JP2007273136A - 面状照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】面状放電容器上の外部電極と確実かつ容易に電気的に接触でき、照明装置としての給電電気系統の信頼性が高い面状照明装置を提供する。
【解決手段】本発明の面状照明装置は、透光性の前面基板11と背面基板12とを対向させて配置し、内部に放電媒体を封入し、前面基板と背面基板の少なくともどちらか一方の内側に蛍光体層17を形成した面状放電容器1と、面状放電容器の前面基板又は/及び背面基板の面上の相対する両端縁それぞれの近くに端縁に沿って設置された帯状の外部電極2,2と、外部電極それぞれに2箇所以上で電気的に接触し、かつ、面状放電容器の側面を囲むコの字状の断面形状の給電部材3を備えたものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の面状照明装置は、透光性の前面基板11と背面基板12とを対向させて配置し、内部に放電媒体を封入し、前面基板と背面基板の少なくともどちらか一方の内側に蛍光体層17を形成した面状放電容器1と、面状放電容器の前面基板又は/及び背面基板の面上の相対する両端縁それぞれの近くに端縁に沿って設置された帯状の外部電極2,2と、外部電極それぞれに2箇所以上で電気的に接触し、かつ、面状放電容器の側面を囲むコの字状の断面形状の給電部材3を備えたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、面状照明装置に関する。
従来、液晶テレビ、液晶ディスプレイのバックライトユニットや計器用照明としての照明装置には、図6に示すような面状照明装置が広く利用されている。この従来の面状照明装置は、透光性の前面基板と背面基板とを対向させて配置し、内部に放電媒体を封入し、前面基板と背面基板の少なくともどちらか一方の内側に蛍光体層を形成した面状放電容器101に対して、その前面基板又は/及び背面基板の面上の相対する両端縁それぞれの近くに端縁に沿って一対の帯状の外部電極102,103を設置し、これらの外部電極102,103に対してインバータ104からリード線105,106にて高周波電力を印加する構成である。そして従来、面状放電容器101に対して設置する外部電極102,103として、アルミニウム箔の裏面にアクリル系粘着剤を塗布したアルミニウムテープを使用している。
しかしながら、このアルミニウムテープを外部電極として用いた場合、当該面状照明装置を長時間点灯すると、その点灯中にランプから漏れる紫外線や熱に曝されて粘着剤が劣化し、外部電極であるアルミニウムテープが面状放電容器から剥がれ、点灯できなくなる不具合が発生することがあり、信頼性に欠ける問題点があった。
これに対処すべく、外部電極の設置相当箇所にハーネスを半田付けしたり、あるいは銀ペーストのような導電性接着剤でリード線を接着したりすることもある。しかしながら、ハーネスを半田付けして外部電極とする場合、直接に半田付けするためにクラックが発生しやすく、やはり信頼性に欠ける問題点があった。また、銀ペーストのような導電性接着剤でリード線を接着して外部電極とする場合、その設置コストが高くなる問題点があり、また接続部の信頼性も保ち難い問題点があった。
特開2003−178718号公報
本発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、面状放電容器上の外部電極と確実かつ容易に電気的に接触でき、照明装置としての給電電気系統の信頼性を高めることができる面状照明装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明の面状照明装置は、透光性の前面基板と背面基板とを対向させて配置し、内部に放電媒体を封入し、前記前面基板と背面基板の少なくともどちらか一方の内側に蛍光体層を形成した面状放電容器と、前記面状放電容器の前記前面基板又は/及び背面基板の面上の相対する両端縁それぞれの近くに端縁に沿って設置された帯状の外部電極と、前記外部電極それぞれに2箇所以上で電気的に接触し、かつ、前記面状放電容器の側部を囲むコの字状の断面形状の給電部材とを備えたものである。
請求項2の発明は、請求項1の面状照明装置において、前記給電部材の前記外部電極と電気的に接触する面は、櫛形状にしたことを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の面状照明装置において、前記給電部材の表面は粗面にしたことを特徴とするものである。
本発明の面状照明装置によれば、給電部材によって面状放電容器の端縁部とその上の外部電極とを同時に押さえ込むことで確実に外部電極との電気的接触が維持でき、給電系統の信頼性を高く維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
(第1の実施の形態)図1、図2は、本発の面状照明装置の第1の実施の形態としてのバックライトユニットを示している。本実施の形態のバックライトユニットは、面状放電容器1の前面両端部それぞれに帯状の外部電極2を設置し、この面状放電容器1の外部電極2の設置されている端部及び側部を取り囲むようにコの字断面形状の給電部材3を嵌め込んで構成されている。
図2に詳しいように、面状放電容器1は、透光性のガラス板から構成される前面基板11と、側壁16とスペーサ15とを一体的に形成した背面基板12を略一定の間隔で対向させて配置し、周辺部をフリットガラスで封着した構造である。この面状放電容器1の内部の放電空間14には、放電媒体として、水銀蒸気と希ガスが封入してある。また、面状放電容器1内で、前面基板11、背面基板12、スペーサ15の内側にはそれぞれ蛍光体層17が形成されている。この蛍光体層17は、放電によって放電媒体から放射される紫外線を可視光に変換する働きをする。面状放電容器1の前面基板11の外面には、放電容器1の相対する両端縁それぞれに沿って帯状の外部電極2が設置してある。この外部電極2は、背面基板12に設置することもできる。
外部電極2の形成方法としては、アルミニウム材のような導電性テープを導電性接着剤を介して放電容器1上に形成する方法、銀のような金属粉と溶剤をバインダーに混合させた導電性ペーストをスクリーン印刷、ディスペンサー塗布又は浸漬により放電容器18の表面に塗布した後、乾燥、焼成を行って形成する方法、スズ、インジウム、ビスマス、鉛、亜鉛、アンチモン又は銀を少なくとも1種以上含む半田を加熱溶融したものを、例えば超音波振動を加えながらディスペンサーや浸漬により放電容器1の表面に塗布する方法などが採ることができる。
