JP2003167197A - コンフォーカル顕微鏡 - Google Patents

コンフォーカル顕微鏡

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JP2003167197A JP2001369958A JP2001369958A JP2003167197A JP 2003167197 A JP2003167197 A JP 2003167197A JP 2001369958 A JP2001369958 A JP 2001369958A JP 2001369958 A JP2001369958 A JP 2001369958A JP 2003167197 A JP2003167197 A JP 2003167197A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光の使用効率を高め、撮像時間の短縮化を達成
することができるコンフォーカル顕微鏡を提供するこ
と。 【解決手段】本発明にかかるコンフォーカル顕微鏡は、
ランプ1と、マルチスリット2を有し、マルチスリット
2からの複数のライン状の輝線は、ガルバノメータ4に
よって走査される。試料6からの反射光は、2次元アレ
イ光検出器7によって検出される。この2次元アレイ光
検出器7において、照明領域71の画素のデータのみを
使用して画像を形成している。これによりコンフォーカ
ル画像を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料等を撮像する
コンフォーカル顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンフォーカル顕微鏡の例は、例
えば、特開平10ー104523号公報に開示されてい
る。当該公報に示される従来のコンフォーカル顕微鏡で
は、1本のスリットを透過した光が試料に対して照明さ
れ、試料からの反射光は、1次元CCD(Charge Coupl
ed Device)により受光される構成を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンフォーカル
顕微鏡では、一本のスリットを透過した光のみが試料に
対して照明されるため、光の使用効率が低いという問題
点があった。その結果、充分な輝度信号を得るために長
時間露光が必要となるので、撮像時間が長くなるという
問題点もあった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、光の使用効率を高め、撮像時間の
短縮化を達成することができるコンフォーカル顕微鏡を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコンフォ
ーカル顕微鏡は、光源と、前記光源から発する光を複数
のライン状の輝線に変換する輝線変換手段と、前記輝線
変換手段により変換した複数の輝線を走査する輝線走査
手段と、前記輝線変換手段と共役な位置に設置された試
料上に前記輝線を結像し、当該試料からの反射光又は透
過光を結像面に結像する結像手段と、前記結像手段によ
り結像される結像面に配置された2次元アレイ光検出器
と、前記2次元アレイ光検出器の画素のうち、前記輝線
により照明された照明領域の画素のデータのみを使用し
て画像を形成する画像形成手段を備えたものである。こ
のような構成により、照明光の使用効率を高め、撮像時
間の短縮化を達成することができる。
【0006】ここで、望ましい実施の形態によれば、前
記輝線変換手段は、複数のスリットを有するマルチスリ
ットである。
【0007】また、前記輝線変換手段は、透過型液晶パ
ネルにより構成すると共に、前記輝線走査手段も、当該
透過型液晶パネルによって光を透過させる部分を走査す
ることにより構成してもよい。
【0008】さらに、前記輝線変換手段は、デジタルマ
イクロミラー装置により構成すると共に、前記輝線走査
手段も、当該デジタルマイクロミラー装置によりミラー
のオン状態を走査することにより構成してもよい。
【0009】また、前記画像形成手段は、前記2次元ア
レイ光検出器の画素のうち、前記輝線により照明された
照明領域の画素のデータのみを使用して画像を形成する
コンフォーカル画像形成モードと、全面を照明し、全て
の画像データを取り込み、その画像データに基づき画像
を形成するノンコンフォーカル画像形成モードを選択す
る手段を備えるようにするとよい。このような構成によ
り、極めて容易にコンフォーカル画像とノンコンフォー
カル画像を切り替えることができる。
【0010】さらに、前記輝線変換手段において発生さ
せる輝線の間隔を制御する輝線間隔制御手段を備えるよ
うにするとよい。このような構成により、簡単にゴース
トを抑制することができる。
【0011】また、前記輝線走査手段は、前記2次元ア
レイ光検出器の画素に対して、隣接する画素間の照射の
時間差が少なくなるように輝線を走査させることが好ま
しい。これにより、3次元の鮮明な画像を得ることがで
きる。
【0012】前記光源を2次元に配列した複数の発振位
相の異なるレーザダイオードにより構成するとよい。こ
のような構成により、スペックル(小さな斑点)の発生
を抑制することができる。
【0013】ここで、前記画像形成手段は、前記輝線に
よる照明領域が予め定めた画素以上に亘っている場合
に、基準サンプルを撮像した際のそれらの画素に対する
照明の輝度に基づいて、重み付き移動平均処理又は重み
