の材質としては、例えばアルミニウ
ムを用いる。
【0029】金属金具4は、誘電体バリア放電ランプ1
への給電接続用に使用されるものであり、金属箔3が装
着された誘電体バリア放電ランプ1の端部を差し込むた
めの差込口4a、および電源部(インバータ)へ電気的
に接続するための接続部4bとを備える。差込口4a
は、略円筒状の誘電体バリア放電ランプ1の形状に対応
した半円部を有する上側金具および下側金具により形成
され、この上側金具と下側金具によって誘電体バリア放
電ランプ1の端部を面接触した状態で挟み込むようにな
っている。このような構成とすることにより、金属金具
4と誘電体バリア放電ランプ1の密着性を向上させてい
る。
【0030】また、複数の誘電体バリア放電ランプ1を
装備する場合には、上側金具および下側金具を必要な分
だけ長くして差込口4aを複数設けるようにする。この
一方で、接続部4bについては1つだけとし、この接続
部4bを電源部へ接続することにより、全ての誘電体バ
リア放電ランプへの電源供給を可能とする。このような
金属金具4を用いることにより、従来は誘電体バリア放
電ランプごとに必要であったハーネスやヒューズホルダ
ーを不要とするとともに、ハーネスのリード線と近接導
体との半田付の処理を不要としている。
【0031】ホルダー8は、金属金具4を位置固定する
ためのものであり、その材質としては、ゴムや樹脂等が
用いられる。金属金具4がホルダー8に装備された状態
で、誘電体バリア放電ランプ1の端部を金属金具4の差
込口4aに差し込むことにより誘電体バリア放電ランプ
1の外部電極を電源部へ電気的に接続することができ、
誘電体バリア放電ランプ1の取り付けが容易で時間がか
からず、固定もしやすくなっている。
【0032】図3は、このようなホルダー8を備えたバ
ックライトユニットの組み立ての状態を示す斜視図であ
る。同図のバックライトユニットは、金属金具4を備え
た2つのホルダー8を対向配置し、これらのホルダ8に
より複数の誘電体バリア放電ランプ1の両端部を位置固
定するものである。そして、複数の誘電体バリア放電ラ
ンプ1を配置した面の上方には、上から順に表面フレー
ム40、2枚の拡散シート41、拡散板42を配置し、
その下方には、反射板43、裏面フレーム44を配置
し、これらを重ねた状態で両側面を側板45で固定する
構成である。裏面フレーム44の下面にはインバータ3
0が絶縁シート46を介して配置され、金属金具4に対
して接続部4bを通じて電気的に接続される。
【0033】したがって、本実施の形態によれば、誘電
体バリア放電ランプ1の外部電極としての端部を差し込
むための差込口4aおよび誘電体バリア放電ランプ1を
電源部へ電気的に接続するための接続部4bを設けた金
属金具4をホルダー8で固定支持するようにしたこと
で、誘電体バリア放電ランプ1の端部を差込口4aに差
し込むだけで誘電体バリア放電ランプ1の外部電極を電
源部へ電気的に接続できるようになるので、誘電体バリ
ア放電ランプ1の取り付けを容易なものとすることがで
きる。
【0034】また、本実施の形態によれば、誘電体バリ
ア放電ランプ1の端部に外部電極として金属箔3を装着
し、このような端部を差込口4aに差込可能な構成とし
たことで、金属箔3はその厚さを均一に製造しやすいこ
とから、電流を流したときに発生する電界を均一にで
き、バックライトとしての輝度を向上させることができ
る。
【0035】また、本実施の形態によれば、金属金具4
における差込口4aの形状を誘電体バリア放電ランプ1
の端部に対して面接触が可能な形状としたことで、誘電
体バリア放電ランプ1と金属金具4との密着性が向上
し、十分な電流が流れるようになるので、バックライト
としての輝度を向上させることができる。
【0036】[第2の実施の形態]図4は、第2の実施
の形態に係る誘電体バリア放電ランプ1およびこれを保
持するホルダー18の構成を示す図である。同図(a)
は、誘電体バリア放電ランプ1の片端部の軸方向断面図
であり、同図(b)は径方向断面図である。図5は、誘
電体バリア放電ランプ1およびホルダー18の組み立て
の状態を示す斜視図である。
【0037】第1の実施の形態では、金属金具4を用い
ることとしたが、本実施の形態では、ホルダー18に誘
電体バリア放電ランプ1を挿入するための略円筒形状の
挿入部を設けるとともに、電源部に電気的に接続された
導電性材料6をこの挿入部に設けたことを特徴としてい