給電部材3はコの字断面形状をし、外部電極2が設置されている端縁部と側面部を取り囲むように面状放電容器1の側部に嵌め込むことで外部電極2に面接触し、外部電極2の剥がれを防止しつつ、確実に電気的接続ができるようにしている。
上記構成のバックライトユニットに対しては、図3(a),(b)に示すように給電部材3に対してインバータ5をリード線6にて接続し、高周波電力をこの給電部材3を介して1対の外部電極2,2に給電するようにする。
以上により、本実施の形態の面状照明装置としてのバックライトユニットでは、面状放電容器1の両端の外部電極2,2が設置されている部分にコの字断面形状の給電部材3を側方から嵌め込み、給電部材3にて外部電極2との電気的接触を図ると共にこの外部電極2を固定するようにしているので、面状放電容器1上の外部電極2と電源としてインバータ5とを確実かつ容易に電気的に接続でき、照明装置としての給電電気系統の信頼性を高めることができる。
(第2の実施の形態)次に、本発明の面状照明装置の第2の実施の形態としてのバックライトユニットについて、図4を用いて説明する。第2の実施の形態のバックライトユニットも第1の実施の形態と同様に、面状放電容器1の相対する両端縁それぞれに沿って帯状の外部電極2を設置し、これらの外部電極2,2の部分にコの字断面形状の給電部材3A,3Aを嵌め込み、そしてインバータ5からリード線6,6を通じて給電される高周波電力をこれらの給電部材3A,3Aを介して外部電極2,2に給電する構成である。ただし、本実施の形態の場合、給電部材3Aの外部電極2と接触する片の形状を櫛状にしたことに特徴がある。
これにより、本実施の形態のバックライトユニットによれば、外部電極2の部分を2方向から挟み込む形の給電部材3を用いたことで簡単にして確実に外部電極2と給電部材3との電気的接続ができ、また面状放電容器1の固定も可能である。その上、本実施の形態によれば、給電部材3の外部電極2の接続片を櫛状にしたことで、より確実に外部電極2と給電部材3との電気接続が可能である。また、給電部材3の断面がコの字状となって外部電極2を挟み込み接続されているので外部電極2から見た給電部材3全体の表面積を広げることが可能となり、給電部材3の表面積が広くなることにより放熱効果が高くなり、外部電極2からの熱の放熱性能が向上し、図5に示すように従来よりも電極部の温度を低下させることができる。そしてこの結果として、外部電極2と面状放電容器1内の放電媒体とを分離する誘電体層となる前面基板若しくは背面基板の溶融を防止することができ、それだけ光電力の供給ができ、高輝度の発光をも可能とする。
1 面状放電容器
2 外部電極
3 給電部材
11 前面基板
12 背面基板
17 蛍光体層
2 外部電極
3 給電部材
11 前面基板
12 背面基板
17 蛍光体層
Claims (3)
- 透光性の前面基板と背面基板とを対向させて配置し、内部に放電媒体を封入し、前記前面基板と背面基板の少なくともどちらか一方の内側に蛍光体層を形成した面状放電容器と、
前記面状放電容器の前記前面基板又は/及び背面基板の面上の相対する両端縁それぞれの近くに端縁に沿って設置された帯状の外部電極と、
前記外部電極それぞれに2箇所以上で電気的に接触し、かつ、前記面状放電容器の側部を囲むコの字状の断面形状の給電部材とを備えたことを特徴とする面状照明装置。 - 前記給電部材の前記外部電極と電気的に接触する面は、櫛形状にしたことを特徴とする請求項1に記載の面状照明装置。
- 前記給電部材の表面は粗面にしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の面状照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006094079A JP2007273136A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 面状照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006094079A JP2007273136A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 面状照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007273136A true JP2007273136A (ja) | 2007-10-18 |
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ID=38675749
Family Applications (1)
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JP2006094079A Pending JP2007273136A (ja) | 2006-03-30 | 2006-03-30 | 面状照明装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007273136A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009238455A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 面状発光型照明器具 |
JP2010003648A (ja) * | 2008-06-23 | 2010-01-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 面状デバイス |
JP2014056751A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Kaneka Corp | 有機el装置及び有機elモジュール |
JP2016186947A (ja) * | 2016-07-11 | 2016-10-27 | 株式会社カネカ | 照明装置 |
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2006
- 2006-03-30 JP JP2006094079A patent/JP2007273136A/ja active Pending
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