JP2003151538A - 二次電池用電極複合材製造方法およびその装置 - Google Patents

二次電池用電極複合材製造方法およびその装置

Info

Publication number
JP2003151538A
JP2003151538A JP2001350591A JP2001350591A JP2003151538A JP 2003151538 A JP2003151538 A JP 2003151538A JP 2001350591 A JP2001350591 A JP 2001350591A JP 2001350591 A JP2001350591 A JP 2001350591A JP 2003151538 A JP2003151538 A JP 2003151538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
separator
coating
base material
containing solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001350591A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kurimoto
泰男 栗本
Ryoichi Furuichi
良市 古市
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Engineering Co Ltd filed Critical Toray Engineering Co Ltd
Priority to JP2001350591A priority Critical patent/JP2003151538A/ja
Priority to PCT/JP2002/010343 priority patent/WO2003043107A1/ja
Publication of JP2003151538A publication Critical patent/JP2003151538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/04Processes of manufacture in general
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/40Separators; Membranes; Diaphragms; Spacing elements inside cells
    • H01M50/46Separators, membranes or diaphragms characterised by their combination with electrodes
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良品の発生防止、生産効率の向上、製造コ
ストおよび製造装置コストの削減が可能な二次電池用電
極複合材製造方法およびの装置を提供することである。 【解決手段】 塗工基材110を所定の速度で送出する
塗工基材送出機構1と、セパレーター210を所定の速
度で送出するセパレーター送出機構3と、電極物質含有
溶液300を塗工基材110に連続または間欠的に塗布
する塗工機構2と、電極物質含有溶液300が塗布され
た塗工基材110とセパレーター210とを貼り合わせ
るラミネート機構4と、塗工基材110に塗布された電
極物質含有溶液300を加熱して電極物質310を固着
させる加熱機構5と、塗工基材110と電極物質310
とセパレーター210とが一体物となった電極複合材4
00を巻き取る巻き取り機構6とを備えた構成にしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は正極基材または負極
基材である電極基材に対して所定の電極物質含有溶液を
連続または間欠的に塗布し、直後にセパレーターを貼り
合わせて加熱して電極材を固化させて電極基材と電極物
質とセパレーターとを一体化せしめる二次電池用電極複
合材製造方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話、テレビカメラ、ノート
型パソコン等の電源は小型軽量、大容量、大電圧が求め
られており、例えば、リチウムイオン電池、リチウムイ
オンポリマー電池等の二次電池が使用されている。
【0003】該二次電池は、正極基材および負極基材に
対して所定の電極物質含有溶液を連続または間欠的に塗
布し、加熱乾燥固化して正極および負極シート状物を製
作し、次いで、所定幅または所定形状に切断した該正極
電極、負極電極およびセパレーターを複数枚巻回または
積層した状態でパッケージに挿入し、溶液状の電解物質
を注入して二次電池を製造している。
【0004】上述の電池の内、リチウムイオンポリマー
二次電池はキャリア材である電極基材に正極材、負極材
および絶縁材をそれぞれ塗布して乾燥後巻き取ってロー
ル状の正極材フィルム、負極材フィルムおよびセパレー
ターフィルムを個別に形成する製膜工程と、正極材フィ
ルム、負極材フィルムおよびセパレーターフィルムをそ
れぞれ所定の幅に切断してロール状の正極材フィルム、
負極材フィルムおよびセパレーターフィルムを個別に形
成する工程と、集電体を挟んで所定の幅に切断されたロ
ール状の正極材フイルムおよび負極材フイルムを該集電
体それぞれの両面に貼り合わせて正極電極フイルムおよ
び負極電極フイルムを個別に形成する正極および負極の
集電体ラミネート工程と、貼り合わされたされた負極電
極フイルムの両面にセパレーターフイルムを貼り合わせ
るセパレーター付負極電極フイルム形成工程と、正極電
極フイルムおよびセパレーター付負極電極フイルムそれ
ぞれの両側縁辺の集電部分を金型で所定の形状に打ち抜
く打ち抜き工程と、キャリア材上の正極電極フイルムの
みを金型でハーフカットする正極電極フイルムハーフカ
ット工程と、セパレーター付負極電極フイルムの両面に
ハーフカットされた正極電極フイルムを所定の位置に一
定間隔で転写する転写工程と、転写された正極電極フイ
ルムとセパレーター付負極電極フイルムを貼り合わせる