る。導電性材料6としては、アルミニウム等の導電性の
ある材料を用いるものとし、ホルダー18についてはゴ
ムや樹脂等を用いる。
【0038】なお、誘電体バリア放電ランプ1の構成に
ついては、図1と同様であるので、ここでは重複した説
明は省略する。また、本実施の形態におけるホルダー1
8を有するバックライトユニットの構成についても、図
3に示したバックライトユニットにおいてホルダー8を
入れ替えることによって構成できるものであるので、こ
こでは詳細な説明は省略する。
【0039】図4,5に示すように、導電性材料6は、
ホルダー8の誘電体バリア放電ランプ1が挿入される側
の側面と反射シート7との間に挟まれた薄板状のもので
ある。そして、挿入部の入口である挿入口9の位置に対
応する導電性材料の円形部分には、その円形部分を3〜
8個程度に略等分割する切り込みが設けられており、こ
の切り込みによって円形部分は複数の導電部に分けられ
る。
【0040】複数の誘電体バリア放電ランプ1を装備す
る場合は、薄板状の導電性材料6の長さをその分だけ対
応して長くし、誘電体バリア放電ランプ1を挿入するた
めの上記切り込みを複数設けるようにする。
【0041】このような構成のホルダー18の挿入口9
に誘電体バリア放電ランプ1の端部を挿入すると、導電
性材料6の円形部分における各導電部が押し込まれて、
図4に示すように、誘電体バリア放電ランプ1の端部と
導電性材料6の円形部分とが面接触し、電気的に接続さ
れることとなる。
【0042】したがって、本実施の形態によれば、ホル
ダー18に誘電体バリア放電ランプ1の端部を挿入する
ための挿入部を備えるとともに、電源部に接続された導
電性材料6をこの挿入部に備えるようにしたことで、誘
電体バリア放電ランプ1の端部を挿入部に挿入するだけ
で、誘電体バリア放電ランプ1の外部電極を電源部30
へ電気的に接続できるようになるので、誘電体バリア放
電ランプ1の取り付けを容易とすることができる。
【0043】また、本実施の形態によれば、ホルダー1
8の誘電体バリア放電ランプ1が挿入される側の側面に
薄板状にした導電性材料6を設けるとともに、この導電
性材料の挿入口9に対応する位置に誘電体バリア放電ラ
ンプの挿入を可能とするための切り込みを設けるように
したことで、誘電体バリア放電ランプを挿入部に挿入す
ると、導電性材料の切り込みによって分割された各導電
部が押し込まれて誘電体バリア放電ランプ1の端部と各
導電部とが面接触するようになるので、誘電体バリア放
電ランプ1の端部と各導電部との純分な密着性を確保で
き、十分な電流が流れるようになり、バックライトとし
ての輝度を向上させることができる。
【0044】また、本実施の形態によれば、挿入口9に
設けられた導電性材料6によって誘電体バリア放電ラン
プ1は電源部30と電気的に接続されるようになるの
で、ホルダー18における挿入部の奥行きについては、
導電性を確保するために長くする必要がなく誘電体バリ
ア放電ランプ1を保持可能な程度の最小限の長さとする
ことができ、これに対応してホルダー18の奥行きも短
くでき、もってバックライトユニットのフレームにおけ
る左右の額縁部分を小型化することができる。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように、第1の本発明に
係るバックライトユニットによれば、誘電体バリア放電
ランプ1の端部を差し込むための差込口4aおよび誘電
体バリア放電ランプ1を電源部30へ電気的に接続する
ための接続部4bを設けた金属金具4をホルダー8で固
定支持するようにしたことで、誘電体バリア放電ランプ
1の端部を差込口に差し込むだけで誘電体バリア放電ラ
ンプ1の外部電極を電源部30へ電気的に接続できるよ
うになるので、誘電体バリア放電ランプ1の取り付けを
容易とすることができる。
【0046】また、外部電極として金属箔3を装着した
誘電体バリア放電ランプ1の端部を差込口4aに差し込
む構成としたことで、金属箔3はその厚さを均一に製造
しやすいことから、電流を流したときに発生する電界を
均一にでき、バックライトとしての輝度を向上させるこ
とができる。
【0047】また、従来用いていたハーネスや、ヒュー
ズホルダーの支持台が不要であるので、バックライトの
薄型化を図ることができる。
【0048】第2の本発明に係るバックライトユニット
によれば、誘電体バリア放電ランプ1の端部を挿入する