付き平均処理を行い、画像形成の際に当該処理結果に基
づいて補正するとよい。このような構成により、光学系
を調整することなく、位置ずれを容易に調整することが
できる。また、画面の輝度が一定になるように重み係数
を調整することによりシェーディングを補正することが
できる。
【0014】また、前記2次元アレイ光検出器をカラー
撮像素子により構成し、基準サンプルを撮像した場合
に、当該カラー撮像素子の特定の色の画素により検出さ
れる照度に基づいて照明領域の位置ずれを検出する位置
ずれ検出手段をさらに備えるようにしてもよい。このよ
うな構成により、位置ずれを容易に検出することができ
る。さらに、複数の輝線の間隔と前記2次元アレイ光検
出器の画素の間隔を調整するために光学系に倍率調整機
能及び光軸調整機能を備えるようにしてもよい。これに
より、容易に調整が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、複数の発明の実施の形態を
用いて本発明について説明する。
【0016】発明の実施の形態1.本実施の形態1にか
かるコンフォーカル顕微鏡の構成例を図1に示す。図に
示されるように当該コンフォーカル顕微鏡は、ランプ
1、マルチスリット2、対物レンズ31、32、33、
34、35、ガルバノメータ4、ビームスプリッタ5、
2次元アレイ光検出器7を備え、試料6を撮像する。
尚、この例では、理解の容易化のため構成を簡略化して
いるが、さらに他の構成を備えていてもよいことは言う
までもない。
【0017】ランプ1は、例えば白色光源、蛍光励起光
源等であり、さらに具体的には、水銀ランプ、ハロゲン
ランプ等種々の光源を用いることができる。また、発振
位相の異なるレーザダイオードを2次元に配列して光源
を構成してもよい。発振位相の異なるレーザダイオード
を発振させることにより、スペクル(小さな斑点)の発
生を抑制することができる。
【0018】マルチスリット2は、ランプ1の近傍に設
けられ、ランプ1から発する照明光を透過させるスリッ
トを複数有している。具体的な構成例を図2に示す。図
において、21はスリットであり、22は照明光の透過
を遮る遮光部分である。複数のスリット21は、それぞ
れ平行にマルチスリット2のH方向の全辺に亘って設け
られた開口である。スリット21の間隔については、試
料6の反射光が2次元アレイ光検出器7に入射された際
に、各スリット21に対応する反射光間で互いに干渉し
ないか又は干渉が問題とならない所定値以下となるよう
に決定される。
【0019】レンズ31は、マルチスリット2を透過し
た光、即ち輝線が入射する位置に設けられる。
【0020】ガルバノメータ4は、ランプ1より放射さ
れ、マルチスリット2を透過した光が試料7上を走査す
るように、入射光を反射させる機能を有する。このガル
バノメータ4は、少なくとも、ミラーと、このミラーの
角度を変えるアクチュエータと、アクチュエータの動作
を制御する制御部を備え、ミラーの角度を変えることに
よって走査を実現する。
【0021】リレーレンズ32及び33は、対物レンズ
34のひとみをガルバノメータ4にリレーする。
【0022】ビームスプリッタ5は、リレーレンズ33
の下方であって、当該対物レンズ33より出射した光が
入射する位置に設けられている。
【0023】対物レンズ34は、ビームスプリッタ5と
試料6の間に設けられ、当該ビームスプリッタ5を透過
した光が入射する位置であって、試料6を反射した光が
入射する位置に設けられている。
【0024】結像レンズ35は、ビームスプリッタ5を
反射した試料6からの反射光が入射する位置に設けられ
ている。
【0025】試料6は、マルチスリット2と共役な位置
に配置される。
【0026】2次元アレイ光検出器7は、2次元マルチ
受光素子アレイであって、例えば、エリアCCDであ
る。この2次元アレイ光検出器7の受光面の例を図3に
示す。このように受光面は、多数の受光素子が配置され
ている。この図では簡略化しているが、実際には、例え
ば150万画素の受光素子が配置されている。図3に示
す2次元アレイ光検出器7は、マルチスリット2に設け
られたスリット21に対応した位置の領域71(図上の
白抜き部分)に光が照明される。この照明領域71は、
ガルバノメータ4の動作に応じてV方向に移動し、スリ
ット21に対応する間隔分だけスキャンされる。この領
域71は、照明領域と共役な部分である。
【0027】本発明では、照明光が当っている照明領域
71の画素のデータだけを読み取り、照明光が当ってい
ない非照明領域72の画素のデータは捨て、利用しな
い。このようにすることにより、コンフォーカル画像を
取得することができる。照明領域71を走査することに
より2次元アレイ光検出器7上の画素の全てのデータの
取り込みが完了した場合には、図示しない画像形成手段
により、これらのデータを合成し、2次元画像を形成す
る。この2次元画像は、所定の記憶手段に格納されると
ともに、ディスプレイに表示される。
【0028】ここで、2次元アレイ光検出器7の原理的
構成図を図4に示す。この2次元アレイ光検出器7は、
インターライン型のCCD固体撮像装置である。図に示
されるように、2次元アレイ光検出器7は、水平及び垂
直方向に所定ピッチで配列した画素となる複数の受光部
701と、各列の受光部701の一側に設けた垂直方向
に延びるCCD構造の垂直転送レジスタ702と、各垂
直転送レジスタ702の一端に設けたCCD構造の水平
転送レジスタ703とを有している。そして、各受光部