ラミネート工程と、転写された正極電極フイルムとセパ
レーター付負極電極フイルムとを貼り合わせた組立体を
金型で個々の電極に打ち抜く工程とによって製作されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の様な電池製造方
法では、中間工程である正極材フィルム、負極材フィル
ムおよびセパレーターフィルムをそれぞれ所定の幅また
は所定形状に切断する時に、電極物質が脱落して電極シ
ートに付着し、そのままの状態で二次電池に成型される
と脱落した電極物質がセパレーターを突き破って短絡等
の不具合が発生することがある。
【0006】このため、二次電池成型前に除塵工程を設
けて脱落した電極物質を除去する必要がある。
【0007】また、リチウムイオン二次電池を巻回方法
により成形する場合は、正極電極シートおよび負極電極
シートとセパレーターを重ね合わせて巻き取るため各層
に位置ずれが発生しやすいと共に成型後においても各層
相対ずれが発生しやすい。このため短絡の危険性が高く
なるという問題がある。
【0008】リチウムイオンポリマー二次電池を積層方
法により成形する場合は、セパレーターをキャリヤ基材
に塗工し、さらに電極シートに貼り合わせる必要があ
り、製造工程が多くしかもキャリヤ基材を消費するため
生産効率が悪く製造コスト的にも不利になるという問題
がある。
【0009】本発明は不良品の発生防止、生産効率の向
上、製造コストおよび製造装置コストの削減が可能な二
次電池用電極複合材製造方法およびその装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明の二次電池用電極複合材製造方法は請求項1
に記載されているように塗工基材を所定の速度で送出す
る塗工基材送出工程と、セパレーターを所定の速度で送
出するセパレーター送出工程と、電極物質含有溶液を塗
工基材に連続または間欠的に塗布する塗工工程と、電極
物質含有溶液が塗布された塗工基材とセパレーターとを
貼り合わせるラミネート工程と、塗工基材に塗布された
電極物質含有溶液を加熱して電極物質を固着させる加熱
工程と、塗工基材と電極物質とセパレーターとが一体物
となった電極複合材を巻き取る巻き取り工程とにより製
造するようにしてある。
【0011】また、本発明の二次電池用電極複合材製造
方法は請求項2に記載されているようにセパレーター
が、塗工工程で塗工基材に塗布された電極物質含有溶液
が未固化の状態でラミネート工程において貼り合わされ
るようにしてある。
【0012】本発明の二次電池用電極複合材製造装置は
請求項3に記載されているように塗工基材を所定の速度
で送出する塗工基材送出機構と、セパレーターを所定の
速度で送出するセパレーター送出機構と、電極物質含有
溶液を塗工基材に連続または間欠的に塗布する塗工機構
と、電極物質含有溶液が塗布された塗工基材とセパレー
ターとを貼り合わせるラミネート機構と、塗工基材に塗
布された電極物質含有溶液を加熱して電極物質を固着さ
せる加熱機構と、塗工基材と電極物質とセパレーターと
が一体物となった電極複合材を巻き取る巻き取り機構と
を備えた構成にしてある。
【0013】また、本発明の二次電池用電極複合材製造
装置は請求項4に記載されているようにラミネート機構
が、セパレーターが塗工機構において塗工基材に塗布さ
れた電極物質含有溶液が未固化の状態で貼り合わされる
位置に設置された構成にしてある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の二次電池用電極複
合材製造装置の一つであるリチウムイオン二次電池用電
極複合材製造装置の構成の1実施形態を示す概略図であ
って、リチウムイオン二次電池用電極複合材製造装置は
正極塗工基材または負極塗工基材である塗工基材110
を所定の速度で送出する塗工基材送出機構1と、正電極
物質または負電極物質が含有された電極物質含有溶液3
00を連続または間欠的に塗布する塗工機構2と、絶縁
用のセパレーター210を所定の速度で送出するセパレ
ーター送出機構3と、電極物質含有溶液300が塗布さ
れた塗工基材110とセパレーター210とを貼り合わ
せるラミネート機構4と、塗工基材110に塗布された
電極物質含有溶液300を加熱して電極物質を固着させ
る加熱機構5と、塗工基材110と電極物質310とセ
パレーター210とが一体物となった電極複合材400
をロール状に巻き取る巻き取り機構6とを備えた構成に
なっており、二次電池用電極複合材製造方法における塗
工基材を所定の速度で送出する塗工基材送出工程、セパ
レーターを所定の速度で送出するセパレーター送出工
程、電極物質含有溶液を塗工基材に連続または間欠的に
塗布する塗工工程、電極物質含有溶液が塗布された塗工
基材とセパレーターとを貼り合わせるラミネート工程、
塗工基材に塗布された電極物質含有溶液を加熱して電極
物質を固着させる加熱工程、塗工基材と電極物質とセパ
レーターとが一体物となった電極複合材を巻き取る巻き
取り工程に対応するようになっている。
【0015】塗工基材送出機構1は集電体である正極シ
ート状物または負極シート状物である塗工基材110の
供給手段10と、原反ロール100から引き出された塗
工基材110を案内する第1ガイドローラ11と、駆動
用ローラとニップローラとを備え塗工基材110を所定
の速度で塗工機構2に向けて走行させる第1送り手段1
2とにより構成されている。
【0016】塗工基材110の供給手段10は1本のチ
ャック軸(例えば、圧空の供給によりコアの内周面に爪
等の可動部材を押圧させて該コアを支持するエアーチャ
ック機構を備えたチャック軸)が軸受によって機枠また
は基盤に設置されているフレームに回転自在に取り付け
られており、正極シート状物または負極シート状物であ
る塗工基材110が巻き取られた原反ロール100を該
チャック軸が貫通した状態で水平に支持するようになっ
ている。
【0017】該チャック軸はモータによって回転され所
定の速度で塗工基材110が送出されるようになってい
る。
【0018】該供給手段10はコアチャックの少なくと
も一方のコアチャックが軸心長手方向に移動すると共に
該コアチャックがフレームに回転自在に取り付けられ、
塗工基材110が巻き取られた原反ロール100を該コ