ための挿入部を備えるとともに、この挿入部に導電性材
料6を備えるようにしたことで、誘電体バリア放電ラン
プの端部を挿入部に挿入するだけで誘電体バリア放電ラ
ンプ1の外部電極を電源部30へ電気的に接続できるよ
うになるので、誘電体バリア放電ランプ1の取り付けを
容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る誘電体バリア放電ラン
プ1およびこれを保持するホルダー8の構成を示す図で
あり、同図(a)は軸方向透視図、同図(b)は径方向
断面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る誘電体バリア放電ラン
プ1およびこれを保持するホルダー8の組み立ての状態
を示す斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係るバックライトユニット
の組み立ての状態を示す斜視図である。
【図4】第2の実施の形態に係る誘電体バリア放電ラン
プ1およびこれを保持するホルダー18の構成を示す図
であり、同図(a)は軸方向断面図、同図(b)は径方
向断面図である。
【図5】第2の実施の形態に係る誘電体バリア放電ラン
プ1およびこれを保持するホルダー18の組み立ての状
態を示す斜視図である。
【図6】従来の誘電体バリア放電ランプ51およびこれ
を保持するホルダー58の構成を示す図であり、同図
(a)は軸方向透視図、同図(b)は径方向断面図であ
る。
【図7】従来の別の誘電体バリア放電ランプ61および
これを保持するホルダー58の構成を示す図であり、同
図(a)は軸方向透視図、同図(b)は径方向断面図で
ある。
【符号の説明】
1,51,61, 誘電体バリア放電ランプ 2,52 ガラス管 3 金属箔 4 金属金具 4a 差込口 4b 接続部 6 導電性材料 8,18 ホルダー 9 挿入口 30 インバータ 40 表面フレーム 41 拡散シート 42 拡散板 43 反射板 44 裏面フレーム 45 側板 46 絶縁シート 53 近接導体 54 半田 55 リード線 56 ハーネス 57 収縮チューブ 58 ゴムホルダー 62 ヒューズホルダー 63 支持台 64 中継基板 66 銀ペースト
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/35 G09F 9/35 H01J 5/50 H01J 5/50

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示装置に用いられるバックライト
    ユニットであって、 外部電極として金属箔を端部に装着した誘電体バリア放
    電ランプの当該端部を差し込むための差込口および誘電
    体バリア放電ランプを電源部へ電気的に接続するための
    接続部を設けた金属金具と、 前記金属金具を固定支持するホルダーと、 を有することを特徴とするバックライトユニット。
  2. 【請求項2】 前記差込口の形状は、誘電体バリア放電
    ランプの端部に対して面接触が可能となるように当該端
    部の形状に合わせたものであることを特徴とする請求項
    1記載のバックライトユニット。
  3. 【請求項3】 前記金属金具は、複数の誘電体バリア放
    電ランプ用として前記差込口を複数有する一方で前記接
    続部については1つだけ有することを特徴とする請求項
    1又は2記載のバックライトユニット。
  4. 【請求項4】 液晶表示装置に用いられるバックライト
    ユニットであって、 外部電極として金属箔を端部に装着した誘電体バリア放
    電ランプの当該端部を挿入するための挿入部を備えると
    ともに、当該端部を電源部へ電気的に接続するための導
    電性材料を前記挿入部に備えたホルダーを有することを
    特徴とするバックライトユニット。
  5. 【請求項5】 前記導電性材料は、前記ホルダーの誘電
    体バリア放電ランプが挿入される側の面に薄板状に設け
    られたものであって、前記挿入部の入口に対応する位置
    に誘電体バリア放電ランプの挿入を可能とするための切
    り込みが設けられたことを特徴とする請求項4記載のバ
    ックライトユニット。
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