701にその受光量に応じて生じた信号電荷を各々対応
する垂直転送レジスタ702に転送し、これら各垂直転
送レジスタ702の信号電荷を水平転送レジスタ703
へと転送し、1水平ライン毎の信号電荷を読み出すよう
に構成される。
【0029】特に、本発明では、照明領域71のみデー
タを読み取り、非照明領域72のデータは捨てている。
このような処理は、例えば、次のようにして電気的な処
理により実行される。照明領域71に位置する画素のデ
ータと同様に非照明領域72に位置する画素のデータも
一旦垂直転送レジスタ702に送られるが、その垂直転
送レジスタ702上のデータを一画素ずつ水平転送レジ
スタ703に送り出す際、非照明領域72の画素のデー
タは、水平転送レジスタ703上に蓄積し出力せずに、
照明領域71の画素のデータのみ出力する。また、2次
元アレイ光検出器7の出力データに対して、ゲート回路
を付加し、非照明領域72の画素のデータの出力を制限
し、照明領域71の画素のデータのみ出力するようにし
てもよい。さらには、一旦フレームメモリに格納し、照
明領域71のデータのみアドレス指定して読み出すよう
にしてもよい。また、2次元アレイ光検出器7を画素毎
に読み出しを制御する回路を有するCID(Charge Inj
ection Device)により構成した場合には、非照明領域
72の画素から垂直転送レジスタ702への出力を停止
し、照明領域71の画素のみ垂直転送レジスタ702へ
出力するようにすればよい。
【0030】続いて、本実施の形態1にかかるコンフォ
ーカル顕微鏡の撮像動作について、説明する。
【0031】まず、ランプ1から発した光は、マルチス
リット2に入射する。マルチスリット2は、スリット2
1と非透過部分22を有するため、スリット21のみ入
射光が通過する。マルチスリット2を通過した光、即ち
ライン状の輝線は、レンズ31により屈折し、ガルバノ
メータ4に入射する。ガルバノメータ4は、制御信号に
応じて自身の角度を設定し、入射光を反射させる。ガル
バノメータ5を反射した光は、リレーレンズ32により
屈折する。リレーレンズ32により屈折した光は、リレ
ーレンズ33により屈折した後、ビームスプリッタ5を
通過し、対物レンズ34により試料6上に結像する。
【0032】試料6の反射光は、再度、対物レンズ34
により屈折した後、ビームスプリッタ5を反射する。ビ
ームスプリッタ5により反射された光は、結像レンズ3
5により屈折した後、2次元アレイ光検出器7上に結像
する。2次元アレイ光検出器7に対しては、マルチスリ
ット2のスリット21の位置を通過した光のみが照明さ
れる。2次元アレイ光検出器7は、照明領域71の画素
のみデータを読み取り、非照明領域72の画素のデータ
は捨てる。続いて、ガルバノメータ4を走査し、同様に
して2次元アレイ光検出器7によって照明領域71の画
素のデータのみ読み取る。このような処理を試料6の全
領域が照明され撮影されるまで繰り返す。そして、2次
元アレイ光検出器7より出力されたデータを合成し、2
次元画像を形成する。この2次元画像は、所定の記憶手
段に格納されるとともに、ディスプレイに表示される。
【0033】以上、説明した通り、本実施の形態1にか
かるコンフォーカル顕微鏡によれば、照明光の利用効率
が高いので、照度の高い照明が可能となり、短時間でS
N比の高いコンフォーカル画像を取り込むことができ
る。また、ガルバノメータのスキャン角がわずかで済む
ので、小型のガルバノメータを使用することができる。
【0034】他方、従来の1次元CCDを用いる方法で
は、V方向の位置精度がガルバノメータの角度設定精度
で決定されたのに対し、本方式では受光素子アレイ上の
各受光素子の位置精度でほぼ決定されるため、取り込ん
だ画像の位置精度、あるいは寸法測長精度が高い。
【0035】尚、ランプ1を白色光源を用いて照明し、
2次元アレイ光検出器7としてカラーCCDを用いれば
カラー画像を取り込むことができる。このとき、カラー
CCD上では、RGBが2列に亘って配置されているの
で照明領域71を2列以上に亘るようにするとよい。特
に、試料6の全領域に亘って照明を走査しない場合、即
ち粗い画像を出力するような場合には、このようにする
ことで簡単に画像処理を行なうことができるというメリ
ットがある。
【0036】また、照明領域71の画素より得られたデ
ータのみならず、共役でない非照明領域72の画素から
もデータを得た上で積分し、合成すれば、ノンコンフォ
ーカル画像が得られる。具体的には、2次元アレイ光検
出器7の画素のうち、照明領域71の画素のデータのみ
を使用して画像を形成するコンフォーカル画像形成モー
ドと、非照明領域72の画素のデータの双方に基づき画
像を形成するノンコンフォーカル画像形成モードを選択
する手段を設ける。2次元アレイ光検出器7におけるデ
ータの読み出しを制御することによって、極めて容易
に、かつ瞬時にコンフォーカル画像とノンコンフォーカ
ル画像を切り替えることが可能となる。ノンコンフォー
カル画像を得る場合には、光が試料の全領域に照射され
るようにマルチスリット2を光路上から外してもよい。
【0037】発明の実施の形態2.本実施の形態2にか
かるコンフォーカル顕微鏡では、光源として、白色光源
を用い、照明側に切り替え式のカラーフィルタを使用
し、順次RGBを切り替えて照明してそれぞれの色の画
像を取り込むことによってカラー画像を構成する方式を
採用している。
【0038】図5に当該コンフォーカル顕微鏡の構成を
示す。図に示されるように、白色光源1とマルチスリッ