アチャックによって両側から水平な状態で支持する構成
のものを使用することができる。
【0019】第1ガイドローラ11は鍔付ローラまたは
円筒ローラが軸受によって共通の機枠または単独のフレ
ームに回転自在に取り付けられいる。
【0020】第1送り手段12は駆動手段であるモータ
によって回転され、軸受によって共通の機枠または単独
のフレームに取り付けられた駆動用ローラと、機枠また
は単独のフレームに形成されたガイドに沿って移動する
ように取り付けられた支持体と、該支持体に回転自在に
取り付けられ、シリンダー、スプリング、ねじ軸等の押
圧手段によって駆動用ローラに対して所定の力で押圧さ
れるニップローラとにより構成されている。
【0021】塗工機構2は塗工基材110を挟んで一方
にスリットダイコータ13の吐出口が位置し、他方にバ
ックアップローラ14が位置するように配置され、電極
物質含有溶液を貯留する貯槽、送液用のポンプ、不純物
を除去するフイルタ、管路を切り替えるための電磁弁、
循環用の管、送液用の管等を備えた塗工液供給手段15
が連結されている。
【0022】上述のスリットダイコータ13の吐出口と
バックアップローラ14の周面との間隔寸法は塗工基材
110の厚さ寸法と電極物質含有溶液の塗布量(塗布厚
さ)等に基づいて設定し、スリットダイコータ13また
はバックアップローラ14の少なくとも一方を移動させ
て該設定寸法になるよう調節する。
【0023】該バックアップローラ14に代えてテフロ
ン(登録商標)樹脂コーティングのような低摩擦処理加
工が施された平坦部材を使用し、塗工基材110を挟ん
でスリットダイコータ13と対向する位置に設置するこ
とができる。
【0024】上述のスリットダイコータ方式の塗工機構
2に代えてロールコータ方式の塗工機構を使用すること
ができ、電極物質含有溶液を連続または間欠的に塗布で
きるものであればよい。
【0025】セパレーター送出機構3は絶縁材である合
成樹脂シート状物であるセパレーター210が巻き取ら
れたリール200を保持するリール支持手段16と、リ
ール200から引き出されたセパレーター210を案内
する第2ガイドローラ17と、駆動用ローラとニップロ
ーラとを備えセパレーター210を所定の速度でラミネ
ート機構4に向けて走行させる第2送り手段18とによ
り構成されている。
【0026】該リール支持手段16は駆動手段によって
回転されるチャック軸(例えば、エアーチャック機構を
備えたチャック軸)が軸受によって機枠または基盤に設
置されているフレームに回転自在に取り付けられてお
り、セパレーター210の巻き取りリール200を該チ
ャック軸が貫通した状態で水平に支持するようになって
いる。
【0027】第2ガイドローラ17は第1ガイドローラ
11と同様に鍔付ローラまたは円筒ローラが軸受によっ
て共通の機枠または単独のフレームに回転自在に取り付
けられいる。
【0028】上述のリール支持手段16はコアチャック
の少なくとも一方のコアチャックが軸心長手方向に移動
すると共に該コアチャックがフレームに回転自在に取り
付けられ、セパレーター210が巻き取られたロール2
00を該コアチャックによって両側から水平な状態で支
持する構成のものを使用することができる。
【0029】第2送り手段18は第1送り手段12と同
様に駆動手段であるモータによって回転され、軸受によ
って共通の機枠または単独のフレームに取り付けられた
駆動用ローラと、機枠または単独のフレームに形成され
たガイドに沿って移動するように取り付けられた支持体
と、該支持体に回転自在に取り付けられ、シリンダー、
スプリング、ねじ軸等の押圧手段によって駆動用ローラ
に対して所定の力で押圧されるニップローラとにより構
成されている。
【0030】ラミネート機構4は駆動手段であるモータ
によって回転され、軸受によって共通の機枠または単独
のフレームに取り付けられたローラによって構成されて
おり、塗工基材110に塗布された電解物質含有溶液3
00が未固化の状態でセパレーター210が貼り合わさ
れた状態で該ローラに送り込まれる位置に設置されてい
る。
【0031】該ローラはステンレス鋼等により製作して
表面を研磨処理したもの、鋼材により製作して表面にク
ロームメッキ処理を施したものを使用する。
【0032】該ラミネート機構4に代えて、駆動手段で
あるモータによって回転され、軸受によって共通の機枠
または単独のフレームに取り付けられた駆動用ローラ
と、機枠または単独のフレームに形成されたガイドに沿
って移動するように取り付けられた支持体と、該支持体
に回転自在に取り付けられ、シリンダー、スプリング、
ねじ軸等の押圧手段によって駆動用ローラに対して所定
の力で押圧されるニップローラとにより構成されものを
使用するすることができる。
【0033】この場合、電極物質含有溶液300あるい
は電極物質310がセパレーター210の孔部あるいは
両端部等から流出あるいは滲み出たりすることがないよ
うにニップ圧を調節する必要がある。
【0034】加熱機構5は塗工基材110が水平方向に
走行する間に塗布された電極物質含有溶液300を加熱
して塗工基材110とセパレーター210とに電極物質
310を固着させる加熱室22と、仕切板20、21に
よって該加熱室22と分離されて熱風が塗工基材110
の出入り口から流出するのを防止するシール室23、2
4とが形成された加熱箱本体19と、送風用のフアンと
加熱用空気、ガス等の気体を所定の温度にする加熱器と
加熱された気体を加熱室22内に供給するダクトとから
なる熱風供給手段25と、排気用のフアンとシール室2
3、24とを連結するダクトからなる排気手段26、2
7とを備えた構成になっている。
【0035】該加熱室22には熱風を塗工基材110の
片面または両面に向けて吹き出すためのノズルを適宜設
置することができる。
【0036】上述の排気手段26が作動すると加熱箱本
体19の入口から外気が吸い込まれると共に仕切板20
の開口部から加熱室22内の熱風が吸い込まれて排出さ
れ、排気手段27が作動すると加熱箱本体19の出口か
ら外気が吸い込まれると共に仕切板21の開口部から加
熱室22内の熱風が吸い込まれて排出される。そのた
め、加熱室22内の熱風が加熱箱本体19の入口および
出口から流出するのを防止することができる。