ト2の間にカラーフィルタ8と当該カラーフィルタ8を
回転駆動させるモータ9を設けている。カラーフィルタ
8は、図に示されるように透過領域81、赤色着色領域
82、緑色着色領域83、青色着色領域84を有する。
このカラーフィルタ8がモータ9により回転することに
より、順次RGBが切り替わる。そして、それぞれの色
の画像を適宜2次元アレイ光検出器7により読み取るこ
とによってカラー画像を得ることができる。他の構成に
ついては、基本的に発明の実施の形態1にかかるコンフ
ォーカル顕微鏡と同じであるため説明を省略する。
【0039】発明の実施の形態3.本実施の形態3にか
かるコンフォーカル顕微鏡では、マルチスリット2の代
わりに透過型液晶パネル10を用いている。
【0040】図6に当該コンフォーカル顕微鏡の構成を
示す。透過型液晶パネル10は、図2に示すマルチスリ
ット2と同様に、透過領域となるスリット21を複数設
けている。発明の実施の形態1では、ガルバノメータ4
によって走査したが、本実施の形態3では、透過型液晶
パネル10の透過領域を順次移動させることによって走
査することができる。そのため、走査手段としてガルバ
ノメータ4を設ける必要はない。他の構成については、
基本的に発明の実施の形態1にかかるコンフォーカル顕
微鏡と同じであるため説明を省略する。
【0041】発明の実施の形態4.本実施の形態4にか
かるコンフォーカル顕微鏡では、マルチスリット2の代
わりにデジタルマイクロミラー装置11を用いている。
【0042】図7に当該コンフォーカル顕微鏡の構成を
示す。デジタルマイクロミラー装置11は、DMD(登
録商標)とも呼ばれ、微小なミラーを多数有し、それぞ
れのミラーを約±10度傾かせることができるように構
成されている。そして、各ミラーを+10度傾かせると
オン状態に、−10度傾かせるとオフ状態となる。ミラ
ーは、1秒間に千回以上の速度で電子的に傾く。
【0043】このデジタルマイクロミラー装置11を、
図2に示すマルチスリット2のスリット21に相当する
部分をオン状態にするよう制御する。発明の実施の形態
1では、ガルバノメータ4によって走査したが、本実施
の形態4では、デジタルマイクロミラー装置11のオン
状態、即ち反射領域を順次シフトさせることによって走
査することができる。そのため、走査手段としてガルバ
ノメータ4を設ける必要はない。他の構成については、
基本的に発明の実施の形態1にかかるコンフォーカル顕
微鏡と同じであるため説明を省略する。
【0044】このような構成を有するコンフォーカル顕
微鏡では、ランプ1から出射された光は、デジタルマイ
クロミラー装置11に入射する。そして、デジタルマイ
クロミラー装置11は、スリット21に相当する部分の
ミラーがオン状態になっているため、そのオン状態のミ
ラーのみランプ1から出射された光を対物レンズ33方
向に反射させる。その反射光は、リレーレンズ33、対
物レンズ34を経て試料6に照射された後、対物レンズ
34、ビームスプリッタ5、結像レンズ35を経て2次
元アレイ光検出器7の受光面で結像する。その後、デジ
タルマイクロミラー装置11は、オン状態とするミラー
を順次シフトさせる。このようにして試料6の全領域の
照射が完了すると、画像データが合成され、図示しない
ディスプレイに出力される。
【0045】発明の実施の形態5.次に、2次元アレイ
光検出器7にカラーCCDを用いた場合について説明す
る。この例では、カラーCCDの画素2列に対して同時
に光が照射されるように制御されている。図8に受光面
での照明光の強度分布及び点像強度分布を示す。図に示
されるように、照明光の強度分布は、点像強度分布の重
ね合わせとなっている。また、隣接する照明領域間の照
明光強度分布をみると、照明領域の画素に十分な強度の
光が照射されていることが判る。
【0046】続いて、図9、図10、図11、図12を
用いて、カラーCCD上の照明領域の移動制御について
説明する。図9に示す照明領域から順次図10、図1
1、図12と照明領域が移動している。図面上で一番上
に位置する照明領域について着目すると、図9では、1
番目、2番目の列の画素が照射されている。次に図10
では、5番目、6番目の列の画素が照射されている。さ
らに、図11では、3番目、4番目の列の画素が照射さ
れている。最後に、図12では、7番目、8番目の列の
画素が照射されている。即ち、次のように照明領域がシ
フトしている。第1、2列→第5、6列→第3、4列→
第7、8列
【0047】このように照明領域をシフトさせると、第
1、2列から2列ずつシフトさせた場合と比較して、隣
接する画素間の時間差が少なくなることにより鮮明な3
次元画像を得ることができるという効果がある。
【0048】尚、高いコントラストを持つ試料の画像を
取り込む際にゴーストを低減させるためには、図13及
び図14に示すように、照明領域の間隔を十分に離すよ
うにするとよい。照明領域が近いと隣接する照明の光が
入り込み、ゴーストが発生するため、そのような場合
に、照明領域の間隔を広げることによりゴーストの発生
を抑制できる。例えば、4ラインに1本の照明領域を8
ラインに1本の照明領域に変更する。特に、デジタルマ
イクロミラー装置11を用いた場合には、このような制
御が容易にできる。
【0049】また、このようにカラーCCDを用いた場
合には、基準サンプルを撮影することにより得られた特
定の色の画素のデータ、即ち照度のデータに基づいて照
明領域と画素との位置ずれを検出することができる。例
えば、図9に示すカラーCCDにおいては、各照明領域
から出力される緑(G)の画素データが等しくなるよう
な構成を有しているが、等しくなければ、かかる位置ず
れが生じていると判断することができる。逆に各照明領
域から出力される特定の色の画素のデータが等しくなる
ように照明領域の位置を調節すれば、位置ずれをなくす
ことができる。
【0050】また、このようなカラーCCDにおいて、
RGBのホワイトバランスを、照明光と結像素子との位
置関係を変え、照明領域の位置を変えることにより調整
することも可能である。
【0051】発明の実施の形態6.次に、図15を用い
てコンフォーカル顕微鏡の具体的な構成例について説明
する。この例では、照明手段として水銀ランプ1が設け
られている。そして、水銀ランプ1から出射した光は、
コーンレンズ12に入射する。コーンレンズ12は、フ
ァーフィールドパターンの中抜けを防止するように入射
光を屈折させる。コーンレンズ12により屈折した光
は、バンドルファイバー13の入射端に入射する。そし
て、ハンドルファイバー13の出射端から光が出射さ
れ、ミラー14により所定角度反射する。ミラー14を
反射した光は、対物レンズ32に入射する。
【0052】対物レンズ32に入射した光は、屈性し、
デジタルマイクロミラー装置11に入射する。このと
き、デジタルマイクロミラー装置11は、図2に示され
るようなマルチスリット2のスリット21に相当する場
所のミラーがオン状態になるよう制御される。デジタル
マイクロミラー装置11は、オン状態にあるミラーによ
って入射光をレンズ33に出射する。他方、デジタルマ
イクロミラー装置11においてオフ状態にあるミラー
は、入射光を光トラップ15に反射させる。デジタルマ
イクロミラー装置11から出射される光は、図2に示さ
れるようなマルチスリット2を透過した光と同等にな
る。出射光は、レンズ33により屈折され、ビームスプ
リッタ5を透過する。ビームスプリッタ5を透過した光
は、対物レンズ34により屈折され試料6上に集光す
る。
【0053】試料6の反射光は、再度対物レンズ34に
より屈折し、ビームスプリッタ5に入射する。そして、
ビームスプリッタ5に入射した光は、当該ビームスプリ
ッタ5を反射し、結像レンズ35に入射する。結像レン
ズ35に入射した光は、屈折し、カラーCCD7に入射
する。カラーCCD7に対しては、デジタルマイクロミ
ラーデバイス11のオン状態にあるミラーにより反射さ
れた光のみが照明される。カラーCCD7は、照明領域
71の画素のみデータを読み取り、非照明領域72の画
素のデータは捨てる。そして、順次、デジタルマイクロ
ミラーデバイス11によって反射光を走査し、試料6の
所定領域を全て撮像する。カラーCCD7より出力され
たデータを合成することにより、2次元画像を形成す
る。この2次元画像は、所定の記憶手段に格納されると
ともに、ディスプレイに表示される。
【0054】以上、説明した通り、本実施の形態6にか
かるコンフォーカル顕微鏡によれば、照明光の利用効率
が高いので、照度の高い照明が可能となり、短時間でS
N比の高いコンフォーカル画像を取り込むことができ
る。
【0055】発明の実施の形態7.本実施の形態7にか
かるコンフォーカル顕微鏡の構成を図16に示す。図に
示されるように、このコンフォーカル顕微鏡では、パー
ソナルコンピュータ200及びプロジェクタ100を組
み合わせて構成している。パーソナルコンピュータ20
0のビデオボード201のS−VGAラインは、プロジ
ェクタ100に接続されている。また、フレームグラバ
のRS422ラインは、CCDドライバ73に接続され
ている。そして、DACのラインは、微動ステージドラ
イバ18に接続されている。従って、パーソナルコンピ
ュータ200のビデオボード201からの出力信号によ
ってデジタルマイクロミラー装置11を制御することが
できる。また、フレームグラバ202からの出力信号に
よってCCDドライバ73を制御することができる。そ
して、DACからの出力信号によって微動ステージドラ
イバ18を制御することができる。微動ステージドライ
バ18は、微動ステージ17の動作を駆動することがで
きる。このパーソナルコンピュータ200は、当該コン
フォーカル顕微鏡を制御するための制御プログラムをメ
モリに記憶している。この制御プログラムには、例え
ば、マルチライン照明、マルチライン画像取り込み、ア
ライメント空間フィルタ関数作成、アライメント/空間
フィルタリング処理、ノンインターレース画像形成、Z
軸駆動、無限焦点深度画像形成、表面形状画像形成、カ
ラー画像取り込み/表示を実現する制御プログラムが含
まれる。
【0056】プロジェクタ100は、水銀ランプ1、カ
ラーフィルタ8、モータ9、対物レンズ31及びデジタ
ルマイクロミラー装置11を備えている。
【0057】このような構成のコンフォーカル顕微鏡の
撮像動作について簡単に説明する。水銀ランプ1の照明
光は、カラーフィルタ8によって着色された後、ミラー
14によってデジタルマイクロミラー装置11に入射す
る。このとき、デジタルマイクロミラー装置11は、図
2に示されるようなマルチスリット2のスリット21に
相当する場所のミラーがオン状態になるよう制御され
る。デジタルマイクロミラー装置11は、オン状態にあ
るミラーによって入射光をプロジェクタ100の外部に
設置された対物レンズ32に出射する。他方、デジタル
マイクロミラー装置11においてオフ状態にあるミラー
は、入射光を図示しない光トラップに反射させる。デジ