【0037】上述の熱風による加熱に代えて電気発熱体
(抵抗発熱加熱、遠赤外線加熱等)による加熱等にする
ことができ、加熱室の出入り口からの熱の流出が少ない
場合はシール室を省略することができる。
【0038】また、加熱機構5に代えて加熱箱本体19
内に回転自在なロールを複数本設置し、塗工基材110
に塗布された電解物質含有溶液300上にセパレーター
210が貼り合わされたされたものを水平な状態で支持
しながら搬送し、熱風によって電解物質含有溶液300
を加熱して電解物質310を塗工基材110、セパレー
ター210に固着させるローラサポート方式の加熱機
構、熱風噴射用ノズルあるいは圧空噴射用ノズルが上下
に所定の間隔を持って設置され、塗工基材110に塗布
された電解物質含有溶液300上にセパレーター210
が貼り合わされたものを水平な状態で浮遊させて搬送
し、熱風によって電解物質含有溶液300を加熱して電
解物質310を塗工基材110、セパレーター210に
固着させるフローティング方式の加熱機構、あるいは両
者併用方式の加熱機構を使用することができる。
【0039】巻き取り機構6は供給手段10と同様に1
本のチャック軸(例えば、エアーチャック機構を備えた
チャック軸)が軸受によって機枠または基盤に設置され
ているフレームに回転自在に取り付けられており、塗工
基材110と電極物質310とセパレーター210とが
一体物に固着された電極複合材400を巻き取るための
コアを該チャック軸が貫通した状態で水平に支持するよ
うになっている。該チャック軸はモータによって回転さ
れ所定の速度で電極複合材400が巻き取られるように
なっている。
【0040】該巻き取り機構6はコアチャックの少なく
とも一方のコアチャックが軸心長手方向に移動すると共
に該コアチャックがフレームに回転自在に取り付けら
れ、電極複合材400の巻き取り用コアが該コアチャッ
クによって両側から水平な状態で支持する構成のものを
使用することができる。
【0041】巻き取り機構6の出口部には第3送り手段
28が設置され、塗工基材110と電極物質310とセ
パレーター210とが一体物に固着された電極複合材4
00を所定の速度で引き取って巻き取り機構6に送るよ
うになっている。
【0042】該第3送り手段28は第1送り手段12、
第2送り手段18と同様に駆動手段であるモータによっ
て回転され、軸受によって共通の機枠または単独のフレ
ームに取り付けられた駆動用ローラと、機枠または単独
のフレームに形成されたガイドに沿って移動するように
取り付けられた支持体と、該支持体に回転自在に取り付
けられ、シリンダー、スプリング、ねじ軸等の押圧手段
によって駆動用ローラに対して所定の力で押圧されるニ
ップローラとにより構成されている。
【0043】上述の第1ガイドローラ11、第2ガイド
ローラ17または第1送り手段12、第2送り手段1
8、第3送り手段28の少なくともどちらか一方は蛇行
修正機能を有する構成にするのが好ましい。
【0044】第3送り手段28と巻き取り機構6との間
に第3ガイドローラを設置すること、第3送り手段28
に代えて第3ガイドローラを設置することは可能であ
る。
【0045】上述の第1ガイドローラ11、第2ガイド
ローラ17、ラミネート機構4のローラ等には張力検出
手段、蛇行量検出手段、塗布位置検出手段の内の少なく
とも一つの手段が設置されている。
【0046】該ローラに設置された張力検出手段、蛇行
量検出手段、塗布位置検出手段によって塗工基材110
に対する電極物質含有溶液300の塗布位置、塗工基材
110とセパレーター210との貼り合わせ位置が一致
すると共に弛み、ズレ等が生じないように供給手段1
0、第1送り手段12による塗工基材110の搬送速
度、塗工機構2による塗布間隔、塗布量の制御、第2供
給手段16、第2送り手段18によるセパレーター21
0の搬送速度制御、蛇行修正制御等が行われるようにな
っている。
【0047】上述の塗工基材送出機構1、セパレーター
送出機構3の送出速度制御、巻き取り機構6の巻き取り
速度制御、ラミネータ機構4および第3送り手段28の
送り速度制御、塗工機構2の塗布量、塗布液の間欠吐出
タイミング制御等は設定値入力機能、記憶機能、比較演
算機能、動作指令出力機能等を備えた制御装置あるいは
コンピュータにより行うようになっている。
【0048】上述の二次電池用電極複合材製造装置によ
って正極電極複合材または負極電極複合材を製造する場
合は、予め集電材である正極シート状物あるいは負極シ
ート状物の塗工基材110が巻き取られた原反ロール1
00を塗工基材送出機構1における供給手段10のチャ
ック軸に取り付けると、セパレーター210が巻き取ら
れたリール200をセパレーター送出機構3におけるリ
ール支持手段16のチャック軸に取り付ける。
【0049】また、塗工機構2における塗布液供給手段
15に正極電極物質含有溶液(正極活物質、導電材、結
着材、分散材等を含有する溶液)または負極電極物質含
有溶液(負極活物質、導電材、結着材、分散材等を含有
する溶液)である電極物質含有溶液300を貯槽に貯留
する。
【0050】該原反ロール100の集電材はステンレス
鋼、ニッケル、チタン、アルミニウム、銅等の箔が好ま
しく、表面処理を施した材料を使用することができる。
【0051】上述の正極電極物質含有溶液を形成する正
極活性質としては遷移金属のリチウム酸化物であるマン
ガン酸リチウム(LiMn)、コバルト酸リチウ
ム(LiCoO)、ニッケル酸(LiNiO)等が
好ましい。また、負極電極物質含有溶液を形成する負極
活性質としてはリチウムイオン吸蔵能を示す炭素材料で
あるコークス系炭素、黒鉛系炭素が好ましい。
【0052】導電材としては電子伝導性の公知の物質で
ある天然黒鉛、カーボンブラック、アセチレンブラック
等が好ましい。
【0053】結着材としてはポリテトラフルオリレン
(THFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ヘ
キサフロロプロピレン(HFP)等の溶液あるいはこれ
等の共重合体溶液が好ましい。
【0054】分散材としては結着材が溶解可能な有機溶
媒が適切であり、アセトン、メルエチルケトン(ME
K)、テトラヒドロフラン(THF)、ジメチルホルム
アミド、ジメチルアセタアミド、テトラメチル尿素、リ
ン酸トリメチル、N―メチルピロリドン(NMP)等が
好ましい。
【0055】セパレーター210は多孔質の絶縁材料で
あるポリプロピレン、ポリエチレン等の不織布、織物あ
るいはポリプロピレン、ポリエチレン等の多孔質フイル
ムを使用することができる。
【0056】上述の操作が済むと、原反ロール100か
ら塗工基材110の先端部(引き出し側)に通し作業用
の未処理シート部が設けられている場合は該原反ロール
100から未処理シート部を引き出し、未処理シート部
が形成されていない場合は塗工基材110の先端部にリ
ードフイルムを貼り付けて第1ガイドローラ11、第1
送り手段12に掛け渡し、次いで、塗工機構2における
スリットダイコータ13とバックアップローラ14の間
を通してラミネート機構4に掛け渡すと、加熱機構5の
加熱箱本体19内を通して第3送り手段28に掛け渡
し、巻き取り機構6のチャック軸に保持されているコア
に巻き付ける。
【0057】該塗工基材110の引き出し巻き付け操作
が済むと、リール200からセパレーター210の先端
部(引き出し側)に通し作業用の未処理シート部が設け
られている場合は該リール200から未処理シート部を
引き出し、未処理シート部が形成されていない場合はセ
パレーター210の先端部にリードフイルムを貼り付け
て第2ガイドローラ17、第2送り手段18に掛け渡す
と、塗工基材110の未処理シート部またはリードフイ
ルム上に重ね合わせるようにしてラミネート機構4に掛
け渡し、次いで、加熱機構5の加熱箱本体19内を通し
て第3送り手段28に掛け渡し、巻き取り機構6のチャ
ック軸に保持されているコアに巻き付ける。
【0058】これ等の準備ができると、塗工基材送出機
構1の供給手段10と第1送り手段12、セパレーター
送出機構2のリール支持機構16と第2送り手段18、
第3送り手段28および巻き取り機構6を作動させて塗
工基材110およびセパレーター210の未処理シート
部またはリードフイルムを巻き取る。
【0059】そして、電極物質含有溶液300を塗布可
能な塗工基材110が塗工機構2の塗工位置に来ると、
塗工機構2の塗工液供給手段15が作動して管路が切り
替えられてスリットダイコータ13から正極電極物質含
有溶液または負極電極物質含有溶液である電極物質含有
溶液300が吐出されて塗工基材110に塗布される。
【0060】該電極物質含有溶液300が塗布された塗
工基材110がラミネート機構4に向かって送られる
と、ラミネート機構4の直前でセパレーター210が未
固化状の電極物質含有溶液300上に重ね合わされ、ラ
ミネート機構4のローラ周面において塗工基材110と
電極物質含有溶液300の間または電極物質含有溶液3
00とセパレーター210の間の少なくとも一方、望ま
しくは両方に気泡等が存在しないように加圧された状態
で貼り合わされる。
【0061】該塗工基材110と電極物質含有溶液30
0とセパレーター210とが貼り合わされた状態で加熱
機構5に搬送されると熱風によって加熱され、分散材が
蒸発して図2に示されるような電極物質310(正極活
物質と導電材と結着材または負極活物質と導電材と結着
材)が所定の厚さを有する状態で該塗工基材110とセ
パレーター210とに固着されて電極複合材400とな
り巻き取り機構6に巻き取られる。
【0062】上述の電極複合材400の製造操作におい
ては所定の位置(第1ガイドローラ11、第2ガイドロ
ーラ17、ラミネート機構4、巻き取り機構6等に設置
された張力検出手段、蛇行量検出手段、塗布位置検出手
段等によって電極物質含有溶液300の塗布位置、塗布
量および塗工基材110とセパレーター210との貼り
合わせ位置に変化が生じないように塗工基材送出機構
1、セパレーター送出機構3、ラミネート機構4、巻き
取り機構6等の速度制御、蛇行修正制御が行われると共
に塗工機構2の吐出制御が行われる。
【0063】上述の実施形態においてはセパレーター2
10をリール200から引き出して塗工基材110と重
ね合わせた状態でラミネート機構4、第3送り手段28
に掛け渡して巻き取り機構6に巻き付けた状態で運転を
開始したが、塗工基材110のみをラミネート機構4、
第3送り手段28に掛け渡して巻き取り機構6に巻き付
け、セパレーター210をリール200から引き出した
状態で運転を開始し、該塗工基材110が塗工機構2の
塗工位置にきて塗工機構2によって電極物質含有溶液3
00が塗布されると該セパレーター210を重ね合わせ
てラミネート機構4に送り込んで貼り合わせ、加熱機構
5によって加熱して分散材が蒸発されて電極物質310
が該塗工基材110とセパレーター210とに固着され
て電極複合材400となったものを巻き取り機構6に巻
き取られるようにすることができる。
【0064】
【発明の効果】本発明の二次電池用電極複合材製造方法
は請求項1に記載されているように塗工基材を所定の速
度で送出する塗工基材送出工程と、セパレーターを所定
の速度で送出するセパレーター送出工程と、電極物質含
有溶液を塗工基材に連続または間欠的に塗布する塗工工
程と、電極物質含有溶液が塗布された塗工基材とセパレ
ーターとを貼り合わせるラミネート工程と、塗工基材に
塗布された電極物質含有溶液を加熱して電極物質を固着
させる加熱工程と、塗工基材と電極物質とセパレーター
とが一体物となった電極複合材を巻き取る巻き取り工程
とにより製造するようにしているため、後工程において
ラミネート機構を設置する必要がなくなり加工工程を減
少させることができると共に、セパレータを効率よく確
実に電極物質に張り合わせることができる。
【0065】また、本発明の二次電池用電極複合材製造
方法は請求項2に記載されているようにセパレーター
が、塗工工程で塗工基材に塗布された電極物質含有溶液
が未固化の状態でラミネート工程において貼り合わされ
るようにしているため、セパレータを電極物質によって
確実に固着することができると共に、セパレータが電解
物質の補強材として機能するため、後工程における切断
操作の際に電解物質が脱落したりバリが発生するのを防
止することができる。このため、二次電池として形成さ
れた時に短絡による電池の破損を低減することが可能に
なる。