タルマイクロミラー装置11から出射される光は、図2
に示されるようなマルチスリット2を透過した光と同等
になる。
【0058】レンズ32に入射した光は、屈折し、ビー
ムスプリッタ5に入射する。また、ビームスプリッタ5
に入射した光の一部は、このビームスプリッタ5を透過
し、対物レンズ33により屈折した後、XYZステージ
16上の試料に集光する。試料より反射した光は、対物
レンズ33により屈折し、ビームスプリッタ5により反
射される。この反射光は、結像レンズ35により屈折
し、CCD7に集光する。CCD7は、照明光が当って
いる照明領域71の画素のデータだけを読み取り、照明
光が当っていない非照明領域72の画素のデータは捨
て、利用しない。このようにすることにより、コンフォ
ーカル画像を取得することができる。
【0059】さらにデジタルマイクロミラー装置11を
制御し、照明領域71を走査する。2次元アレイ光検出
器7上の画素の全てのデータの取り込みが完了した場合
には、これらのデータを合成し、2次元画像を形成す
る。この2次元画像は、所定の記憶手段に格納されると
ともに、ディスプレイに表示される。
【0060】さらに、本実施の形態7にかかるコンフォ
ーカル顕微鏡は、デジタルマイクロミラー装置11とC
CD7の画素の位置ずれを補正する機能を有している。
位置ずれの補正処理は、レンズ交換時に行なっても良
く、また、新規に画像を撮影する度に行なうようにして
もよい。この機能について、以下に詳細に説明する。
【0061】図17は、当該位置ずれ補正機能を実現す
る上で必要なアライメント空間フィルタ関数の作成処理
を示すフローチャートである。まず、コンフォーカル顕
微鏡のXYZステージ16上に基準サンプルを取り付け
る(S101)。この基準サンプルは、入射した光を一
様かつ均一に反射させる反射体であり、例えば、鏡やシ
リコンウエハである。次に、プロジェクタ100のデジ
タルマイクロミラー装置11を制御して、マルチライン
照明を行なう(S102)。そして、このマルチライン
照明に対応する基準サンプルからの反射光をCCD7に
より読み取り、マルチライン画像を取り込む(S10
3)。最後に取り込んだマルチライン画像に基づき、ア
ライメント空間フィルタ関数を作成する(S104)。
【0062】さらに、図18を用いて、当該アライメン
ト空間フィルタ関数の作成について説明する。図18で
は、CCD7の画素とともに、受光面での点像強度分布
が示されている。通常、デジタルマイクロミラー装置1
1を制御することにより、CCD7に照射される光は、
複数のライン状の輝線を構成し、輝線からなる照明領域
71がCCD7の画素の一列に一致するように光学系が
設計されている。しかしながら、CCD7の端部付近で
は、照明領域71がCCD7の画素の一列に一致しない
場合が発生してしまう。図17の下方の白抜き部分は、
CCD7の画素の一列に当該照明領域71が一致した場
合を示している。この場合には、照明領域71が一致し
た画素のみからデータを読み取ることによってコンフォ
ーカル画像を最終的に得ることができる。
【0063】図17の上方の白抜き部分では、CCD7
の画素の2列に当該照明領域が亘っている。この場合、
これら2列の画素列よりデータを読み取るとともに、そ
れぞれの輝度に対する重み付けのための係数を決定す
る。この図に示す例では、CCD7の画素の2列のほぼ
中間位置に光のラインが位置しているため、2列の画素
のデータに対する重み付けを均等にしている。そして、
かかる重み付け係数を加味して、重み付け移動平均処理
又は重み付け平均処理を行い輝度を算出する。
【0064】このような処理を実行するためには、基準
平面を観察し、照明領域71のうち照明が一画素列のみ
ならず複数画素列に及ぶ場合、V方向の局所的な輝度の
重心を求める。そして、重心に近い2列の画素列に対し
て重み付き移動平均処理又は重み付き平均処理により、
デジタルマイクロミラー装置11とCCD7との画素の
位置ずれを補正する。V方向の画素数をCCD7の画素
数で処理する場合は、重み付き移動平均処理とし、デジ
タルマイクロミラー装置11の画素数に合わせる場合
は、重み付き平均処理とする。尚、照明領域71以外の
画素については輝度は0とする。
【0065】ここで、n番目とn+1番目の画素列につ
いて重み付き移動平均処理を行なうとすると、輝度ln
は次のように表すことができる。 ln=aln+bl(n+1) ここでa+b=1であ
る。
【0066】他方、重み付き平均処理を行なう場合に
は、輝度lnは次のように表すことができる。 ln=al2n+bl(2n+1) ここでa+b=1であ
る。
【0067】また、照明領域71が画素列にV方向に一
様にずれる場合のみならず、光学系の歪みによって斜め
にずれる場合もある。この場合にも、画素毎に輝度の重
心を求めて、重み付き移動平均処理又は重み付き平均処
理を行なう。このため、例えば、ある画素では、n番目
とn+1番目の画素列について処理をし、他の画素で
は、n番目とn−1番目の画素列について処理を行なう
というように、異なる画素列について処理を行なうこと
になる。
【0068】さらに、シェーディングと呼ばれる、全体
的な輝度のばらつきを修正するために、画素列毎に輝度
に乗ずる係数を変えるようにしてもよい。具体的には、
上記輝度lnの式において、a+bを1とはせずに、暗
く輝度の小さい画素列ではa+b>1の任意の値とし、
明るく輝度の大きい画素列ではa+b<1の任意の値と
する。