【0066】本発明の二次電池用電極複合材製造装置は
請求項3に記載されているように塗工基材を所定の速度
で送出する塗工基材送出機構と、セパレーターを所定の
速度で送出するセパレーター送出機構と、電極物質含有
溶液を塗工基材に連続または間欠的に塗布する塗工機構
と、電極物質含有溶液が塗布された塗工基材とセパレー
ターとを貼り合わせるラミネート機構と、塗工基材に塗
布された電極物質含有溶液を加熱して電極物質を固着さ
せる加熱機構と、塗工基材と電極物質とセパレーターと
が一体物となった電極複合材を巻き取る巻き取り機構と
を備えた構成にしているため、請求項1における効果を
確実に奏することができる。また、加工工程の減少によ
り製造装置全体をコンパクトにすることができると共に
製造装置コストおよび製造コストを低減させることがで
きる。
【0067】また、本発明の二次電池用電極複合材製造
装置は請求項4に記載されているようにラミネート機構
が、セパレーターが塗工機構において塗工基材に塗布さ
れた電極物質含有溶液が未固化の状態で貼り合わされる
位置に設置された構成にしているため、請求項2におけ
る効果を確実に奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二次電池用電極複合材製造装置の構成
の1実施形態を示す概略図である。
【図2】塗工基材と電極物質とセパレーターとが一体物
となった電極複合材の1実施形態を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
1 塗工基材送出機構 2 塗工機構 3 セパレーター送出機構 4 ラミネート機構 5 加熱機構 6 巻き取り機構 10 第1供給手段 11 第1ガイドローラ 12 第1送り手段 13 スリットダイコータ 14 バックアップローラ 15 塗工液供給手段 16 第2供給手段 17 第2ガイドローラ 18 第2送り手段 19 加熱箱本体 20、21 仕切板 22 加熱室 23、24 シール室 25 熱風供給手段 26、27 排気手段 28 第3送り手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月3日(2002.7.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】結着材としてはポリテトラフオロエチレン
(THFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ヘ
キサフロロプロピレン(HFP)等の溶液あるいはこれ
等の共重合体溶液が好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H050 AA19 BA17 CA08 CA09 CB07 CB08 DA19 FA02 GA02 GA07 GA09 GA22 GA27 GA29

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗工基材を所定の速度で送出する塗工基
    材送出工程と、セパレーターを所定の速度で送出するセ
    パレーター送出工程と、電極物質含有溶液を塗工基材に
    連続または間欠的に塗布する塗工工程と、電極物質含有
    溶液が塗布された塗工基材とセパレーターとを貼り合わ
    せるラミネート工程と、塗工基材に塗布された電極物質
    含有溶液を加熱して電極物質を固着させる加熱工程と、
    塗工基材と電極物質とセパレーターとが一体物となった
    電極複合材を巻き取る巻き取り工程とを包含しているこ
    とを特徴とする二次電池用電極複合材製造方法。
  2. 【請求項2】 セパレーターが、塗工工程で塗工基材に
    塗布された電極物質含有溶液が未固化の状態でラミネー
    ト工程において貼り合わされるようにせしめたことを特
    徴とする請求項1に記載の二次電池用電極複合材製造方
    法。
  3. 【請求項3】 塗工基材を所定の速度で送出する塗工基
    材送出機構と、セパレーターを所定の速度で送出するセ
    パレーター送出機構と、電極物質含有溶液を塗工基材に
    連続または間欠的に塗布する塗工機構と、電極物質含有
    溶液が塗布された塗工基材とセパレーターとを貼り合わ
    せるラミネート機構と、塗工基材に塗布された電極物質
    含有溶液を加熱して電極物質を固着させる加熱機構と、
    塗工基材と電極物質とセパレーターとが一体物となった
    電極複合材を巻き取る巻き取り機構とを備えていること
    を特徴とする二次電池用電極複合材製造装置。
  4. 【請求項4】 ラミネート機構が、セパレーターが塗工
    機構において塗工基材に塗布された電極物質含有溶液が
    未固化の状態で貼り合わされる位置に設置されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の二次電池用電極複合材
    製造装置。
JP2001350591A 2001-11-15 2001-11-15 二次電池用電極複合材製造方法およびその装置 Pending JP2003151538A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001350591A JP2003151538A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 二次電池用電極複合材製造方法およびその装置
PCT/JP2002/010343 WO2003043107A1 (en) 2001-11-15 2002-10-03 Method for manufacturing secondary battery electrode composite material and manufacturing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001350591A JP2003151538A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 二次電池用電極複合材製造方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003151538A true JP2003151538A (ja) 2003-05-23

Family

ID=19163062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001350591A Pending JP2003151538A (ja) 2001-11-15 2001-11-15 二次電池用電極複合材製造方法およびその装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2003151538A (ja)
WO (1) WO2003043107A1 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005259639A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウム二次電池およびその製造方法
JP2006324095A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Nec Tokin Corp 二次電池及びその製造方法
KR100731452B1 (ko) 2005-12-29 2007-06-21 삼성에스디아이 주식회사 원통형 전지의 극판 권취장치 및 권취방법
JP2008270004A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウムイオン二次電池およびその製造方法並びに塗布装置
KR101029672B1 (ko) 2009-11-27 2011-04-15 주식회사 엘지화학 세퍼레이터의 제조방법, 이로부터 형성된 세퍼레이터 및 이를 포함하는 전기화학소자
WO2012132864A1 (ja) * 2011-03-29 2012-10-04 東レエンジニアリング株式会社 電極板の製造装置
JP2012243474A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Toyota Motor Corp 電池とその製造方法および電極板補修装置
CN103309257A (zh) * 2013-06-13 2013-09-18 杭州电子科技大学 一种蓄电池自动包片机板链速度控制方法
JP2015011759A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 東レエンジニアリング株式会社 電極シートの製造装置及び製造方法
US9059472B2 (en) 2012-11-01 2015-06-16 Samsung Sdi Co., Ltd. Winder for electrode assembly of rechargeable battery
WO2016059693A1 (ja) * 2014-10-16 2016-04-21 東レエンジニアリング株式会社 電極シートの製造装置及び製造方法
WO2022158513A1 (ja) * 2021-01-20 2022-07-28 Apb株式会社 電池セルの製造装置及び電池セルの製造方法
WO2024037308A1 (zh) * 2022-08-17 2024-02-22 无锡先导智能装备股份有限公司 一种锂电池卷绕装置及其控制方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103996815A (zh) * 2014-06-04 2014-08-20 深圳市星源材质科技股份有限公司 单面聚合物涂覆隔膜及其制备方法
CN107716241A (zh) * 2017-11-14 2018-02-23 溧阳月泉电能源有限公司 一种可适用于宽幅薄膜的涂覆处理方法和装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3167767B2 (ja) * 1991-12-27 2001-05-21 シャープ株式会社 リチウム二次電池用負極及びその製造方法
JPH0896800A (ja) * 1994-09-21 1996-04-12 Mitsubishi Chem Corp リチウムイオン二次電池の電極板の製造方法
JPH08111222A (ja) * 1994-10-12 1996-04-30 Fuji Photo Film Co Ltd シート状電極極板の製造方法
JPH10321220A (ja) * 1997-05-22 1998-12-04 Nippon Glass Fiber Co Ltd 二次電池用巻回電極体の製造方法
JP4083260B2 (ja) * 1997-07-09 2008-04-30 松下電器産業株式会社 非水電解液二次電池の電極板の製造方法
JP2002298924A (ja) * 2001-03-30 2002-10-11 Toray Eng Co Ltd 二次電池および二次電池製造方法ならびに二次電池製造装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005259639A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウム二次電池およびその製造方法
JP2006324095A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Nec Tokin Corp 二次電池及びその製造方法
JP4632860B2 (ja) * 2005-05-18 2011-02-16 Necエナジーデバイス株式会社 二次電池及びその製造方法
KR100731452B1 (ko) 2005-12-29 2007-06-21 삼성에스디아이 주식회사 원통형 전지의 극판 권취장치 및 권취방법
US9209478B2 (en) 2005-12-29 2015-12-08 Samsung Sdi Co., Ltd. Elongated mandrel for a winding device
JP2008270004A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd リチウムイオン二次電池およびその製造方法並びに塗布装置