【0069】尚、この実施の形態にかかるコンフォーカ
ル顕微鏡では、照明領域71をCCD7の画素一列に一
致させているが、これに限らず、複数列に一致させるよ
うな場合であっても、同様にして位置ずれを補正するこ
とができる。例えば、2列に一致させるような場合に
は、V方向の局所的な輝度の重心を求め、重心に近い3
列に対して重み付き移動平均処理又は重み付き平均処理
を行なう。
【0070】このようにして、補正処理をした後は、求
められたアライメント空間フィルタ関数に従って、試料
6の画像を撮影する。
【0071】発明の実施の形態8.本実施の形態8にか
かるコンフォーカル顕微鏡では、特に蛍光観察に適した
構成を有している。
【0072】まず、蛍光を観察する場合、撮像素子にイ
メージインテンシファイヤ付のCCDを利用するとよ
い。また、ビームスプリッターをダイクロイックミラー
とし、短波長である励起光は透過し、励起光よりも長波
長である蛍光は反射させてイメージインテンシファイヤ
に入射させる。これによってビームスプリッタでの光量
の損失を最低にすることができる。
【0073】さらに、図19に示す構成のように、カラ
ーの蛍光画像を得るためには切り替え式のダイクロイッ
クフィルタ8(カラーフィルタ)をCCDカメラ7の前
に配置するようにしてもよい。ここで、励起光源1とし
て水銀ランプは、405nmの発振波長のレーザーダイ
オード等を使用することが好ましい。
【0074】発明の実施の形態9.本実施の形態9にか
かるコンフォーカル顕微鏡では、特に画素ずれ合わせの
機能を有している。図20に当該コンフォーカル顕微鏡
の構成例を示す。
【0075】画素ずれ合わせのために、照明スリット像
と受光素子のピッチを合わせるために照明側または結像
側のいずれかのレンズを倍率調整レンズとしている。こ
の例では、倍率調整レンズ361及び362を設けてい
る。
【0076】また、照明スリット像と受光素子の位置ず
れを調整するために、照明側、結像側のいずれか一方の
光軸上に光軸調整機構(ビームポジショナー)を設けて
いるる。この例では、ビームポジショナー161及び1
62を設けている。
【0077】発明の実施の形態10.本実施の形態10
にかかるコンフォーカル顕微鏡では、特に光の利用効率
が高い顕微鏡である。図21に当該コンフォーカル顕微
鏡の構成例を示す。
【0078】ビームスプリッター52に偏光ビームスプ
リッターを使用することができ、その場合は対物レンズ
34の上に1/4波長板17を配置する。これによって
光量の損失を最低に出来る。つまり金属薄膜を利用した
ビームスプリッタの場合は透過率が約30%、反射率が
約30%なので往復で9%の光しか利用出来ない。一方
偏光ビームスプリッタ52を使用すると、ランプ1から
の光のP偏光成分のみが透過し、1/4波長板17で円
偏光となり、対物レンズ34に入射する。試料6からの
反射光は1/4波長板17を再び逆方向から透過してS
偏光となるので、偏光ビームスプリッタ52で結像レン
ズ35側に反射する。よって約50%の光を利用でき
る。
【0079】その他の実施の形態.上述の例では、反射
型顕微鏡を例に挙げたが、透過型顕微鏡に対しても本発
明を適用できる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、光の使用効率を高め、
撮像時間の短縮化を達成することができるコンフォーカ
ル顕微鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるコンフォーカル
顕微鏡の構成を示す図である。
【図2】本発明にかかるマルチスリットの構成を示す図
である。
【図3】本発明にかかる2次元アレイ光検出器の受光面
を示す図である。
【図4】本発明にかかる2次元アレイ光検出器のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施の形態2にかかるコンフォーカル
顕微鏡の構成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態3にかかるコンフォーカル
顕微鏡の構成を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態4にかかるコンフォーカル
顕微鏡の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態5における受光面での照明
光の強度分布及び点像強度分布を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態5におけるカラーCCD上
の照明領域の移動制御を説明するための図である。
【図10】本発明の実施の形態5におけるカラーCCD
上の照明領域の移動制御を説明するための図である。
【図11】本発明の実施の形態5におけるカラーCCD
上の照明領域の移動制御を説明するための図である。
【図12】本発明の実施の形態5におけるカラーCCD
上の照明領域の移動制御を説明するための図である。
【図13】本発明の実施の形態5におけるカラーCCD
上の照明領域の移動制御を説明するための図である。
【図14】本発明の実施の形態5におけるカラーCCD
上の照明領域の移動制御を説明するための図である。
【図15】本発明の実施の形態6にかかるコンフォーカ
ル顕微鏡の構成を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態7にかかるコンフォーカ
ル顕微鏡の構成を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態7におけるアライメント
空間フィルタ関数の作成処理を示すフローチャートであ
る。
【図18】本発明の実施の形態7における受光面での照
明光の強度分布を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態8にかかるコンフォーカ
ル顕微鏡の構成を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態9にかかるコンフォーカ
ル顕微鏡の構成を示す図である。
【図21】本発明の実施の形態10にかかるコンフォー
カル顕微鏡の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ランプ 2 マルチスリット 3 対物レンズ 4
ガルバノメータ 5 ビームスプリッタ 7 2次元アレイ光検出器 8
カラーフィルタ 10 透過型液晶パネル 11 デジタルマイクロミラ
ー装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 9/04 H04N 9/04 B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源と、 前記光源から発する光を複数のライン状の輝線に変換す
    る輝線変換手段と、 前記輝線変換手段により変換した複数の輝線を走査する
    輝線走査手段と、 前記輝線変換手段と共役な位置に設置された試料上に前
    記輝線を結像し、当該試料からの反射光又は透過光を結
    像面に結像する結像手段と、 前記結像手段により結像される結像面に配置された2次
    元アレイ光検出器と、 前記2次元アレイ光検出器の画素のうち、前記輝線によ
    り照明された照明領域の画素のデータのみを使用して画
    像を形成する画像形成手段を備えたコンフォーカル顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】前記輝線変換手段は、複数のスリットを有
    するマルチスリットであることを特徴とする請求項1記
    載のコンフォーカル顕微鏡。
  3. 【請求項3】前記輝線変換手段は、透過型液晶パネルに
    より構成すると共に、 前記輝線走査手段も、当該透過型液晶パネルによって光
    を透過させる部分を走査することにより構成したことを
    特徴とする請求項1記載のコンフォーカル顕微鏡。
  4. 【請求項4】前記輝線変換手段は、デジタルマイクロミ
    ラー装置により構成すると共に、 前記輝線走査手段も、当該デジタルマイクロミラー装置
    によりミラーのオン状態を走査することにより構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のコンフォーカル顕微
    鏡。
  5. 【請求項5】前記画像形成手段は、前記2次元アレイ光
    検出器の画素のうち、前記輝線により照明された照明領
    域の画素のデータのみを使用して画像を形成するコンフ
    ォーカル画像形成モードと、前記輝線により全面を照明
    し照明された照明領域の全ての画像データを取り込み、
    取り込んだ画像データに基づき画像を形成するノンコン
    フォーカル画像形成モードを選択する手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1記載のコンフォーカル顕微
    鏡。
  6. 【請求項6】前記輝線変換手段において発生させる輝線
    の間隔を制御する輝線間隔制御手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1記載のコンフォーカル顕微鏡。
  7. 【請求項7】前記輝線走査手段は、前記2次元アレイ光
    検出器の画素に対して、隣接する画素間の照射の時間差
    が少なくなるように輝線を走査させることを特徴とする
    請求項1記載のコンフォーカル顕微鏡。
  8. 【請求項8】前記光源を2次元に配列した複数の発振位
    相の異なるレーザダイオードにより構成したことを特徴
    とする請求項1記載のコンフォーカル顕微鏡。
  9. 【請求項9】前記画像形成手段は、前記輝線による照明
    領域が予め定めた画素以上に亘っている場合に、基準サ
    ンプルを撮像した際のそれらの画素に対する照明の輝度
    に基づいて、重み付き移動平均処理又は重み付き平均処
    理を行い、画像形成の際に当該処理結果に基づいて補正
    することを特徴とする請求項1記載のコンフォーカル顕
    微鏡。
  10. 【請求項10】前記2次元アレイ光検出器をカラー撮像
    素子により構成し、 基準サンプルを撮像した場合に、当該カラー撮像素子の
    特定の色の画素により検出される照度に基づいて照明領
    域の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1記載のコンフォーカル顕微
    鏡。
  11. 【請求項11】複数の輝線の間隔と前記2次元アレイ光
    検出器の画素の間隔を調整するために光学系に倍率調整
    機能及び光軸調整機能を備えたことを特徴とする請求項
    1記載のコンフォーカル顕微鏡。
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