JP2013511818A (ja) * 2009-11-27 2013-04-04 エルジー・ケム・リミテッド セパレータの製造方法、その方法によって形成されたセパレータ、及びそれを含む電気化学素子
KR101029672B1 (ko) 2009-11-27 2011-04-15 주식회사 엘지화학 세퍼레이터의 제조방법, 이로부터 형성된 세퍼레이터 및 이를 포함하는 전기화학소자
WO2011065765A3 (ko) * 2009-11-27 2011-09-15 주식회사 엘지화학 세퍼레이터의 제조방법, 이로부터 형성된 세퍼레이터 및 이를 포함하는 전기화학소자
US8257857B2 (en) 2009-11-27 2012-09-04 Lg Chem, Ltd. Method for manufacturing separators, separators manufactured by the method and electrochemical devices including the separators
CN102656719A (zh) * 2009-11-27 2012-09-05 株式会社Lg化学 隔膜的制备方法、由该方法制备的隔膜和含有该隔膜的电化学装置
JP2012209074A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Toray Eng Co Ltd 電極板の製造装置
WO2012132864A1 (ja) * 2011-03-29 2012-10-04 東レエンジニアリング株式会社 電極板の製造装置
JP2012243474A (ja) * 2011-05-17 2012-12-10 Toyota Motor Corp 電池とその製造方法および電極板補修装置
US9059472B2 (en) 2012-11-01 2015-06-16 Samsung Sdi Co., Ltd. Winder for electrode assembly of rechargeable battery
CN103309257A (zh) * 2013-06-13 2013-09-18 杭州电子科技大学 一种蓄电池自动包片机板链速度控制方法
JP2015011759A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 東レエンジニアリング株式会社 電極シートの製造装置及び製造方法
WO2016059693A1 (ja) * 2014-10-16 2016-04-21 東レエンジニアリング株式会社 電極シートの製造装置及び製造方法
WO2022158513A1 (ja) * 2021-01-20 2022-07-28 Apb株式会社 電池セルの製造装置及び電池セルの製造方法
WO2024037308A1 (zh) * 2022-08-17 2024-02-22 无锡先导智能装备股份有限公司 一种锂电池卷绕装置及其控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003043107A1 (en) 2003-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100814541B1 (ko) 이차전지 제조방법 및 이차전지 제조장치
JP2003151538A (ja) 二次電池用電極複合材製造方法およびその装置
WO2003005480A1 (en) Secondary battery, manufacturing method for secondary battery, and manufacturing apparatus for secondary battery
JP5780226B2 (ja) 二次電池用電極の製造方法および電極製造装置
KR101778096B1 (ko) 리튬 이온 전지의 제조 방법 및 제조 장치
WO2022179621A1 (zh) 电芯及叠片装置
JP2012097917A (ja) 乾燥装置と該装置を用いる二次電池用電極の製造方法
JP2003045491A (ja) 二次電池製造方法および二次電池製造装置
JP6492583B2 (ja) 電極の製造方法
JP2012086144A (ja) 塗布装置
KR102272864B1 (ko) 지지 필름, 첩부 방법, 막·전극 접합체의 제조 방법 및 제조 장치
CN111477836A (zh) 一种电池极片制备方法及装置
US20130056092A1 (en) Coating apparatus
JP2003059525A (ja) 二次電池製造方法および二次電池製造装置
JP2003045473A (ja) 二次電池製造方法および二次電池製造装置
US20180215567A1 (en) Method of bonding strip-shaped members to each other and apparatus configured to bond strip-shaped members to each other
CN214505544U (zh) 一种电池极片制备装置
KR101403197B1 (ko) 도포 장치 및 점성 유체의 공급 방법
US8784595B2 (en) Process for laminating components of an electrochemical cell
CN219998263U (zh) 一种涂覆一体的负极片条形间隔预锂化装置
JP2000357507A (ja) ポリマー電池用電極要素の製造装置
WO2022270604A1 (ja) 電池用電極製造装置及び電池用電極製造方法
WO2023100840A1 (ja) 電池用電極製造装置及び電池用電極製造方法
WO2022210966A1 (ja) 電池用電極製造装置
JP2023003092A (ja) 電池用電極製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051226

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060613